JPH11158287A - ジオルガノポリシロキサンおよび固体処理剤 - Google Patents

ジオルガノポリシロキサンおよび固体処理剤

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JPH11158287A
JPH11158287A JP34429497A JP34429497A JPH11158287A JP H11158287 A JPH11158287 A JP H11158287A JP 34429497 A JP34429497 A JP 34429497A JP 34429497 A JP34429497 A JP 34429497A JP H11158287 A JPH11158287 A JP H11158287A
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JP
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diorganopolysiloxane
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monovalent hydrocarbon
hydrocarbon group
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JP34429497A
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Masaru Ozaki
勝 尾崎
Isao Ona
功 小名
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分子内にポリオキシアルキレン基と特定な構
造のアミノ基とを有する新規なジオルガノポリシロキサ
ンおよび該ジオルガノポリシロキサンを主剤とする固体
処理剤を提供する。 【解決手段】 1分子中に、ポリオキシアルキレン基と
式: 【化1】 (式中、R1は2価炭化水素基であり、R4は1価炭化水
素基であり、R5は水素原子または1価炭化水素基であ
り、cは0または1である。)で表されるアミノ基とを
それぞれ少なくとも1個有するジオルガノポリシロキサ
ンおよび該ジオルガノポリシロキサンを主剤とする固体
処理剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なジオルガノ
ポリシロキサンおよび固体処理剤に関し、詳しくは、分
子内にポリオキシアルキレン基と特定のアミノ基とを有
する新規なジオルガノポリシロキサンおよび、該ジオル
ガノポリシロキサンを主剤とする耐黄変性および吸水性
に優れた固体処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】分子内にポリオキシアルキレン基とアミ
ノ基とを有するジオルガノポリシロキサンとしては、例
えば、式:
【化3】 で表されるようなポリマーが知られており、このような
ジオルガノポリシロキサンは繊維処理剤や毛髪調整剤と
して利用されている(特開昭57−133279号公
報,特開昭58−1749号公報,特開昭58−311
72号公報,特開昭59−179885号公報および特
開昭58−74602号公報参照)。しかし、これらの
ジオルガノポリシロキサンは、合成繊維や毛髪用の処理
剤として使用した場合に加熱や経日により酸化しやす
く、変色して白色や淡色系の衣類の品位を低下させた
り、またその吸水性や帯電防止性が不十分であるといっ
た問題点があった。その上、これらのジオルガノポリシ
ロキサン中のアミノ基は、通常、式:−R6−(NHC
2CH2d−NHR7(式中、R6は1価炭化水素基で
あり、R7は水素原子またはメチル基,エチル基,プロ
ピル基,ヘキシル基,フェニル基であり、dは0〜10
の数である。)で表されるものであり、式:
【化4】 (式中、R1,R4,R5およびcは前記と同じであ
る。)で表されるようなアミノ基とポリオキシアルキレ
ン基とを有するジオルガノポリシロキサンは知られてい
なかった。
【0003】一方、繊維やシート状材料等の各種基材
に、柔軟性,防しわ性,伸長回復性,撥水性を付与する
ための処理剤として、種々のオルガノポリシロキサンや
その組成物が知られている。例えば、耐久性のある柔軟
性,防しわ性,伸長回復性を付与する合成繊維用処理剤
として、1分子当り少なくとも2個のエポキシ基を有す
るオルガノポリシロキサンとアミノ基を有するオルガノ
ポリシロキサンからなる処理剤(特公昭48−1751
4号公報参照)、両末端水酸基封鎖ジオルガノポリシロ
キサン,1分子中にアミノ基とアルコキシ基を有するオ
ルガノシラン及び/またはその部分加水分解物および縮
合物からなる処理剤(特公昭53−36079号公報参
照)、アミノアルキルトリアルコキシシランとエポキシ
基含有オルガノポリシロキサンからなる処理剤(特公昭
53−19716号公報参照)、1分子中にアミノアル
キル基を2個以上有する両末端トリオルガノシロキシ基
封鎖ジオルガノポリシロキサン(特開昭53−9849
9号公報参照)が提案されている。しかしながら、これ
らの処理剤は帯電防止性,吸湿性,吸汗性,防汚性が不
十分であるため、このような特性が要求される用途には
使用できないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ポリオ
キシアルキレン基とアミノ基とを有するジオルガノポリ
シロキサンにおいて、特定な構造のアミノ基を導入する
ことにより上記問題点が解消することを見出し、本発明
に到達した。即ち、本発明の目的は、新規なジオルガノ
ポリシロキサンおよび該ジオルガノポリシロキサンを主
剤とする固体処理剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、一般式:
【化5】 [式中、Rは置換もしくは非置換の1価炭化水素基であ
り、Bは式:−(R1a−O−(R2b−R3で表され
るポリオキシアルキレン基であり、Dは式:
【化6】 で表されるアミノ基であり(式中、R1は2価炭化水素
基であり、R2は炭素原子数2〜4のオキシアルキレン
基であり、R3は水素原子,1価炭化水素基,アシル基
またはカルバミル基であり、R4は1価炭化水素基であ
り、R5は水素原子または1価炭化水素基であり、aは
0または1であり、bは1〜100の数であり、cは0
または1である。)、AはR,BおよびDから選択され
る基である。xは0〜1,000の数であり、yは0〜
100の数であり、zは0〜100の数である。]で表
され、1分子中にポリオキシアルキレン基と上記Dで表
されるアミノ基とをそれぞれ少なくとも1個有するジオ
ルガノポリシロキサン、および該ジオルガノポリシロキ
サンを主剤とする固体処理剤に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のジオルガノポリシロキサ
ンは、一般式:
【化7】 で表される。上式中、Rは置換もしくは非置換の1価炭
化水素基であり、炭素原子数1〜30のアルキル基,ア
ルケニル基,アリール基,アリールアルキル基が挙げら
れる。具体的には、メチル基,エチル基,プロピル基,
ドデシル基,ビニル基,フェニル基,β−フェニルエチ
ル基,3,3,3−トリフルオロプロピル基が例示され
る。これらの中でもメチル基が最も一般的であるが、メ
チル基と他の基を組合わせてもよい。Bは式:−
(R1a−O−(R2b−R3で表されるポリオキシア
ルキレン基である。式中、R1は2価炭化水素基であ
り、具体的には、−CH2−,−CH2CH2−,−CH2
CH2CH2−,−CH2CH(CH3)CH2−,−(CH
2)4−のようなアルキレン基、−C64−のようなアリ
ーレン基、−(CH2)2−C64−のようなアルキレンア
リーレン基が例示される。R2は炭素原子数2〜4のオ
キシアルキレン基であり、−C24O−基、−C36
−基が一般的である。このオキシアルキレン基は1種の
みでも2種以上が結合したものでも良く、2種以上のオ
キシアルキレン基を有する場合にその結合の仕方はラン
ダム共重合、ブロック共重合の何れでも良い。R3は水
素原子,1価炭化水素基,アシル基またはカルバミル基
である。1価炭化水素基として具体的には、メチル基,
エチル基,プロピル基,ドデシル基,シクロヘキシル
基,フェニル基,β−フェニルエチル基が例示される。
aは0または1であり、bは1〜100の数である。D
は式:
【化8】 で表されるアミノ基である。式中、R1は前記と同じで
ある。R4は1価炭化水素基であり、具体的には、メチ
ル基,エチル基,プロピル基,ドデシル基,シクロヘキ
シル基,フェニル基,β−フェニルエチル基が例示され
る。R5は水素原子または1価炭化水素基であり、1価
炭化水素基として具体的には、メチル基,エチル基,プ
ロピル基,ドデシル基,シクロヘキシル基,フェニル
基,β−フェニルエチル基が挙げられる。cは0または
1である。AはR,BおよびDから選択される基であ
る。xは0〜1,000の数であり、yは0〜100の
数であり、zは0〜100の数であるが、(x+y+z)
は5〜1,000の範囲であることが好ましく、特に好
ましくは10〜500の範囲である。本発明のジオルガ
ノポリシロキサンは、1分子中にポリオキシアルキレン
基と上記Dで表されるアミノ基とをそれぞれ少なくとも
1個有するものであるが、アミノ当量が500〜50,
000の範囲であることが好ましい。
【0007】このような本発明のジオルガノポリシロキ
サンとして具体的には、次式で示されるポリマーが例示
される。
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【0008】本発明のジオルガノポリシロキサンにおい
て、分子内にポリオキシアルキレン基と式:
【化13】 (式中、R1は前記と同じである。)で表されるアミノ
基とを有するジオルガノポリシロキサンは、例えば、次
の方法で製造することができる。式:(CH3O)2CH
3SiC36Clで表されるクロロシランと式:C611
NH2で表されるフェニルアミンを脱塩酸反応させて、
式:(CH3O)2CH3SiC36NHC611を合成
し、次いでこれを加水分解して、式:
【化14】 で表される加水分解物を得る。そしてこの加水分解物
と、式:
【化15】 で表されるポリオキシアルキレン基を有するジオルガノ
ポリシロキサンとを、水酸化カリウムを用いて120〜
140℃の温度下にて平衡反応させることにより、側鎖
に、式:
【化16】 で表されるアミノ基とポリオキシアルキレン基とを有す
るジオルガノポリシロキサンを製造することができる。
また、両末端に式:
【化17】 で表される基を有し、側鎖にポリオキシアルキレン基を
有するジオルガノポリシロキサンは、例えば、テトラメ
チルジシロキサンと式:
【化18】 で表される化合物とを、塩化白金酸の存在下に付加反応
させて、式:
【化19】 で表されるオルガノジシロキサンを得た後、これに、
式:
【化20】 で表されるポリオキシアルキレン基を有するオルガノシ
ロキサンおよびオクタメチルテトラシクロシロキサンと
を、水酸化カリウム等の重合触媒の存在下に平衡化反応
させることにより製造することができる。
【0009】以上のような本発明のジオルガノポリシロ
キサンは新規な化合物であり、例えばこれを各種繊維や
シート状基材に処理すると、従来のポリオキシアルキレ
ン基とアミノ基とを有するジオルガノポリシロキサンの
場合に生じていた加熱による黄変や吸水性の低下が著し
く向上するという利点を有する。さらに本発明のジオル
ガノポリシロキサンは、各種基材の帯電防止性や防汚性
を損うことなく、良好な防しわ性,柔軟性,伸長回復性
等を付与することができ、固体処理剤として非常に有用
である。尚、本発明でいう固体処理とは表面処理だけで
なく、繊維,フィルム,樹脂,ゴムへの内部添加も包含
するものである。適用される固体としては、繊維,フィ
ルム,粉体,樹脂,ゴムなどがあり、繊維としては、
綿,羊毛,絹,麻等の天然繊維の他、レーヨン,アセテ
ートのような再生繊維、ナイロン,ポリエステル,アク
リル,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリウレタンの
ような合成繊維、ガラス繊維,カーボン繊維,シリコー
ンカーバイド繊維が例示される。またその形状として
は、ステープル,フィラメント,トウ,糸が例示され、
編織物としては、編物,織物,不織布,樹脂加工布帛お
よびこれらの縫製品が例示される。フィルムとしては、
ポリエチレン製,ポリプロピレン製,塩化ビニル製のハ
ウス栽培もしくはトンネル栽培用フィルムが挙げられ
る。本発明のジオルガノポリシロキサンを各種固体に適
用する方法としては、そのままの形態で付着させたり、
各種の非イオン系界面活性剤,アニオン系界面活性剤,
カチオン系界面活性剤あるいは両性界面活性剤等を用い
て水溶性や可溶化を促進させた形態にしてから付着させ
たり、乳化してエマルジョンの形態にした後、水で希釈
してから処理する方法が挙げられる。また、本発明のジ
オルガノポリシロキサンをフィルムのようなシート状基
材表面に単に付着させる場合は、メタノール,エタノー
ル,イソプロピルアルコール,トルエン,キシレン,n
−ヘキサン,n−ヘプタンあるいは1,1,1,-トリクロル
エタン,パークロルエチレン等の溶剤で希釈した後、ス
プレーを用いて均一に付着させたり、グラビアロール,
キスロール等のロール類を用いて少量を均一に付着させ
る方法が挙げられる。溶剤の配合量は、本発明のジオル
ガノポリシロキサンの塗布量が0.01〜10重量%と
なるような量であることが好ましい。各種樹脂やゴムへ
内部添加する場合には、そのままの形態で樹脂ペレット
やゴムに添加したり、あるいはポリ塩化ビニルゾル中に
添加した後溶融してシート状に、例えばフィルム化する
ことにより、耐久性を有する防曇効果や防霧効果を付与
することが出来る。また、繊維やシート状基材が疎水性
であるために曇り易い、帯電し易い、汚れ易い等の場合
には、本発明のジオルガノポリシロキサンを、防曇剤,
防霧剤,帯電防止剤,防汚剤として使用することができ
る。さらに本発明のジオルガノポリシロキサンは、一般
家庭用の柔軟剤や液体洗剤の柔軟剤としても有用であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。
実施例中、部とあるのは重量部を意味している。
【0011】
【実施例1】撹拌機,温度計,冷却管を備えた200ミ
リリットルの4つ口フラスコに、オクタメチルテトラシ
クロシロキサン65.0部、式:
【化21】 で表されるジオルガノポリシロキサン30.0部、式:
【化22】 で表されるオルガノポリシロキサン5.0部を仕込み、
水酸化カリウムを200ppm加えて加熱昇温し、14
0℃にて5時間保持した後、酢酸240ppmを添加し
て水酸化カリウムを中和した。次いでこれを、140℃
にて20Torrまで減圧して低重合体を除去した。こ
のようにして得られた反応生成物を、NMR(図1)お
よびIR(図2)により分析したところ、次式で示さ
れ、アミノ当量(窒素換算)が3,750のジオルガノ
ポリシロキサン(以下、シロキサンAと略記する。)で
あることが判明した。
【化23】
【0012】
【実施例2】撹拌機,温度計,冷却管を備えた200ミ
リリットルの4つ口フラスコに、オクタメチルテトラシ
クロシロキサン65.0部、式:
【化24】 で表されるジオルガノポリシロキサン20.0部、式:
【化25】 で表されるオルガノポリシロキサン5.0部を仕込み、
水酸化カリウムを200ppm加えて加熱昇温し、14
0℃にて5時間保持した後、酢酸240ppmを添加し
て水酸化カリウムを中和した。次いでこれを、140℃
にて20Torrまで減圧して低重合体を除去した。こ
のようにして得られた反応生成物を、NMR(図3)お
よびIR(図4)により分析したところ、次式で示さ
れ、アミノ当量(窒素換算)が1,960のジオルガノ
ポリシロキサン(以下、シロキサンBと略記する。)で
あることが判明した。
【化26】
【0013】
【実施例3】実施例1および2で得られたジオルガノポ
リシロキサンAおよびB各0.5gをトルエン99.5
gに溶解して処理液を調製した。この処理液に綿ブロー
ド布を10秒間浸漬した後、ロールを用いて絞り率10
0%で絞った。次いで室温にて乾燥を行い、さらに15
0℃で2分間加熱処理した。このようにして得られた処
理布について次の特性を測定した。それらの結果を表1
に示した。本発明のジオルガノポリシロキサンにより処
理した布は、柔軟性に富むとともに吸水性や耐黄変性に
おいても良好な結果が得られた。 ○柔軟性 処理布を手触りにて評価した。 ◎----極めて柔軟性に富んだ良好な風合であった。 ○----柔軟性に富んだ良好な風合であった。 △----やや粗硬さが残る風合であった。 ×----粗硬で滑りのない風合であった。 ○吸水性 処理布上にメスピペットを用いて20μlの水滴を静置
し、その水滴が完全に浸透するまでの時間(秒)を測定
した。 ○耐黄変性 処理布を4枚重ねにして、スガカラーコンピューター
[スガ試験機社製]を用いて3色刺激値XYZを測色
し、次の計算式により黄化度△YIを算出した。
【式1】
【0014】
【比較例1】実施例3において、ジオルガノポリシロキ
サンA,Bの代わりに、式:
【化27】 で示され、アミノ当量(窒素換算)が4,200のジオ
ルガノポリシロキサン(以下、シロキサンCと略記す
る。)を用いた以外は実施例3と同様にして処理液を調
製し、綿ブロード布を処理した。得られた処理布の特性
を実施例3と同様にして測定し、その結果を表1に併記
した。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】本発明のジオルガノポリシロキサンは、
分子内にポリオキシアルキレン基と特定のアミノ基とを
有する新規な化合物であり、各種基材に優れた耐黄変性
および吸水性を付与するため、固体処理剤として有用で
あるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、実施例1で製造したジオルガノポリ
シロキサンのNMR分析チャートである。
【図2】 図2は、実施例1で製造したジオルガノポリ
シロキサンのIR分析チャートである。
【図3】 図3は、実施例2で製造したジオルガノポリ
シロキサンのNMR分析チャートである。
【図4】 図4は、実施例2で製造したジオルガノポリ
シロキサンのIR分析チャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 [式中、Rは置換もしくは非置換の1価炭化水素基であ
    り、Bは式:−(R1a−O−(R2b−R3で表され
    るポリオキシアルキレン基であり、Dは式: 【化2】 で表されるアミノ基であり(式中、R1は2価炭化水素
    基であり、R2は炭素原子数2〜4のオキシアルキレン
    基であり、R3は水素原子,1価炭化水素基,アシル基
    またはカルバミル基であり、R4は1価炭化水素基であ
    り、R5は水素原子または1価炭化水素基であり、aは
    0または1であり、bは1〜100の数であり、cは0
    または1である。)、AはR,BおよびDから選択され
    る基である。xは0〜1,000の数であり、yは0〜
    100の数であり、zは0〜100の数である。]で表
    され、1分子中にポリオキシアルキレン基と上記Dで表
    されるアミノ基とをそれぞれ少なくとも1個有するジオ
    ルガノポリシロキサン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジオルガノポリシロキ
    サンを主剤とする固体処理剤。
JP34429497A 1997-11-28 1997-11-28 ジオルガノポリシロキサンおよび固体処理剤 Pending JPH11158287A (ja)

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