JP6949815B2 - 車両脱出用のガラス破砕具 - Google Patents

車両脱出用のガラス破砕具 Download PDF

Info

Publication number
JP6949815B2
JP6949815B2 JP2018242065A JP2018242065A JP6949815B2 JP 6949815 B2 JP6949815 B2 JP 6949815B2 JP 2018242065 A JP2018242065 A JP 2018242065A JP 2018242065 A JP2018242065 A JP 2018242065A JP 6949815 B2 JP6949815 B2 JP 6949815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer frame
link member
glass
vehicle
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018242065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020104530A (ja
Inventor
光寿 加納
光寿 加納
晴照 鍋島
晴照 鍋島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Iron Works Co Ltd filed Critical Toyoda Iron Works Co Ltd
Priority to JP2018242065A priority Critical patent/JP6949815B2/ja
Publication of JP2020104530A publication Critical patent/JP2020104530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6949815B2 publication Critical patent/JP6949815B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Description

本発明は、弾性部材の復元力でスパイク部材が車両のガラスに打ち当てられることによってガラスを破砕する、車両脱出用のガラス破砕具に関するものである。
従来より、上記の車両脱出用のガラス破砕具に関し、種々の技術が提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載の技術は、弾性体の復元力でスパイク部材が車両のガラスに打ち当てられることにより該ガラスを破砕し、乗員が該車両から脱出できるようにする車両脱出用のガラス破砕具において、中央部分に開口が設けられた環形状を成しているとともに、該環形状の外周縁が外枠に固定され且つ内周縁が内枠に固定されることにより平板状に保持され、前記ガラスの破砕片の通過を防止するシールド部材と、外周縁が前記内枠に固定されるとともに、中央部分に前記スパイク部材が取り付けられ、前記弾性体として機能するゴム膜と、前記スパイク部材の後部に設けられ、乗員が指を引っ掛けて前記ゴム膜を弾性変形させつつ該スパイク部材を該後部側へ引っ張ることができる引張部と、を有することを特徴とする。
このような特徴を有する車両脱出用のガラス破砕具においては、一方の手で内枠を把持してガラスに略密着させるとともに、他方の手でスパイク部材の引張部を引っ張ってゴム膜を弾性変形させた状態で、その引張部を放せば、ゴム膜の復元力によりスパイク部材がガラスに打ち当てられて、そのガラスを破砕することができる。その場合に、内枠の外周側には平板状のシールド部材が存在するため、ガラスの破砕片が車室内側へ飛散することが防止され、その破砕片による乗員の怪我が抑制されて安全性を確保できる。また、ゴム膜やスパイク部材が設けられた内枠の外周側にシールド部材が設けられているため、構造が簡単で安価に構成されるとともに、一方の手で内枠を把持して他方の手でスパイク部材を引っ張って放すだけで良く、安全性を確保しつつ簡単な操作でガラスを破砕することができる。
特開2016−140968号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、弾性体として機能するゴム膜が平板状に保持された状態でしか、ガラスを粉砕することができなかった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、弾性部材が平板状に保持された状態と弾性部材が折り畳まれた状態とでガラス破砕が可能な車両脱出用のガラス破砕具を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、車両脱出用のガラス破砕具であって、リンク機構で折り畳み可能な多角形状の外枠と、外周縁が外枠に固定されることによって平板状に保持され、外枠と共に折り畳み可能な弾性部材と、弾性部材に取り付けられ、弾性部材の復元力で車両のガラスに打ち当てられることによってガラスを破砕し、外枠が折り畳まれた際に外枠に保持されるスパイク部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車両脱出用のガラス破砕具であって、外枠の多角形状は、略矩形状であり、外枠の内縁に設けられ、外枠が折り畳まれた際にスパイク部材が収まる第1湾入部と、外枠の内縁に設けられ、外枠の折り畳み中にスパイク部材を受け止めながら第1湾入部に案内する第2湾入部とを備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両脱出用のガラス破砕具であって、外枠のリンク機構を構成する複数のリンク部材のうち、外枠が折り畳まれた際に外方側に位置するリンク部材の外縁に設けられたカッターを備えることを特徴とする。
本発明の車両脱出用のガラス破砕具は、弾性部材が平板状に保持された状態と弾性部材が折り畳まれた状態とでガラス破砕が可能である。
本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具が弾性部材を平板状に保持した状態で表された正面図である。 図1の車両脱出用のガラス破砕具が表された右側面図である。 本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具が弾性部材を折り畳んだ状態で表された正面図である。 図3の車両脱出用のガラス破砕具が線A−Aで切断された断面が表された図である。 図3の車両脱出用のガラス破砕具が表された左側面図である。 本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具の変形例が表された正面図である。
以下、本発明に係る車両脱出用のガラス破砕具について、具体化した本実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。以下の説明に用いる各図面では、基本的構成の一部が省略されて描かれており、描かれた各部の寸法比等は必ずしも正確ではない。また、各図における前後方向、左右方向、及び上下方向は、各図に記載された通りである。
(1)車両脱出用のガラス破砕具の概要
図1及び図2に表されたように、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1は、外枠10、弾性部材30、及びスパイク部材40等を備えている。
外枠10は、右上リンク部材12A、左上リンク部材12B、右下リンク部材12C、左下リンク部材12D、上側リンク部材12E、下側リンク部材12F、及び複数のピン14等で構成されたリンク機構を有する。そのリンク機構によって、外枠10は、折り畳まれることが可能である。外枠10は、そのリンク機構が展開された状態では、正面視で略矩形状である。
右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bは、それらの上端部が上側リンク部材12Eの両端部とピン14で連結されている。これにより、右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bは、上側リンク部材12Eを介して、回動可能に接続されている。右下リンク部材12C及び左下リンク部材12Dは、それらの下端部が下側リンク部材12Fの両端部とピン14で連結されている。これにより、右下リンク部材12C及び左下リンク部材12Dは、下側リンク部材12Fを介して、回動可能に接続されている。
右上リンク部材12Aの下端部と右下リンク部材12Cの上端部は、ピン14で連結されている。これにより、右上リンク部材12A及び右下リンク部材12Cは、回動可能に接続されている。左上リンク部材12Bの下端部と左下リンク部材12Dの上端部は、ピン14で連結されている。これにより、左上リンク部材12B及び左下リンク部材12Dは、回動可能に接続されている。
右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bは、その長さが同じである。右下リンク部材12C及び左下リンク部材12Dは、その長さが同じであるが、右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bよりも短い。右上リンク部材12A、左上リンク部材12B、右下リンク部材12C、及び左下リンク部材12Dは、略U字状の断面を有しており、それらの断面の開放側が外枠10の内方へ向けた状態で配設される。
更に、右上リンク部材12Aの断面内は、右下リンク部材12Cが収められることが可能な大きさであり、左上リンク部材12Bの断面内は、左下リンク部材12Dが収められることが可能な大きさである(後述する図5参照)。
尚、以下の説明において、右上リンク部材12A、左上リンク部材12B、右下リンク部材12C、左下リンク部材12D、上側リンク部材12E、及び下側リンク部材12Fを区別せず総称する場合には、(複数の)リンク部材12と表記する。
このような複数のリンク部材12によって、外枠10のリンク機構が構成される。これにより、外枠10は、後述するようにして、折り畳まれることが可能である。
右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bは、一対の第1湾入部16,16を有している。一対の第1湾入部16,16のうち、一方の第1湾入部16は、右上リンク部材12Aの上端部の内縁において、右上リンク部材12Aに円弧状に入り込んでいる。これに対して、他方の第1湾入部16は、左上リンク部材12Bの上端部の内縁において、左上リンク部材12Bに円弧状に入り込んでいる。
下側リンク部材12Fは、第2湾入部18を有している。第2湾入部18は、下側リンク部材12Fの中央部の内縁において、下側リンク部材12Fに円弧状に入り込んでいる。上側リンク部材12Eは、第3湾入部20を有している。第3湾入部20は、上側リンク部材12Eの中央部の内縁において、上側リンク部材12Eに円弧状に入り込んでいる。
下側リンク部材12Fの第2湾入部18及び上側リンク部材12Eの第3湾入部20は、外枠10の左右方向中心に位置し、上下方向で向かい合う位置関係にある。右上リンク部材12Aの第1湾入部16及び左上リンク部材12Bの第1湾入部16は、外枠10の中心線(外枠10の左右方向中心を上下方向へ通過する線)に関して線対称の位置関係にある。
弾性部材30は、折目が付けられたゴムシートであって、折り畳まれることが可能なものである。折目には、例えば、蛇腹折り用又はミウラ折り用等のものがある。
弾性部材30は、復元力を備えているものであれば、変形自在な合成樹脂や布等のシート状部材、又は比較的剛性が高い合成樹脂や金属の板材が用いられてもよい。弾性部材30として、透明なシート状部材や板材、又は網目状のメッシュが用いられた場合には、弾性部材30を通して、弾性部材30の向こう側状況を目視で確認することが可能である。変形自在のシート状部材としては、ストレッチ性を有する布製や合成樹脂製のメッシュ等がある。
弾性部材30は、その外周縁32がリンク部材12に固定されている。その固定構造については、公知技術であることから、詳細な説明を省略する。弾性部材30は、外枠10のリンク機構が展開状態になると、外枠10によって平板状に保持される。
スパイク部材40は、貫通軸部42、指かけ部44、及び先端打撃部46等を有している。指かけ部44の形状は、円形リング状であるが、角形リンク状であってもよいし、貫通軸部42から後方向へ突出した形状であってもよい。先端打撃部46の形状は、その先端が尖った円錐形であるが、その先端が尖った角錐形であってもよいし、その先端が半球形状や平坦面であってもよい。先端打撃部46の材料は、超硬合金であるが、焼入れ鋼であってもよいし、他の高強度材料であってもよい。
貫通軸部42は、スパイク部材40を弾性部材30に取り付けるための部材である。その取り付け構造については、公知技術であることから、詳細な説明を省略する。スパイク部材40は、その貫通軸部42によって弾性部材30に取り付けられると、外枠10によって平板状に保持された状態にある弾性部材30の略中央に位置する。更に、先端打撃部46は、その先端が前方を向いた状態で、弾性部材30の前方側に位置する。これに対して、指かけ部44は、弾性部材30の後方側に位置する。
(2)弾性部材が平板状に保持された状態での使用
本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1は、弾性部材30が外枠10によって平板状に保持された状態で、車両のガラスを破砕することが可能である。そのために、ユーザは、先ず、外枠10のリンク機構を展開状態にして、弾性部材30が外枠10によって平板状に保持された状態にする。
次に、ユーザは、図2に表されたように、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1を、スパイク部材40の先端打撃部46の先端が車両のガラス100に向かう状態にする。その際、ユーザは、外枠10を車両のガラス100に押し当ててもよい。続いて、ユーザは、その指先をスパイク部材40の指かけ部44に入れて引っ掛けて、弾性部材30を弾性変形させつつスパイク部材40を後方側へ引っ張った状態にした後で、スパイク部材40を放つ。これにより、スパイク部材40が弾性部材30の復元力で前進させられ、スパイク部材40の先端打撃部46の先端が車両のガラス100に打ち当てられるので、車両のガラス100が粉砕される。
その際、外枠10で平板状に保持された弾性部材30によって、ガラス100の粉砕片がユーザ側に飛散・散乱することが抑制される。
(3)弾性部材が折り畳まれた状態での使用
本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1は、弾性部材30が折り畳まれた状態で、車両のガラス100を破砕することも可能である。そのために、ユーザは、以下のようにして、外枠10を折り畳むことによって、弾性部材30がその折目で折り畳まれた状態にする。
外枠10において、例えば、上側リンク部材12E及び下側リンク部材12Fが互いに近接する方向(上下方向)へ移動させられると、右上リンク部材12A及び右下リンク部材12Cが互いに近接する方向(上下方向)へ回動すると共に、左上リンク部材12B及び左下リンク部材12Dが互いに近接する方向(上下方向)へ回動する。これにより、下側リンク部材12F、右下リンク部材12C、及び左下リンク部材12Dが略水平状態になると、下側リンク部材12Fの第2湾入部18にスパイク部材40の貫通軸部42が当接する。
その後、下側リンク部材12Fが、その第2湾入部18でスパイク部材40の貫通軸部42を受け止めながら、上方向へ移動させられると、右下リンク部材12C及び左下リンク部材12Dが、下側リンク部材12Fを頂点とする山形状になりながら、右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bに入り込む。
そのような状態で、右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bが互い近接する方向(左右方向)へ回動させられると、図3に表されたように、右下リンク部材12C及び左下リンク部材12Dが当接する。これにより、外枠10及び弾性部材30が折り畳まれる。
その際、右上リンク部材12Aの第1湾入部16及び左上リンク部材12Bの第1湾入部16は、左右方向で向かい合った状態になりながら、下側リンク部材12Fの第2湾入部18及び上側リンク部材12Eの第3湾入部20と共に、スパイク部材40の貫通軸部42を取り囲んで保持する。
更に、外枠10においては、図4に表されたように、右上リンク部材12Aに右下リンク部材12Cが収められた状態になると共に、左上リンク部材12Bに左下リンク部材12Dが収められた状態になる。これにより、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1は、棒状となり、車両内での収納性や携帯性に優れたコンパクトな形態となる。
ユーザは、その手で棒状の外枠10を握りしめ、図5に表されたように、スパイク部材40の先端打撃部46の先端が車両のガラス100に向かう状態にする。更に、ユーザは、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1をハンマーのようにして使用して、スパイク部材40の先端打撃部46の先端で車両のガラス100を小突く。これにより、スパイク部材40の先端打撃部46の先端が車両のガラス100に打ち当てられるので、車両のガラス100が粉砕される。
(4)まとめ
以上詳細に説明した通り、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1は、図1及び図2に表された弾性部材30が平板状に保持された状態と、図3及び図5に表された弾性部材30が折り畳まれた状態とで、車両のガラス100を粉砕することが可能である。
また、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1では、略矩形状の外枠10の折り畳み中において、下側リンク部材12Fの内縁側にある第2湾入部18が、スパイク部材40を受け止めながら、右上リンク部材12A及び左上リンク部材12Bの内縁側にある一対の第1湾入部16,16にまで案内する。これにより、ユーザは、外枠10を折り畳む際において、一対の第1湾入部16,16を意識することなく、スパイク部材40を一対の第1湾入部16,16に収めることが可能である。従って、本実施形態の車両脱出用のガラス破砕具1では、スパイク部材40が、素早く安全に、一対の第1湾入部16,16に収まる。
(5)その他
ちなみに、本実施形態において、右上リンク部材12A、左上リンク部材12B、右下リンク部材12C、左下リンク部材12D、上側リンク部材12E、及び下側リンク部材12Fは、「複数のリンク部材」の一例である。
(6)変更例
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、外枠10を構成する複数のリンク部材12のいずれかにおいて、車両のシートベルトを切断するためのカッターが設けられてもよい。具体例としては、図6に表されたように、外枠10の右上リンク部材12Aの外縁に突出部50が形成され、突出部50のスリット52内にカッター54が設けられる。
このような変形例の車両脱出用のガラス破砕具1では、ユーザが、車両のシートベルト等を、突出部50のスリット52で案内させながらカッター54で切断することが可能となる。外枠10が折り畳まれた場合でも、右上リンク部材12Aの外縁が外枠10の外方側に位置するので、カッター54の切断機能に支障がない。この点は、外枠10の左上リンク部材12Bの外縁側にカッター54が設けられた場合でも、同様である。
また、外枠10は、三角形状であってもよい。そのような場合には、例えば、外枠10において、下側リンク部材12F、右下リンク部材12C、及び左下リンク部材12Dが省かれもよい。
また、弾性部材30が外枠10によって平板状に保持された状態において、ユーザが、その指でスパイク部材40の先端打撃部46の先端を車両のガラス100に押し付けることによって、車両のガラス100を粉砕してもよい。
1 車両脱出用のガラス破砕具
10 外枠
12A 右上リンク部材(複数のリンク部材)
12B 左上リンク部材(複数のリンク部材)
12C 右下リンク部材(複数のリンク部材)
12D 左下リンク部材(複数のリンク部材)
12E 上側リンク部材(複数のリンク部材)
12F 下側リンク部材(複数のリンク部材)
16 第1湾入部
18 第2湾入部
30 弾性部材
32 外周縁
40 スパイク部材
52 カッター
100 ガラス

Claims (3)

  1. リンク機構で折り畳み可能な多角形状の外枠と、
    外周縁が前記外枠に固定されることによって平板状に保持され、前記外枠と共に折り畳み可能な弾性部材と、
    前記弾性部材に取り付けられ、前記弾性部材の復元力で車両のガラスに打ち当てられることによって前記ガラスを破砕し、前記外枠が折り畳まれた際に前記外枠に保持されるスパイク部材とを備えたことを特徴とする車両脱出用のガラス破砕具。
  2. 前記外枠の多角形状は、略矩形状であり、
    前記外枠の内縁に設けられ、前記外枠が折り畳まれた際に前記スパイク部材が収まる第1湾入部と、
    前記外枠の内縁に設けられ、前記外枠の折り畳み中に前記スパイク部材を受け止めながら前記第1湾入部に案内する第2湾入部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両脱出用のガラス破砕具。
  3. 前記外枠の前記リンク機構を構成する複数のリンク部材のうち、前記外枠が折り畳まれた際に外方側に位置するリンク部材の外縁に設けられたカッターを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両脱出用のガラス破砕具。
JP2018242065A 2018-12-26 2018-12-26 車両脱出用のガラス破砕具 Active JP6949815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242065A JP6949815B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 車両脱出用のガラス破砕具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242065A JP6949815B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 車両脱出用のガラス破砕具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020104530A JP2020104530A (ja) 2020-07-09
