JP2730130B2 - オートバイのメーターケーブルガイド - Google Patents
オートバイのメーターケーブルガイドInfo
- Publication number
- JP2730130B2 JP2730130B2 JP2877989A JP2877989A JP2730130B2 JP 2730130 B2 JP2730130 B2 JP 2730130B2 JP 2877989 A JP2877989 A JP 2877989A JP 2877989 A JP2877989 A JP 2877989A JP 2730130 B2 JP2730130 B2 JP 2730130B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tube
- cable guide
- cable
- meter cable
- meter
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、倒立型の前ホークを装備したオートバイ
のメーターケーブルガイドに関する。
のメーターケーブルガイドに関する。
オートバイに使用される前ホークは、アウターチュー
ブが下側に位置する通常型のものに対し、インナーチュ
ーブを下側に位置させた倒立型のものがある。この倒立
型は、バネ下重量を少なくできて、クッション性能を向
上するのに役立ち、クッションストロークを大きく必要
とするモトクロス型などと称される荒地走行を行うオー
トバイに適する。第5図及び第6図は、インナーチュー
ブAを下側に配置した倒立型前ホークBを備えたオート
バイの場合を示す。この場合、前輪CのハブD内に内蔵
したメーターギヤと、上部の前ホークBの上端に設けた
スピードメーターをメーターケーブルFで連結して、ス
ピードメーターを駆動している。そして、前ホークBの
アウターチューブ下端に取付けケーブルガイドEの長孔
内にメーターケーブルFを通して振れ止めしている。
ブが下側に位置する通常型のものに対し、インナーチュ
ーブを下側に位置させた倒立型のものがある。この倒立
型は、バネ下重量を少なくできて、クッション性能を向
上するのに役立ち、クッションストロークを大きく必要
とするモトクロス型などと称される荒地走行を行うオー
トバイに適する。第5図及び第6図は、インナーチュー
ブAを下側に配置した倒立型前ホークBを備えたオート
バイの場合を示す。この場合、前輪CのハブD内に内蔵
したメーターギヤと、上部の前ホークBの上端に設けた
スピードメーターをメーターケーブルFで連結して、ス
ピードメーターを駆動している。そして、前ホークBの
アウターチューブ下端に取付けケーブルガイドEの長孔
内にメーターケーブルFを通して振れ止めしている。
ケーブルガイドEがアウターチューブの下端に取付け
られていると、第5図に示すようにインナーチューブA
が伸びた状態に対し、クッションして、インナーチュー
ブAが最圧縮した第6図の状態では、メーターケーブル
Fが大きく弛められ、左右方向に曲げられて前輪Cのタ
イヤに接触して、タイヤが回転しているので、擦り傷が
できる問題がある。
られていると、第5図に示すようにインナーチューブA
が伸びた状態に対し、クッションして、インナーチュー
ブAが最圧縮した第6図の状態では、メーターケーブル
Fが大きく弛められ、左右方向に曲げられて前輪Cのタ
イヤに接触して、タイヤが回転しているので、擦り傷が
できる問題がある。
この考案は、かかる点に鑑み、前ホークのインナーチ
ューブの前側に沿って配置してインナーチューブを外傷
から保護するガードプレートの上端に、メーターケーブ
ルを保持するケーブルガイドを設け、インナーチューブ
が圧縮したときメーターケーブルがケーブルガイドより
上側で緩み、前輪のタイヤに接触することがなく、擦り
傷ができないオートバイのメーターケーブルを得ること
を目的とする。
ューブの前側に沿って配置してインナーチューブを外傷
から保護するガードプレートの上端に、メーターケーブ
ルを保持するケーブルガイドを設け、インナーチューブ
が圧縮したときメーターケーブルがケーブルガイドより
上側で緩み、前輪のタイヤに接触することがなく、擦り
傷ができないオートバイのメーターケーブルを得ること
を目的とする。
上記目的を達成するために、この考案のオートバイの
メーターケーブルガイドは、インナーチューブを下側に
配置した倒立型前ホークを備えたものに於て、インナー
チューブの前側に沿わせたガードプレートの下端をイン
ナーチューブに締着すると共に上部をアウターチューブ
下端に取付けたブラケットの案内孔に摺動自在に挿入
し、ガードプレートの上端にケーブルガイドを取付け、
該ケーブルガイドにメーターケーブルを保持させるよう
にしたことにある。
メーターケーブルガイドは、インナーチューブを下側に
配置した倒立型前ホークを備えたものに於て、インナー
チューブの前側に沿わせたガードプレートの下端をイン
ナーチューブに締着すると共に上部をアウターチューブ
下端に取付けたブラケットの案内孔に摺動自在に挿入
し、ガードプレートの上端にケーブルガイドを取付け、
該ケーブルガイドにメーターケーブルを保持させるよう
にしたことにある。
インナーチューブは、アウターチューブ内を摺動し伸
縮してクッションする。ガードプレートは、インナーチ
ューブの前側にあって、飛石などがインナーチューブに
当るのを防いでインナーチューブを保護し、下端がイン
ナーチューブに締着されていて、インナーチューブと共
に可動する。そして、メーターケーブルを保持するケー
ブルガイドは、インナーチューブと共に動くので、ケー
ブルガイドの下側のメーターケーブルは、弛むことがな
い。メーターケーブルは、ケーブルガイドより上側で弛
んだり押されたりして、前輪のタイヤに接触するのを防
止できて、擦り傷ができるのを防ぐことができる。
縮してクッションする。ガードプレートは、インナーチ
ューブの前側にあって、飛石などがインナーチューブに
当るのを防いでインナーチューブを保護し、下端がイン
ナーチューブに締着されていて、インナーチューブと共
に可動する。そして、メーターケーブルを保持するケー
ブルガイドは、インナーチューブと共に動くので、ケー
ブルガイドの下側のメーターケーブルは、弛むことがな
い。メーターケーブルは、ケーブルガイドより上側で弛
んだり押されたりして、前輪のタイヤに接触するのを防
止できて、擦り傷ができるのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図によって説
明する。
明する。
前ホーク1は、上部に設けたアウターチューブ2内に
下部のインナーチューブ3の上部が摺動自在に挿入して
あり、インナーチューブ3が伸縮摺動してクッションす
る倒立型のものである。ガードプレート4は、インナー
チューブ3の前側に沿って配置してあって、飛石などが
インナーチューブ3に当るのを防止して保護するもので
ある。ガードプレート4は、下端をインナーチューブ3
に締着し、上部をアウターチューブ2の下端に取付けた
ブラケット5の案内孔6に摺動自在に挿入してある。ガ
ードプレート4の上端は、インナーチューブ3の最伸時
にも、案内孔6より突出するようにしてあって、この突
出上端に、ケーブルガイド7を取付ける。メーターケー
ブル8は、前輪9のハブ10内に内蔵したメーターギヤー
と、前ホーク1の上部に取付けたスピードメーターを連
結するもので、インナーチューブ3の最伸時でもよい長
さに設定してあり、メーターケーブル8をケーブルガイ
ド7に保持させる。前輪9は、インナーチューブ3の下
端に締着する車軸11に回転自在に支承する。
下部のインナーチューブ3の上部が摺動自在に挿入して
あり、インナーチューブ3が伸縮摺動してクッションす
る倒立型のものである。ガードプレート4は、インナー
チューブ3の前側に沿って配置してあって、飛石などが
インナーチューブ3に当るのを防止して保護するもので
ある。ガードプレート4は、下端をインナーチューブ3
に締着し、上部をアウターチューブ2の下端に取付けた
ブラケット5の案内孔6に摺動自在に挿入してある。ガ
ードプレート4の上端は、インナーチューブ3の最伸時
にも、案内孔6より突出するようにしてあって、この突
出上端に、ケーブルガイド7を取付ける。メーターケー
ブル8は、前輪9のハブ10内に内蔵したメーターギヤー
と、前ホーク1の上部に取付けたスピードメーターを連
結するもので、インナーチューブ3の最伸時でもよい長
さに設定してあり、メーターケーブル8をケーブルガイ
ド7に保持させる。前輪9は、インナーチューブ3の下
端に締着する車軸11に回転自在に支承する。
ガードプレート4は、インナーチューブ3と共に摺動
し、ガードプレート4に取付けたケーブルガイド7とイ
ンナーチューブ3の下端の車軸11の間隔は、インナーチ
ューブ3が摺動しても変らない。このため、メーターケ
ーブル8は、ケーブルガイド7より下側は動くことがな
く、専らケーブルガイド7より上側で、弛められたり伸
されたりする。そして、メーターケーブル8が前輪9の
タイヤに接触して擦り傷ができることがなくなる。
し、ガードプレート4に取付けたケーブルガイド7とイ
ンナーチューブ3の下端の車軸11の間隔は、インナーチ
ューブ3が摺動しても変らない。このため、メーターケ
ーブル8は、ケーブルガイド7より下側は動くことがな
く、専らケーブルガイド7より上側で、弛められたり伸
されたりする。そして、メーターケーブル8が前輪9の
タイヤに接触して擦り傷ができることがなくなる。
以上説明したように、この発明は上述のように構成し
たもので、メーターケーブルを、インナーチューブと共
に動くガードプレートの上端のケーブルガイドに保持さ
せ、メーターケーブルの前輪の横に位置する部分を振れ
ないようにすることができ、前輪に当って擦られるのを
防止できる。そして、ケーブルガイドも簡単なものでよ
く、組付けも簡単で安価にできる。
たもので、メーターケーブルを、インナーチューブと共
に動くガードプレートの上端のケーブルガイドに保持さ
せ、メーターケーブルの前輪の横に位置する部分を振れ
ないようにすることができ、前輪に当って擦られるのを
防止できる。そして、ケーブルガイドも簡単なものでよ
く、組付けも簡単で安価にできる。
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示し、 第1図は全体側面図、 第2図は要部の拡大側面図、 第3図は同正面図、 第4図は同横断面図、 第5図及び第6図は従来例を示し、 第5図は最伸時の側面図、 第6図は最縮時の側面図である。 1……前ホーク、2……アウターチューブ、 3……インナーチューブ、4……ガードプレート、 5……ブラケット、6……案内孔、 7……ケーブルガイド、8……メーターケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】インナーチューブを下側に配置した倒立型
前ホークを備えたものに於て、インナーチューブの前側
に沿わせたガードプレートの下端をインナーチューブに
締着すると共に上部をアウターチューブ下端に取付けた
ブラケットの案内孔に摺動自在に挿入し、ガードプレー
トの上端にケーブルガイドを取付け、該ケーブルガイド
にメーターケーブルを保持させるようにしたことを特徴
とするオートバイのメーターケーブルガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2877989A JP2730130B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | オートバイのメーターケーブルガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2877989A JP2730130B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | オートバイのメーターケーブルガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02208190A JPH02208190A (ja) | 1990-08-17 |
JP2730130B2 true JP2730130B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12257891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2877989A Expired - Fee Related JP2730130B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | オートバイのメーターケーブルガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730130B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP2877989A patent/JP2730130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02208190A (ja) | 1990-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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