JP2506690B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2506690B2
JP2506690B2 JP61262171A JP26217186A JP2506690B2 JP 2506690 B2 JP2506690 B2 JP 2506690B2 JP 61262171 A JP61262171 A JP 61262171A JP 26217186 A JP26217186 A JP 26217186A JP 2506690 B2 JP2506690 B2 JP 2506690B2
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glossy
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義人 佐治
昌巳 中川
和義 宮崎
由浩 虫鹿
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビやコンピュータ等の画像を出力するハ
ードコピー装置として有用な、信頼性が高く、価格が低
い記録装置に関するものである。
従来の技術 近年、CRT等のディスプレイ装置のカラー化の傾向は
目覚ましく、これに伴いこれらのハードコピー装置とし
てカラー記録のできるものが要望されつつある。現在カ
ラー記録の方法としては、インパクト方式,熱転写方
式、インクジェット方式、電子写真方式などが考えられ
ているが、これらの中では静寂性、メンテナンス性、コ
ストの面から、熱転写方式が実用化の方向にむかって他
方式をリードしているといえる。
従来熱転写方式でカラー記録を行う場合、第5図に示
す様式で透明な基材102a上にイエロー102b、マゼンタ10
2c、シアン102dの3色に塗り分けたインクシート102
に、各色インクに対応する不透明なマーク102e,102f,10
2gを設ける。そして、第4図に示すようにインクシート
102は供給ロール105、巻取ロール106、および光沢を有
する部材109を巻きつけた回動自在な軸状のシートガイ
ド112とともにインクシートカセット107として装置本体
に対し着脱可能に構成してあり、消耗品としてのインク
シート102の交換を容易にしている。熱転写方式の記録
装置では、受像紙101は、キャプスタンローラ110とピン
チローラ111の挟持位置でキャプスタンローラ110の回転
駆動により矢印a′方向に搬送されながら、ライン状の
サーマルヘッド103とプラテンローラ104の圧接位置でイ
ンクシート102と共に圧接され、サーマルヘッド103上に
直線状に配列された発熱素子103aと選択的な加熱によ
り、インクシート102からのインクの転写を受けて画像
を形成する。また同時にシート駆動手段(図示せず)に
よりインクシート12はシートガイド112を経て矢印b′
方向に走行し、巻取ロール106に巻取られる。ただし供
給ロール105および巻取ロール106は、それぞれ、スリッ
プ機構(図示せず)を介して、所定のトルクを伝達する
構成となっている。カラー記録の場合、各色の記録ごと
にキャプスタンローラ110を正逆方向に回転し、受像紙1
101を矢印a′またはc′方向に3往復させ、いっぽう
インクシート102は矢印b′方向に走行しながら各色を
順次転写して、受像紙101上にイエロー、マゼンタシア
ンの3色を重畳記録してカラー画像を形成する。
ただし、各色記録開始時には、対応する色のインクの
記録開始位置が発熱素子103aに対向して位置する必要が
ある。そこで、各色記録直前には巻取ロール106により
インクシート102を矢印b′方向に走行させ、発光部お
よび受光部を有するセンサ108の反射部材109による反射
光の検出がマーク102eまたは102fまたは102gによってさ
えぎられた状態を記録開始状態として検知し、この状態
でインクシート102はイエローインク102bまたはマゼン
タインク102eまたはシアンインク102dの記録開始位置が
発熱素子103aに対向して位置するような構成となってい
る。
発明が解決しようとする問題点 ところがこのような方法だと、反射部材109はシート
ガイド112に巻き付いた円筒状を呈しており、この形状
だとセンサ108から発した光は反射部材109上で分散して
しまう。従ってセンサ108の受光部に到達する光量は大
幅に減少し検出誤差を増大させて信頼性をそこなうとい
う欠点を有していた。また、反射部材109は、インクシ
ート102との摺動による汚れで反射率が低下するのを避
けるために、回動自在に設けて、インクシート102と摺
動しないようにする必要があり、インクシートカセット
の構成を複雑にするという欠点も、同時に有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、反射部材を光沢
平面としてインクシートカセットに設け、この光沢平面
の近傍に設けた突起部で常にインクシートを光沢平面と
接触しないようガイドする構成とした。
作用 本発明は上記した構成により、センサへの反射光量を
増大させ、また光沢平面とインクシートとを非接触する
ことで光沢平面の汚れを防止してインクシートのマーク
の検出を容易にし、反射部材をインクシートカセットと
