JP2000129579A - モノアクリレ―トポリエ―テルで処理した繊維 - Google Patents
モノアクリレ―トポリエ―テルで処理した繊維Info
- Publication number
- JP2000129579A JP2000129579A JP11292543A JP29254399A JP2000129579A JP 2000129579 A JP2000129579 A JP 2000129579A JP 11292543 A JP11292543 A JP 11292543A JP 29254399 A JP29254399 A JP 29254399A JP 2000129579 A JP2000129579 A JP 2000129579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polyether
- fiber
- hydrogen atom
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/37—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/643—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
- D06M15/6436—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain containing amino groups
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/37—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/643—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
- D06M15/647—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain containing polyether sequences
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M2200/00—Functionality of the treatment composition and/or properties imparted to the textile material
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M2200/00—Functionality of the treatment composition and/or properties imparted to the textile material
- D06M2200/25—Resistance to light or sun, i.e. protection of the textile itself as well as UV shielding materials or treatment compositions therefor; Anti-yellowing treatments
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M2200/00—Functionality of the treatment composition and/or properties imparted to the textile material
- D06M2200/50—Modified hand or grip properties; Softening compositions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31652—Of asbestos
- Y10T428/31663—As siloxane, silicone or silane
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理剤で処理されて良好な手触り、殆ど黄変
せず、および改善された親水性をもつ繊維を提供する。 【解決手段】 珪素原子上に置換された少なくと1個の
アミノ官能性基をもち且つ少なくとも1個の水素−窒素
結合をもつポリシロキサンとモノアクリレ−トポリエ−
テルとの反応生成物である処理剤で処理された繊維を提
供する。本発明の処理された繊維は良好な手触りをも
ち、殆ど黄変せず、従来のアミノ官能性ポリオルガノシ
ロキサンで処理された繊維に比べて改善された親水をも
つ。
せず、および改善された親水性をもつ繊維を提供する。 【解決手段】 珪素原子上に置換された少なくと1個の
アミノ官能性基をもち且つ少なくとも1個の水素−窒素
結合をもつポリシロキサンとモノアクリレ−トポリエ−
テルとの反応生成物である処理剤で処理された繊維を提
供する。本発明の処理された繊維は良好な手触りをも
ち、殆ど黄変せず、従来のアミノ官能性ポリオルガノシ
ロキサンで処理された繊維に比べて改善された親水をも
つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は珪素原子上に置換さ
れた少なくとも1個のアミノ官能性基と少なくとも1個
の水素−窒素結合とをもつポリシロキサンとモノアクリ
レ−トポリエ−テルとの反応生成物である処理剤で処理
した繊維に関する。本発明により処理した繊維は良好な
手触りをもち、黄変が殆どなく、従来のアミノ官能性ポ
リジロキサンで処理した繊維に比べると改善された親水
性を有する。
れた少なくとも1個のアミノ官能性基と少なくとも1個
の水素−窒素結合とをもつポリシロキサンとモノアクリ
レ−トポリエ−テルとの反応生成物である処理剤で処理
した繊維に関する。本発明により処理した繊維は良好な
手触りをもち、黄変が殆どなく、従来のアミノ官能性ポ
リジロキサンで処理した繊維に比べると改善された親水
性を有する。
【0002】
【従来技術】セルロ−ス質繊維及び合成繊維のような編
織布繊維をポリオルガノシロキサンで処理して繊維に溌
水性のような物性を付与することは既知である。編織布
をアミノ官能性シリコ−ン流体で処理して編織布に“手
触り”のような望ましい物性を付与することも既知であ
る。
織布繊維をポリオルガノシロキサンで処理して繊維に溌
水性のような物性を付与することは既知である。編織布
をアミノ官能性シリコ−ン流体で処理して編織布に“手
触り”のような望ましい物性を付与することも既知であ
る。
【0003】米国特許第4,247,592号明細書は合
成繊維を、単官能性及び/または2官能性シロキシ単位
にアルキレン橋を介して結合したアミノ基または置換基
をもつアミノ基をもつトリオルガノシロキシ末端封鎖ポ
リジオルガノシロキサンで処理することを記載してい
る。
成繊維を、単官能性及び/または2官能性シロキシ単位
にアルキレン橋を介して結合したアミノ基または置換基
をもつアミノ基をもつトリオルガノシロキシ末端封鎖ポ
リジオルガノシロキサンで処理することを記載してい
る。
【0004】米国特許第4,366,001号明細書は2
種のタイプの有機官能性ポリシロキサンを含有する繊維
処理組成物を教示している。1つのポリシロキサンはア
ミノ官能性有機基、カルボキシ官能性有機基またはエポ
キシ官能性基をもち、他方のポリシロキサンは同じ群か
ら選ばれた別のタイプの有機官能性基をもつ。更に、有
機官能性ポリシロキサンの少なくとも一方は1個または
それ以上のポリオキシアルキレン基をもつ。
種のタイプの有機官能性ポリシロキサンを含有する繊維
処理組成物を教示している。1つのポリシロキサンはア
ミノ官能性有機基、カルボキシ官能性有機基またはエポ
キシ官能性基をもち、他方のポリシロキサンは同じ群か
ら選ばれた別のタイプの有機官能性基をもつ。更に、有
機官能性ポリシロキサンの少なくとも一方は1個または
それ以上のポリオキシアルキレン基をもつ。
【0005】 米国特許第4,705,704号はポリシ
ロキサンの少なくとも1個の3官能性シロキシ単位にア
ルキレン橋またはアリ−レン橋を介して結合した少なく
とも1個のアミノ基または置換アミノ基をもつトリアル
キルシロキシ末端停止ポリシロキサンのエマルションで
編織布を処理することを明らかにしている。
ロキサンの少なくとも1個の3官能性シロキシ単位にア
ルキレン橋またはアリ−レン橋を介して結合した少なく
とも1個のアミノ基または置換アミノ基をもつトリアル
キルシロキシ末端停止ポリシロキサンのエマルションで
編織布を処理することを明らかにしている。
【0006】米国特許第4,978,561号はオルガノ
シリコ−ン化合物の珪素原子に接続した式 =NCO(CH-)nO
H で表わされる基をもつオルガノシリコ−ン化合物を編
織布に適用することを教示している。
シリコ−ン化合物の珪素原子に接続した式 =NCO(CH-)nO
H で表わされる基をもつオルガノシリコ−ン化合物を編
織布に適用することを教示している。
【0007】米国特許第5,739,192号明細書は珪
素原子上に置換された少なくとも1個のアミノ官能性基
をもち且つ少なくとも1個の水素−窒素結合をもつポリ
シロキサンとアクリレ−トとの反応生成物である組成物
を記載している。この組成物は繊維処理剤として有用で
あるように示唆されているが、しかし本発明で特許請求
する組成物の特定の用途を認識してはおらず、また本発
明での処理に対する可能性を供与するものではない。
素原子上に置換された少なくとも1個のアミノ官能性基
をもち且つ少なくとも1個の水素−窒素結合をもつポリ
シロキサンとアクリレ−トとの反応生成物である組成物
を記載している。この組成物は繊維処理剤として有用で
あるように示唆されているが、しかし本発明で特許請求
する組成物の特定の用途を認識してはおらず、また本発
明での処理に対する可能性を供与するものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題及び課題解決手段】本発
明は(A)一般式(1)R1 3SiO(SiR1 2O)xSiR1 3で表わさ
れる線状ポリシロキサン及び一般式(2)(R1 2SiO)z で
表わされる環状ポリシロキサンから選ばれたポリシロキ
サン(上式中、各R1は、少なくとも1個のR1が窒素原
子に結合した少なくとも1個の水素原子をもつアミン官
能性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素原子に結
合してなり、また珪素原子に結合した置換基の少なくと
も50モル%がアルキル基またはアリ−ル基であること
を条件として、ヒドロキシル基、アルコキシ基、1〜4
個の炭素原子のアルキル基、アリ−ル基及びアミン官能
性基から独立的に選ばれ、xは0〜1000の平均値を
もち、zは少なくとも3の値をもつ)と、(B)一般式
(3)CH2=CR2-C(O)-O-Q (式中、R2は水素原子及びメ
チル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである)で表わさ
れるモノアクリレ−トポリエ−テルとの反応生成物から
なる処理剤で処理した繊維に関する。
明は(A)一般式(1)R1 3SiO(SiR1 2O)xSiR1 3で表わさ
れる線状ポリシロキサン及び一般式(2)(R1 2SiO)z で
表わされる環状ポリシロキサンから選ばれたポリシロキ
サン(上式中、各R1は、少なくとも1個のR1が窒素原
子に結合した少なくとも1個の水素原子をもつアミン官
能性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素原子に結
合してなり、また珪素原子に結合した置換基の少なくと
も50モル%がアルキル基またはアリ−ル基であること
を条件として、ヒドロキシル基、アルコキシ基、1〜4
個の炭素原子のアルキル基、アリ−ル基及びアミン官能
性基から独立的に選ばれ、xは0〜1000の平均値を
もち、zは少なくとも3の値をもつ)と、(B)一般式
(3)CH2=CR2-C(O)-O-Q (式中、R2は水素原子及びメ
チル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである)で表わさ
