JPH05131663A - 熱転写カラープリンタ - Google Patents

熱転写カラープリンタ

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Publication number
JPH05131663A
JPH05131663A JP32661591A JP32661591A JPH05131663A JP H05131663 A JPH05131663 A JP H05131663A JP 32661591 A JP32661591 A JP 32661591A JP 32661591 A JP32661591 A JP 32661591A JP H05131663 A JPH05131663 A JP H05131663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
ink
color
discrimination
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP32661591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Osawa
正弘 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP32661591A priority Critical patent/JPH05131663A/ja
Publication of JPH05131663A publication Critical patent/JPH05131663A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクシート20に塗布した各色インクの色
判別に使用するマークセンサ30a、30bのコストを
下げる。 【構成】 インクの色を示すマーク21、22、23に
2個のマークセンサ30a、30bが感応する。マーク
センサ30a、30bの出力差を求める。求めた出力差
をセンサ出力と共に制御回路32に入力する。制御回路
32では、マークセンサ30a、30bの出力差を考慮
することにより、マークセンサ30a、30bの感度差
の影響を受けずに、色判別を行う。感度差のある安価な
マークセンサ30a、30bを使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプリンタ等に使
用される熱転写カラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオプリンタ等に使用される熱転写カ
ラープリンタは、通常は、3色(イエロー、マゼンタ、
シアン)のインクがシート長手方向に順番に且つ繰り返
し塗布されたインクシートを使用して、専用紙にカラー
画像をプリントする。その動作を図4により説明する。
【0003】専用紙10がプリント開始位置に頭出しさ
れると、プラテンローラ1とサーマルヘッド2との間に
専用紙10およびインクシート20を挟み、サーマルヘ
ッド2の発熱によりインクシート20のイエローインク
が専用紙10に熱転写される。このとき、専用紙10
は、給紙ローラ3によりA方向へ搬送される。イエロー
インクの熱転写が終わると、専用紙10がB方向へ逆送
されて再度プリント開始位置に頭出しされると共に、マ
ゼンタインクの頭出しが行われて、その熱転写が行われ
る。同様にして、シアンインクの熱転写が最後に行われ
る。
【0004】このような重ねプリントでは、インクシー
ト20の各色インクを順番に頭出しするために、インク
の色判別を行う必要がある。インクの色判別のために、
インクシート20には、図5に示すように、マーク21
〜23が設けられている。イエローインクを示すマーク
21は、インクシート20の全幅にわたって引かれたラ
インであり、マゼンタおよびシアンの各インクを示すマ
ーク22および23は、インクシート20の異なる側に
引かれたラインとなっている。そして、これらのライン
を、インクシート20の両側部に対向して設けられた2
個のセンサ5aおよび5bにより感知し、各出力を所定
のしきい値でレベル変換して、その状態の組み合わせに
よりインクの色判別を行う。
【0005】即ち、センサ5aおよび5bのいずれもが
H(またはL)の状態のときはイエロー、センサ5aが
H(またはL)でセンサ5bがL(またはH)の状態の
ときはマゼンタ、センサ5aがL(またはH)でセンサ
5bがH(またはL)の状態のときはシアンとなるので
ある。
【0006】また、熱転写カラープリンタの内部に供給
された用紙が正規の専用紙10であることを確認するた
めに、用紙判別用のセンサが、色判別用のセンサ5aお
よび5bとは別に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような熱転写カラ
ープリンタでは、インクシート20の色判別を行う2個
のセンサ5aおよび5bの感度のばらつきが大きいと、
その判別が不正確になる。そのため、センサ5aおよび
5bは、感度のばらつきの少ないものを使用しなければ
ならず、高コストとなる。また、インクシート20の色
判別と用紙判別は、シリアルに行われるにもかかわら
ず、別々のセンサを使用しており、これもセンサ費用を
高める原因となる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、判別センサに要する費用を軽減できる構成の
熱転写カラープリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る熱転写カラープリンタは、複数色のインクがシート長
手方向に順番に且つ繰り返し塗布され、各インク毎に色
判別用のマークが設けられたインクシートを使用して、
用紙にカラー画像をプリントする熱転写カラープリンタ
において、色判別用のマークに対して、各色毎に異なる
組み合わせで感応する2つのマークセンサを設け、2つ
のマークセンサの出力差を求めて、2つのセンサ出力の
状態およびその差の状態からインクの色判別を行うよう
に構成したことを特徴としている。
【0010】本発明の請求項2にかかる熱転写カラープ
リンタは、複数色のインクがシート長手方向に順番に且
つ繰り返し塗布され、各インク毎に色判別用のマークが
設けられたインクシートを使用して、用紙にカラー画像
をプリントする熱転写カラープリンタにおいて、用紙に
重ねられたインクシートの色判別用のマークが用紙の側
から見えるように、用紙の幅をインクシートの幅よりも
狭くしておき、インクシートのマークと用紙に設けた用
紙判別用のマークとを、用紙の側から共用のマークセン
サで検出して、該マークセンサの感度切り換えにより色
判別および用紙判別を行うように構成したことを特徴と
している。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の請求項1にかかる熱転写カラープ
リンタの一例を示すブロック図である。
【0012】ここに示された熱転写カラープリンタは、
インクシート20の両側部に対向するように設けられた
2個のマークセンサ30aおよび30bを有する。イン
クシート20は、図5に示したのと同じものであり、表
面に3色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクがシ
ート長手方向に順番に且つ繰り返し塗布されると共に、
インクの色判別のためのライン状のマーク21〜23が
設けられている。
【0013】マークセンサ30aおよび30bは、光反
射型のインターラプタからなり、インクシート20を挟
んでマークセンサ30aおよび30bの反対側に反射板
を設けることにより、マークに対しては光が反射されず
にセンサ出力が高くなり、マーク以外の部分に対して
は、その部分を光が透過して反射板からの反射光が受光
されることにより、センサ出力が低下する。従って、マ
ーク21に対しては、マークセンサ30aおよび30b
の出力が共に上がり、マーク22に対しては、マークセ
ンサ30aのみの出力が上がり、マーク23に対して
は、マークセンサ30bのみの出力が上がる。
【0014】マークセンサ30aおよび30bの各出力
AおよびBは、A/D変換器31でデジタル量に変換さ
れ、DaおよびDbとして制御回路32に入力される一
方、減算回路33に入力される。減算回路33は|Da
−Db|を演算し、その出力は、比較器34に入力され
る。比較器34では、|Da−Db|が設定値X1およ
びX2(X1<X2)と比較され、その信号が制御回路
32に入力される。そして、制御回路32は、Da、D
bの大きさ、|Da−Db|と設定値X1、X2との比
較結果から、次の判定を行う。
【0015】 Da,Db≧Yで、かつ|Da−Db
|≦X1のとき、マークセンサ30aおよび30bがマ
ーク21を感知したとして、イエローと判定する。 Da,Db<Yで、かつ|Da−Db|≦X1のと
き、マークセンサ30aおよび30bがマークを感知せ
ず、インク面と判定する。 Da≧Y,Db<Yで、かつ|Da−Db|>X2
のとき、マークセンサ30aがマーク22を感知したと
して、マゼンタインクと判定する。 Da<Y,Db≧Yで、かつ|Da−Db|>X2
のとき、マークセンサ30bがマーク23を感知したと
して、シアンインクと判定する。
【0016】ここで、X1をマークセンサ30aおよび
30bの感度差による出力のばらつきよりも大きくして
おけば、そのばらつきの影響を受けることなくインクの
色判別が可能となる。つまり、マークセンサ30aおよ
び30bの出力差を考慮することにより、その感度差の
影響を受けない色判別が可能となる。
【0017】制御回路32でインクの色判別が行われる
と、その判別結果に応じてモータ駆動回路35からイン
クシート送り用の駆動モータ36に指示が出され、所定
の色のインクによってプリントが行われる。
【0018】図2は本発明の請求項2にかかる熱転写カ
ラープリンタの一例を示すブロック図、図3は本プリン
タに使用される専用紙とインクシートの関係を示す模式
図である。
