JP2730933B2 - シート受取り装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は端部がフレーム構造内に垂直にシフト自在に
設置され複写機、印刷器等からシートを受取るビンを形
成するトレーの積層体が備えられ、トレーの前記端部が
通常近接して隔置され且つ一方が他方上に載置している
ランダム・アクセス型シート受取り装置に関するもので
ある。シート給送装置は複写機、印刷器等から出るシー
トを受取るようフレーム構造内に枢軸的に設置され、給
送装置は、給送装置を上下動させる、ビン開き機構が備
えられ、選択されたビンへのシートの移送中にトレーの
前記端部を枢軸的に開き且つ開いた状態に保持するリフ
ターを備えている。トレーの他端部はビン開き体による
トレーの枢軸的開きに応答してビンの他端部における空
間を増加させるカムの上に支持されている。

〔従来の技術〕

事務用複写機から出る複写紙の受取り装置にはコピー
をその分離した照合組に配列するよう機能する分離機が
含まれることがしばしばある。受取り装置のトレーの間
の空間を拡大する移動ビン又は移動ビン開き装置を備え
た分類機の例については先行技術において良く知られて
いる。Lawrenceの米国特許第4,343,463号、Du Boisの米
国特許第4,478,406号及び同第4,328,963号、Stemmleの
米国特許第3,848,868号、Schultzの米国特許及びShirah
aseの米国特許第3,879,032号といった各種米国特許に諸
例が示されている。Langnerの米国特許第4,265,445号は
トレーが固定されるが、枢着された給送装置がシートを
選択されたビンに向ける分類装置の事例である。

こうして分類装置は事務用複写機で作成された原稿文
書の多数のコピーを２方向に分類する作動に採用される
連続的作動に良く適している。複写の間と時間間隔はコ
ピーを低速度から中間速度の複写機、例えば、毎分あた
り60枚以上のコピー迄照合させる目的でビン又はビン開
き装置の運動を可能にするのに適している。

印刷機として機能する複写機、即ち、硬い原稿の写真
画像の代わりにゼログラフィック・ドラムのプログラム
化されたイメージングを採用している非打撃型即ち電子
式又はレーザー式プリンターの到来と共に、ランダム・
アクセス型受取り装置の必要性が生じてきた。こうして
印刷器は通常頁が丁合された状態で文書をセットにして
作成する。然し乍ら、セットの分離と同様、異なる仕事
を投入する必要性が存在している。セットの分離は各セ
ットの頁を順次ビン内に供給することにより容易に達成
可能であるが、異なるメールボックスを予定している文
書又は仕事は順次処理されず殆んど処理されないので、
メールボックスへの投入は一層困難である。従って、メ
ールボックス処理には選択されたビン又はメールボック
スへの送出しに対しランダム・アクセス又はシート供給
の位置付けが要求される。

高速高容量印刷器が採用される場合、例えばシートが
シート移送装置から又はシート移送装置により在る選択
されたビン内へ入れられるLawrence特許第4,343,463号
又は同第819,969号に示された如き比較的大型でコスト
高の複雑なランダム・アクセス装置を採用出来る。

〔発明が解決しようとする課題〕

理論的には、先に認められ如き先行技術のビン開き分
類装置は又メールボックス装置としても有用であるが、
トレーへのシートのランダム・アクセスの場合に要求さ
れるビン・シフト又はビン開き機構の迅速な運動は２個
の連続する仕事を分離させる目的で例えば最初のビンか
ら最後のビンへそして元に戻す作動機構のタイミングの
問題とこの機構を急速に加速する機械的問題を備えてい
る。

その上、シート上の画像のゼログラフィック作成を使
用する非打撃型又は電子式印刷器の大部分は小型で比較
的廉価であるので、大型で効果又は複雑なメールボック
ス装置は受容出来ない。前述したDu Boisの特許第4,32
8,963号の分類装置はその全体的寸法に対しビンあたり
のシート容量が比較的大きいことから一部の低速度印刷
器と組合ってメールボックスとして有用であり、こうし
たメール・ボックスはビン開きカムがトレーを上下に急
速に移動させるとき過剰な機械的摩耗を受け、一方、シ
ートがランダム様式にて送出されるとき各トレーが順次
開き、更に、こうした機械的運動は当該分類装置がラン
ダム・アクセス又はメールボックス様式にて採用される
印刷器のシート送出速度に限度をもたらす。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、分類装置をランダム・アクセス作動の速度
と容易性が原因で比較的高い仕事分離に適合させるビン
開き機構を備え、結果的にその寸法に対しビンあたりの
シート枚数の観点から高容量を有する小型でコンパクト
且つ簡単なセット又は仕事分離受取り装置が提供される
ような前述したDu Bois等の特許第4,378,306号に開示さ
れた型式の分類装置のコンパクト性の諸特徴を利用して
いる。この装置は又、仕事分離機構を備えた分離装置と
しては複写機と併用可能である。

更に詳細には、本発明は、トラニオン又は設置ピン上
でフレーム構造内にて垂直運動するよう内側端部に設置
されフレーム構造から突出するトレーの積層体の使用を
意図し、トレーの外側端部は通常一方が他方の上に載置
しているトレーの内側端部であり、トレーの内側端部と
間の間隔を増加させる目的でトレーの内側端部がフレー
ム構造内で垂直にシフトされて離されるときトレーの外
側端部の間の空間を増加させるカム表面上でのトレーの
枢軸摺動運動を行なうよう支持され、シート給送機構は
給送が隣接するトレーの選択された対の内側端部におけ
る位置に垂直にシフト出来るようフレーム構造内に支持
され、シート給送装置と共に垂直に移動するビン開き装
置は隣接するトレーの内側端部を垂直に開き且つシート
がトレーの間のビンに入るとき当該内側端部を開いた状
態に保持するよう作動可能である。本発明の特徴によれ
ば、ビン開き装置は隣接するトレーのトラニオンの間に
係合し、シート給送機構の重量を支持する。

本発明には添附図面及び以下の更に詳細な説明を参照
することによって当技術の熟知者が最も良く理解する諸
特徴及び利点が備えてある。

〔実施例〕

図面にて理解される如く、最初に第１図を参照する
と、本発明に従って作成されたランダム・アクセス・シ
ート受取り装置Ｒは印刷装置Ｐの上部上に位置付けら
れ、ランダム・アクセス・シート受取り装置の或る選択
されたトレー11に向けられるよう、印刷器を通じて矢印
の方向に給送カセットＣから印刷器に供給された用紙を
ランダム・アクセス・シート受取り装置Ｒに受入れるべ
く適合している。

以後一層完全に説明するトレー11は垂直に拡張した又
は開いたシート受入れビンを提供すべく相互に相対的に
垂直に移動自在となるようフレーム構造13内に設置され
た内端部12を有し、一方、通常、トレーの内端部は積層
され又は近接して隔置された又はコンパクトな関係にて
相互に一方が他方にある状態で載置する。

以後明らかになる如く、トレーをその外側端部にて枢
軸運動して開き得るようにしトレーの内側端部の垂直分
離に応答してトレーの外側端部を垂直に拡げるカム状チ
ップ上にて一方が他方の上にあって支持されている。こ
うしてカム・チップは前述したDu Bois特許第4,328,963
号に一層具体的に開示してあり、この特許の説明文は参
考として本明細書中に含まれている。

シート給送装置又はシート給送機構10には装置の作動
中にシートをトレー11内に移送するよう適合した給送ロ
ール15及び16が含まれている。シート給送機構10には本
装置のフレーム又は支持構造の側壁19及び20の横方向に
延在した上方給送ガイド17及び下方給送ガイド18が本実
施例でのシートガイドとして含まれている。側壁19及び
20には支持ブロック21が備えられ、この支持ブロック上
で上方ガイドと下方ガイドは枢軸的に且つ水平方向にシ
フト可能にピン23によりスロット22内に設置してある。
上方給送ガイド17及び下方給送ガイド18はトレー11の内
端部12に向って収束する。下方給送ガイド18は、トレー
内のスロット26及び受取り装置のフレーム構造の反対側
に配設された給送支持部材27内に垂直にシフト自在に配
設された本実施例の支持体である支持ブロック25内に回
転自在に設置された横方向に延在する軸24の上に設置し
てある。上方給送ガイド17は又、枢軸ピン28等によりフ
レーム構造の反対側において支持ブロック25に接続され
ている。従って、上方給送ガイド17と下方給送ガイド18
は支持ブロック25の垂直運動と共に枢軸的に移動するよ
うにされ且つピン23に対する摺動支持は支持ブロック21
のスロット22内でのピン23の水平摺動嵌合が原因でこう
した直線状垂直運動を可能にすることが理解される。

軸24の周わりには中空軸24′が配設され、この軸は給
送ロール16を支承している。これらの給送ロール16は弾
性材料製であり、圧力ロールたる給送ロール15により対
向され、当該給送ロールは第２図に示される如く上方給
送ガイド17により回転自在に支持された水平に延在した
軸29上に設置してある。

給送機構の軸24′は給送モーターM1により回転される
よう適合し、当該モーターは第２図で最も良く理解され
る如く、ベルト30を駆動し、かくして印刷器Ｐからシー
ト給送機構10内に給送されるシートは第９図及び第10図
に示される如く、受取り装置のトレー内に給送されるよ
う弾性ロールたる給送ロール16と圧力ロールたる給送ロ
ール15の間で係合する。

支持ブロック25を垂直のスロット26内で垂直にシフト
させるシフト装置の構成として、モーターM2はフレーム
構造上に固定してあり、当該モーターは、フレーム構造
の一側部において側部の支持ブロック25内のスロット26
と垂直且つ平行に延在している走行部32を備えたベルト
駆動装置31を有している。垂直のベルト走行部32は締め
具33によって支持ブロック25に接続されるので、各支持
ブロック25はスロット26内で上下動可能であり、それに
応じてシート給送機構はその内端部にて上下動され、か
くして給送ローラーはシートを或る選択されたトレー内
に供給する。

トレー11はその内端部12に支持ブロックたる給送支持
部材27に設けられた垂直スロット36内へ横方向に突出す
る本実施例の支持ピンであるトラニオン35を有し、当該
トラニオンは通常一方が他方の上に載置し、最下方のト
ラニオンはスロット26の底部上に載置している。これら
の状況下においてトレーはトラニオン又は若しあれば他
のスペーサー等内側トレー端部に取付けられたものの直
径と等しい距離近接して隔置される。シート給送機構が
第３図、第７図及び第９図に示された最上方位置にある
状況下において、シート給送機構に供給されたシートは
最上方トレー上に給送される。

本発明によれば、本装置は増加したビン容積を提供す
るよう隣接するトレーを選択的に垂直に拡げるか又は開
くよう機能することが望ましい。トレーのこうした開き
は第４図、第８図及び第10図に示してある。

今説明したトレーの開きを達成する目的で本発明は給
送用支持ブロック25の垂直運動によって垂直に移動され
ることでビン開き装置又はびん開き機構Ｏの励起により
ビンを開く場合給送機構がシートをその開いたビン内に
給送するよう適合したビン開き機構Ｏを提供するもので
ある。ビン開きモーターM3が下方給送ガイド18の片側に
設置され、このモーターは軸24上に設置されたスプロケ
ット39の周わりにも延在しているベルト38と係合する歯
車被動スプロケット37を備えている。スプロケット39は
レバー40の一部分として形成され、このレバー40上には
枢軸ピン41によりビン開き指部42が枢軸的に支持されて
いる。ビン開きモーターM3に応答して調和作動する同様
のレバー40とビン開き指部42が軸24上の組立て体の他方
の側に位置付けてある。各ビン開き指部42は弧状カム・
スロット43を備え、このスロットを通じてピン44が延在
し、このピンは個々の給送用の支持ブロック25から外方
に延在しこの支持ブロックにより支承されている。従っ
て個々のレバー40が角運動することによりビン開き指部
42は第３図と第４図、第７図に示された位置と第８図、
第９図、第10図に示された位置の各々の位置の間で外方
向に突出するか又は後退する。

