JP2912180B2 - 殴打ピン固定型殴打具 - Google Patents

殴打ピン固定型殴打具

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JP2912180B2
JP2912180B2 JP7031114A JP3111495A JP2912180B2 JP 2912180 B2 JP2912180 B2 JP 2912180B2 JP 7031114 A JP7031114 A JP 7031114A JP 3111495 A JP3111495 A JP 3111495A JP 2912180 B2 JP2912180 B2 JP 2912180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば非常時に自動車
の窓ガラスを割るための殴打ピンを備えた殴打具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】実開平5−60777号公報に示す従来
の殴打具においては、図10に示すように、柄1の殴打
部4に殴打ピン5が取着され、その殴打ピン5の先端当
接部6がこの殴打部の当接面7の外側に突出してこの
当接面7に対し相対移動不能になっている。この殴打ピ
ン5の先端当接部6の外周を囲むように弾性筒11が柄
1の殴打部4に取着され、この殴打ピン5の先端当接部
6にある尖端9が弾性筒11の開放口付近に位置してい
る。使用時、柄1を把持して殴打ピン5の先端当接部6
により窓ガラスGを叩くと、まず弾性筒11が窓ガラス
Gに当たるため、その衝撃により撓んで、殴打ピン5の
尖端9が弾性筒11から僅かに突出し、この尖端9が窓
ガラスGに対し直接当たって衝撃を与える。使用後、殴
打ピン5を窓ガラスGから離すと、弾性筒11が復帰し
て元の状態に戻り、殴打ピン5の尖端9が弾性筒11内
に没入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記殴打ピ
ン5においてその先端当接部6の底部の外周縁8からこ
の先端当接部6の尖端9までの突出長さLが、かなり大
きくなっているため、使用時に柄1の殴打部4の当接面
7が窓ガラスGに直接当たりにくいと考えられる。前記
弾性筒11があるのは、この突出長さLを大きくしたこ
ととの関係で、安全性を確保する目的であると考えられ
るが、それにより邪魔されて当接面7が窓ガラスGに対
しより一層当たりにくくなる。従って、殴打ピン5の先
端当接部6のみが窓ガラスGに刺さって衝撃が与えられ
る。
【0004】そこで、この突出長さLをある程度小さく
すれば、前記弾性筒11がなくても安全性を確保できる
とともに、使用時に柄1の殴打部4の当接面7が窓ガラ
スGに直接当たり易くなる。従って、まず殴打ピン5の
尖端9を窓ガラスGに直接当てて集中荷重による衝撃を
与え、窓ガラスGに十分なひび割れを生じさせた直後
に、殴打面積の広い柄1の殴打部4の当接面7を窓ガラ
スGに当ててこのひび割れを窓ガラスGの全体に広げ、
確実に窓ガラスGを割って落とすことができる。
【0005】しかし、この殴打作用を確実に発揮させる
には、殴打ピン5の先端当接部6に対する殴打部4の当
接面7の位置関係や、この当接面7の形状や、この先端
当接部6の突出長さLについて、それぞれ工夫しなけれ
ばならない。
【0006】本発明はこれらの点に改良を加えて窓ガラ
スを確実に割る殴打具を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】後記実施例の図面(図1
〜9)の符号を援用して本発明を説明する。第一発明に
かかる殴打ピン固定型殴打具は下記のように構成されて
いる。
【0008】柄(1)の殴打部(4)に殴打ピン(5)
埋め込まれ、その殴打ピン(5)の先端当接部(6)
がこの殴打部(4)の当接面(7)の外側に突出してこ
の当接面(7)に対し相対移動不能になっている。
【0009】前記殴打部(4)内に殴打ピン(5)の内
