JP2720744B2 - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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JP2720744B2
JP2720744B2 JP5025277A JP2527793A JP2720744B2 JP 2720744 B2 JP2720744 B2 JP 2720744B2 JP 5025277 A JP5025277 A JP 5025277A JP 2527793 A JP2527793 A JP 2527793A JP 2720744 B2 JP2720744 B2 JP 2720744B2
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    • B23K26/382Removing material by boring or cutting by boring

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ加工機、特に焦点
合わせや、加工不良検出等を行うための光センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光による切断加工を行うレーザ加
工機において、切断開始点で行うピアス加工時間の短縮
や同加工中のブローアップの防止、また、ガウジングや
バーニング、ドロス付着などの加工不良の発生防止のた
め、被加工物の加工状態を常に監視する必要がある。そ
のためには、加工時に被加工物の加工面上に発生する光
を検出して監視する装置が必要である。
【0003】図29は、例えば、特開平4ー91880
号公報、あるいは特開平4ー105780号公報に示さ
れた従来のレーザ加工機における可視光検出装置であ
る。図において、1は光電素子または撮像素子を用いた
光センサ、2は加工ヘッド、3は加工レンズ、4はノズ
ル、5は加工面からの光をセンサ方向に反射させるため
のミラー、6は加工ヘッド2に設けられた窓、7は光セ
ンサで検出された光によりピアス完了や加工不良などの
判断を行う検出部、8はレーザ光、9は被加工物からの
光、10はNC装置、11はベンドミラー、12はレー
ザ発振器、Wは被加工物である。
【0004】従来のレーザ加工機は上記のように構成さ
れ、例えば、レーザ光8を被加工物Wに照射すると、照
射点の溶融などにより加工面に光が発生し、その光の一
部が、ミラー5に反射されて光センサ1に導かれる。光
センサ1はこの光の強度の変化を検出し、検出部7にお
いてピアス加工の完了時期や加工不良の発生を検出し、
これらの情報をNC装置10に伝送し、レーザ加工機の
制御を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ーザ加工機では、ミラー及びセンサが被加工物近傍の加
工ヘッドに取り付けられているため操作上邪魔になり、
加工時に被加工物より発生するヒューム、スパッタによ
りミラーやセンサが汚れたり、あるいはレーザ光の散乱
光により損傷を来たし長期間の安定した動作が困難であ
る。また、レーザ光が当らないようにミラーを配置する
必要があり、真上から加工部を見ることができないた
め、十分な光量が得られないため検出感度が低く、また
加工点の実体像を得ることが難しく得られる情報量が少
なかった。さらに加工内容に応じて交換する加工ヘッド
すべてにセンサ機構を設ける必要があるため、高価にな
るなどの問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、長期間安定して動作可能な、ま
た加工点の実体像が得られ、かつ感度の高い検出が可能
な、さらにセンサ機構は装置に1つ設けるだけでよい安
価なレーザ加工機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るレーザ
加工機は、レーザ発振器から伝送されたレーザ光を被加
工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行うレーザ
加工機において、上記被加工物上の加工点で発生し、上
記レーザ発振器内に戻ってきた、上記レーザ光以外の光
を、上記発振器を構成する共振器のリアミラーから上記
共振器外に取り出す手段と、この取り出し手段により取
り出された上記レーザ光以外の光を検出する光センサと
を備えるようにした。
【0008】第2の発明に係るレーザ加工機は、レーザ
発振器から伝送されたレーザ光を被加工物上に集光光学
系にて集光照射して加工を行うレーザ加工機において、
上記レーザ発振器を構成する複数の共振器ミラーのうち
少なくとも1枚の共振器ミラーを、上記レーザ光は反射
しかつ上記レーザ光以外の光は透過できるようにするこ
とにより、上記被加工物上の加工点で発生し上記レーザ
発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の光を上記共振
器の外に取り出す手段と、この取り出し手段により取り
出された上記レーザ光以外の光を検出する光センサとを
備えるようにした。
【0009】第3の発明に係るレーザ加工機は、レーザ
発振器から伝送されたレーザ光を被加工物上に集光光学
系にて集光照射して加工を行うレーザ加工機において、
上記レーザ発振器の共振器を構成する複数の共振器ミラ
ーの間に、上記レーザ光を透過し上記レーザ光以外の光
を反射するビームスプリッタを設けることにより、上記
被加工物上の加工点で発生し上記レーザ発振器内の戻っ
てきた上記レーザ光以外の光を上記共振器の外に取り出
す手段と、この取り出し手段により取り出された上記レ
ーザ光以外の光を検出する光センサとを備えるようにし
た。
【0010】第4の発明に係るレーザ加工機は、レーザ
発振器から伝送されたレーザ光を被加工物上に集光光学
系にて集光照射して加工を行うレーザ加工機において、
上記レーザ発振器の共振器を構成する複数の共振器ミラ
ーの間に、上記共振器内のレーザ光が通る穴を有し且つ
上記レーザ光以外の光を反射する穴付きミラーを設ける
ことにより、上記被加工物上の加工点で発生し上記レー
ザ発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の光を上記共
振器の外に取り出す手段と、この取り出し手段により取
り出された上記レーザ光以外の光を検出する光センサ
備えるようにした。
【0011】第5の発明に係るレーザ加工機は、第2な
いし第4の発明のレーザ加工機において、レーザ発振器
内に発生したレーザ光の一部を共振器のリアミラーから
上記共振器の外に取り出す手段と、この取り出し手段に
より取り出されたレーザ光を検出するレーザ光センサと
を備えるようにした。
【0012】第の発明に係るレーザ加工機は、レーザ
発振器から伝送されたレーザ光を被加工物上に集光光学
系にて集光照射して加工を行うレーザ加工機において、
上記被加工物上の加工点で発生し上記レーザ発振器内に
戻ってきた上記レーザ光以外の光と、上記レーザ発振器
内に発生したレーザ光の一部とを、上記レーザ発振器を
構成する共振器のリアミラーから上記共振器の外に取り
出す手段と、この取り出し手段により取り出された上記
レーザ光の一部と上記レーザ光以外の光の中からレーザ
光とレーザ光以外の光とを分離するためのビームスプリ
ッタと、分離された上記レーザ光以外の光を検出する光
センサと、上記レーザ光を検出するレーザ光センサとを
備えるようにした。
【0013】第の発明に係るレーザ加工機は、レーザ
発振器から伝送されたレーザ光を被加工物上に集光光学
系にて集光照射して加工を行うレーザ加工機において、
上記被加工物上の加工点で発生し、上記レーザ発振器内
に戻ってきた、上記レーザ光以外の光と、上記レーザ発
振器内に発生したレーザ光の一部とを、上記レーザ発振
器を構成する共振器のリアミラーから上記共振器の外に
取り出す手段と、この取り出し手段により取り出された
上記レーザ光の一部と上記レーザ光以外の光を均一に拡
散、減光するための積分球と、積分球内部に伝送された
光の中からレーザ光以外の光を検出する光センサと、積
分球内部に伝送された光の中からレーザ光を検出するレ
ーザ光センサとを備えるようにした。
【0014】第の発明に係るレーザ加工機は、第
発明のレーザ加工機において、積分球内部に配置されレ
ーザ光成分とそれ以外の光とを分離するビームスプリッ
タと、上記ビームスプリッタで分離された後、積分球内
で拡散、減光されたレーザ光を検出するレーザ光センサ
と、上記ビームスプリッタで分離されたレーザ光以外の
光を検出する光センサとを備えるようにした。
【0015】第の発明に係るレーザ加工機は、第7の
発明のレーザ加工機において、積分球の一部を構成し且
つ積分球内部に伝送された光のうちレーザ光成分はその
内面で反射、拡散し、それ以外の光は透過するビームス
プリッタと、上記ビームスプリッタを透過した光を検出
する光センサと、上記積分球内で拡散、減光されたレー
ザ光を検出するレーザ光センサとを備えるようにした。
【0016】第10の発明に係るレーザ加工機は、第1
の発明ないし第の発明のレーザ加工機において、光セ
ンサにより検出した光の強度、強度分布、波長の変化の
うち少なくとも何れか一つの変化に基づいて、集光光学
系の焦点位置を検出する検出手段を備えるようにした。
【0017】第11の発明に係るレーザ加工機は、第1
の発明ないし第10の発明のレーザ加工機において、光