一体にすることでインクシートカセットの構成を簡略に
し、信頼性が高く、低価格の記録装置を得ることができ
る。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の構成を、添付図面にもとず
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例における記録装置を示す基
本構成図であり、1は受像紙、2はインクシート、3は
発熱体素子3aを直線状に配列したサーマルヘッド、4は
プラテンローラである。5はインクシート2を巻回して
成る供給ロールで、矢印a方向への回転に際して一定の
トルクで回転するようスリップ機構等の手段(図示せ
ず)に連結されており、6はインクシート2を巻取る巻
取ロールで、スリップ機構等の手段(図示せず)を介し
たシート巻取手段(図示せず)により矢印b方向に回転
駆動する。また7はインクシートカセットであり、供給
ロール5および巻取ロール6を回動可能に支持して装置
本体に対して図面奥行き方向に着脱する。ここで7aは、
供給ロール収納部、7bは巻取ロール収納部で、12は巻取
ロール収納部7bと一体に設けられ光沢平面12aおよび突
起部12b,12cを有する反射部材であり、8は発光部と受
光部を有し反射光を検出するセンサで、光沢平面12aに
対向する位置に設けてある。そして10はキャプスタンロ
ーラ、11は受像紙1を挟んでキャプスタンローラ10に圧
接しているピンチローラである。また、第2図はインク
シートカセット7の概略斜視図である。供供給ロール収
納部7aおよび巻取ロール収納部7bは、インクシート2に
対して異物が直接接触することを阻止している。また、
インクシートカセット7が装置本体に挿入されている場
合、開孔部7cおよび7dを介して供給ロール5および巻取
ロール6がスリップ機構(図示せず)と連結する。ここ
で、少なくともサーマルヘッド3がプラテンローラ4か
ら離間している3′場合、インクシート2は突起部12c
および12bにガイドされバックテンションを付与する供
給ロール5と巻取力を付与する巻取ロール6との巻で張
架された状態で走行する。また第3図はインクシート2
の基本構成を示す斜視図であり、透明な基板2a上にイエ
ロー2b、マゼンタ2c、シアン2dの順に各々記録画面の面
積ぶんのインクを塗布しており、各色に対応した不透明
なマーク2e,2f,2gを有する。ただしマーク2eは3色のイ
ンクをひと組としたセットの先頭を意味するので、検出
時に他のマークと区別できるように長くなっている。
次にこの一実施例における記録装置の動作について、
第1図から第3図を用いて説明する。
インクシートカセット7を装置本体に挿入すると、巻
取ロール6を矢印b方向に回転してインクシート2を矢
印c方向に走行させる。突起部12bと12cの間でガイドさ
れ、緊張した状態で走行するインクシート2上のマーク
2eがセンサ8の光沢平面12aに反射する光の検出をさえ
ぎると、巻取ロール6はさらに一定時間インクシート2
を矢印c方向に走行させ、センサ8が反射光を検出しな
ければ停止する。この時インクシート2上のイエローイ
ンク2bの記録開始位置はサーマルヘッド3の発熱素子3a
と対向とする。次にサーマルヘッド3をプラテンローラ
4に押圧し、キャプスタンローラ10を矢印d方向に回転
駆動し、キャプスタンローラ10とピンチローラ11の圧接
位置で受像紙1を矢印e方向に搬送する。同時に巻取ロ
ール6は矢印b方向に回転駆動してインクシート2張力
を付与しながら巻き取る。同時にサーマルヘッド3には
所望の記録信信が伝達され、発熱素子3aが選択的に発熱
してインクシート2上のインクを受像紙1に転写させて
所望の画像を得る。このようにして、イエローインク2b
による1画面ぶんの記録が終了したら、サーマルヘッド
3をプラテンローラ4から離間させて3′の状態にしキ
ャプスタンローラ10を矢印f方向に回転駆動して受像紙
1を矢印g方向に走行させ、記録開始状態に復帰させ
る。またインクシート2は矢印c方向に巻き取られ、マ
ーム2fがセンサ8の反射光の検出をさえぎると停止す
る。この時インクシート2上のマゼンタインク2cの記録
開始位置は発熱素子3aと対向する。以下、前述のイエロ
ーインク2bによる記録動作と同様にして、マゼンタイン
ク2cによる1画面ぶんの記録を、イエローインク2bによ
る記録画像に重畳して行う。同様にシアンインク2dによ
る記録を行って1画面ぶんのフルカラー画像の記録を完
了する。なお、光沢平面12aは略平面形状であるので、
光沢平面12aにおいてセンサ8の発光を反射すれば、十
分な光量がセンサ8の受光部に提供される。またインク
シート2は、インクシートカセット7単体で操作者によ
り手で巻取ロール6を回転させて走行させる場合でも、
装置にセットされた状態で記録開始位置検出の走行を行
う場合でも、またサーマルヘッド3を圧接して記録動作
を行う場合でも、いずれの場合でも突起部12bと12cとに
接触しこの間でガイドされ緊張した状態で走行するの
で、インクシート2は走行中に光沢平面12aと接触する
ことがないうえ、インクシート2の走行位置を常に一定
とすることができるのでセンサ8を光沢平面12aに接近
させて設けることができる。
以上のようにして、本発明の一実施例によれば、反射
部材12に光沢平面12aを設けることによりセンサ8への
反射光を増大せしめ、しかも光沢平面12aの近傍にイン
クシート2と常に接触してガイドする突起部12b,12cを
設けてインクシート2と光沢平面12aとを非接触状態と
することにより、光沢平面12aの汚れを防止しセンサ8
による検出信頼性を向上せしめる。またセンタ8を光沢
平面12aに接近させて設けることができるのでさらに検
出信頼性を高め、また装置を小型化することもできる。
また、反射部材12をインクシートカセット7と一体にす
ることでインクシートカセット7の構成を簡略にする。
なお、本実施例において、反射部材12の突起部12b,12
cは2個設けたが、1個として光沢平面12a及びセンサ8
の位置と角度を適当に配置すれば同様の効果を得るし、
反射部材12は巻取ロール収納部7bと一体としたが、単に
インクシートカセット7の他の部分と一体でもいいし別
部材としてインクシートカセットに一体的に設けても同
様の効果を得る。
また、本実施例において、インクシート2の基材2aを
透明としマーク2e,2f,2gを不透明としたが逆にしても検
出できるし、またインクのセットの先頭を示すマーク2e
を他のマーク2f,2gと区別するため長くしたが、インク
シート2の両側に振り分けて設けるなどの他の方法を用
いてもセットの先頭を検出することができる。さらに、
インクの色の記録順をイエロー、マゼンタ、シアンとし
たが他の順番でもよいし、インクの種数は3色に対応し
て3としたが複数であれば3以外のインクの種類でも同
様の効果を得る。
また、本実施例において、記録方式を熱転写方式とし
たが、インクシートを用いて転写を行う構成であれば通
電感熱方式等の他の方式を用いてもよいし、受像紙1の
搬送をキャプスタンローラ10を用いて行っていたが、プ
ラテンローラで搬送する等の他の受像紙搬送方式でもよ
い。
発明の効果 本発明は、反射部材に光沢平面を設けることによりセ
ンサへの反射光量を増大せしめ、しかも光沢平面の近傍
に常にインクシートと接触してこれをガイドする突起部
を設けることにより、光沢平面とインクシートを非接触
状態として光沢平面の汚れとこれによる検出信頼性の低
下を防ぎ、またインクシートの走行位置を一定にしてセ
ンサを光沢平面に接近して設け装置の小型化を可能と
し、また反射部材をインクシートカセットと一体に構成
することでインクシートカセットの構成を簡略化し、以
って信頼性が高く、小型低価格な記録装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録装置を、主走査
方向に垂直な平面で切断した概略構成断面図、第2図は
第1図のインクシートカセットの概略構成斜視図、第3
図は第1図のインクシートの概略構成斜視図、第4図は
従来の記録装置の概略構成断面図、第5図は第4図のイ
ンクシートの概略構成斜視図である。 2……インクシート、2b,2c,2d……色剤層、2e,2f,2g…
…マーク、7……インクシートカセット、8……セン
サ、12……反射部材、12a……光沢平面、12b,12c……突
起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 虫鹿 由浩 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−178168(JP,U) 実開 昭62−178161(JP,U) 実開 昭62−13642(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に塗布した色剤層と、この色剤層の位
    置表示マークとを有するインクシートと、このインクシ
    ートを収納し装置本体に対して着脱自在に設けたインク
    シートカセットと、このインクシートカセットに設けた
    光沢平面を有する反射部材と、この反射部材の光沢平面
    の近傍に設けた突起部と、装置本体に設けたサーマルヘ
    ッドと、装置本体の前記インクシートを介して前記反射
    部材の光沢平面と対向する位置に配設した反射光検知手
    段とを有し、前記インクシートは前記インクシートカセ
    ットにおける収納状態でも前記サーマルヘッドによる記
    録動作状態でも常に前記反射部材の光沢平面から一定の
    距離をおいて走行するよう前記突起部によりガイドされ
    ていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】反射部材をインクシートカセットに一体的
    に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    記録装置。
JP61262171A 1986-11-04 1986-11-04 記録装置 Expired - Lifetime JP2506690B2 (ja)

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JPS63115769A JPS63115769A (ja) 1988-05-20
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