JP2730352B2 - Tabテープ - Google Patents
TabテープInfo
- Publication number
- JP2730352B2 JP2730352B2 JP3279506A JP27950691A JP2730352B2 JP 2730352 B2 JP2730352 B2 JP 2730352B2 JP 3279506 A JP3279506 A JP 3279506A JP 27950691 A JP27950691 A JP 27950691A JP 2730352 B2 JP2730352 B2 JP 2730352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- tab tape
- bare chip
- ring
- airtight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Wire Bonding (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTAB(Tape au
tomated bonding)テープに関し、特に
表面弾性波素子(以下SAWデバイス)などの様に素子
表面に気密状態の空間を必要とするチップ状デバイスを
実装できるTABテープに関する。
tomated bonding)テープに関し、特に
表面弾性波素子(以下SAWデバイス)などの様に素子
表面に気密状態の空間を必要とするチップ状デバイスを
実装できるTABテープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTABテープは、実装するデバイ
スが保護膜の形成されたシリコンデバイスである為、T
ABテープ上での空間を持った気密は必要としていなか
った。例えば図2に示す様に従来のTABテープは、テ
ープ基材1、アウターリード2及びインナーリード3か
ら構成され、デバイス実装後は、インナーリード3とシ
リコンデバイス12とのボンディング部11を樹脂6で
封止し、シリコンデバイス12の表面のパッシベーショ
ン膜13は完全に外気にさらされた状態にある。
スが保護膜の形成されたシリコンデバイスである為、T
ABテープ上での空間を持った気密は必要としていなか
った。例えば図2に示す様に従来のTABテープは、テ
ープ基材1、アウターリード2及びインナーリード3か
ら構成され、デバイス実装後は、インナーリード3とシ
リコンデバイス12とのボンディング部11を樹脂6で
封止し、シリコンデバイス12の表面のパッシベーショ
ン膜13は完全に外気にさらされた状態にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
TABテープでは、TABテープ上で空間を有する気密
領域を持った構造ではなかったため、SAWデバイスな
どの表面に保護膜が形成できないデバイスは、TABテ
ープ上に実装できないという欠点がある。
TABテープでは、TABテープ上で空間を有する気密
領域を持った構造ではなかったため、SAWデバイスな
どの表面に保護膜が形成できないデバイスは、TABテ
ープ上に実装できないという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のTABテープ
は、実装されるベアチップの表面に形成される空間領域
を気密に保つための気密部材を、前記ベアチップの表面
にあい対するように且つ前記空間領域をリング状に取り
囲む形でテープ基材側に設けてなり、リング状の前記気
密部材が前記ベアチップ側のリング状バンプと溶接固定
することにより前記ベアチップと前記テープ基材との溶
接固定部材を兼ねている。また前記ベアチップが表面弾
性波素子であってもよい。
は、実装されるベアチップの表面に形成される空間領域
を気密に保つための気密部材を、前記ベアチップの表面
にあい対するように且つ前記空間領域をリング状に取り
囲む形でテープ基材側に設けてなり、リング状の前記気
密部材が前記ベアチップ側のリング状バンプと溶接固定
することにより前記ベアチップと前記テープ基材との溶
接固定部材を兼ねている。また前記ベアチップが表面弾
性波素子であってもよい。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示し、同図
(a)はTABテープ上にSAWデバイスを実装した断
面図、同図(b)はTABテープの平面図である。
(a)はTABテープ上にSAWデバイスを実装した断
面図、同図(b)はTABテープの平面図である。
【0007】本実施例のTABテープはテープ基材1、
アウターリード2、インナーリード3及び特性チェック
用パッド10からなり、更に実装されるデバイスの表面
に空間を形成する空間形成領域4と、この領域を気密に
保つためのリング状気密溶接部5とを有してなる。な
お、実装されるSAWデバイス7には、チップの外周部
にリング状気密溶接部5と溶接するリング状バンプ8と
アース及び信号を取出すバンプ9が形成されている。
アウターリード2、インナーリード3及び特性チェック
用パッド10からなり、更に実装されるデバイスの表面
に空間を形成する空間形成領域4と、この領域を気密に
保つためのリング状気密溶接部5とを有してなる。な
お、実装されるSAWデバイス7には、チップの外周部
にリング状気密溶接部5と溶接するリング状バンプ8と
アース及び信号を取出すバンプ9が形成されている。
【0008】このような本実施例のTABテープにSA
Wデバイス7が実装される時は、TABテープ側のイン
ナーリード3及びリング状気密溶接部5と、SAWデバ
イス7側のバンプ9及びリング状バンプ8との位置を合
せて所定の温度で溶接する。この際、テープ基材1とS
AWデバイス7との間には、気密性向上の為、樹脂6を
用いて注入・完全封止がされる。
Wデバイス7が実装される時は、TABテープ側のイン
ナーリード3及びリング状気密溶接部5と、SAWデバ
イス7側のバンプ9及びリング状バンプ8との位置を合
せて所定の温度で溶接する。この際、テープ基材1とS
AWデバイス7との間には、気密性向上の為、樹脂6を
用いて注入・完全封止がされる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、TABテ
ープに空間を有する気密形成構造を持たせたことによ
り、表面に保護膜が形成できないSAWデバイス等が実
装可能となる効果がある。また気密部材がTABテープ
とベアチップとの溶接固定機能を兼ねる効果がある。
ープに空間を有する気密形成構造を持たせたことによ
り、表面に保護膜が形成できないSAWデバイス等が実
装可能となる効果がある。また気密部材がTABテープ
とベアチップとの溶接固定機能を兼ねる効果がある。
【図1】本発明の一実施例にSAWデバイスを実装した
状態を示し、(a)は同図(b)のインナーリード3の
部分で上下に分割したときの断面図、(b)は本実施例
の平面図である。
状態を示し、(a)は同図(b)のインナーリード3の
部分で上下に分割したときの断面図、(b)は本実施例
の平面図である。
【図2】従来のTABテープの一例の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 実装されるベアチップの表面に形成され
る空間領域を気密に保つための気密部材を、前記ベアチ
ップの表面にあい対するように且つ前記空間領域をリン
グ状に取り囲む形でテープ基材側に設けてなり、リング
状の前記気密部材が前記ベアチップ側のリング状バンプ
と溶接固定することにより前記ベアチップと前記テープ
基材との溶接固定部材を兼ねていることを特徴とするT
ABテープ。 - 【請求項2】 前記ベアチップが表面弾性波素子である
ことを特徴とする請求項1記載のTABテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279506A JP2730352B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | Tabテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279506A JP2730352B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | Tabテープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121492A JPH05121492A (ja) | 1993-05-18 |
JP2730352B2 true JP2730352B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=17611996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279506A Expired - Fee Related JP2730352B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | Tabテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730352B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076831A (ja) | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Nec Corp | リードフレームおよびそれを使用するsawフィルタ |
JP3826875B2 (ja) | 2002-10-29 | 2006-09-27 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電デバイスおよびその製造方法 |
JP5555974B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2014-07-23 | パナソニック株式会社 | 圧電デバイスとこれを用いた電子機器、及び自動車 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156561A (en) * | 1976-06-23 | 1977-12-27 | Hitachi Ltd | Resin molded semiconductor device and its production |
JPS6313337A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-20 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体素子の実装方法 |
JPH01133729A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-25 | Nitto Denko Corp | 導電性積層フイルム |
JPH03273658A (ja) * | 1990-02-02 | 1991-12-04 | Fujimori Gijutsu Kenkyusho:Kk | 半導体組立用フィルムキャリヤテープ |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279506A patent/JP2730352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05121492A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971118 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |