JP3321958B2 - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents
自動二輪車の排気装置Info
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- JP3321958B2 JP3321958B2 JP01539994A JP1539994A JP3321958B2 JP 3321958 B2 JP3321958 B2 JP 3321958B2 JP 01539994 A JP01539994 A JP 01539994A JP 1539994 A JP1539994 A JP 1539994A JP 3321958 B2 JP3321958 B2 JP 3321958B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の排気管がエンジ
ンの下部で集合し、１個の排気マフラに接続されるよう
に構成された自動二輪車の排気装置に関する。
ンの下部で集合し、１個の排気マフラに接続されるよう
に構成された自動二輪車の排気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は、４本のシリンダが車幅方向に配
列されたマルチシリンダ型エンジンを搭載する自動二輪
車用の排気装置を示す正面図である。この排気装置100
は、一般的な集合型のもので、４本の排気管101 〜104
を備えており、これらの排気管101 〜104 の口金部105
〜108 が図示しないエンジンの排気ポートに固定され、
それぞれの排気管101 〜104 は上記排気ポートからエン
ジンの下方へ延びるように湾曲し、後方へ延びる。
列されたマルチシリンダ型エンジンを搭載する自動二輪
車用の排気装置を示す正面図である。この排気装置100
は、一般的な集合型のもので、４本の排気管101 〜104
を備えており、これらの排気管101 〜104 の口金部105
〜108 が図示しないエンジンの排気ポートに固定され、
それぞれの排気管101 〜104 は上記排気ポートからエン
ジンの下方へ延びるように湾曲し、後方へ延びる。
【０００３】このうち、左寄りの排気管101,102 は、エ
ンジンの下方で左側の一次集合箱109 に集合し、右寄り
の排気管103,104 は、エンジンの下方で右側の一次集合
箱110 に集合している。上記一次集合箱109,110 と排気
管101 〜104 は溶接等によって固定される。また、一次
集合箱109,110 から後方に延びる２本の排気パイプ111,
112 は二次集合箱113 に集合し、二次集合箱113 から後
方に延びる排気パイプ114 が図示しない１個の排気マフ
ラに接続される。
ンジンの下方で左側の一次集合箱109 に集合し、右寄り
の排気管103,104 は、エンジンの下方で右側の一次集合
箱110 に集合している。上記一次集合箱109,110 と排気
管101 〜104 は溶接等によって固定される。また、一次
集合箱109,110 から後方に延びる２本の排気パイプ111,
112 は二次集合箱113 に集合し、二次集合箱113 から後
方に延びる排気パイプ114 が図示しない１個の排気マフ
ラに接続される。
【０００４】このような排気装置100 において、例えば
内側の２本の排気管102 と103 との間をバイパス管115
で接続し、両排気管102,103 を一部連通させてエンジン
の出力を調整する場合がある。
内側の２本の排気管102 と103 との間をバイパス管115
で接続し、両排気管102,103 を一部連通させてエンジン
の出力を調整する場合がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、排気管10
2,103 間をバイパス管115 で接続した場合、特に車幅方
向への振動や揺れに対する排気管102,103 の剛性が大き
く向上し、排気管102,103 の車幅方向への変位量が非常
に小さくなる。
2,103 間をバイパス管115 で接続した場合、特に車幅方
向への振動や揺れに対する排気管102,103 の剛性が大き
く向上し、排気管102,103 の車幅方向への変位量が非常
に小さくなる。
【０００６】しかしながら、バイパス管115 によって排
気管102,103 の剛性が向上すれば、相対的にバイパス管
115 で接続されていない排気管101,104 の剛性が低くな
るため、車幅方向への振動や揺れが起きると排気管101,
104 が排気管102,103 に対して独立的に変位し、その変
位量はバイパス管115 を設けない場合よりも大きなもの
となる。
気管102,103 の剛性が向上すれば、相対的にバイパス管
115 で接続されていない排気管101,104 の剛性が低くな
るため、車幅方向への振動や揺れが起きると排気管101,
104 が排気管102,103 に対して独立的に変位し、その変
位量はバイパス管115 を設けない場合よりも大きなもの
となる。
【０００７】したがって、排気管101,104 の変位による
応力が、排気管101,104 の口金部105,108 や、排気管10
1,104 と一次集合箱109,110 との接続部に集中して金属
疲労が発生し、ひいては破損に繋がる懸念がある。
応力が、排気管101,104 の口金部105,108 や、排気管10
1,104 と一次集合箱109,110 との接続部に集中して金属
疲労が発生し、ひいては破損に繋がる懸念がある。
【０００８】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたもので、一部の排気管の間がバイパス管で接続さ
れていても、他の排気管に応力が集中することのない自
動二輪車の排気装置を提供することを目的とする。
されたもので、一部の排気管の間がバイパス管で接続さ
れていても、他の排気管に応力が集中することのない自
動二輪車の排気装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車の排気装置は、各シリンダ
が車幅方向に配列されたマルチシリンダ型エンジンの各
排気ポートに固定される複数の排気管が、上記排気ポー
トからエンジンの下方へ延びるように湾曲してエンジン
の下方で集合し、上記複数の排気管の少なくとも２本の
排気管がバイパス管で接続された自動二輪車の排気装置
において、上記バイパス管で接続された排気管と、この
排気管に隣接するとともに上記バイパス管で接続されて
いない排気管との間を補強部材で連結することで全部の
排気管を一体的に固定し、この補強部材を上記バイパス
管の横にほぼ並ぶ位置に設け、補強部材を排気管の軸方
向に長く、排気管の径方向に短い略長方形に形成してそ
の長辺を排気管に固定した。
め、本発明に係る自動二輪車の排気装置は、各シリンダ
が車幅方向に配列されたマルチシリンダ型エンジンの各
排気ポートに固定される複数の排気管が、上記排気ポー
トからエンジンの下方へ延びるように湾曲してエンジン
の下方で集合し、上記複数の排気管の少なくとも２本の
排気管がバイパス管で接続された自動二輪車の排気装置
において、上記バイパス管で接続された排気管と、この
排気管に隣接するとともに上記バイパス管で接続されて
いない排気管との間を補強部材で連結することで全部の
排気管を一体的に固定し、この補強部材を上記バイパス
管の横にほぼ並ぶ位置に設け、補強部材を排気管の軸方
向に長く、排気管の径方向に短い略長方形に形成してそ
の長辺を排気管に固定した。
【００１０】
【００１１】
【作用】このように、バイパス管で接続された排気管
と、この排気管に隣接する排気管との間を補強部材で連
結すれば、バイパス管と補強部材とによって全部の排気
管が一体的に固定され、車幅方向への振動や揺れに対す
る剛性が大きく向上する。このため、バイパス管で接続
されていない排気管が、バイパス管で接続された排気管
に対して独立的に変位することがなくなる。したがっ
て、バイパス管で接続されていない排気管の口金部や集
合部に応力が集中しなくなり、金属疲労による破損が効
果的に防止される。
と、この排気管に隣接する排気管との間を補強部材で連
結すれば、バイパス管と補強部材とによって全部の排気
管が一体的に固定され、車幅方向への振動や揺れに対す
る剛性が大きく向上する。このため、バイパス管で接続
されていない排気管が、バイパス管で接続された排気管
に対して独立的に変位することがなくなる。したがっ
て、バイパス管で接続されていない排気管の口金部や集
合部に応力が集中しなくなり、金属疲労による破損が効
果的に防止される。
【００１２】また、上記補強部材を上記バイパス管の横
にほぼ並ぶ位置に設ければ、バイパス管で接続されてい
ない排気管の変位が、補強部材を介してダイレクトにバ
イパス管で接続された排気管に阻止され、より効果的に
応力集中が回避される。
にほぼ並ぶ位置に設ければ、バイパス管で接続されてい
ない排気管の変位が、補強部材を介してダイレクトにバ
イパス管で接続された排気管に阻止され、より効果的に
応力集中が回避される。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は、本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の左側
面図である。この自動二輪車１は、その車体フレーム２
の前頭部にフロントフォーク３がハンドルバー４ととも
に左右回動自在に枢着されており、上記フロントフォー
ク３の先端部に前輪５が軸支されている。一方、車体フ
レーム２の中央部に架設されたピボット軸６にはスイン
グアーム７が上下回動自在に枢支され、その後端部に後
輪８が軸支されている。
１は、本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の左側
面図である。この自動二輪車１は、その車体フレーム２
の前頭部にフロントフォーク３がハンドルバー４ととも
に左右回動自在に枢着されており、上記フロントフォー
ク３の先端部に前輪５が軸支されている。一方、車体フ
レーム２の中央部に架設されたピボット軸６にはスイン
グアーム７が上下回動自在に枢支され、その後端部に後
輪８が軸支されている。
【００１４】車体フレーム２の前半部分には、上記後輪
８を駆動するエンジン10が搭載されている。このエンジ
ン10は、例えば直列４気筒のマルチシリンダ型エンジン
で、クランクケース11の上部にシリンダブロック12が設
置され、このシリンダブロック12内に図示しない４本の
シリンダが車幅方向に配列されている。
８を駆動するエンジン10が搭載されている。このエンジ
ン10は、例えば直列４気筒のマルチシリンダ型エンジン
で、クランクケース11の上部にシリンダブロック12が設
置され、このシリンダブロック12内に図示しない４本の
シリンダが車幅方向に配列されている。
【００１５】シリンダブロック12の後部にはキャブレタ
13が接続され、シリンダブロック12の前部には排気装置
14が設けられている。
13が接続され、シリンダブロック12の前部には排気装置
14が設けられている。
【００１６】図２は上記排気装置14を拡大した左側面図
であり、図３は排気装置14の平面図で、図４は排気装置
14の正面図である。排気装置14は、４本の排気管15〜18
が最終的に１個の排気マフラに集合する集合型のもので
ある。上記排気管15〜18の先端には、それぞれ口金部21
〜24が設けられており、これらの口金部21〜24がエンジ
ン10の排気ポートにボルト止めされる。
であり、図３は排気装置14の平面図で、図４は排気装置
14の正面図である。排気装置14は、４本の排気管15〜18
が最終的に１個の排気マフラに集合する集合型のもので
ある。上記排気管15〜18の先端には、それぞれ口金部21
〜24が設けられており、これらの口金部21〜24がエンジ
ン10の排気ポートにボルト止めされる。
【００１７】各排気管15〜18は、排気ポートからエンジ
ン10の下方へ延びるように湾曲し、後方へ延びている。
このうち、左寄りの排気管15,16 はエンジン10の下部付
近で左側の一次集合箱25に集合し、右寄りの排気管17,1
8 は右側の一次集合箱26に集合している。そして、左右
の一次集合箱25,26 からそれぞれ後方へ延びる２本の排
気パイプ27,28 が二次集合箱29に集合し、この二次集合
箱29から後方に延びる１本の排気パイプ31が排気マフラ
32に繋がっている。
ン10の下方へ延びるように湾曲し、後方へ延びている。
このうち、左寄りの排気管15,16 はエンジン10の下部付
近で左側の一次集合箱25に集合し、右寄りの排気管17,1
8 は右側の一次集合箱26に集合している。そして、左右
の一次集合箱25,26 からそれぞれ後方へ延びる２本の排
気パイプ27,28 が二次集合箱29に集合し、この二次集合
箱29から後方に延びる１本の排気パイプ31が排気マフラ
32に繋がっている。
【００１８】排気管15〜18に繋がる各部材25〜32は、一
般には全て溶接によって固着される。なお、二次集合箱
29の上面と排気マフラ32の上面には、排気装置14を車体
フレーム２に吊持させるためのブラケット33,34 が固着
されている。
般には全て溶接によって固着される。なお、二次集合箱
29の上面と排気マフラ32の上面には、排気装置14を車体
フレーム２に吊持させるためのブラケット33,34 が固着
されている。
【００１９】図５は、図４のV-V 線に沿う断面図で、本
発明の第一実施例を示している。図３〜図５に示すよう
に、例えば内側の２本の排気管16と17との間には、車幅
方向に延びるバイパス管35が接続されており、このバイ
パス管35によって排気管16と17が一部連通している。こ
のため、排気管16と17を流れる排気ガスが一部相互に流
通し、これによってエンジン10の出力調整がなされてい
る。
発明の第一実施例を示している。図３〜図５に示すよう
に、例えば内側の２本の排気管16と17との間には、車幅
方向に延びるバイパス管35が接続されており、このバイ
パス管35によって排気管16と17が一部連通している。こ
のため、排気管16と17を流れる排気ガスが一部相互に流
通し、これによってエンジン10の出力調整がなされてい
る。
【００２０】そして、バイパス管３５で接続された排気
管１６，１７と、これに隣接する排気管１５，１８との
間が補強部材３６，３７で連結されている。この補強部
材３６，３７は、例えば平坦な鋼板を用いて形成されて
おり、排気管１５，１６間と１７，１８間とに溶接され
ている。ここで、補強部材３６，３７は、前記バイパス
管３５の横にほぼ並ぶ位置に設けられ、図４から明らか
なように、補強部材３６，３７は排気管１５〜１８の軸
方向に長く、径方向に短い略長方形に形成され、その長
辺が排気管１５〜１８に固定されている。
管１６，１７と、これに隣接する排気管１５，１８との
間が補強部材３６，３７で連結されている。この補強部
材３６，３７は、例えば平坦な鋼板を用いて形成されて
おり、排気管１５，１６間と１７，１８間とに溶接され
ている。ここで、補強部材３６，３７は、前記バイパス
管３５の横にほぼ並ぶ位置に設けられ、図４から明らか
なように、補強部材３６，３７は排気管１５〜１８の軸
方向に長く、径方向に短い略長方形に形成され、その長
辺が排気管１５〜１８に固定されている。
【００２１】このようにすれば、４本全部の排気管15〜
18がバイパス管35と補強部材36,37とによって一体的に
固定され、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が揃っ
て大きく向上する。このため、バイパス管35で接続され
ていない排気管15,18 が、バイパス管35で接続された排
気管16,17 に対して独立的に変位することがなくなり、
排気管15,18 の口金部21,24 や一次集合箱25,26 との接
続部に応力集中が発生せず、金属疲労による破損が効果
的に防止される。
18がバイパス管35と補強部材36,37とによって一体的に
固定され、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が揃っ
て大きく向上する。このため、バイパス管35で接続され
ていない排気管15,18 が、バイパス管35で接続された排
気管16,17 に対して独立的に変位することがなくなり、
排気管15,18 の口金部21,24 や一次集合箱25,26 との接
続部に応力集中が発生せず、金属疲労による破損が効果
的に防止される。
【００２２】また、補強部材36,37 をバイパス管35の横
にほぼ並ぶ位置に設けることにより、排気管15,18 の変
位が補強部材36,37 を介してダイレクトに排気管16,17
に阻止される。このため、より効果的に応力集中を回避
することができる。
にほぼ並ぶ位置に設けることにより、排気管15,18 の変
位が補強部材36,37 を介してダイレクトに排気管16,17
に阻止される。このため、より効果的に応力集中を回避
することができる。
【００２３】図６は、本発明の第二実施例を示してい
る。この排気装置１４Ａでは、４本の排気管15〜18のう
ち、左寄りの排気管15,16 の間がバイパス管40で接続さ
れ、右寄りの排気管17,18 の間がバイパス管41で接続さ
れている。そして、排気管16と17との間に補強部材42が
設けられている。上記補強部材42は、バイパス管40,41
の横にほぼ並ぶ位置に設けられる。
る。この排気装置１４Ａでは、４本の排気管15〜18のう
ち、左寄りの排気管15,16 の間がバイパス管40で接続さ
れ、右寄りの排気管17,18 の間がバイパス管41で接続さ
れている。そして、排気管16と17との間に補強部材42が
設けられている。上記補強部材42は、バイパス管40,41
の横にほぼ並ぶ位置に設けられる。
【００２４】この場合も、４本全部の排気管15〜18がバ
イパス管40,41 と補強部材42によって一体的に固定さ
れ、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が大きく向上
するため、各排気管15〜18の口金部や、排気管15〜18と
一次集合箱との接続部への応力集中が回避され、金属疲
労による破損が防止される。
イパス管40,41 と補強部材42によって一体的に固定さ
れ、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が大きく向上
するため、各排気管15〜18の口金部や、排気管15〜18と
一次集合箱との接続部への応力集中が回避され、金属疲
労による破損が防止される。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の排気装置によれば、バイパス管と補強部材とに
よって全部の排気管が一体的かつダイレクトに固定さ
れ、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が飛躍的に高
まるため、バイパス管で接続されていない排気管がバイ
パス管で接続された排気管に対して独立的に変位するこ
とがなくなり、バイパス管で接続されていない排気管の
口金部や集合部に応力集中が起きなくなって金属疲労等
による破損を効果的に防止することができる。
二輪車の排気装置によれば、バイパス管と補強部材とに
よって全部の排気管が一体的かつダイレクトに固定さ
れ、車幅方向への振動や揺れに対する剛性が飛躍的に高
まるため、バイパス管で接続されていない排気管がバイ
パス管で接続された排気管に対して独立的に変位するこ
とがなくなり、バイパス管で接続されていない排気管の
口金部や集合部に応力集中が起きなくなって金属疲労等
による破損を効果的に防止することができる。
【００２６】
【００２７】
【図１】本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の左
側面図。
側面図。
【図２】排気装置を拡大した左側面図。
【図３】排気装置の平面図。
【図４】排気装置の正面図。
【図５】図４のV-V 線に沿う排気装置の断面図で、本発
明の第一実施例を示す図。
明の第一実施例を示す図。
【図６】本発明の第二実施例を示す排気装置の断面図。
【図７】従来の技術を示す排気装置の正面図。
１ 自動二輪車 １０ エンジン １４ 排気装置 １５，１６，１７，１８ 排気管 ２５，２６ 一次集合箱 ２７，２８，３１ 排気パイプ ２９ 二次集合箱 ３２ 排気マフラ ３５ バイパス管 ３６，３７ 補強部材
Claims (1)
- 【請求項１】 各シリンダが車幅方向に配列されたマル
チシリンダ型エンジンの各排気ポートに固定される複数
の排気管が、上記排気ポートからエンジンの下方へ延び
るように湾曲してエンジンの下方で集合し、上記複数の
排気管の少なくとも２本の排気管がバイパス管で接続さ
れた自動二輪車の排気装置において、上記バイパス管で
接続された排気管と、この排気管に隣接するとともに上
記バイパス管で接続されていない排気管との間を補強部
材で連結することで全部の排気管を一体的に固定し、こ
の補強部材を上記バイパス管の横にほぼ並ぶ位置に設
け、補強部材を排気管の軸方向に長く、排気管の径方向
に短い略長方形に形成してその長辺を排気管に固定した
ことを特徴とする自動二輪車の排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01539994A JP3321958B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 自動二輪車の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01539994A JP3321958B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 自動二輪車の排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224648A JPH07224648A (ja) | 1995-08-22 |
| JP3321958B2 true JP3321958B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=11887663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01539994A Expired - Fee Related JP3321958B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 自動二輪車の排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321958B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138646A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Honda Motor Co Ltd | 排気装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6392596B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2018-09-19 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの排気装置 |
| US11506104B2 (en) | 2019-02-25 | 2022-11-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Exhaust structure for saddle riding vehicle |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP01539994A patent/JP3321958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138646A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Honda Motor Co Ltd | 排気装置 |
| JP4653064B2 (ja) * | 2006-12-05 | 2011-03-16 | 本田技研工業株式会社 | 排気装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07224648A (ja) | 1995-08-22 |
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