JP2725272B2 - 鞍乗型車両の燃料タンク装置 - Google Patents

鞍乗型車両の燃料タンク装置

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JP2725272B2
JP2725272B2 JP63047615A JP4761588A JP2725272B2 JP 2725272 B2 JP2725272 B2 JP 2725272B2 JP 63047615 A JP63047615 A JP 63047615A JP 4761588 A JP4761588 A JP 4761588A JP 2725272 B2 JP2725272 B2 JP 2725272B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、不整地を走行可能な鞍乗型車両の燃料タ
ンク装置に関する。
(従来の技術) 一般に、鞍乗型4輪車は、棒ハンドルにより操舵され
る左右一対の前輪と、車体中央下部に搭載されたエンジ
ンによって駆動される左右一対の後輪とが前後に配置さ
れ、後上部のシートに跨ったライダが棒ハンドルを操っ
て走行するようになっている。
このような鞍乗型4輪車両においては、ライダが操作
し易いように、リバースレバーや4輪駆動切換レバー等
のレバー類が車両のフロント上部に装備される。これら
のレバー類は、第5図に示すように、車体フレーム1に
レバー取付ブラケット2を固定し、このレバー取付ブラ
ケットに取り付けられる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、鞍乗型車両では、第5図に示すように車両
のフロント部において、燃料タンク3が車体フレーム1
を跨ぐように配置されている。そのため、レバー取付ブ
ラケット2の取付や、レバーに接続されるケーブルの配
線が困難となる。その結果、レバー取付ブラケット2の
取付位置やレバーに接続されるケーブルの取付場所に制
約が生じ、ひいてはレバー類の設置場所に制約が生ず
る。
また、敢えて車体フレーム1にレバー取付ブラケット
2を取り付けた場合には、燃料タンク3はレバー取付ブ
ラケット2やケーブルを迂回するよう成形されなければ
ならず、燃料タンク3の形状が複雑化し、しかもタンク
容量が減少するおそれがある。
さらに、タンク形状の複雑化等を回避するために、燃
料タンク3を迂回するようにケーブルを配線してもよい
が、この場合にはケーブル配線が複雑となり、レバー類
の操作性にも影響を与えるおそれがある。
この発明は、上記事実を考慮してなされたものであ
り、車両のフロント上部に設置されるレバー類等の設置
場所の自由度を拡大できるとともに、燃料タンクの容量
等を最適に確保することができる鞍乗型車両の燃料タン
ク装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、車体フレームの前方に取り付けられた前
輪を操舵する棒ハンドルと、上記車体フレームの後部上
方に取り付けられたシートと、車体中央部に搭載された
エンジンとを有し、燃料タンクをこのエンジンの上方
で、上記棒ハンドルとシートとの間に配置した鞍乗型車
両において、上記燃料タンクの底面に上向きに湾入して
車両前後方向に延びる凹部を形成し、この燃料タンクを
上記車体フレームの中央上部に設けられたタンクレール
を跨ぐように配置する一方、上記燃料タンクの上面に凹
陥した取付ボスを一体に形成し、この取付ボスにリバー
スレバー等のレバー類を取り付けると共に、上記レバー
類と上記エンジンとを連繋するケーブル挿通用の貫通孔
を上記取付ボスに上記凹部の上面まで延びるように一体
に形成したことを特徴とするものである。
(作用) したがって、この発明に係る鞍乗型車両の燃料タンク
装置によれば、鞍乗型車両のフロント上部に設置された
燃料タンクにレバー類が取り付けられたことから、レバ
ー類等の取付位置の規制が少なく、これらレバー類の設
置場所の自由度が拡大するとともに、燃料タンクがレバ
ー類を迂回する形状に成形されなくてもよいので燃料タ
ンクのタンク容量等が減少しない。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る鞍乗型車両の燃料タンク装置
の一実施例が適用された燃料タンクを示す斜視図、第2
図は第1図の燃料タンクが搭載された鞍乗型車両を示す
側面図である。
第2図において符号11は車体フレームを示し、この車
体フレーム11の前方に前輪12が取り付けられる。前輪12
は、棒ハンドル13によって操舵される。車体フレーム11
の後部には後輪14が設けられ、この後輪14は車体中央部
に搭載されたエンジン15によって回転駆動される。車体
フレーム11の後部上方にはシート16が取り付けられ、こ
のシート16に跨ったライダが棒ハンドル13を操って走行
をコントロールするようになっている。
車体フレーム11の中央上部にはタンクレール18が設け
られ、このタンクレール18の前部に前方斜め下方へ延び
る左右一対のフロントチューブ19が接続される。タンク
レール18の後部には、下方へ延びる左右一対のボディチ
ューブ20が接続される。ボディチューブ20は車体下方で
湾曲し、左右一対のロアチューブ21となって車体前方へ
延び、上記フロントチューブ19と接続される。
車体フレーム11前方のフロントチューブ19とロアチュ
ーブ21により前輪12が支持される。また、後輪14はスイ
ングアーム(図示せず)を介してボディチューブ20に支
持される。また、ボディチューブ20には後方斜め上方へ
延びる一対のシートレール22が接続され、このシートレ
ール22はシートピラー23によって補強される。シートレ
ール22にシート16が取り付けられる。
さて、鞍乗型車両のフロント上部に燃料タンク24が配
置される。この燃料タンク24は、その底面に上向きに湾
入して車両前後方向にトンネル形状に延びる凹部25が形
成されて、タンクレール18の前部からほぼ中央部まで跨
ぐように配置される。
燃料タンク24の上部には、第1図にも示すように、取
付ボスとしての凹陥部26が一体成形される。この凹陥部
26を構成する燃料タンク24の壁面に、第4図に示すナッ
ト27が埋め込まれる。ナット27にはボルト28が螺合され
て、レバー取付ステー29が第3図および第4図に示すよ
うに凹陥部26に締付固定される。また、凹陥部26のほぼ
中央位置には、凹部25の上面まで延びる貫通孔30が一体
成形される。
レバー類例えばリバースレバー32は、第2図および第
4図に示すように、上記レバー取付ステー29に締付固定
されことによって燃料タンク24の上部に取り付けられ
る。このとき、リバースレバー32に接続されたケーブル
33は、貫通孔30内に挿通されて下方へ延び、エンジン15
のミッション室34へ至る。なお、符号35は燃料タンク24
のキャップを示す。
このように、燃料タンク24に凹陥部26を形成し、この
凹陥部26にリバースレバー30取付用のレバー取付ステー
29が取り付けられたので、レバー取付ステー29の取付場
所の選択範囲が拡がる。さらに、燃料タンク24の凹陥部
26に、ケーブル33挿通用の貫通孔30が設けられたので、
ケーブル33の取付場所の選択範囲が拡がる。これらの結
果、リバースレバー32や4輪駆動切換レバー等のレバー
類の設置場所の自由度が拡大し、デザイン上も有利とな
る。
また、燃料タンク24にレバー取付ステー29を直接取り
付けたので、燃料タンク24は、従来のようにレバー取付
ブラケット2(第5図)やケーブルを迂回する形状に成
形される必要がない。このため、燃料タンク24の形状が
単純化し、さらに燃料タンク24のタンク容量の減少をも
防止できる。
さらに、燃料タンク24の凹陥部26に貫通孔30が形成さ
れ、リバースレバー32等に接続されたケーブル33がこの
貫通孔30を通って車両下方へ延びるので、ケーブル33の
配線を簡素化できる。
また、上記実施例では取付ボスとしての凹陥部26が燃
料タンク24の上部に形成される場合を説明したが、この
凹陥部26は燃料タンク24の任意の場所に設けることがで
きる。そのため、レバー取付ステー等のブラケット類を
削減することもでき、さらにこのブラケット類の形状を
簡素化することもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る鞍乗型車両の燃料タン
ク装置によれば、車体フレームの前方に取り付けられた
前輪を操舵する棒ハンドルと、上記車体フレームの後部
上方に取り付けられたシートと、車体中央部に搭載され
たエンジンとを有し、燃料タンクをこのエンジンの上方
で、上記棒ハンドルとシートとの間に配置した鞍乗型車
両において、上記燃料タンクの底面に上向きに湾入して
車両前後方向に延びる凹部を形成し、この燃料タンクを
上記車体フレームの中央上部に設けられたタンクレール
を跨ぐように配置する一方、上記燃料タンクの上面に凹
陥した取付ボスを一体に形成し、この取付ボスにリバー
スレバー等のレバー類を取り付けると共に、上記レバー
類と上記エンジンとを連繋するケーブル挿通用の貫通孔
を上記取付ボスに上記凹部の上面まで延びるように一体
に形成したことから、車両フロント上部に設置されるレ
バー類の取付位置の規制が少なくレバー類の設置場所の
自由度が拡大するとともに、燃料タンクがこれらのレバ
ー類を迂回する形状に成形される必要がないので、燃料
タンクのタンク容量を最適に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る鞍乗型車両の燃料タンク装置の
一実施例が適用された燃料タンクを示す斜視図、第2図
は第1図の燃料タンクが搭載された鞍乗型4輪車を示す
側面図、第3図は第1図のA部拡大図、第4図は第3図
におけるIV-IV線に沿う断面図、第5図は従来のレバー
取付ブラケットと燃料タンクとの位置関係を示す一部破
断側面図である。 11……車体フレーム、15……エンジン、24……燃料タン
ク、36……凹陥部、29……レバー取付ステー、30……貫
通孔、32……リバースレバー、33……ケーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームの前方に取り付けられた前輪
    を操舵する棒ハンドルと、上記車体フレームの後部上方
    に取り付けられたシートと、車体中央部に搭載されたエ
    ンジンとを有し、燃料タンクをこのエンジンの上方で、
    上記棒ハンドルとシートとの間に配置した鞍乗型車両に
    おいて、上記燃料タンク24の底面に上向きに湾入して車
    両前後方向に延びる凹部25を形成し、この燃料タンク24
    を上記車体フレーム11の中央上部に設けられたタンクレ
    ール18を跨ぐように配置する一方、上記燃料タンク24の
    上面に凹陥した取付ボス26を一体に形成し、この取付ボ
    ス26にリバースレバー32等のレバー類を取り付けると共
    に、上記レバー類32と上記エンジン15とを連繋するケー
    ブル33挿通用の貫通孔30を上記取付ボス26に上記凹部25
    の上面まで延びるように一体に形成したことを特徴とす
    る鞍乗型車両の燃料タンク装置。
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JP5891786B2 (ja) * 2011-12-28 2016-03-23 スズキ株式会社 燃料供給装置

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JPS6143677U (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 株式会社東芝 放熱装置

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