JP2726586B2 - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機

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JP2726586B2
JP2726586B2 JP3314571A JP31457191A JP2726586B2 JP 2726586 B2 JP2726586 B2 JP 2726586B2 JP 3314571 A JP3314571 A JP 3314571A JP 31457191 A JP31457191 A JP 31457191A JP 2726586 B2 JP2726586 B2 JP 2726586B2
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JP
Japan
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car
input shaft
hole
disk
brake
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JP3314571A
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敏雄 島崎
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ用巻上機に
係り、特に乗りかごの停止時に定格積載荷重を越えた荷
重が乗っても乗りかごを安全に保持できるようにした構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータは、図3に示すように
昇降路1の上部に機械室2を設けて巻上機3を設置し、
乗りかご4と釣り合いおもり5とをロープ6の両端末に
連結し、このロープ6を巻上機3のメインシーブ7に巻
付け、巻上機3を制御装置(図示しない)により速度制
御し、乗りかご4を昇降路1内で昇降させている。ま
た、巻上機3は、図4に示すようにモータ8の回転軸9
にカップリング10を介して減速機11の入力軸12を連結
し、入力軸12のカップリング10と反対側の減速機11の部
分にブレーキ13を取付け、入力軸12に図示しない歯車減
速機構を介して連結した出力軸14にメインシーブ7を取
付けている。
【0003】エレベータの停止時には、制御装置(図示
しない)を介してモータ8を停止させ、この後ブレーキ
13を動作させて入力軸11を固定し、乗りかご4を保持す
る。ここで、ブレーキ力の設定は、エレベータの停止時
の必要トルクを確保すると共に、非常制動時にエレベー
タの乗りかご4が適度の減速度となるように設定する。
【0004】一方、乗りかご4には荷重検出装置(図示
しない)が取付けられており、定格積載荷重の 100%か
ら 110%となる乗客または荷物が乗りかご4に乗った場
合には警報を発し、ドアの閉鎖を不能にして巻上機3の
駆動を停止したままの状態にする。このため、定格積載
荷重以上の乗客または荷物が乗った乗りかご4が昇降す
ることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乗りか
ご4の停止時には誤って定格積載荷重以上の乗客または
荷物が乗りかご4に乗り込むことが考えられる。特に、
荷物用エレベータにおいては、荷物搬入時に重量の大き
なフォークリフトが乗りかご4に入り、定格積載荷重を
大きく越える場合がある。さらに、乗り込み時や荷物搬
入時の衝撃により瞬間的には定格荷重の 150%から 200
%の荷重となることが考えられる。
【0006】その場合、巻上機3のブレーキ13には大き
なアンバランストルクが働き、入力軸12にかかるトルク
がブレーキ13の許容値を越えてブレーキ13がスリップす
ることが考えられる。一方、ブレーキ力を過大にする
と、非常制動時の減速度が大きくなり、乗りかご4の乗
客にショックを与えるため、プレーキ力はある値に制限
されている。
【0007】本発明は、以上の欠点を解決するためにな
されたもので、乗りかご停止時に万一定格積載荷重を越
えた荷重が乗りかごに乗っても乗りかごを安全に保持
し、非常制動時には適度な減速度となるエレベータ用巻
上機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータの回転
軸と連結される入力軸にトルク伝達機構を介して出力軸
を連結し、この出力軸に固定したメインシーブに乗りか
ごおよび釣り合いおもりを懸吊したロープを巻き掛けて
成るエレベータ用巻上機において、入力軸と一体に回転
する部材に孔を設け、この孔に乗りかごが停止したとき
にのみ挿入するようにしたピンを進退可能に静止部に設
けたものである。
【0009】
【作用】乗りかごが停止したときには、入力軸と一体に
回転する部材の孔に静止部に設けたピンが挿入するの
で、入力軸は固定される。したがって、乗りかごの停止
中に万一過大な荷重によりブレーキ力を越えるトルクが
巻上機に作用しても、ピンの固定によりブレーキがスリ
ップすることはない。また、乗りかごの昇降中には、入
力軸と一体に回転する部材の孔にピンが挿入されていな
いので、入力軸の回転は自由になり巻上機の回転に抵抗
を生じることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図である。
同図において、20は巻上機で、モータ8の回転軸9にカ
ップリング10を介して減速機11の入力軸12が連結され、
この入力軸12の反モータ側となる減速機11の側面にデイ
スクブレーキ15が取付けられている。減速機11には、入
力軸12と出力軸14の間に中間軸16が取付けられ、入力軸
12に固定された小歯車17aが中間軸16に固定された大歯
車17bと噛み合い、中間軸16に固定された小歯車17cが
出力軸14に固定された大歯車17dと噛み合い、入力軸12
からトルクを出力軸14に伝達している。この出力軸14に
は、メインシーブ7が固定されている。
【0011】一方、デイスクブレーキ15は、減速機11の
側面に取付けられてコイル18を内蔵すると共に入力軸12
が隙間をもって貫通する孔19aを設けたコア19と、コア
19の側面に配置されて入力軸12が隙間をもって貫通する
孔20aが設けられ、かつコア19に取付けられているばね
21により常時反コア側に押出されるようにしたアマチュ
ア20と、入力軸12に固定したスプラインハブ22と、スプ
ラインハブ22の外周のスプラインが隙間をもって貫通す
る孔24aを設け、コア19にボルト23で固定されたアウタ
デイスク24と、アウタデイスク24とアマチュア20の間に
配置され、スプラインハブ22の外周のスプラインに挿入
され、円周側にアウタデイスク24とアマチュア20への接
触面を持つように形成され、かつ円周方向に沿って複数
の孔25aを設けたインナデイスク25aと、アウタデイス
ク24に固定され、ピン26を進退させるソレノイド27で構
成されている。このソレノイド27は、ピン26,ばね28,
コイル29を有し、コイル29の電流が遮断されると、ピン
26がばね28の力で後退(引込み)し、コイル29に電流が
流れるとこのコイル29の磁力でピン26が前進(押出す)
する。なお、インナデイスク25には、ボルト23が隙間を
もって貫通する孔25aを円周方向に沿って複数個設けて
いる。また、ボルト23、ばね21はそれぞれ複数個が等配
され取付けられ、アマチュア20にもボルト23の位置およ
び個数に対応し、ボルト23が隙間をもって貫通する孔23
bを設けている。
【0012】次に、以上のように構成された実施例の作
用を説明する。まず、乗りかご4の昇降中は、デイスク
ブレーキ15のコイル18に通電し、ソレノイド27のコイル
29の電流を遮断すると、アマチュア20は、コイル18の吸
引力によりばね21を押圧してコア19側に移動し、インナ
デイスク25,アウタデイスク24およびアマチュア20間に
隙間ができ、また、ソレノイド27のピン26はばね28に
より後退(引込み)し、ピン26がインナデイスク25の孔
25aから抜ける(外れる)。したがって、インナデイス
ク25の回転は自由となり、巻上機3の入力軸12の回転も
自由になり、モータ8のトルクが入力軸12,中間軸16,
出力軸14へと伝達され、メインシーブ7を回転させる。
【0013】次ぎに、乗りかご4の停止時にはデイスク
ブレーキ15のコイル18の電流を遮断し、ソレノイド27の
コイル29に通電すると、アマチュア20がばね21の力に
よって押出され、インナデイスク25とアウタデイスク24
およびアマチュア20の摩擦力により入力軸12が保持さ
れ、また、ソレノイド27のピン26はコイル29の吸引力に
より、ばね28の力に抗して前進(突出)し、インナデイ
スク25の孔25aに入り込む。したがって、インナデイス
ク25はピン26により、機械的に固定され、同時に入力軸
12も機械的に固定される。これにより、乗りかご4の停
止時に、定格積載荷重を越えた乗客または荷物が載って
もデイスクブレーキ15が滑ることはない。
【0014】なお、上述した実施例では、デイスクブレ
ーキ15のインナデイスク25をピン26で機械的に固定する
構成としたが、エレベータ用巻上機にはドラム式ブレー
キを採用する場合もある。この場合には、イナデイスク
ではなく、ドラム側面や外周に円周方向に沿って孔を設
け、その孔にピンを挿入することによって入力軸を機械
的に固定するようにしてもよい。また、ブレーキのイン
ナデイスクやドラムではなく、入力軸に別個に円板を固
定して設け、その円板に設けた孔にピンを挿入すること
によって入力軸を機械的に固定するようにしてもよい。
この場合は、ブレーキの位置に関係なくソレノイドを設
けることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、巻
上機の入力軸の端部側に固定した部材に孔を設け、この
孔に乗りかごの停止時にのみ挿入される進退可能のピン
を静止部に設けているので、簡易の構成でブレーキの保
持力を増大させることができ、乗りかご停止時に、万一
定格積載荷重を大幅に越えた荷重が乗ったり衝撃荷重が
加えられても安全に乗りかごを保持することができる。
また、ブレーキ力の設定は制動時の減速度を基準に設定
できるので、非常制動時には適度な減速度で減速でき、
乗客にショックを与えることがなく乗心地の悪化を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例の要部を示す断面図。
【図3】従来のエレベータの概略を示す構成図。
【図4】従来のエレベータ用巻上機を示す平面図。
【符号の説明】
4…乗りかご、5…釣り合いおもり、6…ロープ、7…
メインシーブ、8…モータ、11…減速機、12…入力軸、
14…出力軸、15…デイスクブレーキ、18,29…コイル、
19…コア、20…アマチュア、22…スプラインハブ、24…
アウタデイスク、25…インナデイスク、26…ピン、27…
ソレノイド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転軸と連結される入力軸にト
    ルク伝達機構を介して出力軸を連結し、この出力軸に固
    定したメインシーブに乗りかごおよび釣り合いおもりを
    懸吊したロープを巻き掛けて成るエレベータ用巻上機に
    おいて、前記入力軸と一体に回転する部材に孔を設け、
    この孔に前記乗りかごが停止したときにのみ挿入するよ
    うにしたピンを進退可能に静止部に設けたことを特徴と
    するエレベータ用巻上機。
JP3314571A 1991-11-28 1991-11-28 エレベータ用巻上機 Expired - Lifetime JP2726586B2 (ja)

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JPH05147890A JPH05147890A (ja) 1993-06-15
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JPWO2006018884A1 (ja) * 2004-08-19 2008-05-01 三菱電機株式会社 エレベータのブレーキ装置
KR100777513B1 (ko) * 2006-08-09 2007-11-20 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 브레이크 장치
JP5143486B2 (ja) * 2007-07-10 2013-02-13 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベータ装置
FI125327B (fi) 2009-01-12 2015-08-31 Kone Corp Hissikorin liikkeen estävällä lukituslaitteella varustettu hissi ja hissikorin liikkeen estävä lukituslaite
DE102015100181B4 (de) * 2015-01-08 2017-06-01 M. A. T. Malmedie Antriebstechnik Gmbh Systemanordnung von Hubwerken und Verfahren zum Betrieb der Systemanordnung

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