JP2730485B2 - 布団乾燥機 - Google Patents

布団乾燥機

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JP2730485B2
JP2730485B2 JP6128794A JP12879494A JP2730485B2 JP 2730485 B2 JP2730485 B2 JP 2730485B2 JP 6128794 A JP6128794 A JP 6128794A JP 12879494 A JP12879494 A JP 12879494A JP 2730485 B2 JP2730485 B2 JP 2730485B2
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英穂 篠田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベッドに設置することが
でき、掛け布団等の寝具の乾燥を行うことができる布団
乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の乾燥装置としては、図6
及び図7に示すような構造になっていた。
【0003】すなわち、ベッドマットレスにかぶせられ
たボックスシーツ1と掛け布団2の間に使用者自身が布
製の送風マット3を挟み込み、前記送風マット3の端部
に設けられた送風孔4と通風路5を連通し、さらに電気
ヒータを有する温風発生装置6を通風路5を介して連通
することにより、前記送風マット3に温風を送り、布目
を通じて寝床内に温風を吹き出すことにより前記ボック
スシーツ1とその下のベッドパッドやベッドマットレ
ス、あるいは前記掛け布団2の乾燥を行うようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成のものでは、使用毎に送風マット3を人が寝具
中央に挿入ししわを伸ばし、通風路5及び温風発生装置
6をセットするという煩雑な手間がかかり使い勝手の悪
いものであった。
【0005】また、この温風発生装置6を薄型形状に構
成しベッドにセットしたままの状態とした場合、この温
風発生装置6と送風マット3を連通させる通風路5が就
寝時に邪魔になり、寝心地を著しく損ねるという問題が
発生した。
【0006】さらに、起居に伴って前記通風路5に加え
られる荷重により、前記通風路5自体が変形、破損する
という課題も発生した。
【0007】そこで、本発明は使用毎の取り付け、取り
外しなどの手間を省き、かつ、就寝時の通風路の違和感
を緩和するとともに、踏みつけ等に対する耐久強度が充
分ある設置型布団乾燥機の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして上記目的を達成す
るために本発明の布団乾燥機は、送風袋と、前記送風袋
をマットレスに取り付ける取付生地と、前記送風袋の外
周部に設けられた吹き込み口と、送風機とヒータを内蔵
した薄型形状の温風ユニットと、前記温風ユニットをベ
ッドの側面に取り付ける取付金具とを備え、前記温風ユ
ニットは前記吹き込み口と連通するダクトを有し、前記
ダクトは、ゴムの弾性を有する材料からなり、断面形状
が前記温風ユニットより薄い偏平な略楕円形状であり、
前記温風ユニットの上方へ突出する鉛直部と、前記マッ
トレスの上面部に位置する吹き出し口を有する水平部
と、前記鉛直部と前記水平部を連通して送風方向を上方
から前記マットレス側に変える屈曲部とからなり、前記
吹き出し口の端面の上部を吹き出し方向へ庇状に突き出
してなる構成とする。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成により、ダクトを通じて寝
具に取り付けられた送風袋の内部に温風が流入し、その
布目を通じて温風が拡散し、使用状態のまま寝具全体を
均一に乾燥させることができるとともに、就寝時の違和
感を緩和し、かつ、安定した送風乾燥運転を実現するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の布団乾燥機の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1において、7は送風機とヒー
タ及び異常な温度上昇を検知する検知手段を内蔵した薄
型の温風ユニットであり、ベッド8の側面略中央に取り
付けられ、マットレス10を包み込むように箱状縫製さ
れた送風シーツ11とダクト9を介して温風が連通する
ように構成されている。
【0011】前記送風シーツ11の上面の長辺略中央に
はシーツから突出した吹き込み口12があり、その吹き
込み口12の中にL形の前記ダクト9の先端を挿入し、
端部のマジックテープ13で締結するようになってい
る。また、前記送風シーツ11の寝床面には送風袋14
が構成され、その内部には前記吹き込み口12に連通し
て寝床面を横断するように筒状の風路15が設けられて
いる。
【0012】図1は同実施例における運転動作時の足元
よりの一部切欠断面図である。送風シーツ11は、マッ
トレス10とベッドパッド16を包み込むように箱状縫
製された上生地17の寝床面に裏から下生地18を外周
縫製することにより前記送風袋14を構成しており、前
記送風袋14の長辺部中央の切り欠き部を貫通して前記
送風袋14の内部に寝床面を横断する筒状の前記風路1
5が設けられている。前記風路15は全周30cmの筒
状でベッド幅1mに対して約85cmの長さであり、充
分な膨らみしろをとるようにその先端部のみが前記下生
地18に縫いつけられている。
【0013】また、前記温風ユニット7はその背面に固
定されたL形金具19の平板部を前記マットレス10と
ベッド床板20との間に挿入することにより、マットレ
ス等の荷重でベッドサイドに取り付けられている。な
お、図1中の矢印は温風の流入線である。
【0014】図3は前記温風ユニット7の部品配置を示
す一部切欠正面図であり、図4はその一部切欠側面図で
ある。21は前記温風ユニット7の下面の吸い込み口に
設けられた消臭抗菌性のフィルタであり、その上にはシ
ロッコファン22と風洞23の内部に保持されたセラミ
ックヒータ24及び前記ダクト9が連通している。前記
風洞23のヒータ風下側側面にはキャビティが構成さ
れ、その内部にサーモスタット25の感熱部が設けられ
ている。
【0015】また、27はDCファンモータ28の電源
トランスであり、29は整流回路と電源ヒューズ及びコ
ネクターを配したプリント基板である。さらに、30は
通電時間を制御するメカ式のロータリタイマスイッチで
あり、それと連動してツマミ31が設けられている。
【0016】前記ツマミ31は薄型の温風ユニット7の
背面から構成された仕切板32と上部の蓋33によって
形成される空間の中にあり、前記蓋33を図4中の破線
のように開けて操作される。前記温風ユニット7の背面
には取付板34がビス止めされ、その取付板34のツメ
が前記L形金具19の挿入穴と勘合固定できるようにな
っている。また、前記取付板34には等間隔に3組のツ
メが設けられており、異なる厚みのマットレスにも取付
可能となっている。
【0017】前記ダクト9は図3中の2点鎖線で示すよ
うにその断面が前記温風ユニット7よりも薄い偏平な略
楕円形状をしており、ゴム硬度75゜程度のエラストマ
のブロー成形品であり、前記風洞23にかぶさるように
接合され、ユニット内で上下に摺動可能である。そし
て、前記風洞23の先端にはラス網26がはめ込まれて
おり、異物侵入の防護をしている。
【0018】また、図5に示すように、前記ダクト9は
前記温風ユニット7の外郭ケースの上面を貫通するよう
にその鉛直部35が設けられており、前記マットレス1
0の上面の高さで送風方向をマットレス側へ略90゜変
える屈曲部36を経て、断面形状が前記鉛直部35と同
一の略楕円形状である水平部37に至り、その先端に吹
き出し口38が設けられている。
【0019】前記吹き出し口38は、その先端を鉛直方
向に対して斜めにし、その端面の上部が吹き出し方向に
突き出すように形成されており、全周にわたって抜け防
止のフランジも設けられている。
【0020】次にこの実施例の構成における作用を説明
する。まず使用者は前記蓋33を開き前記ツマミ31を
OFF位置から運転時間に応じて所定角度回転させる。
それに応じて前記DCファンモータ28と前記セラミッ
クヒータ24への通電が開始され、前記シロッコファン
22により前記ダクト9へ温風が送られる。温風は前記
ダクト9を通じて前記風路15の中へ送られ、圧力が高
まるに従って前記風路15が膨らみ前記送風袋14の内
部に温風が達し、やがて内圧が高まるにつれて生地目を
通じて寝床内に温風が拡散する。これにより、前記ベッ
ドパッド16及び前記マットレス10はもとより前記送
風シーツ11上の掛け布団も均一に乾燥させることがで
きる。
【0021】前記ダクト9は、ゴムの弾性を有する成形
品であるので、最も荷重が集中する前記屈曲部36にお
いても上からの寝具荷重によりつぶれることはなく、円
滑な送風が可能である。
【0022】また、前記ダクト9の断面形状が前記温風
ユニット7よりも薄い偏平な略楕円形状であるので、横
から見たときに薄く見えるとともに送風圧損も低減でき
る。この略楕円形状の短内径を25mmとしたが、充分
な送風内圧が確保できた。
【0023】運転時間の経過とともに、前記ロータリタ
イマスイイチ30はOFF位置まで逆転し、所定時間後
乾燥運転は自動的に停止する。布団乾燥性能について調
べたところ、内圧10mmAq、風量0.5m3/minで約60
℃の温風を送風した場合、標準湿り布団(綿100%5kg300
g加湿)を約2時間でふっくらとできることがわかっ
た。
【0024】また、使用者が前記送風シーツ11上で就
寝する場合、前記ダクト9の断面形状が偏平な略楕円形
状であり、かつ、前記吹き出し口38の端面の上部が吹
き出し方向へ庇状に突き出しているので、人体が触れる
ことが多い前記水平部37は上からの人体荷重により先
端部がつぶれやすく、異物感が緩和できる。
【0025】さらに、前記水平部37に対して60kg
の荷重で約1万回の踏みつけ耐久試験を実施したが、前
記吹き出し口38の端面の上部が吹き出し方向へ庇状に
突き出しているので、先端部が全体的に曲がりパーティ
ング部等の亀裂も全く見られず、問題なかった。
【0026】そして、前記送風シーツ11を洗濯等のた
め取り外し前記吹き出し口38を露出させた場合にも、
上から異物が落下して前記ダクト9の内部に入ることが
少ないという効果がある。
【0027】この結果、使用毎の煩雑で頻繁なセットを
行うという手間を省き、かつ、吹き出し口の異物感をあ
まり感じることなく快適に就寝することができる。
【0028】そしてさらに、つぎに示すような上記実施
例特有の効果を有するものである。 (1)前記ダクト9の吹き出し口を斜めにし上部を庇状
に突きだしたことにより、全周にフランジを設け抜け防
止および強度UPを図っても、就寝時の異物感が少な
い。
【0029】(2)ダクト断面形状を偏平な略楕円形状
としたことにより、デザイン的に薄さが強調されベッド
サイドがすっきりする。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の布団乾燥機によれ
ば、送風袋と、前記送風袋をマットレスに取り付ける取
付生地と、前記送風袋の外周部に設けられた吹き込み口
と、送風機とヒータを内蔵した薄型形状の温風ユニット
と、前記温風ユニットをベッドの側面に取り付ける取付
金具とを備え、前記温風ユニットは前記吹き込み口と連
通するダクトを有し、前記ダクトは、ゴムの弾性を有す
る材料からなり、断面形状が前記温風ユニットより薄い
偏平な略楕円形状であり、前記温風ユニットの上方へ突
出する鉛直部と、前記マットレスの上面部に位置する吹
き出し口を有する水平部と、前記鉛直部と前記水平部を
連通して送風方向を上方から前記マットレス側に変える
屈曲部とからなり、前記吹き出し口の端面の上部を吹き
出し方向へ庇状に突き出すことにより、先端部が全体的
に曲がり就寝時は異物感が少なく快適な就寝が可能であ
り、使用毎の取り付け、取り外し等の手間を省く。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における布団乾燥機に
おける運転動作時の足元よりの一部切欠断面図 (b)同実施例の吹き出し口の拡大図
【図2】同実施例における布団乾燥機の設置状態を示す
外観斜視図
【図3】同実施例の布団乾燥機における温風ユニットの
部品配置を示す一部切欠正面図
【図4】同実施例の布団乾燥機における温風ユニットの
一部切欠側面図
【図5】同実施例の布団乾燥機における温風ユニットの
外観斜視図
【図6】従来の布団乾燥機における使用状態図
【図7】同従来の布団乾燥機における側面断面図
【符号の説明】
7 温風ユニット 8 ベッド 9 ダクト 10 マットレス 11 送風シーツ 12 吹き込み口 14 送風袋 19 L形金具 35 鉛直部 36 屈曲部 37 水平部 38 吹き出し口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風袋と、前記送風袋をマットレスに取り
    付ける取付生地と、前記送風袋の外周部に設けられた吹
    き込み口と、送風機とヒータを内蔵した薄型形状の温風
    ユニットと、前記温風ユニットをベッドの側面に取り付
    ける取付金具とを備え、前記温風ユニットは前記吹き込
    み口と連通するダクトを有し、前記ダクトは、ゴムの弾
    性を有する材料からなり、断面形状が前記温風ユニット
    より薄い偏平な略楕円形状であり、前記温風ユニットの
    上方へ突出する鉛直部と、前記マットレスの上面部に位
    置する吹き出し口を有する水平部と、前記鉛直部と前記
    水平部を連通して送風方向を上方から前記マットレス側
    に変える屈曲部とからなり、前記吹き出し口の端面の上
    部を吹き出し方向へ庇状に突き出してなる布団乾燥機。
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JPH0557094A (ja) * 1991-09-04 1993-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気寝具
JP3060561U (ja) * 1998-12-28 1999-09-07 有限会社石川機械製作所 食卓用器具の水切り乾燥装置

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