ビン開き機構Ｏが第４図、第８図及び第10図に示され
る如き位置にあり、レバー40が時計方向に回転される
と、指部は弧状カム・スロット43内のピン44のカム係合
により外方へ突出されるのでビン開き指部42の端部は垂
直スロット36内で上方にある任意のトレーのトラニオン
と共に一方のトレーのトラニオンの下方と係合して当該
トラニオンを上昇させ、そのため隣接するトレーの対が
上昇装置の指部と係合し、垂直に隔置される。同時に、
ビン開き指部42の外面45と係合するトラニオンは弧状カ
ム・スロット43の曲がりと平行であり、隔置された部分
のビンの下方トラニオンと接触して、ビン開き指部42が
延在して隣接するトレーの間のトラニオンと係合する限
り給送機構の下向きの運動に対して確実に閉そくする。

ビン開きモーターM3と軸34に対する駆動スプロケット
39の間の駆動ベルト38の経路は長さが一定であるので、
垂直方向にシフト可能なスプロケット39は長さの変動に
対する補償がなされない場合は本装置の作動中、歯車被
動スプロケット37の中心に対し接離自在に移動する。ビ
ン開きモーターM3はその中心の周わりで僅かに回転する
よう下方給送ガイド18上に回転自在に支持されている。
リンク50は51の箇所で上方シート・ガイドの内端部の枢
軸ピン28に接続され、52の箇所でモーターの外周縁部に
接続され枢軸ピン28と52及び軸24の中心並びにビン開き
モーターH3の中心は平行平面上にあり、かくして下方給
送ガイド18の相対的角運動と軸24の垂直運動が生ずる
と、びん開きモーターM3は角度的に移動され、こうして
歯車被動スプロケット37と39の中心の間の距離の変化を
補償しそのため上昇指部はビン開き機構の垂直シフト中
は励起されない。

ビン開き機構Ｏとシート給送機構は垂直にシフトさせ
るよう適合しているモーターM2は選択されたトレーの間
の位置にてビン開き機構Ｏの位置を確立するよう適合に
制御可能である。例えば、モーターM2はビン開き機構を
垂直に位置付けるよう印刷器又は印刷器制御装置からの
信号により制御されるステッピング・モーターにするこ
とが出来る。然し乍ら、第11図にはモーターM2への電気
の供給を制御する改変構造が示されている。ここでは、
垂直に移動自在のブロック上に設置されビン開き機構Ｏ
を停止させる位置と対応する側部の給送支持部材27内の
垂直に隔置された切欠き61を通る光を検出するよう適合
している。

スプロケット39及びレバー40の設置してある軸24上の
レバー40の回転を制御し、この回転方向を制限し且つ逆
にする目的から第３図、第４図及び第６図に最も良く示
されるレバーの１つのレバーのボスはビン開きモーター
M3と回路状態に接続されるマイクロ・スイッチ70を制御
するフラット39′により中断されるカム面を備えている
ので、モーターはマイクロ・スイッチ70のアーム71がフ
ラット39′の端部にある上部の１つと係合するとき通常
の制御回路により停止される。受取り装置のタイミング
と制御作動に対し制御回路又はシステムを本明細書で特
に開示する必要はないと思われる。こくした制御装置は
受取り装置又は主要複写機又は印刷器又はその両者に導
入出来る。

作動にあたり、本装置は第３図、第７図及び第９図に
示される如く条件付けられるものと仮定し印刷器（又は
複写機）から供給される印刷済みシートがシート給送機
構10に入り、移送ロールにより上方のトレー11により搬
送される。然し乍ら、制御システムの制御下において次
のシートを上部から第４番目及び第５番目であるトレー
の間に定められたビン内に入れることが望ましい場合は
モーターM2がビン開きモーターM3の作動前にビン開き機
構Ｏ及びトレー給送機構10を第４図、第８図及び第10図
の位置へ下げる方向に励起される。次に、ビン開きモー
ターM3が励起されてマイクロ・スイッチ70がビン開きモ
ーターM3を停止させる迄レバー40を或る角度時計方向に
回転させる。レバー40の角度運動中に、リフト指部たる
ビン開き指部42が外方に強制され上方から４番目のトラ
ニオンの下方と係合し、全てのトラニオンとその上方の
トレーを上昇させる。ビン開きモーターM3が停止する
と、リフト指部たるビン開き指部42の外側の曲った表面
が上方から５番目のトラニオンと係合して、シートがそ
の開いたビン内に供給されるときその給送トレー開き機
構を垂直に位置付けられた状態に保持する。

