JP2002176240A - ビアホール加工方法及びその装置 - Google Patents

ビアホール加工方法及びその装置

Info

Publication number
JP2002176240A
JP2002176240A JP2000372384A JP2000372384A JP2002176240A JP 2002176240 A JP2002176240 A JP 2002176240A JP 2000372384 A JP2000372384 A JP 2000372384A JP 2000372384 A JP2000372384 A JP 2000372384A JP 2002176240 A JP2002176240 A JP 2002176240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
processing
via hole
layer
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000372384A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Koseki
良治 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000372384A priority Critical patent/JP2002176240A/ja
Publication of JP2002176240A publication Critical patent/JP2002176240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ビアホール加工用レーザ発振器1からの
加工用パルスレーザビームL1は絶縁樹脂層11Aに断
続的に照射されてビアホール11Cを加工する。測定用
レーザ発振器21からの測定用レーザビームL2が加工
と同期してビアホール11Cに照射され、この測定用レ
ーザビームL2は振動レンズ25の振動によってビアホ
ール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面と銅層11Bの
表面とで焦点を結ぶ。検出手段28は、絶縁樹脂層11
Aの表面で反射された反射光強度のピークP1と銅層1
1Bの表面で反射された反射光強度のピークP2とを検
出し、制御装置22はこのピークP1、P2の時間差t
から残存厚さδの大きさを演算することができる。 【効果】 ピークP1、P2の時間差tから残存厚さδ
の大きさを演算することができるので、残存する絶縁樹
脂層11Aの厚さδを所定の厚さとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビアホール加工方法
及びその装置に関し、より詳しくは、ビアホール内の第
1層の表面と第2層の表面の間における第1層の厚みを
測定しながらビアホール加工を行うビアホール加工方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1層と第2層とを有する複合材
料の上記第1層に加工用パルスレーザビームを照射させ
て、該第1層にビアホールを加工することが行なわれて
いる。より具体的には複合材料としてプリント基板を挙
げることができ、この場合、第1層としては絶縁樹脂層
からなり、第2層としては金属の導電層からなってい
る。そして従来、上記絶縁樹脂層に所定深さのビアホー
ルを形成する場合には、すなわち上記導電層を露出させ
ることなく所定厚さの絶縁樹脂層を残して必要な深さの
ビアホールを形成する場合には、予め上記深さが得られ
るまでの加工用パルスレーザビームの合計のショット数
やエネルギ値を計測しておき、その合計のショット数や
エネルギ値が所定の値を超えたときに加工を終了するよ
うにしていた。また従来、特開平11−277261号
公報や特開平10−85976号公報のように、プリン
ト基板によって反射された加工用レーザビームの反射光
の強度からビアホールの深さを測定する装置が提案され
ている。さらに特開2000−137002号公報のよ
うに、測定用レーザビームをビアホール底面に照射し、
その反射光の強度からビアホールの深さを測定するよう
にした装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら加工用パ
ルスレーザビームのショット数やエネルギ値の合計が所
定の値を超えたときに加工を終了するようにした場合に
は、絶縁樹脂層が所定の厚みより薄くなることがある。
このような場合には、導電層が加熱されすぎて裏側で該
導電層と絶縁樹脂層との間に剥離が生じることによって
導通不良が発生する。他方、絶縁樹脂層の厚みが所定の
厚みより厚いときには、後工程で行なわれるエッチング
処理で残存するビアホール底面の絶縁樹脂層を完全に除
去できず、導電層を露出させることができないために導
通不良が発生してしまう。また、上述した各公報に開示
された装置においても、加工用レーザビームや測定用レ
ーザビームの反射光の強度を測定しているため、加工時
に絶縁樹脂層からの発光の波長によっては残存する絶縁
樹脂層の厚みを高精度で測定することができず、測定値
に基づいてビアホール加工を終了しても、上述の欠点が
生じる危険性があった。本発明はそのような事情に鑑
み、より高精度に残存する第1層の厚さを計測すること
ができるビアホール加工方法およびその装置を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1の発明
におけるビアホール加工方法は、加工用パルスレーザビ
ームを、第1層と第2層とを有する複合材料の上記第1
層に照射させて、該第1層に所定深さのビアホールを加
工するようにしたビアホール加工方法において、上記ビ
アホールに測定用レーザビームを照射し、該測定用レー
ザビームの焦点を測定用レーザビームの光軸方向に移動
させながら、ビアホール内の上記第1層の表面で反射さ
れる測定用レーザビームの反射光強度のピークと、第2
層の表面で反射される測定用レーザビームの反射光強度
のピークとの時間差から第1層の厚さを求め、その厚さ
が予め定めた所定値以下となったら加工用パルスレーザ
ビームによる加工を停止させることを特徴とするもので
ある。
【0005】また、請求項3の発明におけるビアホール
加工装置は、加工用パルスレーザビームを、第1層と第
2層とを有する複合材料の上記第1層に照射させて該第
1層にビアホールを加工するビアホール加工用レーザ発
振器を備えたビアホール加工装置において、測定用レー
ザビームを上記ビアホールに照射させる測定用レーザ発
振器と、測定用レーザビームの焦点を該測定用レーザビ
ームの光軸方向に移動させる焦点移動手段と、上記ビア
ホールから反射された測定用レーザビームの強度を検出
する検出手段と、この検出手段によって検出されるビア
ホール内の上記第1層の表面で反射された測定用レーザ
ビームの反射光強度のピークと第2層の表面で反射され
た測定用レーザビームの反射光強度のピークとの時間差
から、第1層の厚さを求める演算処理手段とを設け、上
記第1層の厚さが予め定めた所定値以下となったら上記
ビアホール加工用レーザ発振器による加工を停止させる
ことを特徴とするものである。
【0006】以上のビアホール加工方法およびビアホー
ル加工装置によれば、ビアホール加工用レーザ発振器よ
り照射された加工用パルスレーザビームは、第1層と第
2層を有する複合材料の第1層に照射されてビアホール
加工を施すことになる。上記加工用パルスレーザビーム
は断続的に照射され、測定用レーザビームはパルス発振
でもCW発振でもよいが、少なくともこの加工用パルス
レーザビームの照射と照射の間における非照射時に測定
用レーザビームが上記ビアホールに照射される。この測
定用レーザビームは、ビアホールの底面すなわち第1層
の表面によって反射されるとともに、第1層を透過して
第2層の表面によっても反射される。そして、焦点を光
軸方向に移動させると焦点がちょうど第1層または第2
層の表面に位置したときに、検出手段に検出される測定
用レーザビームの反射光強度が強くなる。そして、第1
層の表面で反射した時に現れる反射光強度のピークと第
2層の表面で反射した時に現れる反射光強度のピークの
時間差から残存する第1層の厚さを求めることができ、
この後上記ビアホールの加工が進むと反射光強度のピー
クの時間差が減少するようになるので、上記時間差から
求められる残存する第1層の厚さが予め定めた所定値以
下となったら、加工用パルスレーザビームによる加工を
停止させる。このように、本発明においては反射光強度
のピークの時間差を計測しているので、従来に比較して
高精度の計測が可能となり、確実に残存する第1層の厚
さを所定の厚さとすることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例について本発明
を説明すると、図1において、ビアホール加工用レーザ
発振器1は加工用パルスレーザビームL1を水平に発振
するようになっており、この加工用パルスレーザビーム
L1は、該加工用パルスレーザビームL1の光軸上に配
置されたコリメータ2および可変アパチャ3を介してダ
イクロイックミラー4に向けて発振される。ビアホール
加工用レーザ発振器1としては、例えば9.3μmの波
長を有するパルスレーザビームを発振するCO2レーザ
発振器や、533nmの波長を有するパルスレーザビー
ムを発振するYAG第3高調波レーザ発振器を用いるこ
とができる。またコリメータ2は2枚のレンズからな
り、このレンズ間の距離を変えることでレーザ光径を変
化させることができる。さらに可変アパチャ3は加工用
パルスレーザビームL1の強度成形のため、加工用パル
スレーザビームL1の外周をカットする働きを持つ。つ
まりコリメータ2および可変アパチャ3を用いることに
より、加工用パルスレーザビームL1の強度とビーム径
の調整を行っている。さらにダイクロイックミラー4は
光の波長の違いから加工用パルスレーザビームL1を反
射させるが、後述の照明光L3は透過させるようになっ
ており、本実施例では加工用パルスレーザビームL1を
下方に向けて反射させるために加工用パルスレーザビー
ムL1の光軸に対して45°の角度を持って配置されて
いる。
【0008】次に、ダイクロイックミラー4によって垂
直下方に反射された加工用パルスレーザビームL1は、
該加工用パルスレーザビームL1の光軸上に配置された
ビームコンバイナ5、6を順次通過し、さらに該加工用
パルスレーザビームL1を所要の照射位置に案内する案
内手段7を介して複合材料11に照射される。ビームコ
ンバイナ5は加工用パルスレーザビームL1を透過させ
るが、後述の測定用レーザビームL2は反射させるよう
になっており、またビームコンバイナ6は両レーザビー
ムL1、L2を透過させ、照明光L3は50%透過させ
るようになっている。さらに案内手段7はX軸ガルバノ
ミラー8、Y軸ガルバノミラー9およびfθレンズ10
を備えており、両ガルバノミラー8、9の回転角度を制
御することにより上方から照射された加工用パルスレー
ザビームL1を複合材料11の必要な加工位置に導くこ
とができるようになっている。より具体的には、X軸ガ
ルバノミラー8は図示しない回動装置によって回動さ
れ、上方から入射された加工用パルスレーザビームL1
の反射方向をX軸方向に変化させながら該加工用パルス
レーザビームL1をY軸ガルバノミラー9へ照射させ
る。またY軸ガルバノミラー9は図示しない回動装置に
よって回動され、X軸ガルバノミラー8から入射された
加工用パルスレーザビームL1の反射方向をY軸方向に
変化させながら該加工用パルスレーザビームL1をfθ
レンズ10に照射させる。そして該fθレンズ10はY
軸ガルバノミラー9から入射された加工用パルスレーザ
ビームL1を垂直に複合材料11に照射させるようにな
る。したがって、案内手段7を用いることにより1台の
ビアホール加工用レーザ発振器1で複合材料11の複数
箇所にビアホール加工を施すことができるようになって
いる。また、上記X軸ガルバノミラー8およびY軸ガル
バノミラー9の各回動装置は制御装置22により回動の
角度やタイミングが制御されるようになっている。
【0009】上記複合材料11は、例えば第1層と第2
層とを備えたプリント基板であって、上記第1層は、ポ
リイミド等からなる光透過性の絶縁樹脂層11Aからな
