JP2732684B2 - 高速高品位プリンタの制御装置 - Google Patents
高速高品位プリンタの制御装置Info
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- G06K2215/0062—Handling the output data combining generic and host data, e.g. filling a raster
- G06K2215/0071—Post-treatment of the composed image, e.g. compression, rotation
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、高速高品位プリンタにおけるドットパター
ン修飾文字等の印字を制御する制御装置に関する。
ン修飾文字等の印字を制御する制御装置に関する。
（従来の技術） 一般に、コンピュータ等において使用されるプリンタ
では、印字する文字のドットパターンに文字の拡大や斜
体化等の修飾を行なうことがある。このような文字の修
飾は、例えば、文章中の一部の文言を強調して表現した
い場合等に行なわれる。
では、印字する文字のドットパターンに文字の拡大や斜
体化等の修飾を行なうことがある。このような文字の修
飾は、例えば、文章中の一部の文言を強調して表現した
い場合等に行なわれる。
第２図は、従来のプリンタの制御装置におけるデータ
フローの説明図である。
フローの説明図である。
図示の装置は、受信バッファ１と、CG（キャラクタ・
ジェネレータ）メモリ３と、イメージバッファ５とを備
えている。
ジェネレータ）メモリ３と、イメージバッファ５とを備
えている。
受信バッファ１は、RAM（ランダム・アクセス・メモ
リ）等から成り、上位装置から受信したデータを一時的
に格納する。このデータに、文字、復、改行などのコー
ド、拡大、縮小などのコマンドが含まれることはよく知
られていることである。
リ）等から成り、上位装置から受信したデータを一時的
に格納する。このデータに、文字、復、改行などのコー
ド、拡大、縮小などのコマンドが含まれることはよく知
られていることである。
CGメモリ３は、印刷される文字を表わすドットパター
ンデータを格納した記憶装置である。
ンデータを格納した記憶装置である。
イメージバッファ５は、RAM等から成り、印字される
単位量のドットパターンデータを一時的に格納するもの
である。この印字される単位量（印字単位量）は一度に
印字される量のことで、イメージバッファ５のサイズに
よって決まるが、例えば１行分というように定められ
る。
単位量のドットパターンデータを一時的に格納するもの
である。この印字される単位量（印字単位量）は一度に
印字される量のことで、イメージバッファ５のサイズに
よって決まるが、例えば１行分というように定められ
る。
次に、上述した装置の動作を説明する。
受信処理′では、上位装置から印刷する文字に対応
した文字データを受信し、受信バッファ１に格納する。
デコード修飾処理′では、文字データのデコードを行
ない、該当するドットパターンデータをCGメモリ３から
取出す。
した文字データを受信し、受信バッファ１に格納する。
デコード修飾処理′では、文字データのデコードを行
ない、該当するドットパターンデータをCGメモリ３から
取出す。
その後、ドットパターンデータに対し、修飾処理を行
なう必要があるか否かを判断し、修飾処理が必要なとき
は、修飾処理を行なう。このような修飾処理の例として
は、前述した拡大や斜体化等の処理がある。
なう必要があるか否かを判断し、修飾処理が必要なとき
は、修飾処理を行なう。このような修飾処理の例として
は、前述した拡大や斜体化等の処理がある。
第３図は、文字の拡大の手順の説明図である。
第３図（ａ）は、ドットパターンの一例を示す図であ
る。このドットパターンは、ある文字の一部分を表わす
ものである。
る。このドットパターンは、ある文字の一部分を表わす
ものである。
今、このドットパターンを図中横方向に２倍に拡大す
る。
る。
まず、第３図（ｂ）に示すように、図中横方向に隣接
するドットのORを取り、左右に半ドットずつ延長した位
置にドットを設ける。これにより、第３図（ａ）の１ド
ットは、左右に３つのドットが重なったものとなる。そ
して、印字の際は、ドットが重なることはないので、中
央のドットは、除かれ、第３図（ｃ）に示す拡大文字が
印刷される。
するドットのORを取り、左右に半ドットずつ延長した位
置にドットを設ける。これにより、第３図（ａ）の１ド
ットは、左右に３つのドットが重なったものとなる。そ
して、印字の際は、ドットが重なることはないので、中
央のドットは、除かれ、第３図（ｃ）に示す拡大文字が
印刷される。
第４図は、文字の斜体化の手順を示す図である。
図示の文字は、縦線“|"を示すものである。この文字
を斜体化するには、例えば、図中縦方向の４ドットずつ
を図中右方向に所定長だけ順次ずらす。子のように、斜
体化した文字を左右方向に圧縮することもできる。ま
た、斜体化した文字を拡大する場合は、図中縦方向の４
ドットずつの右側に４ドットずつの列を加える。このよ
うに、拡大した斜体化文字を圧縮することもできる。
を斜体化するには、例えば、図中縦方向の４ドットずつ
を図中右方向に所定長だけ順次ずらす。子のように、斜
体化した文字を左右方向に圧縮することもできる。ま
た、斜体化した文字を拡大する場合は、図中縦方向の４
ドットずつの右側に４ドットずつの列を加える。このよ
うに、拡大した斜体化文字を圧縮することもできる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した従来の装置には、次のような
問題点があった。
問題点があった。
即ち、近年では、前述した第３図及び第４図に示すよ
うな比較的単純な修飾のみならず、複雑な修飾も行なわ
れるようになってきている。これは、ユーザ側から文字
を高品位化する要求が強まっているからである。例え
ば、第３図又は第４図に示す修飾処理を行なった後、文
字を滑らかにするスムージング処理を行ない、文字の品
位、即ち見易さの向上を図っている。
うな比較的単純な修飾のみならず、複雑な修飾も行なわ
れるようになってきている。これは、ユーザ側から文字
を高品位化する要求が強まっているからである。例え
ば、第３図又は第４図に示す修飾処理を行なった後、文
字を滑らかにするスムージング処理を行ない、文字の品
位、即ち見易さの向上を図っている。
このようなスムージング処理は、複雑なものであり、
処理時間が多くかかる。従って、従来のように印字直前
に初めて修飾処理を行なう方法では、処理能力が著しく
低下するという問題があった。
処理時間が多くかかる。従って、従来のように印字直前
に初めて修飾処理を行なう方法では、処理能力が著しく
低下するという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、複雑で
処理時間のかかる修飾処理を行なう場合にも、処理能力
の低下を防ぐことができる高速高品位プリンタの制御装
置を提供することを目的とするものである。
処理時間のかかる修飾処理を行なう場合にも、処理能力
の低下を防ぐことができる高速高品位プリンタの制御装
置を提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 受信した文字データを含むデータが蓄積される受信バ
ッファと、修飾処理が必要な文字データが蓄積される修
飾文字バッファと、受信した文字データを含むデータを
前記受信バッファに蓄積するとともにそのデータから修
飾処理が必要な文字データを選別して前記修飾文字バッ
ファに蓄積する受信処理手段と、前記修飾文字バッファ
に蓄積された文字データに修飾処理を行なった後のドッ
トパターンデータが蓄積される修飾パターン記憶部と、
前記受信バッファに蓄積されているデータのうち修飾処
理が必要でない文字データのドットパターンデータと、
前記修飾パターン記憶部に蓄積され、修飾処理された文
字データのドットパターンデータとが、印字単位量だけ
蓄積されるイメージバッファと、前記イメージバッファ
に蓄積されているドットパターンデータを印字処理する
印字処理手段と、前記印字処理手段が前記イメージバッ
ファに蓄積されている印字単位量のドットパターンデー
タを印字している印字処理の空き時間に、次以降に印字
される前記修飾文字バッファに蓄積された文字データに
修飾処理を行ない、修飾処理されたそのドットパターン
データを前記修飾パターン記憶部に蓄積する修飾処理手
段とを備えたことを特徴とするものである。
ッファと、修飾処理が必要な文字データが蓄積される修
飾文字バッファと、受信した文字データを含むデータを
前記受信バッファに蓄積するとともにそのデータから修
飾処理が必要な文字データを選別して前記修飾文字バッ
ファに蓄積する受信処理手段と、前記修飾文字バッファ
に蓄積された文字データに修飾処理を行なった後のドッ
トパターンデータが蓄積される修飾パターン記憶部と、
前記受信バッファに蓄積されているデータのうち修飾処
理が必要でない文字データのドットパターンデータと、
前記修飾パターン記憶部に蓄積され、修飾処理された文
字データのドットパターンデータとが、印字単位量だけ
蓄積されるイメージバッファと、前記イメージバッファ
に蓄積されているドットパターンデータを印字処理する
印字処理手段と、前記印字処理手段が前記イメージバッ
ファに蓄積されている印字単位量のドットパターンデー
タを印字している印字処理の空き時間に、次以降に印字
される前記修飾文字バッファに蓄積された文字データに
修飾処理を行ない、修飾処理されたそのドットパターン
データを前記修飾パターン記憶部に蓄積する修飾処理手
段とを備えたことを特徴とするものである。
（作用） 上述した装置においては、受信処理手段によって文字
の修飾が必要か否かが判断され、修飾が必要なときは、
受信されたデータが文字データバッファに蓄積される。
そして、修飾処理手段により、印刷処理のあき時間を利
用して文字の修飾処理が行なわれる。従って、複雑な修
飾処理や展開処理が必要な文字データについても、印刷
に必要なドットパターンデータを早期に用意することが
できる。この結果、プリンタの処理能力の向上を図るこ
とができる。
の修飾が必要か否かが判断され、修飾が必要なときは、
受信されたデータが文字データバッファに蓄積される。
そして、修飾処理手段により、印刷処理のあき時間を利
用して文字の修飾処理が行なわれる。従って、複雑な修
飾処理や展開処理が必要な文字データについても、印刷
に必要なドットパターンデータを早期に用意することが
できる。この結果、プリンタの処理能力の向上を図るこ
とができる。
（実施例） 第１図は、本発明のプリンタの制御装置におけるデー
タフローチャートの説明図である。
タフローチャートの説明図である。
図示の装置は、受信バッファ１と、修飾文字バッファ
（文字データバッファ）２と、CGメモリ３と、修飾パタ
ーン記憶部（ドットパターンデータ記憶部）４と、イメ
ージバッファ５とを備えている。
（文字データバッファ）２と、CGメモリ３と、修飾パタ
ーン記憶部（ドットパターンデータ記憶部）４と、イメ
ージバッファ５とを備えている。
受信バッファ１と、CGメモリ３と、イメージバッファ
５とは、前述した第２図に示す従来のものと同様である
ので、重複する説明を省略する。
５とは、前述した第２図に示す従来のものと同様である
ので、重複する説明を省略する。
修飾文字バッファ２は、RAM等から成り、文字を高品
位化するための修飾処理が必要なデータを一時的に蓄積
するものである。
位化するための修飾処理が必要なデータを一時的に蓄積
するものである。
修飾パターン記憶部４は、RAM等から成り、修飾処理
を行なった後のドットパターンデータを一時的に蓄積す
るものである。
を行なった後のドットパターンデータを一時的に蓄積す
るものである。
受信処理、修飾処理、デコード処理及び印字処
理は、第５図に示すプログラムにより行なわれるもの
である。即ち、このプログラムを実行する図示しないプ
ロセッサが、受信処理手段、修飾処理手段、デコード処
理手段及び印字処理手段となる。
理は、第５図に示すプログラムにより行なわれるもの
である。即ち、このプログラムを実行する図示しないプ
ロセッサが、受信処理手段、修飾処理手段、デコード処
理手段及び印字処理手段となる。
受信処理では、受信したデータが受信バッファ１に
蓄えられる。これとともに、受信したデータが修飾が必
要な文字データか否かが判断される。そして、修飾が必
要なときは、受信したデータを修飾文字バッファ２へ印
字処理より前に蓄積する。
蓄えられる。これとともに、受信したデータが修飾が必
要な文字データか否かが判断される。そして、修飾が必
要なときは、受信したデータを修飾文字バッファ２へ印
字処理より前に蓄積する。
修飾処理では、修飾文字バッファ２に蓄積されたデ
ータのドットパターンをCGメモリ３から読み込んで修飾
処理を行ない、修飾パターン記憶部４に格納する。この
修飾処理は、印字処理のあき時間中に行なわれる。
ータのドットパターンをCGメモリ３から読み込んで修飾
処理を行ない、修飾パターン記憶部４に格納する。この
修飾処理は、印字処理のあき時間中に行なわれる。
デコード処理では、受信バッファ１に蓄えられた文
字データに対応するドットパターンデータがCGメモリ３
から読み込まれ、イメージバッファ５に格納される。た
だし、文字の修飾が必要な場合は、修飾処理により格
納された修飾パターン記憶部４上からドットパターンデ
ータが読み込まれ、イメージバッファ５に格納される。
字データに対応するドットパターンデータがCGメモリ３
から読み込まれ、イメージバッファ５に格納される。た
だし、文字の修飾が必要な場合は、修飾処理により格
納された修飾パターン記憶部４上からドットパターンデ
ータが読み込まれ、イメージバッファ５に格納される。
印字処理では、イメージバッファ５上のドットパタ
ーンデータを１コラム毎に読み出して印字する処理を行
なう。
ーンデータを１コラム毎に読み出して印字する処理を行
なう。
第５図は、本発明のプリンタの制御装置における印字
手順を説明するフローチャートである。
手順を説明するフローチャートである。
プリンタの電源をオンした後、イニシャル処理を行な
い（ステップS1）、データが送られてくるのを待つ（ス
テップS2）。データが送られてくると、受信割り込みが
働き、受信処理を行なう（ステップS11）。受信処理で
は、前述したように、受信バッファ１にデータが蓄えら
れる。これにより、ステップS2の判別結果は、否定（N
o）となる。さらに受信処理では、もし修飾が必要なと
きには修飾文字バッファにもデータが蓄えられる。
い（ステップS1）、データが送られてくるのを待つ（ス
テップS2）。データが送られてくると、受信割り込みが
働き、受信処理を行なう（ステップS11）。受信処理で
は、前述したように、受信バッファ１にデータが蓄えら
れる。これにより、ステップS2の判別結果は、否定（N
o）となる。さらに受信処理では、もし修飾が必要なと
きには修飾文字バッファにもデータが蓄えられる。
次に、修飾文字バッファが空か否かを判断し（ステッ
プS3）、空でなければ、修飾処理を行なう（ステップS
5）。修飾処理では、まず、修飾文字バッファに蓄積さ
れた文字データを解読して当該文字データに対応したド
ットパターンデータをCGメモリ３から読み出す。そし
て、前述したように、第３図又は第４図に示すような修
飾処理を行なう。また、このほか、文字の高品位化のた
めの修飾処理も行なう。修飾処理を行なった後のドット
パターンデータは、修飾パターン記憶部４に蓄えられ
る。受信されたデータ中に文字の修飾が指定されていな
ければ、修飾処理では、何らの処理も行なわれず、ステ
ップS5は素通りとなる。
プS3）、空でなければ、修飾処理を行なう（ステップS
5）。修飾処理では、まず、修飾文字バッファに蓄積さ
れた文字データを解読して当該文字データに対応したド
ットパターンデータをCGメモリ３から読み出す。そし
て、前述したように、第３図又は第４図に示すような修
飾処理を行なう。また、このほか、文字の高品位化のた
めの修飾処理も行なう。修飾処理を行なった後のドット
パターンデータは、修飾パターン記憶部４に蓄えられ
る。受信されたデータ中に文字の修飾が指定されていな
ければ、修飾処理では、何らの処理も行なわれず、ステ
ップS5は素通りとなる。
次に、印字中か否かが判断される（ステップS4）。即
ち、後述するステップS7で、印字起動がかけられている
か否かが判断される。
ち、後述するステップS7で、印字起動がかけられている
か否かが判断される。
ステップS4の判別結果が否定（No）のときは、イメー
ジバッファ５が一杯か否かが判別される（ステップS
6）。この答が否定（No）のときは、デコード処理を行
なう（ステップS8）。デコード処理は、受信バッファ１
に格納された文字データを解読して当該文字データに対
応したドットパターンデータをCGメモリ３から読み出
し、イメージバッファ５に格納する処理である。このデ
コード処理においては、受信バッファ１内のデータ中に
文字の修飾が指定されているときは、前述したステップ
S5で修飾処理されたドットパターンデータが修飾パター
ン記憶部４に格納されているので、当該修飾パターン記
憶部４からドットパターンデータを読み出し、イメージ
バッファ５に格納する。
ジバッファ５が一杯か否かが判別される（ステップS
6）。この答が否定（No）のときは、デコード処理を行
なう（ステップS8）。デコード処理は、受信バッファ１
に格納された文字データを解読して当該文字データに対
応したドットパターンデータをCGメモリ３から読み出
し、イメージバッファ５に格納する処理である。このデ
コード処理においては、受信バッファ１内のデータ中に
文字の修飾が指定されているときは、前述したステップ
S5で修飾処理されたドットパターンデータが修飾パター
ン記憶部４に格納されているので、当該修飾パターン記
憶部４からドットパターンデータを読み出し、イメージ
バッファ５に格納する。
ステップS6の判別結果が肯定（Yes）のときは、印字