モーターM2を逆に励起すると、軸24の回転が逆になり
リフト指部たるビン開き指部42の後退が生ずる。次に、
モーターM2は指示の如くいずれかの方向で励起可能とさ
れ、ビン開き機構Ｏ及びシート給送機構10をランダムに
又は連続的に他の選択された位置へ垂直に移動させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子印刷器と組合っている本発明によるシート
受取り装置を示す側面図、 第２図は第１図の２−２線における部分水平断面図、 第３図はシートを上方トレー内に受入れる状態で一方が
他方の上に重ねられた受取り装置のトレーも示す第２図
の３−３線における垂直断面図、 第４図は高さが増加したビンにシートをその開いたビン
内に供給するよう位置付けられたシート給送機構が設け
られるよう開いている一対のトレーを示す点が異なる第
３図と同様の図、 第５図は第２図の５−５線における部分垂直断面図、 第６図はビン開き機構の一部詳細部分を斜視図にて示す
分解詳細図、 第７図はトレーとビン開き装置が第３図の位置にある第
６図の７−７線における垂直断面図、 第８図は第４図に示す如くビン開き装置によって開かれ
た一対のトレーを示す点が異なる第７図と同様の図、 第９図はトレーと給送装置が第３図及び第７図の位置に
ある、第２図の９−９線における垂直断面図、 第10図は第４図及び第８図においてビンがシートを受取
るよう開かれた中間位置にて給送装置とビン開き装置を
示す点が異なる第９図と同様の図、 第11図はビン開き装置とシート給送機構の位置付けを可
能にする本発明の改変例を示す部分図である。 10:シート給送機構、11:トレー 12:フレーム構造、15,16:給送ロール 17:上方給送ガイド、18:下方給送ガイド 42:ビン開き指部

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】シート受取り装置であって、静止フレーム
   構造と、垂直運動するよう前記フレーム構造内に設置さ
   れた内端部を有する複数個のトレーと、前記トレーの他
   端部は枢動可能に載置されており、前記トレーの前記内
   端部は隣接するものどうしが近接して隔置された関係で
   載置されており、前記フレーム構造内に垂直方向にシフ
   ト自在に設置されたシート・ガイドであってシートを前
   記トレーに搬送するシート給送装置を有する該シート・
   ガイドと、前記シート・ガイドと共に垂直に移動自在で
   ありかつ前記シート・ガイドと協働するビン開き装置
   と、前記シート・ガイドと前記ビン開き装置を垂直方向
   にシフトして前記トレーの選択された近接して隔置され
   た内端部に隣接した位置へと移動せしめるシフト装置
   と、前記ビン開き装置は、隣接する近接して隔置された
   トレーの間で係合可能な上昇装置であって前記上昇装置
   のすぐ上のトレーと前記上昇装置のすぐ下のトレーの間
   に拡大ビン空間を形成するように各トレーを上方に上昇
   させるよう作動可能な該上昇装置を有し、前記ビン開き
   装置が前記選択された位置の一つにある時に前記上昇装
   置を励起する装置とから成るシート受取り装置。
2. 【請求項２】前記トレーの前記内端部はその両側から外
   方に突出する支持ピンを有し、前記フレーム構造は前記
   ピンを摺動自在に受入れる垂直スロットを有し、前記ビ
   ン開き装置は前記トレーの両側に上昇装置の指部を含ん
   でなる請求項１に記載のシート受取り装置。
3. 【請求項３】前記フレーム構造は前記トレーの両側に垂
   直に延在したスロットを有し、前記シート給送装置は前
   記スロット内で垂直にシフト自在に設置された前記シー
   ト給送装置及び前記ビン開き装置用の支持体を有し、前
   記シフト装置は前記シート給送装置及び前記ビン開き装
   置用の前記支持体を上下動させるように前記支持体に接
   続されている請求項１に記載のシート受取り装置。