JPH04289276A - ポリオルガノシロキサンを含む組成物を使用して繊維物質を柔軟化し且つ親水性にする方法 - Google Patents

ポリオルガノシロキサンを含む組成物を使用して繊維物質を柔軟化し且つ親水性にする方法

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JPH04289276A
JPH04289276A JP3331563A JP33156391A JPH04289276A JP H04289276 A JPH04289276 A JP H04289276A JP 3331563 A JP3331563 A JP 3331563A JP 33156391 A JP33156391 A JP 33156391A JP H04289276 A JPH04289276 A JP H04289276A
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polydiorganosiloxane
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Edith Canivenc
エディット・カニバン
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Rhone Poulenc Chimie SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、繊維物質に対して快い触感即
ち柔軟性を与えると同時に良好な親水性を付与するため
に繊維物質をコンディショニングするための方法に関す
る。本発明に従った方法の利益は、上記の2つの特性を
示す繊維物質を得ることが可能になることである。本発
明に従った方法の他の利益は、黄変化を少しも示さない
繊維物質を得ることが可能になることである。本発明に
従った方法の他の利益は、黄変化を少しも示さない繊維
物質を得ることが可能になることである。本発明に従っ
た方法の他の利益は、工業的規模で製造するのが容易で
ありしかも貯蔵時に安定であるポリジオルガノシロキサ
ンを用いて実施することができるという事実から生じる
【0002】
【発明の概要】ここに本発明において、繊維物質に特に
快適な触感及び良好な親水性を付与するために繊維物質
をコンディショニングする方法において、1分子当り一
般式
【化4】 [式中、 −Xは、基
【化5】 (ここで、R’は線状又は分枝状C2 ーC8 アルキ
レン基を表し、R’’は水素原子又はC1 ーC6 ア
ルキル基を表す)から選択され、 −R基は、同種又は異種であって、フェニル基、3,3
,3−トリフルオルプロピル基及び1〜4個の炭素原子
を含有するアルキル基から選択され、−aは1及び2か
ら選択され、 −nは1〜10であり、そして −tは0または1である]の少なくとも2つの単位を含
有するポリジオルガノシロキサンを含む組成物に繊維物
質を接触させることを特徴とする繊維物質のコンディシ
ョニング法が見い出されたが、これが本発明の課題を構
成している。
【0003】
【発明の具体的な説明】用いるポリシロキサンは、例え
ば、一般式
【化6】 [式中、 −X及びRの意味は請求項1に規定した通りであり、−
YはX基又はR基であり、そして −p及びqは正の整数である]を有する。
【0004】このポリシロキサンでは、−pは一般には
5〜1,000であり、そして−qは一般には1〜10
0であり、 但し、q=1の場合には少なくとも1個のYはXである
ものとする。
【0005】用いるポリジオルガノシロキサンはモノオ
ルガノシロキシ単位RSi1.5 及び(又は)SiO
2 単位を任意に含有することができるが、しかしこれ
らの単位が存在する場合にはこれらはジオルガノシロキ
シ単位R2 SiOの数に対してせいぜい2%の割合で
あり、そしてRの意味は先に規定した通りである。
【0006】ポリジオルガノシロキサンを含有しそして
先に規定した組成物は、一般には、エマルジョンの形態
にある水性組成物である。
【0007】先に規定したX基の窒素原子は、例えば酢
酸の如き有機酸で塩に転化させることができる。。
【0008】本発明に従った方法では、用いる組成物は
、1分子当り平均して、 −50〜150個のケイ素原子、及び −2〜10個の先に規定のX基、 を含有するポリジオルガノシロキサンを含むのが有益で
ある。
【0009】本発明に従った方法では、先に規定した如
きポリジオルガノシロキサン100gは、一般には、2
5〜250ミリ当量(meq)のアミノ窒素を含有する
【0010】用いるポリジオルガノシロキサンは、先に
規定した如きそのX基において、n=1、R’’=水素
原子及びt=1の値を有するのが有益である。更に、n
が1よりも大きいときには、R’’はC1 ーC6 ア
ルキル基を表すのが有益である。
【0011】先に規定したポリシロキサンは、米国特許
第3,389,160号に記載のものと同様にしてしか
しジメチルアミンの代わりにジエタノールアミンを用い
て製造することができる。
【0012】先に規定したポリシロキサンを含有するエ
マルジョンを製造するために、操作は、慣用法によって
水及び公知の表面活性剤を用いて撹拌下に実施される。
【0013】本発明に従った方法は、任意の織物又は編
物にそして不織布として製造したものに対してさえも適
用することができる。これらの織物を製造するのに用い
られる繊維は、綿、ポリエステル、ポリアミド、ビスコ
ース、ポリアクリレート、羊毛、リネン、酢酸セルロー
ス及びエラストマー繊維から特に作ることができる。申
す迄もなく、混紡繊維を用いることもできる。
【0014】本発明に従った方法では、特にパジング(
padding )として知られる含浸技術を用いるこ
とによってポリシロキサンを含む組成物を被処理織物に
適用するのに、繊維産業の慣用技術が用いられる。
【0015】織物を水性組成物(例えば、エマルジョン
)で処理するときには、この織物は、次いで、水を水蒸
気の形態で迅速に除去するために熱処理を受ける。
【0016】処理した織物上に付着されるポリシロキサ
ンの量は、一般には、乾燥した処理済織物の重量に対し
て0.1〜1重量%の量に相当する。
【0017】処理済織物の柔軟性を評価するのに用いる
試験法は、例えば、 1.官能試験、即ち、6人が手で織物をさわりそして評
点を与える試験法、及び 2.ポリエステル糸に対して行われる静摩擦係数測定法
として知られる機械的方法(この試験法は繊維の専門家
には知られている)、 である。
【0018】この試験を実施するために、ポリエステル
糸は、先に規定した如きX基を含有するポリシロキサン
をトリクロルエタン中に3重%含めた溶液で被覆される
(公知技術によって)。次いで、被覆した糸は、200
m/分の速度で回転する熱風炉において180℃で連続
的に乾燥される。かくして、ポリジオルガノシロキサン
化合物の付着量が乾燥糸の重量に対して0.5重量%に
相当するところの糸が得られる。次いで、糸は、22℃
及び65%相対湿度において48時間貯蔵される。次い
で、得られた糸の摩擦係数が“Rothschild 
F. Meter ”装置において1cm/分の速度で
測定される。
【0019】本発明の方法に従って処理した織物の親水
性を評価するのに用いる試験法は、ビーカーに入れた蒸
留水の表面に対して水平に1枚の処理済織物(25.4
×25.4mm)を載置しそしてこの織物が水上に載置
している時間とそれが水中に下降し始める時間との間の
時間を測定することよりなる試験法である。この試験法
は、“シンキングテスト(sinking test)
”として知られている。
【0020】
【実施例】次の実施例は、X基を含有するポリシロキサ
ンの製造法及び本発明に従った方法においてそれらを使
用する方法を例示するものである。 例1 1a.撹拌機、温度計、滴下漏斗、凝縮器及び乾燥窒素
導入系を備えた反応器に、次の物質、 −アリルグリシジルエーテル504.30g(4.42
モル)、及び −米国特許第3,814,730号に従って塩化白金酸
及び1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサンから製造した白金錯体のヘキサン溶液(9
.05重量%の白金金属を含有)289ミクロリットル
、 を導入した。反応混合物を100℃に加熱してこの温度
に維持し、そして平均式
【化7】 (分析によると100g当り200.17ミリ当量のS
iH官能基)のランダムSiH共重合体1,700gを
2時間30分にわたって加えた。5時間30分の反応後
に、水酸化カリウムのブタノール溶液を使用して残留S
iHを測定すると、SiH官能基の転化度は定量的であ
ること、即ち出発重合体のSiH基は
【化8】 に転化されていることが分かった。120℃での蒸留(
3.3kPaの絶対圧)によって過剰反応体(アリルグ
ルシジルエーテル)を除去した後に、2,070gのオ
ルガノシロキサン油(分析によると100g当り156
.25ミリ当量のグリシジル官能基)が得られた。
【0021】1b.他の反応器に317g(3.01モ
ル)のジエタノールアミンを導入し、そして反応媒体を
120℃に加熱した。次いで、先の1aで製造したグリ
シジル官能基含有オルガノシロキサン誘導体1,800
gを2時間30分にわたって加えた。6時間30分の反
応後に、23℃で3,300mPa・s の粘度を有す
る2,113.4gの淡黄色粘性油が得られた。最終反
応混合物中のジエタノールアミンを滴定することによっ
て(ポーラログラフィーを使用して)、ジエタノールア
ミンの定量的転化度が測定された。プロトン及びケイ素
核磁気共鳴(NMR)分析を実施した。スペクトルを解
析すると、目的化合物即ち平均式
【化9】 (ここで、Me=−CH3 )の化合物の構造が確認さ
れた。
【0022】例2 2a.−式
【化10】 (分析によると100g当り365.5ミリ当量のSi
H官能基)のランダムSiH共重合体1,500g、−
アリルグリシジルエーテル806.15g(7.07モ
ル)、及び −上記の1aで規定した白金触媒溶液331.5  ミ
クロリットル、 を使用して例1の1aにおけると同じ操作を実施した。 5時間の反応後に、SiH基の転化度は定量的であった
。過剰のアリルグリシジルエーテルの除去後に、2,1
12gの油(分析によると100g当り251.44ミ
リ当量のグリシジル官能基)が得られた。
【0023】2b.−上記の2aで製造したグリシジル
官能基を含有するオルガノシロキサン誘導体1,700
g、及び −ジエタノールアミン482g(4.23モル)、を使
用して例1の1bにおけると同じ操作を実施した。 6時間30分の反応後に、2,179.5gの黄色粘性
油が得られた。25℃におけるその粘度は、23,00
0mPa・s であった。実施した様々な分析によって
、目的化合物の構造即ち構造式
【化11】 が確認された。
【0024】例3 3a.−アリルグリシジルエーテル121.35g(1
.06モル)、 −式
【化12】 (分析によると100g当り61.11ミリ当量のSi
H官能基)のランダムSiH共重合体1,340g、及
び −上記の1aで規定した白金触媒溶液228ミクロリッ
トル、 を使用して例1の1aにおけると同じ操作を実施した。 反応混合物を100℃に加熱してその温度に維持した。 2時間の加熱後に、SiH官能基の転化度は定量的であ
った。過剰のアリルグリシジルエーテルの除去後に、1
,423gのオルガノシロキサン油(分析によると10
0g当り54.7ミリ当量のグリシジル官能基)が得ら
れた。
【0025】3b.−上記の3aで製造したグリシジル
官能基を含有するオルガノシロキサン誘導体150g、
及び −ジエタノールアミン8.92g(0.078モル)、
を使用して例1の1bにおけると同じ操作を実施した。 8時間の反応後に、158.16gの黄土色の粘性油が
得られ、その粘度は9,500mPa・s であった。 様々な分析によって、得られた生成物即ちSiH官能基
(上記の3aで用いた化合物の)が官能基−Si−C2
H4−CH2 −O −CH2 −CH(OH)− C
H2−N (C2H4OH)2によって置換された化合
物の構造が確認された。
【0026】例4 4a.−式
【化13】 (分析によると100g当り9.48ミリ当量のSiH
官能基)のランダムSiH共重合体350g、−アリル
グリシジルエーテル11.34g(1.00モル)、及
び −白金触媒溶液46.55ミクロリットル、を使用して
例1の1aにおけると同じ条件下に操作を実施した。1
00℃での2時間の反応後に、SiH官能基の転化度は
定量的であった。過剰の反応体の除去後に、350.2
gのオルガノシロキサン油(分析によると100g当り
9.5ミリ当量のグリシジル官能基)が得られた。
【0027】4b.−ジエタノールアミン2.2g(0
.019モル)、及び −上記の4aで製造したグリシジル官能基を含有するオ
ルガノシロキサン誘導体200g、 を使用して例1の1bにおけると同じ操作を実施した。 125℃での5時間の加熱後に、黄土色の粘性油が得ら
れ、その粘度は25℃において16,400mPa・s
 であった。これは、平均式
【化14】 を有していた。
【0028】例5 5a.例4の4aと同じ操作条件に従って、平均構造式
【化15】 (式中、Zは
【化16】 である)(分析によると100g当り3.7ミリ当量の
グリシジル官能基)のオルガノシロキサン油を合成した
【0029】5b.例4の4bにおけると同様の条件に
おいて、ジエタノールアミンを上記の5aで得られたグ
リシジル官能基を含有する油と縮合させた。これによっ
て、上記の5aに従ったものに相当するがしかしZが−
C2H4−CH2 −O −CH2 −CH(OH)−
 CH2−N (C2H4OH)2 によって置換され
た化合物が得られた。
【0030】例6 例4の4bにおけると同様な操作条件を使用して、ジエ
タノールアミンと、平均式
【化17】 (式中、Zは
【化18】 である)(分析によると100g当り36.6ミリ当量
のグリシジル官能基)のオルガノシロキサン油との縮合
を実施した。かくして、平均式が上記の化合物に相当す
るがしかしZが−(CH2)3−O −CH2−CH(
OH)− CH2−N (C2H4OH)2 によって
置換された化合物が得られた。
【0031】下記の表1は、例1〜6において合成した
ジエタノールアミン官能基を含有するオルガノシロキサ
ン油の特性を要約したものである。
【0032】
【表1】
【0033】例1〜6に従った化合物の用途試験例1〜
6で得られた化合物からエマルジョンを調製した。 (a)例1及び2に従った化合物を用いて次の如く操作
することによってエマルジョンを調製した。2枚の羽根
の端部が5cm離れた三枚羽根撹拌機を備えた丸底フラ
スコにおいて550rpmで回転させて20重量%の「
Tergitol TMN 10 」、5重量%の氷酢
酸及び55重量%の水を混合した。次いで、この撹拌さ
れる溶液に、例1又は2に従った化合物を20重量%徐
々に加えた。 (b)例4及び5に従った化合物を用いて次の如く操作
することによってエマルジョンを調製した。商品名「S
ilverson ]の実験室的ミキサーにおいて、例
4又は5に従った化合物10%、「Tergitol 
TMN 6」0.55%及び「Renex 30」0.
55%を混合した。次いで、この十分に撹拌される混合
物に、転相技術を使用して88.9%の水を徐々に且つ
連続的に加えた。 (c)例6に従って得られた化合物を用いてしかし73
.9%の水を用いそして水の導入後に15%の2−ブタ
ノールを加えて上記の(b)におけると同じ操作を実施
した。 (d)例3に従って得られた化合物を使用して次の2種
類のエマルジョン、即ち、 d1:上記の(a)に従って操作することによってしか
し10%の「Tergitol TMN 6」及び70
%の水を用いて調製した第一エマルジョン、及び d2:上記の(b)に従って操作することによってしか
し「Renex 30」を用いずに0.8%の「Ter
gitol TMN 6」及び89.2%の水を用いる
ことによって調製した第二エマルジョン、 を調製した。終りに、エマルションジョンを酢酸でpH
6に調整した。
【0034】商品名「Tergitol TMN 10
 」、「Tergitol TMN  6 」及び「R
enex 30」を有する製品は、市場で広く入手でき
且つ当業者に知られた表面活性剤である。 「Tergitol TMN 6」は、6個のオキシエ
チレン単位を含有するトリメチルノナノールを活性化合
物して含有する。「Tergitol TMN 10 
」は、10個のオキシエチレン単位を含有するトリメチ
ルノナノールを活性化合物して含有する。これらの製品
は両方とも、ユニオン・カーバイド社によって製造販売
されている。「Renex 30」は、ICI社によっ
て製造販売され、そして10個のオキシエチレン単位を
含有するトリデシロールを活性化合物として含有する。
【0035】上で調製したエマルジョンを用いてビーカ
ーで織物(タオル綿布)をソーキングすることによって
、官能試験(タオル綿布)、静摩擦係数測定試験及び親
水性試験を実施した。得られた結果を表2に記載する。
【0036】
【表2】
【0037】例3に従って製造した化合物は、所要の用
途に最もよく対応するもの、即ち、織物を綿より作った
ときに柔軟な触感及び良好な親水性を付与するものであ
ることが明らかである。この例3に従った化合物に関し
て、上記のd1に従って調製したエマルジョンは、白色
の綿織物に対してd2に従って調製したエマルジョンよ
りも良好な耐黄性を付与することが分った。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  繊維物質に特に快適な触感及び良好な
    親水性を付与するために繊維物質をコンディショニング
    する方法において、1分子当り一般式 【化1】 [式中、 −Xは、基 【化2】 (ここで、R’は線状又は分枝状C2 ーC8 アルキ
    レン基を表し、R’’は水素原子又はC1 ーC6 ア
    ルキル基を表す)から選択され、 −R基は、同種又は異種であって、フェニル基、3,3
    ,3−トリフルオルプロピル基及び1〜4個の炭素原子
    を含有するアルキル基から選択され、−aは1及び2か
    ら選択され、 −nは1〜10であり、そして −tは0または1である]の少なくとも2つの単位を含
    有するポリジオルガノシロキサンを含む組成物に繊維物
    質を接触させることを特徴とする繊維物質のコンディシ
    ョニング法。
  2. 【請求項2】  用いるポリジオルガノシロキサンが、
    一般式 【化3】 [式中、 −X及びRの意味は請求項1に規定した通りであり、−
    YはX基又はR基であり、そして −p及びqは正の整数である]を有することを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  −pが5〜1,000であり、そして
    −qが1〜100であり、 但しq=1の場合には少なくとも1個のYはXであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】  n=1、R’’=水素原子、そしてt
    =1あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】  X基の窒素原子が塩に転化されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法
  6. 【請求項6】  用いる組成物が水性組成物であること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】  用いる組成物がエマルションジョンで
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    方法。
  8. 【請求項8】  用いる組成物が、1分子当り平均して
    、−50〜150個のケイ素原子、及び −2〜10個のX基、 を含有するポリジオルガノシロキサンを含むことを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  用いる組成物が、ポリジオルガノシロ
    キサン100g当り25〜250ミリ当量のアミノ窒素
    原子を含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の方法。
  10. 【請求項10】  綿織物に適用されることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
JP3331563A 1990-12-06 1991-11-21 ポリオルガノシロキサンを含む組成物を使用して繊維物質を柔軟化し且つ親水性にする方法 Pending JPH04289276A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR90-15525 1990-12-06
FR9015525A FR2670221B1 (fr) 1990-12-06 1990-12-06 Procede pour adoucir et rendre hydrophile une matiere textile dans lequel on utilise une composition comprenant un polyorganosiloxane.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04289276A true JPH04289276A (ja) 1992-10-14

Family

ID=9403135

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