JP2719666B2 - 緊急脱出用刃付ハンマ - Google Patents

緊急脱出用刃付ハンマ

Info

Publication number
JP2719666B2
JP2719666B2 JP7250784A JP25078495A JP2719666B2 JP 2719666 B2 JP2719666 B2 JP 2719666B2 JP 7250784 A JP7250784 A JP 7250784A JP 25078495 A JP25078495 A JP 25078495A JP 2719666 B2 JP2719666 B2 JP 2719666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hammer
handle
emergency escape
blade
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7250784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0985646A (ja
Inventor
正敏 北村
Original Assignee
株式会社北正
丸愛産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社北正, 丸愛産業株式会社 filed Critical 株式会社北正
Priority to JP7250784A priority Critical patent/JP2719666B2/ja
Publication of JPH0985646A publication Critical patent/JPH0985646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2719666B2 publication Critical patent/JP2719666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/32Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices
    • B60R2022/328Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices comprising means for cutting the belt

Landscapes

  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車事故等にお
いて車室内に閉じ込められた乗員等が車外に脱出する際
に使用する、緊急脱出用刃付ハンマに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車は、種々な設備が施され
て、快適な運転ができるようになってきている。しかし
ながら、交通事故というものは、自動車の性能そのもの
とは無関係にかつ不可避的に生ずるものであり、その場
合に、ドアが故障して開かず、乗員が車室内に閉じ込め
られたままとなってしまうこともある。閉じ込められた
乗員は、すぐに車外へ脱出しないと、例えば車両火災等
に巻き込まれてしまうことがあり得るため、何としてで
も早急に脱出しなければならない。
【0003】ところが、脱出しようにも、ドアが全く開
かず、しかも窓ガラスの操作機構も事故時の衝撃で損傷
していて窓ガラスも開けられない場合が十分あり得る。
さらに、シートベルトを外そうとしても、あわてている
こともあって、シートベルトのタングの取付金具からの
取り外しができず、あるいはその取付金具等が衝撃で損
傷していた場合には、状況はさらに悲惨となる。つま
り、ドアあるいは窓ガラスを開ける前に、自らの身体を
座席及びシートベルトから自由にしなければならないの
である。このような状況は全く架空のものではなく、警
察庁や各県警の事故状況報告の中でも報告されているよ
うに、実際に発生しているものである。
【0004】以上の通り、交通事故等によって車室内に
閉じ込められた乗員が自らの力で早急に脱出するために
は、まずシートベルトを切断して自分の身体を自由に
し、次いで窓ガラスを割ることが必要となるのである。
勿論、他の車室内に閉じ込められた他人を救出する場合
も、外から窓ガラスを割ってシートベルトを切断すると
いう作業は必要であるが、シートベルトの切断や窓ガラ
スの破壊といっても素手でできるものではない。
【0005】このため、例えば昭和59年特許出願公表
第502016号公報にて、「交通事故後窓ガラスをた
たき割るため特に乗用車で固定される装置」が既に提案
されてきている。この装置は、上記公報の特許請求の範
囲の記載からすると、図11にも示すように、主とし
て、「固定用の多数の透孔およびハンマを取り付ける締
め付けフックを持つ取付け板とハンマを備える、交通事
故後窓ガラスをたたき割るため特に乗用車内に固定され
る装置において、取付け板1がT型状輪部を持つ基本体
3から成り、ハンマ2がハンマ部頭部10の範囲に対称
的に二つのハンマ尖端15、16を備えかつハンマ柄9
の自由端の範囲に安全ベルトを切断するナイフ22をも
ち、基本体3のT型状輪部の3つの終端範囲にハンマ尖
端15、16およびハンマ柄9の自由端を被覆する保護
壁6、7、8を設けてあることを特徴とする、装置」で
あり、上記公報の第2頁右上欄第3行目以下の記載によ
れば、「本発明の課題は、交通事故後、車輌のドアが故
障のため即座に開放できない場合、乗客の救出が敏速且
つ容易に行われるように始めて述べた種類の装置を開発
することにある。その際取り上げられている種類の事故
の際に所要救出作業を内部から行えるように、乗用車で
提供される余地が隘狭なために一方では保護してこの装
置を取りつけ、また他方ではこの装置を直ぐに把握でき
るように自由に使えることが重要である」を課題とする
ものである。
【0006】すなわち、上記特表昭59−502016
号公報の装置によれば、シートベルト(安全ベルト)を
ナイフ22によって切断できてハンマ尖端15、16に
よって窓ガラスが破壊できるだけでなく、取付け板1を
有していることによって、狭い乗用車の車室内に取付け
ておくことができ、しかも、直ぐに把握できて自由に使
えるという優れたものとなっているのである。
【0007】このような優れたものではあっても、本発
明者等のその後の検討によって、上記装置を含めたこの
種の緊急脱出用ハンマについて、さらに改善しなければ
ならない次のような諸点が見付かったのである。
【0008】(操作性の確保) 上記特表昭59−50216号公報に示された装置は、
一本の柄の一端に一対のハンマ尖端15、16を一体的
に形成し、他端にナイフ22を設けたものであるから、
全体の形状・長さが大きくかつ重いものとなって、狭い
車室内で振り回すものとしては多少難があるものと考え
られる。何故なら、この種の緊急脱出用ハンマは、あわ
てながら緊急時において使用者が素手で操作しなければ
ならないものであり、そのものが長くて重いと、その本
来の使用が困難となるからである。
【0009】(さらなる小型化) 近年の乗用車においては、種々な設備や操作ボタン等を
乗員、特に運転者の近くに配置しなければならないた
め、仮りに取付け板1を採用しても、緊急時だけにしか
使用しないこの種の装置の取付場所を必要な時にすぐ取
出せるように確保しておくことは殆んど不可能となって
きている。従って、この種の装置は、これをもっと小型
化して、例えばグローブボックスやコンソールボックス
内に入る程度の大きさのものとする必要がある。
【0010】(安全性の確保) 当然のことながら、この種の装置は、その使用時に、使
用者の手指等に傷をさせるようなものであってはならな
い。前述した従来の装置では、ハンマ尖端15、16は
ナイフ22の使用時に、またナイフ22はハンマ尖端1
5、16の使用時に、またナイフ22はハンマ尖端1
5、16の使用時にそれぞれ露出するものであるが、こ
れらが手指や爪等に直接触れないようにしておくと、こ
れをあわてている緊急時に使用する場合に非常に安全で
ある。
【0011】(機能性の確保) それでは、この種の装置をもっと小型化してハンマ尖端
やナイフを隠しておくようにすればよいようであるが、
それ程単純ではない。何故なら、この種の装置は、緊急
時に自分の身体を守るために使用する工具であるため、
工具として十分な剛性を有して確実に機能を発揮できる
ものとしておかなければならないからである。
【0012】(感触性の向上) この種の装置は、これが手動工具の一種であるから、そ
の使用時に素手で確実に持てる大きさのものとする必要
があることは当然であり、できれば素手で持ったときの
手障りが良いとより好ましいものである。
【0013】以上の諸点を念頭において、自動車からの
緊急脱出のために使用するこの種の装置について、その
後に公開された他の従来技術について検討してみると、
次の通りである。図12には、実公昭60−42076
号公報において提案されている「自動車の窓ガラス破壊
工具」が示してあるが、この工具は、T字状に形成した
本体の頭部の両側に円錐状の尖端部を設けたものである
から、シートベルトの切断を行うことができないだけで
なく、少なくとも上述した〜の点に関しては不十分
なものとなっている。
【0014】図13には、実公昭63−37177号公
報にて提案されている「ガラスクラシャ」が示してある
が、このガラスクラシャーは、懐中電灯の後端部に尖端
を有する金属製の破壊子を設けたものであるから、暗闇
を照らしてガラスを割ることはできても、シートベルト
を切断することはできない。また、このガラスクラシャ
ーは、その破壊子で窓ガラスを割る場合には、懐中電灯
の胴体部分を手で持たなければならないから、上記及
びについて不十分であるとともに、やについても
難があると考えられる。
【0015】図14及び図15には、実開平5−581
9号公報及び実開平5−6072号公報にそれぞれ示さ
れた「ベルト切断具」が示してあるが、これらはあくま
でもシートベルトの切断という機能しか有していないも
のであり、窓ガラスの破壊は全くできないものである。
また、これらの「ベルト切断具」は、シートベルトに付
けておくものであるから、上記の点の改良はみられる
ものの、常に掛け外しを行うシートベルトに付いている
ため、シートベルト装着時の作業に邪魔になると考えら
れる。
【0016】さらに、図16には、実開平5−6077
7号公報にて提案されている「殴打具」が示してある
が、この「殴打具」は、上記の点は改良されてはいる
ものの、シートベルトの切断が行えないだけでなく、上
記、及びの点は不十分なものであると考えられ
る。
【0017】そこで、本発明者等は、この種の緊急工具
・装置の上記現状を改善し、さらに、上記〜の改良
を具体化するにはどうしたらよういかについて種々検討
を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、自動車のシートベルトの切断と窓ガラスの破
壊とを行う緊急脱出用ハンマのさらなる改良である。
【0019】すなわち、本発明の目的とするところは、
シートベルトの切断及び窓ガラスの破壊が行えることは
勿論、十分小型化することができて、安全性、操作性、
及び機能性を十分確保することができ、さらに使用者の
感触を向上させることのできる緊急脱出用ハンマを提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、実施形
態において使用する符号を付して説明すると、「自動車
のシートベルト60を切断するためのカッター部10
と、開かなくなったドアの窓ガラス70を破壊するため
のハンマ部20とを有する緊急脱出用刃付ハンマ100
であって、カッター部10を外端部に支持する握り柄3
0と、ハンマ部20を外端部内側に支持するアーム部4
0とを、その各内端部側にて一つの枢軸50により折り
畳み自在に連結するとともに、握り柄30の内側に、ア
ーム部40の一部とハンマ部20とが収納される収納凹
所31を形成したことを特徴とする緊急脱出用刃付ハン
マ100」である。
【0021】ここで、外端とは、図1及び図2に示すよ
うに、アーム部40を握り柄30に対して拡開したとき
に、図示左右両端に位置する部分をいい、内端とは、ア
ーム部40及び握り柄30の枢軸50に近接した端部を
いうものであり、また内面とは、図2に示した緊急脱出
用刃付ハンマ100の図示下側面をいうものであって、
この緊急脱出用刃付ハンマ100の図示上側面は外面と
いうことにする。
【0022】この請求項1に係る緊急脱出用刃付ハンマ
100は、シートベルト60を切断するためのカッター
部10を有する握り柄30と、窓ガラス70を破壊する
ためのハンマ部20を有するアーム部40とを、その各
枢着部32及び43にて枢軸50により枢着することに
より、折り畳み自在としたものであり、これにより、全
体の小型化を図るとともに、工具として操作性及び機能
性を確保するようにしたものである。勿論、折り畳み可
能とすることにより、折り畳んだときに、カッター部1
0及びハンマ部20の大きな突出・露出を防止して安全
性を確保するとともに、素手で握ったときの感触性をも
向上させたものである。
【0023】また、この請求項1の緊急脱出用刃付ハン
マ100では、握り柄30の内面側に収納凹所31を形
成しておくものであり、アーム部40を握り柄30側に
折り畳んだときに、このアーム部40の一部及びハンマ
部20の特に破壊先端23が収納凹所31内に収納され
るようにしたものである。これにより、アーム部40の
握り柄30に対する折り畳みを行った際に、緊急脱出用
刃付ハンマ100全体のさらなる小型化を可能にしたも
のであり、これにより、前述した各機能・性質をより一
層向上させたものである。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項2に
係る発明の採った手段は、請求項1の緊急脱出用刃付ハ
ンマ100について、アーム部40を、平板部41と、
これに直交して内側に突出する補強突条42とからなる
断面略T字状のものとして、補強突条42が握り柄30
側の収納凹所31内に収納されるものとしたことであ
る。
【0025】すなわち、この請求項2の緊急脱出用刃付
ハンマ100は、特にそのアーム部40の具体的形状を
握り柄30側の形状に即して決定することにより、当該
アーム部40の工具としての剛性を、前述した他の機能
を損なうことなく確保したものであり、ハンマ部20の
使用時における機能を確実かつ十分発揮できるようにし
たものである。
【0026】上記課題を解決するために、請求項3に係
る発明の採った手段は、請求項1または2に係る緊急脱
出用刃付ハンマ100について、カッター部10を、握
り柄30の外端部内に埋設される刃11と、この刃11
の上面を覆うべく握り柄30と一体的に形成した保護部
12と、この保護部12と握り柄30との間に形成され
て刃11に対するシートベルト60の案内を行う案内溝
13とにより構成するとともに、握り柄30に対して折
り畳んだアーム部40の先端が、保護部12及び握り柄
30との間に指やシートベルトのための挿入空間14を
形成しながら、案内溝13の挿入側前方に位置するよう
に構成したことである。
【0027】すなわち、この請求項3の緊急脱出用刃付
ハンマ100は、アーム部40を握り柄30側に折り畳
んだときでも、シートベルト60切断のためのカッター
部10の機能を、使用時の安全性をより一層確保しなが
ら、十分発揮できるようにしたものである。
【0028】最後に、上記課題を解決するために、請求
項4に係る発明の採った手段は、請求項1〜3のいずれ
かに係る緊急脱出用刃付ハンマ100について、握り柄
30及びアーム部40の内端に、これら両者を枢軸0を
中心に拡開したときに互いに当接する当接面33・44
を形成するとともに、握り柄30またはアーム部40の
内端に枢軸0に直交する切欠溝34を入れることにより
一体的に形成されて、先端内面に係止突起35aを有す
る弾性ストッパ35と、アーム部40または握り柄30
の内端部に一体的に形成されて、アーム部40を握り柄
30に対して拡開したとき、弾性ストッパ35の係止突
起35aが係合する係合凹所45を形成したことであ
る。
【0029】すなわち、この請求項4に係る緊急脱出用
刃付ハンマ100は、ハンマ部20を使用して窓ガラス
70を破壊する場合の工具としての剛性をさらに確保で
きるようにしたものであり、かつアーム部40の握り柄
30に対する拡開操作性をより一層向上させたものであ
る。換言すれば、例えば握り柄30側の弾性ストッパ3
5の弾性により、拡開途中と拡開完了時での操作性を滑
らかにするとともに、拡開完了時に両当接面33及び4
4が互いに当接することにより、拡開したアーム部40
が握り柄30に対してしっかりと保持されるようにし
て、窓ガラス70の破壊時の衝突に十分耐え得るものに
したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、各発明を、図面に示した実
施形態である緊急脱出用刃付ハンマ100について説明
するが、この実施形態の緊急脱出用刃付ハンマ100
は、上記各発明を実質的に含むものであるため、以下で
はこの実施形態の緊急脱出用刃付ハンマ100を中心に
説明する。
【0031】この緊急脱出用刃付ハンマ100は、図1
に示すように、自動車のシートベルト60を切断するす
るためのカッター部10と、開かなくなった自動車のド
アの窓ガラス70を破壊するためのハンマ部20とを有
しているものであるが、これらのカッター部10及びハ
ンマ部20は、図1〜図3、図6及び図7に示すよう
に、握り柄30及びアーム部40の先端に一体的に設け
てある。これらの握り柄30及びアーム部40の内端側
部分には、図4または図8等に示したように、互いに嵌
合し合う枢着部32及び43がそれぞれ一体的に形成し
てあり、これらの枢着部32及び43に挿通した一本の
枢軸50により、アーム部40は握り柄30に対して折
り畳み及び拡開自在なものとしてある。
【0032】なお、本実施形態の握り柄30及びアーム
部40は、所定の重量を有して、手障りのよいものとす
るために、ABS樹脂やPP樹脂等の合成樹脂材料によ
って型成形したものであり、この場合の、後述の刃11
やハンマ部20の取付基部21をモールド成形するもの
である。
【0033】特に、握り柄30については、図1及び図
3に示したように、その内側に、内端側にて開口してい
る略直線状の第1凹所31aと、この第1凹所31aの
図示右端側に連通している第2凹所31bとからなる収
納凹所31が形成してあり、この収納凹所31内にハン
マ部20とアーム部40の一部とを収納できるようにし
てある。すなわち、この収納凹所31は、アーム部40
を握り柄30に対して折り畳んだときに、アーム部40
の一部とハンマ部20とを収納することにより握り柄3
0とアーム部40との干渉をなくして、緊急脱出用刃付
ハンマ100全体の小型化をより一層確実に行えるよう
にしているものである。
【0034】勿論、当該緊急脱出用刃付ハンマ100
は、アーム部40を握り柄30側に折り畳んだとき(図
6に示した場合)、及びアーム部40を握り柄30に対
して拡開したとき(図2に示した場合)に、その全体ま
たは部分を手に持って使用するものであるから、各アー
ム部40や握り柄30の直接手に触れる外表面は曲面や
平面になるようにしてあり、アーム部40や握り柄30
の上述した材料による性質とも相まって、手障りがよく
しかも持ち易いものとしてある。
【0035】換言すれば、この緊急脱出用刃付ハンマ1
00は、カッター部10を有する握り柄30に対して、
ハンマ部20を有するアーム部40を折り畳み可能なも
のとしたのであるから、上述したのさらなる小型化が
達成でき、狭い車室内で使用するのに適した大きさと重
さのものとすることができるから、の操作性を確保で
きるのである。
【0036】また、この緊急脱出用刃付ハンマ100
は、後述するように、カッター部10を主として構成す
る刃11の上面を、広い面積の保護部12によって覆う
とともに、ハンマ部20を一つとして、このハンマ部2
0の特に破壊先端23を、握り柄30側の収納凹所31
内に収納するようにしたので、の安全性確保ができる
とともに、握り柄30及びアーム部40を手で握ること
のできる程度の大きさにしたこともあって、の感触性
の向上を図ることができるものとなっている。そして、
折り畳み・拡開可能にした握り柄30及びアーム部40
の先端部に、カッター部10及びハンマ部20をそれぞ
れ設けたのであるから、の機能性の確保を行うことが
できるのである。
【0037】さて、本実施形態におけるカッター部10
は、図2及び図3に示すように、握り柄30の端部内に
モールドした一枚の刃11を主たる構成部材としている
ものであり、この刃11は、握り柄30の軸心面(図3
では中央横断面)と略一致した箇所に位置しているもの
である。この刃11は、図2に示したように、その刃部
の一部を露出させているものであり、その上面側は、図
3に示したように、刃11より十分大きな保護部12に
よって覆われているものである。
【0038】保護部12は、図2及び図3に示したよう
に、その図示右端部の形状を握り柄30の右端部のそれ
と連続または一致させたものであり、言わば握り柄30
の一部となるように構成したものである。そして、この
保護部12は、図3に示したように、その図示左端部を
略三角形状のものとしたものであり、図2にも示したよ
うに、握り柄30から浮かせて案内溝13を形成するよ
うに形成したものである。これにより、この保護部12
は、その図3の図示左端部にてシートベルト60の案内
溝13内への案内をし易くしているものであり、図9に
示したようなシートベルト60の切断作業を行うための
初期操作をし易くしているものである。
【0039】また、このカッター部10においては、こ
れを握り柄30の端部に形成することにより、図6及び
図7に示すように、当該握り柄30に向けて折り畳んだ
アーム部40の先端部と保護部12の内端部との間に、
挿入空間14を積極的に形成するようにしているもので
ある。この挿入空間14は、握り柄30側に折り畳んだ
アーム部40の先端に形成した指掛突起46に指を掛け
易くするためと、図6に示した状態のまま当該緊急脱出
用刃付ハンマ100を使用してシートベルト60を切断
する際に、このシートベルト60の案内溝13内への挿
入をし易くするためとの二つの意味を有しているもので
ある。
【0040】一方、ハンマ部20は、特に図2に示した
ように、アーム部40の先端部内にモールドされる取付
基部21と、アーム部40から露出する段部22と、こ
の段部22の先端に形成されて窓ガラス70に直接当た
る破壊先端23とからなっているものである。取付基部
21の外周には円環状の溝が形成してあって、この溝内
にアーム部40の材料である樹脂が入り込むことによ
り、当該取付基部21のアーム部40に対する一体化を
確実にするようにしてある。また、段部22は、割った
窓ガラス70の破片を窓からかき落とす場合に使用する
ものであり、この段部22に割れた窓ガラス70の端縁
が引っ掛り得るようにしてある。さらに、破壊先端23
は、窓ガラス70を直接破壊する部分であるが、当該緊
急脱出用刃付ハンマ100を振り回す人が女性や老人の
ように力の弱い人であっても、その力を窓ガラス70の
破壊に効率良く使用するために、その角度を、例えば6
0度のような鋭角としてある。しかも、この破壊先端2
3には所謂焼きが入れてあり、窓ガラス70の破壊を十
分行えるような硬度の高いものとなっているのである。
【0041】以上のようなハンマ部20を先端に一体化
したアーム部40は、開かなくなった自動車のドアを窓
ガラス70を破壊する場合に、図1、図2及び図10に
示したように、握り柄30に対して拡開されるものであ
るが、この拡開状態はしっかりと維持されなければなら
ない。そこで、本実施形態の緊急脱出用刃付ハンマ10
0においては、図4及び図8に示すように、握り柄30
及びアーム部40の円端面に当接面33及び44が形成
してある。すなわち、これらの当接面33及び44は、
アーム部40を握り柄30に対して拡開したときに、図
4に示したようにそれぞれ当接し合うことになるもので
あって、それ以上のアーム部40の回動を規定するもの
である。
【0042】また、アーム部40の拡開時において重要
なことは、図4に示したように、握り柄30側の弾性ス
トッパ35に形成してある係止突起35aが、アーム部
40側の枢着部43に形成してある係合凹所45内に係
合していて、アーム部40の折り畳み方向への回動を弾
発的に規制していることである。すなわち、本実施形態
の握り柄30においては、図5に示すように、その内端
側に開口している2本の切欠溝34が形成してあって、
これら切欠溝34間に位置する部分を弾性ストッパ35
としてあるのである。これにより、この弾性ストッパ3
5は、握り柄30の材料による弾力性によって文字通り
の弾力性を有するストッパとなったものであり、この弾
性ストッパ35の内端内側に一体的に突出形成した係止
突起35aが、図4及び図5に示したように、アーム部
40の係合凹所45内に弾力的に係合することになるも
のである。
【0043】また、握り柄30側の弾性ストッパ35
は、アーム部40の握り柄30に対する開閉時におい
て、その先端部に形成してある係止突起35aがアーム
部40側の枢着部43の上面に乗り上がって当接するこ
とにより、アーム部40側の枢着部43に弾力的に当接
することになるものであり、これにより、アーム部40
の握り柄30に対する開閉が不用意になされないように
するとともに、拡開完了時において節度感を付与するこ
とができるのである。すなわち、あわてて使用する場合
であっても、ハンマ部20を一体化したアーム部40の
拡開完了時点が、それまではある程度の摩擦力があった
のに急に操作が軽くなるとともに、握り柄30及びアー
ム部40の当接面33及び44の当接によって急に止ま
るから、アーム部40が握り柄30に対して拡開された
ことが感覚的かつ完全に理解できるのである。
【0044】さらに、本実施形態のアーム部40は、図
1〜図3に示したように、ハンマ部20の破壊先端23
とは反対側となる平板部41と、この平板部41の中央
部に形成された補強突条42とからなるものであり、そ
の断面形状が略T字状となるようにしたものである。こ
れにより、このアーム部40は、これを握り柄30に対
して拡開してそのハンマ部20を使用する場合に必要な
剛性を、材料を多くしなくても十分確保することができ
るのであり、図10に示したような窓ガラス70の破壊
を行う際の、工具として必要な剛性を軽量化されたもの
であっても十分確保しているものである。
【0045】また、このアーム部40は、上述したよう
に、その断面形状をT字状になるようにしたから、その
補強突条42を握り柄30側の収納凹所31を構成して
いる第1凹所31a内に簡単に収納することができると
ともに、この第1凹所31aの形状を握り柄30全体の
剛性を低下させることがないように小さなものとして形
成できるのである。
【0046】そして、このアーム部40は、これを握り
柄30に対して折り畳んだ場合、図6及び図7に示した
ように、その先端もしくはこれに形成した指掛突起46
が、カッター部10側の保護部12との間に、小さな挿
入空間14を介した状態で近接することになるから、折
り畳んだ状態の当該緊急脱出用刃付ハンマ100を手で
握った場合に何等の違和感をも与えないのであるだけで
なく、例えばポケット内に入れた場合に引っかかる部分
のないものとなっているのである。特に、本実施形態の
アーム部40は、これを握り柄30に対して折り畳んだ
場合、その先端またはこれに形成したに形成した指掛突
起46が、図6に示したように、カッター部10側の保
護部12の内端より上方に位置するものとしてあるか
ら、刃11に対するシートベルト60の案内を行う案内
溝13内に、例えばポケットの一部が入り込むことはな
いものとなっている。
【0047】なお、本実施形態のアーム部40は、その
先端もしくはこれに形成した指掛突起46に指を掛け
て、これを握り柄30に対して拡開することを一般的な
拡開方法としているものではあるが、このアーム部40
の平板部41は、図6に示したように、握り柄30の側
方に僅かに突出するものとしてあるから、この平板部4
1の側面を指でつかんで、これによって当該アーム部4
0を拡開することもあり得るものである。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した通り、まず請求項1に係る
発明においては、上記実施形態において例示した如く、
「自動車のシートベルト60を切断するためのカッター
部10と、開かなくなったドアの窓ガラス70を破壊す
るためのハンマ部20とを有する緊急脱出用刃付ハンマ
100であって、カッター部10を外端部に支持する握
り柄30と、ハンマ部20を外端部内側に支持するアー
ム部40とを、その各内端部側にて一つの枢軸50によ
り折り畳み自在に連結するとともに、握り柄30の内側
に、アーム部40の一部とハンマ部20とが収納される
収納凹所31を形成したこと」にその特徴があり、これ
により、シートベルトの切断及び窓ガラスの破壊が行え
ることは勿論、十分小型化することができて、安全性、
操作性、及び機能性を十分確保することができ、さらに
使用者の感触を向上させることのできる緊急脱出用ハン
マを提供することができるのである。
【0049】また、請求項2に係る発明においては、上
記請求項1に係る緊急脱出用刃付ハンマ100につい
て、アーム部40を、平板部41と、これに直交して内
側に突出する補強突条42とからなる断面略T字状のも
のとして、補強突条42が握り柄30側の収納凹所31
内に収納されるものとしたことにその特徴があり、これ
により、請求項1に係る発明と同じ効果を発揮すること
ができて、工具として必要な剛性を、他の機能・効果を
損なうことなく確実に確保することができ、結果として
の操作性確保との機能性確保をより一層確実に行う
ことができるのである。
【0050】請求項3に係る発明では、上記請求項1ま
たは2に係る緊急脱出用刃付ハンマ100について、カ
ッター部10を、握り柄30の外端部内に埋設される刃
11と、この刃11の上面を覆うべく握り柄30と一体
的に形成した保護部12と、この保護部12と握り柄3
0との間に形成されて刃11に対するシートベルト60
の案内を行う案内溝13とにより構成するとともに、握
り柄30に対して折り畳んだアーム部40の先端が、保
護部12及び握り柄30との間に指やシートベルトのた
めの挿入空間14を形成しながら、案内溝13の挿入側
前方に位置するように構成したことにその構成上の特徴
があり、これにより、請求項1または2に係る発明と同
様な効果を発揮することができることの他、アーム部4
0を握り柄30側に折り畳んだときの緊急脱出用刃付ハ
ンマ100全体の形状を、他の構成部材の必要な剛性を
確保しながら、さらに小型化することができるから、ハ
ンマ部20の破壊先端23を隠せることによる安全性を
確保しながらカッター部10の機能を十分発揮させるこ
とができるのである。
【0051】そして、請求項4に係る発明は、請求項1
〜3のいずれかに係る緊急脱出用刃付ハンマ100につ
いて、握り柄30及びアーム部40の内端に、これら両
者を枢軸0を中心に拡開したときに互いに当接する当接
面33・44を形成するとともに、握り柄30またはア
ーム部40の内端に枢軸0に直交する切欠溝34を入れ
ることにより一体的に形成されて、先端内面に係止突起
35aを有する弾性ストッパ35と、アーム部40また
は握り柄30の内端部に一体的に形成されて、アーム部
40を握り柄30に対して拡開したとき、弾性ストッパ
35の係止突起35aが係合する係合凹所45を形成し
たことにその構成上の特徴があり、これにより、請求項
1〜3の発明と同様な効果を発揮することができる他、
握り柄30側の弾性ストッパ35の弾性により、アーム
部40の拡開途中及び拡開完了時での操作性や感触を向
上させることができるだけでなく、拡開完了時までの当
接面33及び44の互いの当接により、アーム部40を
握り柄30に対してしっかりと支持することができて、
窓ガラス70の破壊時における衝撃に対して十分耐え得
るものとすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緊急脱出用刃付ハンマの斜視図で
ある。
【図2】同緊急脱出用刃付ハンマのアーム部を拡開した
ときの側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図3の1−1線に沿ってみた部分拡大断面図で
ある。
【図5】図2の2−2線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
【図6】アーム部を握り柄側に折り畳んだときの緊急脱
出用刃付ハンマの側面図である。
【図7】同緊急脱出用刃付ハンマの平面図である。
【図8】折り畳んだアーム部側を下にした緊急脱出用刃
付ハンマの枢軸を中心にみた部分拡大断面図である。
【図9】アーム部を折り畳んだ握り柄を手で持ってシー
トベルトを切断している状態を示す正面図である。
【図10】握り柄から拡開したアーム部の先端に設けて
るハンマ部によって窓ガラスを破壊している状態を示す
自動車ドアの部分断面図である。
【図11】この種の緊急脱出用刃付ハンマの従来例を示
す平面図である。
【図12】従来の緊急脱出用刃付ハンマであってカッタ
ー部を有していない例を示すもので、(イ)は部分破断
正面図、(ロ)は支持台を利用して取付けた状態を示す
側面図である。
【図13】懐中電灯の先にハンマ部を設けたものの部分
破断正面図である。
【図14】シートベルトを切断するためのカッター部の
従来例を示す平面図である。
【図15】同カッター部の別の従来例を示すもので、
(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図16】窓ガラスを破壊するための従来のハンマ部の
縦断面図である。
【符号の説明】
100 緊急脱出用刃付ハンマ 10 カッター部 11 刃 12 保護部 13 案内溝 14 挿入空間 20 ハンマ部 21 取付基部 22 段部 23 破壊先端 30 握り柄 31 収納凹所 31a 第1凹所 31b 第2凹所 32 枢着部 33 当接面 34 切欠溝 35 弾性ストッパ 35a 係止突起 40 アーム部 41 平板部 42 補強突条 43 枢着部 44 当接面 45 係合凹所 46 指掛突起 50 枢軸 60 シートベルト 70 窓ガラス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のシートベルトを切断するためのカ
    ッター部と、開かなくなったドアの窓ガラスを破壊する
    ためのハンマ部とを有する緊急脱出用刃付ハンマであっ
    て、 前記カッター部を外端部に支持する握り柄と、前記ハン
    マ部を外端部内側に支持するアーム部とを、その各内端
    部側にて一つの枢軸により折り畳み自在に連結するとと
    もに、 前記握り柄の内側に、前記アーム部の一部とハンマ部と
    が収納される収納凹所を形成したことを特徴とする緊急
    脱出用刃付ハンマ。
  2. 【請求項2】前記アーム部を、平板部と、これに直交し
    て内側に突出する補強突条とからなる断面略T字状のも
    のとして、前記補強突条が前記握り柄側の収納凹所内に
    収納されるものとしたことを特徴とする請求項1に記載
    の緊急脱出用刃付ハンマ。
  3. 【請求項3】前記カッター部を、前記握り柄の外端部内
    に埋設される刃と、この刃の上面を覆うべく前記握り柄
    と一体的に形成した保護部と、この保護部と前記握り柄
    との間に形成されて前記刃に対するシートベルトの案内
    を行う案内溝とにより構成するとともに、 前記握り柄に対して折り畳んだアーム部の先端が、前記
    保護部及び握り柄との間に指やシートベルトのための挿
    入空間を形成しながら、前記案内溝の挿入側前方に位置
    するように構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の緊急脱出用刃付ハンマ。
  4. 【請求項4】前記握り柄及びアーム部の内端に、これら
    両者を前記枢軸を中心に拡開したときに互いに当接する
    当接面を形成するとともに、 前記握り柄またはアーム部の内端に前記枢軸に直交する
    切欠溝を入れることにより一体的に形成されて、先端内
    面に係止突起を有する弾性ストッパと、前記アーム部ま
    たは握り柄の内端部に一体的に形成されて、前記アーム
    部を握り柄に対して拡開したとき、前記弾性ストッパの
    係止突起が係合する係合凹所を形成したことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の緊急脱出用刃付ハン
    マ。
JP7250784A 1995-09-28 1995-09-28 緊急脱出用刃付ハンマ Expired - Fee Related JP2719666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7250784A JP2719666B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 緊急脱出用刃付ハンマ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7250784A JP2719666B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 緊急脱出用刃付ハンマ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0985646A JPH0985646A (ja) 1997-03-31
JP2719666B2 true JP2719666B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=17213005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7250784A Expired - Fee Related JP2719666B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 緊急脱出用刃付ハンマ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2719666B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2388809B (en) * 2002-05-22 2004-11-17 Donut Safeland Ltd An escape hammer
JP4196793B2 (ja) * 2003-09-10 2008-12-17 日本電気株式会社 緊急時機能付き折畳み式携帯電話機
JP4180081B2 (ja) * 2005-11-21 2008-11-12 小島プレス工業株式会社 緊急脱出補助用具
JP2008122050A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Nobel Kogyo Kk 警棒に定設した強化ガラス打破器
JP5773778B2 (ja) * 2011-06-27 2015-09-02 鉦治 二村 緊急脱出用工具
CN102774344B (zh) * 2012-07-10 2014-07-09 伍尚强 安全锤
CN102773840B (zh) * 2012-07-10 2014-07-23 伍尚强 安全锤
CN105498108B (zh) * 2015-12-19 2018-09-14 北海恒科电子配件有限公司 具有旋转头的辅助逃生工具
JP6811122B2 (ja) * 2017-03-07 2021-01-13 吉田 英夫 緊急脱出用具およびその取付け装置
CN108721797A (zh) * 2017-04-20 2018-11-02 贾锐超 一种汽车用逃生用品
CN108014432A (zh) * 2017-12-07 2018-05-11 吴汝松 一种强力回弹的钢化玻璃破碎器
JP6949815B2 (ja) * 2018-12-26 2021-10-13 豊田鉄工株式会社 車両脱出用のガラス破砕具
CN109969117A (zh) * 2019-04-28 2019-07-05 攀枝花学院 汽车落水自救逃生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0985646A (ja) 1997-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2719666B2 (ja) 緊急脱出用刃付ハンマ
US4680861A (en) Seatbelt cutter
US4592467A (en) Device installed in passenger cars for smashing windows after traffic accidents
EP4059782A1 (en) Seatbelt mounted combination cutter and glass break tool
US20140157525A1 (en) System for an Escaping Device
JP3723951B2 (ja) 車両用シートベルトのタング構造
KR102154992B1 (ko) 자동차 비상탈출용 유리파손장치
JP2585184B2 (ja) 緊急脱出用ハンマー
KR100200268B1 (ko) 긴급 탈출용 햄머
EP0768963B1 (en) Rescue knife, especially for seat belts
US10632964B2 (en) Seatbelt buckle with built-in cutter
JP2534757Y2 (ja) 緊急脱出用ハンマー
JP2620520B2 (ja) 自動車用窓ガラス割り具
JPH11129801A (ja) アシストグリップ
KR20040042215A (ko) 비상용 해머
KR102659018B1 (ko) 비상망치 기능을 하는 자동차 문용 실내 손잡이
JPH0727096Y2 (ja) 緊急脱出用ハンマー
JP3045419U (ja) 緊急脱出用ガラス割り具
JP2550632Y2 (ja) 緊急脱出用ハンマー
KR20140049112A (ko) 차량 사고시 비상 탈출용 도구
JP3007514U (ja) シートベルト切断具
JP3044461U (ja) 緊急脱出用ハンマー
KR0126977Y1 (ko) 긴급장비 겸용 변속레버
JPH1128256A (ja) 自動車の緊急脱出装置
CA1220459A (en) Device for smashing windows in the event of a traffic- accident

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees