JP2727360B2 - パチンコ機の変動入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の変動入賞装置

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JP2727360B2 JP18713089A JP18713089A JP2727360B2 JP 2727360 B2 JP2727360 B2 JP 2727360B2 JP 18713089 A JP18713089 A JP 18713089A JP 18713089 A JP18713089 A JP 18713089A JP 2727360 B2 JP2727360 B2 JP 2727360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気的駆動源により打球を受け入れない第
一状態と打球を受け入れ易い第二状態とに変換可能な可
動球受部材と、該可動球受部材が受け入れた打球を入賞
させる一般入賞口及び特別入賞口を有するパチンコ機の
変動入賞装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の変動入賞装置は、特開昭58−11257号公
報に記載されていて公知である。この変動入賞装置は、
例えば可動球受部材が受け入れた打球が特別入賞口に入
賞すると大当りとなり、可動球受部材を時間や回数で規
制された特有の態様で第二状態に変換する所謂遊技者に
とつて有利な特定遊技状態を発生させるようにしてい
る。そして、その特定遊技状態の権利は、前記動作中に
打球が特別入賞口に入らなかった場合には消滅し特別入
賞口に入賞すれば再び継続するように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、従来の変動入賞装置にあっては、特別入賞
口が固定的に設けられているに過ぎないため、入賞の態
様に変化がなくて面白さに欠けるものであった。
一方、最近では例えば特開昭63−164981号公報、特開
昭64−83281号公報等に見られるように変動入賞装置に
振分手段を設け、該振分手段によって入賞球の転動方向
を種々変化させることにより特別入賞口への入賞確率を
制御するようにして遊技の興趣の増大を図っている。し
かしながら、いづれも構造が複雑で製作が容易でなく、
かつ高度な電気的制御を必要とする等非常にコストの高
いものがあった。
それ故、本発明の目的は、構造が簡単で安く製作で
き、しかも特別入賞口に打球を入り易くしたり入り難く
することができるようなパチンコ機の変動入賞装置を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明においては、電気
的駆動源により打球を受け入れない第一状態と打球を受
け入れ易い第二状態とに変換可能な可動球受部材と、前
記可動球受部材が受け入れた打球を入賞させる一般入賞
口及び特別入賞口を有するパチンコ機の変動入賞装置に
おいて、 前記特別入賞口の受口を左右一対の可動片によって構
成すると共に、該可動片を受口に入る打球によって起立
または傾動させるようにし、それによって、受口に入る
打球の捕捉範囲を変化させるようにしたものである。
〔作用〕
特別入賞口の受口を構成する左右一対の可動片が起立
しているときには、その両可動片の間隔が狭くて打球が
入り難い状態になつている。一方、起立した可動片間に
打球が入ると該可動片が外側方に傾動して両可動片間の
間隔が拡大され、打球が入り易くなる。このように、特
別入賞口自体に打球の入賞確率の変化機能を備えさせる
ことによって簡単な構造で遊技者の興味を引き、かつ遊
技の興趣を高めることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本発明に係る変動入賞装置の斜視図、第2図は正
面図である。変動入賞装置1は、遊技盤の表面に取付け
る取付基板10を有する。取付基板10のほぼ中央には開口
窓が形成され、その開口窓と連通状に取付基板10の後方
へ突出する凹室11が形成される。また取付基板10の前面
であり開口窓の上側部分には樋状の上部受枠12が設けら
れており、その上部受枠12の中央上部に入賞孔13が形成
され、通常の入賞口が形成されている。
前記上部受枠12の下方に位置した開口窓を前面両側に
は、左右一対の可動球受部材14,14が対向状に軸着され
る。また可動球受部材14,14の下方の開口窓の縁には、
凹室11の底部と一致して可動球受部材14,14が受け入れ
た打球を入賞させる入賞空間が形成された下部受枠15が
設けられる。
前記凹室11内には、奥に向かって緩るく下り傾斜した
球転流板16が設けられる。球転流板16は、傾斜上端を両
可動球受部材14,14の間に位置させると共に、傾斜下端
を凹室11の途中に位置させて打球の下方へ落下させるた
めの開口部17を形成している。
前記可動球受部材14,14は、下端に支軸141,141が固定
されており、該支軸141,141により取付基板10の前面に
回動可能に軸着したもので、取付基板10の裏面に突出す
る支軸141,141の軸端にリンク部材142,142を介して電気
的駆動源例えばソレノイド143,143がそれぞれ連結され
る。
従って、前記ソレノイド143,143が消磁した状態にお
いてはソレノイド143,143のプランジャー144,144を付勢
するスプリング145により両可動球受部材14,14が第2図
実線のように直立して打球を受け入れない第一状態とな
る。一方、ソレノイド143,143が励磁されるとそのプラ
ンジャー144,144が上方へ吸引され、それによってリン
ク部材142,142を介して可動球受部材14,14が第2図鎖線
のように回動して開成し、打球を受け入れ易い第二状態
に変換する。
しかして、上記構成の変動入賞装置において前記下部
受枠15の入賞空間には縦方向の仕切壁によって中央に特
別入賞口18を、該特別入賞口18の左右に一般入賞口19,1
9を固定的に形成するのが通常であるが、本発明におい
ては前記特別入賞口18の受口を左右一対の可動片181,18
1によって構成する。可動片181,181は、下部受枠15の入
賞空間に支軸182,182により第6図実線の平行起立及び
同図鎖線の逆八字形傾動自在に軸支される。前記可動片
181,181はその起立状態で支軸182,182より上部の各外側
に重心を置いたものであり、これの後方に可動片181,18
1の起立と傾動を制御するための回転体183が設けられ
る。
回転体183は、前記凹室11の下面に固定される箱枠188
内に横軸189によって回転自在に枢着される。この回転
体183は、第4図に示すように中心から放射方向に突出
する等間隔の球係合片184を設け、任意の隣り合った球
係合片184の側端間に円周方向の係合面185と係合面のな
い部分186とを一体に設けて構成される。前記球係合片1
84は、常にその一つが可動片181,181間を通過する打球
に接触する位置に置かれる。また係合面185は、可動片1
81,181の内面に係合位置したとき、該可動編181,181を
起立保持する。また箱枠184の内部には、回転体183の球
係合片184に接触して該回転体183を所定角度づつ回転制
御させるための鋼球187と入賞球検出スイツチ20を備え
ている。
第7図は上記構成の変動入賞装置1を備えたパチンコ
機の正面図である。この変動入賞装置1は、遊技盤2の
ガイドレール3で囲われた遊技部のほぼ中央部に配設さ
れており、その下方には入賞球検出スイツチ(図示せ
ず)を有する第一特定入賞口4及び第二特定入賞口5等
が設けられている。
次に第7図を参照しつつ前記変動入賞装置1の作用を
説明する。遊技盤2上に発射された打球が第一特定入賞
口4に入ると入賞球検出スイツチで検出されてその信号
により変動入賞装置1のソレノイド143,143をあらかじ
め設定された所定時間(例えば0.7秒)励磁する。尚、
打球が第二特定入賞口5に入ると変動入賞装置1のソレ
ノイド143,143を前記所定時間づつ二回励磁する。そし
て、ソレノイド143,143が励磁されるとリンク部材142,1
42を介して両可動球受部材14,14が第一状態から第二状
態に変換する。
可動球受部材14,14が第二状態となっているときにそ
の上面で受けられた打球は、球転流板16上に案内されて
その下り傾斜によって凹室11の奥部に向って転動し、球
転流板16の傾斜下端の開口部17から凹室11の底面に落下
する。凹室11の底面に落下した打球は、該底面の傾斜に
よって前方に向って転動し、その傾斜下端から特別入賞
口18又は一般入賞口19,19のいづれかに入る。打球が一
般入賞口18に入ると、該打球は遊技盤2の裏面に流出し
単なる入賞球として処理される。
一方、打球が特別入賞口18の受口すなわち起立した可
動片181,181間に入ると、その打球は回転体183の一つの
球係合片184に接触して該回転体183を所定角度だけ回転
させたのち下方へ抜け、入賞球検出スイツチ20で検出さ
れながら遊技盤2の裏面に流出して入賞球となる。そし
て、上記した回転体183の回転により係合面185のない部
分186が可動片181,181の内側に対向し、これによって可
動片181,181は支えを失って自重で第6図鎖線のように
傾動する。このため、可動片181,181の先端間隔すなわ
ち特別入賞口18の受口が拡大されることになり、特別入
賞口18の入賞確立を高めることができる。
また上記のように可動片181,181が傾動状態のとき、
凹室11の底面を前方に向って転動したきた打球がその傾
動した可動片181,181間に入ると、その打球は上記と同
じように回転体183の一つの球係合片184に接触して該回
転体183を所定角度だけ回転させたのち下方へ抜け、入
賞球検出スイツチ20で検出させながら遊技盤2の裏面に
流出して入賞球となる。そして、上記した回転体183の
回転により係合面185が可動片181,181の内側に係合し、
これによって可動片181,181は第6図実線のように起立
保持される。したがって、この状態においては可動片18
1,181間の間隔が狭いため特別入賞口18への入賞確立が
低くなる。
尚、打球が特別入賞口18に入って入賞球検出スイツチ
20で検出されるとその検出信号によって可動球受部材1
4,14を時間や回数で規制された特有の態様で第二状態に
繰り返し変換する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、特別入賞口自体に打
球の入賞確率の変化機能を備えさせたものであるから、
特別入賞口に打球が入ると可動球受部材を打球が入り易
い第二状態に繰り返し変換するようにしたパチンコ機の
変動入賞装置としては全く新規かつ斬新で他に類を見な
い非常に面白いものとなり、遊技者の興味を大いに引く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は正面図、第3図は裏面図、第4図は要部を
分解して示す斜視図、第5図は中央縦断側面図、第6図
は特別入賞口部分を一部断面にして示す拡大正面図、第
7図はパチンコ機の正面図である。 1……変動入賞装置、14,14……可動球受部材、18……
特別入賞口、19,19……一般入賞口、143……ソレノイド
(電気的駆動源)、181,181……可動片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的駆動源により打球を受け入れない第
    一状態と打球を受け入れ易い第二状態とに変換可能な可
    動球受部材と、 前記可動球受部材が受け入れた打球を入賞させる一般入
    賞口及び特別入賞口を有するパチンコ機の変動入賞装置
    において、 前記特別入賞口の受口を左右一対の可動片によって構成
    すると共に、該可動片を受口に入る打球によって起立ま
    たは傾動させるようにし、それによって受口に入る打球
    の捕捉範囲を変化させるようにしたことを特徴とするパ
    チンコ機の変動入賞装置。
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