JPS6031980Y2 - 自動二輪車における泥付着防止装置 - Google Patents

自動二輪車における泥付着防止装置

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JPS6031980Y2
JPS6031980Y2 JP12870180U JP12870180U JPS6031980Y2 JP S6031980 Y2 JPS6031980 Y2 JP S6031980Y2 JP 12870180 U JP12870180 U JP 12870180U JP 12870180 U JP12870180 U JP 12870180U JP S6031980 Y2 JPS6031980 Y2 JP S6031980Y2
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JP
Japan
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rear wheel
support frame
lever member
wheel support
chain
Prior art date
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Expired
Application number
JP12870180U
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English (en)
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JPS5752378U (ja
Inventor
洋 村上
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車の泥付着防止装置に関し、特に後輪
支持フレームの揺動量に対し緩衝器の緩衝力をプロブレ
シブ(漸進的)な特性とすることができるリンク機構を
備えた自動二輪車において、後輪駆動用チェーンで運ば
れる泥がこのリンク機構、若しくはこれの周辺に付着す
るのを防止することができるようにした装置に関する。
不整地を走行するオフロード用自動二輪車において、後
端で後輪を支持し、前端が車体フレームに上下揺動自在
に枢着されたリヤフォーク等の後輪支持フレームが後輪
の路面凹凸の追従によって上方へ揺動したさい、緩衝器
の圧縮ストロークをこの揺動量に対して漸進的に増大さ
せ、曲線カーブで増大する緩衝力特性を得られるように
したものは知られており、かかる緩衝力特性を発生させ
るリンク機構は、後輪支持フレームに枢着したレバ一部
材に緩衝器の下端を連結し、レバ一部材と車体フレーム
とを杆部材を介して連結することによって構成されてい
る。
ところでオフロード用自動二輪車は雨中の泥滓路面を走
行することがある。
後輪支持フレームの上面上にはエンジンと後輪とを繋ぎ
後輪を駆動させる駆動チェーンが車体前後方向に縦通し
、後輪で跳ね上げられるなどしてチェーンに付着した泥
はチェーンの移動とともに後輪側からエンジン側に運ハ
れ、エンジンの駆動スプロケットにチェーンが噛合する
さいに泥は落下する。
この泥はチェーンカバー内に蓄積し、チェーンカバーか
ら溢れた泥は後輪支持フレームの上面に溜り、上記レバ
一部材と杆部材とからなるリンク機構に付着、堆積し、
この機構の全面を覆うなどして機構の作動を阻害する。
本考案者は以上の如き従来の問題点に鑑み、これを有効
に解決すべく本考案を威したものである。
本考案の目的は、後輪支持フレームの上面上を車体前後
方向に縦通しエンジンと後輪とを繋ぐチェーンと、後輪
支持フレームに設けられるレバ一部材と杆部材とからな
るリンク機構との間に位置させて壁板を後輪支持フレー
ムの上面に起設し、以ってチェーンで運ばれる泥からリ
ンク機構を該壁板によって隔絶し、プロブレシブ機構若
しくはこれの周辺に泥が付着、堆積するのを防止するよ
うにした自動二輪車における泥付着防止装置を提供する
処にある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
第1図は本考案に係る装置が適用された自動二輪車を示
し、メインフレーム1とダウンチューブ2と後部フレー
ム3とによって側面ループ状に形威すれた車体フレーム
4の内部にエンジン5が配置される。
後端で後輪6を支持した後輪支持フレーム、本実施例で
はリヤフォーク7の前端は後部フレーム3にピボットシ
ャフト8によって枢着され、リヤフォーク7はピボット
シャフト8を支点として車体フレーム4に対し上下揺動
自在である。
エンジン5の駆動スプロケット5aと後輪6の被動スプ
ロケット6aとにはチェーン9が架は渡され、エンジン
5と後輪6とを繋ぐこのチェーン9はリヤフォーク7の
上下前後の全周を巡回し、チェーン上段9aはリヤフォ
ーク7の上面7a上を車体前後方向に縦通ずる。
第2図、第3図に示す通りリヤフォーク7の上面7aに
突設したブラケット7bにはレバ一部材10がボルト1
1で上下回動自在に枢着され、この枢着は側面略逆り字
状のレバ一部材10の上部12の後部12aにおいて行
われ、上部12の前部12bには緩衝器13の下端13
aがボルト14で連結される。
レバ一部材10のこの前部12bから屈曲して下方へ延
びる下部15はリヤフォーク7に上下に貫通形成された
開口部7Cに挿入されてリヤフォーク7の下面から突出
し、下部15の先部に杆部材16の後端がボルト17に
より枢着され、杆部材16の前端は第1図に示す通り後
部フレーム3にボルト18で枢着され、これによりレバ
一部材10と車体フレーム4とが杆部材16を介して連
結される。
以上のレバ一部材10と杆部材16とによりリンク機構
19が構成されるとともに、レバ一部材10はリヤフォ
ーク7の車体前後方向中央部か、これよりも前方に配置
され、緩衝器13はこのレバ一部材10の前部12bに
連結されるため、緩衝器13は第1図の通りリヤフォー
ク7の前側に寄せられ、従って比較的大重量となってい
る緩衝器13がエンジン5周辺に存在する車体重心に近
づくため車体重心廻りの慣性モーメントは減少腰オフロ
ード用等としての自動二輪車の操縦性、安定性が向上す
る。
尚、緩衝器13は車体幅方向中央に1本配置され、上端
13bはメインフレーム1の後端のブラケット1aに前
後揺動可能に枢着されている。
路面の凹凸により後輪6が上動し、リヤフォーク7がピ
ボットシャフト8を支点として上方へ揺動すると、レバ
一部材10も上方へ移動する。
これに伴い杆部材16は前端のボルト18を中心として
円弧軌跡を描き、レバ一部材10の下部15と車体フレ
ーム4との距離を一定に保持させようとするため、レバ
一部材10は後部12aのボルト11を中心として第1
図、第3図中時計方向へ回動し、従って緩衝器13はリ
ヤフォーク7の揺動量にレバ一部材10の回動量を加え
た分圧縮せしめられ、リヤフォーク7の揺動量に対して
曲線カーブで緩衝力が増大するプロブレシブ特性を緩衝
器13は発揮する。
リヤフォーク7の上面7aには車体前後方向を長さ方向
とする壁板20を起立設置し、図示例では壁板20はビ
ス21.21で止着されてリヤフォーク7に取り付けら
れている。
この壁板20の長さ寸法をリンク機構19の側面、具体
的にはりャフォーク7の上面7aから露出したレバ一部
材10の上部12の側面を覆うに必要且つ充分のものと
し、リンク機構19と前記チェーン9の上段9aとの間
に壁板20を介在させる。
これによりチェーン上段9aで後輪6側からエンジン5
側に運ばれてリヤフォーク7の上面に溜まる泥から壁板
20によってリンク機構19は隔絶され、この機構19
若しくはこれの周辺に泥が付着したり堆積するのを壁板
20が阻止し、リンク機構19の保護が威される。
尚、第2図鎖線で示す如く、壁板20の後端に車体幅方
向へ折曲した折曲部20aを形威し、この折曲部20a
によってレバ一部材10の後面を覆うことにより、泥が
リンク機構19の後側から侵入するのを防止できるとと
もに、後輪6によって跳ね上げられた泥がレバ一部材1
0まで飛散するのを防止できる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、泥淳路面を
自動二輪車が走行してもチェーンで運ばれる泥からリン
ク機構を隔絶し、保護することができ、この機構やこれ
の周辺に泥が付着したりするなどは発生せず、リヤフォ
ーク等の後輪支持フレームにある程度の高さまで泥が溜
まれば泥は自ずと後輪支持フレームから落下し、リンク
機構へ侵入せず、この機構の確実な作動を期待できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の全体側面図、第2図は後輪支持フレーム、リンク
機構の平面図、第3図は同側面図である。 尚図面中、4は車体フレーム、7は後輪支持フレームで
あるリヤフォーク、10はレバ一部材、13は緩衝器、
16は杆部材、19はプロブレシブ機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後輪支持フレームの前端を車体フレームに上下揺動自在
    に枢着し、エンジンと後輪とを繋ぐチェーンを該後輪支
    持フレームの上面上に車体前後方向に縦通させ、後輪支
    持フレームに枢着したレバ一部材に緩衝器の下端を連結
    し、且つレバ一部材と車体フレームとを杆部材を介して
    連結した自動二輪車において、上記後輪支持フレームの
    上面にチェーンと、レバ一部材、杆部材からなるリンク
    機構との間に位置させて壁板を起設したことを特徴とす
    る自動二輪車における泥付着防止装置。
JP12870180U 1980-09-10 1980-09-10 自動二輪車における泥付着防止装置 Expired JPS6031980Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12870180U JPS6031980Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 自動二輪車における泥付着防止装置

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JP12870180U JPS6031980Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 自動二輪車における泥付着防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752378U JPS5752378U (ja) 1982-03-26
JPS6031980Y2 true JPS6031980Y2 (ja) 1985-09-25

Family

ID=29489071

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JP12870180U Expired JPS6031980Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 自動二輪車における泥付着防止装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6388271A (ja) * 1986-10-01 1988-04-19 Honda Motor Co Ltd 燃料噴射装置用スロツトルボデイ
JPS6357367U (ja) * 1986-10-01 1988-04-16
JPH06102999B2 (ja) * 1986-12-10 1994-12-14 本田技研工業株式会社 内燃エンジンの燃料供給制御方法
JPS63164561U (ja) * 1987-04-17 1988-10-26

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JPS5752378U (ja) 1982-03-26

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