端部に当接するように重り(10)を設け、前記殴打ピ
ン(5)の先端当接部(6)が殴打部(4)の当接面
(7)に接するこの先端当接部(6)の底部の外周縁
(8)上の点を通り、且つ、殴打ピン(5)の先端当接
部(6)にある尖端(9)を通る特定軸線(Z)に直交
する平面(P)を想定する。
【0010】この殴打ピン(5)の特定軸線(Z)から
離れる外方へこの底部外周縁(8)上の点から延びる前
記殴打部(4)上の当接面(7)がこの想定平面(P)
となす距離(S)は、この外方に向かうに従い大きくな
っている。
【0011】第二発明にかかる殴打ピン固定型殴打具は
第一発明に下記の構成を加えている。殴打部(4)上の
当接面(7)は、殴打ピン(5)の特定軸線(Z)上ま
たはその付近にある点(C)を中心とする球面である。
【0012】第三発明にかかる殴打ピン固定型殴打具は
第一発明または第二発明に下記の構成を加えている。殴
打ピン(5)においてその先端当接部(6)の底部の外
周縁(8)からこの先端当接部(6)の尖端(9)まで
の突出長さ(L)を5ミリ以下にした。
【0013】第四発明にかかる殴打ピン固定型殴打具は
下記のように構成されている。柄(1)の殴打部(4)
に殴打ピン(5)が埋め込まれ、その殴打ピン(5)の
先端当接部(6)がこの殴打部(4)の当接面(7)の
外側に突出してこの当接面(7)に対し相対移動不能に
なっている。
【0014】前記殴打部(4)内に殴打ピン(5)の内
端部に当接するように重り(10)を設け、前記殴打ピ
ン(5)の先端当接部(6)が殴打部(4)の当接面
(7)に接するこの先端当接部(6)の底部の外周縁
(8)上の点を通り、且つ、殴打ピン(5)の先端当接
部(6)にある尖端(9)を通る特定軸線(Z)に直交
する平面(P)を想定する。
【0015】この殴打ピン(5)の特定軸線(Z)から
離れる外方へこの底部外周縁(8)上の点から延びる前
記殴打部(4)上の当接面(7)は、この想定平面
(P)から殴打ピン(5)の先端当接部(6)側に突出
しないように設けられている。
【0016】前記殴打ピン(5)にあってその先端当接
部(6)の底部の外周縁(8)からこの先端当接部
(6)の尖端(9)までの突出長さ(L)を5ミリ以下
にした。
【0017】
【作用】本発明においては、使用時に柄(1)を把持
し、殴打ピン(5)の先端当接部(6)により窓ガラス
(G)を叩くと、まずこの先端当接部(6)の尖端
(9)が窓ガラス(G)に直接当たって集中荷重による
衝撃が与えられ、窓ガラス(G)に十分なひび割れが生
じる。その直後に、殴打部(4)の当接面(7)が窓ガ
ラス(G)に当たると、このひび割れが窓ガラス(G)
の全体に広がる。
【0018】特に、第一発明においては、この尖端
(9)が当接面(7)よりも先に窓ガラス(G)に当た
り易くなる。特に、第二発明においては、窓ガラス
(G)の面が球面状当接面(7)に対し常に同じ状態で
当たり易い。
【0019】特に、第三発明においては、先端当接部
(6)の尖端(9)が窓ガラス(G)に当たった直後
に、殴打部(4)の当接面(7)が窓ガラス(G)に当
たる。特に、第四発明においても、先端当接部(6)の
尖端(9)が窓ガラス(G)に当たった直後に、殴打部
(4)の当接面(7)が窓ガラス(G)に当たる。
【0020】
【実施例】まず、本発明の第一実施例にかかる殴打ピン
固定型殴打具を図1〜6を参照して説明する。
【0021】図1,2に示すように、この殴打具はシー
トベルトカッターであって、柄1の上部にある切欠孔2
aに刃体3が露出し、メイン腕部2bから折曲されたサ
ブ腕部2cにこの刃体3が挿着されている。
【0022】前記柄1はプラスッチクからなり、その上
端部に殴打部4が形成されている。図3に示すように、
この殴打部4には硬度の高い金属製殴打ピン5が埋め込
まれ、この殴打ピン5の先端当接部6(超硬チップ)が
殴打部4上の当接面7の外側に突出している。この先端
当接部6は当接面7に対し相対移動不能になっている。
この先端当接部6は直円錐形状をなし、その外周面は殴
