JP2576330B2 - 記録装置の制御方法 - Google Patents

記録装置の制御方法

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JP2576330B2
JP2576330B2 JP3347466A JP34746691A JP2576330B2 JP 2576330 B2 JP2576330 B2 JP 2576330B2 JP 3347466 A JP3347466 A JP 3347466A JP 34746691 A JP34746691 A JP 34746691A JP 2576330 B2 JP2576330 B2 JP 2576330B2
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JP
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recording
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ink donor
ink
recording paper
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良喜 菊地
晴彦 森口
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録装置等の記録
装置の制御方法に係わり、詳細にはインクドナーフィル
ムの残りが僅かになった場合における記録装置の制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録装置では、インクドナーフィ
ルムのインク面と記録紙とを重ね合わせ、サーマルヘッ
ドを用いて、インクドナーフィルムから記録紙へインク
を選択的に熱転写し、情報の記録を行っている。このた
め、この装置には、インクドナーフィルムを所定の走行
速度で記録部に供給するための駆動系が設けられてお
り、記録状態においては、ロール状に巻かれたインクド
ナーフィルムが記録部を経由して巻取ロールに巻き取ら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような記録装置では、記録が進行し記録部へ供給される
インクドナーフィルムの残りがわずかとなっても、これ
を扱者に表示する手段が設けられていなかった。従っ
て、扱者は実際に記録が不可能となるまで、インクドナ
ーフィルムの交換時期を検知することができず、迅速に
記録を必要とする時期に、インクドナーフィルムの交換
による記録の中断が生ずる場合があるという不都合があ
った。つまり、記録の中断が生じた場合、素早くインク
ドナーフィルムを交換し、記録の中断した同一ページの
記録内容を再送しなければならなかった。
【0004】そこで本発明の目的は、インクドナーフィ
ルムの交換時期を知らせると共に、少なくとも記録途中
の1ページ分の記録を完了させることのできるようにし
た記録装置の制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、記録時に重
ね合わされる記録紙の幅とほぼ等しいかこれよりも長い
幅を有し、熱転写記録により1回だけインクの転写が可
能なロール状に巻回されたインクドナーフィルムを使用
し、この終端近傍の少なくとも記録紙の1ページの長さ
よりも長い記録可能領域がそれ以降も存在することが実
質的に示されるような位置であって、かつこのインクド
ナーフィルムにおける1枚の記録紙に記録を行う幅の一
部をなす側端部に配置されているマークを検知すること
で、インクドナーフィルムの交換時期を警報表示する。
また、このマークの検知が行われたときには記録中の当
該ページの記録が少なくとも完了した後に、記録紙に対
する記録動作を停止させるようにしている。
【0006】すなわち、本発明では熱転写記録で1回だ
けインクの転写が可能なロール状に巻回されたインクド
ナーフィルムを使用しているので、このフィルムを反復
して使用することができない。そこでインクドナーフィ
ルムの終端近傍でそれ以降に記録紙の1ページの長さよ
りも長い記録可能領域が残っているような位置に配置さ
れているマークを検知したときには、そのとき記録が行
われているページの記録自体は継続して行うことができ
るので、この記録が終了した時点で記録紙に対する記録
動作を停止させるようにしている。
【0007】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0008】図1は、終端部近傍を光学的に検知するこ
とのできるインクドナーフィルムを表わしたものであ
る。本実施例のインクドナーフィルムは、図示しないが
ロール状に巻回されており、その終端部近傍の記録不可
領域11を除いて、片面にインクの塗布された記録可能
領域12が形成されている。両領域の境界線13から3
00mmほどフィルム先端部へ向かった位置のインクド
ナーフィルム右端部には、ほぼ10mm四方にわたり、
インク層が除去されたエンドマーク14Aが形成されて
いる。このエンドマーク14Aの長さは、記録不可領域
11の方へ長くのびていても構わない。要は、エンドマ
ーク14Aを検知した後、所定の長さの記録可能領域1
2が確保されていればよい。
【0009】このようなエンドマーク14Aは、インク
ドナーフィルムの製造工程において機械的手段を用い、
インク面を部分的に除去したり、あるいは、サーマルヘ
ッドを用いて一部のインク面を用紙(記録紙)に転写さ
せることにより、容易に作成することができる。
【0010】エンドマーク14Aの部分は、インク層が
除去されているので透明であり、記録可能領域12の他
の部分は、インク層が間断なく塗布されているので不透
明となっている。従って、インクドナーフィルムの通路
に、このインクドナーフィルムを挟むように光電変換素
子を対向して配置させておけば、エンドマーク14Aの
検知により、インクドナーフィルムの終端近傍を検知す
ることができる。しかも、エンドマーク14Aは記録可
能領域12の側端部に設けられているので、記録に影響
を及ぼすことがない。
【0011】境界線13とエンドマーク14Aに対する
検知位置との間隔は、使用される記録紙の1ページ分の
長さよりも長く設定しているので、エンドマーク14A
が検知された時点において行われている記録は、記録可
能領域12で完了させることができ、その後、記録動作
を停止する。従って、同一ページの記録内容を再送する
必要がない。
【0012】図2は、終端部近傍を電気的に検知するこ
とのできるインクドナーフィルムを表わしたものであ
る。インクドナーフィルムの記録可能領域12の終端部
近傍のフィルム面には、幅20mm、長さ30mm程度
のアルミ膜が蒸着されており、エンドマーク14Bが形
成されている。
【0013】エンドマーク14Bの部分は導電性であ
り、これ以外の部分は絶縁性に保たれている。従って、
2本の検知用電極21、22を互いに非接触の状態で隣
接させ、インクドナーフィルムのフィルム面を摺動させ
ると共に、これらの検知用電極21、22の間に電流検
知手段23と電源24を直列に接続しておけば、インク
ドナーフィルムの終端近傍を電流変化により検知するこ
とができる。しかも膜の厚さが十分薄ければ、記録画像
に悪影響を与えることがない。
【0014】もちろん、このエンドマーク14Bは、イ
ンクドナーフィルムのフィルム面を反射する光を検出す
る反射型の光検出手段によっても検知することが可能で
ある。この場合、インクドナーフィルムに非接触の状態
でエンドマークの検出を行うことができる長所がある。
【0015】このように本実施例によれば、インクドナ
ーフィルムにエンドマークを設けたので、インクドナー
フィルムの交換時期を警報ランプ等の表示手段で扱者に
正確に知らせることができた。
【0016】なお、実施例では、光学的あるいは電気的
に検出可能なエンドマークについて説明したが、磁性体
によりエンドマークを形成すれば、磁気的にインクドナ
ーフィルムの終端部を検知することができることはもち
ろんである。また、実施例では、インクドナーフィルム
にアルミ膜を蒸着したが、アルミ箔等の導電性のシート
を接着することも可能であることはいうまでもない。
【0017】このように本発明によれば、熱転写記録に
より1回だけインクの転写が可能なロール状に巻回され
たインクドナーフィルムの終端近傍に配置されたマーク
を検知し、インクドナーフィルムの交換時期を警報表示
することにした。このインクドナーフィルムは記録時に
インクを転写するので複数回反復して使用することがで
きず、1回使用し終わると交換する必要があるが、マー
クの検知によってその交換時期を扱者に確実に知らせる
ことができる。しかも本発明では、少なくとも記録紙の
1ページの長さよりも長い記録可能領域がそれ以降も存
在することが実質的に示されるような位置に配置されて
いるマークを検知することにしたので、検知した時点以
降も1ページ分の記録は可能である。したがって、マー
クを検知したときに記録が行われているページの記録は
確実に完了させることができる。このため、ページの途
中で記録紙がなくなって記録が中断してしまい、再度同
一ページの記録内容を再送させなければならないといっ
た事態を完全に防止することができる。また、本発明に
よればインクドナーフィルムが、記録時に重ね合わされ
る記録紙の幅とほぼ等しいかこれよりも長い幅を有して
おり、かつこのインクドナーフィルムにおける1枚の記
録紙に記録を行う幅の一部をなす側端部に配置されてい
るマークを検知することで、インクドナーフィルムの交
換時期を警報表示するようにしている。したがって、マ
ークが配置されている箇所でもインクドナーフィルムの
側端部を除いて記録が可能であり、このマークが記録に
及ぼす悪影響はほとんどない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第1の実施例におけるインク
ドナーフィルムの平面図である。
【図2】 図2は本発明の第2の実施例におけるインク
ドナーフィルムの終端近傍の検出機構を説明するための
図である。
【符号の説明】
12…記録可能領域、14A、14B…エンドマーク、
21、22…検知用電極、23…電流検知手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時に重ね合わされる記録紙の幅とほ
    ぼ等しいかこれよりも長い幅を有し、熱転写記録により
    1回だけインクの転写が可能なロール状に巻回されたイ
    ンクドナーフィルムの終端近傍の少なくとも記録紙の1
    ページの長さよりも長い記録可能領域がそれ以降も存在
    することが実質的に示されるような位置であって、かつ
    このインクドナーフィルムにおける1枚の記録紙に記録
    を行う幅の一部をなす側端部に配置されたマークを検知
    し、インクドナーフィルムの交換時期を警報表示すると
    共に、このマークの検知が行われたときには記録中の当
    該ページの記録が少なくとも完了した後、記録紙に対す
    る記録動作を停止させることを特徴とする記録装置の制
    御方法。
JP3347466A 1991-12-27 1991-12-27 記録装置の制御方法 Expired - Lifetime JP2576330B2 (ja)

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JP5047520B2 (ja) 2006-03-28 2012-10-10 ベバスト ジャパン株式会社 車両用リトラクタブルルーフシステム
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