JP5238451B2 - レーザ加工装置及びその位置検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加工用レーザ光をレーザ加工ヘッドから加工対象物に照射してレーザ加工を行う加工用レーザ照射機構と、前記加工対象物に対する前記レーザ加工ヘッドの位置を検出する位置検出機構とを備えるレーザ加工装置及びその位置検出方法に関する。
レーザ加工装置は、加工対象物に高エネルギ密度のレーザ光を照射して、前記加工対象物を熱加工する装置である。具体的には、レーザ発振器からのレーザ光をレンズ系(光学系)を通過させて加工対象物に照射するとともに、前記レンズ系を収容するレーザ加工ヘッドをX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に(3次元)移動させる構成が採用されている。
そこで、3次元に対する位置決め精度を向上させ、加工対象物の高精度な加工を行うために、例えば、特許文献1に開示されているレーザ加工装置及びレーザ加工方法が知られている。
このレーザ加工装置は、図3に示すように、レーザ加工ヘッド1と、照射ノズル2と、CCDカメラ3と、距離センサ4とを有している。レーザ光は、加工レーザ用ミラー(ハーフミラー)5を介して加工レンズ6で結像され、照射ノズル2から加工対象物Wの加工点に照射されて加工が行われている。
距離センサ4は、位置計測用の光を距離センサ用ミラー7に照射し、その光が前記距離センサ用ミラー7で反射した後、加工レーザ用ミラー5及び加工レンズ6を通過して加工対象物Wに照射されている。その後、加工対象物Wから反射された光は、距離センサ用ミラー7で反射されて距離センサ4に検知されることにより、レーザ加工ヘッド1と前記加工対象物Wとの距離が求められている。
特開2004−243383号公報
上記の特許文献1では、距離センサ4からの位置計測用の光が、レーザ光と同様に加工レンズ6を通過した後、加工対象物Wに照射されている。しかしながら、レーザ光の波長は、例えば、1030nm(YAG波長)であるのに対し、位置計測用の光は、可視光(例えば、780nm以下)であることが好ましい。このため、レーザ光の波長と位置計測用の光の波長とは、相当に大きな波長差を有してしまう。これにより、特に距離センサ4からの位置計測用の光の焦点がぼけてしまい、正確な位置検出が困難になるという問題がある。
一方、距離センサ4からの位置計測用の光の波長を、レーザ光の波長に近似させると、この距離センサ4にレーザ光のノイズが多く入ったり、距離センサ用ミラー7の反射の調節が困難になってしまう。従って、レーザ光による加工時と同時に、距離測定を行うことができないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、距離センサからのレーザ光の波長が制限されることがなく、可視光等の種々のレーザ光を使用することができるとともに、レーザ加工と同時に位置検出作業を行うことが可能なレーザ加工装置及びその位置検出方法を提供することを目的とする。
本発明は、加工用レーザ光をレーザ加工ヘッドから加工対象物に照射してレーザ加工を行う加工用レーザ照射機構と、前記加工対象物に対する前記レーザ加工ヘッドの位置を検出する位置検出機構とを備えるレーザ加工装置に関するものである。
加工用レーザ照射機構は、加工用レーザ光の集光距離を調整するレンズと、前記レンズの下流に配置され、前記加工用レーザ光を走査して加工対象物に照射するレーザ走査用ミラーとを備えている。
一方、位置検出機構は、レンズを通過することなくレーザ走査用ミラーに走査され、且つ加工用レーザ光と同軸に加工対象物に照射される測定用レーザ光を導出する距離センサを備えている。
また、本発明は、加工用レーザ光が集光距離調整用レンズを通過することにより前記加工用レーザ光の集光距離を調整した後、前記加工用レーザ光をレーザ走査用ミラーにより走査して加工対象物に照射し、前記加工対象物にレーザ加工を行うレーザ加工装置の位置検出方法に関するものである。
この位置検出方法は、距離センサから導出される測定用レーザ光を、レンズを通過させることなくレーザ走査用ミラーにより走査し、且つ加工用レーザ光と同軸に加工対象物に照射している。
本発明では、距離センサから導出される測定用レーザ光は、レンズを通過することがなく、レーザ走査用ミラーにより走査されて加工用レーザ光と同軸に加工対象物に照射されている。このため、測定用レーザ光は、波長の制限がなく、レーザ加工と同時に位置検出作業を行うことができる。従って、例えば、線接合等の際には、検出された位置情報をフィードバックさせながら、前記線接合等が高精度に遂行可能になる。
しかも、測定用レーザ光として、例えば、赤色光レーザを使用することができる。これにより、設備費の削減が良好に図られるとともに、ティーチング時の目視確認が容易に遂行される。
図1は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置10の概略構成図である。
レーザ加工装置10は、溶接ロボット12を備え、前記溶接ロボット12の手首部先端には、レーザ加工ヘッド14が装着される。溶接ロボット12は、コントローラ16により制御されるとともに、前記コントローラ16は、レーザ発振器20を制御する。
レーザ発振器20は、レーザ加工ヘッド14に加工用レーザ光(YAG光)Lを導入する。図2に示すように、レーザ加工ヘッド14には、加工対象物Wに加工用レーザ光Lを照射してレーザ加工(溶接)を行う加工用レーザ照射機構22と、前記加工対象物Wに対する前記レーザ加工ヘッド14の位置を検出する位置検出機構24とが設けられる。
加工用レーザ照射機構22は、レーザ発振器20から導出される加工用レーザ光Lを反射する反射ミラー26と、前記反射ミラー26で反射された前記加工用レーザ光Lをコリメート(平行光)するコリメータレンズ28a、28bと、前記レーザ光Lの集光距離(焦点位置)を調整するレンズ30と、前記レンズ30を通過したレーザ光Lを通過させるハーフミラー32と、前記レーザ光LをX軸方向及び/又はY軸方向に走査して前記加工対象物Wに照射するレーザ走査用ミラー34とを備える。
位置検出機構24は、測定用レーザ光(例えば、赤色光レーザ)L0を導出する距離センサ36を備える。距離センサ36は、レンズ光学系外に配置されており、測定用レーザ光L0は、レンズ30を通過することなくハーフミラー32で反射された後、レーザ走査用ミラー34に走査され、且つ、加工用レーザ光Lと同軸に加工対象物Wに照射される。
距離センサ36には、加工対象物Wで反射された測定用レーザ光L0が、レーザ走査用ミラー34及びハーフミラー32で反射されて導入されることにより、レーザ加工ヘッド14と前記加工対象物Wとの距離が検出される。距離センサ36は、検出された距離情報(位置情報)を制御部18に入力する。
このように構成されるレーザ加工装置10の動作について、本実施形態に係る位置検出方法との関連で、以下に説明する。
先ず、コントローラ16は、溶接ロボット12を制御して、レーザ加工ヘッド14を加工対象物Wの加工位置に移動させる。次いで、コントローラ16を介してレーザ発振器20が駆動されると、このレーザ発振器20から加工用レーザ光Lが導出される。この加工用レーザ光Lは、図2に示すように、レーザ加工ヘッド14に導入され、反射ミラー26で反射された後、コリメータレンズ28a、28bを介してコリメートされる。
さらに、加工用レーザ光Lは、レンズ30を通過して集光距離(焦点位置)が調整された後、ハーフミラー32を透過し、レーザ走査用ミラー34で2軸方向(X軸及びY軸方向)に走査され、加工対象物Wに照射される。このため、加工対象物Wでは、所定の加工位置に加工用レーザ光Lが照射されて溶接処理が行われる。
一方、位置検出機構24では、距離センサ36から測定用レーザ光L0が導出される。この測定用レーザ光L0は、ハーフミラー32で反射された後、レーザ走査用ミラー34で走査され、加工対象物Wに照射される。加工対象物Wから反射された測定用レーザ光L0は、レーザ走査用ミラー34及びハーフミラー32で反射されて距離センサ36に照射される。
従って、加工対象物Wから距離センサ36までの距離、すなわち、レーザ加工ヘッド14から前記加工対象物Wまでの距離(Z軸)が検出され、この検出結果は、コントローラ16に送られる。
コントローラ16は、距離センサ36からの位置情報に基づいて、溶接ロボット12の高さ方向の調節を行うことができる。これにより、レーザ加工ヘッド14は、加工対象物Wに対して3次元における位置決め精度を容易に向上させることが可能になる。
この場合、本実施形態では、距離センサ36から導出される測定用レーザ光L0は、レンズ30を通過することがなく、ハーフミラー32で反射された後、レーザ走査用ミラー34により走査されて、加工用レーザ光Lと同軸に加工対象物Wに照射されている。
このため、測定用レーザ光L0は、波長の制限がなく、例えば、加工用レーザ光Lの波長(YAG光の波長)1030nmに対して、可視光領域の波長630nmに設定することができる。従って、ノイズの進入を確実に阻止することが可能になり、加工用レーザ光Lと同時に、すなわち、溶接作業と同時に、測定用レーザ光L0を加工対象物Wに照射し、この加工対象物Wとレーザ加工ヘッド14との高さ方向の位置検出を行うことができる。
これにより、例えば、加工用レーザ光Lによる線接合等の際には、測定用レーザ光L0を介して検出された位置情報をコントローラ16にフィードバックさせながら、前記線接合等が高精度に遂行可能になるという利点がある。
しかも、測定用レーザ光L0として、赤色光レーザを使用することができる。このため、設備費の削減が良好に図られるとともに、測定用レーザ光L0を用いたティーチング時に目視確認が容易に遂行され、作業性の向上が容易に図られるという効果がある。
本発明の実施形態に係るレーザ加工装置の概略構成図である。 前記レーザ加工装置を構成するレーザ加工ヘッドの内部説明図である。 特許文献1に開示されているレーザ加工装置の説明図である。
符号の説明
10…レーザ加工装置 12…溶接ロボット
14…レーザ加工ヘッド 16…コントローラ
20…レーザ発振器 22…加工用レーザ照射機構
24…位置検出機構 30…レンズ
32…ハーフミラー 34…レーザ走査用ミラー
36…距離センサ

Claims (2)

  1. 加工用レーザ光をレーザ加工ヘッドから加工対象物に照射してレーザ加工を行う加工用レーザ照射機構と、前記加工対象物に対する前記レーザ加工ヘッドの位置を検出する位置検出機構とを備えるレーザ加工装置であって、
    前記加工用レーザ照射機構は、前記加工用レーザ光の集光距離を調整するレンズと、
    前記レンズの下流に配置され、前記加工用レーザ光を走査して前記加工対象物に照射するレーザ走査用ミラーと、
    を備え、
    前記位置検出機構は、前記レンズを通過することなく前記レーザ走査用ミラーに走査され、且つ前記加工用レーザ光と同軸に前記加工対象物に照射される測定用レーザ光を導出する距離センサを備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 加工用レーザ光が集光距離調整用レンズを通過することにより前記加工用レーザ光の集光距離を調整した後、前記加工用レーザ光をレーザ走査用ミラーにより走査して加工対象物に照射し、前記加工対象物にレーザ加工を行うレーザ加工装置の位置検出方法であって、
    距離センサから導出される測定用レーザ光を、前記レンズを通過させることなく前記レーザ走査用ミラーにより走査し、且つ前記加工用レーザ光と同軸に前記加工対象物に照射することを特徴とするレーザ加工装置の位置検出方法。
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