れるモノアクリレ−トポリエ−テルとの反応生成物から
なる処理剤で処理した繊維に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の処理剤で処理できる繊維
はアミノ官能性ポリシロキサンにより処理できることが
業界に知られた繊維であり、羊毛、絹糸、リネン及び綿
糸のような天然繊維;レイヨン、アセテ−トのような再
生繊維;ポリエステル、ポリアミド、ビニロン、ポリア
クリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、スパ
ンデックスのような合成繊維及びそれらの混合繊維であ
る。繊維はフィラメント(長繊維)として、ステ−プル
(短繊維)、トウ,糸、織物、編物、不織物として、及
び樹脂加工クロスとして処理できる。処理される繊維は
天然繊維、合成繊維及び天然−合成繊維との混合物の形
態であることができる。処理される繊維が織物、編物及
び不織物のシ−トの形態である時が特に好適である。
はアミノ官能性ポリシロキサンにより処理できることが
業界に知られた繊維であり、羊毛、絹糸、リネン及び綿
糸のような天然繊維;レイヨン、アセテ−トのような再
生繊維;ポリエステル、ポリアミド、ビニロン、ポリア
クリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、スパ
ンデックスのような合成繊維及びそれらの混合繊維であ
る。繊維はフィラメント(長繊維)として、ステ−プル
(短繊維)、トウ,糸、織物、編物、不織物として、及
び樹脂加工クロスとして処理できる。処理される繊維は
天然繊維、合成繊維及び天然−合成繊維との混合物の形
態であることができる。処理される繊維が織物、編物及
び不織物のシ−トの形態である時が特に好適である。
【0010】本発明の処理剤は上述の式(1)と式
(3)との反応生成物または式(2)と式(3)との反
応生成物である。このような反応生成物の調製法は米国
特許第5,739,192号明細書に記載されている。式
(1)及び(2)に記載の線状及び環状ポリシロキサン
は25°Cで5〜50,000mPa・秒に亙る粘度及
び300〜25,000の分子量をもつ。xは0〜10
00の範囲の平均値であることができるが、xは0〜5
00の平均値であることが好ましく、0〜100の平均
値であることが更に好ましくさえある。Zは3またはそ
れ以上の任意の値をもつことができるが、3〜20の値
であることが好ましい。
(3)との反応生成物または式(2)と式(3)との反
応生成物である。このような反応生成物の調製法は米国
特許第5,739,192号明細書に記載されている。式
(1)及び(2)に記載の線状及び環状ポリシロキサン
は25°Cで5〜50,000mPa・秒に亙る粘度及
び300〜25,000の分子量をもつ。xは0〜10
00の範囲の平均値であることができるが、xは0〜5
00の平均値であることが好ましく、0〜100の平均
値であることが更に好ましくさえある。Zは3またはそ
れ以上の任意の値をもつことができるが、3〜20の値
であることが好ましい。
【0011】上記式(1)及び(2)において、各R1
は、少なくとも1個のR1置換基が窒素に結合した少な
くとも1個の水素原子をもつアミン官能性基を含み且つ
珪素−炭素結合を介して珪素原子に結合してなり、また
珪素原子に結合した置換基の少なくとも50モル%がア
ルキル基またはアリ−ル基であることを条件として、ヒ
ドロキル基、アルコキシ基、1〜4個の炭素原子のアル
キル基、アリ−ル基及びアミン官能性基から独立的に選
ばれる。R1が有機置換基を含む時には該有機置換基は
置換されていても、置換されていなくてもよい。R1は
メトキシ基及びエトキシ基のようなアルコキシ基;メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、第3級ブチル基及び
3,3,3−トリフルオロプロピル基のようなアルキル
基;及びフェニル基のようなアリ−ル基であることがで
きる。
は、少なくとも1個のR1置換基が窒素に結合した少な
くとも1個の水素原子をもつアミン官能性基を含み且つ
珪素−炭素結合を介して珪素原子に結合してなり、また
珪素原子に結合した置換基の少なくとも50モル%がア
ルキル基またはアリ−ル基であることを条件として、ヒ
ドロキル基、アルコキシ基、1〜4個の炭素原子のアル
キル基、アリ−ル基及びアミン官能性基から独立的に選
ばれる。R1が有機置換基を含む時には該有機置換基は
置換されていても、置換されていなくてもよい。R1は
メトキシ基及びエトキシ基のようなアルコキシ基;メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、第3級ブチル基及び
3,3,3−トリフルオロプロピル基のようなアルキル
基;及びフェニル基のようなアリ−ル基であることがで
きる。
【0012】式(1)及び(2)により記載されるポリ
シロキサンにおいて、少なくとも1個のR1置換基は窒
素に結合した少なくとも1個の水素原子をもつアミン官
能性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素原子に結
合していなければならない。アミン官能性基は一般式
(4)R3 2-N-(-R4R3N)k-R5- をもつことが好適である。
式(4)において、各R3は、少なくとも1個のR3が水
素原子であることを条件として、水素原子、及び置換及
び非置換1価炭化水素基からなる群から独立的に選ばれ
る。R3はメチル基、エチル基、プロピル基、イソブチ
ル基、オクタデシル基、3−クロロプロピル基及び3,
3,3−トリフルオロプロピル基のような1〜18個の
炭素原子を含むアルキル基;フェニル基、ナフチル基及
びクロロフェニル基のような6〜16個の炭素原子を含
むアリ−ル基;ベンジル基、フェニルエチル基及び3−
フェエニルプロピル基のような7〜9個の炭素原子を含
むアリ−ルアルキル基;及びトリル基、キシリル基及び
プロピルトリル基のような7〜16個の炭素原子を含む
アルキルアリ−ル基であることができる。少なくとも1
個のR3基が水素原子で、残余のR3基がメチル基である
ことが好ましい。式(4)において、R4は2価の炭化
水素基、好適にはエチレン、トリメチレン、テトラメチ
レン及びヘキサメチレンのような2〜6個の炭素原子を
含む2価の炭化水素基である。R4はエチレンであるこ
とが好ましい。式(4)においてkの値は好適には0ま
たは1または2である。式(4)においてR5は式
(1)及び(2)により表わされるポリシロキサンと炭
素−珪素結合を形成する2価の炭化水素基であり、R5
はプロピレン、ブチレン及びイソブチレンから選ばれる
ことが好適である。
シロキサンにおいて、少なくとも1個のR1置換基は窒
素に結合した少なくとも1個の水素原子をもつアミン官
能性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素原子に結
合していなければならない。アミン官能性基は一般式
(4)R3 2-N-(-R4R3N)k-R5- をもつことが好適である。
式(4)において、各R3は、少なくとも1個のR3が水
素原子であることを条件として、水素原子、及び置換及
び非置換1価炭化水素基からなる群から独立的に選ばれ
る。R3はメチル基、エチル基、プロピル基、イソブチ
ル基、オクタデシル基、3−クロロプロピル基及び3,
3,3−トリフルオロプロピル基のような1〜18個の
炭素原子を含むアルキル基;フェニル基、ナフチル基及
びクロロフェニル基のような6〜16個の炭素原子を含
むアリ−ル基;ベンジル基、フェニルエチル基及び3−
フェエニルプロピル基のような7〜9個の炭素原子を含
むアリ−ルアルキル基;及びトリル基、キシリル基及び
プロピルトリル基のような7〜16個の炭素原子を含む
アルキルアリ−ル基であることができる。少なくとも1
個のR3基が水素原子で、残余のR3基がメチル基である
ことが好ましい。式(4)において、R4は2価の炭化
水素基、好適にはエチレン、トリメチレン、テトラメチ
レン及びヘキサメチレンのような2〜6個の炭素原子を
含む2価の炭化水素基である。R4はエチレンであるこ
とが好ましい。式(4)においてkの値は好適には0ま
たは1または2である。式(4)においてR5は式
(1)及び(2)により表わされるポリシロキサンと炭
素−珪素結合を形成する2価の炭化水素基であり、R5
はプロピレン、ブチレン及びイソブチレンから選ばれる
ことが好適である。
【0013】窒素に結合した少なくとも1個の水素原子
をもつアミン官能性基を含むR1の例は-CH2CH2CH2NH2、
-CH2CH2CH2N(H)CH2CH2NH2、-CH2CH2CH2N(H)CH2CH2N(H)
−CH 2CH2NH2、-CH2CH2CH2CH2NH2、-CH2CH2CH2CH2CH2N
H2、-CH2CH2CH2N(H)Me、-CH2CH 2CH2N(H)−CH2CH2NMe2、
-CH2CH2CH2N(H)Et,-CH2CH(Me)CH2N(H)CH2CH2NH2及び-CH
2CH(Me)CH2NH2 であり、上式中Me及びEtはそれぞれメチ
ル基及びエチル基である。
をもつアミン官能性基を含むR1の例は-CH2CH2CH2NH2、
-CH2CH2CH2N(H)CH2CH2NH2、-CH2CH2CH2N(H)CH2CH2N(H)
−CH 2CH2NH2、-CH2CH2CH2CH2NH2、-CH2CH2CH2CH2CH2N
H2、-CH2CH2CH2N(H)Me、-CH2CH 2CH2N(H)−CH2CH2NMe2、
-CH2CH2CH2N(H)Et,-CH2CH(Me)CH2N(H)CH2CH2NH2及び-CH
2CH(Me)CH2NH2 であり、上式中Me及びEtはそれぞれメチ
ル基及びエチル基である。
【0014】本発明の処理剤は式(1)と式(2)によ
り記載されるポリシロキサンと式(3):CH2=CR2-C(O)
-O-Qにより記載されるモノアクリレ−トポリエ−テルと
の反応生成物である。上式においてR2は水素原子及び
メチル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである。式3に
おいてQは-(CH2)y(OCH2CH2)a(OCH2CHCH3)b−{OCH2CH(C
H2CH3)}cOR6、-(CH2)y(OCH2CH2)aOR6、-(CH2)y(OCH2C
H2)a(OCH2CHCH3)bOR6、-(CH2)y{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6、
-(CH2)y(OCH2CHCH3)b{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6、-(CH2)y−
(OCH2CH2)a{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6及び-(CH2)y(OCH2CHCH
3)}bOR6からなる群から選ばれるポリエ−テルであるこ
とができる。上式においてR6は水素原子、1〜4個の
炭素原子を含むアルキル基、6〜12個の炭素原子を含
むアリ−ル基、少なくとも6個の炭素原子を含むアラル
キル基及びアシル基で、yは2〜20の値をもち、aは
1〜120の値をもち、bは1〜50の値、cも1〜5
0の値をもつ。
り記載されるポリシロキサンと式(3):CH2=CR2-C(O)
-O-Qにより記載されるモノアクリレ−トポリエ−テルと
の反応生成物である。上式においてR2は水素原子及び
メチル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである。式3に
おいてQは-(CH2)y(OCH2CH2)a(OCH2CHCH3)b−{OCH2CH(C
H2CH3)}cOR6、-(CH2)y(OCH2CH2)aOR6、-(CH2)y(OCH2C
H2)a(OCH2CHCH3)bOR6、-(CH2)y{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6、
-(CH2)y(OCH2CHCH3)b{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6、-(CH2)y−
(OCH2CH2)a{OCH2CH(CH2CH3)}cOR6及び-(CH2)y(OCH2CHCH
3)}bOR6からなる群から選ばれるポリエ−テルであるこ
とができる。上式においてR6は水素原子、1〜4個の
炭素原子を含むアルキル基、6〜12個の炭素原子を含
むアリ−ル基、少なくとも6個の炭素原子を含むアラル
キル基及びアシル基で、yは2〜20の値をもち、aは
1〜120の値をもち、bは1〜50の値、cも1〜5
0の値をもつ。
【0015】Qの範囲内のポリエ−テルの例は-(CH2CH2
O)8H、-(CH2CH2O)12H、-(CH2CH2O)8CH3、-(CH2CH2O)12C
H3、-(CH2CH2O)8C(O)CH3、-(CH2CH2O)20H、-{CH2CH(CH2
CH2)O}10CH3-(CH2CHCH3O)5C(O)CH3を含む。
O)8H、-(CH2CH2O)12H、-(CH2CH2O)8CH3、-(CH2CH2O)12C
H3、-(CH2CH2O)8C(O)CH3、-(CH2CH2O)20H、-{CH2CH(CH2
CH2)O}10CH3-(CH2CHCH3O)5C(O)CH3を含む。
【0016】本発明の処理剤である反応生成物を形成す
るに際し、モノアクリレ−トポリエ−テルに対するポリ
シロキサンにより与えられる−NHの比は1000から
0.001に変えることができる。しかし、前記比は1
またはそれ以上であることが好適である。
るに際し、モノアクリレ−トポリエ−テルに対するポリ
シロキサンにより与えられる−NHの比は1000から
0.001に変えることができる。しかし、前記比は1
またはそれ以上であることが好適である。
【0017】処理剤で繊維を処理する方法は本発明にと
つては臨界的ではなく、繊維を処理するのに業界で知ら
れた任意の方法を使用できる。処理剤を溶媒溶液、水性
分散液或はエマルションとして繊維に塗布する。好適な
方法においては、繊維を処理剤0.1〜50重量%を含
むエマルションで処理する。エマルションが0.5〜5
重量%の処理剤を含む時が好適である。処理剤のエマル
ションの生成を容易にするために1種或はそれ以上の適
当な乳化剤を使用できる。乳化剤は非イオン性乳化剤ま
たはカチオン性乳化剤または前記両者の乳化剤の混合物
であることができる。非イオン性乳化剤の例は後記する
実施例に記載されている。所望により、少量の酢酸また
は類似の酸を添加してエマルションの水相中への処理剤
の分散を助勢できる。処理剤は浸漬、吹き付けまたはブ
ラシ塗りのような方法で繊維に適用し、次いで処理剤お
よび繊維の分解温度または融解温度未満の温度に加熱し
て繊維から溶媒または水分を除去するのを容易にする。
つては臨界的ではなく、繊維を処理するのに業界で知ら
れた任意の方法を使用できる。処理剤を溶媒溶液、水性
分散液或はエマルションとして繊維に塗布する。好適な
方法においては、繊維を処理剤0.1〜50重量%を含
むエマルションで処理する。エマルションが0.5〜5
重量%の処理剤を含む時が好適である。処理剤のエマル
ションの生成を容易にするために1種或はそれ以上の適
当な乳化剤を使用できる。乳化剤は非イオン性乳化剤ま
たはカチオン性乳化剤または前記両者の乳化剤の混合物
であることができる。非イオン性乳化剤の例は後記する
実施例に記載されている。所望により、少量の酢酸また
は類似の酸を添加してエマルションの水相中への処理剤
の分散を助勢できる。処理剤は浸漬、吹き付けまたはブ
ラシ塗りのような方法で繊維に適用し、次いで処理剤お
よび繊維の分解温度または融解温度未満の温度に加熱し
て繊維から溶媒または水分を除去するのを容易にする。
【0018】一般に、乾燥後、処理剤が被処理繊維の
0.01〜2重量%からなることが好適である。この処
理剤の量(重量)は、慣用のアミノ官能性ポリシロキサ
ン処理剤で処理した繊維に比べた時に良好な手触り、低
黄変性及び改善された親水性をもつ繊維を提供すること
を見出した。
0.01〜2重量%からなることが好適である。この処
理剤の量(重量)は、慣用のアミノ官能性ポリシロキサ
ン処理剤で処理した繊維に比べた時に良好な手触り、低
黄変性及び改善された親水性をもつ繊維を提供すること
を見出した。
【0019】以下に実施例を掲げて本発明を説明する。
【0020】
【実施例】処理剤1(対照)は25°Cで2000mP
・秒の粘度をもつジメチル−(アミノエチルアミノプロ
ピル)メチルシロキサンであつた。この処理剤は繊維工
業で使用される標準シリコ−ン柔軟剤である。
・秒の粘度をもつジメチル−(アミノエチルアミノプロ
ピル)メチルシロキサンであつた。この処理剤は繊維工
業で使用される標準シリコ−ン柔軟剤である。
【0021】素理剤2のN−プロピル−N−[(2−ヒ
ドロキシエチル)−プロパノエ−ト]エチレンジアミノ
官能性ジメチルポリシロキサンを下記のようにして調製
した。重合度(dp)100の2モル%エチレンジアミ
ン官能性シロキサン150gを2−ヒドロキシエチルア
クリレ−ト4.6gと窒素雰囲気下75°Cで5時間反
応させた。
ドロキシエチル)−プロパノエ−ト]エチレンジアミノ
官能性ジメチルポリシロキサンを下記のようにして調製
した。重合度(dp)100の2モル%エチレンジアミ
ン官能性シロキサン150gを2−ヒドロキシエチルア
クリレ−ト4.6gと窒素雰囲気下75°Cで5時間反
応させた。
【0022】処理剤3のアミノプロピルポリエチレング
リコ−ルエステル官能性ジメチルポリシロキサンを下記
のようにして調製した。重合度300の2モル%エチレ
ンジアミン官能性シロキサン50gを2(2−エトキシ
エトキシ)エチルアクリレ−ト2.5gと窒素雰囲気下
75°Cで5時間反応させた。
リコ−ルエステル官能性ジメチルポリシロキサンを下記
のようにして調製した。重合度300の2モル%エチレ
ンジアミン官能性シロキサン50gを2(2−エトキシ
エトキシ)エチルアクリレ−ト2.5gと窒素雰囲気下
75°Cで5時間反応させた。
【0023】処理剤4のアミノポリプロピレングリコ−
ルエステル官能性ジメチルポリシロキサンを下記のよう
にして調製した。重合度100の2モル%エチレンジア
ミノ官能性シロキサン100gをポリプロピレングリコ
−ルモノメチルアクリレ−ト10.4gと窒素雰囲気下
75°Cで5時間反応させた。
ルエステル官能性ジメチルポリシロキサンを下記のよう
にして調製した。重合度100の2モル%エチレンジア
ミノ官能性シロキサン100gをポリプロピレングリコ
−ルモノメチルアクリレ−ト10.4gと窒素雰囲気下
75°Cで5時間反応させた。
【0024】上記各処理剤40gと非イオン性界面活性
剤(Tergitol TMN-6、ユ−ニオンカ−バイド・ケミカル
ス&プラスチツクス・カンパニ・インコ−ポレ−テツ
ド、米国、コネチカット州、ダンバリ)6gと非イオン
性界面活性剤(Tergitol 15-S-7、ユ−ニオンカ−バイ
ド・ケミカルス&プラスチツクス・カンパニ・インコ−
ポレ−テツド、米国、コネチカット州、ダンバリ)4g
と水149gと酢酸0.8gとを含有する混合物を造
り、得られた混合物を超音波処理することによりエマル
ションを造った。
剤(Tergitol TMN-6、ユ−ニオンカ−バイド・ケミカル
ス&プラスチツクス・カンパニ・インコ−ポレ−テツ
ド、米国、コネチカット州、ダンバリ)6gと非イオン
性界面活性剤(Tergitol 15-S-7、ユ−ニオンカ−バイ
ド・ケミカルス&プラスチツクス・カンパニ・インコ−
ポレ−テツド、米国、コネチカット州、ダンバリ)4g
と水149gと酢酸0.8gとを含有する混合物を造
り、得られた混合物を超音波処理することによりエマル
ションを造った。
【0025】得られたエマルションを綿布にウェルナ−
・マティス(Werner Mathis)織物パッダ(米国Mathis In
c. ノ−スカロライナ州、コンコ−ド)を使用して適用
して1重量%のエマルションを保持する処理綿布を得
た。処理綿布を強制空気流通オ−ブン中で150°Cで
3分間乾燥させ、次いで室温で24時間風乾した。こう
して処理した綿布を熟練した手感り感触試験パネラ−に
より対照品と比較して柔軟性(手触による)について評
価し、評価1〜5(5が最も柔軟であるとの評価値であ
る)の評価値を与えた。親水性は各処理綿布に水滴を置
き、該水滴が完全の処理綿布に吸収されるのに要する時
間(秒)を測定することにより各処理綿布について評価
した。処理操作の結果としての織布の黄変は比色計を使
用して織布からの反射光を測定した。測定した値が大き
いほど織布は白い。これらの評価の結果を表1に掲げ
る:
・マティス(Werner Mathis)織物パッダ(米国Mathis In
c. ノ−スカロライナ州、コンコ−ド)を使用して適用
して1重量%のエマルションを保持する処理綿布を得
た。処理綿布を強制空気流通オ−ブン中で150°Cで
3分間乾燥させ、次いで室温で24時間風乾した。こう
して処理した綿布を熟練した手感り感触試験パネラ−に
より対照品と比較して柔軟性(手触による)について評
価し、評価1〜5(5が最も柔軟であるとの評価値であ
る)の評価値を与えた。親水性は各処理綿布に水滴を置
き、該水滴が完全の処理綿布に吸収されるのに要する時
間(秒)を測定することにより各処理綿布について評価
した。処理操作の結果としての織布の黄変は比色計を使
用して織布からの反射光を測定した。測定した値が大き
いほど織布は白い。これらの評価の結果を表1に掲げ
る:
【0026】
【0027】
【発明の効果】本発明により処理された繊維は良好な手
触り、殆ど黄変せず、また従来のアミノ官能性ポリシロ
キサンで処理した繊維に比べて改善された親水性をも
つ。
触り、殆ど黄変せず、また従来のアミノ官能性ポリシロ
キサンで処理した繊維に比べて改善された親水性をも
つ。
Claims (7)
- 【請求項1】 (A)一般式R1 3SiO(SiR1 2O)xSiR1 3で表
わされる線状ポリシロキサン及び一般式(R1 2SiO)z で表
わされる環状ポリシロキサンから選ばれたポリシロキサ
ン(上式中、各R1は、少なくとも1個のR1が窒素原子
に結合した少なくとも1個の水素原子をもつアミン官能
性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素原子に結合
してなり、また珪素原子に結合した置換基の少なくとも
50モル%がアルキル基またはアリ−ル基であることを
条件として、ヒドロキシル基、アルコキシ基、1〜4個
の炭素原子のアルキル基、アリ−ル基、及びアミン官能
基から独立的に選ばれ、xは0〜1000の平均値をも
ち、zは少なくとも3の値をもつ)と、 (B)一般式CH2=CR2-C(O)-O-Q (式中、R2は水素原子
及びメチル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである)で
表わされるモノアクリレ−トポリエ−テルとの反応生成
物からなる処理剤で処理した繊維。 - 【請求項2】アミン官能性基が一般式 R3 2-N-(-R4R3N)k
-R5-(式中、各R3は少なくとも1個のR3が水素原子で
あるとの条件付きで水素原子、置換または非置換1価炭
化水素基で、R4は2価の炭化水素基であり、R5は線状
ポリシロキサンまたは環状ポリシロキサンと結合した炭
素−珪素結合を形成する2価の炭化水素基である)で表
わされる基である、請求項1記載の繊維。 - 【請求項3】 各R3が水素原子及びメチル基から選ば
れ、R4がエチレンであり、R5がプロピレン、ブチレン
及びイソブチレンから選ばれる、請求項1記載の繊維。 - 【請求項4】 モノアクリレ−トポリエ−テルがポリエ
チレングリコ−ルモノアクリレ−ト及びポリプロピレン
グリコ−ルモノアクリレ−トから選ばれる、請求項1記
載の繊維。 - 【請求項5】 モノアクリレ−トポリエ−テルに対する
水素原子結合窒素原子の比が1000〜0.001の範
囲内にある、請求項1記載の繊維。 - 【請求項6】 繊維が処理剤の0.01〜2重量%を含
む、請求項1記載の繊維。 - 【請求項7】 (A)一般式R1 3SiO(SiR1 2O)xSiR1 3で表
わされる線状ポリシロキサン及び一般式(R1 2SiO)z で表
わされる環状ポリシロキサンからなる群から選ばれたポ
リシロキサン(上式中、各R1は、少なくとも1個のR1
が窒素原子に結合した少なくとも1個の水素原子を含む
アミン官能性基を含み且つ珪素−炭素結合を介して珪素
原子に結合してなり、また珪素原子に結合した置換基の
少なくとも50モル%がアルキル基またはアリ−ル基で
あることを条件として、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、1〜4個の炭素原子のアルキル基、アリ−ル基、及
びアミン官能性基から独立的に選ばれ、xは0〜100
0の平均値をもち、zは少なくとも3の値をもつ)と、 (B)一般式CH2=CR2-C(O)-O-Q (式中、R2は水素原子
及びメチル基から選ばれ、Qはポリエ−テルである)で
表わされるモノアクリレ−トポリエ−テルとの反応生成
物からなる処理剤で処理した布。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/174,668 US6072017A (en) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | Monoacrylate-polyether treated fiber |
US09/174668 | 1998-10-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129579A true JP2000129579A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=22637051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11292543A Withdrawn JP2000129579A (ja) | 1998-10-19 | 1999-10-14 | モノアクリレ―トポリエ―テルで処理した繊維 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6072017A (ja) |
EP (1) | EP0994213A3 (ja) |
JP (1) | JP2000129579A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2425653A1 (en) * | 2000-10-13 | 2002-04-18 | Wells Lamont Industry Group, Inc. | Processes and compositions for treating fabric |
US6432270B1 (en) | 2001-02-20 | 2002-08-13 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue |
US6576087B1 (en) | 2001-11-15 | 2003-06-10 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue containing polysiloxanes |
US6514383B1 (en) | 2001-11-15 | 2003-02-04 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue containing derivitized amino-functional polysiloxanes |
US6511580B1 (en) | 2001-11-15 | 2003-01-28 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue containing derivitized amino-functional polysiloxanes |
US6599393B1 (en) | 2001-11-15 | 2003-07-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue containing hydrophilically-modified amino-functional polysiloxanes |
US6582558B1 (en) | 2001-11-15 | 2003-06-24 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft absorbent tissue containing hydrophilic polysiloxanes |
DE10320631A1 (de) * | 2003-05-08 | 2004-12-09 | Wacker-Chemie Gmbh | Polyalkoxyreste aufweisende Organosiliciumverbindungen |
EP2103622A1 (de) * | 2008-03-20 | 2009-09-23 | Huntsman Textile Effects (Germany) GmbH | Silane und polysiloxane |
EP2588532B1 (en) * | 2010-06-30 | 2017-01-25 | Dow Global Technologies LLC | Branched secondary alcohol alkoxylate surfactants for textile processing |
US20200110647A1 (en) * | 2018-10-09 | 2020-04-09 | Ca, Inc. | Topology-based presentation of expert triage workflows |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4247592A (en) * | 1980-03-12 | 1981-01-27 | Dow Corning Corporation | Method for treating synthetic textiles with aminoalkyl-containing polydiorganosiloxanes |
