JPH0478869B2 - - Google Patents

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JPH0478869B2
JPH0478869B2 JP62241046A JP24104687A JPH0478869B2 JP H0478869 B2 JPH0478869 B2 JP H0478869B2 JP 62241046 A JP62241046 A JP 62241046A JP 24104687 A JP24104687 A JP 24104687A JP H0478869 B2 JPH0478869 B2 JP H0478869B2
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Japan
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facing
gasket
graphite
core
gasket assembly
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JP62241046A
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JPS6392873A (ja
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Efu Rokashiusu Robaato
Zerenka Terensu
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Felt Products Mfg Co LLC
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Felt Products Mfg Co LLC
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Publication date
Application filed by Felt Products Mfg Co LLC filed Critical Felt Products Mfg Co LLC
Publication of JPS6392873A publication Critical patent/JPS6392873A/ja
Publication of JPH0478869B2 publication Critical patent/JPH0478869B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/10Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing
    • F16J15/12Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering
    • F16J15/121Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering with metal reinforcement
    • F16J15/122Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering with metal reinforcement generally parallel to the surfaces
    • F16J15/123Details relating to the edges of the packing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F2001/104Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling using an open deck, i.e. the water jacket is open at the block top face
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/922Bonding or joining for manufacture of seal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 圧縮、伸延させたグラフアイトフエーシング及
び金属コアからなる積層物を有するガスケツトの
みならずグラフアイトフエーシングに完全に重な
つた箔を備えたそのようなガスケツトも知られて
いる。金属コアをサンドイツチ式にはさんだグラ
フアイトフエーシングを備えるガスケツトも含ん
でそのようなガスケツトは広範囲の目的で、特に
ヘツドガスケツト、排気システムガスケツト及び
その類いのように高温度が問題となるような場合
