JP6811122B2 - 緊急脱出用具およびその取付け装置 - Google Patents
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Description
このため、近時では前記のような緊急時に備えて、車室にシートベルト切断具やウィンドガラス破砕具を車室に用意して置くことが望まれている。
しかし、このシートベルトカッターは、小形かつ構成が簡単で安価に製作できるが強度が弱く、シートベルトを円滑かつ容易に切断できない問題があった。
しかし、この緊急脱出工具は、工具本体を発炎筒の先端部に嵌合しているため、ハンマー部をウィンドガラスに打ち突ける際、衝撃によって工具本体が変位し、破砕力が低下してウィンドガラスを確実かつ速やかに破砕できなくなる問題があった。
このため、近時では工具本体にシートベルトカッターとハンマー部の双方を設け、車外へ速やかに脱出し得るようにしたものが種々提案されている。
部材によってウィンドガラスを確実に破砕することが難しく、しかもシートベルトの切断時に把柄体の開口先端部をシートベルトに挿入し難く、緊急時に速やかに切断できない等の問題があった。
請求項2の発明は、凸状部の端面を平坦面に形成し、シートベルトを円滑かつ安定して載置しシートベルト挿入溝へ導入可能にしている。
請求項3の発明は、筒状体の周面を内外二重構造に構成し、筒状体の強度を強化している。
請求項5の発明は、筒状体の中間部の握持部周面に凹状の一の環状溝を形成し、該環状溝にOリングを装着し、握持部周面の強度を強化するとともに、環状溝に装着したOリングによって、簡単な構成で握持部の摩擦を向上し、使用時の安全性を確保するようにしている。
請求項6の発明は、筒状体の軸端部内に六角筒状のハンマー押えを配置し、該ハンマー押えの六角孔状の係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側に尖端部を有する六角柱状の金属製のハンマー部を係合可能に配置し、前記尖端部の外側に前記保護カバーの先端部を配置し、ハンマー押えに保護カバーを確実かつ密着して取付け、該保護カバーの内側に尖端部を有する六角柱状のハンマー部を係合可能に配置し、ハンマー部の尖端部による擦過を防止するとともに、保護カバーの先端部を押圧変位させて前記尖端部を囲繞し、ウィンドガラスの破砕片の散乱を防止するようにしている。
請求項7の発明は、筒状体の端部内に六角孔状の係合孔を形成し、該係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側にハンマーホルダ−を係合可能に配置し、該ハンマーホルダーに筒状体の外側に配置した支持ロッドを挿入する一方、該ハンマーホルダ−の内側にハンマー部を係合可能に収容し、ハンマーホルダ−とハンマー部の周面に環状溝を形成し、該環状溝に止め輪を装着して前記ハンマーホルダ−にハンマー部を取付け、止め輪を介してハンマーホルダ−にハンマー部を簡単かつ強固に取付けるようにしている。
請求項9の発明は、筒状体の内部に複数のスペーサを離間して配置し、該スペーサ間に支持ロッドを配置し、該支持ロッドの一端のネジ部をスペーサ上に設置したナットに螺着し、支持ロッドの他端のネジ部をスペーサの近傍に設置したハンマー部に螺着し、支持ロッドの両端部を安定して支持し、ハンマー部の破砕時における衝撃を支持ロッドの両端で支持し、ウィンドガラスの破砕を安全に実行するようにしている。
請求項10の発明は、ハンマー部の内部にネジ孔を形成し、該ネジ孔に支持ロッドの他端のネジ部を螺着し、ハンマー部を容易かつ強固に支持ロッドに取付けるようにしている。
請求項11の発明は、前記スペーサ間に中空筒状の筒状ガイドを配置し、該筒状ガイドの内面に複数の補強片を連結し、筒状体を強固かつ堅牢に構成している。
請求項12の発明は、前記スペーサ間にバランスウェイトを配置し、バランスウェイトによって重量を付加し、ハンマー部の使用時における破砕力を強化するようにしている。
請求項14の発明は、ハンマー部を配置した筒状体内に複数の灯具を配置し、該灯具の外側に照射光を乱反射可能な多数の凹溝を形成した照明レンズを囲繞して配置し、該照明レンズの外側に透明または半透明のハウジングを配置し、灯具の照射光の輝度や光量を向上するようにしている。
請求項15の発明は、筒状体の中間部内に発炎筒を配置し、該発炎筒の発火部と離間位置に短小の支持ロッドを配置し、該支持ロッドの螺軸端を前記ハンマーホルダーに螺着し、長尺の支持ロッドの代わりに短小の支持ロッドを用いて、筒状体内に発炎筒の収容スペースを確保し、その取付けを実現するとともに、発炎筒の発火部と支持ロッドを離間して配置し、ハンマー部の使用時の衝撃による発炎筒の誤作動を防止するようにしている。
請求項17の発明は、支持板の他側に複数の板状の係合片を斜状に突設し、該係合片を仕切壁の内面に係合可能に設け、係合片の弾性によって支持板を仕切壁に簡便に取付け、その脱落を防止するとともに、車室に安定して設置し得るようにしている。
請求項2の発明は、凸状部の端面を平坦面に形成したから、シートベルトを円滑かつ安定して載置しシートベルト挿入溝へ導入することができる。
請求項3の発明は、筒状体の周面を内外二重構造に構成したから、筒状体の強度を強化することができる。
ーサに着座したから、バランスウェイトの製作の容易化と、その取付けの容易化を図ることができる。
請求項5の発明は、筒状体の中間部の握持部周面に凹状の一の環状溝を形成し、該環状溝にOリングを装着したから、握持部周面の強度を強化するとともに、環状溝にOリングを装着して、簡単な構成で握持部の摩擦を向上し、使用時の安全性を確保することができる。
請求項6の発明は、筒状体の軸端部内に六角筒状のハンマー押えを配置し、該ハンマー押えの六角孔状の係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側に尖端部を有する六角柱状の金属製のハンマー部を係合可能に配置し、前記尖端部の外側に保護カバーの先端部を配置したから、ハンマー押えに保護カバーを確実かつ密着して取付け、該保護カバーの内側に尖端部を有する六角柱状のハンマー部を係合可能に配置し、ハンマー部の尖端部による擦過を防止するとともに、保護カバーの先端部を押圧変位可能にさせて前記尖端部を囲繞し、ウィンドガラスの破砕片の散乱を防止することができる。
請求項7の発明は、筒状体の端部内に六角孔状の係合孔を形成し、該係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側にハンマーホルダ−を係合可能に配置し、該ハンマーホルダ−に筒状体の外側に配置した支持ロッドを挿入する一方、該ハンマーホルダ−の内側にハンマー部を係合可能に収容し、ハンマーホルダ−とハンマー部の周面に環状溝を形成し、該環状溝に止め輪を装着して前記ハンマーホルダ−にハンマー部を取付けたから、止め輪を介してハンマーホルダ−にハンマー部を簡単かつ強固に取付けることができる。
請求項9の発明は、筒状体の内部に複数のスペーサを離間して配置し、該スペーサ間に支持ロッドを配置し、該支持ロッドの一端のネジ部をスペーサ上に設置したナットに螺着し、支持ロッドの他端のネジ部をスペーサの近傍に設置したハンマー部に螺着したから、支持ロッドの両端部を安定して支持し、ハンマー部の破砕時における衝撃を支持ロッドの両端で支持し、ウィンドガラスの破砕を安全に実行することができる。
請求項10の発明は、ハンマー部の内部にネジ孔を形成し、該ネジ孔に支持ロッドの他端のネジ部を螺着したから、ハンマー部を容易かつ強固に支持ロッドに取付けることができる。
請求項11の発明は、前記スペーサ間に中空筒状の筒状ガイドを配置し、該筒状ガイドの内面に複数の補強片を連結したから、筒状体を強固かつ堅牢に構成することができる。
請求項12の発明は、前記スペーサ間にバランスウェイトを配置したから、バランスウェイトによって重量を付加し、ハンマー部の使用時における破砕力を強化することができる。
請求項14の発明は、ハンマー部を配置した筒状体内に複数の灯具を配置し、該灯具の外側に照射光を乱反射可能な多数の凹溝を形成した照明レンズを囲繞して配置し、該照明レンズの外側に透明または半透明のハウジングを配置したから、灯具の照射光の輝度や光量を向上することができる。
請求項15の発明は、筒状体の中間部内に発炎筒を配置し、該発炎筒の発火部と離間位置に短小の支持ロッドを配置し、該支持ロッドの螺軸端を前記ハンマーホルダ−に螺着したから、長尺の支持ロッドの代わりに短小の支持ロッドを用いて、筒状体内に発炎筒の収容スペースを確保し、その取付けを実現するとともに、発炎筒の発火部と支持ロッドを離間して配置し、ハンマー部の使用時の衝撃による発炎筒の誤作動を防止することができる。
請求項17の発明は、支持板の他側に複数の板状の係合片を斜状に突設し、該係合片を仕切壁の内面に係合可能に設けたから、係合片の弾性によって支持板を仕切壁に簡便に取付け、その脱落を防止するとともに、車室に安定して設置することができる。
前記救命具本体1の一端にシートベルト2を挿入可能なシートベルト挿入溝3が斜状に開口して形成され、その奥部にカッター4が斜状に取付けられている。図中、5a,5bは救命具本体1の一端の側方に突設したサイドノーズ部で、それらの接合部に前記カッター4が取付けられている。
前記筒状ガイド10の内側に支持ロッド12が配置され、該ロッド12は両端部にネジ部13,14が設けられ、これらの螺軸端部をスペーサ片8,9の外側に突出して配置している。
前記尖端部20aは、保護キャップ19と同高または保護カバー19の端面以下に配置され、尖端部20aへの接触による手指の怪我を防止可能にしている。
27〜29は救命具本体1の周面に縦方向に突出成形した凸状部で、分割コア1a,1bの接合部に沿って形成され、救命具本体1の横断面を異形に形成し、当該部の補強と握持の容易化と手指24の滑り止めに機能している。
しかも、救命具本体1の筒部周面の中間に環状溝25を形成し、これにOリング26を装着しているから、当該部の補強を図れるとともに、救命具本体1の使用時に筒状周面を保持してシートベルト2を切断し、またハンマー部20を使用してウィンドガラス21を破砕する際、手指24の滑りを防止し安全かつ確実に使用し得る。
したがって、救命具本体1はシートベルト挿入溝3の開口部の延長線上に凸状部27〜29が形成されているから、凸状部27〜29にシートベルト2を載せて円滑かつ容易にシートベルト挿入溝3に導入し、切断し得る。
また、ハンマー部20は基部が六角ナット状に形成され、これが六角筒状のゴム製の保護カバー19を介して六角筒状のハンマー押え18に緊密に嵌合しているから、ハンマー部20やハンマー押え18の衝撃や衝撃音を吸収し、これらの緩みやガタを防止して長期に亘る使用を図れる。
その際、支持板31に複数の板状の係合片32を斜状に突設し、これを仕切壁35の内面に係合可能にしているから、係合片32の弾性によってアタッチメント30の位置ずれや脱落を防止し、救命具本体1を定位置で保持し得る。
更に、握持筒34を略C字形断面の筒状に形成しているから、その弾性によって救命具本体1の筒状周面を着脱可能に保持し簡便に保持し得る。
この実施形態は救命具本体1の一端に、シートベルト挿入溝3とシートベルトカッター14を設け、この他端にハンマー部20とその尖端部20aを設ける基本的な構成を備え、これに自動車を脱出後の避難用と、走行する他の自動車への注意を喚起する警告灯を設けている。
このうち、救命具本体1の一端のハウジング36aの端面に凹穴38が形成され、該凹穴38の中央にネジ孔39が形成されている。
そして、自動車を脱出し後述する灯具を点灯後、マグネット板41を車体表面に吸着して救命具本体1を略水平に設置し、救命具本体1を保持する煩雑を解消し得るようにしている。
また、ハウジング36cと隣接するハウジング36dとの間に環状溝47が形成され、この環状溝44〜47と前記平坦面37a〜37dとが、救命具本体1を保持する際の滑り止めと強固な握持を形成可能にしている。
前記セットアップビス50の中央にネジ孔51が形成され、該ネジ孔51に支持ロッド12のネジ部13がねじ込まれている。
図中、86はハウジング36bの内側に突設した補強板、52はハウジング36cの内側に配置した制御ユニットで、その先端部に灯具としてLEDからなるトップランプ53が取付けられている。
前記トップランプ53とLEDランプ57は救命具本体1に内蔵したDC電源(図示略)に給電され、この電源回路に操作スイッチ61が接続されている。
前記基板ベース54上に照明レンズ63が立設され、該レンズ63はトップランプ53とLEDランプ57の外側を囲繞して配置され、その形状はハウジング36cより若干小形に形成されている。
前記凹溝64によって、トップランプ53とLEDランプ57の照明を精密に乱反射して外部へ放射し、この放射光を凹溝65によって上下に精密に分断し、矩形に分断した多数の放射束を外部へ照射可能にしている。
前記ハウジング36cの先端部にハウジング36dが取付けられ、該ハウジング36dは照明レンズ63と同質の透明な合成樹脂によってキャップ状に成形され、照明レンズ63からの照射光を透過して外部へ放射可能にされている。
前記係合孔68の内面に環状溝69が形成され、またハンマー部20の周面に環状溝70が形成され、この環状溝69,70にC字形状の止め輪71が係合して取付けされ、ハンマー部20を固定している。
なお、この実施形態の救命具本体1を自動車に搭載する場合は、前述のアタッチメント30を用いてドアポケットPに設置する。
しかも、救命具本体1の周面に縦方向に平坦面37a〜37dを形成しているから、当該部の補強を図れるとともに、救命具本体1を握持する際の手掛かりになり、使用時に平坦面37a〜37dを保持してシートベルト2を切断し、またハンマー部20を使用してウィンドガラス21を破砕する際、手指24の滑りを防止し安全かつ確実に使用し得る。
セットアップビス50から、マウントホルダー48に支持されて吸収される。
この場合、ハンマー部20は基部が六角ナット状に形成され、これが六角筒状のゴム製の保護カバー19を介して係合孔66に緊密に嵌合しているから、ハンマー部20やハンマー押え18の衝撃や衝撃音を吸収し、これらの緩みやガタを防止して長期に亘る使用を図れる。
したがって、シートベルト2を切断し、ウィンドガラス21を破砕して車外へ脱出後、周囲の車両に対し注意を喚起させ、かつその照明によって安全に避難し得る。
なお、自動車を脱出し、灯具53,57を点灯後、マグネット板41を車体表面に吸着して設置すれば、救命具本体1を保持する煩雑を解消し得る。
このうち、ケース本体73は有底中空の筒体に形成され、その筒状部を軸方向に二つ割りした合成樹脂製の分割コア73a,73bを接合して構成し、該分割コア73a,73bは周面を内外二重に構成して強度を強化している。
そして、前記環状溝25,75,76およびOリング26によって、救命具本体1の周面を保持する際の滑り止めを図り、シートベルト2の切断やウィンドガラス21の破砕を確実に行なうようにしている。
図中、78はケース本体73の周面の中間部に形成したヒケ避けで、複数の放熱板を軸方向に離間して突設している。79はケース本体73の開口側の内面に形成したネジ部で、該ネジ部79にキャップ74のネジ部80をねじ込み、かつそれらの接続部にOリング(図示略)を介挿して、水密に装着している。
前記係合孔19aに六角ナット状のハンマーホルダー67が係合して収容され、その係合孔68に軸状のハンマー部20が固定されている。
前記係合孔68の内面に環状溝69が形成され、またハンマー部20周面に環状溝70が形成され、この環状溝69,70にC字形状の止め輪71が係合して取付けられて、ハンマー部20を固定している。前記ハンマー部20の構成および取付けは前記第2実施形態と同様である。
このように短小な支持ロッド82を使用することによって、ケース本体73内に発炎筒72の収容スペースを確保している。
なお、この実施形態の救命具本体1を自動車に搭載する場合は、前述のアタッチメント30も用いてドアポケットPに設置する。
しかも、救命具本体1の胴部の中間に環状溝25,75,76を形成し、環状溝25にはOリング26を装着しているから、当該部の補強を図れるとともに、救命具本体1の使用時に筒部周面を保持してシートベルト2を切断し、またハンマー部20を使用してウィンドガラス21を破砕する際、手指24の滑りを防止して安全かつ確実に使用し得る。
救命具本体1は、分割コア73a,73bと、キャップ74の分割コア74a,74bに、接合部に沿って凸状部28,29を形成しているから、救命具本体1の周面の補強を図れるとともに、安定かつ強固に保持して手指24の滑りを防止し、安全かつ確実な使用を図れる。
また、ハンマー部20は、止め輪71を介して六角筒状のハンマーホルダー67に強固に保持され、該ホルダー67が六角筒状のゴム製の保護カバー19に緊密に嵌合しているから、ハンマー部20やハンマーホルダー67の衝撃や衝撃音が吸収され、これらの緩みやガタを防止して長期に亘る使用を図れる。
この後、キャップ74を保持してケース本体73から取り外し、本体73内から発炎筒72を引き回して取り出す。次に、発炎筒72を保持し、発火部84をすり薬を塗布した別設の発火部(図示略)に擦り付けて発炎し、周辺の車両に注意を喚起させて避難の安全を確保する。
3 シートベルト挿入溝
4 シートベルトカッター
12 支持ロッド
16 ナット
18a 係合孔
19 保護カバー
20 ハンマー部
20a 尖端部
26 環状溝
28 凸状部
31 支持板
32 係合片
33 掛止片
34 握持筒
36 キャップ(ハウジング)
53 灯具(トップランプ)
57 灯具(LEDランプ)
63 照明レンズ
64,65 凹溝
66 係合孔
67 ハンマーホルダー
71 止め輪
81 係合孔
82 支持ロッド
Claims (17)
- 筒状体の端部にシートベルト挿入溝とシートベルトカッター、及びウィンドガラスを破砕可能な尖端部を有するハンマー部を備えた緊急脱出用具において、前記筒状体の軸部周面に補強用の環状溝を形成するとともに、前記筒状体の周面の軸方向の全長に亘って、シートベルトを載置可能な複数の凸状部をシートベルト挿入溝に沿って設け、該凸状部を介しシートベルトをシートベルト挿入溝に導入可能にしたことを特徴とする緊急脱出用具。
- 前記凸状部の端面を平坦面に形成した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の周面を内外二重構造に構成した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の一端に前記シートベルト挿入溝とシートベルトカッターを備え、筒状体の他端に前記ハンマー部を備えた請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の中間部の握持部周面に凹状の一の環状溝を形成し、該環状溝にOリングを装着した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の軸端部内に六角筒状のハンマー押えを配置し、該ハンマー押えの六角孔状の係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側に尖端部を有する六角柱状の金属製のハンマー部を係合可能に配置し、前記尖端部の外側に前記保護カバーの先端部を配置した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の端部内に六角孔状の係合孔を形成し、該係合孔に六角管状のゴム製の保護カバーを係合可能に配置し、該保護カバーの内側にハンマーホルダ−を係合可能に配置し、該ハンマーホルダ−に筒状体の外側に配置した支持ロッドを挿入する一方、該ハンマーホルダ−の内側にハンマー部を係合可能に収容し、ハンマーホルダ−とハンマー部の周面に環状溝を形成し、該環状溝に止め輪を装着して前記ハンマーホルダ−にハンマー部を取付けた請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記保護カバーの先端部はウィンドガラスの内面に接触時、前記先端部を外側へ押圧変位してウィンドガラスの内面に密着し、その内側に前記ハンマー部の尖端部を囲繞可能にした請求項6または7記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の内部に複数のスペーサを離間して配置し、該スペーサ間に支持ロッドを配置し、該支持ロッドの一端のネジ部をスペーサ上に設置したナットに螺着し、支持ロッドの他端のネジ部をスペーサの近傍に設置したハンマー部に螺着した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記ハンマー部の内部にネジ孔を形成し、該ネジ孔に支持ロッドの他端のネジ部を螺着した請求項7または9記載の緊急脱出用具。
- 前記スペーサ間に中空筒状の筒状ガイドを配置し、該筒状ガイドの内面に複数の補強片を連結した請求項9記載の緊急脱出用具。
- 前記スペーサ間にバランスウェイトを配置した請求項9記載の緊急脱出用具。
- 前記バランスウェイトをコイルバネ状に形成し、その両端部を前記スペーサに着座した請求項12記載の緊急脱出用具。
- ハンマー部を配置した筒状体内に複数の灯具を配置し、該灯具の外側に照射光を乱反射可能な多数の凹溝を形成した照明レンズを囲繞して配置し、該照明レンズの外側に透明または半透明のハウジングを配置した請求項1記載の緊急脱出用具。
- 前記筒状体の中間部内に発炎筒を配置し、該発炎筒の発火部と離間位置に短小の支持ロッドを配置し、該支持ロッドの螺軸端を前記ハンマーホルダーに螺着した請求項7記載の緊急脱出用具。
- 筒状体の軸部周面に補強用の環状溝を形成するとともに、筒状体の端部にシートベルト挿入溝とシートベルトカッター、及びウィンドガラスを破砕可能な尖端部を有するハンマー部を備えた緊急脱出用具を備え、前記筒状体の周面の軸方向の全長に亘って、シートベルトを載置可能な複数の凸状部をシートベルト挿入溝に沿って設け、該凸状部を介しシートベルトをシートベルト挿入溝に導入可能にするとともに、支持板の一側に筒状体の周面を挟持可能な略C字形断面の握持筒を設け、前記支持板の他側に略逆L字形状の複数の掛止片を突設し、該掛止片を自動車の有底のドアポケットの仕切壁の上端部に掛け止め可能に設け、前記緊急脱出用具を立位姿勢で保持可能にしたことを特徴とする緊急脱出用具の取付け装置。
- 前記支持板の他側に複数の板状の係合片を斜状に突設し、該係合片を仕切壁の内面に係合可能に設けた請求項16記載の緊急脱出用具の取付け装置。
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