JP2796006B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
- Publication number
- JP2796006B2 JP2796006B2 JP4060540A JP6054092A JP2796006B2 JP 2796006 B2 JP2796006 B2 JP 2796006B2 JP 4060540 A JP4060540 A JP 4060540A JP 6054092 A JP6054092 A JP 6054092A JP 2796006 B2 JP2796006 B2 JP 2796006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mark
- ink
- ink sheet
- sheet
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/36—Alarms, indicators, or feed-disabling devices responsible to material breakage or exhaustion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/16—Multicolour arrangements
- B41J35/18—Colour change effected automatically
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、継ぎ目のあるインク
シートを使用できる熱転写プリンタに関するものであ
る。
シートを使用できる熱転写プリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のインクシートの製造方法に
ついて図9及び図10を参照しながら説明する。図9は
従来のインクシートの製造方法を示す図、図10は従来
のインクシートを示す図である。
ついて図9及び図10を参照しながら説明する。図9は
従来のインクシートの製造方法を示す図、図10は従来
のインクシートを示す図である。
【0003】図9において、1はジャンボロール、2は
熱転写プリンタで使用されるインクシート、3は不良部
分である。
熱転写プリンタで使用されるインクシート、3は不良部
分である。
【0004】熱転写プリンタで使用するインクシート1
巻分は、ジャンボロール1と呼ばれる大きなインクシー
トのロールを裁断して作られる。図9に示すように、不
良部分3がある場合には、インクシート1巻分が廃棄さ
れ、改めてインクシート1巻分が裁断される。こうして
作られたインクシート1巻分が図10に示されている。
巻分は、ジャンボロール1と呼ばれる大きなインクシー
トのロールを裁断して作られる。図9に示すように、不
良部分3がある場合には、インクシート1巻分が廃棄さ
れ、改めてインクシート1巻分が裁断される。こうして
作られたインクシート1巻分が図10に示されている。
【0005】図10において、インクシート2は、両端
がボビン4にとめられ、イエロー(Y)のインクにはY
マーク5、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(BK)のインクにはM、C、BKマーク6が付され、
最後にはEOI(End Of Ink)マークが付さ
れる。なお、8は透明テープである。
がボビン4にとめられ、イエロー(Y)のインクにはY
マーク5、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(BK)のインクにはM、C、BKマーク6が付され、
最後にはEOI(End Of Ink)マークが付さ
れる。なお、8は透明テープである。
【0006】つぎに、従来の熱転写プリンタの動作を図
11及び図12を参照しながら説明する。図11は、従
来の熱転写プリンタの動作を示すフローチャートであ
る。また、図12は、従来の熱転写プリンタのインクマ
ークとインクマークセンサの相対的な関係を示す図であ
る。
11及び図12を参照しながら説明する。図11は、従
来の熱転写プリンタの動作を示すフローチャートであ
る。また、図12は、従来の熱転写プリンタのインクマ
ークとインクマークセンサの相対的な関係を示す図であ
る。
【0007】図11のステップS1において、まず、イ
ンクシート2が巻き始められ、ステップS2において、
Yマーク5か否かが判断される。ステップS3におい
て、Yマーク5でない場合はタイムアウトまでYマーク
5がサーチされる。ステップS4において、Yマーク5
がみつからずタイムアウトになったらジャムエラーとし
て処理する。一方、ステップS5において、Yマーク5
がみつかったらインクシートの頭出しは終了する。
ンクシート2が巻き始められ、ステップS2において、
Yマーク5か否かが判断される。ステップS3におい
て、Yマーク5でない場合はタイムアウトまでYマーク
5がサーチされる。ステップS4において、Yマーク5
がみつからずタイムアウトになったらジャムエラーとし
て処理する。一方、ステップS5において、Yマーク5
がみつかったらインクシートの頭出しは終了する。
【0008】図12において、ステップS10におい
て、インクマークセンサはYマーク5を探す。ステップ
S11において、マークエッジを検出する。ステップS
12において、マーク中央でM、C、BKマーク6と判
断する。ステップS13において、再びYマーク5を探
す。ステップS14において、マークエッジを検出す
る。ステップS15において、マーク中央でYマーク5
と判断してサーチが終了する。
て、インクマークセンサはYマーク5を探す。ステップ
S11において、マークエッジを検出する。ステップS
12において、マーク中央でM、C、BKマーク6と判
断する。ステップS13において、再びYマーク5を探
す。ステップS14において、マークエッジを検出す
る。ステップS15において、マーク中央でYマーク5
と判断してサーチが終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクシート
は、1ロール(1巻分)の途中では全く切断、接着され
てはならず、このため、1ロール製作中にインクシート
の欠陥があった場合にはその1ロールはまるまる無駄に
なっていた。このことから、インクシートに欠陥があっ
た場合は、一旦、この部分で切断して新たにインクシー
トを継ぎ足して1本のロールを完成させるとインクシー
トの歩留まりが向上する。しかし、インクシートの継ぎ
作業の簡便さからいって、インクシートをマークの変わ
り目で正確に継ぐことはできない。そこで、継ぎ目を例
えばテープで接着してインクシートを製作することにな
る。しかしながら、従来の熱転写プリンタでは、継ぎ目
のあるインクシートを使用することができないという問
題点があった。
は、1ロール(1巻分)の途中では全く切断、接着され
てはならず、このため、1ロール製作中にインクシート
の欠陥があった場合にはその1ロールはまるまる無駄に
なっていた。このことから、インクシートに欠陥があっ
た場合は、一旦、この部分で切断して新たにインクシー
トを継ぎ足して1本のロールを完成させるとインクシー
トの歩留まりが向上する。しかし、インクシートの継ぎ
作業の簡便さからいって、インクシートをマークの変わ
り目で正確に継ぐことはできない。そこで、継ぎ目を例
えばテープで接着してインクシートを製作することにな
る。しかしながら、従来の熱転写プリンタでは、継ぎ目
のあるインクシートを使用することができないという問
題点があった。
【0010】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、継ぎ目のあるインクシートを使用
することができる熱転写プリンタを得ることを目的とす
る。
めになされたもので、継ぎ目のあるインクシートを使用
することができる熱転写プリンタを得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱転写プ
リンタは、1組の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの順に塗布され、かつ前記各色に対応するインク
マーク、及び継いで製造されている場合には継ぎ目に継
ぎマークが付されているインクシートの前記インクマー
ク及び継ぎマークを検出するインクマークセンサと、前
記継ぎマークにより前記インクシートの継ぎ目を検出し
た場合、前記インクシートの搬送を制御して前記継ぎ目
以降の最初のイエローの色までの頭出しを行うインクシ
ート搬送制御手段とを備えたものである。
リンタは、1組の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの順に塗布され、かつ前記各色に対応するインク
マーク、及び継いで製造されている場合には継ぎ目に継
ぎマークが付されているインクシートの前記インクマー
ク及び継ぎマークを検出するインクマークセンサと、前
記継ぎマークにより前記インクシートの継ぎ目を検出し
た場合、前記インクシートの搬送を制御して前記継ぎ目
以降の最初のイエローの色までの頭出しを行うインクシ
ート搬送制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、インクマークセンサによ
って、1組の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順に塗布され、かつ前記各色に対応するインクマー
ク、及び継いで製造されている場合には継ぎ目に継ぎマ
ークが付されているインクシートの前記インクマーク及
び継ぎマークが検出される。また、インクシート搬送制
御手段によって、前記継ぎマークにより前記インクシー
トの継ぎ目が検出された場合、前記インクシートの搬送
が制御されて前記継ぎ目以降の最初のイエローの色まで
の頭出しが行われる。
って、1組の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順に塗布され、かつ前記各色に対応するインクマー
ク、及び継いで製造されている場合には継ぎ目に継ぎマ
ークが付されているインクシートの前記インクマーク及
び継ぎマークが検出される。また、インクシート搬送制
御手段によって、前記継ぎマークにより前記インクシー
トの継ぎ目が検出された場合、前記インクシートの搬送
が制御されて前記継ぎ目以降の最初のイエローの色まで
の頭出しが行われる。
【0013】
【実施例】まず、この発明の実施例1に適したインクシ
ートの製造方法について図1を参照しながら説明する。
図1は、この発明の実施例1に適したインクシートの製
造方法を示す図である。
ートの製造方法について図1を参照しながら説明する。
図1は、この発明の実施例1に適したインクシートの製
造方法を示す図である。
【0014】実施例1に適したインクシート1巻分は、
ジャンボロール1を裁断して作られるが、図1(a)に
示すように、途中に不良部分3がある場合にはその部分
を含む1組の色の部分が切断されて廃棄される。そし
て、図1(b)及び(c)に示すように、イエローのイ
ンクの一部分とブラックの色の一部分とが、遮光性の黒
テープ9で接着されて1巻分のインクシート2が作られ
る。なお、途中に不良部分3がない場合には従来のイン
クシートの製造方法と同一である。
ジャンボロール1を裁断して作られるが、図1(a)に
示すように、途中に不良部分3がある場合にはその部分
を含む1組の色の部分が切断されて廃棄される。そし
て、図1(b)及び(c)に示すように、イエローのイ
ンクの一部分とブラックの色の一部分とが、遮光性の黒
テープ9で接着されて1巻分のインクシート2が作られ
る。なお、途中に不良部分3がない場合には従来のイン
クシートの製造方法と同一である。
【0015】実施例1.この発明の実施例1の構成を図
2及び図3を参照しながら説明する。図2はこの発明の
実施例1を示すブロック図、図3はこの発明の実施例1
の側面を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。
2及び図3を参照しながら説明する。図2はこの発明の
実施例1を示すブロック図、図3はこの発明の実施例1
の側面を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0016】図2において、10は装置全体の制御等を
司るMPU、11はバスを通じてMPU10に接続され
たROM、12は同様にRAM、13はインクモータ駆
動回路、14はインクモータ駆動回路13に接続され、
インクシート2を巻取り、巻戻しするインクモータ、1
5はインクシート2の搬送量としてパルスをカウントす
るエンコーダ、16は例えばインクシート2の端から幅
方向に5個の光学的センサが並べられたインクマークセ
ンサ、17はエンコーダ15及びインクマークセンサ1
6に接続されたセンサ入力回路、18はプラテンモータ
駆動回路、19はプラテンモータ駆動回路18に接続さ
れたプラテンモータ、20はクラッチ制御回路、21は
クラッチ制御回路20に接続されたクラッチである。
司るMPU、11はバスを通じてMPU10に接続され
たROM、12は同様にRAM、13はインクモータ駆
動回路、14はインクモータ駆動回路13に接続され、
インクシート2を巻取り、巻戻しするインクモータ、1
5はインクシート2の搬送量としてパルスをカウントす
るエンコーダ、16は例えばインクシート2の端から幅
方向に5個の光学的センサが並べられたインクマークセ
ンサ、17はエンコーダ15及びインクマークセンサ1
6に接続されたセンサ入力回路、18はプラテンモータ
駆動回路、19はプラテンモータ駆動回路18に接続さ
れたプラテンモータ、20はクラッチ制御回路、21は
クラッチ制御回路20に接続されたクラッチである。
【0017】図3において、22はプラテンモータ19
によって駆動されるプラテン、23はサーマルヘッド、
24はピンチローラ、25及び26は送りローラ、27
は印画用紙である。
によって駆動されるプラテン、23はサーマルヘッド、
24はピンチローラ、25及び26は送りローラ、27
は印画用紙である。
【0018】ところで、この発明のインクシート搬送制
御手段は、前述したこの発明の実施例1ではMPU1
0、ROM11、RAM12、インクモータ駆動回路1
3、インクモータ14、エンコーダ15、センサ入力回
路17等から構成されている。
御手段は、前述したこの発明の実施例1ではMPU1
0、ROM11、RAM12、インクモータ駆動回路1
3、インクモータ14、エンコーダ15、センサ入力回
路17等から構成されている。
【0019】つぎに、前述した実施例1の動作を図4、
図5、図6、図7及び図8を参照しながら説明する。図
4は、この発明の実施例1の動作を示すフローチャート
である。図5及び図6は、インクマークとインクマーク
センサの相対的関係を示す図である。また、図7及び図
8は、この発明の実施例1に適した継ぎ目のあるインク
シートを示す図である。
図5、図6、図7及び図8を参照しながら説明する。図
4は、この発明の実施例1の動作を示すフローチャート
である。図5及び図6は、インクマークとインクマーク
センサの相対的関係を示す図である。また、図7及び図
8は、この発明の実施例1に適した継ぎ目のあるインク
シートを示す図である。
【0020】図4のステップS20において、MPU1
0はインクモータ駆動回路13、インクモータ14を通
じて、インクシート2を巻き始める。
0はインクモータ駆動回路13、インクモータ14を通
じて、インクシート2を巻き始める。
【0021】ステップS21〜S23において、インク
マークセンサ16によりYマーク5を一定時間(タイム
アウト:Yマーク間の時間に相当)内でサーチし、一定
時間内に見付からない場合はジャムエラーとして処理
(例えば、操作パネルに警告灯を点滅する。)する。見
付けた場合にはステップS24に進む。
マークセンサ16によりYマーク5を一定時間(タイム
アウト:Yマーク間の時間に相当)内でサーチし、一定
時間内に見付からない場合はジャムエラーとして処理
(例えば、操作パネルに警告灯を点滅する。)する。見
付けた場合にはステップS24に進む。
【0022】ステップS24〜S26において、継ぎマ
ーク9を一定時間内でサーチし、一定時間内に見付から
ない場合はインクシート2を逆方向に巻き取る。見付け
た場合には次のYマーク5をサーチすべくステップS2
1に戻る。
ーク9を一定時間内でサーチし、一定時間内に見付から
ない場合はインクシート2を逆方向に巻き取る。見付け
た場合には次のYマーク5をサーチすべくステップS2
1に戻る。
【0023】ステップS27〜S29において、元のY
マーク5を一定時間内でサーチし、一定時間内にに見付
からない場合はジャムエラーとして処理する。見付けた
場合にはステップS30に進む。
マーク5を一定時間内でサーチし、一定時間内にに見付
からない場合はジャムエラーとして処理する。見付けた
場合にはステップS30に進む。
【0024】ステップS30〜S33において、インク
シート2を所定量(X1)だけ巻き戻したかを判断し、
一定時間内に巻き戻しできない場合はジャムエラーとし
て処理する。所定量だけ巻き戻しできた場合には、イン
クシート2の巻き取る方向を元に戻す。
シート2を所定量(X1)だけ巻き戻したかを判断し、
一定時間内に巻き戻しできない場合はジャムエラーとし
て処理する。所定量だけ巻き戻しできた場合には、イン
クシート2の巻き取る方向を元に戻す。
【0025】ステップS34〜S37において、Yマー
ク5を一定時間内でサーチし、一定時間内に見付からな
い場合はジャムエラーとして処理する。見付けた場合に
はステップS37でYマークのサーチが完了する。
ク5を一定時間内でサーチし、一定時間内に見付からな
い場合はジャムエラーとして処理する。見付けた場合に
はステップS37でYマークのサーチが完了する。
【0026】継ぎ目のある部分のサーチ動作を図5を参
照しながら説明する。ステップS40において、インク
マークセンサ16は、Yマーク5を探す。ステップS4
1において、マークエッジを検出する。ステップS42
において、マークの中央でYマーク5と判定する。確実
性を担保するためである。ステップS43において、継
ぎマーク9を探す。ステップS44において、マークエ
ッジを検出する。ステップS45において、マークの中
央で継ぎマーク9と判定する。ステップS46〜S49
において、次のYマーク5を探す。
照しながら説明する。ステップS40において、インク
マークセンサ16は、Yマーク5を探す。ステップS4
1において、マークエッジを検出する。ステップS42
において、マークの中央でYマーク5と判定する。確実
性を担保するためである。ステップS43において、継
ぎマーク9を探す。ステップS44において、マークエ
ッジを検出する。ステップS45において、マークの中
央で継ぎマーク9と判定する。ステップS46〜S49
において、次のYマーク5を探す。
【0027】継ぎ目のない部分のサーチ動作を図6を参
照しながら説明する。ステップS50において、インク
マークセンサ16は、Yマーク5を探す。ステップS5
1において、マークエッジを検出する。ステップS52
において、マークの中央でYマーク5と判定する。ステ
ップS53において、継ぎ目マーク9を探す。タイムア
ウト範囲内、つまり規定長の範囲内で継ぎマーク9が見
付からなかった場合には、ステップS54において、イ
ンクシート2を逆方向に巻き取り、Yマーク5を探す。
照しながら説明する。ステップS50において、インク
マークセンサ16は、Yマーク5を探す。ステップS5
1において、マークエッジを検出する。ステップS52
において、マークの中央でYマーク5と判定する。ステ
ップS53において、継ぎ目マーク9を探す。タイムア
ウト範囲内、つまり規定長の範囲内で継ぎマーク9が見
付からなかった場合には、ステップS54において、イ
ンクシート2を逆方向に巻き取り、Yマーク5を探す。
【0028】ステップS55において、マークエッジを
検出する。ステップS56において、マークの中央でY
マーク5と判定する。ステップS57において、エンコ
ーダ15のパルスをカウントして所定長だけインクシー
ト2を巻き戻す。ステップS58において、インクシー
ト2の巻き取る方向を元に戻してYマーク5を探す。ス
テップS59において、マークエッジを検出する。ステ
ップS60において、マークの中央でYマーク5と判定
し、Yマーク5の頭出しを完了する。
検出する。ステップS56において、マークの中央でY
マーク5と判定する。ステップS57において、エンコ
ーダ15のパルスをカウントして所定長だけインクシー
ト2を巻き戻す。ステップS58において、インクシー
ト2の巻き取る方向を元に戻してYマーク5を探す。ス
テップS59において、マークエッジを検出する。ステ
ップS60において、マークの中央でYマーク5と判定
し、Yマーク5の頭出しを完了する。
【0029】図7及び図8に示した継ぎ目のあるインク
シート2は、EOIマーク7とYマーク5の間が遮光性
のある黒色テープ等で埋まっている場合と埋まっていな
い場合の例である。なお、インクマークセンサ16は、
例えば、図7において、上端から光学的センサが5個配
列されている。従って、インクマークセンサ16の出力
は2進数で表すと、Yマーク5の場合は「1011
0」、M、C、BKマーク6の場合は「10000」、
継ぎマーク9の場合は「11111」、EOIマークの
場合は「10101」となる。また、「1」と「0」が
逆転した2進数でもよい。
シート2は、EOIマーク7とYマーク5の間が遮光性
のある黒色テープ等で埋まっている場合と埋まっていな
い場合の例である。なお、インクマークセンサ16は、
例えば、図7において、上端から光学的センサが5個配
列されている。従って、インクマークセンサ16の出力
は2進数で表すと、Yマーク5の場合は「1011
0」、M、C、BKマーク6の場合は「10000」、
継ぎマーク9の場合は「11111」、EOIマークの
場合は「10101」となる。また、「1」と「0」が
逆転した2進数でもよい。
【0030】この発明の実施例1は、前述したように、
継ぎ目のあるインクシート2を使用した場合は継ぎ目の
部分で印画しないように正確にインクシート2の頭出し
が可能となるファームウエア(F/W:ROM、RA
M)を備えているので、継ぎ目のあるインクシートを使
用でき、ランニングコストを低減することができるとい
う効果を奏する。
継ぎ目のあるインクシート2を使用した場合は継ぎ目の
部分で印画しないように正確にインクシート2の頭出し
が可能となるファームウエア(F/W:ROM、RA
M)を備えているので、継ぎ目のあるインクシートを使
用でき、ランニングコストを低減することができるとい
う効果を奏する。
【0031】また、この発明の実施例1に適したインク
シートの製造において、インクシート2の継ぎ部分を黒
テープで接着することで作業を容易にでき、インクシー
ト2の製造の歩留まりを向上することができ、製造コス
トを低減することができるという効果を奏する。
シートの製造において、インクシート2の継ぎ部分を黒
テープで接着することで作業を容易にでき、インクシー
ト2の製造の歩留まりを向上することができ、製造コス
トを低減することができるという効果を奏する。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、1組
の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に塗
布され、かつ前記各色に対応するインクマーク、及び継
いで製造されている場合には継ぎ目に継ぎマークが付さ
れているインクシートの前記インクマーク及び継ぎマー
クを検出するインクマークセンサと、前記継ぎマークに
より前記インクシートの継ぎ目を検出した場合、前記イ
ンクシートの搬送を制御して前記継ぎ目以降の最初のイ
エローの色までの頭出しを行うインクシート搬送制御手
段とを備えたので、継ぎ目のあるインクシートを使用す
ることができ、ランニングコストを低減することができ
るという効果を奏する。
の色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に塗
布され、かつ前記各色に対応するインクマーク、及び継
いで製造されている場合には継ぎ目に継ぎマークが付さ
れているインクシートの前記インクマーク及び継ぎマー
クを検出するインクマークセンサと、前記継ぎマークに
より前記インクシートの継ぎ目を検出した場合、前記イ
ンクシートの搬送を制御して前記継ぎ目以降の最初のイ
エローの色までの頭出しを行うインクシート搬送制御手
段とを備えたので、継ぎ目のあるインクシートを使用す
ることができ、ランニングコストを低減することができ
るという効果を奏する。
【図1】この発明の実施例1に適したインクシートの製
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
【図2】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例1の側面を示す図である。
【図4】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】この発明の実施例1のインクマークとインクマ
ークセンサの相対的関係を示す図である。
ークセンサの相対的関係を示す図である。
【図6】この発明の実施例1のインクマークとインクマ
ークセンサの相対的関係を示す図である。
ークセンサの相対的関係を示す図である。
【図7】この発明の実施例1に適したインクシートを示
す図である。
す図である。
【図8】この発明の実施例1に適したインクシートを示
す図である。
す図である。
【図9】従来の熱転写プリンタで使用するインクシート
の製造方法を示す図である。
の製造方法を示す図である。
【図10】従来の熱転写プリンタ及びこの発明の実施例
1で使用するインクシートを示す図である。
1で使用するインクシートを示す図である。
【図11】従来の熱転写プリンタの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図12】従来の熱転写プリンタのインクマークとイン
クマークセンサの相対的関係を示す図である。
クマークセンサの相対的関係を示す図である。
2 インクシート 11 ROM 12 RAM 13 インクモータ駆動回路 14 インクモータ 15 エンコーダ 16 インクマークセンサ 17 センサ入力回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/36 B41J 35/16 B41J 35/36
Claims (1)
- 【請求項1】 1組の色がイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの順に塗布され、かつ前記各色に対応する
インクマーク、及び継いで製造されている場合には継ぎ
目に継ぎマークが付されているインクシートの前記イン
クマーク及び継ぎマークを検出するインクマークセンサ
と、 前記継ぎマークにより前記インクシートの継ぎ目を検出
した場合、前記インクシートの搬送を制御して前記継ぎ
目以降の最初のイエローの色までの頭出しを行うインク
シート搬送制御手段とを備えたことを特徴とする熱転写
プリンタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060540A JP2796006B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 熱転写プリンタ |
US08/031,475 US5424762A (en) | 1992-03-17 | 1993-03-15 | Color printer capable of utilizing a jointed color ink sheet |
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