起動を行なう（ステップS7）。これにより、第６図に示
すように、所定時間Ｔ毎に印字処理が行なわれる（ステ
ップS12）。
起動を行なう（ステップS7）。これにより、第６図に示
すように、所定時間Ｔ毎に印字処理が行なわれる（ステ
ップS12）。
第６図は、印字タイミングと印字処理との関係を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
印字処理とは、イメージバッファ５に格納されたドッ
トパターンデータを１コラム毎に印字ヘッドに送る処理
である。印字ヘッドは、所定時間Ｔ毎に１コラム分の印
字行なう。
トパターンデータを１コラム毎に印字ヘッドに送る処理
である。印字ヘッドは、所定時間Ｔ毎に１コラム分の印
字行なう。
印字ヘッドで印字される１コラム分のドットパターン
は、当該印字の前のタイミングで実行される印字処理に
よってすでに送られていなければならない。即ち、例え
ば、第１回目の印字処理では、時間t0だけかかって１コ
ラム分のドットパターンデータが送られる。そして、猶
予時間a0を経た後、第２回目の印字タイミングで印字ヘ
ッドにより印字が行なわれる。従って、印字割り込みの
周期Ｔに比較して印字処理時間tx（ｘ＝０〜ｎ）は、必
然的に短くなる。猶予時間a0は、空き時間であるので、
この間プロセッサは、他の処理をすることができる。
は、当該印字の前のタイミングで実行される印字処理に
よってすでに送られていなければならない。即ち、例え
ば、第１回目の印字処理では、時間t0だけかかって１コ
ラム分のドットパターンデータが送られる。そして、猶
予時間a0を経た後、第２回目の印字タイミングで印字ヘ
ッドにより印字が行なわれる。従って、印字割り込みの
周期Ｔに比較して印字処理時間tx（ｘ＝０〜ｎ）は、必
然的に短くなる。猶予時間a0は、空き時間であるので、
この間プロセッサは、他の処理をすることができる。
即ち、第５図のステップS4の判別結果が肯定（Ye
s）、即ち印字中のときは、ステップS2に戻るようにす
る。そして、ステップS12の印字処理が例えば時間t0だ
けかかって終了した後、猶予時間a0を使って直ちにステ
ップS2、S3及びS5を実行し、修飾文字バッファ２に予め
格納された文字データについて修飾処理を行なう。即
ち、イメージバッファ５内の印字単位量のドットパター
ンデータの印字を行なう際の空き時間の合計（a0＋a1＋
…＋an-1＋an）を利用して、次の印字単位量の印字が修
飾処理の必要な文字データの場合には、修飾パターン記
憶部４内に次に印字するドットパターンデータを作って
おくようにする。従って、イメージバッファ５内のドッ
トパターンデータの印字が終了し、次の印字を行なおう
とするときには、修飾処理の終了したドットパターンデ
ータが修飾パターン記憶部４内に用意されている。この
ため、デコード処理では、修飾処理をする必要がな
く、修飾パターン記憶部４内のドットパターンデータを
イメージバッファへ転送するだけでよい。従って、印字
の直前に修飾処理が行なわれることがなくなり、プリン
タの処理能力の向上が図られる。
s）、即ち印字中のときは、ステップS2に戻るようにす
る。そして、ステップS12の印字処理が例えば時間t0だ
けかかって終了した後、猶予時間a0を使って直ちにステ
ップS2、S3及びS5を実行し、修飾文字バッファ２に予め
格納された文字データについて修飾処理を行なう。即
ち、イメージバッファ５内の印字単位量のドットパター
ンデータの印字を行なう際の空き時間の合計（a0＋a1＋
…＋an-1＋an）を利用して、次の印字単位量の印字が修
飾処理の必要な文字データの場合には、修飾パターン記
憶部４内に次に印字するドットパターンデータを作って
おくようにする。従って、イメージバッファ５内のドッ
トパターンデータの印字が終了し、次の印字を行なおう
とするときには、修飾処理の終了したドットパターンデ
ータが修飾パターン記憶部４内に用意されている。この
ため、デコード処理では、修飾処理をする必要がな
く、修飾パターン記憶部４内のドットパターンデータを
イメージバッファへ転送するだけでよい。従って、印字
の直前に修飾処理が行なわれることがなくなり、プリン
タの処理能力の向上が図られる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
ない。
ない。
即ち、上述した実施例においては、通常の文字データ
に対応したドットパターンデータに修飾処理を行なう場
合について説明したが、本発明はこれに限らず、記憶装
置の記憶容量を押えるために、印刷用のドットパターン
を圧縮したデータを展開する場合にも適用することがで
きる。特に、圧縮データの圧縮率が高く、展開処理に時
間がかかる場合にも、印字処理に先立って展開処理を済
ませておくことができ、プリンタの処理能力の向上を図
ることができる。
に対応したドットパターンデータに修飾処理を行なう場
合について説明したが、本発明はこれに限らず、記憶装
置の記憶容量を押えるために、印刷用のドットパターン
を圧縮したデータを展開する場合にも適用することがで
きる。特に、圧縮データの圧縮率が高く、展開処理に時
間がかかる場合にも、印字処理に先立って展開処理を済
ませておくことができ、プリンタの処理能力の向上を図
ることができる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明の高速高品位プリンタの
制御装置は、印刷の際に修飾が必要となる文字データを
先読みし、印字処理の空き時間中に当該文字の修飾処理
を行ない、修飾されたドットパターンデータを所定の記
憶装置上に用意しておくようにしたので、次のような効
果がある。
制御装置は、印刷の際に修飾が必要となる文字データを
先読みし、印字処理の空き時間中に当該文字の修飾処理
を行ない、修飾されたドットパターンデータを所定の記
憶装置上に用意しておくようにしたので、次のような効
果がある。
即ち、印字処理と平行して修飾処理を行なうことがで
き、この結果、修飾処理のために印字処理が遅れること
を防止することができ、プリンタの処理能力の向上を図
ることができる。
き、この結果、修飾処理のために印字処理が遅れること
を防止することができ、プリンタの処理能力の向上を図
ることができる。
第１図は本発明の高速高品位プリンタの制御装置におけ
るデータフローを示す図、第２図は従来の高速高品位プ
リンタの制御装置におけるデータフローを示す図、第３
図は文字の拡大化の手順の説明図、第４図は文字の斜体
化の手順の説明図、第５図は本発明のプリンタの制御装
置における印字手順を説明するフローチャート、第６図
は印字タイミングと印字処理との関係を示すタイムチャ
ートである。 １…受信バッファ、２…修飾文字バッファ（文字データ
バッファ）、３…CGメモリ、４…修飾パターン記憶部
（ドットパターンデータ記憶部）、５…イメージバッフ
ァ。
るデータフローを示す図、第２図は従来の高速高品位プ
リンタの制御装置におけるデータフローを示す図、第３
図は文字の拡大化の手順の説明図、第４図は文字の斜体
化の手順の説明図、第５図は本発明のプリンタの制御装
置における印字手順を説明するフローチャート、第６図
は印字タイミングと印字処理との関係を示すタイムチャ
ートである。 １…受信バッファ、２…修飾文字バッファ（文字データ
バッファ）、３…CGメモリ、４…修飾パターン記憶部
（ドットパターンデータ記憶部）、５…イメージバッフ
ァ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 3/12 Ｇ (56)参考文献 特開 昭62−249189（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−74063（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−135625（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−93064（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−237495（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−241614（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−291015（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−130162（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】受信した文字データを含むデータが蓄積さ
れる受信バッファと、 修飾処理が必要な文字データが蓄積される修飾文字バッ
ファと、 受信した文字データを含むデータを前記受信バッファに
蓄積するとともにそのデータから修飾処理が必要な文字
データを選別して前記修飾文字バッファに蓄積する受信
処理手段と、 前記修飾文字バッファに蓄積された文字データに修飾処
理を行なった後のドットパターンデータが蓄積される修
飾パターン記憶部と、 前記受信バッファに蓄積されているデータのうち修飾処
理が必要でない文字データのドットパターンデータと、
前記修飾パターン記憶部に蓄積され、修飾処理された文
字データのドットパターンデータとが、印字単位量だけ
蓄積されるイメージバッファと、 前記イメージバッファに蓄積されているドットパターン
データを印字処理する印字処理手段と、 前記印字処理手段が前記イメージバッファに蓄積されて
いる印字単位量のドットパターンデータを印字している
印字処理の空き時間に、次以降に印字される前記修飾文
字バッファに蓄積された文字データに修飾処理を行な
い、修飾処理されたそのドットパターンデータを前記修
飾パターン記憶部に蓄積する修飾処理手段と を備えたことを特徴とする高速高品位プリンタの制御装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1274980A JP2732684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 高速高品位プリンタの制御装置 |
| US07/600,827 US5119471A (en) | 1989-10-24 | 1990-10-22 | Control apparatus of high speed/high quality printer |
| EP90120335A EP0424885B1 (en) | 1989-10-24 | 1990-10-23 | Control apparatus of high speed/high quality printer |
| DE69027650T DE69027650T2 (de) | 1989-10-24 | 1990-10-23 | Steuervorrichtung für Drucker mit hoher Geschwindigkeit und Qualität |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1274980A JP2732684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 高速高品位プリンタの制御装置 |
Publications (2)
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|---|---|
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| JP2732684B2 true JP2732684B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17549242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1274980A Expired - Lifetime JP2732684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 高速高品位プリンタの制御装置 |
Country Status (4)
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| JP (1) | JP2732684B2 (ja) |
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-
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- 1989-10-24 JP JP1274980A patent/JP2732684B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
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- 1990-10-23 DE DE69027650T patent/DE69027650T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-23 EP EP90120335A patent/EP0424885B1/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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