JPH11129801A - アシストグリップ - Google Patents

アシストグリップ

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Publication number
JPH11129801A
JPH11129801A JP29509497A JP29509497A JPH11129801A JP H11129801 A JPH11129801 A JP H11129801A JP 29509497 A JP29509497 A JP 29509497A JP 29509497 A JP29509497 A JP 29509497A JP H11129801 A JPH11129801 A JP H11129801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
assist grip
hammer
handle
assist
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29509497A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Matsumoto
昇 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takanichi Co Ltd filed Critical Takanichi Co Ltd
Priority to JP29509497A priority Critical patent/JPH11129801A/ja
Publication of JPH11129801A publication Critical patent/JPH11129801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシストグリップ本来の機能を有しているば
かりでなく、緊急時には使用性に優れた車外脱出用ハン
マーとしても利用できるようにしたアシストグリップを
提供すること。 【解決手段】 車室内に設けられたグリップホルダー1
0、11にグリップ本体1をその柄部1aの両端に設け
られた連結部をもって装脱自在に保持させたアシストグ
リップであって、前記した柄部1aの両端に設けられた
連結部のうち少なくとも一方を車外脱出用のハンマー部
2としておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アシストグリップ
本来の機能を有しているばかりでなく、緊急時には使用
性に優れた車外脱出用ハンマーとしても利用できるよう
にしたアシストグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車内に設けられている従来のア
シストグリップは車内壁やシート背面などに固着された
もので、アシストグリップとしての機能以外はもってい
なかった。一方、自動車の安全用装備の一つに、自動車
が万が一水中に転落等した場合、窓ガラスを破壊して脱
出するのに使用する車外脱出用ハンマーがあるが、この
車外脱出用ハンマーとしては、後付けタイプのものが広
く普及している。
【0003】しかしながら、従来の後付けタイプの車外
脱出用ハンマーにおいては、車内の収納場所に困るとい
う問題点があった。即ち、この種の車外脱出用ハンマー
は緊急時に用いるものであるため、即座に手の届く場所
に置こうとすると見栄えが悪くなるとともに邪魔にな
り、逆に、例えばグローブボックスの内部やシートの下
部等に収納・設置してしまうと邪魔にはならないが緊急
時において咄嗟に取り出すことが難しくなり、使用性に
劣るという相反する問題点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、アシストグリップとしての機
能を有しているばかりでなく、緊急時における使用性に
優れた車外脱出用ハンマーとしても利用でき、しかも、
場所取ることなく常備できるうえに、常に目につく所に
ありながら見栄えが悪くなったり邪魔になることもない
アシストグリップを提供することを目的として完成され
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のアシストグリップは、車室内に設
けられたグリップホルダーにグリップ本体をその柄部の
両端に設けられた連結部をもって装脱自在に保持させた
アシストグリップであって、前記した柄部の両端に設け
られた連結部のうち少なくとも一方が車外脱出用のハン
マー部とされていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。1はアシストグリップ本
体、10、11はアシストグリップ本体1をその両端に
設けられた連結部をもって装脱自在に保持させる固定の
グリップホルダーである。アシストグリップ本体1は前
記したように柄部1aの両端に連結部を設けてあるが、
この連結部のうち一端に設けられたものは鉄製のハンマ
ー部2であって、このハンマー部2と柄部1aとの境界
には一方のグリップホルダー10の開口部内にピッタリ
収納される形状とする鍔状のストッパーが設けられてい
る。これに対して前記した連結部のうち一端に設けられ
たものは、図2に示されるように、軸方向に対し伸縮自
在なものとされている。即ち、柄部1aの他端には先端
を他方のグリップホルダー11へ嵌合される連結専用頭
部4とした硬質合成樹脂よりなる棒状のステー6がバネ
5の弾発下で常時先方へ最大限まで突出するよう付勢さ
れた状態として摺動自在に連結されており、該弾発力に
反してステー6を柄部2内へ押し込めれば柄部1aの長
さが短縮されるよう構成されている。
【0007】一方、前記したグリップホルダー10、1
1は、アシストグリップ本体1をその両端に設けられた
連結部をもって装脱自在に保持させることができるよう
に、車室内に一定の間隔をおいて固定されたものである
が、このグリップホルダー10、11にはハンマー部2
と連結専用頭部4が嵌合される挿入凹部10a、11a
が対向するように形成されている。
【0008】このように構成されたものは、通常時は図
3に示されるように、アシストグリップ本体1はその柄
部1aの両端に設けられている連結部としてのハンマー
部2と連結専用頭部4とをグリップホルダー10、11
に嵌合保持させているので、柄部1aを一般のアシスト
グリップとして同様に使用に供されるものであり、この
場合、グリップホルダー10、11にはハンマー部2と
連結専用頭部4の形状に対応した凹形状の挿入部10
a、11aが形成されていてハンマー部2と連結専用頭
部4が隠蔽されるので見栄えがよく、また、ハンマー部
2と柄部1aとの境界部分にグリップホルダー10の開
口部と同形状のストッパー3が形成されているときに
は、ストッパー3がグリップホルダー10の開口部にピ
ッタリ収納されることとなるので一層見栄えによいもの
となる。
【0009】特に、連結専用頭部4を柄部1aの一端に
摺動自在に連結されてバネ5の弾発力により常時最大限
まで先方へ突出するよう付勢されるステー6の一端に設
けたものは、複雑なロック装置がないにもかかわらず、
アシストグリップ本体1を利用したときに強い牽引力が
加えられた際にグリップホルダー10、11から外れる
ことがなくてアシストグリップとして十分な強度を有す
るとともに、位置ずれやガタつきの発生もない。しか
も、緊急時においてハンマーとして使用するため取り外
す場合は、図4に示されるように、柄部1aをバネ5の
弾発力に反して矢印で示したハンマー部2とは逆方向へ
押し下げたうえハンマー部2を手前側へ引き出せば、簡
単に取り出すことができ使用に供されることとなる。こ
の場合、ハンマーは従来のようにグローブボックスの内
部などに隠くされておらず常に目に触れているととも
に、手を伸ばせばすぐに届く位置にあるため、水中に転
落した等の緊急時であっても慌てることなく即座に取り
出して利用できることとなる。
【0010】なお、このアシストグリップは、図5に示
されるような自動車の昇降補助用のグリップやドア開閉
補助用のグリップや、図6に示されるようなシートの背
凭れ背面に取り付けられた手摺用のグリップ等いずれの
グリップにも適用することができ、また、前記した実施
の形態のものは、アシストグリップ本体1をグリップホ
ルダー10、11に両端の連結部をもって装脱自在に保
持させる手段として、ステー6をバネ5の弾発下で常時
先方へ最大限まで突出するよう付勢させて柄部1aの他
端に摺動自在に連結しているが、他のロック手段をもち
いてもよく、さらに、前記した連結専用頭部4をハンマ
ー部としてもよく、利用できる連結頭部としても、要
は、車室内に設けられたグリップホルダー10、11に
アシストグリップ本体1をその柄部1aの両端に設けら
れた連結部をもって装脱自在に保持させたアシストグリ
ップであって、前記した柄部1aの両端に設けられた連
結部のうち少なくとも一方を車外脱出用のハンマー部2
としてあればよいことは勿論である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は通常のアシストグリップとしての機能を発揮するば
かりでなく、緊急時における使用性に優れた車外脱出用
ハンマーとしても利用でき、しかも、車外脱出用ハンマ
ーが常に目につく所にありながら見栄えが悪くなったり
邪魔になることもなく常備できるなど多くの利点があ
る。よって本発明は従来の問題点を一掃した緊急時に車
外脱出用ハンマーとしても利用できるアシストグリップ
として、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解状態斜視図であ
る。
【図2】本発明における連結専用頭部の1例を示す断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す分解状態斜視図であ
る。
【図4】グリップホルダーからアシストグリップ本体を
取り外す工程を説明する斜視図である。
【図5】自動車内への取り付け状態を示す斜視図であ
る。
【図6】シートの背もたれへの取り付け状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 アシストグリップ本体 1a 柄部 2 ハンマー部 4 連結専用頭部 6 ステー 10 グリップホルダー 11 グリップホルダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設けられたグリップホルダー(1
    0)、(11)にアシストグリップ本体(1) をその柄部(1a)の
    両端に設けられた連結部をもって装脱自在に保持させた
    アシストグリップであって、前記した柄部(1a)の両端に
    設けられた連結部のうち少なくとも一方を車外脱出用の
    ハンマー部(2) としたことを特徴とするアシストグリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 柄部(1a)の両端に設けられた連結部のい
    ずれか一方をグリップホルダー(10)、(11)のいずれか一
    方に嵌合される固定のハンマー部(2) とし、他方の連結
    部を柄部(1a)の他端に進退動自在に設けられて他方のグ
    リップホルダーに嵌合される連結専用頭部(4) とした請
    求項1に記載のアシストグリップ。
  3. 【請求項3】 連結専用頭部(4) が、柄部(1a)の他端に
    摺動自在に連結されてバネ(5) の弾発力により常時最大
    限まで先方へ突出するよう付勢されるステー(6) の一端
    に設けられている請求項1または2に記載のアシストグ
    リップ。
JP29509497A 1997-10-28 1997-10-28 アシストグリップ Withdrawn JPH11129801A (ja)

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JP29509497A JPH11129801A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 アシストグリップ

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JPH11129801A true JPH11129801A (ja) 1999-05-18

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JP29509497A Withdrawn JPH11129801A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 アシストグリップ

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Cited By (7)

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Effective date: 20050104