JP2730061B2 - 転送装置の自己診断方法 - Google Patents
転送装置の自己診断方法Info
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- JP2730061B2 JP2730061B2 JP63164741A JP16474188A JP2730061B2 JP 2730061 B2 JP2730061 B2 JP 2730061B2 JP 63164741 A JP63164741 A JP 63164741A JP 16474188 A JP16474188 A JP 16474188A JP 2730061 B2 JP2730061 B2 JP 2730061B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転送装置の診断方法に関し、特にオンライ
ン通信機能を備えたNCプログラム転送装置と数値制御装
置との間の自己診断方法に関する。
ン通信機能を備えたNCプログラム転送装置と数値制御装
置との間の自己診断方法に関する。
例えば、NCプログラムを作成するホスト制御計算機か
ら、作成したNCプログラムを数値制御装置にオンライン
状態で転送して加工する場合、正確に転送することがで
きるか否かをテストする方法があれば、信頼性の上から
も便利である。
ら、作成したNCプログラムを数値制御装置にオンライン
状態で転送して加工する場合、正確に転送することがで
きるか否かをテストする方法があれば、信頼性の上から
も便利である。
従来、第5図(a)に示したように、NCデータ転送装
置2に備えられた入出力ボード4の接続コネクタ4aとデ
ータ転送用ケーブル6の一方の接続コネクタ6aを接続す
ると共に、数値制御装置3に備えられた入出力ボード5
の接続コネクタ5aとデータ転送用ケーブル6の他方の接
続コネクタ6bを接続し、NCデータ転送装置2と数値制御
装置3をデータ転送用ケーブル6を介して接続し、NCデ
ータ転送装置2と数値制御装置3の間にオシロスコープ
等を介在させてハードウェアの機能を診断する方法が用
いられていた。
置2に備えられた入出力ボード4の接続コネクタ4aとデ
ータ転送用ケーブル6の一方の接続コネクタ6aを接続す
ると共に、数値制御装置3に備えられた入出力ボード5
の接続コネクタ5aとデータ転送用ケーブル6の他方の接
続コネクタ6bを接続し、NCデータ転送装置2と数値制御
装置3をデータ転送用ケーブル6を介して接続し、NCデ
ータ転送装置2と数値制御装置3の間にオシロスコープ
等を介在させてハードウェアの機能を診断する方法が用
いられていた。
しかし、上記方法では、単に転送データの有無が確認
できるに過ぎず、転送されているデータの内容まで診断
することは不可能であった。
できるに過ぎず、転送されているデータの内容まで診断
することは不可能であった。
そこで、実際に転送されているデータの内容を診断す
るため、第5図(b)に示すように、NCデータ転送装置
2と数値制御装置3との間に回線アナライザ9等の診断
機器を介在させ、接続コネクタ4aと9a、接続コネクタ5a
と9bとをそれぞれ接続して、実際に転送されているデー
タの内容をも診断する方法が用いられていた。
るため、第5図(b)に示すように、NCデータ転送装置
2と数値制御装置3との間に回線アナライザ9等の診断
機器を介在させ、接続コネクタ4aと9a、接続コネクタ5a
と9bとをそれぞれ接続して、実際に転送されているデー
タの内容をも診断する方法が用いられていた。
しかし、診断のためには、高価なアナライザが必要で
あり、またテストする者は高い技術的知識を必要として
いる。診断は安価に行える方が望ましく、また高度な知
識がなくてもテストできるようにすることが望ましい。
あり、またテストする者は高い技術的知識を必要として
いる。診断は安価に行える方が望ましく、また高度な知
識がなくてもテストできるようにすることが望ましい。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、NC
プログラムを相手装置に転送する転送装置の機能を、簡
単かつ安価に、擬似オンラインテストすることができる
転送装置の診断方法を提供することにある。
プログラムを相手装置に転送する転送装置の機能を、簡
単かつ安価に、擬似オンラインテストすることができる
転送装置の診断方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明による転送装置の診
断方法は、NCプログラムを数値制御装置にシリアルデー
タとして転送する転送装置の自己診断方法において、該
転送装置の入出力ボードのコネクタ端子に、出力側信号
を入力側信号として折り返すための診断用コネクタを装
着し、かつ該転送装置の入出力ボードの機能診断を、AS
CIIコード128文字の各々について「NULL」から「DEL」
まで順次実行し、該診断内容を判定して、判定結果を表
示することに特徴がある。また、上記診断用コネクタ
を、転送装置と数値制御装置を結ぶシリアルケーブルの
上記数値制御装置側のコネクタ端子に装着させ、該シリ
アルケーブルを含めて機能診断を行うことにも特徴があ
る。
