JP2728707B2 - プレート式熱交換器の通し穴からの流出防止装置 - Google Patents

プレート式熱交換器の通し穴からの流出防止装置

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JP2728707B2 JP63501686A JP50168688A JP2728707B2 JP 2728707 B2 JP2728707 B2 JP 2728707B2 JP 63501686 A JP63501686 A JP 63501686A JP 50168688 A JP50168688 A JP 50168688A JP 2728707 B2 JP2728707 B2 JP 2728707B2
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アンダーソン,トルグニイ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2つのエンドプレート間に配置された数枚の
熱交換プレートを含むプレート式熱交換器に関する。エ
ンドプレートの少なくとも1枚には通し穴、および熱交
換プレートに面しかつ通し穴の周りに機械仕上げをして
いない側面があり、前記通し穴のうちの少なくとも1つ
には流出防止のカバーがしてある。「機械仕上げをして
いない」という表現は、通し穴が閉鎖されるべき時、前
記エンドプレートの通し穴の周りに、例えばガスケッ
ト、ライニングまたは閉鎖装置を収容する従来の凹部が
ないということである。
プレート式熱交換器の通し穴からの流出を防止するこ
とは公知である。例えば、通し穴をおおう比較的厚いプ
レートを収容するのに前記の種類の凹部を用いることが
できる。
しかしエンドプレートの通し穴の周りには機械仕上げ
をしていない、したがって、前記の種類の凹部がない新
しい型のエンドプレートが最近開発された。このような
場合にはエンドプレートの内側で厚いプレートにより通
し穴をおおうことは、これまで不可能と考えられてき
た。なんとなれば、隣接する熱交換プレートの、エンド
プレートに対して支持される主要部分がゆるんでしまう
からである。また、エンドプレートの通し穴の周りには
機械仕上げをしてそのような厚いプレートを収容する凹
部をつくることもコストがかかり過ぎると考えられてい
た。そのため、その代わりに、通し穴をうめる部材を挿
入して、比較的厚いプレートによって通し穴をおおっ
て、エンドプレートの外側で固定することも行われてい
る。この装置の欠点は、エンドプレートの一方の側の機
械仕上げと、プレートを固定する特殊な作業時間が必要
であるということである。さらに、前記部材によりプレ
ート式熱交換器の総重量が増加し、またこの部材の製造
および取り扱いに余計な費用がかかる。
本発明の目的は、前記の公知の技術の問題点を取り除
き、低価格の簡単な方法で、機械仕上げのされていない
エンドプレートの通し穴からの流出防止を可能にする装
置を提供することである。
本発明によれば、このことは冒頭に述べた種類のプレ
ート式熱交換器により達成される。この熱交換器の主な
特徴は、前記カバーが、熱交換プレートに面するエンド
プレートの側面に取り付けられ、かつ、少なくとも2つ
の協同部分からなることである。この2つの部分のうち
第1の薄い部分は前記側面に当接し、第2の厚い部分は
主に前記通し穴の内部に配置されかつ本質的に前記通し
穴をおおっており前記の第1の部分はプレート式熱交換
器の内圧によりカバーに作用するせん断力に耐えるよう
な寸法に作られており、第2の部分は曲げ力に耐えるよ
うな寸法に作られている。
従って、本発明により、通し穴からの流出を防止する
ため、プレート式熱交換器の内側から取り付けられるカ
バーのある、通し穴の周りに機械仕上げをしていないエ
ンドプレートを提供することが可能となった。このカバ
ーは制作が安価で取り付けが簡単である。
本発明は、添付の図面を参照して、以下により詳細に
述べられる。
第1図および第2図は、それぞれ従来技術による、カ
バーでおおわれた通し穴を有するエンドプレートの部分
の断面図である。
第3図は、本発明によるカバーでおおわれた通し穴を
有するエンドプレートの部分断面図である。
第4〜6図は、本発明によるカバーの他の3つの実施
例の断面図である。
第1図に示すように、エンドプレート10にはこのプレ
ートを貫通する通し穴11があり、プレートの通し穴部分
の両側面には凹部12,13がある。このような凹部がエン
ドプレートにあることは、以前、少なくとも腐食媒体が
熱交換器中を流れる場合普通であり、エンドプレートを
腐食媒体に対して保護するため通し穴にライニングをす
ることが必要であった。熱交換媒体を通し穴11に流さな
い場合は、熱交換プレートに面するエンドプレート10の
側面の凹部12に比較的厚いプレート14が取り付けられ、
前記の通し穴11がおおわれる。プレート14は、たとえ熱
交換器の内圧が高くても、プレートの強い曲げに十分耐
えられる厚さである。さらに、プレート14の厚さは凹部
の深さと一致させて、プレートの外面がエンドプレート
の側面と同じ高さになるようにしてある。
第2図に示すように、部材20はエンドプレート22の通
し穴21内に配置され、エンドプレート22の通し穴21の周
りには機械仕上げがされていない。部材20は本質的に通
し穴21全体を満たしているので、エンドプレート22の、
隣接する熱交換プレートに面した側面23と大体同じ高さ
になる。エンドプレート22の反対側24にはカバープレー
ト25があり、カバープレート25はボルト26によってエン
ドプレート22に固定され、熱交換器中の媒体の圧力によ
り力が生ずる結果、部材20が滑り出るのを防止する。
本発明のプレート式熱交換器においては、いくつかの
熱交換プレート34が2つのエンドプレート30の間に配列
されており、エンドプレート30は、熱交換プレート34の
厚さ(第1の厚さ)より実質的に厚い厚さ(第2の厚
さ)を有している。
第3図に、本発明の第1の実施例を示す。エンドプレ
ート30にはプレートを貫通する通し穴31があり、プレー
トの通し穴の中の1つを形成する。エンドプレート30の
側面36の通し穴31の周りには機械仕上げがされていな
い。通し穴は2つの部分33,35からなるカバー32におお
われる。第1の部分33は薄いプレートで、エンドプレー
ト30と隣接する熱交換プレート34の間に配置される。第
2の部分35は比較的厚いプレートで、本質的に通し穴31
を半径方向全体にわたり満たすが、エンドプレート30全
体を貫通する必要はない。第1の部分33は薄過ぎるの
で、熱交換器の内圧が第1の部分におよぼす力に、それ
自体では耐えることができないが、2つの部分33,35が
互いに接続されているので、第1の部分33がプレート式
熱交換器に内圧が生ずる結果カバー32にかかるせん断力
に耐え、また第2の部分35が曲げ力に耐える寸法に作ら
れていれば十分である。
第4図は、2つの部分41,43からなるカバー40の別の
実施例を示す。エッジフランジ42のある円筒形の容器の
形をしている第1の部分41は通し穴に配置され、かつ、
本質的に通し穴を半径方向に満たすようになっており、
前記エッジフランジ42はエンドプレートの1つの側面と
隣接する熱交換プレートの間に配置されるようになって
いる。第2の部分43は比較的厚いプレートから成り、第
1の部分41中に配置され、かつ、そこに接続される。さ
らに、第2の部分43は隣接する熱交換プレートに面する
側面がエッジフランジ42と同じ高さになるように形成さ
れる。このようにして、通し穴をおおい、かつ熱交換器
の内圧によって生ずる力に耐える安定したカバー40が得
られる。
第5図は第3の実施例として、一体に作られたカバー
50を示す。カバー50の第1の部分51はエンドプレートの
側面と隣接する熱交換プレートの間に配置され、かつ第
2の部分52は通し穴に配置されて本質的に通し穴を半径
方向に満たすようになっている。カバー50はプレートの
一片から機械加工されるか、または何らかの他の公知の
方法で製造される。
第6図は、2つの部分61,63から成るカバー60の第4
の実施例を示す。第1の部分61は、エッジフランジ62を
有する中空の円筒形に形成される。この円筒部分は通し
穴の中に配置され、かつ通し穴の壁の近くに来るように
なっており、エッジフランジ62は、機械仕上げをされて
いないエンドプレートの1つの側面と隣接する熱交換プ
レートの間に入るようになっている。エッジフランジの
ある円筒部分は薄い平面のプレートの塑性加工で形成さ
れることが望ましい。厚い第2の部分63は第1の部分61
と協同して円筒部分の穴をおおうため、第1の部分61に
漏れが生じないように固定される。第2の部分63は円筒
部分内に配置さ、熱交換プレートに面する第2の部分63
の側面はエッジフランジ62とほぼ同じ高さになってい
る。
提案されたカバーの2つの部分は、例えば溶接、はん
だ付けまたは接着により互いに固定されるが、他の接合
方法によってもよい。第1の薄い部分は、例えば、厚い
第2の部分に固定されかつ前記エンドプレートの側面に
当接するいくつかの突き出た形をとる他の実施例も可能
であろうが、本質的には通し穴の周りに延びることが望
ましい。カバーは、第1の部分がエンドプレートの前記
側面と隣接する熱交換プレートの間に挟み付けられてし
っかりと固定されることが望ましい。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の厚さを有するいくつかの熱交換プレ
    ートが、前記第1の厚さより実質的に大きな第2の厚さ
    を有する2つのエンドプレート(30)の間に配置されて
    いるプレート式熱交換器であって、このエンドプレート
    (30)の少なくとも1つが通し穴(31)と、前記熱交換
    プレートに面し、かつ、通し穴(31)の周りが機械仕上
    げされていない側面(36)とを有し、前記通し穴(31)
    の少なくとも1つには流出を防止するカバー(32、40、
    50、60)が設けられており、前記カバーは、それぞれ、
    前記エンドプレートの側面(36)に接触する薄い第1の
    部分(33、41、51、61)と、前記通し穴(31)内にその
    大部分が位置してこの通し穴をふさいでいる厚い第2の
    部分(35、43、52、63)とからなり、前記第1の部分
    (33、41、51、61)がプレート式熱交換器の内圧により
    カバー(32、40、50、60)に作用するせん断力に耐える
    寸法に作られており、前記第2の部分(35、43、52、6
    3)が前記カバーに作用する曲げ力に耐える寸法に作ら
    れているプレート式熱交換器において、 前記カバー(32、40、50、60)が、前記熱交換プレート
    に面しているエンドプレートの前記側面(36)に当接さ
    れており、前記第1の部分(33、41、51、61)が、前記
    側面(36)と、この側面に隣接する熱交換プレート(3
    4)との間に確実に固定されており、そして、前記第1
    と第2の部分が互いに強固に連結されていることを特徴
    とするプレート式熱交換器。
  2. 【請求項2】第1の部分(33、41、51、61)が通し穴
    (31)の周りに連続して延びている、請求項1記載のプ
    レート式熱交換器。
JP63501686A 1987-02-04 1988-01-18 プレート式熱交換器の通し穴からの流出防止装置 Expired - Lifetime JP2728707B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8700419-8 1987-02-04
SE8700419A SE8700419D0 (sv) 1987-02-04 1987-02-04 Stativ- eller tryckplatta for en plattvermevexlare

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JPH01502048A JPH01502048A (ja) 1989-07-13
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US (1) US4871013A (ja)
EP (1) EP0417071B1 (ja)
JP (1) JP2728707B2 (ja)
DE (1) DE3877214T2 (ja)
SE (1) SE8700419D0 (ja)
WO (1) WO1988005894A1 (ja)

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US4871013A (en) 1989-10-03
DE3877214D1 (de) 1993-02-11
SE8700419D0 (sv) 1987-02-04
DE3877214T2 (de) 1993-04-29
WO1988005894A1 (en) 1988-08-11
EP0417071B1 (en) 1992-12-30
EP0417071A1 (en) 1991-03-20
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