に用いられている。
高密度の圧縮、伸延グラフアイトの耐熱性及び
高温剛性はすぐれたものではあるが、圧縮、伸延
グラフアイトの他の特性及び性能の幾つかは決し
て望ましいレベルにはない。例えば、グラフアイ
トがヘツドガスケツトに用いられる時に、同グラ
フアイトは高圧オイル開口部及び配量冷却剤開口
において腐蝕し易く、伸延グラフアイトのシーリ
ング性能を破壊し易い。グラフアイトが繰返しの
微少運動にさらされた時(例えばヘツドガスケツ
トの表面が使用時典型的にさらされるように)に
は同表面は摩滅して、ガスケツトのシーリング特
性に影響が出てくる。更には、グラフアイトが相
接するエンジン部品にくつつき易いという現象も
あり、これはエンジンの保守又はガスケツトの取
替えのためガスケツトを除去する時の欠点とな
る。
従つて従来技術の伸延グラフアイト積層ガスケ
ツトの欠点の幾つか又は全てを解消し、かつ又他
の利点をも提供するような改良された伸延グラフ
アイトガスケツトを提供出来れば望ましいことで
あろう。
(発明の要約) 本発明は、積層化され、選択的に圧縮、伸延さ
れたグラフアイトガスケツト組立体であつて、 一対の主面を画成する展伸した薄肉の自立コア
並びに主ガスケツトボデイを提供するべく前記主
面の少なくとも1つに積層された圧縮、伸延グラ
フアイトフエーシングと、 前記主ガスケツトボデイによつて画成された少
なくとも2つの開口と、 前記伸延グラフアイトフエーシングの表面積の
75%より少ない部分を覆い、前記主ボデイによつ
て画成された少なくとも2つの開口を取囲み且つ
該開口の垂直壁から隔置された平坦で薄肉の保護
層とを有し、 前記薄肉保護層は前記フエーシング内に少なく
とも部分的に埋込まれており、前記グラフアイト
フエーシングの覆われた部分内においては前記フ
エーシングの覆われた部分の外側の密度よりも大
きい密度が得られていることを特徴とする。
好ましい形態において、前記コアは金属コアで
あり、金属層はフエーシングの各々内に埋込ま
れ、金属層は垂直方向に整合させられる。
前記フエーシングは好ましくは接着的に又は他
の方法でコアに取付けられる。望ましくは前記コ
アの中子式の金属コアとすることが出来、同コア
は金属層の横方向の運動に対抗することも出来
る。横方向運動に対する抵抗力はまた金属層をグ
ラフアイトフエーシングに接着的に取付けること
で助長され得る。
グラフアイトフエーシングの密度は前記覆われ
た部分の外側においては望ましくは少なくとも
1.13グラム/cm3(70ポンド/ft3)であり、前記覆
われた部分においてはこれより実質的に大きい。
好ましい実施例において、前記ガスケツト組立
体は少なくとも1つの燃焼開口と複数個の別の開
口とを画成する自動車ヘツドガスケツトであり、
金属層は各フエーシング内に埋込まれるととも
に、前記燃焼開口の各々と複数個の別の開口の
各々を取囲んでいる。前記金属層の少なくとも幾
つかは垂直方向に整合されており、フエーシング
の密度は圧縮状態にある時前記覆われた部分の外
側において1.13グラム/cm3(70ポンド/ft3)を超
えており、前記覆われた部分においてはこの密度
よりも更に大きい。
異なるフエーシング密度の領域を備えた本発明
に係るグラフアイトではつたガスケツトの形成方
法は、一対の主面を備えた薄肉自立コア及びこれ
とほぼ同一に展開し、1つの主面好ましくは各主
面に積層された圧縮、伸延グラフアイトフエーシ
ングを有する積層物を形成する段階と、同積層物
に少なくとも1つの貫通開口を設ける段階と、少
なくとも1つのフエーシングの表面上に薄肉の保
護金属層を設け、フエーシングの表面積の75%よ
り少ないフエーシング部分を覆う段階と、前記金
属層をフエーシング内に埋込んでやる段階とを有
しており、かくて前記金属で覆われた部分内のグ
ラフアイトフエーシングの密度は同覆われた部分
外側のそれよりも大きく、使用時におけるガスケ
ツト組立体のシーリング応力は圧縮状態にある時
前記覆われた部分における方が同部分の外側にお
けるより大きい。
より好ましい形態において、本発明は金属パタ
ーンを形成する段階と、次に同パターンをフエー
シングに適用する段階とを有している。望ましく
は前記パターンは一体的に成形され、次にフエー
シングに適用される。好ましくは保護金属層を提
供する段階は各グラフアイトフエーシング上にお
いて層を設ける段階、ただしフエーシングの表面
積の50%より少ない部分において設ける段階を有
している。望ましくは前記保護金属層はフエーシ
ング上で垂直方向に整合するよう設けられる。
以下付図を参照して本発明の好ましい実施例を
説明する。
(好ましい実施例の説明) 最初に第1図〜第5図を参照すると、本発明に
より作られた積層ヘツドガスケツト組立体がそれ
を使用するエンジンブロツクの一部分とともに図
示されている。
ガスケツト組立体10は中央コアと一体のグラ
フアイトフエーシングから形成され、燃焼開口1
2及びボルト穴13を含む複数個の開口を画成し
ている全体として平坦な主ボデイ11を有してい
る。前記主ボデイは一対の主面15を備えた薄肉
の中央、自己支持金属コア14と、面15に積層
された一対の圧縮され伸延されたグラフアイトフ
エーシングとを有している。前記コアは中子18
による如く慣用的に中子構造として、コア及びフ
エーシングを一体の積層組立体へと組立て易くす
ることが出来る。別法として前記フエーシング1
6及びコア14は接着的に取付けて、前記コアは
非中子式又は平面表面式にすなわち中実コア式に
することが出来る。ガスケツト組立体は又燃焼開
口12において鎧装を設けている。前記鎧装は周
知のほぼU字形状金属リング20の形態を取るこ
とが出来る。この点においては本ガスケツト組立
体は既知のガスケツト組立体に適合する。
ガスケツトの主ボデイには付加的にはめ込まれ
たパターンが所望の位置に設けられている。好ま
しい実施例においては、前記はめ込みパターンは
アルミニウム箔のような保護薄肉金属層30を、
特定の目的のため所望の位置に配され、伸延グラ
フアイトフエーシング16の諸部分を覆うフエー
シング16の一方又は両方上に配設した形態とな
つている。各面15上に被覆層30がある場合に
は、それらの層30は垂直方向に整合されている
のが好ましい。
第1図〜第5図に示すように、箔パターン30
は完全に埋込まれており、従つて完全にガスケツ
トボデイ内にはめこまれている。その上側表面は
従つて主ボデイ11のグラフアイトフエーシング
16の覆われていない非パターン部分と実質的に
同一平面をなしている。かくて、層30は少なく
とも1つの、殆んどの場合複数個の開口、例えば
燃焼開口12を囲むほぼ円形状の開口を画成する
パターンを有してしる。
第4図及び第5図を参照すると、エンジンEの
ブロツクBは冷却チヤンバ62によつて取囲まれ
た複数個のシリンダ60を示している。ヘツドH
はガスケツト組立体10とブロツクBの上に積重
なつている。第1図〜第5図の実施例において
は、ガスケツト組立体10は「オープン・デツ
キ」エンジンEと用いるように設計されている。
図示のように、金属層30は冷却チヤンバ62と
対面し、これに乗つている(第5図参照)。加え
るに、前記パターンは一連のより小さな孔34を
画成している。これらの孔は冷却剤を既知の態様
によりブロツクから整合されたヘツド穴状通路へ
と配量せしめている。
層30はこれらをガスケツト組立体10の残り
の部分に対して位置決めする作用をするグラフア
イトフエーシング内に少なくとも部分的に埋込ま
れているが、使用時においてこれらの層を横方向
に移動しないように更にしつかり取付けることが
望ましい。かくて層30には薄肉の自己接着性バ
ツキング層40を設け、これをグラフアイトフエ
ーシング16に接着的に固定することが出来る。
別法として、コアが中子式にはめ込まれている所
においては、中子18はグラフアイトフエーシン
グ16の表面上にわずかの出張りを生ずるので、
同出張りによつて層30が使用時グラフアイトフ
エーシング16に対して横方向に移動するのをさ
またげるパターンが作られる。
本発明に係る典型的なガスケツト組立体10に
おいては、前記主ボデイは中子式パターンを備え
た冷延鋼によるが如きコア14を有している。コ
アは中子形成の前において約0.20mm(0.008イン
チ)の厚さである。圧縮され、伸延されグラフア
イトフエーシング16は圧縮伸延グラフアイトの
シートを有しており、同グラフアイトシートはコ
ア14と組付けられた後において各々が約0.635
mm(0.025インチ)の厚さとなり、各々の密度は
1.13グラム/cm3(70ポンド/ft3)となる。各々の
シートの厚味及びグラフアイトの密度は他の所望
の値を用いることが出来る。好ましくは、材料を
節約するために、前記グラフアイトフエーシング
16は図示のパターンの如く、燃焼開口の領域は
コアと組付けるためグラフアイトが無い状態で形
成される。別法として、コア・フエーシング積層
物を形成して、これをその後ダイ切断又は打抜き
して主ボデイ内に開口を提供することが出来る。
適当に圧縮され可撓性に富み伸延されたグラフ
アイト材はポリカーボン社の子会社のカルカーボ
ン社から商品名カルグラフAとして市販されてい
る。典型的なカルグラフAは950℃において最小
約98%のグラフアイトと最大約2%の灰
(ASTM C−561)を有しており、約1.13グラ
ム/cm3(70ポンド/ft3)の密度を備えている。
この物質は基本的にはバインダ、樹脂、フイラ及
び添加剤を含んでいない。同様の物質が米国特許
第3404061号に従つてユニオンカーバイド社から
製造、販売されている。そのような物質はシート
に形成し、次に所望の形状に型切断し、次に所望
とあらば更に圧縮することが出来る。かくて1.13
グラム/cm3のシート材をコアとともに組立てるよ
うに適当なガスケツト形状に切断し、後で所望に
応じて更に圧縮するか又は伸延されたグラフアイ
トを付図のシートパターン内に形成し、次にコア
と積層することが出来る。
主ボデイ11、コア・フエーシング組立体が組
付けられた後に、金属パターン及び自己接着性層
40を備えた0.076mm(0.003インチ)厚のアルミ
箔のような箔シートから型切断で適当に形成され
た層30が並設され、特にパターンが同一の場
合、ガスケツト組立体の主ボデイの相対する表面
と垂直方向に整合され、同表面に積層される。こ
の際前記箔は圧縮伸延されたグラフアイトフエー
シングの表面と実質的に同一面をなす位置へと埋
込まれる。
最良の結果を得るために、保護金属層がフエー
シングの表面積の75%より少ないフエーシング部
分を覆い(少なくとも25%は露出したままにし)、
最も好ましくはフエーシング表面積の50%より少
ないフエーシング部分を覆う(少なくとも50%は
露出したままにする)。
従つて、グラフアイトは箔の領域においてより
稠密化する。この増大した密度はガスケツト組立
体の単位シーリング応力をフエーシングの被覆さ
れた部分領域すなわち箔パターンの領域におい
て、被覆部分外側におけるフエーシング内シーリ
ング応力にくらべて増大させるのに役立ち、かく
て同領域におけるシーリング特性を高めることに
なる。
更には、保護箔がブロツク内の領域を取囲み、
同域におおいかぶさり、かつ又ヘツド内の冷却剤
通路の領域内に配置されているので、箔はグラフ
アイトを冷却剤による腐蝕から保護する。加える
に、箔30の領域において、箔はグラフアイトフ
エーシング16をしてヘツドがブロツクに関して
わずかに相対的運動するための腐蝕及び摩耗から
保護する役目を果している。このことはガスケツ
ト組立体のシーリング特性を保持し、寿命を延ば
すのに役立つ。前記金属コア及び金属層30も又
熱を伝達するヒートシンクとして作用し、より低
温で走行するエンジンの実現に寄与する。
第6図及び第7図は本発明の別の応用例を示
す。図示のように、ヘツドガスケツト組立体10
0は積層された主ボデイ110を有しており、該
ボデイは金属製のコア114と一対の圧縮、伸延
グラフアイトフエーシング116とを備えてい
る。コアは積層物の一体性を増大させるために中
子式にすることが出来る。前記主ボデイ110は
鎧装(図示せず)を設けることの出来る複数個の
燃焼開口112と複数個のボルト穴122とを画
成している。ガスケツト組立体の全対的構造は第
1図のそれと類似のものにすることが出来、その
場合ガスケツト組立体100の部品の厚味及びグ
ラフアイトフエーシング116の密度はガスケツ
ト組立体10のそれらと類似のものとすることが
出来る。
ガスケツト組立体100の各端部にはグラフア
イトフエーシング116の各主表面上において、
アルミ箔のような金属保護層又はパターン130
が設けられている。図示のように、パターン13
0の各々はガスケツトの端部と第1の燃焼開口1
12の間に位置した主ボデイを有している。パタ
ーン130はボルト穴開口122及び冷却剤開口
132のような複数個の開口を画成している。ガ
スケツト性能を改良するという意味での箔パター
ン130の機能はガスケツト組立体10のそれと
類似している。加えるに、ガスケツト組立体の端
部に位置する箔130は使用時において付加的負
荷を両端部に発生し、エンジンヘツド曲りを減少
せしめるので、結果としてガスケツト組立体10
0の全幅にわたつてのシーリング応力がより一様
となる。
第8図は主ボデイ210を有するヘツドガスケ
ツト組立体200の一断片を図式的に例示してい
る。主ボデイ210は中子式とすることが出来る
コア214と、圧縮、伸延グラフアイトフエーシ
ング216とを有している。コア及びフエーシン
グの寸法及びガスケツトの主ボデイの部品の構造
はガスケツト組立体10のそれと類似のものとす
ることが出来るが、もちろん形状、穴の配列及び
その類いは応用例によつて異なつていて良い。主
ボデイ210はボルト穴222、油穴224及び
冷却剤開口232を含む複数個の開口を画成して
いる。レースとも称することが出来る箔パターン
230が設けられており、ボルト穴222を取囲
む部分230A、オイル穴224を取囲む部分2
30B及び冷却剤開口232を取囲む部分230
Wを含んでいる。幾つかの部分230A,230
B及び230Wは接続タブ230Tのようなもの
で連結することが出来る。
第8図において点線で示したように、冷却剤開
口232は配量開口である。すなわちガスケツト
200を用いるヘツド又はブロツク内の開口Wよ
りも小さい。かくて部分230Wには直接冷却剤
が衝突し、冷却剤がグラフアイトフエーシングに
直接衝突することを防止する保護物となつてい
る。そのような直接の衝突があると通常グラフア
イトフエーシングが腐蝕され、同ガスケツトのシ
ーリング特性が損なわれる。
かくて、レースパターン230は冷却剤衝突に
対する保護物となるばかりでなく、オイル開口ま
わりの保護作用をも増進する。ボルト穴における
シーリング応力を増大させることにより、曲げ及
びトルク損失が減少する傾向となる。
かくて、ガスケツト全面にわたつてではなく付
加的保護作用又はシーリング応力が望まれる位置
及び領域に箔レースを適用することにより、付加
的負荷が所望されるか又は必要とされる所に同負
荷を選択的に提供するための簡単かつ確実な手段
を含む一連の利点が得られる。
例示された実施例における金属層は一体に成形
されたものとして図示されている。選択された位
置に適用する場合にはそれらをセグメント式に出
来るという事並びにそれらは実際には異なるか又
は複数の厚味のものに出来るという事は明白であ
る。それらの金属層は相対するフエーシング上で
異なつて配置することが可能である。それらはガ
スケツトに用いるグラフアイトフエーシングの効
率を高める種々の可能性を提供している。
本発明は自動車ヘツドガスケツトに関して例示
されてきたが、同発明は圧縮、伸延グラフアイト
が現在用いられている広範囲の応用例においての
みならず、同グラフアイトの特性故グラフアイト
が現在は用いることが出来ないか又は現在用いら
れていない環境において用いることが出来る。か
くて、使用温度が通常少なくとも107℃(225〓)
になる他の高温自動車用途には、通常538℃
(1000〓)の温度が生ずる排気システムガスケツ
ト、通常371℃(700〓)の温度になるEGRガス
ケツト及び通常少なくとも107℃(225〓)になる
スロツトルボデイガスケツトが含まれる。種々の
非自動車用途も本発明の応用例に含まれ、それら
にはボルト囲い付きのレースを用いてフランジの
ゆがみを最小にした流体シール等が含まれる。
本発明の幾つかの実施例が図示され、説明され
てきたが、当業者ならば本発明の精神及び範囲か
ら離脱することなく種々の修整例及び代替例をな
すことが可能であり、従つて本発明は特許請求の
範囲内の全ての修整例を包含するものと理解され
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の諸原理を含んだ圧縮、伸延グ
ラフアイトガスケツト組立体の平面図、第2図は
第1図の線2−2に沿つて眺めた拡大横断面図、
第3図は第1図の線3−3に沿つて眺めた拡大横
断面図、第4図は第1図のガスケツトと並設され
たエンジンブロツクの一部を図式的に例示した
図、第5図は第4図の線5−5に沿つて眺めた拡
大断片的横断面図、第6図は本発明の別のガスケ
ツトの平面図、第7図は第6図の線7−7に沿つ
て眺めた拡大横断面図、第8図は本発明の別の実
施例の断片的概略図である。 14……コア、15……主面、16……グラフ
アイトフエーシング、12……開口、30……金
属層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積層化され、選択的に圧縮、伸延されたグラ
    フアイトガスケツト組立体であつて、 一対の主面を画成する展伸した薄肉の自立コア
    並びに主ガスケツトボデイを提供するべく前記主
    面の少なくとも1つに積層された圧縮、伸延グラ
    フアイトフエーシングと、 前記主ガスケツトボデイによつて画成された少
    なくとも2つの開口と、 前記伸延グラフアイトフエーシングの表面積の
    75%より少ない部分を覆い、前記主ボデイによつ
    て画成された少なくとも2つの開口を取囲み且つ
    該開口の垂直壁から隔置された平坦で薄肉の保護
    層とを有し、 前記薄肉保護層は前記フエーシング内に少なく
    とも部分的に埋込まれており、前記グラフアイト
    フエーシングの覆われた部分内においては前記フ
    エーシングの覆われた部分の外側の密度よりも大
    きい密度が得られているガスケツト組立体。 2 特許請求の範囲第1項に記載のガスケツト組
    立体であつて、圧縮され、伸延されたグラフアイ
    トフエーシングはそれぞれの主面に積層され、薄
    肉の保護層は金属製である該ガスケツト組立体。 3 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト組
    立体において、前記コアが金属コアであり、金属
    層が前記フエーシングの各々内に埋込まれている
    ことを特徴とするガスケツト組立体。 4 特許請求の範囲第3項に記載のガスケツト組
    立体において、前記金属層は垂直方向に整合され
    ていることを特徴とするガスケツト組立体。 5 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト組
    立体において、前記金属層が少なくとも1つの開
    口を取囲んでいることを特徴とするガスケツト組
    立体。 6 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト組
    立体において、前記コアは中子式の金属コアであ
    ることを特徴とするガスケツト組立体。 7 特許請求の範囲第3項に記載のガスケツト組
    立体において、前記金属層は前記グラフアイトフ
    エーシングに接着的に取付けられた自己接着性金
    属箔パターンを有することを特徴とするガスケツ
    ト組立体。 8 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト組
    立体において、前記フエーシングの密度は前記覆
    われた部分の外側で少なくとも1.13グラム/cm3
    (70ポンド/ft3)であり、前記覆われた部分では
    それよりも大きな密度であることを特徴とするガ
    スケツト組立体。 9 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト組
    立体において、前記覆われた部分は前記フエーシ
    ングの表面積の50%より少ないことを特徴とする
    ガスケツト組立体。 10 特許請求の範囲第2項に記載のガスケツト
    組立体において、前記ガスケツト組立体は少なく
    とも1つの燃焼開口と複数個の別の開口とを画成
    する自動車のヘツドガスケツトであり、前記金属
    層は各フエーシング内にあり、各燃焼開口を取囲
    むも、これから隔置されており、かつ又複数個の
    別の開口を取囲んでおり、前記金属層の少なくと
    も幾つかの部分は垂直方向に整合されており、フ
    エーシングの密度は前記覆われた部分の外側では
    1.13グラム/cm3(70ポンド/ft3)を越えており、
    覆われた部分ではそれより大きな密度であること
    を特徴とするガスケツト組立体。 11 異なるフエーシングの密度の領域を備えた
    グラフアイトをはつたガスケツトの形成方法であ
    つて、 一対の主面を備えた薄肉自立コアと、少なくと
    も1つの主面に積層された、ほぼ一様な厚味を持
    つ、前記コアとほぼ同一に展開する圧縮、伸延グ
    ラフアイトフエーシングとを有する積層物を形成
    する段階と、 前記積層物中に少なくとも2つの貫通開口を設
    ける段階と、 少なくとも1つのフエーシングの表面上に、前
    記開口の垂直壁から隔置して薄肉で全体として平
    坦な保護層を設け、前記フエーシングの表面積の
    75%よりも少ない部分にわたつて該フエーシング
    部分を覆う段階と、 前記フエーシング内に前記層を埋込み、前記層
    の領域内にフエーシングの厚味を減少させ、以つ
    て前記覆われた部分内にグラフアイトフエーシン
    グの密度が同覆われた部分の外側よりも大きくな
    るようにし、かつ又使用時におけるガスケツト組
    立体のシーリング応力が前記覆われた部分に外側
    よりも同覆われた部分において大きくなるように
    する段階とを有するガスケツトの形成方法。 12 特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、前記保護層を設ける段階はまず金属パター
    ンを形成する段階と、次に該パターンを前記フエ
    ーシングに適用する段階とを有することを特徴と
    するガスケツトの形成方法。 13 特許請求の範囲第12項に記載の方法にお
    いて、前記パターンは一体的に形成され、次に前
    記フエーシングに適用されることを特徴とするガ
    スケツトの形成方法。 14 特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、前記グラフアイトフエーシングの各々にお
    いてそれらの表面積の50%より少ない部分上に保
    護層を設ける段階が含まれていることを特徴とす
    るガスケツトの形成方法。 15 特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、両主面上にグラフアイトフエーシングを設
    け、前記保護層を前記フエーシング上で垂直方向
    に整合させる段階が含まれていることを特徴とす
    るガスケツトの形成方法。 16 特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、前記保護層を設ける段階は該保護層を前記
    フエーシングの表面に接着的に取付ける段階を有
    していることを特徴とするガスケツトの形成方
    法。 17 特許請求の範囲第16項に記載の方法にお
    いて、前記接着的に取付ける段階は前記保護層を
    自己接着性金属箔として設け、該箔を前記フエー
    シングの表面に接着する段階を有していることを
    特徴とするガスケツトの形成方法。
JP62241046A 1986-09-29 1987-09-28 ガスケット組立体及びガスケットの形成方法 Granted JPS6392873A (ja)

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