断方法は、NCプログラムを数値制御装置にシリアルデー
タとして転送する転送装置の自己診断方法において、該
転送装置の入出力ボードのコネクタ端子に、出力側信号
を入力側信号として折り返すための診断用コネクタを装
着し、かつ該転送装置の入出力ボードの機能診断を、AS
CIIコード128文字の各々について「NULL」から「DEL」
まで順次実行し、該診断内容を判定して、判定結果を表
示することに特徴がある。また、上記診断用コネクタ
を、転送装置と数値制御装置を結ぶシリアルケーブルの
上記数値制御装置側のコネクタ端子に装着させ、該シリ
アルケーブルを含めて機能診断を行うことにも特徴があ
る。
本発明においては、NCデータ転送装置に対して診断コ
ネクタを直接接続するか、あるいはケーブルを介して診
断コネクタに接続する。診断コネクタは、NCデータ転送
装置が送信したデータ(ASCIIコード128文字のデータ)
を折り返して再びNCデータ転送装置に返送されるように
構成されているので、NCデータ転送装置に診断機能実行
部と診断結果判定部と表示制御部とを接続しておくこと
により、正常か異常か、異常の場合には、障害の発生箇
所がNCデータ転送装置内かあるいはケーブル内か等を判
定することが可能である。診断コネクタでは、NCデータ
転送装置からの出力データ(SD)、送信側端末信号(RT
S)、端末レディ信号(DTR)を折り返しているので、こ
れらの信号について個々に診断ができ、簡単な方法によ
り機能テストが可能である。
ネクタを直接接続するか、あるいはケーブルを介して診
断コネクタに接続する。診断コネクタは、NCデータ転送
装置が送信したデータ(ASCIIコード128文字のデータ)
を折り返して再びNCデータ転送装置に返送されるように
構成されているので、NCデータ転送装置に診断機能実行
部と診断結果判定部と表示制御部とを接続しておくこと
により、正常か異常か、異常の場合には、障害の発生箇
所がNCデータ転送装置内かあるいはケーブル内か等を判
定することが可能である。診断コネクタでは、NCデータ
転送装置からの出力データ(SD)、送信側端末信号(RT
S)、端末レディ信号(DTR)を折り返しているので、こ
れらの信号について個々に診断ができ、簡単な方法によ
り機能テストが可能である。
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明す
る。
る。
第1図(a)、(b)、(c)は、本発明の一実施例
を示す図であり、(a)は診断用コネクタを用いてNCデ
ータ転送装置を診断するための接続図、(b)は診断用
コネクタを用いてケーブルを含めた診断を行うための接
続図、(c)は診断用コネクタの結線図である。
を示す図であり、(a)は診断用コネクタを用いてNCデ
ータ転送装置を診断するための接続図、(b)は診断用
コネクタを用いてケーブルを含めた診断を行うための接
続図、(c)は診断用コネクタの結線図である。
本発明の診断方法は、第1図(a)に示すように、NC
データ転送装置(ここでは、RS232Cを用いている)2に
対して、入出力ボード4のコネクタ端子4aに直接、ある
いは第1図(b)に示すように、ケーブル6を経由して
ケーブル6のコネクタ端子6bに、診断用コネクタ8を接
続する。この診断用コネクタ8は、第1図(c)に示す
ように構成されており、NCデータ転送装置2が送信した
データを折り返しNCデータ転送装置2に返送するもので
ある。NCデータ転送装置2は、返送されたデータを受信
データとして使用し、これを判定して、判定結果を表示
する。
データ転送装置(ここでは、RS232Cを用いている)2に
対して、入出力ボード4のコネクタ端子4aに直接、ある
いは第1図(b)に示すように、ケーブル6を経由して
ケーブル6のコネクタ端子6bに、診断用コネクタ8を接
続する。この診断用コネクタ8は、第1図(c)に示す
ように構成されており、NCデータ転送装置2が送信した
データを折り返しNCデータ転送装置2に返送するもので
ある。NCデータ転送装置2は、返送されたデータを受信
データとして使用し、これを判定して、判定結果を表示
する。
第1図(c)に示すように、診断用コネクタ8は、複
数本のピンが設けられ、それらのうちの2本ずつを短絡
して、折り返し送信できるようになっている。すなわ
ち、複数本のピンのうち、2番ピン(SD)と3番ピン
(RD)で1組、4番ピン(RTS)と5番ピン(DTR)で1
組のそれぞれを結んで短絡させたものであり、SD、RT
S、DTRの出力データおよび送信側端末信号が、入力デー
タおよび相手側端末信号として折り返されるように構成
される。つまり、NCデータ転送装置2からの出力データ
SD、送信側端末信号RTS(送信要求信号)、DTR(端末レ
ディ信号)は、診断用コネクタ8を通すことにより、擬
似的に数値制御装置3からの入力データRD、および相手
側端末信号CTS,DTRとして返送される。これによって、
簡単な方法で転送装置2およびケーブル6の機能テスト
が可能となる。
数本のピンが設けられ、それらのうちの2本ずつを短絡
して、折り返し送信できるようになっている。すなわ
ち、複数本のピンのうち、2番ピン(SD)と3番ピン
(RD)で1組、4番ピン(RTS)と5番ピン(DTR)で1
組のそれぞれを結んで短絡させたものであり、SD、RT
S、DTRの出力データおよび送信側端末信号が、入力デー
タおよび相手側端末信号として折り返されるように構成
される。つまり、NCデータ転送装置2からの出力データ
SD、送信側端末信号RTS(送信要求信号)、DTR(端末レ
ディ信号)は、診断用コネクタ8を通すことにより、擬
似的に数値制御装置3からの入力データRD、および相手
側端末信号CTS,DTRとして返送される。これによって、
簡単な方法で転送装置2およびケーブル6の機能テスト
が可能となる。
第1図(a)では、NCデータ転送装置2の入出力ボー
ド4上のコネクタ端子4aに、本発明の診断用コネクタ8
を装着する。これによって、NCデータ転送装置2から送
信された出力データおよび送信側端末信号は、診断用コ
ネクタ8で直ちに返送され、これが入力データおよび相
手側端末信号となるため、NCデータ転送装置2の機能テ
ストが可能である。
ド4上のコネクタ端子4aに、本発明の診断用コネクタ8
を装着する。これによって、NCデータ転送装置2から送
信された出力データおよび送信側端末信号は、診断用コ
ネクタ8で直ちに返送され、これが入力データおよび相
手側端末信号となるため、NCデータ転送装置2の機能テ
ストが可能である。
第1図(b)では、NCデータ転送装置2と数値制御装
置3間の接続ケーブル6の数値制御側コネクタ6bに、本
発明の診断用コネクタ8を装着する。これによって、NC
データ転送装置2から送信された出力データおよび送信
側端末信号は、接続ケーブル6を経由して診断用コネク
タ8で返送され、これが入力データおよび相手側端末信
号となるため、接続ケーブル6を含めたNCデータ転送装
置2の機能診断が可能となる。
置3間の接続ケーブル6の数値制御側コネクタ6bに、本
発明の診断用コネクタ8を装着する。これによって、NC
データ転送装置2から送信された出力データおよび送信
側端末信号は、接続ケーブル6を経由して診断用コネク
タ8で返送され、これが入力データおよび相手側端末信
号となるため、接続ケーブル6を含めたNCデータ転送装
置2の機能診断が可能となる。
第2図は、本発明の一実施例を示す診断動作のフロー
チャートである。
チャートである。
ここでは、診断送信データとして、NULコードからDEL
コードまでのASCIIコードの全128文字を使用して、NUL
コードから順に1文字ずつ診断を行っていく。第2図
は、それらの中の1文字分の診断フローを示している。
コードまでのASCIIコードの全128文字を使用して、NUL
コードから順に1文字ずつ診断を行っていく。第2図
は、それらの中の1文字分の診断フローを示している。
先ず、ASCII文字のデータを1文字だけ送信する(ス
テップ31)。次に、相手側端末信号DTR(端末レディ信
号)のチェックを行い(ステップ32)、正常のときに
は、表示画面のDTR項にOKの表示を行い(ステップ3
3)、次に進んで、ASCII文字を表示画面の送出データ項
に表示する(ステップ35)。また、異常のときには、表
示画面のDTR(端末レディ信号)項にNGの表示を行い
(ステップ34)、判定表示画面の判定結果表示位置に、
異常のエラーメッセージ文を表示する(ステップ39)。
テップ31)。次に、相手側端末信号DTR(端末レディ信
号)のチェックを行い(ステップ32)、正常のときに
は、表示画面のDTR項にOKの表示を行い(ステップ3
3)、次に進んで、ASCII文字を表示画面の送出データ項
に表示する(ステップ35)。また、異常のときには、表
示画面のDTR(端末レディ信号)項にNGの表示を行い
(ステップ34)、判定表示画面の判定結果表示位置に、
異常のエラーメッセージ文を表示する(ステップ39)。
送出データの表示の後に、DTR(端末レディ信号)、R
TS(送信要求信号)、DATAREADY(データレディ信
号)、パリティをチェックする(ステップ36)。チェッ
クの結果、正常であれば、表示画面のDTR、RTS、パリテ
ィ項に、OK文字を表示する(ステップ37)。また、チェ
ックの結果、異常であれば、表示画面のDTR、RTS、パリ
ティ項に、NG文字を表示する(ステップ38)。以上の1
文字の処理をASCII文字のNULからDELまでの全文字につ
いて行う(128文字分繰り返す)。全てが正常のときに
は、表示画面の判定結果表示位置に、正常のメッセージ
文を表示する。
TS(送信要求信号)、DATAREADY(データレディ信
号)、パリティをチェックする(ステップ36)。チェッ
クの結果、正常であれば、表示画面のDTR、RTS、パリテ
ィ項に、OK文字を表示する(ステップ37)。また、チェ
ックの結果、異常であれば、表示画面のDTR、RTS、パリ
ティ項に、NG文字を表示する(ステップ38)。以上の1
文字の処理をASCII文字のNULからDELまでの全文字につ
いて行う(128文字分繰り返す)。全てが正常のときに
は、表示画面の判定結果表示位置に、正常のメッセージ
文を表示する。
なお、異常が発生した時点で、CRT画面にエラー内容
がエラーメッセージとして表示される。
がエラーメッセージとして表示される。
ASCIIの128文字の診断を1回として、これを1回ない
し複数回行わせるようにする。
し複数回行わせるようにする。
第3図は、本発明の一実施例を示す診断制御システム
のブロック図である。
のブロック図である。
第3図において、診断機能実行部11は診断用コネクタ
8から返送されたデータに基づいて実行される入出力ボ
ード4の診断行為を、診断結果判定部12は診断機能実行
部11が実行した診断結果を判定する判定行為を、表示制
御部13は診断結果判定部12の判定結果をNCデータ転送装
置2のCRT画面に表示させる表示行為を、それぞれ制御
するものである。また、制御部14は、これら各機能部1
1,12,13の行為、つまり診断行為、判定行為および表示
行為を制御するものである。なお、診断機能実行部11、
診断結果判定部12および制御部14は、いずれもプロセッ
サでプログラムを実行することにより制御を行い、また
表示制御部13はNCデータ転送装置2内のCRTディスプレ
イと接続されており、その診断と結果を扱者に表示して
知らせる。
8から返送されたデータに基づいて実行される入出力ボ
ード4の診断行為を、診断結果判定部12は診断機能実行
部11が実行した診断結果を判定する判定行為を、表示制
御部13は診断結果判定部12の判定結果をNCデータ転送装
置2のCRT画面に表示させる表示行為を、それぞれ制御
するものである。また、制御部14は、これら各機能部1
1,12,13の行為、つまり診断行為、判定行為および表示
行為を制御するものである。なお、診断機能実行部11、
診断結果判定部12および制御部14は、いずれもプロセッ
サでプログラムを実行することにより制御を行い、また
表示制御部13はNCデータ転送装置2内のCRTディスプレ
イと接続されており、その診断と結果を扱者に表示して
知らせる。
第4図は、転送装置のCRT画面の表示例を示す図であ
って、(a)は診断結果が正常のときの表示例であり、
(b)は診断結果が異常のときの表示例である。
って、(a)は診断結果が正常のときの表示例であり、
(b)は診断結果が異常のときの表示例である。
第4図(a)の画面のうち、上半分は診断中の表示面
であり、下半分は総合結果の表示面である。最上部には
診断中である表示があり、その下に、DTR信号、RTS信
号、送信データ、受信データ、パリティーの結果が表示
される。ここでは、送信データとしてASCII文字のDELを
送信した場合であって、相手端末信号DTR、RTSはいずれ
もOK、送信データも受信データもDELであり、パリティ
ーもOKが表示される。また、結果表示面には、『ボード
は正常です』の表示が出る。本実施例で用意されるエラ
ーメッセージとしては、『DTR信号が出ていませ
ん。』、『RTS信号が出ていません。』『データレディ
ーになりません。』『パリティーエラーです。』の4つ
がある。いずれも、NCデータ転送装置の入出力インタフ
ェースボードの異常が判定される。また、接続ケーブル
6を介して接続ケーブル6のコネクタ端子6bに診断用コ
ネクタ8を接続することにより、ケーブル異常も診断す
ることが可能である。
であり、下半分は総合結果の表示面である。最上部には
診断中である表示があり、その下に、DTR信号、RTS信
号、送信データ、受信データ、パリティーの結果が表示
される。ここでは、送信データとしてASCII文字のDELを
送信した場合であって、相手端末信号DTR、RTSはいずれ
もOK、送信データも受信データもDELであり、パリティ
ーもOKが表示される。また、結果表示面には、『ボード
は正常です』の表示が出る。本実施例で用意されるエラ
ーメッセージとしては、『DTR信号が出ていませ
ん。』、『RTS信号が出ていません。』『データレディ
ーになりません。』『パリティーエラーです。』の4つ
がある。いずれも、NCデータ転送装置の入出力インタフ
ェースボードの異常が判定される。また、接続ケーブル
6を介して接続ケーブル6のコネクタ端子6bに診断用コ
ネクタ8を接続することにより、ケーブル異常も診断す
ることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、安価な診断用
コネクタと診断用プログラムを用いて、簡単にNCデータ
転送装置の転送機能の自己診断を行うことができるの
で、障害が発生した場合に、障害発生箇所がデータ転送
装置側か数値制御装置側か、あるいは接続ケーブルかの
判断ができ、その効果は大である。
コネクタと診断用プログラムを用いて、簡単にNCデータ
転送装置の転送機能の自己診断を行うことができるの
で、障害が発生した場合に、障害発生箇所がデータ転送
装置側か数値制御装置側か、あるいは接続ケーブルかの
判断ができ、その効果は大である。
第1図は本発明の一実施例を示す診断用接続図、第2図
は本発明の一実施例を示す診断動作のフローチャート、
第3図は本発明の一実施例を示す診断制御システムのブ
ロック図、第4図は転送装置のCRT画面の表示例を示す
図、第5図は従来の診断用接続を示す図である。 2:NCデータ転送装置、3:数値制御装置、4,5:入出力ボー
ド、6:接続ケーブル、8:診断用コネクタ、11:診断機能
実行部、12:診断結果判定部、13:表示制御部、14:制御
部、4a,5a,6a,6b:コネクタ端子。
は本発明の一実施例を示す診断動作のフローチャート、
第3図は本発明の一実施例を示す診断制御システムのブ
ロック図、第4図は転送装置のCRT画面の表示例を示す
図、第5図は従来の診断用接続を示す図である。 2:NCデータ転送装置、3:数値制御装置、4,5:入出力ボー
ド、6:接続ケーブル、8:診断用コネクタ、11:診断機能
実行部、12:診断結果判定部、13:表示制御部、14:制御
部、4a,5a,6a,6b:コネクタ端子。
Claims (2)
- 【請求項1】NCプログラムを数値制御装置にシリアルデ
ータとして転送する転送装置の自己診断方法において、
該転送装置の入出力ボードのコネクタ端子に、出力側信
号を入力側信号として折り返すための診断用コネクタを
装着し、かつ該転送装置の入出力ボードの機能診断を、
ASCIIコード128文字の各々について「NULL」から「DE
L」まで順次実行し、該診断内容を判定して、判定結果
を表示することを特徴とする転送装置の自己診断方法。 - 【請求項2】上記診断用コネクタを、転送装置と数値制
御装置を結ぶシリアルケーブルの上記数値制御装置側の
コネクタ端子に装着させ、該シリアルケーブルを含めて
機能診断を行うことを特徴とする請求項1記載の転送装
置の自己診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63164741A JP2730061B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-07-01 | 転送装置の自己診断方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3907188 | 1988-02-22 | ||
JP63-39071 | 1988-02-22 | ||
JP63164741A JP2730061B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-07-01 | 転送装置の自己診断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021679A JPH021679A (ja) | 1990-01-05 |
JP2730061B2 true JP2730061B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=26378395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63164741A Expired - Lifetime JP2730061B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-07-01 | 転送装置の自己診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730061B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112014014358A2 (pt) * | 2011-12-12 | 2017-06-13 | Sadot Avner | refrigerador de bebidas |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134007A (en) * | 1975-05-15 | 1976-11-20 | Hitachi Ltd | Method to test communication control unit |
JPS58205351A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-30 | Fuji Facom Corp | 自己診断方式 |
JPS60117302A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-24 | Hitachi Seiki Co Ltd | 数値制御装置におけるデ−タ送信装置 |
JPS61216552A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-26 | Fujitsu Ltd | インタフエ−ス信号折返し装置 |
JPS61212146A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Nec Corp | 通信制御装置 |
JPH01191546A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-01 | Toshiba Corp | ファクシミリ装置 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP63164741A patent/JP2730061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021679A (ja) | 1990-01-05 |
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