JPH0375185A - 熱転写インクリボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写シ′リフルプリンタに関し、特に熱転
写インクリボンの構成とその制御に関する。

〔従来の技術〕

熱転写シリアルプリンタの構造をなるべく簡単に第６図
に示す。キャリアの上に印字ヘッド２とリボンカートリ
ッジｌを搭載し、キャリアが印字の為に左から右へ動く
際、リボンカートリ、ジｌの中に収納された熱転写イン
クリボン３は、印字ヘッド２とプラテン４にはさまれた
箇所において、紙５との相対速度が０となる様にスプー
ル７によって巻き取られる。

この時、印字ヘッド２は、プラテン４を一定の圧力でお
さえながらキャリアと共に左から右へ移動して、熱転写
インクリボン３上のインクを発熱体で溶かして紙５へ転
写することによって印字を行う、キャリアが、左方向ヘ
リターンする時には、印字へ、ド２はプラテン４から離
れ、熱転写インクリボン３も巻き取りを行わない。

熱転写シリアルプリンタの熱転写インクリボン３は、ワ
ンタイム使用しかできず、熱転写インクリボン３が右の
スプール７から左のスプール７に巻き取られてしまうと
、リボンカートリッジ１は交換されなければならない。

第７図に、熱転写インクリボン３を往復使用するタイプ
の熱転写シリアルプリンタの構造を簡単に示す。

このタイプの熱転写シリアルプリンタの場合、第７図に
示す様に熱転写インクリボン３は、印字ヘッドの発熱体
部分６の高さの２倍以上の幅を有する。かつ印字ヘッド
の発熱体の位置に対し上方ヘシフトしていて印字に際し
ては、熱転写インクリボン３の下側半分だけが使用され
る構造になっている。熱転写インクリボン３が、第６図
において右側のスプール７から左側のスプール７に巻き
取られてしまうと操作員は、リボンカートリッジ１を裏
返してセットすることにより熱転写インクリボン３の上
側半分（裏返されると下側半分になる）を使用すること
ができる。

熱転写インクリボン３を往復使用するタイプの熱転写シ
リアルプリンタにおいて、リボンエンドを検出する方法
として従来は、第８図に示す方法が使われている。

第８図は、熱転写インクリボン３が最後まで巻き取られ
た状態を示している。図中の熱転写インクリボン３で、
ｂと示された場所は、熱転写インクリボン３の端がスプ
ール７に接着されている箇所であり、ａ〜ｂはリボンエ
ンドの検出用のため透明なリーダテープとなっている。

リボンエンドセンサ１２は、発光素子１３と受光素子１
４を対向させたセンサで、発光素子１３と受光素子１４
０間を熱転写インクリボン３が通過している。従って、
熱転写インクリボン３が印字にともない巻き取られてい
きインクリボン終端の透明リーダ部分ａ〜ｂがリボンエ
ンドセンサ１２にかかるとリボンエンドが検出される。

この透明リーダ部分は、熱転写インクリボンの両端にあ
るが、リーグ部分ａ〜ｂの長さは最大巻きとった状態で
ａ端が印字ヘッド２より左へ位置する程度に長くせざる
を得ない事情がある。

それは、熱転写インクリボン３自体はリボンカートリッ
ジｌに装着する前には、第４図に示す様にスプール７に
巻かれた通常パンケーキと言っている形をしているが、
熱転写インクリボンの端がほどけない様に熱転写インク
リボンの端にのりをつけて軽く接着しである。

この時、透明リーダ部分が短いとのりのついた熱転写イ
ンクリボンの端は、熱転写インクリボンに塗布されたイ
ンクを一緒にはがしてしまったりあるいは、非常に薄い
熱転写インクリボンを破いてしまうことがある。この為
、透明リーダ部分は、パンケーキ外周より長くなければ
ならない。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来、上記のリーダ部の長い熱転写インクリボンを用い
て往復使用する場合には、次に示す問題があった。

第１に、熱転写インクリボン（パンケーキ）をリボンカ
ートリッジにセットしたあとり−ダ部分が長いので印字
可能部分まで手巻きしてやる必要がある。

第２に、リボンエンドを検出してリボンカートリッジを
裏返すときに不注意等でリーダ部分が、印字ヘッド位置
まで巻き出されていないことを確認して巻き戻す等の処
理を必要とした。

第３に、もしこれらの処置をおこたると初めかいて、熱
転写インクリボンをリボンカートリッジにセットしたあ
とリーダ部分が、印字ヘッドにかからないところまで巻
き取られているか確認して巻き取る等の処置を必要とし
た点と、印字を開始して熱転写インクリボンを端近くま
で印字したところで、リボンエンドを検出しリボンカー
トリッジを裏返すときに不注意等でリーダ部分が、印字
へ、ド位置まで巻き出されていないことを確認して巻き
戻す等の処置を必要とした点の以上２点の処理をはふき
、操作ミス等によって熱転写インクリボンのリーダ部分
の始端側におけるリボンエンド誤検出をさけることを目
的とする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、熱転写インクリボンの構造を示す。

両端の接着部８は、リボンカートリッジ１に熱転写イン
クリボン３を装着する時には、スプール７に接着されて
いる。

熱転写インクリボンのリーダ部分９と１０は、上下２つ
のゾーンにわけられ、始端側９では゛下半分が不透明部
分と透明部分の一定幅のくり返し、上半分が全部透明部
分となっている。又、終端側１０では、上下の関係が逆
になっている。第１図の構成の熱転写インクリボン３を
第２図（ａ）のようにリボンカートリッジにセットして
ふたをする。

そして、熱転写シリアルプリンタのカバーを開けてリボ
ンカートリッジ１を第６図のようにセットする。

第３図は、リボンエンドセンサ１２と熱転写インクリボ
ン３の位置関係を示している。

第３図（ａ）は、第６図の一部を拡大した図である。第
３図（ａ）において発光素子１３から出た光は熱転写イ
ンクリボン３のリーダ部分（透明部分）を通過して受光
素子１４でとらえる。

第３図（ｂ）は、発光素子１３．受光素子１４゜熱転写
インクリボン３の上下の位置関係を示している。第３図
（ｂ）に示す様に発光素子１３から出た光は、熱転写イ
ンクリボン３の下半分を通過して受光素子１４にとらえ
られる。

第４図は、制御系のブロック図を示す。制御部１６はマ
イクロプロセッサで構成され、リボンエンドセンサ１７
．操作パネル１９．紙なしセンサ２１の情報をもとに、
リボン巻き取りモータ１８、印字ヘッド２０．キャリア
モータ２２２紙送りモータ２３を制御する。

リボンカートリッジが装着された時および、電源ＯＮの
時に制御部１６は、第５図に示す制御部動作を行う。

第１に最初からリボンエンドセンサの出力が透明を示し
ているならリボンモーターにより少し熱転写インクリボ
ンを送り変化をみる。そして、不透明に変化したら始端
であると判断して印字可能部分になるまでリボンモータ
ーで熱転写インクリボンを巻きとる。

第１のケースにおいて、熱転写インクリボンを少し巻き
とっても、透明のまま変化しなかったら終端と判断して
操作パネル上のランプを点灯してリボンエンドを知らせ
る。

第２に最初から不透明をキャッチしたらリボンモーター
により少し熱転写インクリボンを送り同じく変化を見る
。もし、不透明のままなら印字可能部分であると判断し
て、インタフェース部からの印字開始指令を待つ。

第２のケースにおいて、熱転写インクリボンを少量巻き
とって不透明から透明に変化したら始端であると判断し
て印字可能部分になるまでリボンモーターで送る。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように熱転写シリアルプリンタ
に用いる熱転写インクリボンに於いて、リボンカートリ
ッジに熱転写インクリボンをセットシ、プリンタ本体に
未使用のリボンカートリッジをセットするときやリボン
エンドを検出してリボンカートリッジを裏返してセット
するときリボンエンドセンサによってそのときの熱転写
インクリボンの状態を検出して、始端か終端かの判定を
行い、始端であれば印字可能部分まで熱転写インクリボ
ンを巻きとる。

これにより、いままでリボンカートリッジに熱転写イン
クリボンをセットし終わったときにリーダ部分が長いの
で印字可能部分まで手巻きをしたりリボンエンドを検出
してリボンカートリ、ジな裏返すときに不注意等でリー
ダ部分が、印字ヘッド位置まで巻き出されていないこと
を確認して巻き戻す等の処置を全く必要としなくなった
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の熱転写インクリボンの構成図である
。第２図（ａ）は、リボンカートリッジに熱転写インク
リボンをセットした図であり、（ｂ）はふたをした図で
ある。第３図（ａ）は、リボンエンドセンサ部分を上か
ら見た図であり、（ｂ）はリボンエンドセンサが°どの
位置をセンサするか位置を示したもやである。第４図は
、制御部のプロ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 片方向往復使用する方式の熱転写インクリボンの両端の
   リーダ部を上下２つに分け、一方の下半分を縦の一定幅
   の透明部分と不透明部分の繰り返しとし、上半分をすべ
   て透明とし、もう一方は、上下の関係を逆に構成した熱
   転写インクリボン。