り、また第2層は金属の導電層、より具体的には銅層1
1Bからなっている。そして上記ビアホール加工用レー
ザ発振器1からの加工用パルスレーザビームL1を絶縁
樹脂層11Aに照射することにより、銅層11Bの僅か
手前までビアホール11Cを形成するようにしている。
ここで、成形されたビアホール11C内の絶縁樹脂層1
1Aの表面と銅層11Bの表面の間における絶縁樹脂層
11Aの残存厚さをδとする。上記残存厚さδは加工終
了時に2μm程度であることが望ましく、この残存厚さ
δがこれより厚いと後工程におけるエッチング処理の際
に絶縁樹脂層11Aを完全に除去できず、銅層11Bを
露出させることがないために導通不良が発生してしま
う。また、残存厚さδが薄すぎたり完全に除去された場
合には、銅層11Bが加熱されてビアホール加工された
のと異なる部分において銅層11Bと絶縁樹脂層11A
との間に剥離が生じたりして導通不良が発生してしま
う。そこで、次に述べる測定用レーザビームL2を用い
て残存厚さδを測定し、残存厚さδが所定の値になるよ
うにビアホール加工用レーザ発振器を制御するようにし
ている。
【0010】上記測定用レーザ発振器21はビアホール
加工時は常に測定用レーザビームL2を水平に発振し、
このレーザビームL2は該測定用レーザビームL2の光
軸上に載置された偏光ビームスプリッター23、1/4
波長板24、焦点移動手段としての振動レンズ25及び
焦点調整レンズ26を通過して前述のビームコンバイナ
5に照射される。上記測定用レーザ発振器21として
は、半導体レーザ発振器や、He−Neレーザ発振器を
用いることができ、上記ビアホール加工用レーザ発振器
1と異なる波長域を発振するレーザ発振器である。上記
加工用レーザ発振器1と測定用レーザ発振器21とは制
御装置22によって制御され、該制御装置22は、加工
用レーザ発振器や測定用レーザ発振器から発振されるレ
ーザビームの出力値やパルス幅などの制御を行う。な
お、測定用レーザ発振器21として半導体レーザ発振器
を用いる際には測定用レーザ発振器21と偏光ビームス
プリッター23の間にビーム成形プリズム27が必要と
なる。これは、半導体レーザ発振器から照射されるレー
ザの強度分布は楕円形であり、この強度分布を円形にす
るためにはビーム成形プリズム27を通過させる必要が
あるためである。
【0011】偏光ビームスプリッター23は偏光方向が
一致する垂直方向直線偏光のレーザビームを透過させ、
偏光方向が90°異なる水平方向直線偏光のレーザビー
ムは透過させずに反射させるようになっている。また、
1/4波長板24は直線偏光で入射されたレーザビーム
を円偏光に変換し、逆に円偏光で入射されたレーザビー
ムを直線偏光に変換するものである。したがって測定用
レーザ発振器21から発振された垂直方向直線偏光であ
る測定用レーザビームL2は1/4波長板24を通過す
ることで右回り円偏光に変換され、また、測定用レーザ
ビームL2がビアホール11C内の絶縁樹脂層11Aの
表面または銅層11Bの表面で反射した反射光R2は左
回りの円偏光になる。また、逆にこの反射光R2は1/
4波長板24を通過することにより、水平方向直線偏光
となる。すなわち、測定用レーザビームL2がビアホー
ル11C内の絶縁樹脂層11Aの表面または銅層11B
の表面で反射した反射光R2は1/4波長板24を通過
すると測定用レーザ発振器21から発振された測定用レ
ーザビームL2に対して直線偏光の方向が90°ずれて
いることになる。そして、この状態で反射光R2が偏光
ビームスプリッター23に入射されると、反射光R2の
偏光方向が偏光ビームスプリッター23の透過可能とす
る偏光方向と異なることから、反射光R2は偏光ビーム
スプリッター23によって反射されるようになる。この
とき、上記偏光ビームスプリッター23は反射光R2を
垂直下方の後述する共焦点レンズ29へ反射させるた
め、レーザビームL2の光軸に対して45°下方に向け
られて配置されている。
【0012】焦点移動手段としての振動レンズ25は測
定用レーザ発振器21より照射される測定用レーザビー
ムL2の焦点を測定用レーザビームL2の光軸方向に振
動させるもので、測定用レーザビームL2を後述の焦点
調整レンズ26、fθレンズ10を介して複合材料11
に照射したときに焦点の振幅の中心がほぼ銅層11Bの
表面に合うように設定されている。この振動レンズ25
は図示しない駆動装置によって測定用レーザビームL2
の光軸方向に10〜20μmの範囲で往復振動されてお
り、50〜100μmである絶縁樹脂層11Aの厚さに
比べて小さい範囲となっている。また、振動レンズ25
の振動周波数fは加工用レーザ発振器1による加工用パ
ルスレーザビームL1の発振周波数よりも高く設定され
ている。これは、加工用パルスレーザビームL1の照射
と照射との間における非照射時に、最低でも振動レンズ
25を1往復させるためである。焦点調整レンズ26は
複合材料11の種類によって振動レンズ25による測定
用レーザビームL2の焦点の移動範囲の位置を調節させ
るために設けられている。これは、振動レンズ25の振
幅に限りがあることから、複合材料11における銅層1
1Bの位置によっては焦点の位置を光軸方向に任意に変
える必要が生じるためである。また、この他に測定用レ
ーザビームL2がfθレンズ10を通ることによって生
じる焦点位置のずれを補正する役割もある。
【0013】ビームコンバイナ5は上述の通り測定用レ
ーザビームL2を反射させるようになっており、該測定
用レーザビームL2を垂直下方に反射させるために、ビ
ームコンバイナ5は測定用レーザビームL2の光軸に対
して45°下方に向けられている。このとき、ビームコ
ンバイナ5を通過する加工用パルスレーザビームL1の
光軸と、ビームコンバイナ5で下方に反射される測定用
レーザビームL2の光軸とがビームコンバイナ5より下
方で重畳するように配置してある。つまりビームコンバ
イナ5に照射された測定用レーザビームL2は垂直下方
に反射され、上記加工用パルスレーザビームL1と同様
に、ビームコンバイナ6および案内手段7を介して複合
材料11に照射されるようになっている。また、ビアホ
ール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面または銅層11
Bの表面からの反射光R2が案内手段7およびビームコ
ンバイナ6を介してビームコンバイナ5に垂直下方から
入射すると、反射光R2は水平方向に反射して1/4波
長板24を介して偏光ビームスプリッター23へ照射さ
れるようになっている。
【0014】上述したように、ビームスプリッター23
によって反射された反射光R2は、検出手段28によっ
て検出される。この検出手段28は反射光R2を集光す
る共焦点レンズ29と、共焦点レンズ29の焦点距離離
れて配置されたピンホール30と受光素子31から構成
されている。また、測定用レーザビームL2の焦点がビ
アホール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面または銅層
11Bの表面に位置した時に反射光R2がピンホール3
0に焦点を結ぶように設置され、ピンホール30で焦点
を結んだ反射光R2はピンホール30から受光素子31
へと強い反射光強度で受光される。また、それ以外のと
き、すなわち測定用レーザビームL2がビアホール11
C内の絶縁樹脂層11Aの表面または銅層11Bの表面
に焦点を結ばなかったとき、反射光R2はピンホール3
0に焦点を結ばないので、反射光R2の一部はピンホー
ル30の外周部にカットされてしまい、受光素子31に
受光される反射光R2の反射光強度は弱いものとなる。
したがって、測定用レーザビームL2の焦点がビアホー
ル11C内の絶縁樹脂層11Aの表面または銅層11B
の表面に位置した時に反射光R2のピークが受光素子3
1へと受光され、それ以外のときは反射光R2は弱いも
のとなって受光素子31へと受光されることになる。
【0015】このようにして検出手段28は図2や図3
で示す受光素子31で受光した反射光R2の強度変化の
グラフを得ることができる。図2および図3の横軸には
時間を取り、振動レンズ25が最初に右端位置aから振
動を開始し、左端位置bを経て右端位置cに復帰するま
でにかかる時間を周期1/fとしている。また、縦軸に
は受光素子31に受光される反射光R2の強度が示され
ている。図2はビアホール加工の初期の状態を示してお
り、振動レンズ25の振動により測定用レーザビームL
2が絶縁樹脂層11Aを透過して銅層11Bの表面に焦
点を結ぶことによって、反射光R2の強度のピークP2
が現れている状態を指している。このとき、周期1/f
のうちに振動レンズ25が右端位置aから左端位置bに
移動する間に1回目のピークP2が発生し、左端位置b
から右端位置cに復帰する間に2回目のピークP2が検
出されている。また、図2の状態では残存厚さδが大き
いためにビアホール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面
が振動レンズ25による焦点移動範囲内に到達せず、し
たがってビアホール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面
での反射光R2の強度のピークが発生していないことを
あらわしている。図3はビアホール加工が進み、残存厚
さδが薄くなった状態を表している。これは、測定用レ
ーザビームL2がビアホール11C内の絶縁樹脂層11
Aの表面に焦点を結び、受光素子31に受光される反射
光R2の強度がピークP1として現れている状態を示す
ものである。このときも、周期1/fのうちに振動レン
ズ25が右端位置aから左端位置bに移動する間に1回
目のピークP1及びピークP2が現れ、左端位置bから
右端位置cに復帰する間に2回目のピークP1及びピー
クP2が検出されている。すなわち振動レンズ25が1
往復する間に4回のピークが発生することになる。そし
て、検出手段28と制御装置22の間に接続された演算
処理手段32はピークP1とピークP2によって生じた
時間差tから残存厚さδの大きさを演算することがで
き、その残存厚さδが所定値以下となったら制御装置2
2はビアホール加工用レーザ発振器1を停止させてビア
ホール加工を終了させる。
【0016】さらにビアホール加工装置は、ビアホール
の加工状態を容易に観察することができるようになって
いる。すなわち図1に示すように、照明用光源42から
照射された照明光L3は、コリメータ43を通過してか
ら上記ビームコンバイナ6によって下方に反射され、案
内手段7を経由して複合材料11に照射されるようにな
っている。そして、照明光L3の反射光R3が案内手段
7、ビームコンバイナ6、ビームコンバイナ5、ダイク
ロイックミラー4を通って上方に設けられたCCDカメ
ラ41へ入射するようになっており、ビアホール11C
の状態を受像している。
【0017】以上の構成において、先ず案内手段7にお
けるfθレンズ10の下方にビアホール加工を行う複合
材料11をセットし、次に振動レンズ25によって振動
する測定用レーザビームL2の焦点の振幅の中心が銅層
11Bの表面に位置するように焦点調整レンズ26を調
整する。この状態となったら制御装置22に運転開始を
指令すると、該制御装置22はビアホール加工用レーザ
発振器1を起動して加工用パルスレーザビームL1を発
振させる。この加工用パルスレーザビームL1は、コリ
メータ2および可変アパチャ3によって一定の強度とビ
ーム径にそろえられ、さらにダイクロイックミラー4、
ビームコンバイナ5、6および案内手段7を介して複合
材料11に複数パルス照射され、それによって段階的に
所要深さとなるようにビアホール加工が施される。そし
て、1つのビアホール加工が終了すると案内手段7にお
けるX軸ガルバノミラー8およびY軸ガルバノミラー9
が作動して加工用パルスレーザビームL1の照射位置を
僅かずつずらし、所定の大きさの1つのビアホール11
Cを形成してゆく。
【0018】ビアホール加工用レーザ発振器1によるビ
アホール加工が開始されると、制御装置22は、加工用
レーザ発振器1からの加工用パルスレーザビームL1の
照射と照射との間における非照射時に、測定用レーザビ
ームL2により絶縁樹脂層11Aの残存厚さの測定が行
われる。この測定用レーザビームL2は常に照射されて
おり、偏光ビームスプリッター23、1/4波長板2
4、振動レンズ25、焦点調整レンズ26を通過し、焦
点調整レンズ26を通過した測定用レーザビームL2は
ビームコンバイナ5により加工用パルスレーザビームL
1と同じ光軸上に重畳され、ビームコンバイナ5、6お
よび案内手段7を介してビアホール11C内の絶縁樹脂
層11Aの表面に照射される。また、制御装置22は厚
さ測定時以外においては受光素子31からの入力を無視
するようになっている。
【0019】加工の初期段階においては、振動レンズ2
5は銅層11Bの近傍に測定用レーザビームL2の焦点
を合わすように設定されているので、振動レンズ25の
振幅が絶縁樹脂層11Aの厚みよりも小さい場合には、
ビアホール11C内の絶縁樹脂層11Aの表面に照射さ
れた測定用レーザビームL2はビアホール11C内の絶
縁樹脂層11Aの表面に焦点が合うことがない。この場
合には、銅層11Bの表面にのみ測定用レーザビームL
2の焦点が位置するため、受光素子31へ入射した反射
光R2は図2のように上記ピークP2として検出手段2
8によって検出される。
【0020】ビアホール加工が進みビアホール11C内
の絶縁樹脂層11Aの表面が振動レンズ25による焦点
移動範囲に入ると、振動レンズ25の振動によって測定
用レーザビームL2の焦点がビアホール11C内の絶縁
樹脂層11Aの表面を横切るようになり、測定用レーザ
ビームL2がビアホール11C内の絶縁樹脂層11Aの
表面でも焦点を結ぶようになるので検出手段28には図
3のように上記ピークP2とともにピークP1が検出さ
れる。演算処理手段32は、上記ピークP1、P2の間
の時間tから残存厚さδの大きさを算出し、制御装置2
2はその算出値を予め定められている所定値と比較し、
算出値がその所定値よりも大きい場合にはビアホール加
工を続行させる。このとき、算出値と所定値との差があ
らかじめ定めた差よりも小さくなった場合には、ビアホ
ール加工用レーザ発振器1の出力を低下させるようにし
てもよい。
【0021】上記ビアホール加工が継続されて上記算出
値が所定値よりも小さくなった場合には、制御装置22
は残存厚さδが所定の厚みになったと判断し、ビアホー
ル加工用レーザ発振器1からの加工用パルスレーザビー
ムL1の照射を停止させる。この状態となったら、上記
制御装置22は案内手段7におけるX軸ガルバノミラー
8およびY軸ガルバノミラー9のそれぞれの回動装置を
駆動させることで次の照射位置を設定し、2つ目のビア
ホール加工を開始する。なお、ビアホール加工中、照明
用光源42より照明光L3を照射し、コリメータ43に
よって光線を平行化した上でビームコンバイナ6、案内
手段7を介して複合材料11を照らすことにより、CC
Dカメラ41によってビアホール加工の様子をモニター
することが可能である。
【0022】なお、上記実施例では、測定用レーザ発振
器21は加工中常に測定用レーザビームL2を照射する
ようになっているが、これに限定されるものではなく、
例えばビアホール加工用レーザ発振器1からの加工用パ
ルスレーザビームL1の非照射時に、加工用パルスレー
ザの照射から所定時間経過後に測定用レーザビームL2
を照射し、その照射中に厚さを測定するようにしてもよ
い。また、上記実施例では振動レンズ25の振幅が小さ
く、焦点調整レンズ26を用いて焦点の移動範囲を調節
するようになっているが、振動レンズ25の振幅を絶縁
樹脂層11Aの厚さより十分に大きくなるように構成し
てもよい。このようにすると焦点調整レンズ26が不要
となり、最初の残存厚さδの測定から、絶縁樹脂層11
Aの表面に焦点が位置したときの反射光強度のピークP
1が現れるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、反射光
強度のピークの時間差から第1層の残存厚さを計測して
いるので、従来に比較して高精度の計測が可能となり、
確実に残存する第1層の厚さを所定の厚さとすることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の該略構成図。
【図2】加工開始時の受光状態を表すグラフ。
【図3】加工終了時の受光状態を表すグラフ。
【符号の説明】
1 ビアホール加工用レーザ発振器 11 複合材料 11A 絶縁樹脂層 11B 銅層 11C ビアホール 21 測定用レ
ーザ発振器 22 制御装置 25 振動レン
ズ 28 検出手段 32 演算処理
手段 δ 残存厚さ L1 加工用パ
ルスレーザビーム L2 測定用レーザビーム R2 反射光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 X Y // B23K 101:42 B23K 101:42 Fターム(参考) 2F065 AA30 CC02 CC31 DD00 FF32 FF41 GG05 GG06 GG22 HH04 JJ03 JJ26 LL04 LL10 LL13 LL20 LL30 LL36 LL37 LL46 LL47 PP22 QQ11 QQ25 4E068 AF00 CA11 CA17 CB08 CC01 DA11 DB14 5E346 AA02 AA04 AA12 AA15 AA29 AA32 AA43 CC10 CC32 FF01 GG01 GG15 HH07 HH11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工用パルスレーザビームを、第1層と
    第2層とを有する複合材料の上記第1層に照射させて、
    該第1層に所定深さのビアホールを加工するようにした
    ビアホール加工方法において、 上記ビアホールに測定用レーザビームを照射し、該測定
    用レーザビームの焦点を測定用レーザビームの光軸方向
    に移動させながら、ビアホール内の上記第1層の表面で
    反射される測定用レーザビームの反射光強度のピーク
    と、第2層の表面で反射される測定用レーザビームの反
    射光強度のピークとの時間差から第1層の厚さを求め、
    その厚さが予め定めた所定値以下となったら加工用パル
    スレーザビームによる加工を停止させることを特徴とす
    るビアホール加工方法。
  2. 【請求項2】 上記加工用パルスレーザビームの照射と
    照射との間における非照射時に、上記測定用レーザビー
    ムを照射して第1層の表面で反射される測定用レーザビ
    ームの反射光強度のピークと、第2層の表面で反射され
    る測定用レーザビームの反射光強度のピークとの間の時
    間差から第1層の厚さ求めることを特徴とする請求項1
    に記載のビアホール加工方法。
  3. 【請求項3】 加工用パルスレーザビームを、第1層と
    第2層とを有する複合材料の上記第1層に照射させて該
    第1層にビアホールを加工するビアホール加工用レーザ
    発振器を備えたビアホール加工装置において、 測定用レーザビームを上記ビアホールに照射させる測定
    用レーザ発振器と、測定用レーザビームの焦点を該測定
    用レーザビームの光軸方向に移動させる焦点移動手段
    と、上記ビアホールから反射された測定用レーザビーム
    の強度を検出する検出手段と、この検出手段によって検
    出されたビアホール内の上記第1層の表面で反射された
    測定用レーザビームの反射光強度のピークと第2層の表
    面で反射された測定用レーザビームの反射光強度のピー
    クとの時間差から、第1層の厚さを求める演算処理手段
    とを設け、上記第1層の厚さが予め定めた所定値以下と
    なったら上記ビアホール加工用レーザ発振器による加工
    を停止させることを特徴とするビアホール加工装置。
  4. 【請求項4】 上記焦点移動手段は、上記加工用パルス
    レーザビームの照射と照射との間における非照射時に、
    測定用レーザビームの焦点を光軸方向に移動させること
    を特徴とする請求項3に記載のビアホール加工装置。
  5. 【請求項5】 上記測定用レーザ発振器を上記加工用パ
    ルスレーザビームとは異なる波長域とし、上記加工用パ
    ルスレーザビームの光軸上に、加工用パルスレーザビー
    ムと測定用レーザビームとのいずれか一方のレーザビー
    ムを通過させ、他方のレーザビームを反射させるビーム
    コンバイナを設けて、加工用パルスレーザビームに測定
    用レーザビームを重畳させるとともに、偏光方向が一致
    するレーザビームを通過させ、異なる偏光方向のレーザ
    ビームを反射する偏光ビームスプリッタと、直線偏光を
    円偏光に、円偏光を直線偏光に変換する1/4波長板
    と、上記焦点移動手段とを、測定用レーザビームのビア
    ホールからの反射光を上記検出手段に入射させるよう
    に、測定用レーザビームの光軸上に配置した請求項3か
    ら請求項4のいずれかに記載のビアホール加工装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は複合材料で反射された反
    射光を集光させる共焦点レンズと、この共焦点レンズか
    ら焦点距離だけ離れた位置に配置されたピンホールと、
    該ピンホールを通過した反射光を受光する受光素子から
    なる請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のビアホ
    ール加工装置。
  7. 【請求項7】 上記加工用パルスレーザビームを案内す
    る案内手段を設け、この案内手段は上記複合材料の異な
    る位置に加工用パルスレーザビームを照射させて、該複
    合材料の複数箇所にビアホール加工を施させることを特
    徴とする請求項3ないし請求項6のいずれかに記載のビ
    アホール加工装置。
JP2000372384A 2000-12-07 2000-12-07 ビアホール加工方法及びその装置 Pending JP2002176240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000372384A JP2002176240A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 ビアホール加工方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000372384A JP2002176240A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 ビアホール加工方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002176240A true JP2002176240A (ja) 2002-06-21

Family

ID=18841939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000372384A Pending JP2002176240A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 ビアホール加工方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002176240A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024631A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Fujikura Ltd ブラインドビアの深さ評価方法および深さ評価装置ならびに基板の研磨装置
JP2008046079A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Disco Abrasive Syst Ltd 表面位置検出装置およびレーザー加工機
JP2008058230A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Disco Abrasive Syst Ltd 加工孔の深さ検出装置およびレーザー加工機
JP2008170366A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Disco Abrasive Syst Ltd チャックテーブルに保持された被加工物の計測装置およびレーザー加工機
JP2009269074A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2010099679A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd レーザ加工装置及びその位置検出方法
US8211719B2 (en) 2009-09-24 2012-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Method of processing substrate and method of manufacturing substrate for use in liquid ejection head
JP2016010809A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社ディスコ レーザー加工装置
CN105470162A (zh) * 2016-01-08 2016-04-06 武汉新芯集成电路制造有限公司 一种侦测接触孔缺陷的方法
CN108827170A (zh) * 2018-07-09 2018-11-16 东莞市耀发机械设备有限公司 一种在线双面铜厚测试机
CN112291944A (zh) * 2020-10-27 2021-01-29 惠州市特创电子科技有限公司 线路板及其激光开窗方法
CN112453730A (zh) * 2020-11-17 2021-03-09 西安中科微精光子制造科技有限公司 一种高深径比微孔的激光加工系统及加工方法
JP2021041455A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 株式会社片岡製作所 レーザ処理装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130606A (en) * 1980-03-18 1981-10-13 Asahi Glass Co Ltd Optical measuring device for thickness of transparent material
JPS60200108A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 Daicel Chem Ind Ltd 光学式厚み測定法および装置
JPS631905A (ja) * 1986-06-20 1988-01-06 Asahi Optical Co Ltd 光学式厚み測定法及び装置
JPS633205A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 Asahi Optical Co Ltd 光学式厚み測定装置
JPH04172192A (ja) * 1990-11-07 1992-06-19 Nec Corp レーザ加工装置
JPH07128247A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Hoya Corp 材料識別装置並びにレーザ加工装置及びレーザ成膜配線装置
JPH11170074A (ja) * 1997-12-12 1999-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工装置およびその制御方法
JPH11277261A (ja) * 1998-03-25 1999-10-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ穴あけ加工装置
JPH11320155A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工方法および加工装置と被加工物
JP2000137002A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Matsushita Electric Works Ltd プリント基板のバイアホールの検査方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130606A (en) * 1980-03-18 1981-10-13 Asahi Glass Co Ltd Optical measuring device for thickness of transparent material
JPS60200108A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 Daicel Chem Ind Ltd 光学式厚み測定法および装置
JPS631905A (ja) * 1986-06-20 1988-01-06 Asahi Optical Co Ltd 光学式厚み測定法及び装置
JPS633205A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 Asahi Optical Co Ltd 光学式厚み測定装置
JPH04172192A (ja) * 1990-11-07 1992-06-19 Nec Corp レーザ加工装置
JPH07128247A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Hoya Corp 材料識別装置並びにレーザ加工装置及びレーザ成膜配線装置
JPH11170074A (ja) * 1997-12-12 1999-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工装置およびその制御方法
JPH11277261A (ja) * 1998-03-25 1999-10-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ穴あけ加工装置
JPH11320155A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工方法および加工装置と被加工物
JP2000137002A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Matsushita Electric Works Ltd プリント基板のバイアホールの検査方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024631A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Fujikura Ltd ブラインドビアの深さ評価方法および深さ評価装置ならびに基板の研磨装置
JP4531465B2 (ja) * 2004-07-06 2010-08-25 株式会社フジクラ ブラインドビアの深さ評価方法および深さ評価装置ならびに基板の研磨装置
JP2008046079A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Disco Abrasive Syst Ltd 表面位置検出装置およびレーザー加工機
JP2008058230A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Disco Abrasive Syst Ltd 加工孔の深さ検出装置およびレーザー加工機
JP2008170366A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Disco Abrasive Syst Ltd チャックテーブルに保持された被加工物の計測装置およびレーザー加工機
JP2009269074A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2010099679A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd レーザ加工装置及びその位置検出方法
US8211719B2 (en) 2009-09-24 2012-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Method of processing substrate and method of manufacturing substrate for use in liquid ejection head
JP2016010809A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社ディスコ レーザー加工装置
CN105470162A (zh) * 2016-01-08 2016-04-06 武汉新芯集成电路制造有限公司 一种侦测接触孔缺陷的方法
CN105470162B (zh) * 2016-01-08 2019-07-02 武汉新芯集成电路制造有限公司 一种侦测接触孔缺陷的方法
CN108827170A (zh) * 2018-07-09 2018-11-16 东莞市耀发机械设备有限公司 一种在线双面铜厚测试机
CN108827170B (zh) * 2018-07-09 2023-11-21 东莞市耀发机械设备有限公司 一种在线双面铜厚测试机
JP2021041455A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 株式会社片岡製作所 レーザ処理装置
JP7386511B2 (ja) 2019-09-13 2023-11-27 株式会社片岡製作所 レーザ処理装置
CN112291944A (zh) * 2020-10-27 2021-01-29 惠州市特创电子科技有限公司 线路板及其激光开窗方法
CN112453730A (zh) * 2020-11-17 2021-03-09 西安中科微精光子制造科技有限公司 一种高深径比微孔的激光加工系统及加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4148138B2 (ja) レーザ加工装置
JP6249225B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
KR20120052923A (ko) 레이저 가공 장치
JP2002176240A (ja) ビアホール加工方法及びその装置
US6727462B2 (en) Laser machining device
JP2002192369A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
US20220009038A1 (en) Laser machining device
JP2006315031A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP3769942B2 (ja) レーザー加工方法及び装置、並びに非導電性透明基板の回路形成方法及び装置
KR100639585B1 (ko) 레이저 제어방법, 레이저 장치, 및 이에 이용되는 레이저가공방법, 레이저 가공기
JP2007167936A (ja) 金メッキ剥離方法及び金メッキ剥離装置
JP2005177788A (ja) レーザ加工装置
JP3323987B2 (ja) レーザ加工装置
JP4492041B2 (ja) レーザ加工装置とレーザ加工方法
JP2006007257A (ja) レーザ加工装置
JP2002239772A (ja) レーザ加工方法およびその装置
JP2002346775A (ja) レーザ加工装置及び方法
KR100787236B1 (ko) 극초단 펄스 레이저 가공 장치 및 방법
JP4948923B2 (ja) ビーム照射装置、及び、ビーム照射方法
JP3842186B2 (ja) レーザ加工方法及び装置
JP2009262224A (ja) レーザ加工装置
JP3926620B2 (ja) レーザ加工装置およびその方法
JPH058071A (ja) レーザ加工装置
JP3132555B2 (ja) レーザ加工装置
US11897056B2 (en) Laser processing device and laser processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629