打部4の当接面7に接する底部の円形外周縁8から重心
軸Z上の頂点(尖端9)へ傾斜して集まっている。この
重心軸Zの方向は柄1の長手方向に対しほぼ直交してい
る。
【0023】なお、前記殴打部4内には金属製重り10
も埋め込まれている。この重り10は、使用時の操作性
を向上させるための柄1の重量バランスとしての機能ば
かりでなく、前記殴打ピン5の内端部に当接してこの内
端部で殴打ピン5からの衝撃力を受ける補強機能も有す
る。
【0024】前記殴打ピン5の先端当接部6が殴打部4
の当接面7に接するこの先端当接部6の底部の外周縁8
上の点を通り、且つ、殴打ピン5の先端当接部6にある
尖端9を通る重心軸Z(特定軸線)に直交する平面Pを
想定する。この殴打ピン5のの先端当接部6の重心軸Z
から離れる外方へこの底部外周縁8上の点から延びる前
記殴打部4上の当接面7は、この想定平面Pから殴打ピ
ン5の先端当接部6側に突出しないように設けられ、こ
の当接面7が想定平面Pとなす距離Sは、この外方に向
かうに従い大きくなっている。さらに、この殴打部4上
の当接面7は、前記先端当接部6の重心軸Zの延長軸線
上にある点Cを中心とする半径Rでかつ円周角θの球面
になっている。
【0025】前記殴打ピン5においてその先端当接部6
の底部の外周縁8からこの先端当接部6の尖端9までの
突出長さLは、安全面ばかりでなく衝撃力も考慮して、
1.5〜2ミリになっているが、1〜2.5ミリでもよ
く、要するに5ミリ以下ならば任意の寸を設定しても
よい。また、前記殴打ピン5の先端当接部6の尖端9に
おける頂角αは、鈍角(100度)になっているが、安
全面ばかりでなく衝撃力も考慮して、90〜110度に
することが望ましく、さらには80〜120度であって
もよい。なお、前記半径Rは12ミリになっているが、
8〜16ミリにしてもよい。また、前記円周角θは60
度になっているが、40〜80度にしてもよい。
【0026】さて、図4に示すように、使用時に柄1を
把持し、殴打ピン5の先端当接部6の重心軸Zを窓ガラ
スGに対し直交させてこの先端当接部6により窓ガラス
Gを叩くと、まず殴打ピン5の先端当接部6の尖端9が
窓ガラスGに直接当たって集中荷重による衝撃が与えら
れ、窓ガラスGに十分なひび割れが生じる。その直後
に、殴打面積の広い柄1の殴打部4の当接面7が窓ガラ
スGに当たると、このひび割れが窓ガラスGの全体に広
がり、窓ガラスGを確実に割ることができる。
【0027】一方、図5や図6に示すように、殴打ピン
5の先端当接部6の重心軸Zが窓ガラスGに対し若干傾
斜してこの先端当接部6により窓ガラスGが叩かれたと
しても、やはり前記殴打作用と同様にして窓ガラスGを
確実に割って落とすことができる。
【0028】この第一実施例は下記(イ)〜(ホ)の効
果を有する。 (イ) 殴打部4上の当接面7が想定平面Pとなす距離
Sを外方に向かうに従い大きくしてこの想定平面Pから
殴打ピン5の先端当接部6側に突出しないようにしたの
で、殴打時にこの先端当接部6の重心軸Zが窓ガラスG
に対し若干傾斜していても、先端当接部6の尖端9が当
接面7よりも先に窓ガラスGに当たり易くなる。従っ
て、窓ガラスGに十分なひび割れが生じる。
【0029】(ロ) 殴打部4上の当接面7が球面であ
るため、窓ガラスGの面がこの当接面7に対し常に同じ
接線状態で当たる。従って、どのような殴打状態でも、
窓ガラスGが同じ衝撃力により割られる。
【0030】(ハ) 先端当接部6の突出長さLが5ミ
リ以下(前記実施例では1.5〜2ミリ)になっている
ので、先端当接部6の尖端9が窓ガラスGに当たった直
後に、殴打部4の当接面7が窓ガラスGに当たる。従っ
て、殴打直後にこの尖端9と当接面7とが窓ガラスGに
当たって支えられ、殴打具が窓ガラスG上で滑ることな
く安定した状態で窓ガラスGを割る。
【0031】(ニ) 先端当接部6の突出長さLが5ミ
リ以下(前記実施例では1.5〜2ミリ)になってい
る。従って、窓ガラスGを割るという本来の目的以外、
例えば、本実施例の殴打具により人を叩く場合や、事故
等でこの殴打具が人に向けて不用意に飛んできた場合
に、柔らかい人肌にこの先端当接部6がたとえ当たった
としても、その突出長さLが極めて小さいために、人を
傷付けにくく安全である。ちなみに、殴打部4はプラス
チック製で且つその当接面7が球面であるため、この殴
打部4がたとえ人に当たったとしても、人を傷付けにく
く安全である。一方、硬い窓ガラスGにこの先端当接部
6及び殴打部4が当たった場合には、前述した殴打機能
が十分に発揮される。
【0032】(ホ) 硬度を必要とし且つ製造コストの
高い殴打ピン5が殴打部4に対し別部品になっているた
め、殴打具全体としての製造コストを下げることができ
る。前記第一実施例以外にも下記(イ)〜(ハ)のよう
に構成してもよい。
【0033】(イ) 図7〜9に示す第二実施例では、
鋏の両柄1うち一方のものに第一実施例と同様な殴打構
造部が設けられている。その詳細は第一実施例の説明を
参照してもらいたいが、殴打ピン5の先端当接部6の重
心軸Zは鋏の両柄1の開閉方向面上にある。
【0034】(ロ) 殴打部4上の当接面7が想定平面
Pとなす距離Sを、外方に向かうに従い大きくする手段
としては、第一実施例のような球面にする以外に、円錐
台の外周面のような傾斜曲面にする。また、この当接面
7は想定平面Pに極めて近いものであってもよい。
【0035】(ハ) 殴打ピン5の先端当接部6の形状
として、第一実施例では直円錐形状を採用し、この直円
錐の頂点を尖端9とした。この尖端9は窓ガラスGに直
接当たって集中荷重による衝撃を与えるために必要であ
るが、この衝撃機能を発揮できる尖端9を有する先端当
接部6の形状あればよい。従って、例えば、三角錐形状
や四角錐形状等の多角錐形状はもちろんのこと、円柱形
状や半球形状や円錐台形状でもごく細くすれば、採用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】第一発明にかかる殴打ピン固定型殴打具
によれば、殴打時に殴打ピン(5)の先端当接部(6)
が尖端(9)が殴打部(4)の当接面(7)よりも先に
窓ガラス(G)に当たり易くなり、窓ガラス(G)に十
分なひび割れを生じさせることができる。また、殴打部
(4)内に重り(10)を設けたことにより、使用時の
操作性を向上させるための柄(1)の重量バランスとし
ての機能ばかりでなく、前記殴打ピン(5)の内端部に
当接してこの内端部で殴打ピン(5)からの衝撃力を受
ける補強機能も有する。
【0037】第二発明によれば、第一発明の効果に加
え、窓ガラス(G)の面が球面状当接面(7)に対し同
じ状態で当たり易くなり、どのような殴打状態でも、窓
ガラス(G)を同じ衝撃力により割ることができる。
【0038】第三発明によれば、第一発明または第二発
明の効果に加え、殴打直後に尖端(9)と当接面(7)
とが窓ガラス(G)に当たって支えられ、殴打具が窓ガ
ラス(G)上で滑ることなく安定した状態で窓ガラス
(G)を割ることができる。また、安全性も高い。
【0039】第四発明にかかる殴打ピン固定型殴打具に
あっても、殴打直後に尖端(9)と当接面(7)とが窓
ガラス(G)に当たって支えられ、殴打具が窓ガラス
(G)上で滑ることなく安定した状態で窓ガラス(G)
を割ることができる。また、安全性も高く、殴打部
(4)内に重り(10)を設けたことにより、使用時の
操作性を向上させるための柄(1)の重量バランスとし
ての機能ばかりでなく、前記殴打ピン(5)の内端部に
当接してこの内端部で殴打ピン(5)からの衝撃力を受
ける補強機能も有する。
【0040】従って、本発明の殴打具は窓ガラス(G)
を確実に割ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施例にかかる殴打具を示す正
面図であり、(b)は同じく右側面図である。
【図2】 (a)は同じく左側面図であり、(b)は同
じく平面図であり、(c)は同じく底面図である。
【図3】 図1(a)の部分拡大断面図である。
【図4】 上記の殴打具を利用して窓ガラスを割る第一
作用説明図である。
【図5】 上記の殴打具を利用して窓ガラスを割る第二
作用説明図である。
【図6】 上記の殴打具を利用して窓ガラスを割る第三
作用説明図である。
【図7】 (a)は第二実施例にかかる殴打具を示す正
面図であり、(b)は同じく左側面図である。
【図8】 (a)は同じく背面図であり、(b)は同じ
く右側面図である。
【図9】 (a)は同じく平面図であり、(b)は同じ
く底面図である。
【図10】 従来の殴打具を示す断面図である。
【符号の説明】
1…柄、4…殴打部、5…殴打ピン、6…先端当接部、
7…当接面、8…外周縁、9…尖端、G…窓ガラス、Z
…殴打ピン先端当接部の重心軸(特定軸線)、P…先端
当接部外周縁上の想定平面、S…当接面と想定平面との
間の距離、C…球面中心、L…殴打ピン先端当接部の突
出長さ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄(1)の殴打部(4)に殴打ピン(5)
    埋め込み、その殴打ピン(5)の先端当接部(6)を
    この殴打部(4)の当接面(7)の外側に突出させてこ
    の当接面(7)に対し相対移動不能にした殴打ピン固定
    型殴打具において、前記殴打部(4)内に殴打ピン(5)の内端部に当接す
    るように重り(10)を設け、 前記殴打ピン(5)の先端当接部(6)が殴打部(4)
    の当接面(7)に接するこの先端当接部(6)の底部の
    外周縁(8)上の点を通り、且つ、殴打ピン(5)の先
    端当接部(6)にある尖端(9)を通る特定軸線(Z)
    に直交する平面(P)を想定し、 この殴打ピン(5)の特定軸線(Z)から離れる外方へ
    この底部外周縁(8)上の点から延びる前記殴打部
    (4)上の当接面(7)がこの想定平面(P)となす距
    離(S)を、この外方に向かうに従い大きくしたことを
    特徴とする殴打ピン固定型殴打具。
  2. 【請求項2】 殴打部(4)上の当接面(7)は、殴打
    ピン(5)の特定軸線(Z)上またはその付近にある点
    (C)を中心とする球面であることを特徴とする請求項
    1に記載の殴打ピン固定型殴打具。
  3. 【請求項3】 殴打ピン(5)においてその先端当接部
    (6)の底部の外周縁(8)からこの先端当接部(6)
    の尖端(9)までの突出長さ(L)を5ミリ以下にした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の殴打
    ピン固定型殴打具。
  4. 【請求項4】 柄(1)の殴打部(4)に殴打ピン
    (5)を埋め込み、その殴打ピン(5)の先端当接部
    (6)をこの殴打部(4)の当接面(7)の外側に突出
    させてこの当接面(7)に対し相対移動不能にした殴打
    ピン固定型殴打具において、前記殴打部(4)内に殴打ピン(5)の内端部に当接す
    るように重り(10)を設け、 前記殴打ピン(5)の先端当接部(6)が殴打部(4)
    の当接面(7)に接するこの先端当接部(6)の底部の
    外周縁(8)上の点を通り、且つ、殴打ピン(5)の先
    端当接部(6)にある尖端(9)を通る特定軸線(Z)
    に直交する平面(P)を想定し、 この殴打ピン(5)の特定軸線(Z)から離れる外方へ
    この底部外周縁(8)上の点から延びる前記殴打部
    (4)上の当接面(7)を、この想定平面(P)から殴
    打ピン(5)の先端当接部(6)側に突出しないように
    設け、 前記殴打ピン(5)にあってその先端当接部(6)の底
    部の外周縁(8)からこの先端当接部(6)の尖端
    (9)までの突出長さ(L)を5ミリ以下にしたことを
    特徴とする殴打ピン固定型殴打具。
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