JPH05123789A - ワーククランプ装置 - Google Patents
ワーククランプ装置Info
- Publication number
- JPH05123789A JPH05123789A JP28826091A JP28826091A JPH05123789A JP H05123789 A JPH05123789 A JP H05123789A JP 28826091 A JP28826091 A JP 28826091A JP 28826091 A JP28826091 A JP 28826091A JP H05123789 A JPH05123789 A JP H05123789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- operating rod
- elastic member
- work
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのアクチュエータ5でもってワーククラ
ンプを前後動し、かつ前進端においてワークのクランプ
とアンクランプを確実に行なうことのできるワーククラ
ンプ装置を提供することを目的とする。 【構成】 フレーム3に装着したアクチュエータ5によ
って往復動される作動ロッド27に、支持プレート11
を相対的に移動可能に支承して設けると共に、上記作動
ロッド27の移動を前記支持プレート11に伝達可能な
弾性部材33を設け、前記支持プレート11に開閉自在
に支承されたクランプジョー19と前記作動ロッド27
とを連動連結して設けると共に、前記支持プレート11
の移動を規制自在のストッパ7を設けてなるものであ
る。
ンプを前後動し、かつ前進端においてワークのクランプ
とアンクランプを確実に行なうことのできるワーククラ
ンプ装置を提供することを目的とする。 【構成】 フレーム3に装着したアクチュエータ5によ
って往復動される作動ロッド27に、支持プレート11
を相対的に移動可能に支承して設けると共に、上記作動
ロッド27の移動を前記支持プレート11に伝達可能な
弾性部材33を設け、前記支持プレート11に開閉自在
に支承されたクランプジョー19と前記作動ロッド27
とを連動連結して設けると共に、前記支持プレート11
の移動を規制自在のストッパ7を設けてなるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前後動自在かつ前進
端においてワークをクランプ,アンクランプすることの
できるワーククランプ装置に関する。
端においてワークをクランプ,アンクランプすることの
できるワーククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーククランプが前後動し、かつ
前進端においてワークのクランプ,アンクランプを行な
う構成としては、前後動用のシリンダと、クランプ,ア
ンクランプ用のシリンダとを備えた構成が一般的であ
る。
前進端においてワークのクランプ,アンクランプを行な
う構成としては、前後動用のシリンダと、クランプ,ア
ンクランプ用のシリンダとを備えた構成が一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来の構
成においては、ワーククランプの前後動を行なうシリン
ダとクランプ,アンクランプ用のシリンダとの動作シー
ケンスを確実にしないと、ワーククランプの前後動時に
クランプ,アンクランプの動作を行なうことがある。
成においては、ワーククランプの前後動を行なうシリン
ダとクランプ,アンクランプ用のシリンダとの動作シー
ケンスを確実にしないと、ワーククランプの前後動時に
クランプ,アンクランプの動作を行なうことがある。
【0004】すなわち従来の技術においては、シリンダ
を複数備えることにより構成が複雑になると共に複数の
シリンダにシーケンス動作を行なわせるための制御装置
が必要である等の問題がある。
を複数備えることにより構成が複雑になると共に複数の
シリンダにシーケンス動作を行なわせるための制御装置
が必要である等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、フレームに装着したアクチュエー
タによって往復動される作動ロッドに、支持プレートを
相対的に移動可能に支承して設けると共に、上記作動ロ
ッドの移動を前記支持プレートに伝達可能な弾性部材を
設け、前記支持プレートに開閉自在に支承されたクラン
プジョーと前記作動ロッドとを連動連結して設けると共
に、前記支持プレートの移動を規制自在のストッパを設
けてなるものである。
に鑑みて、本発明は、フレームに装着したアクチュエー
タによって往復動される作動ロッドに、支持プレートを
相対的に移動可能に支承して設けると共に、上記作動ロ
ッドの移動を前記支持プレートに伝達可能な弾性部材を
設け、前記支持プレートに開閉自在に支承されたクラン
プジョーと前記作動ロッドとを連動連結して設けると共
に、前記支持プレートの移動を規制自在のストッパを設
けてなるものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、アクチュエータによって作
動ロッドを前進移動せしめると、この作動ロッドの移動
が弾性部材を介して支持プレートに伝達され、途中にお
いてストッパの作用によって支持プレートの前進移動が
規制された後に、さらに作動ロッドが弾性部材を圧縮し
つつ前進移動を続行することにより、作動ロッドに連動
連結したクランプジョーがクランプ作動することとな
る。
動ロッドを前進移動せしめると、この作動ロッドの移動
が弾性部材を介して支持プレートに伝達され、途中にお
いてストッパの作用によって支持プレートの前進移動が
規制された後に、さらに作動ロッドが弾性部材を圧縮し
つつ前進移動を続行することにより、作動ロッドに連動
連結したクランプジョーがクランプ作動することとな
る。
【0007】その後、前記アクチュエータを逆方向に作
動して作動ロッドを後退移動すると、弾性部材の作用に
よって先ずクランプジョーがアンクランプ動作を行なっ
た後に支持プレートが後退移動されることとなる。
動して作動ロッドを後退移動すると、弾性部材の作用に
よって先ずクランプジョーがアンクランプ動作を行なっ
た後に支持プレートが後退移動されることとなる。
【0008】
【実施例】図1,図2を参照するに、ワーククランプ装
置1は、ブロック状のフレーム3を備えており、このフ
レーム3には流体シリンダのごときアクチュエータ5が
装着してある。また、上記フレーム3には、一端部にス
トッパ7を備えた複数のガイドシャフト9が摺動自在に
支承されており、このガイドシャフト9の他端部には支
持プレート11が一体的に支持されている。
置1は、ブロック状のフレーム3を備えており、このフ
レーム3には流体シリンダのごときアクチュエータ5が
装着してある。また、上記フレーム3には、一端部にス
トッパ7を備えた複数のガイドシャフト9が摺動自在に
支承されており、このガイドシャフト9の他端部には支
持プレート11が一体的に支持されている。
【0009】上記支持プレート11の下部にはワークW
を下側から支持する下部ジョー13が一体的に取付けて
あり、両側にはクランプブラケット15が取付けてあ
る。上記クランプブラケット15にはヒンジピン17を
介してクランプジョー19が枢支されている。
を下側から支持する下部ジョー13が一体的に取付けて
あり、両側にはクランプブラケット15が取付けてあ
る。上記クランプブラケット15にはヒンジピン17を
介してクランプジョー19が枢支されている。
【0010】上記クランプジョー19はベルクランク状
をなし、一端部にはワークWを押圧するクランプピース
21が取付けてあり、他端部にはピン23を介してリン
ク25の一端部が枢支連結してある。このリンク25の
他端部には、前記アクチュエータ5によって往復動され
るピストンロッド等のごとき作動ロッド27の先端部が
ピン29を介して枢支連結してある。
をなし、一端部にはワークWを押圧するクランプピース
21が取付けてあり、他端部にはピン23を介してリン
ク25の一端部が枢支連結してある。このリンク25の
他端部には、前記アクチュエータ5によって往復動され
るピストンロッド等のごとき作動ロッド27の先端部が
ピン29を介して枢支連結してある。
【0011】上記作動ロッド27は、前記フレーム3を
移動自在に貫通すると共に、前記支持プレート11を相
対的に移動可能に貫通してある。そして、作動ロッド2
7に設けたワッシャ31と前記支持プレート11との間
には、コイルスプリングのごとき弾性部材33が弾装し
てある。
移動自在に貫通すると共に、前記支持プレート11を相
対的に移動可能に貫通してある。そして、作動ロッド2
7に設けたワッシャ31と前記支持プレート11との間
には、コイルスプリングのごとき弾性部材33が弾装し
てある。
【0012】以上のごとき構成において、図1の状態か
らアクチュエータ5を作動して作動ロッド27を前進移
動(図1において左方向への移動)せしめると、弾性部
材33を介して支持プレート11が押圧されて前進移動
されるので、下部ジョー13がワークWの下側へ進入さ
れる。
らアクチュエータ5を作動して作動ロッド27を前進移
動(図1において左方向への移動)せしめると、弾性部
材33を介して支持プレート11が押圧されて前進移動
されるので、下部ジョー13がワークWの下側へ進入さ
れる。
【0013】そして、ガイドシャフト9に備えたストッ
パ7がフレーム3に当接すると、支持プレート11の移
動が停止される。その後、前記作動ロッド27の前進移
動がさらに続行すると、弾性部材33が次第に圧縮され
ると共に、リンク25を介してクランプジョー19が図
2において反時計回り方向へ回動されて、下部ジョー1
3との間にワークWをクランプする。
パ7がフレーム3に当接すると、支持プレート11の移
動が停止される。その後、前記作動ロッド27の前進移
動がさらに続行すると、弾性部材33が次第に圧縮され
ると共に、リンク25を介してクランプジョー19が図
2において反時計回り方向へ回動されて、下部ジョー1
3との間にワークWをクランプする。
【0014】したがって、下部ジョー13とクランプジ
ョー19によってワークWをクランプした状態にあると
きに、フレーム3を、図1における上下方向へ移動する
ことにより、ワークWを図1において上下方向へ搬送す
ることができるものである。
ョー19によってワークWをクランプした状態にあると
きに、フレーム3を、図1における上下方向へ移動する
ことにより、ワークWを図1において上下方向へ搬送す
ることができるものである。
【0015】前述のごとく下部ジョー13とクランプジ
ョー19によってワークWをクランプした状態にあると
き、前記アクチュエータ5を逆作動して作動ロッド27
を後退移動せしめると、先ず圧縮された状態にある弾性
部材33が伸びるので、クランプジョー19によるワー
クWのクランプが解除される。
ョー19によってワークWをクランプした状態にあると
き、前記アクチュエータ5を逆作動して作動ロッド27
を後退移動せしめると、先ず圧縮された状態にある弾性
部材33が伸びるので、クランプジョー19によるワー
クWのクランプが解除される。
【0016】上述のごとくクランプジョー19がアンク
ランプ作動すると、リンク25が作動ロッド27に引か
れて支持プレート11に当接するので、次に支持プレー
ト11,下部ジョー13,クランプジョー19等が元の
位置へ後退復帰されることとなる。
ランプ作動すると、リンク25が作動ロッド27に引か
れて支持プレート11に当接するので、次に支持プレー
ト11,下部ジョー13,クランプジョー19等が元の
位置へ後退復帰されることとなる。
【0017】以上のごとく本実施例によれば、ワークク
ランプによるワークWのクランプ,アンクランプは、ワ
ーククランプの前進端において行なわれるので、例えば
ワーク供給位置においてワークWをクランプした後、フ
レーム3を横移動せしめて上記ワークWをプレス加工位
置へ搬入し、その後にワークWをアンクランプしてワー
ククランプを後退せしめた後にフレーム3を横移動して
元の位置へ復帰せしめるように使用することができる。
すなわちこの実施例に係るワーククランプは、プレス機
械に対するワーク搬入装置に利用すると便利なものであ
る。
ランプによるワークWのクランプ,アンクランプは、ワ
ーククランプの前進端において行なわれるので、例えば
ワーク供給位置においてワークWをクランプした後、フ
レーム3を横移動せしめて上記ワークWをプレス加工位
置へ搬入し、その後にワークWをアンクランプしてワー
ククランプを後退せしめた後にフレーム3を横移動して
元の位置へ復帰せしめるように使用することができる。
すなわちこの実施例に係るワーククランプは、プレス機
械に対するワーク搬入装置に利用すると便利なものであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、ワーククランプの前後動と
前進端においてのワークWのクランプ,アンクランプを
1つのアクチュエータの作動によって確実に行なうこと
ができるものである。
るように、本発明によれば、ワーククランプの前後動と
前進端においてのワークWのクランプ,アンクランプを
1つのアクチュエータの作動によって確実に行なうこと
ができるものである。
【図1】本発明の実施例に係るワーククランプ装置の平
面図である。
面図である。
【図2】同上の正断面図である。
3 フレーム 5 アクチュエータ 7 ストッパ 11 支持プレート 19 クランプジョー 27 作動ロッド 33 弾性部材
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームに装着したアクチュエータによ
って往復動される作動ロッドに、支持プレートを相対的
に移動可能に支承して設けると共に、上記作動ロッドの
移動を前記支持プレートに伝達可能な弾性部材を設け、
前記支持プレートに開閉自在に支承されたクランプジョ
ーと前記作動ロッドとを連動連結して設けると共に、前
記支持プレートの移動を規制自在のストッパを設けてな
ることを特徴とするワーククランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826091A JP3190387B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | ワーククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826091A JP3190387B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | ワーククランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123789A true JPH05123789A (ja) | 1993-05-21 |
JP3190387B2 JP3190387B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17727892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28826091A Expired - Fee Related JP3190387B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | ワーククランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190387B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102489620A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-06-13 | 昆山圣泰机电制造有限公司 | 工程模压料限位装置 |
CN108917079A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-11-30 | 成都明日蔚蓝科技有限公司 | 一种新风系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111085618B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-02-22 | 精诚工科汽车系统有限公司 | 定位连接装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP28826091A patent/JP3190387B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102489620A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-06-13 | 昆山圣泰机电制造有限公司 | 工程模压料限位装置 |
CN108917079A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-11-30 | 成都明日蔚蓝科技有限公司 | 一种新风系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3190387B2 (ja) | 2001-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |