JP2998113B2 - 布団等の乾燥機 - Google Patents

布団等の乾燥機

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JP2998113B2 JP3234293A JP23429391A JP2998113B2 JP 2998113 B2 JP2998113 B2 JP 2998113B2 JP 3234293 A JP3234293 A JP 3234293A JP 23429391 A JP23429391 A JP 23429391A JP 2998113 B2 JP2998113 B2 JP 2998113B2
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利男 小池
淳一 稲見
篤 梶原
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、布団等の乾燥機に係
り、さらに詳しくは、布団等の乾燥機本体から供給され
る温風の吹き出し時間や温度等を制御する制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のふとん乾燥機の構成説明図
で、実公昭61-31760号記載の装置が例示されている。図
3において、1はふとん乾燥機の本体、2は本体1の内
部に設けられた電動送風機、3はヒータ、8はホース、
9は半通気性のエアマット、10は布団である。
【0003】このような構成の従来のふとん乾燥機は、
図3のようにホース8で本体1に繋いだエアマット9
を、2枚のふとん10の間に挟み込んで電動送風機2と
ヒータ3に通電する。電動送風機2とヒータ3の通電で
本体1から送られた温風がエアマット9から全面に吹き
出されて、ふとん10を乾燥することができる。普通、
本体1に設けられたタイマで吹き出し時間を設定して、
この設定された時間の間温風がエアマット9から吹き出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のふとん乾燥機は
上記のように、タイマで設定した時間に応じて温風がエ
アマット9から吹き出されてふとん10が乾燥されるよ
うになっている。しかしながら、ふとん10の湿り具合
は内部の羽毛や綿の質、或いは天候又は季節等によって
変化する。このため、タイマで設定した時間では、ふと
ん10の乾燥に過不足が発生する。設定された時間が不
足すると乾燥が不十分になり、多すぎると加熱で綿や羽
毛の質を劣化させるばかりか、余分な電力を消費して不
経済になる等の問題点があつた。
【0005】この発明は、上記のような従来の課題を解
決するためになされたもので、布団の乾燥度に見合った
時間や温度で温風をエアーマットに供給して乾燥させる
ことのできる布団等の乾燥機を実現することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、操作部によ
り温度等が制御される温風を発生する電動送風機とヒー
タを内設した布団等の乾燥機の本体と、本体から供給さ
れた温風を吹き出して布団を乾燥させるエアマットと、
エアマットを本体に接続するホースとを備えた布団等の
乾燥機において、布団等の湿度又は温度を検出するセン
サを、ホースとエアマットの接続状態において、エアマ
ット外に位置するようホースのエアマット側の端部外表
に配置し、センサの検出信号により布団等の乾燥を制
御する布団等の乾燥機を構成したものである。また、セ
ンサを、ホースに埋め込まれた金属螺旋を利用したリー
ド線に接続した布団等の乾燥機を構成したものである。
【0007】
【作用】床面上に敷き布団を敷き、本体1に接続された
エアマットを広げてから掛け布団10を重ねる。操作部
のスタートキーを押すと、電動送風機が駆動されて吸気
口から吸込まれた空気流がヒータで暖められてエアマッ
トに供給される。温風の供給でエアマットが膨らんで、
一部は半通気性の袋を透過して外に吹き出し敷き布団と
掛け布団を透過して大気に放出される。温風の気流が布
団の内部の羽毛や綿の繊維の間に空気層を形成して膨ら
ませ、熱が水分を除いて乾燥させながら布団に“暖か
さ”を与える。ホースの先端の湿度センサは常に布団に
接触して湿度を検出し、乾燥が進むと布団が暖められて
湿度が低下する。そして、所定の湿度になると湿度セン
サがオフになり、検出回路が開放されてリレーが働いて
電動送風機とヒータの通電が停止される。このようにし
てセンサの検出信号に基づいて布団の乾燥が最適値に制
御される。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例の構成説明図で、従来
例と同一または相当部分に同じ符号を付し、一部構成と
機能において相違するのでやや詳しく説明する。
【0009】図1と図2において、1は布団等の乾燥機
の本体である。2は本体1の内部に設けられた電動送風
機、3はヒータである。4は操作部で、本体1の前面に
設けられている。41は操作部4に設けられた液晶表示
窓、42はLEDを備えた4つの表示枠、43は操作キ
ーである。操作キー43には、送風キーやスタート・ス
トップキー或いはダニ殺しキー等が含まれている。50
はプリント基板である。プリント基板50は操作部4の
内側に取り付けられ、液晶表示窓41に対応する液晶表
示器の外に抵抗等の電子部品が実装されている。
【0010】8は蛇腹で作られた可撓性のホース、81
はホース8の先端に設けられた湿度センサである。ホー
ス8の蛇腹には2本の金属螺旋が埋め込まれ、湿度セン
サ81のリード線として利用される。なお、このように
ホース8に金属螺旋を埋め込むことによりホース8の強
度が増すように構成されている。9はエアマット、10
は布団である。エアマット9は半通気性を有するナイロ
ン(商品名)のような緻密な繊維が用いられて、袋状に
形成されている。そして、袋の内部に空気圧が送られる
と、一定の大きさに膨らみながら一部が袋を透過して外
部に吹き出されるようになっている。11は本体1の排
気口、12は吸気口、13はコードである。また、図2
の14はトランス、15はリレー、16はコイル、17
は常閉のスイッチである。トランス14により商用電源
が24Vに降圧されて、検出回路80を介して温度セン
サ81が接続されている。温度センサ81は湿度が高い
ときはオン状態を保持し、湿度が低下するとオフするよ
うな素子が用いられいる。トランス14とリレー15
は本体1内のプリント基板50の付近に設けられ、リレ
ー15は温度センサ81と共に制御部5を構成してい
る。
【0011】このような構成の本発明の動作を、次に説
明する。先ず、コード13を引き出して、本体1を電源
に接続する。本体1の排気口11にホース8を接続し、
他端をエアマット9の接続口に接続する。床面上に敷き
布団10を敷き、その上にエアマット9を広げてから図
1のように掛け布団10を重ねて布団乾燥の準備が完了
する。
【0012】準備完了後、操作部4のスタートキーを押
すと、本体1内の電動送風機2が駆動されて吸気口12
から空気が吸込まれる。吸気口12から吸込まれた空気
流はヒータ3で暖められて排気口11とホース8を通っ
て、エアマット9の袋の内部に供給される。温風の供給
でエアマット9が膨らんで、一部は半通気性の袋を透過
する。エアマット9は温風の供給量と透過して外に放出
する温風の放出量の差に応じて、一定に膨らんだ状態を
保持する。そして、エアマット9内の温風が四方に向か
って吹き出し、敷き布団10と掛け布団10を透過して
大気に放出される。放出の途中で、気流が布団10の内
部の羽毛や綿の繊維の間に空気層を形成して“ふんわ
り”膨らませ、熱が水分を除いて乾燥させながら布団1
0に適度の“暖かさ”が与えられる。このようにして、
本体1から一定時間温風が供給されて、布団10の乾燥
が行われる。
【0013】一方、ホース8の先端の湿度センサ81
は、常時、布団10に接触して湿度を検出している。本
体1から温風が送られて布団10の乾燥が進むと、布団
10が暖められて湿度が低下する。そして、所定の湿度
になると湿度センサ81がオフになり、検出回路80が
開放される。この結果、リレー15のコイル16がスイ
ッチ17をオフにして、本体1内の電動送風機2とヒー
タ3の通電が停止される。電動送風機2とヒータ3の通
電停止に対応する湿度は、操作部4などによって予め設
定される。このようにして布団10の乾燥を、制御部5
により最適に制御することができる。
【0014】布団10の乾燥が終わると、ホース8を排
気口11から引き抜いて掛け布団10を捲ってエアマッ
ト9を取り出す。取り出したエアマット9からホース8
の連結を解いて、内部の空気を抜く。エアーが抜かれた
シート状のエアマット9を折り畳んで、図示されていな
い本体1に設けられた収納部の蓋を開けてホース8と共
に収納して布団乾燥の操作が全て終了するようになって
いる。
【0015】また、ダニを死滅させる場合は、布団10
を乾燥させる場合と同様に布団10の間にエアマット9
を入れてから、操作部4の操作キー43の中の“ダニ殺
しキー”を押す。この操作で、本体1から50℃以上の
温風が所定時間供給される。この結果、上述と同様の動
作で、エアマット9に温風が適切に供給されて上下の布
団10を乾燥させながらダニを死滅させることができ
る。
【0016】なお、上述の実施例ではホース8の先端に
湿度センサ81を配置して布団10乾燥を制御した場
合を例示して説明したが、湿度が高く圧縮された布団1
0から受ける圧力を感知する圧力センサや、温風で暖め
られた布団の温度を検出する温度センサ等で布団の乾燥
状態を制御するようにしてもよい。またセンサは温度
と湿度の組合せ又は、いずれか一方でもよく、エアマ
トに設けてもよい。この場合、エアマットのファスナを
センサのリード線に利用することもできる。また、湿度
センサ81でオン・オフ的に温風を制御したが、例えば
初期に1KWヒータを発熱させて1.2立方m/分のエ
アを一定時間供給し、その後500Wヒータで1.2立
方m/分のエアを供給するような制御をすることもでき
る。また、温度センサの検出信号を電動送風機とヒータ
の駆動回路に帰還させて、送風量と温度を制御するフィ
ードバック制御を構成してもよい。さらに、エアマット
9を敷き布団10と掛け布団10の間に入れて乾燥した
場合を例示して説明したが、エアマット9の上に敷き布
団10と掛け布団10を重ねて乾燥することもできる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、操作部により温度等が制御
される温風を発生する電動送風機とヒータを内設した布
団等の乾燥機の本体と、本体から供給された温風を吹き
出して布団を乾燥させるエアマットと、エアマットを本
体に接続するホースとを備えた布団等の乾燥機におい
て、布団等の湿度又は温度を検出するセンサを、ホース
とエアマットの接続状態において、エアマット外に位置
するようホースのエアマット側の端部外表面に配置し、
センサの検出信号により布団等の乾燥を制御する布団等
の乾燥機を構成したものである。また、センサを、ホー
スに埋め込まれた金属螺旋を利用したリード線に接続し
た布団等の乾燥機を構成したものである。このように、
布団等の湿度又は温度を検出するセンサを、ホースのエ
アマット側の端部外表面に配置して布団等の被乾燥物に
直接接触させているので、上下の布団の温湿度を直接キ
ャッチできる。また、センサをエアマット外に配置した
ので、乾燥用の温風の温湿度の影響を受けることがな
く、温湿度の検出を一層正確に行うことが可能になる。
これにより、布団の温湿度に見合った的確な乾燥制御が
可能となる。また、センサはホースと一体的に構成され
ているので、設置の際にセンサ用のリード線を引き出し
て配置する等の手間を必要とせず、取扱上の面で極めて
便利になる。また、ホースの蛇腹の金属螺旋をセンサ用
のリード線が兼用しているので、部品が省略されて製造
コストの増加を抑えることができる。よって、本発明に
よれば、安価で使い勝手がよく、しかも、温湿度の検出
が正確な布団等の乾燥機を提供することができる。
【0018】この結果、ふとんの湿り具合や環境条件に
見合った乾燥を行うことができ、従来の乾燥不足や乾燥
のし過ぎ等を一掃することができる。よって、本発明に
よれば、効率がよく、しかも経済的に布団を乾燥するこ
とができる布団等の乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成説明図である。
【図2】この発明の電気的接続図である。
【図3】従来のふとん乾燥機の構成説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 電動送風機 3 ヒータ 4 操作部 5 制御部 8 ホース 9 エアマット 10 布団 15 リレー 81 湿度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 篤 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−99(JP,A) 実開 平2−29697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/00 D06F 58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部により温度等が制御される温風を
    発生する電動送風機とヒータを内設した布団等の乾燥機
    の本体と、該本体から供給された温風を吹き出して布団
    を乾燥させるエアマットと、該エアマットを前記本体に
    接続するホースとを備えた布団等の乾燥機において、 前記布団等の湿度又は温度を検出するセンサを、前記ホ
    ースとエアマットの接続状態において、前記エアマット
    外に位置するよう前記ホースのエアマット側の端部外表
    に配置し、前記センサの検出信号により布団等の乾燥
    を制御するように構成したことを特徴とする布団等の乾
    燥機。
  2. 【請求項2】 前記センサを、前記ホースに埋め込まれ
    た金属螺旋を利用したリード線に接続したことを特徴と
    する請求項1記載の布団等の乾燥機。
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