JPH10317547A - 壁パネルの上端結合構造 - Google Patents

壁パネルの上端結合構造

Info

Publication number
JPH10317547A
JPH10317547A JP14356097A JP14356097A JPH10317547A JP H10317547 A JPH10317547 A JP H10317547A JP 14356097 A JP14356097 A JP 14356097A JP 14356097 A JP14356097 A JP 14356097A JP H10317547 A JPH10317547 A JP H10317547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panels
wall
shaped
wall panel
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14356097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshichika Tanaka
義親 田中
Tomoaki Hagi
知明 萩
Yoshikatsu Kawai
義勝 川井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP14356097A priority Critical patent/JPH10317547A/ja
Publication of JPH10317547A publication Critical patent/JPH10317547A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 結合強度を高め、全体の剛性を高めることの
できる壁パネルの結合構造の提供を目的とする。 【構成】 トイレユニット等の側壁面を形成する複数の
壁パネル3,3,3の上端を結合するに際し、各壁パネ
ル3,3の上端に、補強鍔片1cを有するコの字状金物
1を被せ、かつコーナー部では、別体のL型金物2を被
せて、複数の壁パネル3,3,3を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トイレユニット等の
側壁面を形成する壁パネルの上端を結合する結合構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図13に示すよう
に、複数枚の壁パネル51,51,51を突き合わせ状
に列設し、その上端にコの字状の断面を有する結合金物
52を被せて複数枚の壁パネル51,51,51の上端
を結合しており、このような従来の結合構造では、結合
金物52の強度が低いため、図14に示すようなトイレ
ユニット53を形成する際に、その上面に多数本の振れ
止め部材54,54,54を配設し、多数本の振れ止め
部材54によりトイレユニット53の剛性を高める必要
があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、振れ止め部材の本数を
減らして剛性を高めることのできる壁パネルの上端結合
構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、ト
イレユニット等の側壁面を形成する複数枚の壁パネルの
上端を結合する結合構造であって、前記複数枚の壁パネ
ルの上端に、補強鍔片を有するコの字状金物を被せて結
合するとともに、壁パネルが直交状に突き合わされるコ
ーナー部においては、別体のL型のコの字断面金物を前
記コの字状金物に重ならないように被せて結合すること
である。また、第2の要旨は、前記コの字状金物の上
に、受け金物を被せ、該受け金物に振れ止め部材の端部
を連結固定させたことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、複数枚の壁パネルの上端に被せて壁パネ
ルを結合することのできるコの字状金物の要部斜視構成
図であり、コの字状金物1は、水平片1aの両端側に垂
直片1b,1bが一体形成され、一方側の垂直片1bの
下端に、前記水平片1aと平行状に外側へ突出する補強
鍔片1cが一体形成されたものとなっている。
【0005】また、図2に示すようなコの字状金物1を
使用することもでき、図2のコの字状金物1では、各垂
直片1b,1bの下端にそれぞれ外側へ突出する補強鍔
片1cが一体形成されて、より強度が向上されたもので
ある。さらに、図3に示すようなコの字状金物1を使用
することもでき、この図3のコの字状金物1では、前記
補強鍔片1cの先端が上面側に折り返されて折り返し片
1dが一体形成され、強度が向上したものとなってい
る。
【0006】例えば、前記図1に示すコの字状金物1を
用いて壁パネル3,3を連結する構造を図4の斜視図で
示す。即ち、図4において、複数突き合わせ状に列設さ
れた壁パネル3,3の上端に前記コの字状金物1を被せ
て、コの字状金物1の垂直片1b,1b間に壁パネル3
の上端を挟み込み、壁パネル3,3を結合することがで
き、また、壁パネル3,3が直交するコーナー部におい
ては、別体のL字状をなすL型金物2を上方より被せて
結合することができ、L型金物2は、水平片2aの両端
から垂下する垂直片2b,2bが一体形成されたコの字
状断面を有して、平面視L型に形成されており、前記コ
の字状金物1と重ならないようにコーナー部に被せられ
るものである。このようにコの字状金物1,1とL型金
物2を用いて壁パネル3,3の上端を強固に結合するこ
とができ、補強鍔片1cがコの字状金物1に一体形成さ
れているため、全体の結合強度が確保されるものであ
る。
【0007】また、さらに図5に斜視図で示すような受
け金物4を、図6に示すように、前記コの字状金物1の
上面に嵌め込むことができ、この受け金物4は、水平片
4aの両端に垂下状に垂直片4b,4bが一体形成され
てコの字状断面をなし、水平片4aには上方へ突出して
ボルト5が形成されたものとなっており、図6のように
受け金物4を被せて、この受け金物4のボルト5に対
し、上方より振れ止め部材6の先端部を連結させること
ができ、振れ止め部材6は、その先端に突出状に先端突
片6aが形成され、この先端突片6aには長手方向に長
孔7が形成されており、この長孔7内に前記ボルト5を
挿通させることができ、上面側より座金8を介在させて
ナット9をボルト5に締め付けることにより、受け金物
4に振れ止め部材6を結合させることができるものであ
り、図7に示すように、振れ止め部材6の先端をそれぞ
れの受け金物4にナット9を締め付けて連結させ、トイ
レユニットとしての部屋の全体的な剛性を高めることが
できるものであり、本例では、受け金物4を取り付ける
部位を適宜調節して、前記振れ止め部材6は定尺のもの
を使用することができ、振れ止め部材6は定尺のものを
複数本用意しておけば良いためコストを低減させること
ができるものとなる。従って、トイレユニットとしての
全体構成は図8に示すようなものとなり、従来よりも振
れ止め部材6の本数を減らしてトイレユニット全体の剛
性を確保することができるものとなる。
【0008】次に、図9に分解斜視図で示すように、従
来における壁パネル3,3間の連結には、H型ジョイン
ト10と、コーナー部では入隅ジョイント11を用いて
いたのであるが、本例では、図10に示すように、ピー
ス状に複数形成したピース状Hジョイント10A,10
A,10Aと、コーナー部では、ピース状の複数のピー
ス状入隅ジョイント11A,11A,11Aを用いて、
それぞれ壁パネル3,3間を連結するものであり、前記
ピース状Hジョイント10Aは、その両端側に壁パネル
3の嵌入する嵌入溝10a,10aが形成されたもので
あり、また、前記ピース状入隅ジョイント11Aは、そ
れぞれ直交状に嵌入溝11a,11aが形成されたもの
となっている。このようにピース状に形成したHジョイ
ント10Aと入隅ジョイント11Aを用いることによ
り、コストを低減させて壁パネル3,3間の連結が可能
となる。
【0009】また、従来では、図11に示すように壁パ
ネル3の下端部分において、壁パネル3を構成する下端
フレーム3bの下端に底金物12を取り付けておき、こ
の底金物12を、床面に取り付けたライナー13に対し
補強材14を介在させて嵌め付け、内側に複数のレベル
調整金物15,15,15を介在させておき、この各レ
ベル調整金物15のレベル調整ボルト15aにより壁パ
ネル3の高さ調節を行えるようにしていたが、部品点数
が多く、コストが増大するものであったため、本例では
図12に示すように、壁パネル3を構成する下端フレー
ム3bの底両端側に一対のレベル調整金物16,16を
一体状に固設し、その中間に方形状断面の係合部材18
を固設したものである。各レベル調整金物16は、コの
字状断面を有し、その内側に下方へ垂下状に調整ボルト
17が螺合状に垂設されたものとなっており、また、床
面には予めライナー13を固設しておき、このライナー
13に対し前記係合部材18を係合させて壁パネル3の
下端を床面に固定することができ、この時に床面に調整
ボルト17の下端が当接状態となり、各調整ボルト17
を適宜上下方向に螺進退させて壁パネル3の高さ調節を
行えるように構成したものである。この図12のような
構造では、従来のものに比べて部品点数が少なく、壁パ
ネル3そのものにレベル調節機能が付与されており、壁
パネル3の設置及び高さ調節が極めて容易なものとな
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は、トイレユニット等の側壁面を
形成する複数枚の壁パネルの上端を結合する結合構造で
あって、前記複数枚の壁パネルの上端に、補強鍔片を有
するコの字状金物を被せて結合するとともに、壁パネル
が直交状に突き合わされるコーナー部においては、別体
のL型のコの字断面金物を前記コの字状金物に重ならな
いように被せて結合することとしたため、複数枚の壁パ
ネルの上端にコの字状金物を被せ、かつコーナー部には
別体のL型の金物を被せて、これにより壁パネルの上端
を強固に結合することができ、補強鍔片が一体形成され
ているため結合状態における剛性が高められるものとな
る。
【0011】また、前記コの字状金物の上に、受け金物
を被せ、該受け金物に振れ止め部材の端部を連結固定さ
せたことにより、コの字状金物上の適宜位置に受け金物
を被せて、この受け金物に対し、定尺に形成した振れ止
め部材の端部を連結固定させ、トイレユニット等の部屋
全体の剛性を高めることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コの字状金物の要部斜視構成図である。
【図2】コの字状金物の変形例を示す要部斜視構成図で
ある。
【図3】さらに異なる変形例を示すコの字状金物の要部
斜視構成図である。
【図4】図1のコの字状金物と、L型金物を用いて複数
の壁パネルの上端を結合する状態の斜視構成図である。
【図5】受け金物の斜視構成図である。
【図6】コの字状金物上に受け金物を被せ、更にこれに
振れ止め部材を連結する斜視構成図である。
【図7】振れ止め部材を取り付けて剛性を高めたトイレ
ユニットの上面構成図である。
【図8】剛性を高めたトイレユニットの全体構成図であ
る。
【図9】従来のジョイント部材による壁パネル間の連結
構造を示す分解斜視図である。
【図10】ピース状のジョイントを用いて壁パネル間を
連結する分解斜視構成図である。
【図11】従来の壁パネルの下端側の構成部材の分解斜
視図である。
【図12】壁パネルの下端側にレベル調整金物を一体形
成した斜視構成図である。
【図13】従来の連結金物による壁パネルの連結状態を
示す分解斜視図である。
【図14】従来のトイレユニットの全体斜視構成図であ
る。
【符号の説明】
1 コの字状金物 1c 補強鍔片 1d 折り返し片 2 L型金物 3 壁パネル 4 受け金物 5 ボルト 6 振れ止め部材 6a 先端突片 10A ピース状Hジョイント 10a 嵌入溝 11A ピース状入隅ジョイント 11a 嵌入溝 16 レベル調整金物 17 調整ボルト 18 係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレユニット等の側壁面を形成する複
    数枚の壁パネルの上端を結合する結合構造であって、前
    記複数枚の壁パネルの上端に、補強鍔片を有するコの字
    状金物を被せて結合するとともに、壁パネルが直交状に
    突き合わされるコーナー部においては、別体のL型のコ
    の字断面金物を前記コの字状金物に重ならないように被
    せて結合することを特徴とする壁パネルの上端結合構
    造。
  2. 【請求項2】 前記コの字状金物の上に、受け金物を被
    せ、該受け金物に振れ止め部材の端部を連結固定させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁パネルの上端結合
    構造。
JP14356097A 1997-05-16 1997-05-16 壁パネルの上端結合構造 Pending JPH10317547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14356097A JPH10317547A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 壁パネルの上端結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14356097A JPH10317547A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 壁パネルの上端結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10317547A true JPH10317547A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15341587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14356097A Pending JPH10317547A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 壁パネルの上端結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10317547A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138617A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138604A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138613A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138614A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2023118559A (ja) * 2022-02-15 2023-08-25 石見大田工業株式会社 間仕切り装置
JP2023118642A (ja) * 2022-02-15 2023-08-25 石見大田工業株式会社 間仕切り装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138617A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138604A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138613A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2002138614A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Okamura Corp 間仕切装置
JP2023118559A (ja) * 2022-02-15 2023-08-25 石見大田工業株式会社 間仕切り装置
JP2023118642A (ja) * 2022-02-15 2023-08-25 石見大田工業株式会社 間仕切り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10317547A (ja) 壁パネルの上端結合構造
JPH0317988B2 (ja)
JP2006325637A (ja) テーブル類における天板と脚部の連結構造
KR102445083B1 (ko) 큐브를 이용한 결합구조를 갖는 케이블 트레이
JP3094689B2 (ja) 枠組棚のブレース取付け構造
CN219895173U (zh) 一种快速拆装式中脚结构及应用中脚结构的床
JPH0591441U (ja) 組立式棚用のコーナブラケット
JP2655183B2 (ja) 組立式建築物におけるパネル連結部材
JPH11336288A (ja) パネル接合金具および壁構造
JP2873557B2 (ja) 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合構造
JP2828877B2 (ja) 補強柱
JPH0211532Y2 (ja)
JP3122624B2 (ja) 壁パネル用補強部材
JPH06185141A (ja) 壁パネルの接続構造
KR200207599Y1 (ko) 케이블 설치용 트레이
JPS6125390Y2 (ja)
JP3306773B2 (ja)
JPH0334136Y2 (ja)
JP2986091B2 (ja) 建築物の構造
JP2002167891A (ja) コーナ部連結金物および上下階接続構造
JPH0132380Y2 (ja)
JPH08319670A (ja) 筋かい連結用箱型金具
JP2507831Y2 (ja) 格子パネル用取付装置
JP2587615Y2 (ja) 屋切パネル
KR200386929Y1 (ko) 차량운송용 컨테이너 쇼링 장치