JP2729906B2 - 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置 - Google Patents

車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置

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JP2729906B2
JP2729906B2 JP5288414A JP28841493A JP2729906B2 JP 2729906 B2 JP2729906 B2 JP 2729906B2 JP 5288414 A JP5288414 A JP 5288414A JP 28841493 A JP28841493 A JP 28841493A JP 2729906 B2 JP2729906 B2 JP 2729906B2
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裕樹 小笠原
俊太 潮田
次男 深沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の荷台用壁等に
おけるパネルの結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばアルミニウム中空押出型材
製のパネルが上下に所要数重ね合わせられてなるトラッ
ク等車両の荷台用壁(アオリ)においては、すべてのパ
ネルが長い連結ボルト(通しボルト)およびナットによ
り結合されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の荷台用壁では、パネルにボルト挿通孔をあける必要
があるだけでなく、部品として長い連結ボルト(通しボ
ルト)およびナットを必要とし、しかもボルトを適正な
トルクで締め付ける必要があるため、組立て作業にかな
りの工数を要し、また部品費が高くつくとともに、部品
の管理が非常に面倒であり、さらに荷台用壁の重量が重
くなるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、荷台用壁等を構成する上下パネルを、従来の
連結ボルトおよびナットを使用することなく、迅速に結
合することができ、従って組立て工数を大幅に削減する
ことができて、組立て作業が容易であり、作業性にすぐ
れているうえに、相互に結合された上下両パネルの上下
方向の引張り力に対する強度、並びに両パネルの横方向
(水平方向)からの曲げに対する強度を大幅に増大する
ことができて、上下両パネルを確実に結合することがで
き、さらに荷台用壁等の薄型化および軽量化を果し得る
とともに、部品費が安くつき、また煩わしい部品の管理
をする必要がなく、負担が軽減される、車両の荷台用壁
等におけるパネルの結合装置を提供しようとするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による車両の荷台用壁等におけるパネル
の結合装置は、中空状パネルが上下に所要数結合せら
れ、上下に隣り合う2つのパネルのうち、下位パネルの
上端部に、凹陥部が同パネルの全長にわたって設けら
れ、上位パネル下端部に、左右両側縁寄り部分に位置す
る一対の差込み用下向き凸部と、これらの内側に位置し
かつ下端に係合用外向き突起を有する一対の連結用下向
き凸部とが同パネルの全長にわたってそれぞれ設けら
れ、下位パネルの凹陥部の左右両側壁の内面に、内方に
伸びる水平部と、これらの先端より上方に伸びる立上が
り部と、同先端より下方に伸びる下方内向き傾斜部とよ
りなる左右一対の断面略横T形の連結用凸部が同パネル
の全長にわたってそれぞれ設けられ、上位パネルの左右
両差込み用下向き凸部が、下位パネルの断面略横T形の
連結用凸部の水平部より上側の左右両側壁部分と連結用
凸部の立上がり部との間にそれぞれ形成された凹状部内
に差し込まれるとともに、下位パネルの凹陥部内に、上
位パネルの左右両連結用下向き凸部が嵌め入れられ、こ
れらの下向き凸部下端の係合用外向き突起が、断面略横
T形の左右両連結用凸部の下方内向き傾斜部の先端部に
それぞれ係り合わせられている車両の荷台用壁等におい
て、下位パネルの凹陥部内に、上位パネル側の連結用下
向き凸部の下端部同士の間隔に略等しい幅を有する水平
部と、この水平部の幅中央部に立設せられかつ上端に上
位パネル下端の下壁に下から当接する頭部を有する垂直
部と、水平部の左右両側縁部にそれぞれ連なる短い垂下
部と、両垂下部の下端よりそれぞれ外方下向きに傾斜し
かつ凹陥部の底壁と上位パネル側の連結用凸部の下方内
向き傾斜部の先端部との間の空隙部内に入り込む板状の
脚部とによって構成せられた内部押え部材が収められ
おり、上位パネル側の左右両連結用下向き凸部の下端部
が、この内部押え部材の水平部左右両側縁の垂下部によ
ってそれぞれ内側より押えられるようになされているこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】上記車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装
置によれば、下位パネル上端の凹陥部内に、上位パネル
下端の一対の連結用下向き凸部を嵌め入れて、両パネル
をワンタッチで確実に結合することができる。すなわ
ち、下位パネルの凹陥部内に、上位パネルの左右両連結
用下向き凸部を嵌め入れると、これらの連結用下向き凸
部下端の係合用外向き突起が、下位パネルの凹陥部内の
断面略横T形の左右両連結用凸部の下方内向き傾斜部同
士の間を通って、両係合用外向き突起が、連結用下向き
凸部の素材の弾性により一旦内側に押しやられた後、復
元するか、または断面略横T形の左右両連結用凸部の下
方内向き傾斜部の先端部が、下方内向き傾斜部の素材の
弾性により一旦外側に押しやられた後、復元するか、あ
るいはまたその両方の作用により、係合用外向き突起が
下方内向き傾斜部の先端部にそれぞれ下側から係り合わ
せられる。
【0007】一方、上位パネル側の左右両差込み用下向
き凸部は、下位パネルの断面略横T形の連結用凸部の水
平部より上側の左右両側壁部分と連結用凸部の立上がり
部との間にそれぞれ形成された凹状部内に差し込まれ
る。
【0008】そして上下両パネルの結合状態において、
最後に、下位パネルの凹陥部内に内部押え部材が、パネ
ルの一端部から挿入されて収められ、この押え部材によ
って上位パネル側の左右両連結用下向き凸部の下端部が
内側より押えられて、係合用外向き突起と下方内向き傾
斜部の先端部との係合外れが防止せられる。
【0009】またこのとき、内部押え部材の短い垂下部
の下端よりそれぞれ外方下向きに傾斜して空隙部内に入
り込む板状の脚部のいわゆるばね作用(上下方向のいわ
ゆるクッション作用)により、上下両パネルの結合状態
において凹陥部内に内部押え部材を挿入することが容易
である。しかも、挿入された内部押え部材の板状脚部の
ばね作用によって、垂直部上端の頭部が上位パネルの下
壁に下から強く当接せしめられ、かつ内部押え部材の板
状の脚部の下端が凹陥部の下壁に強く当接せしめられる
ため、凹陥部内において内部押え部材がしっかりと固定
されて、上記係合用外向き突起と下方内向き傾斜部の先
端部との係合外れの防止がより一層確実に果たされるも
のである。
【0010】こうして結局、上下両パネルを、連結ボル
トおよびナットを使用することなく、迅速に結合するこ
とができ、組立て工数を大幅に削減することができて、
組立て作業が容易である。
【0011】しかも、内部押え部材によって、上位パネ
ル側の左右両連結用下向き凸部の下端部が内側より押え
られているため、係合用外向き突起と下方内向き傾斜部
の先端部との係合が外れにくゝ、相互に結合された上下
両パネルの上下方向の引張り力に対する強度、並びに両
パネルの横方向(水平方向)からの曲げに対する強度を
大幅に増大することができ、荷台用壁の外力による変形
を未然に防止することができる。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】この明細書において、左右および上下は、
図1を基準とし、左とは図1の左側、右とは同右側をい
ゝ、上とは同図上側、下とは同下側をいうものとする。
【0014】図面において、車両の荷台用壁(10)は、中
空状アルミニウム押出型材製のパネル(1)(2)が上下に所
要数重ね合わせられてなるものである。
【0015】そして、上下に隣り合う2つのパネル(1)
(2)のうち、下位パネル(2) の上端部に、凹陥部(3) が
同パネル(2) の全長にわたって設けられている。
【0016】また上位パネル(1) 下端の下壁(11)の幅中
央部分に、下端に係合用外向き突起(9)(9)を有する左右
一対の板状の連結用下向き凸部(4)(4)が互いに平行状に
かつ同パネル(1) の全長にわたって設けられ、これら両
連結用下向き凸部(4)(4)の左右両外側に所定間隔をあけ
て一対の差込み用下向き凸部(5)(5)が設けられ、さらに
これら両差込み用下向き凸部(5)(5)の左右両外側に小さ
い左右一対の側壁広がり防止用突起(12)(12)が設けられ
ている。なお、上位パネル(1) 側の係合用外向き突起
(9)(9)の外面に、下方に至るほど内向きに傾斜したテー
パ面(14)(14)が設けられている。
【0017】上記下位パネル(2) の凹陥部(3) の左右両
側壁(6)(6)の内面には、内方に伸びる水平部(8a)(8a)
と、これらの先端より上方に伸びる立上がり部(8b)(8b)
と、同先端より下方に伸びびかつ下方に至るほど内向き
に傾斜したテーパ面(19)(19)を有する板状の下方内向き
傾斜部(8c)(8c)とよりなる左右一対の断面略横T形の連
結用凸部(8)(8)が同パネル(2) の全長にわたってそれぞ
れ設けられている。
【0018】また、上位パネル(1) 側の差込み用下向き
凸部(5)(5)の外面に、下方に至るほど内向きに傾斜した
テーパ面(15)(15)が設けられ、これに対応して、下位パ
ネル(2) 側の連結用凸部(8)(8)の水平部(8a)(8a)より上
側の左右両側壁上半部(6a)(6a)の内面にも、同じく下方
に至るほど内向きに傾斜したテーパ面(16)(16)が設けら
れている。
【0019】さらに、上位パネル(1) 側の側壁広がり防
止用突起(12)(12)の内面に、下方に至るほど外向きに傾
斜したテーパ面(17)(17)が設けられ、これに対応して、
下位パネル(2) 側の左右両側壁先端部(21)(21)の外面に
も、同じく下方に至るほど外向きに傾斜したテーパ面(2
2)(22)が設けられている。
【0020】また、上下両パネル(1)(2)の結合状態にお
いて、下位パネル(2) の凹陥部(3)内に、左右両連結用
下向き凸部(4)(4)の下端部(4a)(4a)を内側より押えて係
合用外向き突起(9)(9)と下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先
端部との係合外れを防止する内部押え部材(23)が収めら
れている。
【0021】この内部押え部材(23)は、アルミニウム押
出形材製で、上位パネル(1) 側の連結用下向き凸部(4)
(4)の下端部(4a)(4a)同士の間隔に略等しい幅を有する
水平部(24)と、この水平部(24)の幅中央部に立設せられ
かつ上端に上位パネル(1) 下端の下壁(11)に下から当接
する頭部(25a) を有する垂直部(25)と、水平部(24)の左
右両側縁部にそれぞれ連なる短い垂下部(26)(26)と、両
垂下部(26)(26)の下端よりそれぞれ外方下向きに傾斜し
かつ凹陥部(3) の底壁(7) と上位パネル(1) 側の連結用
凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部との間
の空隙部(20)(20)内に入り込む板状の脚部(27)(27)とに
よって構成せられている。
【0022】上記車両の荷台用壁(10)において、下位パ
ネル(2) の凹陥部(3) 内に、上位パネル(1) の左右両連
結用下向き凸部(4)(4)を上から嵌め入れると、連結用下
向き凸部(4)(4)下端の係合用外向き突起(9)(9)が、下位
パネル(2) の凹陥部(3) 内の断面略横T形の左右両連結
用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)同士の間を、
互いの当接面のテーパ面(14)(14)(19)(19)に沿いながら
通過して、両係合用外向き突起(9)(9)が、板状の連結用
下向き凸部(4)(4)の素材の弾性により一旦内側に押しや
られた後、復元するか、または断面略横T形の左右両連
結用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部
が、下方内向き傾斜部(8c)(8c)の素材の弾性により一旦
外側に押しやられた後、復元するか、あるいはまたその
両方の作用により、左右両係合用外向き突起(9)(9)が、
連結用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)と凹陥部
(3) の底壁(7) との間の空隙部(20)(20)内に入り込むと
同時に、両係合用外向き突起(9)(9)が下方内向き傾斜部
(8c)(8c)の先端部にそれぞれ下側から係り合わせられ
る。
【0023】一方、上位パネル(1) 側の左右両差込み用
下向き凸部(5)(5)は、下位パネル(2) 側の断面略横T形
の連結用凸部(8)(8)の水平部(8a)(8a)より上側の左右両
側壁上半部(6a)(6a)と、連結用凸部(8)(8)の立上がり部
(8b)(8b)との間にそれぞれ形成された凹状部(13)(13)内
に差し込まれる。このとき、差込み用下向き凸部(5)
(5)外面の下方内向きのテーパ面(15)(15)と、左右両側
壁上半部(6a)(6a)内面の 下方内向きのテーパ面(16)(1
6)とが当接せしめられ、これに対し、差込み用下向き凸
部(5)(5)内面と、連結用凸部(8)(8)の立上がり部(8b)(8
b)とは、相互に垂直面で当接せしめられている。
【0024】さらに、上位パネル(1) 側の差込み用下向
き凸部(5)(5)とこれの両外側の小さい側壁広がり防止用
突起(12)(12)との間の凹部に、下位パネル(2) 側の左右
両側壁(6)(6)の先端部(21)(21)が差し込まれ、両側壁広
がり防止用突起(12)(12)内面の下方外向きテーパ面(17)
(17)と、下位パネル(2) 側の左右両側壁先端部(21)(21)
外面の下方外向きテーパ面(22)(22)とが当接せしめられ
て、両側壁広がり防止用突起(12)(12)と左右両側壁先端
部(21)(21)とが相互に係り合わせられており、これらの
下方外向きテーパ面(17)(17)(22)(22)の傾斜角度は、4
5°程度が好ましい。
【0025】そして、これら上下両パネル(1)(2)の結合
状態において、最後に、下位パネル(2) の凹陥部(3) 内
に内部押え部材(23)を、下位パネル(2) の一端部より挿
入して収めると、上位パネル(1) 側の左右両連結用下向
き凸部(4)(4)の下端部(4a)(4a)が、この内部押え部材(2
3)の水平部(24)左右両側縁の垂下部(26)(26)によってそ
れぞれ内側より押えられて、係合用外向き突起(9)(9)と
下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部との係合外れが防止
せられるものである。なお、内部押え部材(23)の垂直部
(25)上端の頭部(25a) は、上位パネル(1) の下壁(11)の
下面に下から当接せしめられる。
【0026】またこのとき、内部押え部材(23)の短い垂
下部(26)(26)の下端よりそれぞれ外方下向きに傾斜して
空隙部(20)(20)内に入り込む板状の脚部(27)(27)のいわ
ゆるばね作用(上下方向のいわゆるクッション作用)に
より、上下両パネル(1)(2)の結合状態において凹陥部
(3) 内に内部押え部材(23)を挿入することが容易であ
る。しかも、挿入された内部押え部材(23)の板状脚部(2
7)(27)のばね作用によって、垂直部(25)上端の頭部(25
a) が上位パネル(1) の下壁(11)に下から強く当接せし
められ、かつ内部押え部材(23)の板状の脚部(27)(27)の
下端が凹陥部(3) の下壁(7) に強く当接せしめられるた
め、凹陥部(3) 内において内部押え部材(23)がしっかり
と固定されて、上記係合用外向き突起(9)(9)と下方内向
き傾斜部(8c)(8c)の先端部との係合外れの防止がより一
層確実に果たされるものである。
【0027】このように、上下に隣り合う両パネル(1)
(2)は、下位パネル(2) の凹陥部(3)内に、上位パネル
(1) の連結用下向き凸部(4)(4)を嵌め入れて、これらの
下向き凸部(4)(4)下端の係合用外向き突起(9)(9)を、下
位パネル(2) 側の断面略横T形の左右両連結用凸部(8)
(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部に、それぞれ
下側から係り合わせるとともに、差込み用下向き凸部
(5)(5)を凹状部(13)(13)内に差し込むことにより、結合
することができ、ついで、下位パネル(2) の凹陥部(3)
内に収めた内部押え部材(23)によって左右両連結用下向
き凸部(4)(4)の下端部(4a)(4a)をそれぞれ内側より押え
て、係合用外向き突起(9)(9)と下方内向き傾斜部(8c)(8
c)の先端部との係合の外れを防止するものであり、結
局、上下両パネル(1)(2)を、連結ボルトおよびナットを
使用することなく、迅速に結合することができて、非常
に作業性が良く、組立て工数を大幅に削減することがで
きて、組立て作業が容易である。
【0028】また、上位パネル(1) 側の左右両連結用下
向き凸部(4)(4)の係合用外向き突起(9)(9)と、下位パネ
ル(2) 側の左右両連結用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部
(8c)(8c)の先端部との係合によって、両パネル(1)(2)の
上下方向の引張り力に対する荷重を負担することができ
るとともに、上位パネル(1) 側の一対の差込み用下向き
凸部(5)(5)と、これらに対応する下位パネル(2) の凹状
部(13)(13)との嵌合わせによって、さらには上位パネル
(1) 側の側壁広がり防止用突起(12)(12)と、これらに対
応する下位パネル(2) 側の左右両側壁先端部(21)(21)と
の係合わせによって、両パネル(1)(2)の横方向(水平方
向)の荷重を負担することができる。
【0029】そのうえ、内部押え部材(23)によって、上
位パネル(1) 側の左右両連結用下向き凸部(4)(4)の下端
部(4a)(4a)が内側より押えられているため、係合用外向
き突起(9)(9)と、下位パネル(2) 側の左右両連結用凸部
(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部との係合が
外れにくゝ、相互に結合された上下両パネル(1)(2)の上
下方向の引張り力に対する強度、並びに両パネル(1)(2)
の横方向(水平方向)からの曲げに対する強度を大幅に
増大することができ、荷台用壁(10)は、引張力やねじれ
等の外力に対して強く、これらによる変形を確実に防止
することができる。
【0030】なお、この実施例では、上位パネル(1) 側
の差込み用下向き凸部(5)(5)が、下位パネル(2) 側の凹
状部(13)(13)内に差し込まれる際、下位パネル(2) 側の
左右両側壁上半部(6a)(6a)が外側に押し広げられるが、
左右両側壁先端部(21)(21)が両側壁広がり防止用突起(1
2)(12)に係り合うため、左右両側壁上半部(6a)(6a)が広
がることはない。
【0031】また、上位パネル(1) 側の差込み用下向き
凸部(5)(5)と下位パネル(2) 側の左右両側壁上半部(6a)
(6a)とは、これらの下方内向きのテーパ面(15)(15)(16)
(16)同士が相互に当接せしめられているため、上下両パ
ネル(1)(2)の連結部分の外表面がいわゆる面一となっ
て、平面度を大幅に向上させることができる。
【0032】さらに、上位パネル(1) 側の左右両側壁広
がり防止用突起(12)(12)内面の下方外向きテーパ面(17)
(17)と、下位パネル(2) 側の左右両側壁先端部(21)(21)
外面の下方外向きテーパ面(22)(22)とが相互に当接せし
められているため、上下両パネル(1)(2)の連結部分の外
表面に段差が出にくゝ、かつ両パネル(1)(2)同士の間隙
が見えず、外観にすぐれている。これに対し、下位パネ
ル(2) 側の左右両側壁(6)(6)の先端部がフラットであれ
ば、上下両パネル(1)(2)の連結部分の外表面に段差が出
やすく、かつ両パネル(1)(2)同士の間隙が見えやすいの
で、好ましくない。
【0033】なお、実際に、上記実施例の内部押え部材
(23)を用いて、上下両パネル(1)(2)を連結し、トラック
の荷台用壁(10)を製作し、パネル連結部の上下方向の引
張り強度を測定したところ、約82%増大し、また曲げ
強度は約64%増大した。
【0034】なお、上記実施例において、上下の方向は
相互に逆であっても良く、例えば上位パネル(1) 下端
に、下方に開口した凹陥部(3) が設けられて、凹陥部
(3) の左右両側壁(6)(6)の内面に一対の断面略横T形の
連結用凸部(8)(8)がパネルの全長にわたってそれぞれ設
けられ、これに対し、下位パネル(2) の上端部に、左右
一対の差込み用凸部(5)(5)と、これらの内側に位置しか
つ先端に係合用外向き突起(9)(9)を有する一対の板状の
連結用下向き凸部(4)(4)と、両外側の一対の側壁広がり
防止用突起(12)(12)とが、パネルの全長にわたってそれ
ぞれ設けられていても良い。
【0035】また、上記実施例においては、この発明に
よるパネルの結合装置を、車両の荷台用壁(10)に適用し
た場合を示したが、近年下水処理場の蓋やプールの蓋等
も所要数のパネルを同様に結合してつくられているの
で、この発明はこれらの場合についても同様に適用され
るものである。
【0036】なお、これらの下水処理場の蓋やプールの
蓋の場合には、相互に隣り合う2つのパネル(1)(2)は、
水平に(従って横向きに)使用される。
【0037】
【発明の効果】この発明は、上述のように、中空状パネ
ルが上下に所要数結合せられ、上下に隣り合う2つのパ
ネルのうち、下位パネルの上端部に、凹陥部が同パネル
の全長にわたって設けられ、上位パネル下端部に、左右
両側縁寄り部分に位置する一対の差込み用下向き凸部
と、これらの内側に位置しかつ下端に係合用外向き突起
を有する一対の連結用下向き凸部とが同パネルの全長に
わたってそれぞれ設けられ、下位パネルの凹陥部の左右
両側壁の内面に、内方に伸びる水平部と、これらの先端
より上方に伸びる立上がり部と、同先端より下方に伸び
る下方内向き傾斜部とよりなる左右一対の断面略横T形
の連結用凸部が同パネルの全長にわたってそれぞれ設け
られ、上位パネルの左右両差込み用下向き凸部が、下位
パネルの断面略横T形の連結用凸部の水平部より上側の
左右両側壁部分と連結用凸部の立上がり部との間にそれ
ぞれ形成された凹状部内に差し込まれるとともに、下位
パネルの凹陥部内に、上位パネルの左右両連結用下向き
凸部が嵌め入れられ、これらの下向き凸部下端の係合用
外向き突起が、断面略横T形の左右両連結用凸部の下方
内向き傾斜部の先端部にそれぞれ係り合わせられている
車両の荷台用壁等において、下位パネルの凹陥部内に、
上位パネル側の連結用下向き凸部の下端部同士の間隔に
略等しい幅を有する水平部と、この水平部の幅中央部に
立設せられかつ上端に上位パネル下端の下壁に下から当
接する頭部を有する垂直部と、水平部の左右両側縁部に
それぞれ連なる短い垂下部と、両垂下部の下端よりそれ
ぞれ外方下向きに傾斜しかつ凹陥部の底壁と上位パネル
側の連結用凸部の下方内向き傾斜部の先端部との間の空
隙部内に入り込む板状の脚部とによって構成せられた
部押え部材が収められており、上位パネル側の左右両連
結用下向き凸部の下端部が、この内部押え部材の水平部
左右両側縁の垂下部によってそれぞれ内側より押えられ
るようになされているもので、上記車両の荷台用壁等に
よれば、下位パネル上端の凹陥部内に、上位パネル下端
の一対の連結用下向き凸部を嵌め入れると、これらの連
結用下向き凸部下端の係合用外向き突起が、下位パネル
側の断面略横T形の左右両連結用凸部の下方内向き傾斜
部の先端部に、それぞれ下側から係り合わせるととも
に、上位パネル側の左右両差込み用下向き凸部が、下位
パネルの断面略横T形の連結用凸部の水平部より上側の
左右両側壁部分と連結用凸部の立上がり部との間にそれ
ぞれ形成された凹状部内に差し込まれ、かつこれら両パ
ネルの結合状態において、下位パネルの凹陥部内に内部
押え部材を、下位パネルの一端部より挿入して収める
と、上位パネル側の左右両連結用下向き凸部の下端部
が、この内部押え部材の水平部左右両側縁の垂下部によ
ってそれぞれ内側より押えられて、係合用外向き突起と
下方内向き傾斜部の先端部との係合外れが防止される。
【0038】またこのとき、内部押え部材の短い垂下部
の下端よりそれぞれ外方下向きに傾斜して空隙部内に入
り込む板状の脚部のいわゆるばね作用(上下方向のいわ
ゆるクッション作用)により、上下両パネルの結合状態
において凹陥部内に内部押え部材を挿入することが容易
である。しかも、挿入された内部押え部材の板状脚部の
ばね作用によって、垂直部上端の頭部が上位パネルの下
壁に下から強く当接せしめられ、かつ内部押え部材の板
状の脚部の下端が凹陥部の下壁に強く当接せしめられる
ため、凹陥部内において内部押え部材がしっかりと固定
されて、上記係 合用外向き突起と下方内向き傾斜部の先
端部との係合外れの防止がより一層確実に果たされるも
のである。
【0039】こうして結局、上下両パネルを、連結ボル
トおよびナットを使用することなく、迅速に結合するこ
とができ、組立て工数を大幅に削減することができて、
組立て作業が容易である。
【0040】また、上位パネル側の左右両連結用下向き
凸部の係合用外向き突起と、下位パネル側の左右両連結
用凸部の下方内向き傾斜部の先端部との係合によって、
両パネルの上下方向の引張り力に対する荷重を負担する
ことができるとともに、上位パネル側の一対の差込み用
下向き凸部と、これらに対応する下位パネルの凹状部と
の嵌合わせによって、両パネルの横方向(水平方向)の
荷重を負担することができる。
【0041】そのうえ、内部押え部材によって、上位パ
ネル側の左右両連結用下向き凸部の下端部が内側より押
えられているため、係合用外向き突起と、下位パネル側
の左右両連結用凸部の下方内向き傾斜部の先端部との係
合が外れにくゝ、相互に結合された上下両パネルの上下
方向の引張り力に対する強度、並びに両パネルの横方向
(水平方向)からの曲げに対する強度を大幅に増大する
ことができ、荷台用壁は、引張力やねじれ等の外力に対
して強く、これらによる変形を確実に防止することがで
きる。
【0042】また、荷台用壁等を構成する上下両パネル
を押出形材製の内部押え部材を用いるだけで、従来の連
結ボルトおよびナットを使用することなく、結合するこ
とができるため、荷台用壁等の薄型化および軽量化を果
し得るとともに、部品費が安くつき、また煩わしい部品
の管理をする必要がなく、負担が軽減されるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両の荷台用壁の部分
斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図で、上下両パネルの嵌合
状態を示している。
【図3】同要部拡大断面図で、上下両パネルの嵌合前の
状態を示している。
【符号の説明】
1 中空状上位パネル 2 中空状下位パネル 3 凹陥部 4,4 連結用下向き凸部 4a,4a 先端部 5,5 差込み用下向き凸部 6,6 凹陥部の左右両側壁 6a,6a 左右両側壁上半部(側壁部分) 底壁 8,8 断面略横T形の連結用凸部 8a,8a 水平部 8b,8b 立上がり部 8c,8c 下方内向き傾斜部 9,9 係合用外向き突起 10 車両の荷台用壁 13,13 凹状部20 空隙部 23 内部押え部材24 水平部 25 垂直部 25a 頭部 26,26 垂下部 27,27 板状の脚部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状パネル(1)(2)が上下に所要数結合
    せられ、上下に隣り合う2つのパネル(1)(2)のうち、下
    位パネル(2) の上端部に、凹陥部(3) が同パネル(2) の
    全長にわたって設けられ、上位パネル(1) 下端部に、左
    右両側縁寄り部分に位置する一対の差込み用下向き凸部
    (5)(5)と、これらの内側に位置しかつ下端に係合用外向
    き突起(9)(9)を有する一対の連結用下向き凸部(4)(4)と
    が同パネル(1) の全長にわたってそれぞれ設けられ、下
    位パネル(2) の凹陥部(3) の左右両側壁(6)(6)の内面
    に、内方に伸びる水平部(8a)(8a)と、これらの先端より
    上方に伸びる立上がり部(8b)(8b)と、同先端より下方に
    伸びる下方内向き傾斜部(8c)(8c)とよりなる左右一対の
    断面略横T形の連結用凸部(8)(8)が同パネル(2) の全長
    にわたってそれぞれ設けられ、上位パネル(1) の左右両
    差込み用下向き凸部(5)(5)が、下位パネル(2) の断面略
    横T形の連結用凸部(8)(8)の水平部(8a)(8a)より上側の
    左右両側壁部分(6a)(6a)と連結用凸部(8)(8)の立上がり
    部(8b)(8b)との間にそれぞれ形成された凹状部(13)(13)
    内に差し込まれるとともに、下位パネル(2) の凹陥部
    (3) 内に、上位パネル(1) の左右両連結用下向き凸部
    (4)(4)が嵌め入れられ、これらの下向き凸部(4)(4)下端
    の係合用外向き突起(9)(9)が、断面略横T形の左右両連
    結用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部(8c)(8c)の先端部に
    それぞれ係り合わせられている車両の荷台用壁等におい
    て、下位パネル(2) の凹陥部(3) 内に、上位パネル(1)
    側の連結用下向き凸部(4)(4)の下端部(4a)(4a)同士の間
    隔に略等しい幅を有する水平部(24)と、この水平部(24)
    の幅中央部に立設せられかつ上端に上位パネル(1) 下端
    の下壁(11)に下から当接する頭部(25a) を有する垂直部
    (25)と、水平部(24)の左右両側縁部にそれぞれ連なる短
    い垂下部(26)(26)と、両垂下部(26)(26)の下端よりそれ
    ぞれ外方下向きに傾斜しかつ凹陥部(3)の底壁(7) と上
    位パネル(1) 側の連結用凸部(8)(8)の下方内向き傾斜部
    (8c)(8c)の先端部との間の空隙部(20)(20)内に入り込む
    板状の脚部(27)(27)とによって構成せられた内部押え部
    材(23)が収められており、上位パネル(1) 側の左右両連
    結用下向き凸部(4)(4)の下端部(4a)(4a)が、この内部押
    え部材(23)の水平部(24)左 右両側縁の垂下部(26)(26)に
    よってそれぞれ内側より押えられるようになされてい
    る、車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置。
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