JP3376504B2 - トラックにおける鳥居 - Google Patents

トラックにおける鳥居

Info

Publication number
JP3376504B2
JP3376504B2 JP01604695A JP1604695A JP3376504B2 JP 3376504 B2 JP3376504 B2 JP 3376504B2 JP 01604695 A JP01604695 A JP 01604695A JP 1604695 A JP1604695 A JP 1604695A JP 3376504 B2 JP3376504 B2 JP 3376504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extruded
hollow extruded
panel
extruded profile
columnar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01604695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08207834A (ja
Inventor
裕樹 小笠原
次男 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko KK
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP01604695A priority Critical patent/JP3376504B2/ja
Publication of JPH08207834A publication Critical patent/JPH08207834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3376504B2 publication Critical patent/JP3376504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、トラックにおける鳥居
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、トラックの鳥居は、鉄骨製の左右
側柱とこれら側柱の上部間に渡し止められる鉄骨製の上
桁によって枠が構成され、この枠の下部には鉄板等の板
状部材が取り付けられ、また、板状部材の上縁部と枠の
上桁間には、一定間隔をあけて複数の縦桟が渡し止めら
れ、左右側柱間には一定間隔をあけて横桟が渡し止めら
れていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前項で述べたトラック
の鳥居を製造する場合、左右側柱の上部間に上桁を渡し
止めるのに溶接を行う必要があり、また、鉄板等の板状
部材を取り付けたり、縦桟および横桟を一定間隔で取り
付けるのに工数がかかるという問題があった。また、上
記構造の鳥居は、それ自体でかなりの重量になる。 【0004】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたものであって、溶接等の煩雑な作業を必要とせずに
簡単に組立てることができ、しかも軽量であるトラック
における鳥居を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係るトラックに
おける鳥居は、上下方向に伸びる複数の柱状中空押出形
材と、上下方向に伸びる複数のパネル状中空押出形材と
を備え、柱状中空押出形材は左右方向に所要間隔をあけ
て配されており、柱状中空押出形材の左右両側縁部のう
ちの少なくとも一側縁部がこれと左右に隣合うパネル状
中空押出形材の縁部に結合されるか、または柱状中空押
出形材の一側縁部がこれと前後に隣合うパネル状中空押
出形材の一面側に結合されており、左右に隣合う2つの
パネル状中空押出形材の各縁部同士が結合されており、
柱状中空押出形材はパネル状中空押出形材よりも長く、
且つ柱状中空押出形材の下部がパネル状中空押出形材の
下端よりも下方に突出しており、該突出部が荷台の根太
に固定されるようになっているものである。 【0006】 【作用】本発明に係るトラックにおける鳥居によれば、
隣合う柱状中空押出形材とパネル状中空押出形材の縁部
同士または柱状中空押出形材の縁部とパネル状中空押出
形材の一面側を適宜結合させると共に、隣合う2つのパ
ネル状中空押出形材の各縁部同士を結合するだけで組立
てることができる。 【0007】そして、本発明に係るトラックにおける鳥
居では、各柱状中空押出形材の下部がパネル状中空押出
形材の下端よりも下方に突出する構造としたことによ
り、該突出部を荷台の根太に固定することで、当該鳥居
を荷台に立設することができる。 【0008】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (実施例1)図1〜図4において、本実施例の鳥居で
は、左右両側の2本の柱状中空押出形材(1a)(1b)と中間
の2本の柱状中空押出形材(1c)(1d)と、これら柱状中空
押出形材(1a)(1b)(1c)(1d)間に連結されている複数のパ
ネル状中空押出形材(2a)(2b)(2c)とから構成されてい
る。 【0009】なお、図中、(7) は荷台のあおりを示す。 【0010】図2における各結合箇所(A) では、図3に
示す嵌合構造により、隣合う押出形材同士が結合されて
いる。 【0011】すなわち、左右に隣合う中空押出形材のう
ち、右側押出形材の左側縁部の両側壁部(3)(3)の内側
に、左方に至るほど内向きに傾斜しかつ先端に係合用外
向き突起(5)(5)を有する一対の連結用左向き傾斜凸部
(4)(4)が同押出形材の全長にわたってそれぞれ設けられ
て、同押出形材の左側縁部の両側に、一側壁部(3) と同
側の連結用左向き傾斜凸部(4) とによって横断面略逆V
形の左方開口凹状部(6) 、並びに他側壁部(3) と同側の
連結用左向き傾斜凸部(4) とによって横断面略逆V形の
左方開口凹状部(6) がそれぞれ形成され、一側壁部(3)
の内面と同他側壁部(3) の内面とに押出形材スライド時
の摩擦抵抗を少なくするための凹部(9)(9)が同押出形材
の長手方向にそれぞれ設けられ、左側押出形材の右側縁
部に、両側寄り部分に位置しかつ内面に係合用内向き突
起(15)(15)を有する一対の差込み用右向き凸部(14)(14)
が同押出形材の全長にわたってそれぞれ設けられ、右側
押出形材における左側縁部両側の横断面略逆V形の左方
開口凹状部(6)(6)に、左側押出形材の差込み用右向き凸
部(14)(14)がそれぞれ嵌め入れられて、係合用外向き突
起(5)(5)と係合用内向き突起(15)(15)とが相互に係り合
わせられている。 【0012】上記において、右側押出形材の左側縁部に
おける両側の横断面略逆V形の凹状部(6) に、左側押出
形材の両差込み用右向き凸部(14)をそれぞれ嵌め合わせ
ると、連結用左向き傾斜凸部(4) 左端の係合用外向き突
起(5) と、差込み用右向き凸部(14)の係合用内向き突起
(15)とが当たり、係合用外向き突起(5) が板状連結用左
向き傾斜凸部(4) の素材の弾性に抗して一旦内側に押し
やられた後、係合用内向き突起(15)を左方に越えて、該
係合用内向き突起に下側から係り合わせられる。 【0013】このように、左右押出形材は、これらの縁
部同志を互いに嵌め合わせるだけで、従来の連結ボルト
およびナットを使用することなく、確実に結合すること
ができ、組立て工数を大幅に削減することができる。さ
らにスライド時には、右側押出形材の摩擦抵抗を少なく
するための凹部(9) がそれぞれ設けられているから、互
いに隣合う押出形材の嵌合のために大きな組立圧力を必
要とせず、組立作業が容易であるとともに、嵌合後に押
出形材を長手方向に若干移動させる微調整作業も容易に
行なうことができて、作業性にすぐれている。 【0014】そして、右側押出形材の各横断面略逆V形
の左方開口凹状部(6) の開き角度、すなわち右側押出形
材左端部の一側壁部に対する板状の連結用左向き傾斜凸
部(4) の傾斜角度を例えば20±5°に設定すれば、こ
れらの連結用左向き凸部(4)を右側押出形材の左壁に水
平に平行して設ける場合に比べて、左右両押出形材同志
の嵌合部の高さ、すなわち右側押出形材の左壁と左側押
出形材の右壁との間の間隔を低くすることができ、曲げ
応力に対しても充分な強度を保つことができ、左右両押
出形材の結合強度がアップする。 【0015】また左右両押出形材の嵌合時において、両
押出形材の連結部に左右両側から押込み力が作用する場
合、上記連結用左向き傾斜凸部(4) の傾斜角度が20±
5°であるため、ベクトルの変換により押込み力に対し
て、連結用左向き傾斜凸部(4) を開く方向に分力が作用
し、従って押出形材嵌合時の押込み力を低減することが
でき、嵌合作業が容易である。 【0016】また左右両押出形材の嵌合後の状態におい
て、両押出形材に、左右両側から引張力が作用すると、
上記連結用左向き傾斜凸部(4) の傾斜角度が20±5°
であるため、ベクトルの変換により引張力に対して、連
結用左向き傾斜凸部(4) を閉じる方向に分力が作用し、
従って、両押出形材の嵌合が外れにくい。 【0017】なお、連結用左向き傾斜凸部(4) の長さ
は、板厚の12〜15倍程度であるのが、好ましい。 【0018】ここで、連結用左向き傾斜凸部(4) の長さ
が短いと、嵌合時の押込み圧力が多大となって、作業性
が劣り、更に塑性変形を起こし、嵌合部が外れ易くな
る。また、長すぎると、嵌合後の引張力に対して弱くな
るので、好ましくない。 【0019】なお、右側押出形材側の各連結用左向き傾
斜凸部(4) と、これの先端の係合用外向き突起(5) との
間の角度を、例えば95±5°に設定することにより、
嵌合外れが起こり難くなり、両押出形材の嵌合部の動摩
擦係数に関係なく、構造により嵌合力を持たせることが
できる。 【0020】一方、図2における各結合箇所(B) では、
図3に示す嵌合構造を左右逆にした形態で、隣合う部材
同士が結合されている。 【0021】また、中間の2本の柱状中空押出形材(1c)
は、隣合う短いパネル状中空押出形材(2c)と図4に示す
結合構造により、連結されている。 【0022】すなわち、中間の2本の柱状中空押出形材
のうち、左側寄りのもの(1c)について説明すると、柱状
中空押出形材(1c)は、その後面に段部(16)が形成されて
いる。一方、隣合う短いパネル状中空押出形材(2c)に
は、後壁延長部(17)および左壁延長部(18)が設けられて
いる。 【0023】そして、短いパネル状中空押出形材(2c)の
後壁延長部(17)を柱状中空押出形材(1c)の後面における
段部(16)に当接し、短いパネル状中空押出形材(2c)の左
壁延長部(18)を柱状中空押出形材(1b)の右側面に当接さ
せ、ブラインドリベット(10)等で連結するものである。 【0024】上記鳥居では、各柱状中空押出形材(1a)(1
b)(1c)(1d)の下部がパネル状中空押出形材(2a)(2b)(2c)
の下端よりも下方に突出し、この突出部を荷台の根太に
固定することで、当該鳥居を荷台に立設することができ
る。 【0025】また、以下に述べる各実施例の鳥居も、柱
状中空押出形材が下方に突出する形態となされており、
上記と同様、この突出部を荷台の根太に固定すること
で、各鳥居を荷台に立設することができるようになされ
ている。 【0026】(実施例2)図5・図6は、上記実施例1
の鳥居について、嵌合構造を変形させた場合の実施例を
示す。 【0027】すなわち、図6に示すように、左右に隣り
合う2つの押出形材のうち、左側押出形材の右側縁部
に、凹陥部(23)が同押出形材の全長にわたって設けら
れ、右側押出形材の左側縁部に、その両側寄り部分に位
置する一対の差込み用左向き凸部(25)(25)と、これらの
内側に位置しかつ左端に係合用外向き突起(29)(29)を有
する一対の連結用左向き凸部(24)(24)とが同押出形材の
全長にわたってそれぞれ設けられ、左側押出形材の凹陥
部(23)の両側壁(26)(26)の内面に、内方に伸びる垂直部
(28a)(28a)と、これらの先端より右方に伸びる水平部(2
8b)(28b)と、同先端より左方に伸びる左方内向き傾斜部
(28c)(28c)とよりなる一対の断面T形の連結用凸部(28)
(28)が同押出形材の全長にわたってそれぞれ設けられ、
右側押出形材の両差込み用左向き凸部(25)(25)が、左側
押出形材の断面略T形の連結用凸部(28)(28)の垂直部(2
8a)(28a)より右側の両側壁部分(26a)(26a)と連結用凸部
(28)(28)の水平部(28b)(28b)との間にそれぞれ形成され
た凹状部(27)(27)内に差し込まれるとともに、左側押出
形材の凹陥部(23)内に、右側押出形材の両連結用左向き
凸部(24)(24)が嵌め入れられ、これらの左向き凸部(24)
(24)左端の係合用外向き突起(29)(29)が、断面略T形の
両連結用凸部(28)(28)の左方内向き傾斜部(28c)(28c)の
先端部にそれぞれ係り合わせられ、同凹陥部(23)内に、
両連結用左向き凸部(24)(24)の係合用外向き突起(29)(2
9)を内側より押えて該係合用外向き突起(29)(29)と左方
内向き傾斜部(28c)(28c)の先端部との係合外れを防止す
る内部押え部材(22)が収められている。 【0028】上記嵌合構造によれば、左側押出形材の凹
陥部(23)内に、右側押出形材の一対の連結用左向き凸部
(28)を嵌め入れて、両押出形材をワンタッチで確実に結
合することができる。 【0029】すなわち、左側押出形材の凹陥部(23)内
に、右側押出形材の両連結用左向き凸部(28)を嵌め入れ
ると、これらの連結用左向き凸部左端の係合用外向き突
起(29)が、左側押出形材の凹陥部(23)内の断面略T形の
両連結用凸部(28)の左方内向き傾斜部(28c) 同志の間を
通って、両係合用外向き突起(29)が、連結用左向き凸部
(28)の素材の弾性により一旦内側に押しやられた後、復
元するか、または断面略T形の左右両連結用凸部(28)の
左方内向き傾斜部(28c) の先端部が、該左方内向き傾斜
部の素材の弾性により一旦外側に押しやられた後、復元
するか、あるいはまたその両方の作用により、係合用外
向き突起(29)が左方内向き傾斜部(28c) の先端部にそれ
ぞれ左側から係り合わせられる。 【0030】一方、右側押出形材の両差込み用左向き凸
部(25)は、左側押出形材の断面略T形の連結用凸部(28)
の垂直部(28a) より右側の両側壁(26a) 部分と連結用凸
部(28)の水平部(28b) との間にそれぞれ形成された凹状
部(27)内に差し込まれる。 【0031】そして左右両押出形材の結合状態におい
て、最後に、左側押出形材の凹陥部(23)内に内部押え部
材(22)が、押出形材の一端部から挿入されて収められ、
この押え部材(22)によって右側押出形材の両連結用左向
き凸部(24)の左端部が内側より押えられて、その係合用
外向き突起(29)と左方内向き傾斜部(28c) の先端部との
係合外れが防止せられる。 【0032】こうして結局、左右両押出形材を、連結ボ
ルトおよびナットを使用することなく、迅速に結合する
ことができ、組立て工数を大幅に削減することができ
て、組立て作業が容易である。 【0033】しかも、内部押え部材(22)によって、右側
押出形材の両連結用左向き凸部(24)の左端部が内側より
押えられているため、係合用外向き突起(29)と左方内向
き傾斜部(28c) の先端部との係合が外れにくゝ、相互に
結合された左右両押出形材の左右方向の引張り力に対す
る強度、並びに両押出形材の逆方向(垂直方向)からの
曲げに対する強度を大幅に増大することができ、鳥居の
外力による変形を未然に防止することができる。 【0034】また、図5に示すように、中間の柱状中空
押出形材(21c) と短いパネル状中空押出形材(22c) は、
上記実施例1と同様の構造により、ブラインドリベット
(10)等で結合される。 【0035】(実施例3)図7〜図9に示すように、本
実施例の鳥居も上記と同様、左右両側の2本の柱状中空
押出形材(31a)(31b)と中間の2本の柱状中空押出形材(3
1c)(31d)と、複数のパネル状中空押出形材(32a)(32b)(3
2c) とから構成されている。 【0036】なお、図中、(37)は荷台のあおりを示す。 【0037】図8における各結合箇所(c) では、上記実
施例1における図3の嵌合構造と同様の構造により、隣
合う押出形材同士が結合されている。また、各結合箇所
(D)では、図3の嵌合構造を左右逆にした構造により結
合されている。 【0038】本実施例では、左右両側の2本の柱状中空
押出形材(31a)(31b)間で隣合うパネル状中空押出形材(3
2a)(32b)(32c) 同士が結合され、中間の2本の柱状中空
押出形材(31c)(31d)は、各パネル状中空押出形材 (32c)
の前面側に結合される構造となされている。 【0039】各パネル状中空押出形材 (32c)に対する中
間の2本の柱状中空押出形材(31c)(31d)の結合も上記実
施例1における図3の嵌合構造と基本的に同じである。 【0040】すなわち、柱状中空押出形材(31c) とパネ
ル状中空押出形材 (32c)の結合について説明すると、こ
れら中空押出形材のうち、柱状中空押出形材(31c) の後
端部の両側壁部(33)(33)の内側に、後方に至るほど内向
きに傾斜しかつ先端に係合用外向き突起(35)(35)を有す
る一対の連結用後向き傾斜凸部(34)(34)が同押出形材(3
1c) の全長にわたってそれぞれ設けられて、同押出形材
(31c) 後端部の両側に、一側壁部(33)と同側の連結用後
向き傾斜凸部(34)とによって横断面略逆V形の後方開口
凹状部(36)、並びに他側壁部(33)と同側の連結用後向き
傾斜凸部(34)とによって横断面略逆V形の後方開口凹状
部(36)がそれぞれ形成され、一側壁部(33)の内面と同他
側壁部(33)の内面とに押出形材スライド時の摩擦抵抗を
少なくするための凹部(39)(39)が柱状中空押出形材(31
c) の長手方向にそれぞれ設けられ、パネル状中空押出
形材 (32c)前面側の端部に、その両側縁寄り部分に位置
しかつ内面に係合用内向き突起(45)(45)を有する一対の
差込み用前向き凸部(44)(44)が同パネル状中空押出形材
(32c)の全長にわたってそれぞれ設けられ、柱状中空押
出形材(31c) における後端部両側の横断面略逆V形の後
方開口凹状部(36)(36)に、パネル状中空押出形材 (32c)
の差込み用前向き凸部(44)(44)がそれぞれ嵌め入れられ
て、係合用外向き突起(35)(35)と係合用内向き突起(45)
(45)とが相互に係り合わせられている。 【0041】(実施例4)図10・図11に示すよう
に、本実施例の鳥居も上記と同様、左右両側の2本の柱
状中空押出形材(51a)(51b)と中間の2本の柱状中空押出
形材(51c)(51d)と、複数のパネル状中空押出形材(52a)
(52b)とから構成されている。 【0042】図11における各結合箇所(E) では、上記
実施例2における図6の嵌合構造と同様の構造により、
隣合う押出形材同士が結合されている。また、各結合箇
所(F) では、図6の嵌合構造を左右逆にした構造により
結合されている。 【0043】本実施例における中間の柱状中空押出形材
(51c) について説明すると、図10に示すように、柱状
中空押出形材(51c) の右側部には、凹陥部(53)および一
対の断面T形の連結用凸部(58)(58)が設けられ、同押出
形材(51c) の他側部には、係合用外向き突起(59)(59)を
有する一対の連結用左向き凸部(54)(54)が設けられてい
る。 【0044】そして、柱状中空押出形材(51c) の右側部
における凹陥部(53)には、隣合うパネル状中空押出形材
(52a) の左側縁部に設けられた一対の連結用左向き凸部
(54)(54)が嵌め入れられ、内部押え部材(22)により結合
状態が維持されるようになされている。 【0045】一方、柱状中空押出形材(51c) の左側部に
ついても、隣合う隣合うパネル状中空押出形材(52a) の
右側縁部と結合される。 【0046】(実施例5)図12・図13において、本
実施例の鳥居は、図7〜図9に示す実施例3のものと全
体の構成が共通し、左右両側の2本の柱状中空押出形材
と中間の2本の柱状中空押出形材と、複数のパネル状中
空押出形材とから構成されている。 【0047】すなわち、左右両側の2本の柱状中空押出
形材間で隣合うパネル状中空押出形材同士が結合され、
中間の2本の柱状中空押出形材は、各パネル状中空押出
形材の前面側に結合される構造となされている。 【0048】本実施例で、異なるのは、図12に示した
中間の柱状中空押出形材(61)とパネル状押出形材(62)の
嵌合構造および隣合うパネル状押出形材(62)同士の嵌合
構造である。 【0049】図12に示した中間の柱状中空押出形材(6
1)とパネル状押出形材(62)の嵌合構造について説明する
と、柱状中空押出形材(61)の側縁部に嵌合凹部(63)が設
けられ、パネル状押出形材(62)の側縁部には嵌合凸部(6
4)が設けられ、嵌合凹部(63)の両側には差込み用側壁部
(67)が設けられ、嵌合凸部(64)の両側に側壁部外れ防止
凸部(66)が嵌合凸部(64)に対して所定間隔をおいて平行
状に設けられ、柱状中空押出形材(61)の嵌合凹部(63)が
パネル状押出形材(62)の嵌合凸部(64)に嵌め合わされる
と共に、差込み用側壁部(67)が嵌合凸部(64)と側壁部外
れ防止凸部(66)との間に差し込まれ、差込み用側壁部(6
7)と嵌合凸部(64)との両側の対向面に連結ピン嵌込み用
溝(69)(70)が相互に向かい合って且つ押出形材の全長に
わたって設けられ、これらの連結ピン嵌込み用溝(69)(7
0)によって、形成された貫通孔(68)に、連結ピン(71)が
圧入されるようになされている。 【0050】また、隣合うパネル状押出形材(62)同士の
結合についても、図13に示すように、上記と同様の嵌
合構造が用いられる。 【0051】具体的には、一方のパネル状中空押出形材
(62)の側縁部に嵌合凹部(63a) が設けられ、他方のパネ
ル状押出形材(62)の側縁部には嵌合凸部(64a) が設けら
れ、これら嵌合凹部(63a) と嵌合凹部(63a) が嵌め合わ
されると共に形成された貫通孔(68a) に、連結ピン(71
a) が圧入されるようになされている。 【0052】(実施例6)図14〜図16に示すよう
に、本実施例の鳥居も、左右両側の2本の柱状中空押出
形材(81a)(81b)と中間の2本の柱状中空押出形材(81c)
(81d)と、これら柱状中空押出形材(81a)(81b)(81c)(81
d)間に配される複数のパネル状中空押出形材(82a)(82b)
から構成されている。 【0053】図15における各結合箇所(G) では、上記
実施例1における図3の嵌合構造と同様の構造により、
隣合う押出形材同士が結合されている。また、各結合箇
所(H) では、図3の嵌合構造を左右逆にした構造により
結合されている。 【0054】本実施例の鳥居の特徴は、上記各実施例の
ような全体が平板状のものではなく、中央部分が突出し
た形態となされていることである。 【0055】中間の柱状中空押出形材(81c) は、図16
に示すように、横断面が略直角に屈曲した形態となさ
れ、左側縁部には、図3に示した嵌合構造のうち、左方
に至るほど内向きに傾斜しかつ先端に係合用外向き突起
(85)(85)を有する一対の連結用左向き傾斜凸部(84)(84)
が同押出形材の全長にわたってそれぞれ設けられて、同
押出形材左縁部の両側に、一側壁部(83)と同側の連結用
左向き傾斜凸部(84)とによって横断面略横V形の左方開
口凹状部(86)、並びに他側壁部(83)と同側の連結用左向
き傾斜凸部(84)とによって横断面略横V形の左方開口凹
状部(86)がそれぞれ形成され、一側壁部(83)の内面と同
他側壁部(83)の内面とに押出形材スライド時の摩擦抵抗
を少なくするための凹部(89)(89)が同押出形材の長手方
向にそれぞれ設けられている。 【0056】一方、柱状中空押出形材(81c) の右側縁部
には、図3に示した嵌合構造のうち、両側縁寄り部分に
位置しかつ内面に係合用内向き突起(95)(95)を有する一
対の差込み用右向き凸部(94)(94)が同押出形材の全長に
わたってそれぞれ設けられている。 【0057】そして、上記の構造となされた柱状中空押
出形材(81c) の両側縁部に、それぞれ嵌合し得る縁部構
造を持ったパネル状押出形材(82a) が結合されるもので
ある。 【0058】すなわち、一方の横断面略横V形の左方開
口凹状部(86)(86)に、他方の差込み用右向き凸部(94)(9
4)がそれぞれ嵌め入れられて、係合用外向き突起(85)(8
5)と係合用内向き突起(95)(95)とが相互に係り合わせら
れている。 【0059】本実施例の鳥居の場合、各押出形材同士を
結合するにあたり、左右、中央の3か所に分けて嵌合さ
れるので、押出形材を順次嵌め合わせていく際に、既に
嵌め合わされた箇所が外れるおそれがなく、容易に押出
形材同士の結合が行える。 【0060】(実施例7)図17に示すように、本実施
例では、上記実施例6の鳥居について、嵌合構造だけを
図6のものに変更している。 【0061】すなわち、中間の柱状中空押出形材(91c)
は、上記実施例6の柱状中空押出形材(81c) と同様、横
断面が略直角に屈曲した形態となされているが、右側縁
部には、図6に示した嵌合構造のうち、凹陥部(93)が同
押出形材の全長にわたって設けられ、同押出形材の左側
縁部には、その両側寄り部分に位置する一対の差込み用
左向き凸部(95)(95)と、これらの内側に位置しかつ左端
に係合用外向き突起(99)(99)を有する一対の連結用左向
き凸部(94)(94)とが同押出形材の全長にわたってそれぞ
れ設けられ、右側縁部の凹陥部(93)の両側壁(96)(96)の
内面に、内方に伸びる垂直部(98a)(98a)と、これらの先
端より右方に伸びる水平部(98b)(98b)と、同先端より左
方に伸びる左方内向き傾斜部(98c)(98c)とよりなる一対
の断面略T形の連結用凸部(98)(98)が同押出形材の全長
にわたってそれぞれ設けられている。 【0062】そして、上記の構造となされた柱状中空押
出形材(91c) の両側縁部に、それぞれ嵌合し得る縁部構
造を持ったパネル状押出形材(92a) が結合されるもので
ある。 【0063】上記構造によれば、一方の押出形材の両差
込み用左向き凸部(95)(95)が、他方の押出形材の断面略
T形の連結用凸部(98)(98)の垂直部(98a)(98a)より右側
の両側壁部分(96a)(96a)と連結用凸部(98)(98)の水平部
(98b)(98b)との間にそれぞれ形成された凹状部(97)(97)
内に差し込まれるとともに、他方の押出形材の凹陥部(9
3)内に、一方の押出形材の両連結用左向き凸部(94)(94)
が嵌め入れられ、これらの左向き凸部(94)(94)左端の係
合用外向き突起(99)(99)が、断面略T形の両連結用凸部
(98)(98)の左方内向き傾斜部(98c)(98c)の先端部にそれ
ぞれ係り合わせられ、同凹陥部(93)内に、両連結用左向
き凸部(94)(94)の係合用外向き突起(99)(99)を内側より
押えて該係合用外向き突起(99)(99)と左方内向き傾斜部
(98c)(98c)の先端部との係合外れを防止する内部押え部
材(92)が収められる。 【0064】 【発明の効果】本発明に係るトラックにおける鳥居は、
隣合う柱状中空押出形材とパネル状中空押出形材の縁部
同士または柱状中空押出形材の縁部とパネル状中空押出
形材の一面側を適宜結合させると共に、隣合う2つのパ
ネル状中空押出形材の各縁部同士を結合するだけで組立
てることができる。そのため、従来のトラックにおける
鳥居のような溶接作業は不要であり、また、別途鉄板な
どを取付ける必要もない。更に、本発明の鳥居は、中空
押出形材により構成されるため、従来のこの種鳥居に比
べて大幅に軽量化される。 【0065】また、本発明に係るトラックにおける鳥居
では、各柱状中空押出形材の下部がパネル状中空押出形
材の下端よりも下方に突出する構造としたことにより、
該突出部を荷台の根太に固定することで、当該鳥居を荷
台に立設することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例1の鳥居の斜視図である。 【図2】同じく鳥居の平面図である。 【図3】同じく鳥居における隣合う押出形材の結合構造
を示す部分拡大横断面図である。 【図4】同じく鳥居における柱状中空押出形材と短いパ
ネル状中空押出形材の結合構造を示す部分拡大横断面図
である。 【図5】実施例2の鳥居における柱状中空押出形材と短
いパネル状中空押出形材の結合構造を示す部分拡大横断
面図である。 【図6】同じく押出形材同士の結合構造を示す部分拡大
横断面図である。 【図7】実施例3の鳥居の斜視図である。 【図8】同じく鳥居の平面図である。 【図9】同じく鳥居における柱状中空押出形材とパネル
状中空押出形材の結合状態を示す部分拡大横断面図であ
る。 【図10】実施例4の鳥居における柱状中空押出形材の
拡大横断面図である。 【図11】同じく鳥居の平面図である。 【図12】実施例5の鳥居における柱状中空押出形材と
パネル状中空押出形材の結合状態を示す部分拡大横断面
図である。 【図13】同じく押出形材同士の結合構造を示す部分拡
大横断面図である。 【図14】実施例6の鳥居の斜視図である。 【図15】同じく鳥居の平面図である。 【図16】同じく鳥居における柱状中空押出形材とパネ
ル状中空押出形材の結合状態を示す部分拡大横断面図で
ある。 【図17】実施例7の鳥居における柱状中空押出形材と
パネル状中空押出形材の結合状態を示す部分拡大横断面
図である。 【符号の説明】 (1) 柱状中空押出形材 (2) パネル状中空押出形材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下方向に伸びる複数の柱状中空押出形
    材(1) と、上下方向に伸びる複数のパネル状中空押出形
    材(2) とを備え、柱状中空押出形材(1) は左右方向に
    要間隔をあけて配されており、柱状中空押出形材(1) の
    左右両側縁部のうちの少なくとも一側縁部がこれと左右
    隣合うパネル状中空押出形材(2) の縁部に結合される
    か、または柱状中空押出形材(1) の一側縁部がこれと前
    後に隣合うパネル状中空押出形材(2) の一面側に結合さ
    れており、左右に隣合う2つのパネル状中空押出形材
    (2) の各縁部同士が結合されており、柱状中空押出形材
    (1) はパネル状中空押出形材(2) よりも長く、且つ柱状
    中空押出形材(1) の下部がパネル状中空押出形材(2) の
    下端よりも下方に突出しており、該突出部が荷台の根太
    に固定されるようになっている、トラックにおける鳥
    居。
JP01604695A 1995-02-02 1995-02-02 トラックにおける鳥居 Expired - Fee Related JP3376504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01604695A JP3376504B2 (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラックにおける鳥居

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01604695A JP3376504B2 (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラックにおける鳥居

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08207834A JPH08207834A (ja) 1996-08-13
JP3376504B2 true JP3376504B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=11905642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01604695A Expired - Fee Related JP3376504B2 (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラックにおける鳥居

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3376504B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08207834A (ja) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5970675A (en) Modular panel assembly
US6755004B1 (en) Simple lap beam
JP4044483B2 (ja) ガセットプレートを用いた構造物の接合構造および建築物
KR20180074729A (ko) 지지 장치 및 그 부품
JP3376504B2 (ja) トラックにおける鳥居
JPH10231694A (ja) 継手構造
US3472543A (en) Method and structure for tightening secured matched abutting tubular stiles and rails by the contraction of the joined tubular members on a gusset
JP2535494B2 (ja) ラック組立用支柱及び水平材
GB2273824A (en) Cable Ladder
JP2729906B2 (ja) 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置
JPH0321595Y2 (ja)
JPH08284310A (ja) 複合梁材
JP2706895B2 (ja) 棒状部材の接続装置
JPH0580978U (ja) 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置
JP2857374B2 (ja) 架構材接合構造
JP3831244B2 (ja) 横架材の接合装置
JP3755140B2 (ja) 木造建築物における接合連繋構造
JP3306569B2 (ja) トラック等車両荷台のテールゲート構成パネルの結合装置
JPH0630617Y2 (ja) トラックのあおり等のレール連結構造
JP2873557B2 (ja) 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合構造
JP2544547B2 (ja) 母屋・胴縁の取付構造
JP3886410B2 (ja) 横架材の接合装置
JP2729907B2 (ja) 車両の荷台用壁等におけるパネルの結合装置
JPH0311325Y2 (ja)
JPH07119722A (ja) パネル部材の連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees