JP2729646B2 - バーチカル型エンジンの潤滑装置 - Google Patents

バーチカル型エンジンの潤滑装置

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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/06Lubricating systems characterised by the provision therein of crankshafts or connecting rods with lubricant passageways, e.g. bores

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はバーチカル型エンジンの潤滑装置に関する。
〔従来技術〕
芝刈機等の作業機に搭載するエンジンとして、クラン
ク軸を上下方向に配置したバーチカル型エンジンがあ
る。このエンジンの潤滑装置には、一般にオイルストレ
ーナ,オイルポンプ,オイルフィルターなどの潤滑油を
圧送濾過する機構が設けられ、ここから圧送した潤滑油
を主としてクランクケース内の被潤滑部へ強制循環する
ようになっている。
クランクケース内に潤滑油を強制循環する方式には、
クランクケースの壁内にオイル圧送路を設けて所要の被
潤滑部に導くようにするものと、このようなオイル圧送
路を設けずに、潤滑油の跳ね掛けによって飛沫を飛ばす
ようにするものとがある。
このうち前者のオイル圧送路を設ける方式は、被潤滑
部へ潤滑油を確実に送れるという利点はあるが、オイル
圧送路の機械加工に非常な面倒な手間を要するという問
題がある。また、この方式では、潤滑油がオイル圧送路
に確実に循環して漏れないことを確認する品質管理のた
めの圧力検査が必要である。しかし、周知のように圧力
検査は非常に手間を要する作業であるため、上記機械加
工性と共にコスト上昇の要因になることは避けられな
い。これに対し、後者の跳ね掛け方式は、面倒なオイル
圧送路の加工やオイル圧送路の圧力検査が必要でないた
め、コスト的に非常に有利である。しかし、その反面
で、オイル圧送路を使用するものに比べて被潤滑部に対
する潤滑油の供給が不確実になり、効率的な潤滑が行え
ない場合があるという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は上述し問題を解消し、バーチカル型エ
ンジンにおいて複雑なオイル圧送路の機械加工や圧力検
査を必要としない構造にしながら、効率の良好な潤滑を
可能にする潤滑装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明は、水平方向に延びるシリ
ンダを設けたクランクケースの下部にクランクケースカ
バーを配置すると共に、その内側にクランク軸を上下方
向に配置し、該クランク軸の上部を前記クランクケース
のボス部に、下部を前記クランクケースカバーにそれぞ
れ軸受させたバーチカル型エンジンにおいて、前記シリ
ンダの下部側方近傍に前記クランク軸と平行にカム軸を
配設し、前記クランク軸上部をメタル軸受で軸受する一
方、該クランク軸上部側の水平方向に延在するクランク
ウェブ上面と前記クランクケースの水平方向に延在する
ボス部下面とを近接配置して前記クランク軸の周囲に隙
間部を形成し、オイルストレーナ,オイルポンプ,オイ
ルフィルターをオイル圧送路で連結させた潤滑油圧送濾
過部を前記クランク軸の内部を貫通するオイル圧送路を
介して該クランク軸上部と前記メタル軸受との合面のク
ランク軸心方向略中間位置に連通させ、該合面から前記
隙間部を介して潤滑油をクランクケース内に水平方向に
飛沫状に噴射させる構成にしたことを特徴とするもので
ある。
以下、図に示す実施例によって本発明を説明する。
第1図〜第5図は本発明の実施例からなる潤滑装置を
有するバーチカル型エンジンを示すものである。
このエンジンは、第1図に示すようにクランクケース
1の下部にクランクケースカバー2を配置し、その内側
にクランク軸12を上下方向に設けるようにしている。ク
ランク軸12の上部はクランクケース1のボス部3に対し
てメタル軸受4によって軸受され、また下部はクランク
ケースカバー2のボス部5に対して環状の空間6に囲ま
れるように軸受されている。クランク軸12の内部にはオ
イル圧送路7が貫通し、そのオイル圧送路7の下側の開
口8が上記空間6に連通し、上側の開口9がメタル軸受
4とクランク軸12との合面のクランク軸心方向略中間位
置に連通している。また、中間のクランクピン12aに対
応する部分には開口10が臨んでいる。クランクケース1
の水平方向に延在するボス部3の下面3aと、クランク軸
12の上部側の水平方向に延在するクランクウェブ12Aの
上面12A1とは近接するように配置され、その間のクラン
ク軸12の周囲に隙間部Xを形成している。
クランクケースカバー2には、第1図,第2図,第5
図などに示すように、潤滑油の圧送濾過部を構成するオ
イルストレーナ13、オイルポンプ45、オイルフィルター
36が集約配置されている。これらのうちオイルフィルタ
ー36はクランクケースカバー2の外側に配置され、連通
路16,17を介して内側に連通している。また、連通路16
にはリリーフ弁18が設けられ、潤滑油の過剰圧力を逃が
すようになっている。
このように集約配置されたオイルストレーナ13とオイ
ルポンプ45との間はパイプ14をオイル圧送路として連結
され、またオイルポンプ45とオイルフィルター36に連通
する連通路16との間はパイプ15をオイル圧送路として連
結されている。さらにオイルフィルター36に連通した連
通路17はクランク軸12の下部側軸受部の空間6に連通し
ている。上記パイプ14,15はクランクケースカバー2と
は別部品が設けられ、また連通路16,17は直線状の通路
としてクランクケースカバー2の鋳造時に一体に成形さ
れるため、これらには加工上の面倒な問題はない。
一方、上部のクランクケース1には、第3図,第4図
に示すように、水平方向に延びる左右2個の気筒部25a,
25bが一体に設けられている。これら2個の気筒部25a,2
5bは平面視でV型に開き、かつクランク軸方向に僅かに
オフセットしている。また、V型に開いた気筒部25a,25
bの間の空間には、エアクリーナ33と気化器31が設けら
れている。
気筒部25a,25bの内部には水平方向に延びるシリンダ2
5′a,25′bとピストン26a,26bとが設けられ、それぞれ
のピストン26a,26bは連接棒27a,27bによってクランクピ
ン12aに連結されている。このような両気筒部25a,25bに
挟まれた領域で、シリンダ25′a,25′bの下部側方近傍
に、カム軸28がクランク軸12と平行に設けられ、そのカ
ム軸28は、それぞれタペット37a,37bを介して両気筒部2
5a,25bの吸排気弁38a,38bを開閉駆動するようにしてい
る。(第4図参照) カム軸28は、クランク軸12に固定された歯車40によっ
て、上下2段の中間歯車41,42と歯車43を介して減速駆
動される。上下2段の中間歯車41,42は、共に中間軸44
上に固定されて一体回転するようにしてある。また、こ
のような回転をする中間輪44の下端にポンプ軸46が着脱
自在に連結され、上述したオイルポンプ45を同時駆動す
るようにしている。(第5図参照) また、中間軸44に固定された上段側の中間歯車41は別
の歯車47とも噛合し、この歯車47の内側に設けられた不
図示のガバナ装置30のフライウェイト機構を一体回転さ
せるようにしている(第4図)。このフライウェイト機
構は遠心力によって作動する公知のものである。
上述のような内部構造からなるエンジンの外側には、
一方の側部にオイル注入管34、不図示のオイルドレン抜
き管および上述したオイルフィルター36などの潤滑系メ
ンテナンス部品が集中配置され、また他側の側部にガバ
ナ装置30と始動モータ32が配置されている。前者のオイ
ル注入管34、オイルドレン抜き管、オイルフィルター36
はクランクケースカバー2側に設けられ、後者のガバナ
装置30と始動モータ32はクランクケース1側に設けられ
ている。上記ガバナ装置30はリンク機構29を介して気化
器31のスロットル弁を制御するようにしている。
上述したエンジンにおいて、クランクケースカバー2
はオイルパンを構成しており、エンジン停止時において
潤滑油は第1図に鎖線で示す油面レベルLまで満たされ
る。エンジンが運転されると、オイルポンプ45が作動す
るため、オイルストレーナ13下面の金網13aから潤滑油
が吸い上げられ(第5図)、上記図示の油面レベルLは
低下する。オイルストレーナ13から吸い上げられた潤滑
油はパイプ14を経てオイルポンプ45に入り、ここで加圧
されてパイプ15を経てオイルフィルター36に供給され
る。オイルフィルター36は潤滑油中の夾雑物を除去した
のち、その潤滑油を連通路17を経てクランク軸12の下部
軸受部の空間6に圧送する(第2図)。
クランク軸下部の空間6に圧送された潤滑油は、クラ
ンク軸12内部を貫通するオイル圧送路7を上昇して上部
のメタル軸受4に供給され、そこを潤滑する。直接潤滑
油が供給されるのでクランク軸上部とメタル軸受4との
潤滑が良好に保たれる。さらに、メタル軸受4とクラン
ク軸上部との合面から水平方向に延在するクランク軸周
囲の円盤状となる隙間部Xを経て、潤滑油がクランクケ
ース1内に水平方向に勢いよく飛沫状となって噴射され
る。この隙間部Xは極めて微小なものであるので、隙間
部Xから高圧で噴射させて出来た潤滑油の飛沫は細かな
ミスト状になり、クランクケース1内に万遍なく分散
し、カム軸28,シリンダ25′a,25′b、ピストン26a,26
b、歯車等の潤滑対象部品の周りにそれぞれ潤滑油が直
接噴射され、それらの潤滑が確実かつ十分になされる。
しかも、各潤滑対象部品の鉛直方向上部に向かって潤滑
油が噴射されるため、それらに付着した潤滑油は重力に
より下方に潤滑対象部品の表面伝いに流れ落ちる。その
結果、各潤滑対象部品全体が潤滑されるようになり、効
率的に潤滑する。
また、シリンダ25′a,25′bの下部側方近傍にクラン
ク軸12と平行にカム軸28を配設することで、カム軸28と
シリンダ下部とがクランク軸心から略同一距離となり、
これによりカム軸28はシリンダ25′a,25′bと同等に潤
滑され、しかも、カム軸28がシリンダ25′a,25′bの近
傍に配置されているので、カム軸28に付着した潤滑油は
重力によりカム軸表面を伝わって垂れ下がると共に、カ
ム軸の回転による遠心力によりその周囲に飛散してその
一部がシリンダに付着する。そのため、飛沫油によって
もシリンダが冷却される。
また、潤滑油圧送濾過部をクランク軸上部とメタル軸
受4との合面のクランク軸心方向略中間位置に連通させ
るようにしたので、潤滑油が通過する通路の道程が短く
て済み、クランク軸上部とメタル軸受4との合面だけで
なく、クランクウェブ上面12A1とクランクケース1のボ
ス部下面3aとの間の隙間部Xをも潤滑油を通過させるよ
うにしたにも拘わらず、潤滑油が通過する通路の道程が
あまり長くならない。そのため、潤滑油が通過する際の
流動抵抗の増加を抑制することができるので、オイルポ
ンプ45の圧送圧力をあまり高くする必要がない。
また、ミスト状になった潤滑油の一部は、気筒部25a,
25bの壁をシリンダ軸方向に貫通するように設けた連通
路19a,19bを経て不図示のシリンダヘッド側に供給さ
れ、そこに配置された動弁機構を潤滑する。このような
連通路19a,19bへのミスト状潤滑油の誘導を容易にする
ため、連通路19a,19bの入口に、それぞれクランク軸回
転方向R(第3図参照)に対し下流側の位置に案内羽根
20が設けられている。これらの連通路19a,19bや案内羽
根20は、クランクケース1を気筒部25a,25bと共に鋳造
する際に一体成形することができるため、機械加工上の
困難性は何等存在しない。
〔発明の効果〕
上述のように本発明は、水平方向に延びるシリンダを
設けたクランクケースの下部にクランクケースカバーを
配置すると共に、その内側にクランク軸を上下方向に配
置し、該クランク軸の上部を前記クランクケースのボス
部に、下部を前記クランクケースカバーにそれぞれ軸受
させたバーチカル型エンジンにおいて、前記シリンダの
下部側方近傍に前記クランク軸と平行にカム軸を配設
し、前記クランク軸上部をメタル軸受で軸受する一方、
該クランク軸上部側の水平方向に延在するクランクウェ
ブ上面と前記クランクケースの水平方向に延在するボス
部下面とを近接配置して前記クランク軸の周囲に隙間部
を形成し、オイルストレーナ,オイルポンプ,オイルフ
ィルターをオイル圧送路で連結させた潤滑油圧送濾過部
を前記クランク軸の内部を貫通するオイル圧送路を介し
て該クランク軸上部と前記メタル軸受との合面のクラン
ク軸心方向略中間位置に連通させ、該合面から前記隙間
部を介して潤滑油をクランクケース内に水平方向に飛沫
状に噴射させる構成にしたので、以下のような優れた効
果を奏するものである。
即ち、クランク軸上部をメタル軸受で軸受する一方、
オイルストレーナ,オイルポンプ,オイルフィルターを
オイル圧送路で連結させた潤滑油圧送濾過部をクランク
軸の内部を貫通するオイル圧送路を介してクランク軸上
部とメタル軸受と合面に連通させ、その合面から隙間部
を介して潤滑油をクランクケース内に飛沫状にして噴射
させるので、クランクケース内に潤滑油ミストを充満さ
せることができ、クランクケース内の潤滑対象部品を万
遍なく効率的に潤滑することができる。しかも、このよ
うな効率的な潤滑を、クランクケースの壁内に複雑なオ
イル圧送路を加工することなく、また潤滑油の圧力検査
作業をすることなく達成することができる。
また、クランク軸上部側の水平方向に延在するクラン
クウェブ上面とクランクケースの水平方向に延在するボ
ス部下面とを近接配置してクランク軸の周囲に隙間部を
形成し、合面からそのクランク軸の周囲に水平方向に延
びる隙間部を介して潤滑油をクランクケース内に水平方
向に噴射させるので、潤滑対象部品であるカム軸、シリ
ンダ、ピストン等の周りにそれぞれ潤滑油を直接噴射
し、それらの潤滑を確実かつ十分に行うことができ、そ
の上、各潤滑対象部品の鉛直方向上部に向かって潤滑油
が噴射されるので、それらに付着した潤滑油は重力によ
り下方に潤滑対象部品の表面伝いに流れ落ち、それによ
って、各潤滑対象部品全体を潤滑することができ、一層
効率のよい潤滑を可能にする。
また、シリンダの下部側方近傍にクランク軸と平行に
カム軸を設けることにより、カム軸とシリンダ下部とが
クランク軸心から略同一の距離になるので、カム軸をシ
リンダと略同程度に潤滑することができ、更に、カム軸
がシリンダ近傍に配置されているため、カム軸に付着し
た潤滑油が重力によりカム軸表面を伝わって流れ落ちる
と共に、カム軸回転時の遠心力によりその周囲に飛散
し、その一部がシリンダに付着するので、飛沫油によっ
てもシリンダの冷却が可能になる。
また更に、潤滑油圧送濾過部をクランク軸の内部を貫
通するオイル圧送路を介してクランク軸上部とメタル軸
受との合面のクランク軸心方向略中間位置に連通するこ
とにより、メタル軸受の潤滑を良好に行いながら、合面
の上方に連通させる場合と比べて潤滑油が圧送される通
路の道程が短くなるため、その合面だけでなくクランク
ウェブ上面とクランクケースボス部下面との間の隙間部
も潤滑油を通過させるようにしたにも拘わらず、潤滑油
の通路があまり長くなることがないので、潤滑油が通過
する際の流動抵抗の増加を抑制し、オイルポンプの圧送
圧力の大きな上昇を招くのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例からなるエンジンを示すもの
で、下部のクランクケースカバー側を第2図のI A−I A
の断面で、上部のクランクケース側を第3図のI B−I B
の断面でそれぞれ示した断面図である。第2図はクラン
クケースカバーを第1図のII−II矢視で見た図、第3図
はクランクケースを第1図のIII−III矢視で見た図であ
る。第4図は同エンジンの内部構造を説明する概略平面
図、第5図は第4図のV−V矢視断面図である。 1……クランクケース、2……クランクケースカバー、
3,5……ボス部、3a……下面、4……メタル軸受、6…
…(環状の)空間、7……オイル圧送路、8,9,10……開
口、12……クランク軸、12A……クランクウェブ、12A1
……上面、13……オイルストレーナ、14,15……パイプ
(オイル圧送路)、16,17……連通路(オイル圧送
路)、25′a,25′b……シリンダ、28……カム軸、36…
…オイルフィルター、45……オイルポンプ、X……隙間
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に延びるシリンダを設けたクラン
    クケースの下部にクランクケースカバーを配置すると共
    に、その内側にクランク軸を上下方向に配置し、該クラ
    ンク軸の上部を前記クランクケースのボス部に、下部を
    前記クランクケースカバーにそれぞれ軸受させたバーチ
    カル型エンジンにおいて、 前記シリンダの下部側方近傍に前記クランク軸と平行に
    カム軸を配設し、前記クランク軸上部をメタル軸受で軸
    受する一方、該クランク軸上部側の水平方向に延在する
    クランクウェブ上面と前記クランクケースの水平方向に
    延在するボス部下面とを近接配置して前記クランク軸の
    周囲に隙間部を形成し、オイルストレーナ,オイルポン
    プ,オイルフィルターをオイル圧送路で連結させた潤滑
    油圧送濾過部を前記クランク軸の内部を貫通するオイル
    圧送路を介して該クランク軸上部と前記メタル軸受との
    合面のクランク軸心方向略中間位置に連通させ、該合面
    から前記隙間部を介して潤滑油をクランクケース内に水
    平方向に飛沫状に噴射させる構成にしたバーチカル型エ
    ンジンの潤滑装置。
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