JP2010148601A - 自動車用のシートカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】通常は、車室内に配置された座席のシートバックの汚れを防止すると共に、そのシートバックに傷が付けられることを防止でき、緊急事態の発生時には、緊急医療キットとしての機能を果たすことのできるシートカバーを提案する。
【解決手段】シートカバー2は、通常、座席1のシートバック3の背面に保持されている。緊急事態の発生時には、シートカバー2をシートバック3から外し、そのシートカバー2のカバー本体部8に枢着された開閉蓋16を開いて、その内部に収容された医療用具によって負傷者に対する応急手当を施す。
【選択図】図2
【解決手段】シートカバー2は、通常、座席1のシートバック3の背面に保持されている。緊急事態の発生時には、シートカバー2をシートバック3から外し、そのシートカバー2のカバー本体部8に枢着された開閉蓋16を開いて、その内部に収容された医療用具によって負傷者に対する応急手当を施す。
【選択図】図2
Description
本発明は、緊急事態の発生時に、車室内において即座に医療用具を取り出して負傷者に対する応急手当を施すことの可能なシートカバーに関する。
自らが運転する自動車や、他の自動車が事故を起こしたとき、負傷者に対する応急手当を施すことができるように、応急手当用の医療用具を収容した緊急医療キットを自動車に搭載しておくことは従来より周知である。ところが、このような緊急医療キットを車室内に置いておくと、これが邪魔となるため、一般に緊急医療キットを車体後部のラゲージルーム内に収容しておくことが多かった。このため、緊急事態の発生時に、緊急医療キットを即座に取り出して使用することは容易ではなかった。
一方、自動車の車室内に配置された座席をシートカバーによって覆うことも従来より広く行われている(特許文献1参照)。ところが、従来のシートカバーは、専ら座席の汚れを防止したり、その座席に傷が付けられることを防止するなどの目的で使用されるにすぎぬものであった。
本発明は、上述した認識に基づきなされたものであって、その目的とするところは、緊急事態の発生時に、車室内において即座に医療用具を取り出して負傷者に対する応急手当を施すことの可能なシートカバーを提供することにある。
本発明は、応急手当用の医療用具を収容する用具収納部を備えていて、車室内に配置された座席のシートバックの背面に離脱可能に取り付けられる自動車用のシートカバーを提案する。
その際、上記シートカバーが、前記用具収納部が設けられているカバー本体部と、シートバック上部の取付孔に差し込まれたヘッドレスト取付用のステーよりも車幅方向外方の各シートバック上面部分にそれぞれ当接するように前記カバー本体部から突出した一対の上側舌部と、前記シートバックの車幅方向各側面にそれぞれ当接できるように前記カバー本体部から突出した一対の下側舌部とを有し、前記各上側舌部が各シートバック上面部分にそれぞれ当接し、かつ前記各下側舌部がシートバックの前記各側面にそれぞれ当接することによって、シートカバーがシートバックに離脱可能に取り付けられると有利である。
また、上記シートカバーは、前記一対の上側舌部とカバー本体部とに一体に連結された樹脂シートを有し、前記ヘッドレスト取付用のステーは、前記樹脂シートを貫通して延びていて、シートカバーをシートバックの後方側に引いて該シートカバーをシートバックから取り外すとき、前記樹脂シートが前記ステーから受ける外力によって破断するように、当該樹脂シートの厚さとその材質が設定されていると有利である。
さらに、上記シートカバーにおいて、シートバックから外したシートカバーを背負ったとき、前記各上側舌部がシートカバーを背負った人の肩に載り、かつ前記各下側舌部がシートカバーを背負った人の脇腹に当接するように、前記上側舌部と下側舌部が形成されていると有利である。
また、上記シートカバーが、前記各上側舌部に引き出し可能に収納された一対のベルトと、各上側舌部から引き出された前記各ベルトの先端部を、前記各下側舌部に着脱可能に連結する連結手段とを有し、シートバックから外したシートカバーを背負ったとき、前記連結手段によって、各上側舌部から引き出された各ベルトの先端部を各下側舌部にそれぞれ連結して、該シートカバーを背負った人が当該シートカバーを保持するように構成されていると有利である。
本発明によれば、応急手当用の医療用具を収納したシートカバーを、車室内に配置された座席のシートバック背面に離脱可能に配置することができるので、緊急事態の発生時に、車室内において、即座にシートカバーをシートバックから外し、これに収納されていた医療用具を迅速に取り出して負傷者に対する応急手当を施すことができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は自動車の車室内に配置された座席1と、その座席1に装着されるシートカバー2とを示す斜視図であり、図2はシートカバー2を座席1に装着した状態を示す斜視図である。図1及び図2における矢印Frは自動車の前進方向を示し、矢印Wは、自動車の車幅方向を示している。本明細書における「前」又は「後」なる文言は、自動車の前進方向Frを基準とした前後を意味する。
図1及び図2に示した座席1は、図示していない着座者の背部を支えるシートバック3と、着座者の尻部を支えるシートクッション4と、着座者の頭部を支えるヘッドレスト5とを有している。図1に示すように、ヘッドレスト5には、一対のステー6が固着され、これらのステー6がシートバック3の上部に形成された取付孔7に差し込まれて、ヘッドレスト5がシートバック3に図2に示したように取り付けられる。このように、座席1のヘッドレスト5に固定されたステー6は、シートバック上部の取付孔7に差し込まれて、ヘッドレスト5をシートバック3の取り付ける用をなす。
図1及び図2に示したシートカバー2は、後述するように応急手当用の医療用具が収容された用具収納部が設けられているカバー本体部8と、そのカバー本体部8から前方に向けて突出した一対の上側舌部9と、同様にカバー本体部8から前方に向けて突出した一対の下側舌部10とを有している。図1及び図2には、一方の下側舌部10のみを示してあり、他方の下側舌部10は図3及び図7に示してある。さらに、シートカバー2は、図1に示すように、各上側舌部9の間の領域に位置していて、その一対の上側舌部9とカバー本体部8とに一体に連結された樹脂シート11を有している。
上述したシートカバー2を座席1のシートバック3に取り付けるには、図1に示したように、ヘッドレスト5をシートバック3から外した上で、シートカバー2を矢印Aで示したように、座席1の後方からシートバック3の背面に近づけ、各上側舌部9を、シートバック上部の各取付孔7よりも車幅方向外方の各シートバック上面部分12にそれぞれ載せると共に、各下側舌部10を、シートバック3の各車幅方向側面13に当接させる。このとき、シートバック2の樹脂シート11も、シートバック3の上面に載せられ、その樹脂シート11に形成された各貫通孔14と、シートバック上部に形成された各取付孔7とが整合する。このように整合した各貫通孔14と各取付孔7に、ヘッドレスト5に固定された各ステー6を挿入して、該ヘッドレスト5を図2に示したようにシートバック3に取り付ける。このようにヘッドレスト5がシートバック3の上部に取り付けられたとき、シートカバー2の各上側舌部9は、取付孔7に差し込まれたステー6よりも車幅方向外方の各シートバック上面部分12に当接している。
上述のように、本例のシートカバー2は、シートバック上部の取付孔7に差し込まれたヘッドレスト取付用のステ6ーよりも車幅方向外方の各シートバック上面部分12にそれぞれ当接するようにカバー本体部8から突出した一対の上側舌部9と、シートバック3の車幅方向各側面13にそれぞれ当接できるようにカバー本体部8から突出した一対の下側舌部10とを有していて、各上側舌部9が各シートバック上面部分12にそれぞれ当接し、かつ各下側舌部10がシートバック3の各側面13にそれぞれ当接することによって、シートカバー2が図2に示したように、シートバック3に取り付けられる。各上側舌部9がシートバック3の各シートバック上面部分12上に載り、かつ各下側舌部10が、シートバック3を挟み付けた状態で、その各側面13に当接することによって、シートカバー2がシートバック3に保持されるのである。
しかも、本例のシートカバー2は、上側舌部9とカバー本体部8とに一体に連結された樹脂シート11を有していて、ヘッドレスト取付用のステー6は、樹脂シート11を貫通して延び、かつシートバック上部の取付孔7に嵌合しているので、シートカバー2は、ステー6によってもシートバック3に対して保持され、シートカバー2の全体がシートバック3に安定した状態に取り付けられる。また、後述するように、シートバック3に取り付けられたシートカバー2を簡単にシートバック3から外すことができる。本例のシートカバー2は、上側舌部9を下側舌部10と樹脂シート11によってシートバック3に離脱可能に取り付けられるのである。
上述のように取り付けられたシートカバー2は、そのシートバック3が汚れたり、該シートバック3に傷が付けられることを防止することができる。この点は、従来一般に用いられているシートカバーと同様である。
図3は、図1のIII−III線拡大断面図であり、図4は図1のIV−IV線拡大断面図である。同じく、図5は図1のV−V線拡大断面図である。
図3に示すように、カバー本体部8は、内部が中空に形成され、その内部の中空部が応急手当用の各種の医療用具Tを収容する用具収納部15となっている。医療用具Tとしては、救急セット、包帯、消毒薬、AEDなどが挙げられる。かかる用具収納部15の後部には、図6にも示すように開口17が形成されている。また、図6に示すように、カバー本体部8には、簡略化して示したヒンジ18を介して開閉蓋16が矢印B,C方向に回動開閉可能に枢着されていて、通常は、用具収納部15の開口17は、図3に示したように、この開閉蓋16によって閉鎖されている。このとき、開閉蓋16の自由端側の先端部は、図1及び図2にも示したように、カバー本体部8に突設された係止突起19に係合し、開閉蓋16がその閉位置にロックされている。カバー本体部8と、開閉蓋16は硬質樹脂により構成されている。
また、図4に示すように、上側舌部9は、カバー本体部8を構成する硬質樹脂と一体に形成された硬質樹脂より成る芯材20と、その芯材20のまわりに配置されたクッション材21と、そのクッション材21を覆う表皮22とから構成されている。同じく、図5に示すように、下側舌部10も、カバー本体部8を構成する硬質樹脂と一体に形成された硬質樹脂より成る芯材23と、その芯材23のまわりに取り付けられたクッション材24と、そのクッション材24を覆う表皮25とから構成されている。
前述のように、図1に示したシートカバー2を、座席1の後方からシートバック3の背面に近づけ、該シートカバー2をシートバック3に押し付けると、車幅方向に間隔をあけて位置する一対の下側舌部10の芯材23とクッション材24は、わずかに車幅方向外方に開拡し、その弾性によってシートバック3の各側面13に圧接する。これにより両下側舌部10は、シートバック3を挟み付けることができる。
緊急事態の発生時には、図2に示したようにシートバック3に取り付けられたシートカバー2を矢印Dで示した後方に引く。これにより、シートカバー2の樹脂シート11がステー6から受ける外力によって破れると共に、上側舌部9と下側舌部10がシートバック3から外れる。このように簡単にシートカバー2をシートバック3から外すことができる。次いで、開閉蓋16に設けられた把手34を掴んで、その開閉蓋16を図1に矢印Bで示した方向に引っ張ると、開閉蓋16の先端部が係止突起19から外れるので、その開閉蓋16を図6に示したように開き、用具収納部15の開口17を開放することができる。このようにして、緊急事態の発生時に、車室内において即座に用具収納部から医療用具Tを取り出して、負傷者に対する応急手当を施すことができる。また、通常、シートカバー2はシートバック3の背面に取り付けられて、シートのカバーとして用いられるので、そのシートカバー2が邪魔となることはない。
上述のようにシートカバー2の樹脂シート11は、シートカバー2がシートバック3に取り付けられているときは、そのシートカバー2をシートバック3に対して保持する働きをなし、シートカバー2をシートバック3から外すときは、その樹脂シート11がステー6から受ける外力によって容易に破断するので、シートカバー2を確実にシートバック3から外すことができる。シートカバー2をシートバック3の後方側に引いて該シートカバー2をシートバック3から取り外すとき、樹脂シート11がステー6から受ける外力によって破断するように、その樹脂シート11の厚さとその材質が設定されているのである。
以上のように、本例の自動車用のシートカバー2は、応急手当用の医療用具Tを収容する用具収納部15を備えていて、車室内に配置された座席1のシートバック3の背面に離脱可能に取り付けられている。ところが、この構成だけであると、自らが運転する自動車以外の自動車が事故を起こしたとき、その負傷者に対して応急手当を施すために、事故車のところに医療用具を運びずらい。そこで、本例のシートカバー2は、これを救助者が背中に背負って容易に運搬できるように構成されている。以下に、これに関する具体例を明らかにする。
自らが運転する自動車以外の自動車が事故を起こし、その事故車の乗員に対して応急手当を施すべきときは、救助者は、それまで図2に示したようにシートバック3に取り付けられていたシートカバー2を前述のようにしてシートバック3から外した上で、図7に示したように、そのシートカバー2を背中に背負う。このとき、シートカバー2の各上側舌部9は、シートカバー2を背負った人Pの肩に載り、各下側舌部10は、シートカバー2を背負った人Pの脇腹に弾性的に押し付けられた状態に当接する。上側舌部9と下側舌部10が、このようにシートカバー2を背負った人Pの体に当接するように形成されているのである。
上述した構成により、シートカバー2を負傷者のところに迅速に運び、その負傷者に対する応急手当てを施すことができるが、図示したシートカバー2においては、さらに図7に示すように一対のベルト27によって、以下に説明するように、シートカバー2をより一層確実に、そのシートカバー2を背負った人Pの体に保持させることができる。
図4に示すように、各上側舌部9の内部には、その芯材20に回転可能に支持された軸28が収容され、その軸28には、可撓性を備えたベルト27の基端部が係止されていると共に、そのベルト27が軸28に巻回されている。ベルト27の自由端部側は、各上側舌部9の開口29から外部に引き出され、その引き出されたベルト27の自由端部には、硬質樹脂又は金属より成る止め板30が固定連結されている。図1及び図2にも示すように、通常は、その止め板30に形成された取付孔31が、図4に示したように上側舌部9の芯材20に突設された係止ピン32に嵌合し、これによって止め板30が上側舌部9に保持されている。また、図5及び図7に示したように、下側舌部10の芯材23にも、係止ピン33が突設されている。
緊急事態の発生時に、シートカバー2をシートバック3から外した後、止め板30の取付孔31を係止ピン32から外して、各ベルト27を図7に矢印Eで示したように引っ張る。これにより、ベルト27は各上側舌部9から引き出される。次いで、シートカバー2を図7に示したように背負うと共に、各止め板30の取付孔31を、下側舌部10の芯材23に突設された係止ピン33に嵌合する。これにより、シートカバー2は、これを背負った人Pの体にしっかりと保持され、そのシートカバー2を背負った救助者は、両手をフリーな状態にして、シートカバー2を、救助を必要とする人のところに迅速に運んで、応急手当を施すことができる。
各ベルト27が各上側舌部9内に巻き込まれるように、軸28を回転付勢するばね(図示せず)を設けておけば、シートカバー2を背から下ろし、止め板30を係止ピン33から外せば、自動的にベルト27を上側舌部9内に巻き込んで収容することができる。
上述した止め板30と、下側舌部10に設けられた係止ピン33は、ベルト27の先端部を下側舌部10に着脱可能に連結する連結手段の一例を構成している。
以上のように、本例の自動車用のシートカバー2は、各上側舌部9に引き出し可能に収納された一対のベルト27と、各上側舌部9から引き出された各ベルト27の先端部を、各下側舌部10に着脱可能に連結する連結手段とを有し、シートバック3から外したシートカバー2を背負ったとき、上記連結手段によって、各上側舌部9から引き出された各ベルト27の先端部を各下側舌部10にそれぞれ連結して、該シートカバー2を背負った人Pが当該シートカバー2をしっかりと保持することができるように構成されている。
本発明に係るシートカバーを、個人の自動車だけでなく、タクシーやバス、或いはパトロールカーなどの公共交通機関に設置すると特に有利である。
1 座席
2 シートカバー
3 シートバック
6 ステー
7 取付孔
8 カバー本体部
9 上側舌部
10 下側舌部
11 樹脂シート
12 シートバック上面部分
13 側面
15 用具収納部
27 ベルト
P 背負った人
T 医療用具
W 車幅方向
2 シートカバー
3 シートバック
6 ステー
7 取付孔
8 カバー本体部
9 上側舌部
10 下側舌部
11 樹脂シート
12 シートバック上面部分
13 側面
15 用具収納部
27 ベルト
P 背負った人
T 医療用具
W 車幅方向
Claims (5)
- 応急手当用の医療用具を収容する用具収納部を備えていて、車室内に配置された座席のシートバックの背面に離脱可能に取り付けられる自動車用のシートカバー。
- 前記用具収納部が設けられているカバー本体部と、シートバック上部の取付孔に差し込まれたヘッドレスト取付用のステーよりも車幅方向外方の各シートバック上面部分にそれぞれ当接するように前記カバー本体部から突出した一対の上側舌部と、前記シートバックの車幅方向各側面にそれぞれ当接できるように前記カバー本体部から突出した一対の下側舌部とを有し、前記各上側舌部が各シートバック上面部分にそれぞれ当接し、かつ前記各下側舌部がシートバックの前記各側面にそれぞれ当接することによって、シートカバーがシートバックに離脱可能に取り付けられる請求項1に記載の自動車用のシートカバー。
- 前記一対の上側舌部とカバー本体部とに一体に連結された樹脂シートを有し、前記ヘッドレスト取付用のステーは、前記樹脂シートを貫通して延びていて、シートカバーをシートバックの後方側に引いて該シートカバーをシートバックから取り外すとき、前記樹脂シートが前記ステーから受ける外力によって破断するように、当該樹脂シートの厚さとその材質が設定されている請求項2に記載の自動車用のシートカバー。
- シートバックから外したシートカバーを背負ったとき、前記各上側舌部がシートカバーを背負った人の肩に載り、かつ前記各下側舌部がシートカバーを背負った人の脇腹に当接するように、前記上側舌部と下側舌部が形成されている請求項2又は3に記載の自動車用のシートカバー。
- 前記各上側舌部に引き出し可能に収納された一対のベルトと、各上側舌部から引き出された前記各ベルトの先端部を、前記各下側舌部に着脱可能に連結する連結手段とを有し、シートバックから外したシートカバーを背負ったとき、前記連結手段によって、各上側舌部から引き出された各ベルトの先端部を各下側舌部にそれぞれ連結して、該シートカバーを背負った人が当該シートカバーを保持する請求項4に記載の自動車用のシートカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008328349A JP2010148601A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 自動車用のシートカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008328349A JP2010148601A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 自動車用のシートカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010148601A true JP2010148601A (ja) | 2010-07-08 |
Family
ID=42568385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008328349A Pending JP2010148601A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 自動車用のシートカバー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010148601A (ja) |
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US11975636B2 (en) | 2021-01-19 | 2024-05-07 | Faurecia Sièges d'Automobile | Vehicle seat backrest |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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