JP6949815B2 true JP6949815B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=71447928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018242065A Active JP6949815B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 車両脱出用のガラス破砕具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6949815B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115996852A (zh) 2020-06-17 2023-04-21 富士胶片株式会社 机上显影型平版印刷版原版、平版印刷版的制作方法及平版印刷方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989400A (ja) * 1972-12-29 1974-08-27
JPH05183330A (ja) * 1991-12-27 1993-07-23 Toshiba Corp 展開構造物
JP2727892B2 (ja) * 1992-10-29 1998-03-18 三菱電機株式会社 折れ曲り展開機構
JP2719666B2 (ja) * 1995-09-28 1998-02-25 株式会社北正 緊急脱出用刃付ハンマ
JP2006052603A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Takanori Hatanaka 伸縮構造体ならびに折り畳み式梯子、折り畳み式支持台、折り畳み式器具および折り畳み式パイプ
JP4725424B2 (ja) * 2006-06-06 2011-07-13 大成建設株式会社 防火引き戸
JP5773778B2 (ja) * 2011-06-27 2015-09-02 鉦治 二村 緊急脱出用工具
JP2013085893A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Yellow Hat Ltd 車両緊急時用器具
JP2016055137A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 紳一 谷口 折りたたみ式額縁
JP6254541B2 (ja) * 2015-02-04 2017-12-27 豊田鉄工株式会社 車両脱出用のガラス破砕具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020104530A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8424964B2 (en) Child safety seat
EP2329985A1 (en) Child car seat
US20130174351A1 (en) Folding knife having seat belt cutter on blade tang
KR102009653B1 (ko) 탈출을 위한 강화유리 파쇄장치
JP6949815B2 (ja) 車両脱出用のガラス破砕具
CN101754889B (zh) 行人保护气囊系统
US5588214A (en) Self defense ring
DE112006000615T5 (de) Fahrzeugsitz
KR20030013822A (ko) 목 보호용 헤드레스트 장치
JP3279549B2 (ja) 緊急脱出用ガラス破壊具
US20200001122A1 (en) Safety Device
JP6254541B2 (ja) 車両脱出用のガラス破砕具
JP2011196534A (ja) 衝突エネルギー吸収装置
KR102154992B1 (ko) 자동차 비상탈출용 유리파손장치
JP2585184B2 (ja) 緊急脱出用ハンマー
US10632964B2 (en) Seatbelt buckle with built-in cutter
KR20140049112A (ko) 차량 사고시 비상 탈출용 도구
KR200492929Y1 (ko) 비상탈출용 유리 파괴장치
KR101778928B1 (ko) 차량 윈도우 파쇄기
JP3045419U (ja) 緊急脱出用ガラス割り具
JPH11188660A (ja) 窓ガラス破壊装置
JP2001138865A (ja) インパクトシールド装置及び方法
EP2759662A2 (en) Mechanism for protecting vehicle occupant from key
TW201831217A (zh) 能收納擊破錐且使用時不需卸除前蓋之擊破器結構
EP3708424B1 (en) Automobile seat

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201019

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6949815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150