JP2719111B2 - 板材把持装置 - Google Patents

板材把持装置

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JP2719111B2
JP2719111B2 JP6040833A JP4083394A JP2719111B2 JP 2719111 B2 JP2719111 B2 JP 2719111B2 JP 6040833 A JP6040833 A JP 6040833A JP 4083394 A JP4083394 A JP 4083394A JP 2719111 B2 JP2719111 B2 JP 2719111B2
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武彦 堤
泰司 山谷
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株式会社アマダメトレックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板材把持装置に係
り、更に詳細には、突き当て部材にワークを突き当てた
際、突き当て部材にワークが平行に突き当り、また、突
き当ったことを確認できる倣い機構と突き当て確認機構
を備えた板材把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、種々のプレス機械に対し
てワークを供給したり、あるいは、プレス機械から加工
された製品を取出す装置として、板材搬出入装置を介し
てワークあるいは製品を板材把持装置にてクランプして
搬出入させている。そして、プレス機械に対してワーク
を供給する際は、突き当て部材にワークを突き当てて位
置決めを行なっている。
【0003】すなわち、図4に示されているごとく、板
材把持装置101は前後、左右方向へ移動自在な支持フ
レーム103上にクランプ軸受105が装着され、この
クランプ軸受105にクランプ107が設けられてい
る。このクランプ107は公知の構成のものであるた
め、詳細な図示と説明を省略するが、下部把持爪107
Aと上部把持爪107Bとで構成され、例えば流体圧作
動のシリンダ109にて前記上部把持爪107Bが開閉
して、上部把持爪107Bと下部把持爪107Aとで協
働してワークWの縁端をクランプする。なお、符号11
1は、プレス機械(図示省略)に設けた突き当て部材で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の板材把持装置では、図5に示されているごとく、ク
ランプ107にてワークWをクランプし突き当て部材1
11にワークWを当接し位置決めを行なう際、図示のご
とくワークWが斜めにクランプされた場合は、クランプ
107は固定されているので突き当て部材111に平行
にワークWを突き当てることが困難である。また、突き
当て確認信号をとるのが電気的に困難であるという問題
があった。
【0005】なお、斜めになったワークWを平行状態に
戻し、突き当て部材111に平行に突き当てるため、ク
ランプ107の把持圧力を減少させてワークWを滑らせ
て平行にすることが考えられるが、この場合はクランプ
107によりワークWの表面に疵が付くという問題があ
る。
【0006】この発明の目的は、クランプにてワークを
突き当て部材に当接させる際、突き当て面にワークが平
行に倣い、かつ、ワークが突き当て面に当接したことを
確認できる機構をクランプに設け、簡単な構成と複雑な
制御をなくし作業性の向上を図った板材把持装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、前後左右方向へ移動可能な支持フ
レームに設けた前後方向のガイド部材に前後方向へ移動
可能に支持されたベースを弾機によって前方向へ付勢し
て設け、このベースに、ワークをクランプ可能のクラン
プ部を水平に回動可能に支持して設けると共に、前記弾
機に抗して前記支持フレームが後方向へ移動することに
よって作動される検知部材を前記ガイド部材に設けてな
るものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。なお、本実施例ではプレス機械に備えた突
き当て部材にワークを突き当て位置決めする板材把持装
置について説明するが、この機種に限定するものではな
い。
【0009】図1を参照するに、板材把持装置1は、前
後方向(図1において上下方向)および左右方向(図1
において左右方向)へ移動自在な支持フレーム3上にク
ランプ軸受5が装着され、このクランプ軸受5にクラン
プ支持部7である2股状をしたガイド部材9が設けられ
ている。ガイド部材9の2股状部9aには彈機11とし
て例えばコイルスプリングが装着され、この2股状部9
aにベース13が装着され、ベース13は彈機11を圧
縮すれば後退(図1において下方向)し、また、彈機1
1の彈撥力により前進(図1において上方向)する。な
お、ベース13は2股状部9aより脱落しないようスト
ッパ(図示省略)が2股状部9aに設けられている。前
記ガイド部材9の2股状部9aと彈機11とで倣い機構
の一部であるスライド機構12を構成している。
【0010】前記ベース13には、クランプ部15が設
けられている。なお、クランプ部15は公知の構成のも
のであるため、詳細な図示と説明を省略するが。例え
ば、下部把持爪15Aと上部把持爪15Bとで構成さ
れ、流体圧作動のシリンダ等にて上部把持爪15Bが開
閉し、上部把持爪15Bと下部把持爪15Bとで協働し
てワークWの縁端をクランプするものである。
【0011】前記クランプ部15はベース13に倣い機
構の一部である回転機構17により水平に回動されるよ
うになっている。すなわち、回転機構17は、ベース1
3に支持軸19が立設されていて、この支持軸19に前
記クランプ部15が水平に回動自在に装着されている。
なお、図示を省略したがクランプ部15はベース13に
対して直角状態に保持されるようにセンタリング装置が
設けられ、クランプ部15に左右方向の負荷が付与され
た時にクランプ部15は回動するようになっている。
【0012】更に、前記ベース13の片端には突き当て
確認機構21の一部材であるドグ23が設けられてい
て、このドグ23の接触により作動する検知部材25と
して例えばリミットスイッチが、前記ガイド部材9の基
部にドグ23と対面して設けられている。なお、符号2
7はプレス機械(図示省略)に備えられた突き当て部材
である。
【0013】上記構成により、その作用としては、図2
および図3を参照するに、図2にはワークWをクランプ
した状態を示し、図3には突き当て部材27にワークW
を当接せしめた状態を示している。
【0014】図2において、支持フレーム3に装着され
たクランプ軸受5を介してクランプ支持部7にクランプ
部15が設けられていて、このクランプ15にてワーク
Wを把持する。このとき、ワークWが図に示されている
ごとく斜めにクランプされる場合が生ずる。
【0015】このときでも、図3に示されているごと
く、ワークWをクランプ部15にてクランプしたまま、
支持フレーム3を前進させてワークWを突き当て部材2
7に当接させる。斜めにクランプされたワークWが突き
当て部材27の当接面27Aに突き当ると、ベース13
は彈機11の彈撥力に抗して後退すると共に、クランプ
部15は回転機構17である支持軸19により回動し
て、ワークWは突接面27Aに密接され平行状態とな
る。
【0016】更に、支持フレーム3が前進すると、クラ
ンプ部15は一定以上の力で押され彈機11が縮小し
て、ベース13に設けたドグ23が検知部材25である
リミットスイッチを押して、突き当て確認をとることが
できる。
【0017】このため、板材把持装置1のクランプ部1
5に倣い機構としてのスライド機構12と回転機構17
を設けると共に突き当て確認機構21を設けたので、簡
単な構成で複雑な制御を要さず、正確なワークWの位置
決めと突き当て確認信号が得られ、作業性の向上を図る
ことができる。
【0018】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は検知部材25としてリミットスイッチを採用したが、
非接触のセンサでも良い。
【0019】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、板材把持装置のクランプ
部にてワークを把持する際、ワークが斜めにクランプさ
れても突き当て部材の突き当て面に当接されると、クラ
ンプ部が後退されると共に水平に回動されてワークの端
縁が突き当て面に平行に当接する。また、突き当て面に
当接したことを検知部材にて確認ができる。
【0020】而して、簡単な構成で複雑な制御を要さ
ず、正確なワークの位置決めと突き当て確認信号が得ら
れ、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、板材把持装置の平面
図である。
【図2】この発明における作用説明図である。
【図3】この発明における作用説明図である。
【図4】従来例における板材把持装置野の側面図であ
る。
【図5】従来例における作用説明図である。
【符号の説明】
1 板材把持装置 3 支持フレーム 5 クランプ装置 7 クランプ支持部 9 ガイド部材 11 彈機 12 スライド機構 13 ベース 15 クランプ部 15A 下部把持爪 15B 上部把持爪 17 回転機構 19 支持軸 21 突き当て確認機構 23 ドグ 25 検知部材 27 突き当て部材 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右方向へ移動可能な支持フレーム
    (3)に設けた前後方向のガイド部材(9)に前後方向
    へ移動可能に支持されたベース(13)を弾機(11)
    によって前方向へ付勢して設け、このベース(13)
    に、ワーク(W)をクランプ可能のクランプ部(15)
    を水平に回動可能に支持して設けると共に、前記弾機
    (11)に抗して前記支持フレーム(3)が後方向へ移
    動することによって作動される検知部材(25)を前記
    ガイド部材(9)に設けてなることを特徴とする板材把
    持装置。
JP6040833A 1994-03-11 1994-03-11 板材把持装置 Expired - Fee Related JP2719111B2 (ja)

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JPH0641822Y2 (ja) * 1988-11-02 1994-11-02 トヨタ自動車株式会社 ワーク移載ロボットハンドの緩衝装置

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