JPS5934820B2 (ja) * | 1980-07-07 | 1984-08-24 | ト−レ・シリコ−ン株式会社 | 繊維用処理剤 |
US4705704A (en) * | 1985-10-01 | 1987-11-10 | General Electric Company | Novel aminofunctional polysiloxane emulsions for treating textiles |
US4697026A (en) * | 1986-01-06 | 1987-09-29 | Dow Corning Corporation | Acryl functional silicone compounds |
EP0342834B1 (en) * | 1988-05-17 | 1995-01-25 | Dow Corning Limited | Treatment of fibrous materials |
FR2745825B1 (fr) * | 1996-03-06 | 1998-04-17 | Rhone Poulenc Chimie | Procede pour adoucir et rendre non jaunissant et hydrophile une matiere textile dans lequel on utilise une composition comprenant un polyorganosiloxane |
US5739192A (en) * | 1996-11-20 | 1998-04-14 | Dow Corning Corporation | Polysiloxane copolymers from Michael Adduct reactions |
-
1998
- 1998-10-19 US US09/174,668 patent/US6072017A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-10-13 EP EP99308072A patent/EP0994213A3/en not_active Withdrawn
- 1999-10-14 JP JP11292543A patent/JP2000129579A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0994213A2 (en) | 2000-04-19 |
EP0994213A3 (en) | 2000-06-07 |
US6072017A (en) | 2000-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0342834B1 (en) | Treatment of fibrous materials | |
EP1081271B1 (en) | Fiber treatment composition containing amine, polyol, functional siloxanes | |
US6136215A (en) | Fiber treatment composition containing amine-, polyol-, amide-functional siloxanes | |
JP2821494B2 (ja) | ポリジオルガノシロキサン、その製法及びそれを含有する繊維被覆剤 | |
US5000861A (en) | Stable emulsions containing amino polysiloxanes and silanes for treating fibers and fabrics | |
US5025076A (en) | Silicone-based fabric finishing agent | |
JPS5926707B2 (ja) | 繊維質物用処理剤 | |
EP0138077A2 (en) | Method and siloxane composition for treating fibers | |
JPH0469669B2 (ja) | ||
EP0803527A1 (en) | Aminopolysiloxanes with hindered 4-amino-3,3-dimethyl-butyl groups | |
JP2846058B2 (ja) | 繊維材料の処理方法 | |
US5102930A (en) | Silicone-based fabric finishing agent and fabric material finished therewith | |
JP2000129579A (ja) | モノアクリレ―トポリエ―テルで処理した繊維 | |
JPH0466896B2 (ja) | ||
JP2004530052A (ja) | 撥水性繊維製品仕上品及びその製造方法 | |
JPH04119173A (ja) | 繊維処理剤組成物 | |
US4283191A (en) | Preparation for shrinkproofing wool | |
EP1081272B1 (en) | Fiber treatment composition containing amine, polyol, amide-functional siloxanes | |
JPH04119174A (ja) | 繊維処理剤 | |
US5300241A (en) | Treatment agent for polyester fiber | |
JPH11158287A (ja) | ジオルガノポリシロキサンおよび固体処理剤 | |
JP2887337B2 (ja) | 繊維処理剤 | |
JPH0491281A (ja) | 繊維処理剤 | |
KR960008850B1 (ko) | 섬유 재료의 처리방법 | |
JPH09194596A (ja) | 新規なオルガノポリシロキサンおよびそれを主成分とする繊維処理剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |