JP2725044B2 - 基礎コンクリート用型枠 - Google Patents

基礎コンクリート用型枠

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JP2725044B2 JP4955589A JP4955589A JP2725044B2 JP 2725044 B2 JP2725044 B2 JP 2725044B2 JP 4955589 A JP4955589 A JP 4955589A JP 4955589 A JP4955589 A JP 4955589A JP 2725044 B2 JP2725044 B2 JP 2725044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、フーチング部と立ち上り部のコンクリー
トを同時に打設する一体打ち工法用の型枠に関するもの
である。
従来の技術 第4図は、このような一体打ち工法用に使用される型
枠の左右方向の半部を示したもので、この図で示すよう
に、フーチング部を囲むベース枠(21)と、立ち上り部
を囲む立ち上り枠(22)とを別体にして設置し、打設さ
れたコンクリートが硬化した後に、これらのベース枠
(21)と立ち上り枠(22)を取り外して回収している。
この場合、コンクリート打設時に、ベース枠(21)が起
き上がるのを防止するため、このベース枠(21)の外側
に埋め戻しした土(23)を被せている。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては立ち上り枠(22)のみ
ならず、ベース枠(21)をも回収して再使用しており、
そのため、ベース枠(21)を取り外すには、被せた土
(23)を取り除く必要があり、この土が時間経過ととも
に固くなり、また、コンクリートの打設時に踏み込まれ
ることからより固くなって、ベース枠(21)の取り外し
が非常に困難であるという欠点がある。また、そのよう
にベース枠(21)を後から外すことを考えた場合、あま
り多くの土(23)を被せることができず、掘削土の一部
が側方に盛り上げられたままとなって、作業時の足元が
悪いといった欠点もある。
従って、このような観点からすれば、ベース枠(21)
を取り外すことなくそのまま使い捨て型枠として使用す
ることが考えられるが、従来のベース枠(21)をそのま
ま使用したのでは、非常に高価であり、できるだけ安価
なベース枠を用いて支障無く施工できることが必要とな
る。
この発明は、このように使い捨て型枠を用いることを
前提として、かかる使い捨て型枠を安価でしかも上記の
不都合を解消することなく用いることを目的としたもの
である。
課題を解決するための手段 そして、上記の課題を解決するため、この発明では、
フーチング部を囲むベース枠と立ち上り部を囲む立ち上
り枠とからなる基礎コンクリート用型枠において、前記
立ち上り枠を支持する支持部の両端へ金網枠を設置し、
この金網枠によってベース枠を支持することを特徴とし
ている。
作用 ベース枠は、金網枠の外側へ設置されていることか
ら、仮にこのベース枠の浮き上がりを防止するため土を
被せた場合でも、そのベース枠が内側に窪むことがな
い。従って、このベース枠をプラスチックダンボール等
の薄肉の材料で製作した場合であっても、特に支障なく
コンクリートの打設を行うことができる。
実 施 例 第1図において、(1)は、割栗石(2)上に設置さ
れた型枠支持金具を示している。この型枠支持金具
(1)は、割栗石(2)上に乗せられる合板(3)と、
この台板(3)より上方に立設された2本の支持ボルト
(4)(4)と、この支持ボルト(4)(4)に支持さ
れた支持具本体(5)とによって構成される。そして、
支持具本体(5)上に左右一対の立ち上り枠(6)
(6)が立設されている。
第2図及び第3図で示すように、支持具本体(5)の
両端中央部が上方に位置決め片(7)(7)が切起し形
成され、これらの位置決め線(7)(7)の内側面に、
立ち上り枠(6)(6)の下端外側面が当接されて位置
決めされている。更に、この切起しした位置決め片
(7)の外側にそれぞれ一対の係止片(8)(8)が上
方に切起し形成されている。(9)は、横方向の鉄筋
(10)と縦方向の鉄筋(11)を相互に溶接して、その全
体形状をベース部の外形に適合させた金網枠であって、
この金網枠(9)における、最上端の横方向の鉄筋(1
0)が、前記切起し係止片(8)の内側に係止されて、
支持金具の(1)の左右両側に設置されている。(13)
(13)はベース枠であり、これらのベース枠(13)が、
金網枠(9)の外側にこの金網枠(9)へ乗せるように
して設置されている。このベース枠(13)は、使い捨て
されるものであり、従ってできるだけ安価なもの、例え
ばプラスチックダンボール、或いは、廃棄プラスチック
の再生材等によって成形されている。第3図で示すよう
に、このベース枠(13)の設置に際し、その上端部が、
前記金網枠(9)を支持する切起し係止片(8)に干渉
しないよう、その上端部切起し係止片(8)の対応する
部分が切起し(14)されている。
上記のようにして、立ち上り枠(6)及びベース枠
(13)を設置した後、ベース枠(13)の外側へ土(15)
を埋め戻しして、浮き上がらないよう保持させる。この
状態でコンクリートを打設するとともに、立ち上り枠
(6)(6)のみを取り外して再使用し、ベース枠(1
3)及び金網枠(13)はそのまま使い捨てるものであ
る。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、ベース枠が金網枠
によって支持されることから、このベース枠の浮き上が
りを防止するため大量の土を被せた場合であっても、内
側に窪むことがなく、それ故、プラスチックダンボール
や廃棄プラスチック等の安価な材料によって薄肉に構成
して、これを使い捨てることが可能となる。そして、そ
のようにベース枠を使い捨てることにより、従来のよう
に土の掘り起こしが不要となって、全体として低コスト
に施工できるという効果がある。また、土を掘り起こす
必要がないから、掘削時に側方に堆積した土を殆ど埋め
戻してできるため作業時の足場も良好となる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例における基礎コンクリート
用型枠の設置状態の縦断面図、第2図は、使い捨て型枠
の設置方法を示す斜視図、第3図は第2図の要部拡大斜
視図、第4図は従来のコンクリート用型枠の設置状態を
示す概略縦断面図である。 (1)……型枠支持金具、(6)……立ち上り枠、 (9)……金網枠、(13)……ベース枠。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フーチング部を囲むベース枠と立ち上り部
    を囲む立ち上り枠とからなる基礎コンクリート用型枠に
    おいて、前記立ち上り枠を支持する支持部の両端へ金網
    枠を設置し、この金網枠によってベース枠を支持するこ
    とを特徴とする基礎コンクリート用型枠。
JP4955589A 1989-02-28 1989-02-28 基礎コンクリート用型枠 Expired - Fee Related JP2725044B2 (ja)

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