JP3451138B2 - インクリボン - Google Patents
インクリボンInfo
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- JP3451138B2 JP3451138B2 JP23989894A JP23989894A JP3451138B2 JP 3451138 B2 JP3451138 B2 JP 3451138B2 JP 23989894 A JP23989894 A JP 23989894A JP 23989894 A JP23989894 A JP 23989894A JP 3451138 B2 JP3451138 B2 JP 3451138B2
- Authority
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- Japan
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- control
- ribbon
- ink ribbon
- control portion
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/36—Alarms, indicators, or feed disabling devices responsive to ink ribbon breakage or exhaustion
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター、タイプラ
イター等に使用するインクリボンに関し、とくに詳細に
は、これに限定するものではないが、熱転写プリンター
用の転写リボンに関する。
イター等に使用するインクリボンに関し、とくに詳細に
は、これに限定するものではないが、熱転写プリンター
用の転写リボンに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター等に使用するインクリボン
は、ある光学的効果をもたらすように製造された感知ま
たは制御帯(以下、制御帯と呼ぶ)を備えていることが
多い。制御帯は、リボンの前端部または後端部または両
端部に配置することができる。光学的に作動し得る制御
帯は、プリンター中の好適なセンサー機構と関連して、
インクリボンの末端に達すると、インクリボンが停止し
てプリンターがそれ以上運転されなくなるようにする。
従来、インクリボン上のインク層の性質に応じて、様々
な種類の制御帯が使用されている。透明な制御帯を使用
する場合、制御帯がプリンターのセンサー機構に到達す
ると、光が突然インクリボンの末端にある制御帯を通過
し、その結果、プリンターのスイッチを切る手順が開始
される。しかしながら、制御帯が対応するセンサー機構
の区域を通過する時に、インクリボンと比較して制御帯
を通過する光が少なくなるように、光を通さない制御帯
を使用することもできる。この場合光の透過度の低下に
よりプリンターのスイッチが切られる。これまで、イン
クリボンを使用するプリンターの型に応じて異なる制御
帯が使用されている、すなわち、インクリボンに対する
光透過性または透明性の度合いがより高い制御帯か、あ
るいは光透過性または透明性がインクリボンのそれより
も低い制御帯が使用されている。このように2種類の制
御片を使用しなければならないため、インクリボンの製
造業者およびそのような製品を扱う使用者の双方でイン
クリボンのための経費が増加している。その上、使用者
が不注意で、不適当な制御帯を備えたインクリボンを使
用すると(これはインクリボンまたはカートリッジが制
御帯の種類に拘らず同じ形状を有するために生じること
である)、プリンターに深刻な損傷を与えることもあ
る。
は、ある光学的効果をもたらすように製造された感知ま
たは制御帯(以下、制御帯と呼ぶ)を備えていることが
多い。制御帯は、リボンの前端部または後端部または両
端部に配置することができる。光学的に作動し得る制御
帯は、プリンター中の好適なセンサー機構と関連して、
インクリボンの末端に達すると、インクリボンが停止し
てプリンターがそれ以上運転されなくなるようにする。
従来、インクリボン上のインク層の性質に応じて、様々
な種類の制御帯が使用されている。透明な制御帯を使用
する場合、制御帯がプリンターのセンサー機構に到達す
ると、光が突然インクリボンの末端にある制御帯を通過
し、その結果、プリンターのスイッチを切る手順が開始
される。しかしながら、制御帯が対応するセンサー機構
の区域を通過する時に、インクリボンと比較して制御帯
を通過する光が少なくなるように、光を通さない制御帯
を使用することもできる。この場合光の透過度の低下に
よりプリンターのスイッチが切られる。これまで、イン
クリボンを使用するプリンターの型に応じて異なる制御
帯が使用されている、すなわち、インクリボンに対する
光透過性または透明性の度合いがより高い制御帯か、あ
るいは光透過性または透明性がインクリボンのそれより
も低い制御帯が使用されている。このように2種類の制
御片を使用しなければならないため、インクリボンの製
造業者およびそのような製品を扱う使用者の双方でイン
クリボンのための経費が増加している。その上、使用者
が不注意で、不適当な制御帯を備えたインクリボンを使
用すると(これはインクリボンまたはカートリッジが制
御帯の種類に拘らず同じ形状を有するために生じること
である)、プリンターに深刻な損傷を与えることもあ
る。
【0003】特開平3−75185は、制御帯がインク
リボンの長さ方向に分割されている転写リボンを開示し
ている。交互に複数の透明および不透明な区域を有する
制御帯の部分が、制御帯の一方の端部では中心の分割線
の上にあり、他方の端部では分割線の下にある。これに
よって、インクリボンの前端部および後端部を識別する
ことができる。しかしながら、そのようなリボンも、特
定の型のプリンターでしか使用できない。
リボンの長さ方向に分割されている転写リボンを開示し
ている。交互に複数の透明および不透明な区域を有する
制御帯の部分が、制御帯の一方の端部では中心の分割線
の上にあり、他方の端部では分割線の下にある。これに
よって、インクリボンの前端部および後端部を識別する
ことができる。しかしながら、そのようなリボンも、特
定の型のプリンターでしか使用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プリ
ンタ停止のための制御手順が、インクリボンの前端部ま
たは後端部で、光透過性または透明性の程度が増加する
ことにより開始される方式、および制御手順が、光透過
性の程度の低下により開始される方式の両方に対して適
した特殊な形態の、少なくとも1個の制御帯を有するプ
リンター等のためのインクリボンを提供し、これにより
そのようなリボンの製造者にかかる貯蔵および製造の経
費を低減させ、ディーラーの観点から要求されるリボン
の種類の減少を達成し、間違った制御帯を備えたインク
リボンを使用することにより生じるプリンター等の損傷
が少なくとも緩和されるようにすることである。
ンタ停止のための制御手順が、インクリボンの前端部ま
たは後端部で、光透過性または透明性の程度が増加する
ことにより開始される方式、および制御手順が、光透過
性の程度の低下により開始される方式の両方に対して適
した特殊な形態の、少なくとも1個の制御帯を有するプ
リンター等のためのインクリボンを提供し、これにより
そのようなリボンの製造者にかかる貯蔵および製造の経
費を低減させ、ディーラーの観点から要求されるリボン
の種類の減少を達成し、間違った制御帯を備えたインク
リボンを使用することにより生じるプリンター等の損傷
が少なくとも緩和されるようにすることである。
【0005】また、本発明は、関連する利点により非常
に多くの用途に使用できる、プリンター、タイプライタ
ー等のためのインクリボンを提供することを目的とする
ものである。
に多くの用途に使用できる、プリンター、タイプライタ
ー等のためのインクリボンを提供することを目的とする
ものである。
【0006】さらに、本発明は、プリンター、タイプラ
イター等のためのインクリボンであって、それぞれの末
端に少なくとも1個の制御帯を有し、そのリボンを使用
する機械を信頼性良く制御できるリボンを提供すること
を目的とするものである。
イター等のためのインクリボンであって、それぞれの末
端に少なくとも1個の制御帯を有し、そのリボンを使用
する機械を信頼性良く制御できるリボンを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクリボ
ンは、プリンター、タイプライターまたは類似の機械の
ためのインクリボン、例えば熱転写プリンター用の転写
リボンであって、そのインクリボンの前端部および/ま
たは後端部に光学的に作用する制御帯を有するリボンに
より達成される。この制御帯は、本質的に光不透過性ま
たは不透明な第一の制御部分、および透明な第二の制御
部分だけを有する。インクリボンに接合している制御部
分の長さは、インクリボンの供給方向で測定して約1〜
4cmである。好ましい長さは約2.5cmである。
ンは、プリンター、タイプライターまたは類似の機械の
ためのインクリボン、例えば熱転写プリンター用の転写
リボンであって、そのインクリボンの前端部および/ま
たは後端部に光学的に作用する制御帯を有するリボンに
より達成される。この制御帯は、本質的に光不透過性ま
たは不透明な第一の制御部分、および透明な第二の制御
部分だけを有する。インクリボンに接合している制御部
分の長さは、インクリボンの供給方向で測定して約1〜
4cmである。好ましい長さは約2.5cmである。
【0008】
【作用および発明の効果】本発明によるインクリボンに
より、上記の先行技術によるリボンの問題は、光透過性
または透明性の増加により反応する制御装置および光透
過性または透明性の減少により反応する制御装置の両方
に対応するように製造された制御帯を含むことにより、
非常に簡単な様式で解決することができる。このように
本発明は、通常インクリボンはその完全な末端まで使用
されることはなく、センサー制御運転の停止を引き起こ
す制御帯の区域と、インクリボンのインク表面の末端と
の間に、どのような場合にもプリンターの制御手順を停
止させるための十分な間隔が残るように、対応する制御
センサーがプリンター中に配置されているという事実を
利用している。このため、本発明のインクリボンでは、
制御帯の第一および第二制御部分を制御帯の長さ方向で
容易に連続して配置することができる。2種類の、つま
り透明および光不透過性の制御帯の一部だけがあれば十
分である。また、インクリボンの後端部だけが制御帯を
備えていれば十分である。しかしながら、例えばインク
リボンを繰り返し使用できる場合、インクリボンの2つ
の末端部のそれぞれに制御帯を備えることが好ましい場
合も考えられる。その場合、2個の制御帯の制御部分
は、通常、互いに鏡像の関係で配置する。第一制御部分
の長さは、インクリボンの供給方向で測定して約1〜4
cm、好ましくは約2.5cmであるために、本発明のイン
クリボンは、現在市販されているほとんどのプリンタ
ー、または類似の機械に使用できる。インクリボンの供
給方向で先に来る制御部分が上記の長さを有する場合、
インクリボンが急速に移動していても、それぞれの制御
部分が機械のセンサー機構に到達すると、プリンターま
たは類似の機械が信頼性良く、確実に停止する。この、
制御部分の長さは、インクリボンの供給移動速度および
使用するセンサー機構の幾何学的構造により異なる。こ
れに関して、プリンターまたは類似の機械が信頼性良く
停止し、一方、末端で未使用のまま残るインクリボンの
量が過剰にならないようにするためには、制御部分の好
適な長さは2.5cmであることが試験により分かった。
より、上記の先行技術によるリボンの問題は、光透過性
または透明性の増加により反応する制御装置および光透
過性または透明性の減少により反応する制御装置の両方
に対応するように製造された制御帯を含むことにより、
非常に簡単な様式で解決することができる。このように
本発明は、通常インクリボンはその完全な末端まで使用
されることはなく、センサー制御運転の停止を引き起こ
す制御帯の区域と、インクリボンのインク表面の末端と
の間に、どのような場合にもプリンターの制御手順を停
止させるための十分な間隔が残るように、対応する制御
センサーがプリンター中に配置されているという事実を
利用している。このため、本発明のインクリボンでは、
制御帯の第一および第二制御部分を制御帯の長さ方向で
容易に連続して配置することができる。2種類の、つま
り透明および光不透過性の制御帯の一部だけがあれば十
分である。また、インクリボンの後端部だけが制御帯を
備えていれば十分である。しかしながら、例えばインク
リボンを繰り返し使用できる場合、インクリボンの2つ
の末端部のそれぞれに制御帯を備えることが好ましい場
合も考えられる。その場合、2個の制御帯の制御部分
は、通常、互いに鏡像の関係で配置する。第一制御部分
の長さは、インクリボンの供給方向で測定して約1〜4
cm、好ましくは約2.5cmであるために、本発明のイン
クリボンは、現在市販されているほとんどのプリンタ
ー、または類似の機械に使用できる。インクリボンの供
給方向で先に来る制御部分が上記の長さを有する場合、
インクリボンが急速に移動していても、それぞれの制御
部分が機械のセンサー機構に到達すると、プリンターま
たは類似の機械が信頼性良く、確実に停止する。この、
制御部分の長さは、インクリボンの供給移動速度および
使用するセンサー機構の幾何学的構造により異なる。こ
れに関して、プリンターまたは類似の機械が信頼性良く
停止し、一方、末端で未使用のまま残るインクリボンの
量が過剰にならないようにするためには、制御部分の好
適な長さは2.5cmであることが試験により分かった。
【0009】本発明の好ましい特徴により、光不透過性
または不透明な制御部分を金属被覆したホイルで形成す
ることができ、それによって、層厚を比較的小さくし
て、光透過性の程度を著しく下げることができる。同時
に、所望により金属被覆ホイルの反射特性を利用し、制
御部分の反射の変化に応答して制御手順の停止を引き起
こすこともできる。
または不透明な制御部分を金属被覆したホイルで形成す
ることができ、それによって、層厚を比較的小さくし
て、光透過性の程度を著しく下げることができる。同時
に、所望により金属被覆ホイルの反射特性を利用し、制
御部分の反射の変化に応答して制御手順の停止を引き起
こすこともできる。
【0010】本発明のもう一つの好ましい特徴により、
インクリボンの末端に到達した時に、プリンターまたは
類似の機械をできるだけ迅速に制御するために、第一の
光不透過性または不透明の制御部分をインクリボンに直
結して配置することが望ましい。 これに関して、別の
有利な特徴により、制御帯の透明な制御部分を、第一の
光不透過性または不透明の制御部分によりインクリボン
に接続することができる。これにより、透明な制御部分
の光学的な特徴が損なわれることが防止される。他方、
不透明または光不透過性制御部分は十分に広いため、イ
ンクリボンおよび透明制御部分を互いに突き合わせた形
態になるように配置する場合、インクリボンと制御部分
の間を接着剤で接続するための面積は、リボンにかかる
引張り力に耐えるのに十分な大きさを有する。
インクリボンの末端に到達した時に、プリンターまたは
類似の機械をできるだけ迅速に制御するために、第一の
光不透過性または不透明の制御部分をインクリボンに直
結して配置することが望ましい。 これに関して、別の
有利な特徴により、制御帯の透明な制御部分を、第一の
光不透過性または不透明の制御部分によりインクリボン
に接続することができる。これにより、透明な制御部分
の光学的な特徴が損なわれることが防止される。他方、
不透明または光不透過性制御部分は十分に広いため、イ
ンクリボンおよび透明制御部分を互いに突き合わせた形
態になるように配置する場合、インクリボンと制御部分
の間を接着剤で接続するための面積は、リボンにかかる
引張り力に耐えるのに十分な大きさを有する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明によるインクリボンの実施例
を表す図である。図1に示すようにプリンター、タイプ
ライター、等に使用するインクリボン、例えば熱転写プ
リンター用の熱転写リボンはスプール1を含み、そのス
プールに、制御帯3の末端が接着帯2により適切に固定
されている。スプール1から離れた末端で、制御帯3
は、インクリボン4に接続されている。
を表す図である。図1に示すようにプリンター、タイプ
ライター、等に使用するインクリボン、例えば熱転写プ
リンター用の熱転写リボンはスプール1を含み、そのス
プールに、制御帯3の末端が接着帯2により適切に固定
されている。スプール1から離れた末端で、制御帯3
は、インクリボン4に接続されている。
【0013】本実施例によるインクリボンは、制御帯3
は透明な制御部分5および光不透過性または不透明な制
御部分6を含む。制御部分6は、適度の光不透過性から
完全な不透明性までを有することができる。図1に示す
実施例においては、透明な制御部分5の長さが比較的大
きく、一般的に、スプール1の取付け部分と、プリンタ
ーまたは類似の機械の、インクリボン4が印刷目的で作
用する区域との間を橋渡しするのに十分な長さを有す
る。
は透明な制御部分5および光不透過性または不透明な制
御部分6を含む。制御部分6は、適度の光不透過性から
完全な不透明性までを有することができる。図1に示す
実施例においては、透明な制御部分5の長さが比較的大
きく、一般的に、スプール1の取付け部分と、プリンタ
ーまたは類似の機械の、インクリボン4が印刷目的で作
用する区域との間を橋渡しするのに十分な長さを有す
る。
【0014】制御部分6は好ましくは金属被覆したホイ
ルの細片である。金属被覆表面により、この表面におけ
る反射または電気回路の特性の変化によって制御手順を
開始するようにすることができる。
ルの細片である。金属被覆表面により、この表面におけ
る反射または電気回路の特性の変化によって制御手順を
開始するようにすることができる。
【0015】図2に詳細に示すように、制御部分6は、
同時に、個々の制御部分5および6を互いに、およびイ
ンクリボン4に接続するのに役立っている。これは、制
御部分6において、線7に沿って互いに接する透明ホイ
ル5およびインクリボン4により容易に達成される。イ
ンクリボン4の末端および透明な制御部分5の末端の両
方が接着剤により制御部分6の下側に適切に固定されて
いる。
同時に、個々の制御部分5および6を互いに、およびイ
ンクリボン4に接続するのに役立っている。これは、制
御部分6において、線7に沿って互いに接する透明ホイ
ル5およびインクリボン4により容易に達成される。イ
ンクリボン4の末端および透明な制御部分5の末端の両
方が接着剤により制御部分6の下側に適切に固定されて
いる。
【0016】図に示す実施例の構成には、透明な制御部
分5およびインクリボン4が、制御帯の少なくとも片側
で、段差や中断部分を有することなく互いに適合してい
るが、これはリボンの送りに関して有利な効果を有す
る。使用状況によっては、透明制御部分5の末端とイン
クリボンの末端との間に一定の間隔を置くことも可能で
ある。
分5およびインクリボン4が、制御帯の少なくとも片側
で、段差や中断部分を有することなく互いに適合してい
るが、これはリボンの送りに関して有利な効果を有す
る。使用状況によっては、透明制御部分5の末端とイン
クリボンの末端との間に一定の間隔を置くことも可能で
ある。
【0017】本発明のインクリボンにおける制御帯3の
作動を確実にするために、個々の制御部分の長さを十分
に大きくする必要がある。図に示す実施例において、透
明な制御部分5は比較的長いことが分かる。これに対
し、光不透過性または不透明性の制御部分6は、制御部
分6が透明度の増加、すなわち透明な制御部分5に応答
する制御手段を有するプリンターまたは類似の機械であ
っても、末端で未使用のまま残るインクリボン4の長さ
をできるだけ短くするためにインクリボンの移動方向で
最小可能な長さaを有していなければならない。制御部
分6の長さaは、1〜4cmであるのが好ましい。ほとん
どの場合、制御部分6の長さaは約2.5cmあれば十分
である。
作動を確実にするために、個々の制御部分の長さを十分
に大きくする必要がある。図に示す実施例において、透
明な制御部分5は比較的長いことが分かる。これに対
し、光不透過性または不透明性の制御部分6は、制御部
分6が透明度の増加、すなわち透明な制御部分5に応答
する制御手段を有するプリンターまたは類似の機械であ
っても、末端で未使用のまま残るインクリボン4の長さ
をできるだけ短くするためにインクリボンの移動方向で
最小可能な長さaを有していなければならない。制御部
分6の長さaは、1〜4cmであるのが好ましい。ほとん
どの場合、制御部分6の長さaは約2.5cmあれば十分
である。
【0018】図面は比較的広いインクリボンを示してい
るが、本発明は狭いリボンまたは異なった種類のリボン
にも使用できる。実際のインクリボン4の性質は、本発
明に関してはあまり重要ではない。
るが、本発明は狭いリボンまたは異なった種類のリボン
にも使用できる。実際のインクリボン4の性質は、本発
明に関してはあまり重要ではない。
【0019】リボンを使用するプリンター、タイプライ
ターまたは類似の機械の運転を制御するために光学的に
作動する制御帯は、リボンの前端部またはリボンの後端
部またはリボンの両端部に配置することができる。さら
に、制御部分5および6は、本実施例では、制御帯3の
全幅に亘って延在している。
ターまたは類似の機械の運転を制御するために光学的に
作動する制御帯は、リボンの前端部またはリボンの後端
部またはリボンの両端部に配置することができる。さら
に、制御部分5および6は、本実施例では、制御帯3の
全幅に亘って延在している。
【0020】本発明の上記の形態は、例として、および
本発明の原理を説明するために記載したのであり、本発
明の精神および範囲から逸れることなく、さらに修正お
よび変形を行うことが可能である。
本発明の原理を説明するために記載したのであり、本発
明の精神および範囲から逸れることなく、さらに修正お
よび変形を行うことが可能である。
【図1】熱転写リボンの形態のインクリボンの末端にお
ける制御帯の平面図
ける制御帯の平面図
【図2】図1の線II−IIに沿って見た断面図
1 スプール
2 接着性帯
3 制御帯
4 インクリボン
5 透明制御部分
6 不透明制御部分
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−162085(JP,A)
特開 平1−141778(JP,A)
実開 平1−161056(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41J 31/00
B41J 31/10
B41M 5/26
Claims (10)
- 【請求項1】 前端部および後端部の少なくとも一方
に、光透過性または透明性の程度の増加により開始され
る方式のプリンタ停止のための制御手順および光透過性
の程度の低下により開始される方式のプリンタ停止のた
めの制御手順の両方に対応するように構成された光学的
に作動する制御帯を含む、プリンター、タイプライター
等に使用するインクリボンであって、 前記制御帯が、互いにインクリボンの長さ方向に配置さ
れた第一の光不透過性の制御部分を1つと第二の透明な
制御部分を1つとのみ有し、前記インクリボンに接合す
る前記いずれかの制御部分の長さがインクリボンの供給
方向で測定して約1〜4cmであることを特徴とするイン
クリボン。 - 【請求項2】 前記第一の制御部分が不透明であること
を特徴とする請求項1記載のインクリボン。 - 【請求項3】 前記第一の制御部分が金属被覆したホイ
ルで形成されていることを特徴とする請求項1記載のイ
ンクリボン。 - 【請求項4】 前記制御帯の前記第一の制御部分が前記
インクリボンに直接接合して配置されていることを特徴
とする請求項1、2または3記載のインクリボン。 - 【請求項5】 前記制御帯の前記第二の制御部分が、前
記第一の制御部分によりインクリボンに接続されている
ことを特徴とする請求項4記載のインクリボン。 - 【請求項6】 インクリボンに接合する前記第一の制御
部分が、該インクリボンの供給方向で測定して、約2.
5cmであることを特徴とする請求項1から5のいずれか
1項記載のインクリボン。 - 【請求項7】 前記制御部分が前記制御帯の略全幅に亘
って延在していることを特徴とする請求項1から6のい
ずれか1項記載のインクリボン。 - 【請求項8】 第一および第二末端部を有し、印刷を行
うように作動し得る細長いリボン部分、および該リボン
部分の少なくとも一方の末端部に接続された、光透過性
または透明性の程度の増加により開始される方式のプリ
ンタ停止のための制御手順および光透過性の程度の低下
により開始される方式のプリンタ停止のための制御手順
の両方に対応するように構成された光学的制御効果をも
たらすように製造された制御帯を含む、プリンター、タ
イプライター等に使用するリボンであって、 前記制御帯が第一の略光不透過性の制御部分を1つと第
二の略透明な制御部分を1つ有し、該第一および第二の
制御部分がリボンの長さ方向で連続して配置され、一方
の制御部分が前記リボン部分に接合し、および該リボン
部分に接合する前記制御部分の長さが、リボンの供給方
向で測定して約1〜4cmであることを特徴とするリボ
ン。 - 【請求項9】 前記リボン部分に接合して配置されてい
る前記制御部分が前記第一の制御部分であることを特徴
とする請求項8記載のリボン。 - 【請求項10】 前記リボン部分のそれぞれの末端部が
前記第二の制御部分の縁部に接合し、および前記第一の
制御部分が、前記リボン部分の前記末端部と前記第二の
制御部分との間の接合部に重なっていることを特徴とす
る請求項8記載のリボン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4333740A DE4333740C2 (de) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | Farbband für Drucker, Schreibmaschinen oder dgl. |
DE4333740.6 | 1993-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07266668A JPH07266668A (ja) | 1995-10-17 |
JP3451138B2 true JP3451138B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=6499336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23989894A Expired - Fee Related JP3451138B2 (ja) | 1993-10-04 | 1994-10-04 | インクリボン |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5605405A (ja) |
JP (1) | JP3451138B2 (ja) |
DE (1) | DE4333740C2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6089768A (en) * | 1998-05-05 | 2000-07-18 | Printronix, Inc. | Print ribbon feeder and detection system |
JP2011207590A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Seiko Epson Corp | 印刷装置用の長尺媒体 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2020152A (en) * | 1934-06-09 | 1935-11-05 | Mannino Philip | Inked ribbon with uninked end |
US2793153A (en) * | 1953-02-25 | 1957-05-21 | Grundel Willy | Impression transmitting annular band and method of making same |
JPS61290079A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-20 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | カラ−感熱転写リボン |
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