センサにより検出した光の強度、強度分布、波長の変化
のうち少なくとも何れか一つの変化に基づいて、ピアス
の加工状態を検出する検出手段を備えるようにした。
【0018】第12の発明に係るレーザ加工機は、第1
の発明ないし第11の発明のレーザ加工機において、光
センサにより検出した光の強度、強度分布、波長の変化
のうち少なくとも何れか一つの変化に基づいて、加工状
況を検出する検出手段を備えるようにした。
【0019】第13の発明に係るレーザ加工機は、第
の発明のレーザ加工機において、光センサにより検出
した光の強度、強度分布、波長の変化のうち少なくとも
何れか一つの変化を検出し、焦点位置を検出する検出手
段、ピアス加工の完了またはピアス加工中の異常を検出
する検出手段、及び加工状況を検出する検出手段の少な
くとも一つを備え、上記検出手段の信号に基づき、レー
ザ発振器の発振条件、加工ガスの状態、焦点位置、送り
速度、ノズル状態の少なくとも一つを制御する制御手段
を備えるようにした。
【0020】第14の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第13
の発明のいずれかのレーザ加工機において、加工点の状
態を光センサで検出するため、加工点を照射する光を発
生する照明装置と、光センサの出力信号を用いて加工面
を検出する検出手段と、被加工物に施された加工経路情
報を上記検出手段で読みとり、上記加工経路に沿って倣
い制御する制御手段を備えるようにした。
【0021】第15の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第14
の発明のいずれかのレーザ加工機において、光センサに
より検出した光と、加工ヘッド先端のノズル穴との位置
関係に基づき、レーザ光の光軸ずれを検出する検出手段
と、上記検出手段の信号に基づき、上記レーザ光に対す
る上記ノズル穴、及び集光光学系の芯ずれを補正する補
正手段を備えるようにした。
【0022】第16の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第15
の発明のいずれかのレーザ加工機において、レーザ光と
同軸にリアミラー後方から可視レーザ光を発生する可視
レーザ発振器と、被加工物の加工面から反射され、上記
レーザ発振器内に戻ってきた上記可視レーザ光を受光す
る光センサと、共振器ミラー、もしくはレーザ光を被加
工物に導く導光路ミラーの光軸ずれまたは傾きを検出す
る検出手段と、上記検出手段の信号に基づき、上記ミラ
ーの傾きを変え、光軸ずれを補正する補正手段とを備え
るようにした。
【0023】第17の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第16
の発明のいずれかのレーザ加工機において、レーザ発振
器内に戻ってきた光のうちレーザ光以外の光を集光し、
光センサに入射させるための集光レンズと、上記集光レ
ンズを光軸方向に動かして焦点距離を可変にするための
駆動手段とを備えるようにした。
【0024】第18の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第17
の発明のいずれかのレーザ加工機において、レーザ共振
のための共振器のリアミラー後方に設けられ、加工面ま
での距離を検出する距離センサと、上記距離センサで検
出した距離に基づき、レーザ光を集光する光学集光素子
を光軸方向に駆動する駆動装置とを備えるようにした。
【0025】第19の発明に係るレーザ加工機は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第8ないし第18
の発明のいずれかのレーザ加工機において、光センサの
検出信号に基づきレーザ光のビームモードを検出するた
めの検出手段と、共振器ミラーの角度を調節する能動支
持機構と、上記回路で検出した結果により、上記能動支
持機構を制御してビームモードを補正する制御手段を備
えるようにした。
【0026】第20の発明に係るレーザ加工方法は、第
13の発明のレーザ加工機を用いたレーザ加工におい
て、(1)光センサの出力信号を用いて(a)集光光学
系の焦点位置、(b)ピアス加工の完了、(c)ピアス
異常、(d)加工状況のうち少なくとも何れか一つを検
出手段にて検出し、(2)この検出手段の出力信号を用
いて、制御手段が(a)レーザ発振器の発振条件、
(b)加工ガスの状態、(c)焦点位置、(d)送り速
度、(e)ノズル状態のうち少なくとも何れか一つを制
御するようにした。
【0027】第21の発明に係るレーザ加工方法は、第
14の発明のレーザ加工機を用いたレーザ加工におい
て、(1)光センサの出力信号を用いて被加工物上の加
工経路情報を検出手段にて検出し、(2)この検出手段
の出力信号を用いて、制御手段が上記レーザ加工機の上
記加工経路に沿ったならい制御をするようにした。
【0028】第22の発明に係るレーザ加工方法は、第
15の発明のレーザ加工機を用いたレーザ加工におい
て、(1)光センサの出力信号を用いて加工ヘッド先端
のノズル穴および集光光学系のレーザ光の光軸からのず
れを検出手段にて検出し、(2)この検出手段の出力信
号を用いて、制御手段が上記ノズル穴および上記集光光
学系の上記レーザ光の光軸からのずれを補正するように
した。
【0029】第23の発明に係るレーザ加工方法は、第
16発明のレーザ加工機を用いたレーザ加工において、
(1)光センサの出力信号を用いて共振器ミラー、導光
路ミラーのうち少なくとも何れか一つの傾きを検出手段
にて検出し、(2)この検出手段の出力信号を用いて、
制御手段が上記共振ミラー、上記導光路ミラーのうち
少なくとも何れか一つの傾きを変え、光軸ずれを補正す
るようにした。
【0030】第24の発明に係るレーザ加工方法は、第
19の発明のレーザ加工機を用いたレーザ加工におい
て、(1)光センサの出力信号を用いてレーザ光のビー
ムモードを検出手段にて検出し、(2)この検出手段の
出力信号を用いて、制御手段が能動支持機構を制御して
上記ビームモードを補正するようにした。
【0031】
【作用】第1の発明から第の発明のレーザ加工機は、
被加工物の加工面上に発生した光のうち、レーザ光の導
光路を逆に戻ってきた光の一部をレーザ発振器の共振器
からレーザ光と分離して取り出し、検出可能とする。第
10の発明のレーザ加工機は、集光光学系の焦点位置を
検出可能にする。第11の発明のレーザ加工機は、ピア
ス加工の完了、ピアス加工中の異常の少なくとも何れか
一つを検出可能にする。第12の発明のレーザ加工機
は、被加工物の加工点の加工状況を検出可能にする。
【0032】第13の発明のレーザ加工機は、焦点位
置、ピアス加工の完了またはピアス加工中の異常、被加
工物の加工点の加工状況に基づき、加工条件を制御可能
にする。第14の発明のレーザ加工機は、被加工物に施
された加工経路情報に基づき、上記加工経路に沿った倣
い制御を可能にする。第15の発明のレーザ加工機は、
レーザ光に対するノズル穴、及び集光光学系の芯ずれの
補正を可能にする。
【0033】第16の発明のレーザ加工機は、共振器ミ
ラー、導光路ミラーの傾きを変え、光軸ずれを補正可能
にする。第17の発明のレーザ加工機は、集光レンズを
光軸方向に動かして集光レンズの焦点距離を可変にす
る。第18の発明のレーザ加工機は、加工レンズから被
加工物表面までの距離を検出可能にする。第19の発明
のレーザ加工機は、共振器ミラーの角度を調整する能動
支持機構を制御してビームモードを補正可能にする。
【0034】第20の発明のレーザ加工方法は、焦点位
置、ピアス加工の完了またはピアス加工中の異常、被加
工物の加工点の加工状況に基づき、レーザ発振器の発振
条件加工条件、加工ガスの状態、焦点位置、送り速度、
ノズル状態のうち少なくとも何れか一つを自動制御可能
にする。第21の発明のレーザ加工方法は、被加工物上
の加工経路情報に基づき、加工経路に沿った自動倣い制
御を可能にする。第22の発明のレーザ加工方法は、レ
ーザ光に対するノズル穴、及び集光光学系の芯ずれの自
動補正を可能にする。第23の発明のレーザ加工機は、
共振器ミラー、導光路ミラーの傾きを変え、光軸ずれの
自動補正を可能にする。第24の発明のレーザ加工機
は、共振器ミラーの角度を調整する能動支持機構を制御
してビームモードの自動補正を可能にする。
【0035】
【実施例】実施例1. 図1は第1の発明の一実施例を示す構成図であり、1は
光センサ、2はノズル4と加工レンズ3を含む加工ヘッ
ド、8はレーザ光、9は被加工物Wの加工面に発生し戻
ってきた光、10はレーザ光8により加工される被加工
物Wを移動させる駆動テーブル23を制御するためのN
C装置、11は導光路に設けられたベンドミラー、12
は電極15の間で形成される放電により分子を励起し、
その誘導放出によりレーザ光を得るレーザ発振器、13
はレーザ発振器の共振器ミラーのひとつで、レーザ光を
取り出すための部分透過ミラー、14はレーザ発振器の
共振器ミラーのひとつのリアミラーであり、このミラー
14は例えばZnSe(ジンクセレン)などに多層膜を
コーティングし、レーザ光に対して反射率がほぼ100
%、それ以外の光(特に可視光)に対して反射率が数1
0%のものを用いる。そのため、加工面に発生して導光
路を逆に戻り、レーザ発振器内に戻ってきた光9の一部
を共振器の外に取り出すことができる。
【0036】16はリアミラー14を透過した光9のう
ち、光センサ1を損傷しないようにレーザ光成分を完全
に除去し、かつ、検出感度の良い波長域の光を選択的に
透過するための、例えば色付きガラスのような波長選択
フィルタであり、光センサ1の中に内臓されていても良
い。9’は被加工物Wの加工面に発生し戻ってきた光9
のうち上記波長選択フィルタ16を通ることでレーザ光
成分を完全に取り除かれた光である。なお、光センサ1
は、波長選択フィルタ16を透過した光9’の波長域に
対して検出感度の良いものを用いており、光センサ1は
Siフォトダイオードのように受光素子が単一なもので
も、あるいは受光素子をアレイ状に集積したCCDのよ
うな撮像素子であってもよく、単一素子の場合は加工点
の発光の強度の変化を、撮像素子の場合は上記加工点の
発光強度の変化のほか、加工点の実体像から発光の強度
分布の変化あるいは色(波長)の変化を検出することが
できる。
【0037】このように構成すると、光センサ1や光セ
ンサ1に光を導くためのミラーを加工ヘッド内のように
被加工物近傍に設ける必要がないので、レーザ光の散乱
光で損傷を受けたり、十分な光量が得られず感度が低い
といった従来の問題点を解決でき、かつ装置全体を小型
化でき、信頼性の高い検出機構を得ることができる。
【0038】実施例2. 第2は第2および第5の発明の一実施例を示すレーザ加
工機のレーザ発振器を示す構成図であり、図において、
17a、17b、および18はレーザ発振器内部の共振
光軸を構成するためのミラーである。これらのミラーの
うち、18はリアミラー14と同様に、レーザ光の反射
率がほぼ100%で、それ以外の光(特に可視光)の反
射率が数10%の、例えばZnSe(ジンクセレン)に
多層コーティングして製造されたビームスプリッタであ
り、偏光による反射率の違いを利用して出力されるレー
ザ光を直線偏光とする作用を持ち合わせていても良い。
19はリアミラー14をわずかに透過したレーザ光8を
検出する、例えばサーモバイルのような熱電変換素子あ
るいはHgCdTeのような光電変換素子であるレーザ
光センサである。
【0039】レーザ発振器に戻ってきた光9は、ミラー
18を透過し、波長選択フィルタ16を経てレーザ光成
分は完全に除去され、例えばSiフォトダイオードのよ
うな光センサ1で検出される。図3は光センサ1とレー
ザ光センサ19の光検出感度と波長選択フィルタ16の
透過特性の一例であり、光センサ1の感度の中心を可視
光域とし、レーザ光センサ19の感度を赤外光域とし、
波長選択フィルタ16を可視光透過形にすると、センサ
の感度が干渉することなく検出することが出来る。ここ
で、光センサ1はSiフォトダイオードのように受光素
子が単一なものでも、あるいは受光素子をアレイ状に集
積したCCDのような撮像素子であってもよく、単一素
子の場合は加工点の発光の強度の変化を、撮像素子の場
合は上記加工点の発光強度の変化のほか、加工点の実体
像から発光の強度分布の変化あるいは色(波長)の変化
を検出することができる。このように構成することによ
り、レーザ出力のモニタのためのレーザ光検出と、加工
点から発生しレーザ発振器に戻ってきたレーザ光以外の
光の検出を同時に行うことが可能になる。
【0040】なお、本実施例では、ミラー18をビーム
スプリッタとしたが、17a、17bなどその他の共振
器ミラーを、ビームスプリッタとして、その後方に波長
選択フィルタ16及び光センサ1を置くことによっても
同様の効果を得ることができる。
【0041】実施例3. 図4は第3および第5の発明の一実施例を示すレーザ加
工機のレーザ発振器を示す構成図であり、図において、
20はレーザ加工機のレーザ発振器内部の共振器ミラー
の間に設けたビームスプリッタであり、レーザ光をほぼ
100%透過し、それ以外の光をほぼ100%反射す
る、例えばGaAs(ガリウムヒ素)などの材質で製造
されており、レーザ光8を直線偏光とするために、レー
ザ光の入射角がブリユースタ角となるように配置されて
いてもよい。
【0042】加工点に発生しレーザ発振器に戻った光9
は、ビームスプリッタ20により反射され、波長選択フ
ィルタ16を通り、光センサ1で検出される。また、ビ
ームスプリッタ20を透過したレーザ光8は、リアミラ
ー14をわずかに透過し、レーザ光センサ19により検
出される。これにより、レーザ出力のモニタのためのレ
ーザ光検出と、加工点から発生しレーザ発振器に戻って
きたレーザ光以外の光の検出を同時に行うことが可能に
なる。なお、光センサ1はSiフォトダイオードのよう
に受光素子が単一なものでも、あるいは受光素子をアレ
イ状に集積したCCDのような撮像素子であってもよ
く、単一素子の場合は加工点の発光の強度の変化を、撮
像素子の場合は上記加工点の発光強度の変化のほか、加
工点の実体像から発光の強度分布の変化あるいは色(波
長)の変化を検出することができる。
【0043】実施例4. 図5は第4および第5の発明の一実施例を示すレーザ加
工機のレーザ発振器を示す構成図であり、図において、
21はレーザ発振器内部の共振器ミラーの間に設けられ
た、その中心部にレーザ光8が通る大きさの穴を設けた
穴付きミラーである。加工点に発生しレーザ発振器に戻
ってきた光9は、この穴付きミラー21によって反射さ
れ、波長選択フィルタ16を通り、光センサ1で検出さ
れる。ここで、波長選択フィルタ16は加工点の像を光
センサ1の受光面上に結像するために集光作用を持ち合
わせていてもよい。穴付きミラー21の穴の大きさが、
レーザ光8のビーム径よりも大きいため、レーザ光8は
穴付きミラー21に邪魔されることなく部分透過ミラー
13とリアミラー14の間で発振し、またその一部は、
リアミラー14を経由して、レーザ光センサ19により
検出される。これにより、レーザ出力のモニタのための
レーザ光検出と、加工点から発生しレーザ発振器に戻っ
てきたレーザ光以外の光の検出を同時に行うことが可能
になる。なお、光センサ1はSiフォトダイオードのよ
うに受光素子が単一なものでも、あるいは受光素子をア
レイ状に集積したCCDのような撮像素子であってもよ
く、単一素子の場合は加工点の発光の強度の変化を、撮
像素子の場合は上記加工点の発光強度の変化のほか、加
工点の実体像から発光の強度分布の変化あるいは色(波
長)の変化を検出することができる。
【0044】実施例5. 図6は第の発明の一実施例を示すレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、32はレーザ発振器のリア
ミラー14から一部取り出されたレーザ光8と、加工点
に発生してレーザ発振器内に戻ってきた光9とを分離す
る、例えばZnSe(ジンクセレン)などに多層コーテ
ィングされたビームスプリッタである。19は上記レー
ザ光8を検出するレーザ光センサであり、1は上記光9
のうち波長選択フィルタ16によりレーザ光成分を完全
に除去された光9’を検出するための光センサである。
この様に構成することによって、レーザ出力のモニタの
ためのレーザ光検出と、光センサによる加工点から光の
検出とを同時に行うことが可能になる。なお、光センサ
1はSiフォトダイオードのように受光素子が単一なも
のでも、あるいは受光素子をアレイ状に集積したCCD
のような撮像素子であってもよく、単一素子の場合は加
工点の発光の強度の変化を、撮像素子の場合は上記加工
点の発光強度の変化のほか、加工点の実体像から発光の
強度分布の変化あるいは色(波長)の変化を検出するこ
とができる。
【0045】なお、本実施例では、レーザ光8を反射し
て、それ以外の光9を透過するビームスプリッタを用い
たが、このかわりに、レーザ光8を透過し、それ以外の
光9を反射する例えばGaAs(ガリウムヒ素)などの
材料で作られたビームスプリッタを用いても、レーザ光
センサ19と光センサ1の位置を逆にする事により、同
様の効果を得ることができる。
【0046】実施例6. 図7は第の発明の一実施例を示すレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、33はリアミラー14から
一部取り出されたレーザ光8を均一に減光するための積
分球である。19はレーザ光センサであり、上記積分球
33によって減光・平均化された光のうちレーザ光成分
を検出し、発振中のレーザ光の出力を検出することがで
きる。また、加工点に発生してレーザ発振器内に戻り、
リアミラー14を透過し、積分球33に導光されたレー
ザ光以外の光9は、フィルタ16を通して積分球33の
内面に検出部が向くように設けられた光センサ1によっ
て検出される。この様に構成することにより、レーザ光
センサ19によるレーザ出力のモニタのためのレーザ光
検出と、光センサ1による加工点からの光検出とを同時
に行うことができる。さらに本構成ではビームスプリッ
タの代わりに積分球を用い、また、積分球に各センサを
設置するので安価で小型の装置が得られる。
【0047】実施例7. 図8は第の発明の他の実施例を示すレーザ加工機を示
す構成図であり、図において、光センサ1は、レーザ光
センサ19及び波長選択フィルタ16と一体に構成され
ている。このように構成することによっても、実施例6
と同様の効果を得ることができる。
【0048】実施例8. 図9は第の発明の一実施例を示すレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、34はレーザ光8とそれ以
外の光9とを分離するため、レーザ光8は透過し、それ
以外の光9は反射するように、例えばGaAs(ガリウ
ムヒ素)などで作られたミラー(ビームスプリッタ)で
あり、積分球33内に設置されている。レーザ光成分
は、ミラー34を透過し、積分球33によって減光・平
均化され、レーザ光センサ19で検出される。加工点で
発生し、レーザ発振器に戻り、リアミラー14を出てき
たレーザ光以外の光9はミラー34で反射され、波長選
択フィルタ16、集光レンズ35を経て光センサ1に導
かれ検出される。ここで光センサ1はSiフォトダイオ
ードのように受光素子が単一なものでも、あるいは受光
素子をアレイ状に集積したCCDのような撮像素子であ
ってもよく、単一素子の場合は加工点の発光の強度の変
化を、撮像素子の場合は上記加工点の発光強度の変化の
ほか、加工点の実体像から発光の強度分布の変化あるい
は色(波長)の変化を検出することができる。この様に
構成することにより、レーザ光センサによるレーザ出力
のモニタのためのレーザ光検出と光センサによる加工点
からの光検出とを同時に行うことができる。
【0049】実施例9. 図10は第の発明の一実施例を示すレーザ加工機を示
す構成図であり、図において、36はレーザ光8とそれ
以外の光9とを分離するための、レーザ光はほぼ100
%反射し、それ以外の光は透過するように、例えばZn
Se(ジンクセレン)で作られたフィルタであり、積分
球33の内側に面している部分が積分球内面と同様な曲
面を有している。リアミラー14から出てきたレーザ光
8とそれ以外の光9は共に積分球33内に導光され、フ
ィルタ36によって、レーザ光8は積分球33内に反
射、拡散され、それ以外の光9は透過し、波長選択フィ
ルタ16、集光レンズ35を経て光センサ1に導かれ
る。ここで、光センサ1はSiフォトダイオードのよう
に受光素子が単一なものでも、あるいは受光素子をアレ
イ状に集積したCCDのような撮像素子であってもよ
く、単一素子の場合は加工点の発光の強度の変化を、撮
像素子の場合は上記加工点の発光強度の変化のほか、加
工点の実体像から発光の強度分布の変化あるいは色(波
長)の変化を検出することができる。また、レーザ光セ
ンサ19を積分球33に設けることにより、レーザ出力
のモニタのためのレーザ光検出と光センサ1による加工
点からの光検出とを同時に行うことができる。
【0050】実施例10. 図11は第の発明の他の実施例を示す他のレーザ加工
機を示す構成図であり、図において、37は実施例9で
示したフィルタ36をレンズ状にして結像作用をもたせ
たもので、レーザ光8は反射し、それ以外の光を透過す
るように、例えばZnSe(ジンクセレン)などの材料
で作られた両凸または平凸レンズである。積分球33の
内面に面している部分が、凸球面となっているため、加
工点に発生し、レーザ発振器に戻りリアミラー14から
出てきた光のうち、レーザ光成分は反射、拡散され、そ
れ以外の光は、収束され、波長選択フィルタ16を経て
光センサ1に導かれる。このような構成をすることによ
り、図10で用いた集光レンズ35を使用すること無
く、加工点の実体像を得ることが可能となり、また、レ
ーザ光センサ19を設けることにより、レーザ出力が検
出でき、実施例9と同様の効果を得ることができる。な
お、光センサ1はSiフォトダイオードのように受光素
子が単一なものでも、あるいは受光素子をアレイ状に集
積したCCDのような撮像素子であってもよく、単一素
子の場合は加工点の発光の強度の変化を、撮像素子の場
合は上記加工点の発光強度の変化のほか、加工点の実体
像から発光の強度分布の変化あるいは色(波長)の変化
を検出することができる。
【0051】実施例11. 図12は、実施例10で示したレンズ37を積分球33
内の任意の位置に設けた他の実施例であり、請求項6に
係わるレーザ加工機を示すものである。このようにレン
ズ37を設けることにより、加工点に発生し、レーザ発
振器に戻りリアミラー14から出てきて積分球33内で
拡散・平均化された光のうち、レーザ光以外の光を集め
ることができ、より多くの光を光センサ1に導くことが
できる。また、レーザ光センサ19を設けることによ
り、レーザ出力のモニタのためのレーザ光検出と光セン
サ1による加工点からの光検出とを同時に行うことがで
きる。
【0052】実施例12. 図13は第10、11、12、13の発明に係わるレー
ザ加工機を示す構成図であり、図において、22は例え
ば加工レンズ3のような集光光学系を光軸(上下)方向
に動かすため位置エンコーダを内蔵した駆動装置で、加
工レンズのみではなく加工レンズを内蔵した加工ヘッド
全体を駆動してもよい。26は被加工物とノズルの間の
距離及びノズル形状を変えることができる駆動式ノズル
である。23は被加工物Wを動かすための駆動テーブル
で、24は加工ガスの圧力、流量、種類、成分など加工
ガスの状態を調整する加工ガス調整装置で、10は駆動
装置22及び駆動テーブル23及び駆動式ノズル26を
制御するためのサーボ回路を含み、加工ガス調整装置2
4及びレーザ発振器12への指令信号を発生する機能を
含むNC装置で、27はレーザ光センサ19の検出信号
から発振中のレーザ出力を換算し、NC装置10からの
レーザ出力指令値と一致するようにフィードバック制御
を行うためのレーザ発振制御回路である。25は加工点
に発生し、導光路及びレーザ発振器を介して実施例1か
ら11のいずれかの方法により光センサ1で検出された
出力を信号から、光センサ1が単一素子の場合は加工点
の発光の強度の変化、あるいは光センサ1が撮像素子の
場合は画像処理し加工点の発光の強度分布または色(波
長)の変化を求め、ピーク検出、比較演算などを行い、
NC装置10への信号を発生するための光センサ検出信
号処理回路である。28はレーザ加工機から離れたとこ
ろにいるオペレータに装置の異常等を知らせるための遠
隔表示装置である。
【0053】次に動作について説明する。被加工物Wを
駆動テーブル23により水平方向に移動させながら、か
つ加工ガスにN2 などの不活性ガスを用いながら、10
0W程度の微弱なレーザ光を照射し、加工レンズ3を上
下させると、照射点が発光し、被加工物表面に加工レン
ズの焦点が一致した時に、特に輝度の高い青色の発光
(ブルーフレーム)が生じる。図14は上記照射点の発
光を光センサ1で検出し、光センサ検出信号処理回路2
5で処理することで得られた光センサ検出信号処理出力
の一例である。加工レンズの光軸(上下)方向の移動に
対して照射点の発光の強度は変化し、光センサ1が単一
素子である場合は、照射点全体からの発光強度の変化が
検出されることから出力Aが得られ、光センサ1を撮像
素子すると発光強度分布が検出されることからの強度分
布の輝度の高い点に着目すると出力Bが得られ、ブルー
フレーム時に生じる光の波長(色)の輝度変化に着目す
ると出力Cが得られる。
【0054】出力A、B、Cのいずれにおいても、加工
レンズを上下に移動させ、上記出力が最大値になった位
置が被加工物表面に加工レンズの焦点が一致した状態に
相当する。従って、出力A、B、Cのうち、いずれかの
光センサ検出信号処理出力に着目し、出力が最大になっ
たときに光センサ検出信号処理回路25からNC装置1
0に焦点検出信号を送り、その時の駆動装置22の位置
エンコーダの値を記憶することにより、被加工物表面と
加工レンズの焦点が一致するような加工レンズの位置を
知ることができ、焦点出し作業が自動に行える。なお、
集光光学系が反射型の場合、例えば放物面鏡などであっ
ても同様な操作が行える。
【0055】図15a、15bはレーザ切断開始点での
ピアス加工を行う際の加工点の状態を撮像素子とした光
センサ1で検出し、光センサ検出信号処理回路25によ
り画像処理した一例の摸式図である。ノズル穴29を通
して観察される加工点は、ピアス穴の貫通前は(a)の
ように全体が発光してるが、貫通後は(b)のようにピ
アス穴の外縁のみが発光し、中心の強度は大きく低下す
る。図16はピアス加工中の加工点から発生する光を光
センサ1で検出し、光センサ検出信号処理回路25で処
理することで得られた光センサ検出信号処理出力の一例
である。光センサ1が単一素子あるいは撮像素子であっ
てもほぼ同様になり、ピアス穴が貫通後は光の強度が減
少するため出力レベルが低下し、予め決められた規定レ
ベルA以下で貫通とみなすことでピアス完了を検知する
ことができる。そこで、加工点の光の強度に対応する上
記光センサ検出信号処理出力と上記規定レベルAを光セ
ンサ検出信号処理回路25中に設けた比較回路で比較
し、上記出力が規定レベルA以下になったときに光セン
サ検出信号処理回路25からピアス完了信号をNC装置
10に送信し、NC装置10は上記信号を受信後、つぎ
の動作を開始するようにすると、被加工物の初期温度な
どにより変化するピアス時間を予め設定せずに順次、加
工が行え、加工時間を短縮することができる。
【0056】また、ピアス加工中にブローアップが発生
する直前は、照射点周辺の温度が上昇するため熱輻射に
より発光部が広がり、光センサ1で検出される加工点か
ら発生する光の強度は増加する。図17はその様子を示
した一例である。光の強度の増大に対応し光センサ検出
信号処理出力が上昇するので、ブローアップ発生のしき
い値として規定レベルBを予め決めておき、上記光セン
サ検出信号処理出力と上記規定レベルBを比較し、上記
出力が規定レベルBを越えたときに光センサ検出信号処
理回路25からブローアップ防止信号をNC装置10に
送信し、NC装置10は上記信号を受信後、直ちにレー
ザ発振器の出力、周波数、デュティーなどの発振状態あ
るいは加工ガス圧を制御することにより、ブローアップ
によるピアス加工の失敗を防止することができる。ま
た、ブローアップ発生時の光センサ検出信号処理出力レ
ベルに対応する規定レベルCを設定することにより、上
記方法でピアス加工失敗を回避できずブローアップした
ことを検知することができ、その情報をNC装置10に
送ることにより、運転休止したり、遠隔表示装置28に
よりオペレータに異常を知らせることができる。
【0057】以上のように、加工点を真上から観察でき
るようにすると、加工点の発光の強弱が明確になりS/
N比が良くなるため、ブルーフレーム発生、ピアス穴貫
通、ブローアップ発生の前兆を正確に捕らえることがで
き、従来に比較して焦点検出、ピアス完了検出、ブロー
アップ防止のための信号処理が容易に行える。
【0058】図18はレーザ切断加工中の加工点の状態
を撮像素子とした光センサ1で検出し、その検出出力を
光センサ検出信号処理回路25により画像処理した一例
の摸式図であり、レーザ照射点の発光のほか、レーザ光
の進行方向の後方に切断により生じた溝と、溝の中を流
れる落ちる溶融金属の熱輻射による発光が観察され、切
断加工中に加工状態が変化すると加工点の発光状態が変
化する。図19はガウジング、切断面キズ発生、バーニ
ング、ドロス発生などの加工不良が生じた場合の光セン
サ検出信号処理出力の一例である。光センサ1が単一素
子あるいは撮像素子であってもほぼ同様になり、上記加
工不良が生じると正常な状態に比較して加工点の発光強
度が不規則に変動し、それに対応し光センサ検出信号処
理出力も変動する。そこで、上記光センサ検出信号処理
出力と予め決められた規定レベルD及びEを比較し、上
記規定レベルD、Eで挟まれる範囲外への変化を検知す
ることで加工不良の発生を知ることができる。その情報
をNC装置10に送信することで、遠隔表示装置28に
よりオペレータに加工不良発生を知らせることができ
る。また、通常は加工中に上記加工不良が発生しても、
ビームモード、出力、周波数、デュティーなどの発振状
態、加工ガスの圧力、流量、種類、焦点位置、送り速
度、ノズル高さ、ノズル形状などを適宜調整することに
より良好な加工状態に復元でき、加工不良の改善がなさ
れることから、予め上記加工不良の発生状況に応じて、
ビームモード、出力、周波数、デュティーなどの発振状
態、加工ガスの圧力、流量、種類、焦点位置、送り速
度、ノズル高さ、ノズル形状などの調整項目をNC装置
10に記憶させておき、光センサ1で加工点の状態を検
地しながら、上記調整項目をNC装置10の指令により
調整することで、加工不良の改善が自動で行える。図2
0に上記自動加工不良の改善処理のフローチャートを示
す。なお、光センサ1を撮像素子とし、その出力を光セ
ンサ検出信号処理回路25で画像処理した場合は、加工
点の発光の強度分布の変化がわかることから、光の強度
の変化を検出する以上に詳細な加工状況監視ができ、加
工点の温度分布なども知ることができることから、切断
以外の例えば焼入れ、溶接などの加工でも同様な加工の
自動化が可能となる。
【0059】以上のように、加工点に発生しレーザ発振
器に戻ってきた光を光センサで検出し、上記検出出力を
信号処理し、上記処理結果に応じてレーザ加工機を制御
することにより、焦点出し、ピアス完了検出、ブローア
ップ検出、加工不良検出及び加工不良改善が可能とな
り、加工の自動化及び無人運転を行うことが可能とな
る。
【0060】実施例13. 図21は第14の発明の一実施例のレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、40は照明装置であり、そ
こから発生した光はレンズ41により平行光線にされ、
ビームスプリッタ42によりレーザ発振器12内に導入
され、レーザ発振器12から導光路、加工レンズ3、ノ
ズル穴29を経て、被加工物Wの加工面を照らす。照明
装置40の光により照らされた加工面はノズル穴29を
通して、実施例1から5及び8から10のいずれかの方
法により撮像素子を用いた光センサ1で検出され、その
出力を光センサ検出信号処理回路25で画像処理するこ
とにより、被加工物Wの表面に予め記された加工経路に
相当する加工経路ケガキ線43を検知することができ
る。図22は上記の一例であり、画像からノズル穴29
に対するノズル中心44を求め、ノズル中心44が上記
加工経路ケガキ線43上になるように、NC装置10よ
り駆動テーブル23に駆動指令を送ることにより、加工
経路ケガキ線43に沿った倣い動作及び位置決めが可能
となり、NC装置に予め加工経路が書き込まれた形状プ
ログラムを入力するこなく、形状加工を行うことが可
能になる。
【0061】この被加工物Wの表面に記された加工経路
ケガキ線43の検出及び倣い動作は、実際にレーザ光を
被加工物Wに照射し加工をしながら行ってもよく、ま
た、先に倣い動作だけによる加工経路学習(ティーチン
グ)を行ない、その後、上記ティーチングデータに基づ
いて加工を行ってもよい。
【0062】さらに、駆動テーブル23を水平移動以外
に回転軸を設けた3次元加工テーブルとした場合は、3
次元立体物に予め記された加工経路ケガキ線43の倣い
動作が可能となり、従来、手動により行っていたティー
チング作業が自動化され、大幅な作業時間の短縮が可能
となる。なお、導光路のベンドミラー11をレーザ光を
反射し、それ以外の光を透過するビームスプリッタとし
て、その位置に照明装置40を設け、被加工物Wを照ら
すことによっても同様な機能が得られる。また、実施例
12においても上記照明装置を付加し、加工中に加工点
を照らして検出を行ってもよい。
【0063】実施例14. 図23は第15の発明の一実施例を示すレーザ加工機を
示す構成図であり、図において、加工点からの戻り光の
検出方法を、実施例1、2、3、4、5、8、9、10
のいずれかの方法により、実施例13と同様な被加工物
Wの照明機構により加工面を照らし、撮像素子を用いた
光センサ1で検出し、その出力を光センサ検出信号処理
回路25で画像処理することにより、ノズル穴29とレ
ーザ光の照射による加工点45の位置との関係を知るこ
とができる。図24は上記の一例であり、画像からノズ
ル穴29に対するノズル中心44を求め、ノズル中心4
4に対する上記加工点45のずれ量を検知し、そのずれ
量を補正するための補正量を芯ずれ補正装置46に入力
し、ノズル中心44と加工点45が一致するように、ノ
ズル4あるいは加工レンズ3を動かすことにより、従
来、手作業により行っていた、レーザ光に対するノズル
及び加工レンズの芯ずれの補正を自動的に、かつ短時間
で行うことができる。また、ノズル穴全体が観察される
ため、ノズル穴の変形、詰まりを検出することが出来
る。
【0064】実施例15. 図25は第16の発明の一実施例のレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、47はHeNe(ヘリウム
ネオン)レーザなどの可視のレーザ光を発生するための
レーザ発振器である。発振されたHeNeレーザ光は、
ビームスプリッタ42により反射され、レーザ発振器1
2内のレーザ出力光と同軸に導入され、さらに、導光路
を経て被加工物Wに照射される。照射されたHeNeレ
ーザ光は、被加工物W面上で反射され、再び導光路を経
由して、レーザ発振器12内に戻り、さらに、レーザ発
振器のリアミラー14、ビームスプリッタ42を経て光
センサ1に導入される。この戻り光の検出方法を、実施
例1、2、3、4、5、8、9、10のいずれかの方法
により、光センサ1として撮像素子を用い、その出力を
光センサ検出信号処理回路25で画像処理することによ
り、導光路のベンドミラー11や共振器ミラー17a,
bなどの傾きによる光軸のずれに関する情報が得られ
る。この情報に基づき、導光路のベンドミラー11や共
振器ミラー17a,bなどの傾きを修正することによ
り、光軸のずれを補正することができる。また、光セン
サ検出信号処理回路25から出力された光軸のずれに関
する情報を、ミラー傾き修正回路48に入力し、このミ
ラー傾き修正回路48から、導光路のベンドミラー11
や共振器ミラー17a,bなどに設けられたミラーの傾
きを動力により修正するミラー傾き修正装置49に修正
量指令を送ることにより、ミラーの傾きによる光軸のず
れの補正を自動的に行うことができる。
【0065】実施例16. 図26は第17の発明の一実施例のレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、51は実施例1から5及び
8から10のいずれかの方法において、光センサ1の直
前に置かれた集光レンズであり、レンズ駆動装置50に
よって光軸方向に動かし焦点距離を変えることができ
る。実施例13と同様な照明機構を設けることにより、
被照明物から反射してレーザ発振器のリアミラー14か
ら出てきた光は、集光レンズ51を経て、撮像素子を用
いた光センサ1に導かれる。集光レンズ51を焦点位置
をレンズ駆動装置50によりを移動することにより、そ
の焦点位置を、被加工物Wの表面から加工レンズ3、ベ
ンドミラー11、レーザ発振器内の共振器ミラー13、
17a、bと、適宜に変えることにより、これらの面の
様子を光センサ1で観察することが可能となる。その出
力を光センサ検出信号処理回路25で画像処理すること
により、加工レンズ、ベンドミラー、共振器ミラーなど
の光学部品の汚れや損傷を検知することができ、レーザ
加工機に自己診断機能を持たせることが可能となる。な
お、実施例12から15においても、この図26に示す
集光レンズ51、レンズ駆動装置50による焦点移動機
能を用いてもよい。
【0066】実施例17. 図27は第18の発明の一実施例のレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、52はレーザ、超音波、赤
外線などの発生器とセンサとを一体化して構成された距
離センサであり、リアミラー14の後方から、レーザ発
振器12、導光路を経由して、被加工物Wまでの距離を
測定することができる。これにより、加工レンズから被
加工物面まで距離を高速且つ正確に検出し、被加工物面
の凹凸や厚みの変化による加工レンズ3の焦点位置を加
工中も正確にワーク表面に追従させることが可能にな
り、高精度で、安定した加工ができるようになる。
【0067】実施例18. 図28は第19の発明の一実施例のレーザ加工機を示す
構成図であり、図において、53は適当な出力のレーザ
光を加工面上に照射することにより、加工面に発生した
光の輝度分布53を、実施例1、2、3、4、5、8、
9、10のいずれかの方法において、撮像素子を用いた
光センサ1で検出し、その出力を光センサ検出信号処理
回路25で画像処理したものである。上記輝度分布53
は加工面におけるレーザビーム断面のエネルギ強度分布
54にほぼ対応する。従って、このようにして得られた
レーザビームのエネルギ強度分布から、ビームモードを
判定することができる。上記輝度分布53をNC装置1
0に伝送、表示し、これを確認しながらレーザ発振器1
2の共振器ミラーをアライメントすることで、最適なビ
ームモードを維持することができる。あるいは、共振器
ミラー13、17a、17b、14に取り付けられた複
数個のアクチュエータで構成される、共振器ミラーの角
度を微調整する能動支持装置55およびその制御装置5
6を用いてアライメントを行うことによっても、最適な
ビームモードを維持することができる。
【0068】ところで上記説明においては、レーザ加工
装置の場合について述べたが、これに限らずレーザ光を
被照射体に当てるものに実施しても同様の効果を得るこ
とができる。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、被加工物上に加工点に発生し、レーザ発
振器内に戻ってきたレーザ光の波長以外の波長の光を、
レーザ共振のための共振器のリアミラー、あるいはその
他の共振器ミラーから共振器外に取り出し、取り出され
た上記光を光センサで検出することにより、光センサや
ミラーを加工ヘッド近傍に設ける必要がなく、操作上邪
魔にならない。
【0070】また、検出系を構成するセンサ、ミラーあ
るいはレンズが、加工時のスパッタやヒュームで汚れた
り、加工用の強いレーザ光で熱せられたりすることがな
くなり、寿命を長くすることができる。また、真上から
加工部を見ることができるため、十分な光量が得られ検
出感度が高く、情報量も多い。さらに加工内容に応じて
交換する加工ヘッドすべてにセンサ機構を設ける必要が
ないため安価になる。
【0071】また、レーザ共振のための複数の共振器ミ
ラーのいずれかの間に、レーザ光を透過し、それ以外の
光を反射するビームスプリッタを設け、レーザ発振器内
に戻ってきたレーザ光の波長以外の波長の光を共振器外
に取り出し、上記光を光センサで検出すると、センサユ
ニットをレーザ発振器内部に設けることができるため、
装置全体を小型化できる。
【0072】また、レーザ共振のための複数の共振器ミ
ラーのいずれか間に、中心部にレーザビームが十分通る
大きさの穴のあいた穴付きミラーを設け、レーザ発振器
内に戻ってきたレーザ光の波長以外の波長の光を共振器
外に取り出し、上記光を光センサで検出すると、レーザ
光の強度やモードに悪影響を与えること無く、戻り光の
検出ができ、また、センサユニットをレーザ発振器内部
に設けることができるため、装置全体を小型化できる。
【0073】また、上記構成に加え、レーザ発振器内に
発生したレーザ光の一部を、レーザ共振のための共振器
のリアミラーから取り出し、取り出されたレーザ光を検
出するレーザ光センサを設ければレーザ出力のモニタも
同時にできる。
【0074】また、レーザ発振器内に戻ってきたレーザ
光の波長以外の波長の光と、レーザ発振器内に発生した
レーザ光の一部とを、レーザ共振のための共振器のリア
ミラーから共振器の外に取り出し、これらの光を均一に
拡散、減光するための積分球と、減光されたレーザ光を
検出するレーザ光センサと、レーザ光以外の光を検出の
レーザ光センサとを設けることにより、レーザ出力のモ
ニタと、加工点からの戻り光の検出が同時にでき、さら
に装置を安価で小形にすることができる。
【0075】また、積分球内部に伝送された光の中から
レーザ光成分とそれ以外の光とを分離するためのビーム
スプリッタを設置し、レーザ光センサは上記ビームスプ
リッタで分離された後、積分球内で拡散、減光されたレ
ーザ光を検出し、光センサは上記ビームスプリッタで分
離されたレーザ光以外の光を検出するように設置するこ
とにより、積分球内のレーザ光の均一性を乱すこと無
く、レーザ光以外の光を効率的に光センサに導くことが
でき、また、加工点の実体像を見ることが可能となる。
【0076】また、積分球内部に伝送された光のうちレ
ーザ光成分はその内面で反射、発散し、それ以外の光は
透過するようなビームスプリッタを積分球内面に設け、
光センサは上記ビームスプリッタを透過した光を検出
し、レーザ光センサは上記積分球内で拡散、減光された
レーザ光を検出するように設置することにより、上記構
成と同様の効果がある。
【0077】また、光センサにより加工点の光の強度ま
たは強度分布または波長の変化を検出し、焦点位置を検
出することにより、被加工物に対する集光光学系の焦点
位置あわせを正確に、かつ簡単に行うことができる。
【0078】また、光センサにより加工点の光の強度ま
たは強度分布または波長の変化を検出し、切断開始点で
のピアス加工の完了及び異常を検出することにより、加
工時間の短縮を図ることができる。
【0079】また、光センサにより加工点の光の強度ま
たは強度分布または波長の変化を検出し、切断、溶接、
焼入れなどのレーザ加工時の加工状況を検知することに
より加工不良の発生を防止することができる。
【0080】また、光センサにより検出した光の強度ま
たは強度分布または波長の変化に基づいて、焦点位置を
検出する回路、ピアス加工の完了またはピアス加工中の
異常を検出する回路、及び加工状況を検出する回路の少
なくとも一つを備え、上記回路の信号に基づき、レーザ
発振器の発振条件、加工ガスの状態、焦点位置、送り速
度、ノズル状態の少なくとも一つを制御することによ
り、加工の自動化ならびに無人運転が実現できる。
【0081】また、レーザ発振器のリアミラー後方か
ら、導光路を介して加工面上に照明を当て、その反射光
をレーザ発振器後方の光センサにより検出し、その像を
画像処理することにより、予め被加工物に施された加工
経路情報を読みとり、それに沿った倣い動作を行うこと
が可能となり、加工形状プログラムを予め入力すること
く形状加工を行えるようになる。
【0082】また、光センサにより検出した光と、加工
ヘッド先端のノズル穴との位置関係に基づき、レーザ光
の光軸ずれを検出する回路と、この回路の信号に基づ
き、レーザ光に対するノズル、及び集光光学系の芯ずれ
を補正する補正手段を設けることにより、加工ヘッドの
ノズル穴に対するレーザ光軸の位置を自動的に調整する
ことができる。
【0083】また、レーザ発振器のリアミラー後方から
可視レーザ光を照射し、被加工物によって反射された上
記可視レーザ光の位置を光センサにより検出することに
より、導光路ミラー及び共振器ミラーの傾きによる光軸
ずれを検出することができ、導光路ミラー及び共振器ミ
ラーの傾きを自動的に調整することが可能になる。
【0084】また、レーザ発振器のリアミラー後方に可
動焦点の集光レンズと光センサ及び波長選択フィルタと
を設けることにより、導光路上の加工レンズやベンドミ
ラーや共振器ミラーなどの光学部品の汚れや損傷を検知
でき、装置の自己診断が可能となる。
【0085】また、レーザ発振器のリアミラー後方に、
非接触式の距離センサを設け、加工面までの距離を測定
することにより、加工レンズとワーク面の距離を常に最
も加工性能がよいように調整することができ、加工性能
を向上させることができる。
【0086】また、加工面に照射したレーザビームの輝
度分布を、レーザ発振器のリアミラー後方に設けた光セ
ンサによって検出することにより、レーザビームのモー
ドを検出することができ、良好なビーム品質を管理、維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図2】 第2の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図3】 図2のセンサの光検出感度の特性図である。
【図4】 第3の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図5】 第4の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図6】 第の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図7】 第の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図8】 第の発明の他の実施例におけるレーザ加工
機の構成図である。
【図9】 第の発明の一実施例におけるレーザ加工機
の構成図である。
【図10】 第の発明の一実施例におけるレーザ加工
機の構成図である。
【図11】 第の発明の別の実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図12】 第の発明の他の実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図13】 第10ないし第13の発明の一実施例にお
けるレーザ加工機の構成図である。
【図14】 図13の装置における加工レンズ位置と光
センサ検出信号処理出力の関係図である。
【図15】 図13の装置におけるピアス加工中の加工
点の検出状況を示す模式図である。
【図16】 ピアス加工完了前後における光センサ検出
信号処理出力の変化を示す図である。
【図17】 ピアス加工中にブローアップが発生した時
の光センサ検出信号処理出力の波形図である。
【図18】 切断加工中の加工点の検出状況を示す模式
図である。
【図19】 切断加工中に加工不良が起きた場合の光セ
ンサ検出信号処理出力の波形図である。
【図20】 自動加工不良改善処理のフローチャートで
ある。
【図21】 第14の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図22】 第14の発明のレーザ加工機における加工
経路ケガキ線検出動作時の加工面の検出状況を示す模式
図である。
【図23】 第15の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図24】 第15の発明のレーザ加工機における芯ず
れ補正動作時の加工面の検出状況を示す模式図である。
【図25】 第16の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図26】 第17の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図27】 第18の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図28】 第19の発明の一実施例におけるレーザ加
工機の構成図である。
【図29】 従来のレーザ加工機の構成図である。
【符号の説明】
W 被加工物、 1 光センサ、 2 加工ヘッド、
3 加工レンズ、 4ノズル、 5 センサミラー、
6 窓、 7 検出部、 8 レーザ光、9 加工面に
発生し戻ってきた光、 9’ 加工面に発生し戻ってき
たレーザ光以外の光、 10 NC装置、 11 ベン
ドミラー、 12 レーザ発振器、13 部分透過ミラ
ー、 14 リアミラー、 15 電極、 16 波長
選択フィルタ、 17a、b ミラー、 18 ミラ
ー、 19 レーザ光センサ、 20 ビームスプリッ
タ、 21 穴付きミラー、 22 駆動装置、 23
駆動テーブル、 24 加工ガス調整装置、 25
光センサ検出信号処理回路、 26 駆動式ノズル、
27 レーザ発振制御回路、 28 遠隔表示装置、
29 ノズル穴、 32 ビームスプリッタ、 33
積分球、 34ミラー、 35 集光レンズ、 36
フィルタ、 37 凸レンズ、 40照明装置、 41
レンズ、 42 ビームスプリッタ、 43 加工経
路ケガキ線、 44 ノズル中心、 45 加工点、
46 芯ずれ補正装置、 47 He−Neレーザ発振
器、 48 ミラー傾き修正回路、 49 ミラー傾き
修正装置、 50 レンズ駆動装置、 51 集光レン
ズ、 52 距離センサ、 53 輝度分布、 54
エネルギー強度分布、 55 能動支持装置、56 制
御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船井 潔 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 産業システム研究所 内 (72)発明者 湯村 敬 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 産業システム研究所 内 (72)発明者 山本 哲 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 産業システム研究所 内 (56)参考文献 特開 平2−165886(JP,A) 特開 平1−196523(JP,A) 特開 平2−179374(JP,A) 特開 昭63−137596(JP,A)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行なう
    レーザ加工機において、上記被加工物上の加工点で発生
    し上記レーザ発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の
    光を、上記発振器を構成する共振器のリアミラーから上
    記共振器外に取り出す取り出し手段と、この取り出し手
    段により取り出された上記レーザ光以外の光を検出する
    光センサとを備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 【請求項2】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行うレ
    ーザ加工機において、上記レーザ発振器を構成する複数
    の共振器ミラーのうち少なくとも1枚の共振器ミラー
    を、上記レーザ光は反射しかつ上記レーザ光以外の光は
    透過できるようにすることにより、上記被加工物上の加
    工点で発生した上記レーザ発振器内に戻ってきた上記レ
    ーザ光以外の光を上記共振器の外に取り出す手段と、こ
    の取り出し手段により取り出された上記レーザ光以外の
    光を検出する光センサとを備えたことを特徴とするレー
    ザ加工機。
  3. 【請求項3】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行うレ
    ーザ加工機において、上記レーザ発振器の共振器を構成
    する複数の共振器ミラーの間に、上記レーザ光を透過し
    上記レーザ光以外の光を反射するビームスプリッタを設
    けることにより、上記被加工物上の加工点で発生し上記
    レーザ発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の光を上
    記共振器の外に取り出す手段と、この取り出し手段によ
    り取り出された上記レーザ光以外の光を検出する光セン
    サとを備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  4. 【請求項4】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行うレ
    ーザ加工機において、上記レーザ発振器の共振器を構成
    する複数の共振器ミラーの間に、上記共振器内のレーザ
    光が通る穴を有し且つ上記レーザ光以外の光を反射する
    穴付きミラーを設けることにより、上記被加工物上の加
    工点で発生し上記レーザ発振器内に戻ってきた上記レー
    ザ光以外の光を上記共振器の外に取り出す手段と、この
    取り出し手段により取り出された上記レーザ光以外の光
    を検出する光センサとを備えたことを特徴とするレーザ
    加工機。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4記載のレーザ加
    工機において、レーザ発振器内に発生したレーザ光の一
    部を共振器のリアミラーから上記共振器の外に取り出す
    取り出し手段と、この取り出し手段により取り出された
    レーザ光を検出するレーザ光センサとを備えたことを特
    徴とするレーザ加工機。
  6. 【請求項6】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行うレ
    ーザ加工機において、上記被加工物上の加工点で発生し
    上記レーザ発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の光
    と、上記レーザ発振器内に発生したレーザ光の一部と
    を、上記レーザ発振器を構成する共振器のリアミラーか
    ら上記共振器の外に取り出す手段と、この取り出し手段
    により取り出された上記レーザ光の一部と上記レーザ光
    以外の光の中からレーザ光とレーザ光以外の光をと分離
    するためのビームスプリッタと、分離された上記レーザ
    光以外の光を検出する光センサと、上記レーザ光を検出
    するレーザ光センサとを備えたことを特徴とするレーザ
    加工機。
  7. 【請求項7】 レーザ発振器から伝送されたレーザ光を
    被加工物上に集光光学系にて集光照射して加工を行なう
    レーザ加工機において、上記被加工物上の加工点で発生
    し上記レーザ発振器内に戻ってきた上記レーザ光以外の
    と上記レーザ発振器内に発生したレーザ光の一部と
    を、上記レーザ発振器を構成する共振器のリアミラーか
    ら上記共振器の外に取り出す取り出し手段と、この取り
    出し手段により取り出された上記レーザ光の一部と上記
    レーザ光以外の光とを均一に拡散及び減光するための積
    分球と、この積分球内部に伝送された光の中からレーザ
    光以外の光を検出する光センサと、上記積分球内部に伝
    送された光の中からレーザ光を検出するレーザ光センサ
    とを備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のレーザ加工機において、
    積分球内部に配置されレーザ光成分とそれ以外の光とを
    分離するビームスプリッタと、上記ビームスプリッタで
    分離された後、積分球内で拡散、減光されたレーザ光を
    検出するレー ザ光センサと、上記ビームスプリッタで分
    離されたレーザ光以外の光を検出する光センサとを備え
    たことを特徴とするレーザ加工機。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のレーザ加工機において、
    積分球の一部を構成し且つ積分球内部に伝送された光の
    うちレーザ光成分はその内面で反射、拡散し、それ以外
    の光は透過するビームスプリッタと、上記ビームスプリ
    ッタを透過した光を検出する光センサと、上記積分球で
    拡散、減光されたレーザ光を検出するレーザ光センサと
    を備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9記載のレーザ
    加工機において、光センサにより検出した光の強度、強
    度分布、波長の変化のうち少なくとも何れか一つの変化
    に基づいて、集光光学系の焦点位置を検出する検出手段
    を備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10記載のレー
    ザ加工機において、光センサにより検出した光の強度、
    強度分布、波長の変化のうち少なくとも何れか一つの変
    化に基づいて、ピアス加工状態を検出する検出手段を備
    えたことを特徴とするレーザ加工機。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11記載のレー
    ザ加工機において、光センサにより検出した光の強度、
    強度分布、波長の変化のうち少なくとも何れか一つの変
    化に基づいて、加工状況を検出する検出手段を備えたこ
    とを特徴とするレーザ加工機。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のレーザ加工機におい
    て、光センサにより検出した光の強度、強度分布、波長
    の変化のうち少なくとも何れか一つの変化を検出し、焦
    点位置を検出する第1の検出手段、ピアス加工の完了ま
    たはピアス加工中の異常を検出する第2の検出手段、及
    び加工状況を検出する第3の検出手段の少なくとも一つ
    を備え、上記検出手段の信号に基づき、レーザ発振器の
    発振条件、加工ガスの状態、焦点位置、送り速度、ノズ
    ル状態の少なくとも一つを制御する制御手段を備えたこ
    とを特徴とするレーザ加工機。
  14. 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし13のいずれか記載のレーザ加工機において、加工
    点の状態を光センサで検出するため、加工点を照射する
    光を発生する照明装置と、光センサの出力信号を用いて
    加工面を検出 する検出手段と、被加工物に施された加工
    経路情報を上記検出手段で読みとり、上記加工経路に沿
    って倣い制御する制御手段を備えたことを特徴とするレ
    ーザ加工機。
  15. 【請求項15】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし14のいずれか記載のレーザ加工機において、光セ
    ンサにより検出した光と、加工ヘッド先端のノズル穴と
    の位置関係に基づき、レーザ光の光軸ずれを検出する検
    出手段と、上記検出手段の信号に基づき、上記レーザ光
    に対する上記ノズル穴、及び集光光学系の芯ずれを補正
    する補正手段を備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  16. 【請求項16】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし15のいずれか記載のレーザ加工機において、レー
    ザ光と同軸にリアミラー後方から可視レーザ光を発生す
    る可視レーザ発振器と、被加工物の加工面から反射さ
    れ、上記レーザ発振器内に戻ってきた上記可視レーザ光
    を受光する光センサと、共振器ミラー、もしくはレーザ
    光を被加工物に導く導光路ミラーの光軸ずれまたは傾き
    を検出する検出手段と、上記検出手段の信号に基づき、
    上記ミラーの傾きを変え、光軸ずれを補正する補正手段
    とを備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  17. 【請求項17】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし16のいずれか記載のレーザ加工機において、レー
    ザ発振器内に戻ってきた光のうちレーザ光以外の光を集
    光し、光センサに入射させるための集光レンズと、上記
    集光レンズを光軸方向に動かして焦点距離を可変にする
    ための駆動手段とを備えたことを特徴とするレーザ加工
    機。
  18. 【請求項18】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし17のいずれか記載のレーザ加工機において、レー
    ザ共振のための共振器のリアミラー後方に設けられ、加
    工面までの距離を検出する距離センサと、上記距離セン
    サで検出した距離に基づき、レーザ光を集光する光学集
    光素子を光軸方向に駆動する駆動装置とを備えたことを
    特徴とするレーザ加工機。
  19. 【請求項19】 請求項1、2、3、4、5、6、8な
    いし18のいずれか記載のレーザ加工機において、光セ
    ンサの検出信号に基づきレーザ光のビームモードを検出
    するための検出手段と、共振器ミラーの角度を調整する
    能動支持機構と、上記回路で検出した結果により、上記
    能動支持機構を制御してビームモード を補正する制御手
    段を備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  20. 【請求項20】 請求項13記載のレーザ加工機を用い
    たレーザ加工において、(1)光センサの出力信号を用
    いて(a)集光光学系の焦点位置、(b)ピアス加工の
    完了、(c)ピアス異常、(d)加工状況のうち少なく
    とも何れか一つを検出手段にて検出し、(2)この検出
    手段の出力信号を用いて、制御手段が(a)レーザ発振
    器の発振条件、(b)加工ガスの状態、(c)焦点位
    置、(d)送り速度、(e)ノズル状態のうち少なくと
    も何れか一つを制御することを特徴とするレーザ加工方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項14記載のレーザ加工機を用い
    たレーザ加工において、(1)光センサの出力信号を用
    いて被加工物上の加工経路情報を検出手段にて検出し、
    (2)この検出手段の出力信号を用いて、制御手段が上
    記レーザ加工機の上記加工経路に沿ったならい制御をす
    ることを特徴とするレーザ加工方法。
  22. 【請求項22】 請求項15記載のレーザ加工機を用い
    たレーザ加工において、(1)光センサの出力信号を用
    いて加工ヘッド先端のノズル穴および集光光学系のレー
    ザ光の光軸からのずれを検出手段にて検出し、(2)こ
    の検出手段の出力信号を用いて、制御手段が上記ノズル
    穴および上記集光光学系の上記レーザ光の光軸からのず
    れを補正することを特徴とするレーザ加工方法。
  23. 【請求項23】 請求項16記載のレーザ加工機を用い
    たレーザ加工において、(1)光センサの出力信号を用
    いて共振器ミラー、導光路ミラーのうち少なくとも何れ
    か一つの傾きを検出手段にて検出し、(2)この検出手
    段の出力信号を用いて、制御手段が上記共振器ミラー、
    上記導光路ミラーのうち少なくとも何れか一つの傾きを
    変え、光軸ずれを補正することを特徴とするレーザ加工
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項19記載のレーザ加工機を用い
    たレーザ加工において、(1)光センサの出力信号を用
    いてレーザ光のビームモードを検出手段にて検出し、
    (2)この検出手段の出力信号を用いて、制御手段が能
    動支持機構を制御して上記ビームモードを補正すること
    を特徴とするレーザ加工方法。
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