【0019】専用紙10は、一端部両側に判別用のマー
ク11を有する。専用紙10のマーク11は、通常、白
紙に印刷され、透明なフィルムベース上に塗布されたイ
ンクシート20の色判別用マーク21、22、23と
は、反射率が異なる。専用紙10の横幅は、インクシー
ト20の横幅より狭く、インクシート20のマーク2
1、22、23が専用紙10の両側にはみ出すようにな
っている。
【0020】マークセンサ30は、例えば、図4のSに
示すプラテンローラ1と給紙ローラ3の間に設けられ、
専用紙10の側からインクシート20の両側部に対向し
て、専用紙10のマーク11およびインクシート20の
マーク21、22、23の両方に感応するようになって
いる。
【0021】マークセンサ30の出力側には、第1増幅
器37aおよび第2増幅器37bが並列に設けられてい
る。第1増幅器37aは、専用紙10のマーク11(反
射率大)に適したゲインを有し、第2増幅器37bは、
インクシート20のマーク21、22、23(反射率
小)に適したゲインを有する。そして、用紙判別を行う
タイミングでは第1増幅器37aの出力が選択され、イ
ンクの色判別を行うタイミングでは第2増幅器37bの
出力が選択されるように、セレクト回路38が、制御回
路39からの信号により切り換え操作される。セレクト
回路38を通ったセンサ出力は、制御回路39に入力さ
れ、マーク検知を行うべく、所定のしきい値によりレベ
ル変換される。
【0022】これにより、マークセンサ30が、用紙判
別用センサと、インクシート20に設けたインクの色判
別用センサとを兼ねているにもかかわらず、用紙判別と
色判別とが支障なく行われる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明の請求項1にかかる熱転写
カラープリンタによる場合には、色判別用のマークを検
知する2つのマークセンサの出力差を求め、色判別の際
にその出力差を考慮するようにしたので、2つのマーク
センサに大きな感度のばらつきがあっても、そのばらつ
きの影響を受けずに正確な色判別を行うことができる。
従って、センサランク等の指定のない低コストのマーク
センサが使用でき、センサに要する費用が軽減される。
また、2つのマークセンサの出力差を考慮することによ
り、マークの濃度むらの影響を排除することもできる。
同様に、本発明の請求項2にかかる熱転写カラープリン
タによる場合には、用紙判別のマークセンサと色判別の
マークセンサが共用されることにより、センサに要する
費用が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1にかかる熱転写カラープリン
タの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の請求項2にかかる熱転写カラープリン
タの一例を示すブロック図である。
【図3】本プリンタに使用される専用紙とインクシート
の関係を示す模式図である。
【図4】熱転写カラープリンタにおけるプリント動作を
略示する模式図である。
【図5】熱転写カラープリンタに使用されるインクシー
トの模式図である。
【符号の説明】
10 専用紙 11 用紙判別用のマーク 20 インクシート 21、22、23 色判別用のマーク 30 30a、30b マークセンサ 33 減算回路 37a、37b 増幅器 38 セレクト回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のインクがシート長手方向に順番
    に且つ繰り返し塗布され、各インク毎に色判別用のマー
    クが設けられたインクシートを使用して、用紙にカラー
    画像をプリントする熱転写カラープリンタにおいて、色
    判別用のマークに対して、各色毎に異なる組み合わせで
    感応する2つのマークセンサを設け、2つのマークセン
    サの出力差を求めて、2つのセンサ出力の状態およびそ
    の差の状態からインクの色判別を行うように構成したこ
    とを特徴とする熱転写カラープリンタ。
  2. 【請求項2】 複数色のインクがシート長手方向に順番
    に且つ繰り返し塗布され、各インク毎に色判別用のマー
    クが設けられたインクシートを使用して、用紙にカラー
    画像をプリントする熱転写カラープリンタにおいて、用
    紙に重ねられたインクシートの色判別用のマークが用紙
    の側から見えるように、用紙の幅をインクシートの幅よ
    りも狭くしておき、インクシートのマークと用紙に設け
    た用紙判別用のマークとを、用紙の側から共用のマーク
    センサで検出して、該マークセンサの感度切り換えによ
    り色判別および用紙判別を行うように構成したことを特
    徴とする熱転写カラープリンタ。
JP32661591A 1991-11-13 1991-11-13 熱転写カラープリンタ Pending JPH05131663A (ja)

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