JPH0339286A

JPH0339286A - 印刷装置

Info

Publication number: JPH0339286A
Application number: JP17287589A
Authority: JP
Inventors: Tsunemasa Kobari; 小針　常昌
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-07-06
Filing date: 1989-07-06
Publication date: 1991-02-20
Anticipated expiration: 2013-12-16
Also published as: JP2839559B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、印刷装置に関し、より詳しくは、情報転写手
段としての転写ヘッドと、転写媒体としてのインクリボ
ンを用いて文字９画像等の情報を紙等の印刷媒体へ印刷
する印刷装置に関する。

（従来の技術）この種の印刷装置の従来例を第５図を参照して説明する
。

この印刷装置５０は、以下に述べる構成となっている。

即ち、プラテン１５と転写ヘッド２の間に、用紙３と、
インクリボン４が配置されている。転写ヘッド２は図示
しない多数の発熱体をプラテン１５に対する面に持ち、
その特定の発熱体に電流を通ずることにより発熱させ、
インクリボン４のインクをプラテン１５上の用紙３に転
写することで、印刷する構造となっている。

前記インクリボン４には、第６図に示すように３色（イ
エロー、マゼンダ、シアン）のインク面とリボンマーク
８が設けられている。リボンマーク８は、発光ダイオー
ドとフォトダイオード等からなる光学式の反射センサ９
と転写ヘッド２との間隔Ａだけ、イエローのインクの始
端から離れた位置に設けられている。このリボンマーク
８は黒色のため、光学式の反射センサ９は暗信号により
イエローのインクの先端位置出しができる。

この先端位置出しは、印刷を開始する直前に実施される
。

インクリボン４の、終端から３０画面分のところには、
リボンマーク８が２本配置されている。

反射センサ９によりリボンマークが２本検知された場合
は、インクリボン４がまもなく終端を迎えるにアエラド
）ので、図示しない制御部は次のリボンを用意するよう
オペレータに促す信号を出ノＪする。

インクリボン４の、終端から１画面分のところには、リ
ボンマーク８がついていない。反射センサ９によりリボ
ンマーク８が検知されなかった場合は、インクリボン４
が終端に達している（エンド）ので、図示しない制御部
はリボン切れ信号を出力し、この印刷動作を終了後以降
の動作を中断する。

一方、インクリボン４の終端部に透明テープ４２、或い
は、導電性のテープを付加する加工を施す方法もある。

この場合、ニアエンド検知はできず、第７図のように光
学センサ４１により透明テープ４２を通常の透明部の幅
Ｂより長く検知するか、第８図のように導電部４４を接
触子４３により検知したことによりリボンエンドとなり
以降の動作を中断する。

しかしながら、上述した従来装置５０によりインクリボ
ン４の終端領域、即ち、リボンエンド検知、ニアエンド
検知は、インクリボン４に特別な加工をすることにより
達成されている。インクリボン４は連続印刷手法により
製造されるので、特定の位置に非連続的なパターンを追
加または削除する事は一般に困難であり、実施はコスト
アップにつながる。また、インクリボン４の終端部に透
明テープ４２等を付加する加工を施す方法もこのインク
リボン４の製造性を著しく悪化させコストを上昇させる
という問題がある。

（発明が解決しようとする課題）本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な
構成でありながら、転写媒体の終端領域検知を行うこと
が可能な印刷装置を提供することを目的とするものであ
る。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）本発明は、情報転写手段とこの情報転写手段に対向配置
した支持体との間を、印刷媒体及び前記情報転写手段か
ら印刷媒体への情報転写を行う有端の転写媒体を通過さ
せて、印刷媒体への印刷処理を行う印刷装置において、
前記転写媒体の移動量を検出する移動量検出手段と、前
記転写媒体の移動可能量を記憶した記憶手段と、前記移
動量検出手段からの検出結果と前記記憶手段に記憶した
移動可能量とを基に前記転写媒体の移動終端領域を検知
する終端検知手段とを具備するものである。

（作　用）以下に上記構成の装置の作用を説明する。

この装置による印刷媒体への情報の印刷動作において、
移動量検出手段は印刷動作に伴う転写媒体の移動量を検
出し、検出結果を送出する。

この装置の終端検知手段は、前記検出結果と記憶手段に
記憶している転写媒体の移動可能量の情報とを取込み、
これらにより転写媒体の終端領域を検知する。

（実施例）以下に本発明の実施例を第１図、第２図を参照して説明
する。尚、第１図に示す印刷装置１において、第５図に
示す従来装置５０と同一の機能を有するものには同一の
符号を付し示す。

この印刷装置１は、転写媒体としてのインクリボン４用
のリボン送り軸５に移動量検出手段１６を設けたこと、
及び反射センサ９とリボンマーク８とを無くしたことが
、第５図に示す従来装置５０と異なる特徴である。

移動量検出手段１６は、前記リボン送り軸５に取付けた
多数のスリット７ａを円形配置に有するスリット付円盤
７と、このスリット付円盤７の回転領域を挾むコ字状形
に形成され、発光素子、受光素子を具備する光学センサ
１０とを具備し、この光学センサ１０により、スリット
付円盤７、従ってリボン送り軸５の回転に伴うインクリ
ボン４の移動量を検出するようになっている。

第２図は、印刷装置１の制御系を示すものであり、この
印刷装置１は全体の制御を行う制御手段２０を具備して
いる。

この制御手段２０には、前記光学センサ１０゜転写ヘッ
ド２．リボン巻取リモータ１３が各々接続されている。

更に、制御手段２０には、インクリボン４の移動可能量
の情報を記憶した記憶手段２１と、前記光学センサ１０
による検出結果（リボン送り軸５の回転量）と、記憶手
段２１に記憶した前記移動可能量の情報とを取込み、こ
れらを基にインクリボン４の終端領域（リボンエンド又
はニアエンドの領域）を検知する終端検知手段２２とが
接続されている。

次に、上記構成の印刷装置１の作用を説明する。

いま、ある情報（例えば画像情報）を印刷媒体としての
用紙３に印刷しようとするとき、プラテン１５と転写ヘ
ッド２を図示しない押圧機構によって、用紙３と、イン
クリボン４とを挾んで密接させる。次にプラテン１５を
第１図中の矢印１４の方向に回転させ、これに同期して
転写ヘッド２に印刷データの信号を入力すると共に、イ
ンクリボン４の巻取り軸６を矢印１４の方向に回転させ
る。

この巻取り軸６の回転は、リボン巻取リモータ１３の回
転力をベルト１２、デイテント機構（減速機構）１１を
介して巻取り軸６に伝達することにより行われる。

プラテン１５と転写ヘッド２との接点でのインクリボン
４の速度は、プラテン１５及び送り軸５の速度と同じで
あるが、リボン巻取リモータ１３の回転速度はこれより
速く、デイテント機構１１により減速されている。これ
は、インクリボン４は、転写ヘッド２の発熱により、転
写ヘッド２或いは用紙３に溶着しようとする傾向があり
、プラテン速度より高速に、インクリボン４を巻きとろ
うとすることにより、これを剥離させ溶着を防止するた
めである。このような理由と、インクリボン４の巻取り
径が変化するため、リボン巻取リモータ１３の回転量は
、リボン移動距離とは合致しない。

印刷中のインクリボン４の移動距離は、プラテン１５の
外周部の移動距離と等しく、この情報は移動可能量とし
て予め記憶手段２１に記憶されている。

従って、前記光学センサ１０によるスリット付円盤７の
回転量の検出結果と、記憶手段２１に記憶されている移
動可能量の情報とが制御手段２０による制御の基に終端
検知手段２２に送られると、この終端検知手段２２は前
記画情報を基にインクリボン４の巻取り径を判別し、更
に、終端検知手段２２は、このインクリボン４の径が、
例えばリボン残量がおよそ３０画面分のときの太さを検
知したとき、インクリボン４は、殆ど使用されたことが
分かるので、リボンの終了が近いことにニアエンド）が
判定される。更に、印刷動作を続けると、リボン径が更
に細くなり、リボンの終了（エンド）が判定される。

更に、インクリボン４や用紙３が、転写ヘッド２と、プ
ラテン１５の間で、紙詰まりをおこす場合がある。この
時インクリボン４を送ろうとしても、紙詰まりにより送
ることができない。そのため、インクリボン４のリボン
送り軸５に取付けたスリット付きの円盤７と、光学セン
サ１０により検出されたリボンの送り軸５の回転量は、
０近くなるので、これにより紙詰まりをも検出すること
ができる。

上述した印刷装置１においては、送り軸５に移動量検出
手段１６を設けた場合について説明したが、第３図に示
す構成とすることもできる。

同図に示す印刷装置ＩＡは、移動量検出手段１６を巻取
り軸６側に設けたことが特徴である。

この印刷装置ＩＡによっても、上述した場合と同様な作
用を発揮させることができる。

上述した第１図、第３図に示す印刷装置１゜ＩＡは、画
像プリンタとして機能するものであるが、第４図に示す
印刷装置１Ｂの如く文字プリン夕として機能するもので
もよい。

この印刷装置１Ｂの印字ヘッド３２は、インクリボン３
４のインクをプラテン３１に巻かれた用紙３３に転写し
て印字している。第４図において、プラテン３■と用紙
３３を除く印字ヘッド３２、インクリボン３４、リボン
巻取リモータ１３等の構成部品は、すべてキャリッジ機
構として図示しないキャリッジ駆動機構により、矢印３
７．３８の方向に移動することができる。印字ヘッド３
２は、インクリボン３４等の他のキャリッジ機構を構成
する部品と共に矢印３７の方向に移動しながら、−行の
印字を実行する。この時、インクリボン３４もリボン巻
取リモータ１３により駆動され、矢印３７の方向に移動
するので、印字ヘッド３２の直下には常に新しいインク
面が存在することになる。

一行の印字が終了すると図示しないプラテン駆動機構に
より矢印３９の方向にプラテンを一行分移動すると同時
に、キャリッジ機構を矢印３８の方向に戻すことを所定
回数繰り返すことで所定側の印字を実行する。この場合
も、インクリボン３４の巻取り抽３６につけられたスリ
ット付き円盤７により、巻取り軸３６の回転量を検知し
て、インクリボン３４のニアエンド、エンドを検知する
ことができる。

尚、ここでは、インクリボン３４の巻取り軸３６に移動
量検出手段１６を設けたが、インクリボン３４のリボン
送り１Ｉｔ１５に設けてもよい。

Ｅ発明の効果コ以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことによ
り、転写媒体の終端領域の検知を、転写媒体自体には何
等の加工を施すことなく自動的に行うことができ、印刷
処理の効率向上を図ることが可能な印刷装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置を示す斜視図、第２図は同
装置の制御系のブロック図、第３図は本発明の他の実施
例装置の斜視図、第４図は更に別の実施例装置の斜視図
、第５図は従来装置の斜視図、第６図は従来のインクリ
ボンの平面図、第７図、第８図は各々従来のエンド検知
の態様を示す説明図である。１・・・印刷装置、　１６・・・移動量検出手段、２１
・・・記憶手段、２２・・・終端検知手段。

Claims

【特許請求の範囲】情報転写手段とこの情報転写手段に対向配置した支持体
との間を、印刷媒体及び前記情報転写手段から印刷媒体
への情報転写を行う有端の転写媒体を通過させて、印刷
媒体への印刷処理を行う印刷装置において、前記転写媒体の移動量を検出する移動量検出手段と、前記転写媒体の移動可能量を記憶した記憶手段と、前記
移動量検出手段からの検出結果と前記記憶手段に記憶し
た移動可能量とを基に前記転写媒体の移動終端領域を検
知する終端検知手段とを具備することを特徴とする印刷装置。