JP2722097B2 - 自動2輪車の排気装置 - Google Patents

自動2輪車の排気装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はV型エンジンを搭載した自動2輪車の排気装
置に関する。
[従来の技術] 従来のV型エンジンを搭載した自動2輪車における排
気装置の一例として、特開昭58−214416号公報に記載さ
れたものがある。このものは、車体の一側に前方気筒か
ら延出した前方排気管と、その後端部へ接続する第1の
マフラを設けるとともに、車体の他側にも第2のマフラ
を並設し、これら左右のマフラ間を車体横断方向に配設
した連通管で接続するとともに、後方気筒から延出する
後方排気管の後端部を第1のマフラへ集合接続してい
る。これら連通管と第2のマフラ及び後方排気管と第1
のマフラとの各接続部は着脱自在の挿入嵌合構造をな
し、各接続部は金属製バンドによって緊締されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記構造の排気装置を装着する場合、排気管
の接続に複数の挿入嵌合部分があるので、複数ヶ所にお
いて位置合せしながら挿入して嵌着作業する必要があっ
た。したがって、位置合せに手間取り、接続作業が困難
となった。
そこで本発明の目的は、容易迅速に装着作業をするこ
とができる自動2輪車の排気装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するため、V型エンジンの前
方又は後方気筒にそれぞれ接続する第1又は第2排気管
の各後端部を後部排気管へ集合接続するとき、前記第1
又は第2排気管のうちいずれか一方を挿入嵌合により接
続するとともに、他方を前記一方の排気管の挿入嵌合方
向と交わる面内に配置されたフランジ部材を介して接続
したことを特徴とする。
[発明の作用] 車体へ排気装置を装着する場合、第1又は第2排気管
のうちいずれか一方の排気管の後端部を後部排気管へ挿
入嵌合するとともにその前端部をエンジンの気筒へ接続
する。その後、他方の排気管の前端部をエンジンの気筒
へ接続するとともにその後端部を後部排気管へフランジ
部材を介して接続する。これにより、排気装置の組立と
車体への装着が同時に完了する。このとき、フランジ部
材が一方の排気管の挿入嵌合方向と交わる面内に配置さ
れているので、互いに一方の排気管が他方を支持するこ
とになり、排気管相互の接続であっても接続強度が大と
なる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て説明する。
本実施例に係る自動2輪車には、ツインチュウブ形式
のメインフレーム1が設けられ、その前端部にはフロン
トフォーク2を介して前輪3が支持され、一方、後端部
にはピボットプレート4のピボット軸に前端部を枢着さ
れたスウイングアーム6を介して後輪7が支持されてい
る。
また、メインフレーム1にはV型4気筒式のエンジン
8が支持されている。このエンジン1の各2つの前方気
筒9a及び後方気筒9bからは、第1排気管10及び第2排気
管11がそれぞれ車体後方へ延出され、これらの各後端部
は後部排気管12に集合接続されている。
第1排気管10は従来のV型エンジンにおける前方排気
管に相当し、エンジン8の下方を前後方向に配設され、
その後端部はジョイント13に対して挿入によって嵌合接
続され、ジョイント13はさらに第1集合管14、ジョイン
ト15及び第2集合管16を介してマフラ17へ接続される。
これらジョイント13乃至マフラ17は車体の左側に配設さ
れている。
一方、第2排気管11は、従来のV型エンジンにおける
後方排気管の中間部を分割した前半部に相当し、エンジ
ン8の上方を後方へ延出してピボットプレート4と交差
している。なお、後半部に相当する部分は後述する方法
で第2排気管11の後端部に接続する第3排気管18となっ
ている。
第3排気管18はピボットプレート4に沿い、ピボット
軸5の後方を通って下方へ延出され、第3図に示すよう
にスウイングアーム6の右側外方を交差して通過し、ジ
ョイント19に接続している。ジョイント19はスウイング
アーム6の下方で屈曲し、これと接続する第3集合管20
はスウイングアーム6の下側を水平方向へ横断して車体
左側でジョイント15へ接続し、ここで第1集合管14と共
に第2集合管16に集合接続される。
各ジョイント13、15及び19はY字形管からなり、ジョ
イント13乃至第2集合管16の間並びに第3排気管18乃至
第3集合管20及びジョイント15の間における各接続部は
溶接により一体化され、全体として後部排気管12を構成
している。但し、ジョイント13を第1集合管14に差し込
み式で接続し、後述する第1排気管10の着脱作業性を一
層向上させることもできる。
次に、第2排気管11と第3排気管18との接続構造を説
明する。第3図に示すように、第2排気管11の各後端部
と、第3排気管18の各前端部とは、それぞれフランジ部
材21及び22に先端部を若干突出させた状態で取付けられ
ている。
各フランジ部材21及び22は、第1排気管10のジョイン
ト13に対する挿入方向に交わる面内に配設され、両者を
接続したとき、それぞれ第2排気管11及び第3排気管18
の対応する各突出端部が嵌合接続可能となっている。ま
た、フランジ部材21にはボルト23が植設され、一方、フ
ランジ部材22の端縁部でボルト23に対応する部分には通
し穴24が形成され、これに通したボルト23の先端部へナ
ット25が締結されるようになっている。このボルト・ナ
ット結合により各フランジ部材21及び22は分離可能に接
続され、同時に第2排気管11と第3排気管18とも分離可
能に接続される。
次に、車体に対する各排気管の取付方法を説明する。
まず予め第2排気管11の前端部をエンジン8の後方気筒
9bへ取付けておき、第2排気管11の後端部に設けられて
いるフランジ部材21へフランジ部材22が対面するよう、
第3排気管18を含む後部排気管12を一体に車体後方から
取付ける。このとき、フランジ部材21のボルト23をフラ
ンジ部材22の通し穴24に通し、かつ、第2排気管11と第
3排気管18の各対向する先端部同志を軽く嵌合してお
く。
その後、第1排気管10の後端部をジョイント13へ前方
から挿入嵌合し、前端部をエンジン8の前方気筒9aと接
続する。さらに、フランジ部材21のボルト23にナット25
を締結すれば、フランジ部材21及び22は、ボルト・ナッ
ト結合により強固に接続され、同時に、第2排気管11と
第3排気管18も強固に接続される。したがって、1ケ所
の挿入嵌合部と1ヶ所のフランジ接続部だけで接続でき
るから、位置合せが容易迅速になる。また、各フランジ
部材21及び22は、第1排気管10のジョイント13に対する
挿入方向に交わる面内に配設されているから、フランジ
部材21及び22の接続方向も、第1排気管10の挿入方向と
略一致し、かつ、第1排気管10のジョイント13に対する
挿入嵌合部は自由度があるので、第1及び第2排気管1
0、11の各接続部が離れていても容易にボルト・ナット
結合による接続が可能となる。しかも、ジョイント13並
びにフランジ部材21及び22の各接続部において、互いに
他方を支持する構造となるから、フランジ部材21及び22
をボルト・ナット結合するだけで必要な接続強度が得ら
れ、これ以外の強度大なる特別な接続部材を必要としな
いので、取付作業が極めて簡単迅速になる。また、フラ
ンジ部材21及び22の接続によるため、第2排気管11と第
3排気管18の各端部間における嵌合ストロークを一定に
できる。
なお、各排気管を取り外すには、上記と逆の手順によ
る。このとき、第3排気管18がピボット軸5の後方を通
っているため、第2排気管11のみをエンジン8側へ取付
けた状態で残したまま、第3排気管18を含む後部排気管
12を一体に取り外すことができる。しかも、この作業の
間エンジン8をメインフレーム11から取り外す必要がな
く、かつ車体を立てたままの状態で作業できるので、作
業効率が極めて向上する。
[発明の効果] 本発明に係る自動2輪車の排気装置によれば、後部排
気管に対して、第1又は第2排気管のうちいずれか一方
を挿入嵌合で接続するとともに、他方をこの挿入嵌合方
向で交わる面内に配置されたフランジ部材を介して接続
したので、接続作業における位置合せを容易とし、迅速
な作業が可能となり、排気装置装着時における作業性を
向上させることができる。
さらに、排気管相互の接続であっても、互いに一方の
排気管が他方を支持することになり、他の強度大なる支
持部材を省略することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は自動2輪車の側面図、第2図は車体要部と
共に示す排気装置の平面図、第3図は排気装置の分解斜
視図。 (符号の説明) 1…メインフレーム、6…スイングアーム、8…エンジ
ン、9a…前方気筒、9b…後方気筒、10…第1排気管、11
…第2排気管、12…後部排気管、13…ジョイント部、21
・22…フランジ部材、23…ボルト、25…ナット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】V型エンジンの前方気筒に接続する第1排
    気管と、後方気筒に接続する第2排気管と、これら第1
    及び第2排気管の各後端部を集合接続して車体後方へ延
    出する後部排気管とを備えたものにおいて、前記第1又
    は第2排気管のうちいずれか一方を前記後部排気管に対
    して挿入嵌合により接続するとともに、他方を前記一方
    の排気管の挿入嵌合方向と交わる面内に配置されたフラ
    ンジ部材を介して前記後部排気管と接続したことを特徴
    とする自動2輪車の排気装置。
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