JP2717942B2 - ポリオルガノシロキサンを含む組成物を用いる、非黄変織物柔軟仕上方法 - Google Patents

ポリオルガノシロキサンを含む組成物を用いる、非黄変織物柔軟仕上方法

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    • C08G77/382Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、繊維材料のコンディ
ショニング方法、より特定的には織物(textile)材料の
コンディショニング方法に関する。
【0002】用語「繊維材料」とは、例えば羊毛、綿、
亜麻(lin) 、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリレ
ート又はそれらの混合物のような天然又は合成材料の繊
維を意味するものとする。
【0003】
【従来の技術】繊維材料に所望の特性、特に気持ちよい
手触り、即ち軟らかさを与える目的でアミン官能基を有
するポリオルガノシロキサンを含む組成物で繊維材料を
処理することが知られている。この技術を示した刊行物
の例としては、米国特許第4247592号及びヨーロ
ッパ特許公開第0546231号を挙げることができ
る。前者には、次式:
【化14】 ≡Si−(CH2)x −(NHCH2 CH2)x'−NH2 (ここで、xは3〜8の範囲の数であり、x’は0又は
1である)の単位を有するポリオルガノシロキサンを使
用することが記載されており、後者には、次式:
【化15】 ≡Si-(CH2)y-(OCH2)y'-CH(OH)CH2-N(CH2CH2OH)2 (ここで、yは2〜8の範囲の数であり、y’は0又は
1である)の単位を有するポリオルガノシロキサンを使
用することが記載されている。
【0004】しかしながら、アミン官能基を含有する類
似のポリオルガノシロキサンを含む組成物を織物産業の
慣用的な技術、特にパジングと称される含浸技術におい
て用いている間に、処理された繊維の黄変が観察され
る。この黄変は、繊維上に付着したポリオルガノシロキ
サンのアミノ基が熱酸化を起こした結果として起こるも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここに、立体障害ピペ
リジル官能基を有するポリオルガノシロキサンを柔軟仕
上方法において用いることによって、従来技術のアミノ
化シリコーン化合物の使用に結びつく柔軟仕上の結果を
維持しながら処理された織物材料の黄変現象を大いに抑
制し、消滅させることさえできるということが見出さ
れ、これが本発明の主題を構成する。
【0006】
【課題を解決するための手段】より正確には、本発明
は、特に気持ちよい手触りを有し且つ黄変が非常に少な
い(又は全く起こらない)織物材料を得ることができる
織物材料のコンディショニング方法に関し、この方法
は、織物材料を、次の一般式:
【化16】 (R)ZSi(O)(3−a)/2 (I) の単位を1分子当たりに少なくとも1個有するポリオル
ガノシロキサンを含む組成物と接触させることを特徴と
する。
【0007】上記式(I)中、記号Rは同一であっても
異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を有する直鎖
状又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び3,3,3
−トリフルオルプロピル基から選択される一価の炭化水
素基を表わし、Zは下記式(II)の残基及び式(I
I’)の残基から選択される立体障害ピペリジル基含有
残基を表わし、ここで、式(II)は
【化17】 [式中、Rは、 ・2〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
ルキレン基、 ・2〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
ルキレン部分を有するアルキレンカルボニル基、 ・2〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
ルキレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシ
クロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシ
レン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは同一であっても異なっていて
もよく、1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を
表わす)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち且つそれら
の一方又は両方が1個又は2個の−OH基で置換された
ものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
いてもよく、2〜12個の炭素原子を有するアルキレン
基を表わし、基Rは随意にヒドロキシル基で置換され
ていてもよい)から選択される二価の炭化水素基であ
り、Uは−O−又は−NR−を表わし、ここで、R
は水素原子及び1〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝鎖状アルキル基から選択される基であり、Rは同
一であっても異なっていてもよく、1〜3個の炭素原子
を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基を表わし、R
は水素原子を表わす]で表わされ、式(II’)は
【化19】 {式中、R’は次式:
【化20】 (式中、mは2〜20の数を表わす)の三価基及び次
式:
【化21】 (式中、nは2〜20の数を表わす)の三価基から選択
され、U’は−O−又は−NR11−を表わし、ここ
で、R11は水素原子又は1〜6個の炭素原子を有する
直鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基であり、R及びR
は式(II)について前記したものと同じ意味を持
つ}で表わされ、aは0、1及び2から選択される数で
ある。
【0008】用いられるポリオルガノシロキサンは、次
式:
【化22】 (R)VSi(O)(3−c)/2 (III) {式中、記号Rは式(I)について前記したものと同じ
意味を持ち、記号Vは5〜20個の炭素原子を有する直
鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基、式一(CH
COO−R12(ここで、pは5〜20の数を表わし、
12は1〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝
鎖状アルキル基を表わす)の基、又は式−(CH
−O−R13(ここで、qは3〜10の数を表わし、R
13は水素原子、エチレンオキシド鎖、プロピレンオキ
シド鎖、エチレンオキシド−プロピレンオキシド混合鎖
又は2〜12個の炭素原子を有するアシル基を表わす)
の基を表わし、cは0、1及び2から選択される数であ
る}の別のシロキシ単位少なくとも1個を追加的に含む
ことができる。
【0009】用いられるポリオルガノシロキサンは、次
式:
【化23】 (R)Si(O)(4−e)/2 (IV) (式中、Rは式(I)について前記したものと同じ意味
を持ち、eは0、1、2及び3から選択される数であ
る)の別のシロキシ単位を追加的に含むことができる。
【0010】式(I)のシロキシ単位が2個以上存在す
る場合、それらは互いに同一であっても異なっていても
よい。式(III) 及び式(IV)のシロキシ単位についても
同じことが言える。
【0011】用いられるポリオルガノシロキサンは、線
状、環状若しくは枝分かれ構造{T及び(若しくは)Q
タイプの構造の存在下}又はそれらの混合物を有するこ
とができる。Tタイプのモノオルガノシロキシ単位及び
(又は)Qタイプの単位(SiO2 )が存在する場合、
これらの単位はDタイプのジオルガノシロキシ単位の数
に対して多くとも10%の割合で存在する。
【0012】用いられるポリオルガノシロキサンは、例
えば次の平均式:
【化24】 (式中、記号R、Z及びVは式(I)及び式(III) につ
いて前記したのと同じ意味を持ち、記号Yは基R、Z、
V及びXから選択される一価の基を表わし、記号R14
同一であっても異なっていてもよく、式(I)について
前記した基R及び基Xから選択される一価の基を表わ
し、r、s及びtは0又は0より大きい整数若しくは分
数であり、rが0である場合には、2個の基Yの少なく
とも一方は基Zを表わす)の線状ポリジオルガノシロキ
サンである。
【0013】本発明の方法において用いられる組成物
は、式(I)の単位を含有し且つ式(III)の単位及
び式(IV)の単位を随意に含有するポリオルガノシロ
キサン又は式(V)のポリオルガノシロキサンを含み、
該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの平均で2
〜1600個の珪素原子、1〜100個の下記のような
残基Z及び0〜50個の下記のような残基Vを有し、R
がメチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル基か
ら選択され、Zが次の(A)並びに(B)ピペリジル基
含有残基: (A)式(II)において Rが ・3〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
ルキレン基、 ・基−(CH10−CO−、 ・2〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アル
キレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原子
を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシク
ロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシレ
ン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、R及びRは同一であっても異なっていても
よく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基を表わ
す)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち、RはO
H基で置換されたものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
いてもよく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基
を表わし、基Rはヒドロキシル基で置換されたもので
ある)から選択される炭化水素基を表わし、Uが−O−
又は−NR−(ここで、Rは1〜4個の炭素原子を
有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基を表わす)を表わ
し、Rがメチル基を表わすもの; (B)式(II’)においてR’が次式:
【化25】 (式中、mは2〜10の数を表わす)の三価基及び次
式:
【化26】 (式中、nは2〜10の数を表わす)の三価基から選択
され、U’が−O−又は−NR11−(ここで、R11
は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アル
キル基である)を表わし、Rがメチル基を表わすも
の: から選択され、Vが5〜18個の炭素原子を有する直鎖
状又は分枝鎖状アルキル基、式−(CH10−CO
O−R12(ここで、R12は1〜6個の炭素原子を有
する直鎖状アルキル基を表わす)の基、及び式−(CH
−O−R13(ここで、R13は水素原子、エチ
レンオキシド鎖、プロピレンオキシド鎖、エチレンオキ
シド−プロピレンオキシド混合鎖又は2〜6個の炭素原
子を有するアシル基を表わす)の基から選択されるのが
好ましい。
【0014】この好ましい具体例において、式(V)の
線状ポリジオルガノシロキサンは、記号r、s及びtに
ついて、次の値を有する:rは0〜98の範囲の整数又
は分数であり、rが0である場合には2個の基Yの少な
くとも一方が基Zを表わし、sは0〜48の範囲の整数
又は分数であり、tは0〜1598の範囲の整数又は分
数であり、rとsとtとの合計r+s+tは、0〜15
98の範囲の整数又は分数である。
【0015】より好ましくは、本発明の方法において用
いられる組成物は、式(I)の単位及び式(IV)の単位
を含有し且つ式(III) の単位を随意に含有するポリオル
ガノシロキサン又は式(V)のポリオルガノシロキサン
を含み、該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの
平均で5〜800個の珪素原子、1〜60個の下記のよ
うな残基Z及び0〜20個の下記のような残基Vを有
し、Rがメチル基であり、Xがヒドロキシル及びメトキ
シ基から選択され、Zが ・式(II)においてR1 がトリメチレン、デカメチレン
カルボニル、2−ヒドロキシ−4−オキサヘプタメチレ
ン又は6−ヒドロキシ−4,8−ジオキサ−3−オキソ
ウンデカメチレン基を表わし、 Uが−O−又は−NR9 − (ここで、R9 はメチル、エチル、n−プロピル及びn
−ブチル基から選択される)を表わし、R2 がメチル基
を表わし、R3 が水素原子を表わすピペリジル基含有残
基;並びに ・式(II' )においてR'1が次式:
【化27】 及び
【化28】 の基から選択され、 U’が−O−又は−NR11− (ここで、R11はメチル、エチル、n−プロピル及びn
−ブチル基から選択される)を表わし、R2 がメチル基
を表わし、R3 が水素原子を表わすピペリジル基含有残
基:から選択され、Vがn−オクチル及びメチル−又は
エチルデカメチレンカルボキシレート基から選択され
る。
【0016】このより好ましい具体例において、式
(V)の線状ポリジオルガノシロキサンは、記号r、s
及びtについて、次の値を有する:rは0〜58の範囲
の整数又は分数であり、rが0である場合には2個の基
Yの少なくとも一方が基Zを表わし、sは0〜18の範
囲の整数又は分数であり、tは3〜798の範囲の整数
又は分数であり、rとsとtとの合計r+s+tは0〜
798の範囲の整数又は分数である。
【0017】本発明に従う方法においては、前記のよう
なポリオルガノシロキサン100gが5〜200ミリ当
量(meq)の立体障害ピペリジル基を含むのが一般的
である。
【0018】前記のポリオルガノシロキサン、例えば式
(V)においてR14がRであるものは、次式:
【化29】 (式中、記号R、r、s及びtは式(V)について前記
した一般的な意味又は好ましい意味を有し、記号Y’は
R、1〜3個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖
状アルコキシ基又は水素原子を表わす)の≡SiH官能
基含有ポリオルガノシロキサン化合物から製造すること
ができる。
【0019】式(VI)の化合物中の水素原子の式(II)
又は(II')の残基Z及び随意として残基Vによる置換
は、式(VI)の≡SiH官能基含有化合物を、例えば白
金触媒のような好適な触媒の存在下で、ヒドロシリル化
反応によって反応することができるエチレン系不飽和を
有する別の化合物と反応させることによって実施され
る。従って、この別の化合物とは、式(II)若しくは
(II')の残基Z又は残基Vの不飽和先駆体である。残基
Vの先駆体の例としては、1−オクテン、ウンデセン酸
メチル、1−ドデセン又は1−オクタデセンを挙げるこ
とができる。式(II)の残基Zの先駆体の例としては、
4−アリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジンを挙げることができる。式(II')の残基Zの先駆
体の例としては、アリルマロン酸ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)を挙げることができ
る。この方法に関するさらに詳しい説明については、フ
ランス国特許第2642764号明細書を参照された
い。
【0020】また、式(II)の残基Zを形成させるため
には、 ・第一段階において、式(VI)の≡SiH官能基含有化
合物と、一方で≡SiH官能基と反応するエチレン系二
重結合を有し且つ他方で−U−(立体障害ピペリジル)
基の先駆体と反応することができる基を有する基R1
二官能価先駆体との間のヒドロシリル化反応を実施し、 ・次いで第二段階において、第一段階の結果として得ら
れた生成物に対して前記した−U−(立体障害ピペリジ
ル)基の先駆体を結合させることを目的とした第二の反
応を実施することによって、反応を実施することも可能
である。
【0021】例えば、UがNR9 を表わす場合には、基
1 の先駆体として、エチレン系二重結合とエポキシ基
とを含有する化合物、例えば特に3−アリルオキシ−
1,2−エポキシプロパンを用いるのが有利である。こ
の場合、第一段階の結果として、式(VI)の出発化合物
中の水素原子の全部又は一部が次式:
【化30】 の基で置換されたものに相当する生成物が形成され、こ
うして得られたエポキシ化生成物を第二段階において式
HNR9 −(立体障害ピペリジル)の先駆体と反応させ
る。
【0022】オルガノシロキサン化合物(VI)の≡Si
−H官能基と基Zの先駆体化合物及び基Vの先駆体化合
物との間のヒドロシリル化反応は、各種反応成分のモル
比を望まれるr及びsの数の関数として調節することに
よって同時に実施することができる。この反応はそれ自
体周知であり、例えば白金触媒のような好適な触媒の存
在下で実施される。
【0023】前記したポリオルガノシロキサン、例えば
式(V)においてsが0であるものは、次の反応成分: ・次式: (R)g (X’)3-g SiZ (VII) (式中、記号R及びZは式(I)について前記した一般
的な意味又は好ましい意味を持ち、gは0、1及び2か
ら選択される数であり、記号X’は1〜3個の炭素原子
を有する直鎖状又は分枝鎖状アルコキシ基を表わす)の
加水分解可能なシラン、 ・式(V)においてrが0であり、sが0であり、tが
10〜500の範囲であり、R14がRであり且つYがO
Hであるものに相当するポリジオルガノシロキサン及び
(又は)次式:
【化31】 (式中、Rは式(I)について前記した一般的な意味又
は好ましい意味を持ち、uは3〜10の範囲の整数又は
分数である)の環状ポリジオルガノシロキサン並びに ・随意としての、式(V)においてrが0であり、sが
0であり、tが0〜50の範囲であり、R14がRであり
且つYがR又はZである化合物から成る連鎖停止剤(こ
こで、R及びZは式(I)について前記した一般的な意
味又は好ましい意味を持つ)を好適な割合で含有する混
合物から、必要ならば塩基性触媒の存在下で、加水分解
工程及び重縮合工程を含む方法によって製造することが
できる。
【0024】また、式(V)においてsが0であるもの
に相当する前記のポリオルガノシロキサンは、次の反応
成分: ・次式:
【化32】 (式中、記号R及びZは式(I)について前記した一般
的な意味又は好ましい意味を持ち、vは10〜500の
範囲の整数又は分数であり、wは3〜10の範囲の整数
又は分数である)のポリジオルガノシロキサン又はポリ
ジオルガノシロキサン混合物、 ・式(V)においてrが0であり、sが0であり、tが
10〜500の範囲であり、R14がRであり且つYがO
Hであるものに相当するポリジオルガノシロキサン及び
(又は)式(VIII)の環状ポリジオルガノシロキサン並
びに ・随意としての、式(V)においてrが0であり、sが
0であり、tが0〜50の範囲であり、R14がRであり
且つYがR又はZである化合物から成る連鎖停止剤(こ
こで、R及びZは式(I)について前記した一般的な意
味又は好ましい意味を持つ)を好適な割合で含有する混
合物の重縮合を、必要ならば酸性又は塩基性触媒の存在
下で、実施することから成る別の方法によって製造する
こともできる。
【0025】前記した重縮合反応に基づく式(V)のポ
リオルガノシロキサンの合成方法は、120℃〜160
℃の範囲の温度において所定の期間で実施され、この反
応時間は選択した温度に依存し、例えば、反応を約15
0℃において実施する場合には3〜4時間、反応を約1
30℃において実施する場合には5〜6時間の間で変え
ることができる。
【0026】好ましい具体例においては触媒が用いら
れ、用いることができる触媒に関しては、アルカリ金
属、例えばナトリウム若しくはカリウムの水酸化物、炭
酸塩若しくは重炭酸塩から成る塩基、又は場合によって
は無機モノ若しくはポリ強酸から成る酸(これは酸素を
含有していても含有していなくてもよい)、例えば塩
酸、硝酸、硫酸若しくは燐酸を用いることができる。そ
れらの1種を用いる場合、触媒の量は、用いる全シリコ
ーン反応成分の重量に対する純粋な塩基又は純粋な酸の
重量百分率で表わして、0.005〜5%の範囲であ
る。
【0027】触媒を用いた場合には、反応終了時に所定
量の好適な中和剤を添加することによって混合物を中性
pHにする。
【0028】本発明の方法においては、式(I)の単位
を含有し且つ随意に式(III) の単位及び式(IV)の単位
を含有するポリオルガノシロキサン又は式(V)のポリ
オルガノシロキサンを含む組成物は、溶液、分散体又は
エマルションの形にあることができる。溶液は一般的に
有機溶剤を用いて調製される。分散体は水性媒体又は有
機希釈剤を用いることによって調製することができる。
エマルションは一般的に水中油エマルションタイプのも
のであり、慣用の方法に従って水及び好適な界面活性剤
を用いることによって調製される。
【0029】本発明に従う方法は、任意の織布又は編成
布に対して適用することができ、不織布から作られたも
のに対して適用することさえできる。
【0030】これらの布を製造するのに用いられる繊維
は、特に綿、ポリエステル、ポリアミド、ビスコース、
ポリアクリレート、羊毛、亜麻又はセルロースアセテー
トから作ることができ、弾性繊維であることもできる。
もちろん、繊維の混合物を用いることもできる。
【0031】本発明に従う方法においては、ポリシロキ
サンを含む組成物を処理すべき布に適用するために、織
物産業の慣用の技術を用い、特にパジングと称される含
浸技術を用いる。
【0032】布を水性組成物又は有機希釈剤若しくは溶
剤を含む組成物で処理する場合には、水、希釈剤又は溶
剤を蒸気の形で素早く除去するために、この布を次いで
熱処理に付す。
【0033】処理された織物材料上に付着するポリシロ
キサンの量は、乾燥状態の被処理織物材料の重量に対し
て0.1〜2重量%に相当する量であるのが一般的であ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例によって、立体障害ピペリジル
官能基を含有するポリオルガノシロキサンの製造及び本
発明に従う方法におけるその使用を例示する。
【0035】例1 テトラメチルピペリジン官能基を含有するポリオルガノ
シロキサンの製造 撹拌機、温度計、滴下漏斗、還流冷却管及び乾燥窒素導
入用システムを備えた反応器に、以下のものを導入す
る。 ・4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン447.7g(2.1モル); ・次の平均式:
【化33】 を有し、グリシジル官能基分析値52.7meq/10
0gを有するエポキシ化ポリジオルガノシロキサン化合
物1000g;及び ・イソアミルアルコール217g。
【0036】全ての反応成分は、反応器に導入する前に
予め窒素を用いてガス抜きした。この反応媒体を135
〜140℃にする。10時間反応させた後に、イソアミ
ルアルコール及び過剰分のアミンを減圧下(1.33〜
2.66×102 Pa)で7時間蒸留することによって
除去する。こうしてシリコーンオイル1104.2g及
び留出物557.3gが得られた。
【0037】過塩素酸滴定溶液(0.1N)を用いてこ
のオイルについて測定された塩基性度値(第三級アミノ
及びピペリジル核のNH残基)は、ポリマー100gに
対して98.5meqだった(理論値94.8meq/
100g)。
【0038】プロトンNMR及びSi−NMRを実施し
た。スペクトルの解析から、所期の化合物、即ち次の平
均式:
【化34】 の化合物(化合物P1)の構造が確認された。
【0039】例2 以下の成分を用いて例1におけるのと同じ操作を実施し
た。 ・4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン4g(0.0188モル); ・例1に示した式に相当し、しかし(CH3)2 SiO
2/2 単位を110個ではなくて670個有し、グリシジ
ル官能基分析値9.4meq/100gを有するエポキ
シ化ポリジオルガノシロキサン化合物50g;及び ・イソアミルアルコール8.1g。
【0040】140℃において7時間反応させ、揮発性
物質を除去した後に、シリコーンオイル46g及び留出
物9.9gが得られた。
【0041】このシリコーンオイルを過塩素酸溶液
(0.02N)で滴定することによって、18.7me
q/100gの塩基性度値が測定された(理論値18.
8meq/100g)。
【0042】プロトンNMR及びSi−NMRを実施し
た。スペクトルの解析から、所期の化合物、即ち次の平
均式:
【化35】 の化合物(化合物P2)の構造が確認された。
【0043】例3 例1及び2に従うシリコーン化合物P1及びP2の適用
試験 ホワイトスピリットに被検シリコーン化合物2.3重量
%を含有させた溶液中に、ポリエステル/綿の重量比6
7/33を有する空色のサージ織り風の正方形(15c
m×15cm)の布(密度200g/m2 )を浸漬す
る。水切りした後に、この布を通気孔付オーブン中で4
0℃において15分間乾燥させ、次いで160℃に30
分間加熱した。布上に付着したシリコーン化合物の量は
約1重量%だった。
【0044】DATA Color社より販売されているACS Sens
or II 分光光度計を用い、自然光を再現するD65照明
装置を用いて、被処理布片の黄変を評価するための測定
を実施した。計算方法は、織物産業においてよく知られ
た白色度指数WI313を測定するためのものである。
【0045】測定結果は、次のようにして表わされる。 ΔWI=WI対照用布−WI被処理布 ここで、WI対照用布とは、シリコーン化合物の不在下
でホワイトスピリットで処理し、次いで乾燥及び加熱し
た布の白色度指数(布の異なる部分について実施した3
回の測定の平均指数)であり、WI被処理布とは、ホワ
イトスピリット中のシリコーン化合物の溶液で処理し、
次いで乾燥及び加熱した布の白色度指数(布の異なる部
分について実施した3回の測定の平均指数)である。
【0046】次の物質で処理した布の相対白色度指数Δ
WIで表わした黄変度を下記の表に示す。 ・例1及び2から得られたシリコーン化合物P1及びP
2; ・次の平均式:
【化36】 のシリコーン化合物(化合物C1)(比較例A); ・次の平均式:
【化37】 のシリコーン化合物(化合物C2)(比較例B); ・次の平均式:
【化38】 のシリコーン化合物(化合物C3、これはヨーロッパ特
許公開第0546231号の記載に従って調製した)
(比較例C)。
【0047】また、この表には、被処理布の手触り試験
の結果をも示す。これらの試験は、6人の人間の手によ
って実施し、その結果は、気持ちよい柔らかい手触り
(PS)又は気持ち悪い柔らかくない手触り(US)の
いずれかで表わす。
【0048】
【表1】
【0049】例4 別のテトラメチルピペリジン官能基含有ポリジオルガノ
シロキサンの製造 撹拌機、温度計、還流冷却管及び乾燥窒素導入用システ
ムを備えた反応器に、以下のものを導入する。 ・オクタメチルシクロテトラシロキサン949g(3.
21モル) ・次の平均式:
【化39】 のポリジオルガノシロキサン化合物44.8g; ・次の平均式:
【化40】 のポリジメチルシロキサン化合物4.3g。
【0050】全ての反応成分は、予め窒素を用いてガス
抜きした。この反応媒体を145〜155℃にする。K
OH0.104g(0.0018モル)を20重量%水
性溶液として添加した。3時間反応させた後に、燐酸
(純粋な酸85%を含有するもの)0.138g(0.
0012モル)を用いて触媒を中和し、同じ温度を1時
間保った。この反応混合物を減圧下(6.65×102
Pa)で蒸発させた。こうしてシリコーンオイル886
g及び留出物105gが得られた。
【0051】このシリコーンオイルの塩基性度値は、ポ
リマー100gに対して18.8meqだった(理論値
18.0meq/100g)。
【0052】プロトンNMR及びSi−NMRを実施し
た。スペクトルの解析から、所期の化合物、即ち次の平
均式:
【化41】 の化合物(化合物P3)の構造が確認された。
【0053】例5 例4に従うシリコーン化合物P3の適用試験 例3に記載したようにして調製した布片に対して、次の
もので処理して適用試験を実施した。 ・シリコーン化合物P3を含有させたホワイトスピリッ
ト溶液; ・シリコーン化合物を含有しないホワイトスピリット溶
液(比較例D); ・例3に記載した従来技術に従うシリコーン化合物C2
を含有させたホワイトスピリット溶液(比較例E)。
【0054】例3に記載したように被処理布片を乾燥さ
せ、次いで加熱した。相対白色度指数ΔWIによって表
わされる黄変度を、例3に記載したようにして評価し
た。また、例3に記載したようにして手触り試験も実施
した。得られた結果を下記の表にまとめる。
【0055】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−82874(JP,A) 特開 平4−91281(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織物材料を、一般式: (R)ZSi(O)(3−a)/2 (I) の単位を1分子当たりに少なくとも1個有するポリオル
    ガノシロキサンを含む組成物と接触させることを特徴と
    する、特に気持ちよい手触りを有し且つ黄変が非常に少
    ない又は全く起こらない織物材料を得ることができる織
    物材料のコンディショニング方法[式中、記号Rは同一
    であっても異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を
    有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び
    3,3,3−トリフルオルプロピル基から選択される一
    価の炭化水素基を表わし、Zは次式(II): 【化1】 {式中、Rは、 ・2〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン基、 ・2〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン部分を有するアルキレンカルボニル基、 ・2〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシ
    クロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシ
    レン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは同一であっても異なっていて
    もよく、1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を
    表わす)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち且つそれら
    の一方又は両方が1個又は2個の−OH基で置換された
    ものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
    −の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
    いてもよく、2〜12個の炭素原子を有するアルキレン
    基を表わし、基Rは随意にヒドロキシル基で置換され
    ていてもよい)から選択される二価の炭化水素基であ
    り、 Uは−O−を表わし、 R同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の炭
    素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基であり、 R水素原子を表わす}で表わされる立体障害ピペリジ
    ル基含有残基を表わし、 aは0、1及び2から選択される数である]。
  2. 【請求項2】 織物材料を、一般式: (R)ZSi(O)(3−a)/2 (I) の単位を1分子当たりに少なくとも1個有するポリオル
    ガノシロキサンを含む組成物と接触させることを特徴と
    する、特に気持ちよい手触りを有し且つ黄変が非常に少
    ない又は全く起こらない織物材料を得ることができる織
    物材料のコンディショニング方法[式中、記号Rは同一
    であっても異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を
    有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び
    3,3,3−トリフルオルプロピル基から選択される一
    価の炭化水素基を表わし、 Zは次式(II): 【化2】 {式中、Rは、 ・2〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン基、 ・2〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン部分を有するアルキレンカルボニル基、 ・2〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシ
    クロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシ
    レン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは同一であっても異なっていて
    もよく、1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を
    表わす)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち且つそれら
    の一方又は両方が1個又は2個の−OH基で置換された
    ものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
    −の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
    いてもよく、2〜12個の炭素原子を有するアルキレン
    基を表わし、基Rは随意にヒドロキシル基で置換され
    ていてもよい)から選択される二価の炭化水素基であ
    り、 Uは−NR−を表わし、 ここで、Rは水素原子及び1〜6個の炭素原子を有す
    る直鎖状又は分枝鎖状アルキル基から選択される基であ
    り、 Rは同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の
    炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基であ
    り、 Rは水素原子を表わす}で表わされる立体障害ピペリ
    ジル基含有残基を表わし、 aは0、1及び2から選択される数である]。
  3. 【請求項3】 織物材料を、一般式: (R)ZSi(O)(3−a)/2 (I) の単位を1分子当たりに少なくとも1個有するポリオル
    ガノシロキサンを含む組成物と接触させることを特徴と
    する、特に気持ちよい手触りを有し且つ黄変が非常に少
    ない又は全く起こらない織物材料を得ることができる織
    物材料のコンディショニング方法[式中、記号Rは同一
    であっても異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を
    有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び
    3,3,3−トリフルオルプロピル基から選択される一
    価の炭化水素基を表わし、 Zは次式: 【化3】 {式中、R’1は次式: 【化4】 (式中、mは2〜20の数を表わす)の三価基及び次
    式: 【化5】 (式中、nは2〜20の数を表わす)の三価基から選択
    され、 U’は−O−を表わし、 Rは同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の
    炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基であ
    り、 Rは水素原子を表わす}で表わされる立体障害ピペリ
    ジル基含有残基を表わし、 aは0、1及び2から選択される数である]。
  4. 【請求項4】 織物材料を、一般式: (R)ZSi(O)(3−a)/2 (I) の単位を1分子当たりに少なくとも1個有するポリオル
    ガノシロキサンを含む組成物と接触させることを特徴と
    する、特に気持ちよい手触りを有し且つ黄変が非常に少
    ない又は全く起こらない織物材料を得ることができる織
    物材料のコンディショニング方法[式中、記号Rは同一
    であっても異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を
    有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び
    3,3,3−トリフルオルプロピル基から選択される一
    価の炭化水素基を表わし、 Zは次式: 【化6】 {式中、R’1は次式: 【化7】 (式中、mは2〜20の数を表わす)の三価基及び次
    式: 【化8】 (式中、nは2〜20の数を表わす)の三価基から選択
    され、 U’は−NRH11−を表わし、 ここで、RH11は水素原子又は1〜6個の炭素原子を
    有する直鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基であり、 Rは同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の
    炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基であ
    り、 Rは水素原子を表わす}で表わされる立体障害ピペリ
    ジル基含有残基を表わし、 aは0、1及び2から選択される数である]。
  5. 【請求項5】 用いられるポリオルガノシロキサンが次
    式: (R)Si(O)(4−e)/2 (IV) (式中、記号Rは式(I)について前記したものと同じ
    意味を持ち、 eは0、1、2及び3から選択される数である)の別の
    シロキシ単位を追加的に含むことを特徴とする、請求項
    1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 用いられるポリオルガノシロキサンが次
    の平均式: 【化9】 (式中、記号R及びZは式(I)について前記したのと
    同じ意味を持ち、 記号Yは基R及びZから選択される一価の基を表わし、 r及びtは0又は0より大きい整数若しくは分数であ
    り、 rが0である場合には、2個の基Yの少なくとも一方は
    基Zを表わす)の線状ポリジオルガノシロキサンである
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 式(I)の単位と随意としての式(I
    V)の単位とを含有するポリオルガノシロキサン又は式
    (V’)のポリオルガノシロキサンを用い、 該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの平均で2
    〜1600個の珪素原子及び1〜100個の下記の残基
    Zを有し、 Rがメチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル基
    から選択され、 Zが式(II)のピペリジル基含有残基を表わし、 Rが ・3〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン基、 ・基−(CH10−CO−、 ・2〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アル
    キレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原子
    を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシク
    ロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシレ
    ン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、R及びRは同一であっても異なっていても
    よく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基を表わ
    す)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち、RはO
    H基で置換されたものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
    −の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
    いてもよく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基
    を表わし、基Rはヒドロキシル基で置換されたもので
    ある)から選択される炭化水素基を表わし、 Uが−O−を表わし、 Rがメチル基を表わすことを特徴とする、請求項1、
    5又は6記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(I)の単位と随意としての式(I
    V)の単位とを含有するポリオルガノシロキサン又は式
    (V’)のポリオルガノシロキサンを用い、 該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの平均で2
    〜1600個の珪素原子及び1〜100個の下記の残基
    Zを有し、 Rがメチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル基
    から選択され、 Zが式(II)のピペリジル基含有残基を表わし、 Rが ・3〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状ア
    ルキレン基、 ・基−(CH10−CO−、 ・2〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アル
    キレン部分と、OH基を含有し且つ1〜4個の炭素原子
    を有するアルキル基を随意に1個又は2個含有するシク
    ロヘキシレン部分とを有するアルキレンシクロヘキシレ
    ン基、 ・式−R−O−R−の基 (式中、R及びRは同一であっても異なっていても
    よく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基を表わ
    す)、 ・式−R−O−R−の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持ち、RはO
    H基で置換されたものである)、 ・式−R−COO−R−及び−R−OCO−R
    −の基 (式中、基R及びRは前記の意味を持つ)並びに ・式−R−O−R−O−CO−R−の基 (式中、R、R及びRは同一であっても異なって
    いてもよく、2〜6個の炭素原子を有するアルキレン基
    を表わし、基Rはヒドロキシル基で置換されたもので
    ある)から選択される炭化水素基を表わし、 Uが−NR− (ここで、Rは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状又
    は分枝鎖状アルキル基を表わす)を表わし、 Rがメチル基を表わすことを特徴とする、請求項2、
    5又は6記載の方法。
  9. 【請求項9】 式(I)の単位と随意としての式(I
    V)の単位とを含有するポリオルガノシロキサン又は式
    (V’)のポリオルガノシロキサンを用い、 該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの平均で2
    〜1600個の珪素原子及び1〜100個の下記の残基
    Zを有し、 Rがメチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル基
    から選択され、 Zが式(II’)のピペリジル基含有残基を表わし、 R’が次式: 【化10】 (式中、mは2〜10の数を表わす)の三価基及び次
    式: 【化11】 (式中、nは2〜10の数を表わす)の三価基から選択
    され、 U’が−O−を表わし、 Rがメチル基を表わすことを特徴とする、請求項3、
    5又は6記載の方法。
  10. 【請求項10】 式(I)の単位と随意としての式(I
    V)の単位とを含有するポリオルガノシロキサン又は式
    (V’)のポリオルガノシロキサンを用い、 該ポリオルガノシロキサンが、1分子当たりの平均で2
    〜1600個の珪素原子及び1〜100個の下記の残基
    Zを有し、 Rがメチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル基
    から選択され、 Zが式(II’)のピペリジル基含有残基を表わし、 R’が次式: 【化12】 (式中、mは2〜10の数を表わす)の三価基及び次
    式: 【化13】 (式中、nは2〜10の数を表わす)の三価基から選択
    され、 U’が−NR11− (ここで、R11は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状
    又は分枝鎖状アルキル基である)を表わし、 Rがメチル基を表わすことを特徴とする、請求項4〜
    6のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 組成物が5〜200ミリ当量の立体障
    害ピペリジル基を有するポリオルガノシロキサンを含む
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の
    方法。
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