JPH06182094A - 電気寝具 - Google Patents

電気寝具

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Publication number
JPH06182094A
JPH06182094A JP4340849A JP34084992A JPH06182094A JP H06182094 A JPH06182094 A JP H06182094A JP 4340849 A JP4340849 A JP 4340849A JP 34084992 A JP34084992 A JP 34084992A JP H06182094 A JPH06182094 A JP H06182094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warm air
air
mat
bed
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP4340849A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Fujii
宏明 藤井
Hideo Shinoda
英穂 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4340849A priority Critical patent/JPH06182094A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛け布団などの乾燥を行う際に、使用毎に発
生していた取り付け、取り外しなどの煩雑な手間を省
き、かつ、目づまりが起こらず寝具全体を均一に乾燥で
きる安全性の高い使い勝手の良い電気寝具を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ベッド16の側面の略中央の温風ユニット1
と、ベッドマットレス12上に固定される送風マット7
とを設け、その送風マット7を一通路の環状風路11で
構成し、その端部をダクト10で温風ユニット1と連通
させ、末端部13をベッドマットレス12上の略中央に
位置させて通気孔14をこの末端部13に設けた構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベッドで利用し、ベッド
上の掛け布団等の寝具の乾燥を行うことができる電気寝
具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、布団を敷いた状態で乾燥できる布
団の乾燥機の普及に伴い、布団乾燥機を寝具としても使
用できるようした電気寝具の要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の乾燥装置としては、図6お
よび図7のような構造が一般的であった。
【0004】以下、その構成について図6および図7を
参照しながら説明する。図に示すように、敷き布団21
と掛け布団22の間に使用者自身が袋状容体の送風マッ
ト23を挟み込み、この送風マット23の端部に設けら
れた送風孔24と通風路25を連通し、さらに電気ヒー
タを有する温風発生装置26を通風路25を介して連通
することにより、送風マット23に温風を送り、布目を
通じて寝床内に温風を吹き出すことにより、敷き布団2
1,掛け布団22双方の乾燥を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構造のものでは、使用毎に送風マット23を寝具中
央に挿入しシワを伸ばし、通風路25および温風発生装
置26をセットするという煩雑な手間がかかり使い勝手
の悪いものであった。
【0006】また、万一この乾燥装置をセットしたまま
の状態で就寝し、温風が発生されると、袋状容体を成す
送風マット23は温風風路が広く、布目全体より温風を
吹き出すため人体に温風があたり、脱水症状,低温火傷
等の危険性を伴い、たとえ異常な温度上昇を検知する手
段を設けても広い温風風路のため温風が循環通過し、応
答性の良い検知手段とは言えないという問題があった。
【0007】さらに、前記送風マット23が布目の通気
性を利用して送風を行うという構造であるため、大気中
のほこりなどにより布目に目づまりが発生し、頻繁に洗
濯しなければならないという問題もあり、この送風マッ
ト23にφ3mm程の通気孔を多数設け目づまり対策も
試みたが、生産性が悪く実用化には問題が生じるもので
あった。
【0008】また、乾燥と暖房を兼用できるマットレス
として実開昭55−70864号公報に記載されている
ように、弾性部材からなるマットレスの内部に空気通路
を設け、このマットレスに前記空気通路と連通した空気
吹出し孔を設けたものがあったが環状風路により構成さ
れるものでなかった。
【0009】本発明は上記従来例の課題を解決するもの
で、使用毎の取り付け、取り外しなどの手間を省き、か
つ目づまりをおこすことがなく寝具全体を均一に乾燥さ
せることができると共に安全性を配慮した電気寝具を提
供することを第1の目的とする。
【0010】また、第2の目的は使用中の寝床内の人体
検知を短時間に応答良く行うことのできる電気寝具を得
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機能付きの
電気寝具は上記第1の目的を達成するために第1の手段
は、送風機とヒータおよび温風温度を検知する検知手段
を内蔵し、ベッド側面に取り付けられる温風ユニット
と、ベッドマットレス上に設置し、前記温風ユニットか
らの送風を受け表面に設けられた通気孔より温風を吹き
出す送風マットと、この送風マットと前記温風ユニット
を連通させるダクトとを備え、前記送風マットは前記ダ
クトと連通する一通路の環状風路を成し、その環状風路
の末端部を前記ベッドマットレスの略中央に設け、前記
末端部に前記通気孔を設けた構成とする。
【0012】また第2の目的を達成するために、第2の
手段はベッドマットレス上に固定される送風マットと、
その送風マットに温風を送る温風ユニットとを備え、こ
の温風ユニットは送風機の送風を受け温風をつくるヒー
タと、このヒータを囲み前記温風を放出する風洞と、前
記温風の温度を検知するサーミスタとから成り、前記ヒ
ータの端部と前記風洞の内面とに空間を設け、この空間
の風下側に前記サーミスタを設けるとともに、このサー
ミスタと対向する前記ヒータの端部側に仕切り板を設け
る構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、一
通路の環状風路の末端部の通気孔から吹き出された温風
が寝床内に溜まり、均一に寝具を使用状態のまま乾燥で
きるとともに目づまりによる能力低下が防げ、さらに就
寝中の温風風路を完全に塞ぐことができ、人体への温風
による悪影響をおよぼさないこととなる。
【0014】また、第2の手段の構成により、ベッドマ
ットレス上に固定される送風マットへ温風を送る温風ユ
ニットにおいて、ヒータ端部と、このヒータを囲む風洞
内面との空間の風下側のサーミスタは、特に温風風路閉
鎖時において温度差が顕著にあらわれることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。
【0016】図に示すように、温風ユニット1は送風機
2からの送風を受けて温風をつくるヒータ3を風胴4で
囲み、前記風胴4の内面とヒータ3の端部との間に空間
aを設け、この空間aの風下側において、風洞4の内面
側にサーミスタ5を設け、このサーミスタ5と対向する
ヒータ3の端部側に仕切り板6を設けて構成する。
【0017】そして、送風マット7は上生地8と下生地
9とを図2に示すように、およそ200mmの幅で縫製
し、端部をダクト10と接続し一通路となる環状風路1
1を形成し、ベッドマットレス12上全域をほぼ通るよ
うに配設し、前記環状風路11の末端部13をベッドマ
ットレス12の中央に回し、50mm×10mm角の通
気孔14を上下に各1つづつ設けている。
【0018】また、下生地9の上下端辺にはベッドマッ
トレス12との固定手段となる巻き込み布15が設けら
れている。
【0019】そして、温風ユニット1はベッド16の側
面略中央にフック17により取り付け、ダクト10を介
してベッドマットレス12の上に固定された送風マット
7と温風が連通するように構成している。また、一点鎖
線は温風流入線を示している。
【0020】次にこの実施例の構成における作用を説明
する。ベッド16の側面略中央に取り付けた温風ユニッ
ト1からの温風はダクト10を通り、ベッドマットレス
12上に巻き込み布15で固定した送風マット7に導か
れ、環状風路11に吹き出されその圧力が高まるにつ
れ、この環状風路11が膨らみ末端部13の通気孔14
から上下に温風が吹き出され、ベッドパッド、シーツお
よび掛け布団を掛けると図2、図3に示すように温風が
溜まる空間bができ、均一な布団(寝具)乾燥が図れ
る。標準のベッドパッド、シーツおよび掛け布団使用時
の必要静圧は約8mmAq、風量は約0.4m3 /mi
nであり、ベッド16の側面に取り付け可能とする小型
薄型の温風ユニット1において、これが達成できたのは
送風マット7を布の通気性を利用する従来の方式とは異
なり、50mm×10mm角の通気孔14の温風吹き出
しとし内圧を高め、温風循環を成す前記空間bを形成で
きたためである。さらにほこりなどの目づまりも生じな
い。安全性からみても、万一運転状態で就寝した場合、
ベッドマットレス12上ほぼ全域に配設された環状風路
11の一部を100%に近い状態で塞ぎ、温風をこの環
状風路11の末端部13までで止め、通気孔14より温
風は発生されず、人体に温風があたることがなく、また
温風のもれがなく異常な温風上昇を温風ユニット1にフ
ィードバックしやすくなり検知も応答良くなる。
【0021】この結果、送風マット7の目づまりがなく
洗濯などを行う必要がないのに加え、使用毎の煩雑で頻
繁なセットを行いながらの布団乾燥という不都合は生じ
ない。
【0022】また、環状風路11により温風が溜まる空
間bを構成することで、この空間bで温風が攪拌され足
元から胸元まで均一な布団(寝具)乾燥が図れる。
【0023】さらに、一通路の環状風路11をベッドマ
ットレス12全域に配設し、その末端部から温風を吹き
出すことで、万一運転中に就寝をしたとしても、温風の
風路は塞がれ、人体に悪影響を与えることがなく、異常
な温風温度上昇も応答良く検知でき、安全性の確保がで
きる。
【0024】次に温風ユニット7の実装方法についての
作用を説明する。通常使用の状態では空間aの風下側で
風洞4の内面側にあるサーミスタ5は、このサーミスタ
5と対向しヒータ3の端部側にある仕切り板6により送
風機2からの直接の風(室温)cのみを受け、ヒータ3
を通過し高温となる風(温風)dは受けない。異常使用
の状態、すなわち、送風マット7の環状風路11が閉塞
になると送風効率が極端に落ち、風洞4内は乱流となり
温風dは仕切り板6を越え、サーミスタ5はすぐに温風
dを受け温度上昇し運転停止の判断を短時間に行える。
【0025】さらに空間aを変化させることにより、送
風マット7内の温風温度を微妙に設定することができ、
設計的に容易に乾燥効率を調整できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電気寝具によれば、送風マットを一通路の環状風路で構
成し、その環状風路の末端部に通気孔を設け、温風ユニ
ット、送風マットを各々ベッドとベッドマットレスに固
定することにより、使用毎の取り付け、取り外しなどの
手間を省き、かつ、目づまりをおこすことがなく寝具全
体を均一に乾燥させることができ、万一使用中に寝床内
に人が入った場合、温風の吹き出しは行われず、人体に
悪影響を与えない安全性の高い使い勝手の良い電気寝具
を提供できる。
【0027】また本発明は、通常使用では送風機からの
直接の風(室温)を受け温風を受けず、異常使用でのみ
温風を受ける位置に温度検知のサーミスタを設けたもの
であるので、使用中の寝床内の人体検知を短時間に応答
よく反応させ、素早く運転の停止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気寝具の構成を示す平面
【図2】同電気寝具の構成を示す横断面図
【図3】同電気寝具の構成を示す縦断面図
【図4】同電気寝具の構成を示す斜視図
【図5】同電気寝具の温風ユニットの構成を示す断面図
【図6】従来の寝具乾燥機の構成を示す一部を破断した
断面図
【図7】同寝具乾燥機の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 温風ユニット 2 送風機 3 ヒータ 4 風胴 5 サーミスタ 6 仕切り板 7 送風マット 10 ダクト 11 環状風路 12 ベッドマットレス 13 末端部 14 通気孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機とヒータおよび温風温度を検知する
    検知手段を内蔵し、ベッド側面に取り付けられる温風ユ
    ニットと、ベッドマットレス上に設置し前記温風ユニッ
    トからの送風を受け表面に設けられた通気孔より温風を
    吹き出す送風マットと、この送風マットと前記温風ユニ
    ットを連通させるダクトとを備え、前記送風マットは前
    記ダクトと連通する一通路の環状風路を形成し、その環
    状風路の末端部を前記ベッドマットレスの略中央に設
    け、前記末端部に前記通気孔を設けた電気寝具。
  2. 【請求項2】ベッドマットレス上に固定される送風マッ
    トと、その送風マットに温風を送る温風ユニットとを備
    え、この温風ユニットは送風機の送風を受け温風をつく
    るヒータと、このヒータを囲み前記温風を放出する風洞
    と、前記温風の温度を検知するサーミスタとを備え、前
    記ヒータの端部と前記風洞の内面とに空間を設け、この
    空間の風下側に前記サーミスタを設けるとともに、この
    サーミスタと対向する前記ヒータの端部側に仕切り板を
    設けた電気寝具。
JP4340849A 1992-12-22 1992-12-22 電気寝具 Pending JPH06182094A (ja)

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JP4340849A JPH06182094A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 電気寝具

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