JP2716487B2 - 弾性プラスチック組成物およびその製法 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続結晶性ポリオレフィン相およびポリオ
レフィンマトリックスに分散された少なくとも2つの高
分子相を含み、それらの一方の相は動的に硬化された
(dynamically cured)EPDMゴムからなり且つ他方の相
は非晶質熱可塑性スチレン重合体からなる弾性プラスチ
ック(elastoplastic)組成物に関する。
レフィンマトリックスに分散された少なくとも2つの高
分子相を含み、それらの一方の相は動的に硬化された
(dynamically cured)EPDMゴムからなり且つ他方の相
は非晶質熱可塑性スチレン重合体からなる弾性プラスチ
ック(elastoplastic)組成物に関する。
オレフィンの結晶性重合体および動的に硬化されたEP
DMゴムをベースとする弾性プラスチック組成物は、文献
で周知である。
DMゴムをベースとする弾性プラスチック組成物は、文献
で周知である。
このような組成物および成分をゴム動的硬化(dynami
c curing)条件下で混合することによって前記組成物を
調製する方法は、特に米国特許第3,806,558号明細書、
第4,130,535号明細書および第4,311,628号明細書に記載
されている。
c curing)条件下で混合することによって前記組成物を
調製する方法は、特に米国特許第3,806,558号明細書、
第4,130,535号明細書および第4,311,628号明細書に記載
されている。
動的硬化法によって調製された組成物は、組成物に含
有される架橋エラストマー成分の%が高ければ高い程加
工することが困難であるという、プラストマー樹脂およ
び架橋エラストマーをベースとするすべての組成物に共
通の欠点を示す。
有される架橋エラストマー成分の%が高ければ高い程加
工することが困難であるという、プラストマー樹脂およ
び架橋エラストマーをベースとするすべての組成物に共
通の欠点を示す。
例えば、ポリオレフィン相に対して70よりも高い量か
ら75重量%の量の架橋EPDMゴムを含む組成物は、十分に
は加工可能ではない。
ら75重量%の量の架橋EPDMゴムを含む組成物は、十分に
は加工可能ではない。
ゴム硬化に利用されている最も興味深い硬化剤系は、
成分の混練時に装置の顕著な腐食現象を生じさせるとい
う欠点を更に示す。
成分の混練時に装置の顕著な腐食現象を生じさせるとい
う欠点を更に示す。
このように、容易に加工でき且つ前記腐食現象をもた
らす硬化剤系の使用を必要としない弾性プラスチック組
成物を入手できるようにさせる必要が増大しつつある。
らす硬化剤系の使用を必要としない弾性プラスチック組
成物を入手できるようにさせる必要が増大しつつある。
結晶性オレフィン重合体および未硬化飽和エチレン−
プロピレンゴムを含む組成物の場合には、スチレン重合
体を前記組成物に配合して組成物のエラストマー特性を
改良することが示唆された(特開昭58−17137号公
報)。
プロピレンゴムを含む組成物の場合には、スチレン重合
体を前記組成物に配合して組成物のエラストマー特性を
改良することが示唆された(特開昭58−17137号公
報)。
前記特開昭第58−17137号公報に開示の組成物は、ス
チレンおよび過酸化物の存在下で操作することによりポ
リオレフィンおよびゴムを熱間混合することによって調
製されている。
チレンおよび過酸化物の存在下で操作することによりポ
リオレフィンおよびゴムを熱間混合することによって調
製されている。
これらの組成物においては、ゴムが未硬化であるの
で、ゴムが硬化状態で存在する組成物に特有の加工性問
題には遭遇しない。
で、ゴムが硬化状態で存在する組成物に特有の加工性問
題には遭遇しない。
驚異的なことに、ポリオレフィン相が硬化ゴムの他に
分散粒子の形態で熱可塑性非晶質スチレン重合体(その
少なくとも80%は好ましくは5μm未満の最大サイズを
有する)も含む時には、高含量の硬化ゴムの存在下にお
いてさえ改良された加工特性が付与され且つ腐食現象を
もたらす硬化剤系の使用を必要としない結晶性オレフィ
ン重合体および硬化EPDMゴムを含む弾性プラスチック組
成物を得ることが可能であることが今や見出された。
分散粒子の形態で熱可塑性非晶質スチレン重合体(その
少なくとも80%は好ましくは5μm未満の最大サイズを
有する)も含む時には、高含量の硬化ゴムの存在下にお
いてさえ改良された加工特性が付与され且つ腐食現象を
もたらす硬化剤系の使用を必要としない結晶性オレフィ
ン重合体および硬化EPDMゴムを含む弾性プラスチック組
成物を得ることが可能であることが今や見出された。
このように、本発明の組成物は、連続結晶性ポリオレ
フィン相およびポリオレフィン相に分散された少なくと
も2つの高分子相を含み、それらの一方は動的に硬化さ
れたEPDMゴム(但し、本明細書においては、プロピレン
と下記式のαオレフィンおよび共重合性ジエンとの共重
合体の場合も含むものとする)からなり且つ他方は非晶
質熱可塑性スチレン重合体からなり、EPDMゴムはプロピ
レンとエチレンおよび/または式 CH2=CHR(式中、R
は炭素数2〜10のアルキル基である)のαオレフィンお
よび共重合性ジエンとの共重合体であり、ポリオレフィ
ン樹脂とEPDMゴムとの間の重量比は約10/90から約75/25
であり且つスチレン重合体とポリオレフィンとの間の重
量比は約10/90から約60/40である。有利には、本発明に
係る組成物においては、分散EPDMゴムの粒子の少なくと
も80%は、最大粒径5μm未満を有するものである。
フィン相およびポリオレフィン相に分散された少なくと
も2つの高分子相を含み、それらの一方は動的に硬化さ
れたEPDMゴム(但し、本明細書においては、プロピレン
と下記式のαオレフィンおよび共重合性ジエンとの共重
合体の場合も含むものとする)からなり且つ他方は非晶
質熱可塑性スチレン重合体からなり、EPDMゴムはプロピ
レンとエチレンおよび/または式 CH2=CHR(式中、R
は炭素数2〜10のアルキル基である)のαオレフィンお
よび共重合性ジエンとの共重合体であり、ポリオレフィ
ン樹脂とEPDMゴムとの間の重量比は約10/90から約75/25
であり且つスチレン重合体とポリオレフィンとの間の重
量比は約10/90から約60/40である。有利には、本発明に
係る組成物においては、分散EPDMゴムの粒子の少なくと
も80%は、最大粒径5μm未満を有するものである。
好ましくは、両方の分散相の粒径は、少なくとも80%
が最大サイズ5μm未満、特に2μm未満を有するよう
なものである。
が最大サイズ5μm未満、特に2μm未満を有するよう
なものである。
粒径の測定は、電子顕微鏡測定法によって実施する。
利用できるスチレン重合体は、熱可塑性の性状を有す
るすべての非晶質重合体および共重合体である。
るすべての非晶質重合体および共重合体である。
このような重合体の例は、「結晶」ポリスチレン(P
S)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、スチレンとアク
リロニトリルと無水マレイン酸との共重合体、部分水素
添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体である。
S)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、スチレンとアク
リロニトリルと無水マレイン酸との共重合体、部分水素
添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体である。
部分水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体
の例は、米国特許第4,107,130号明細書に記載の共重合
体によって表わされる。
の例は、米国特許第4,107,130号明細書に記載の共重合
体によって表わされる。
ポリスチレン(PSおよびHIPS)、アクリロニトリル30
重量%までを含有するスチレンとアクリロニトリルとの
共重合体、スチレン−エチレン−ブテンブロック共重合
体〔シェル・オイルによって製造されており且つ商品名
クラトン(KRATONR)G1652で既知〕が、好ましい材料で
ある。
重量%までを含有するスチレンとアクリロニトリルとの
共重合体、スチレン−エチレン−ブテンブロック共重合
体〔シェル・オイルによって製造されており且つ商品名
クラトン(KRATONR)G1652で既知〕が、好ましい材料で
ある。
本発明に係る組成物は、互いに均質に混合されたオレ
フィン重合体およびスチレン重合体にEPDMゴムを加え、
混合し、硬化剤系を得られた均質なブレンドに加え、ブ
レンドの混練を約150〜280℃の温度でゴム硬化が生ずる
時間続けることを特徴とする方法によって調製する。
フィン重合体およびスチレン重合体にEPDMゴムを加え、
混合し、硬化剤系を得られた均質なブレンドに加え、ブ
レンドの混練を約150〜280℃の温度でゴム硬化が生ずる
時間続けることを特徴とする方法によって調製する。
粒子のサイズが前記値を有する分散体を得るために
は、スチレン重合体とポリオレフィン樹脂との均質化工
程において、好適な相溶化剤、例えば、ポリオレフィン
上のスチレンのグラフト共重合体、ポリスチレン上また
はスチレン−アクリロニトリル共重合体上のEPDMゴムの
グラフト共重合体およびスチレン−プロピレンブロック
共重合体を利用することが必要である。
は、スチレン重合体とポリオレフィン樹脂との均質化工
程において、好適な相溶化剤、例えば、ポリオレフィン
上のスチレンのグラフト共重合体、ポリスチレン上また
はスチレン−アクリロニトリル共重合体上のEPDMゴムの
グラフト共重合体およびスチレン−プロピレンブロック
共重合体を利用することが必要である。
これらの相溶化剤は、一般に、ポリオレフィン−ポリ
スチレンブレンドで計算して5〜50重量%の量で利用さ
れる。
スチレンブレンドで計算して5〜50重量%の量で利用さ
れる。
ポリオレフィンと相溶性の単量体単位のブロックを含
有するスチレンブロック共重合体、例えば、スチレン−
エチレン−ブテンブロック共重合体も、所望の寸法特性
を有する分散体を調製するのに適している。
有するスチレンブロック共重合体、例えば、スチレン−
エチレン−ブテンブロック共重合体も、所望の寸法特性
を有する分散体を調製するのに適している。
ポリオレフィン相の均質な分散体を得る目的で、ポリ
オレフィンとのアロイを予め調製し、次いで、このよう
なアロイを利用して本発明の弾性プラスチック組成物を
調製することが好ましい。
オレフィンとのアロイを予め調製し、次いで、このよう
なアロイを利用して本発明の弾性プラスチック組成物を
調製することが好ましい。
アロイの調製のためには、成分の緊密な混合および均
質化を得るのに好適なすべての方法が、利用できる。例
えば、密閉式ミキサー(internalmixer)中または押出
機中またはミキサーと造粒機とからなるシステム中で操
作することが可能である。
質化を得るのに好適なすべての方法が、利用できる。例
えば、密閉式ミキサー(internalmixer)中または押出
機中またはミキサーと造粒機とからなるシステム中で操
作することが可能である。
例えば、アロイは、適当には、ターボミキサー中でポ
リオレフィンおよび場合によってHIPSポリスチレンを過
酸化物およびポリスチレン単独重合体の所望の%を得る
ような量で加えられるスチレンおよびポリオレフィン上
のスチレンのグラフト共重合体の存在下で乾式混合する
ことによって調製できる。重合体の軟化およびその結果
としての増粘が生ずることができない温度で操作する。
リオレフィンおよび場合によってHIPSポリスチレンを過
酸化物およびポリスチレン単独重合体の所望の%を得る
ような量で加えられるスチレンおよびポリオレフィン上
のスチレンのグラフト共重合体の存在下で乾式混合する
ことによって調製できる。重合体の軟化およびその結果
としての増粘が生ずることができない温度で操作する。
アロイに存在するスチレン重合体の分散粒子のサイズ
に関しては、分散相またはそれの少なくとも80%が最大
サイズ40μmを有する時にさえ依然として満足な性質を
有する最終組成物を得ることができることが見出され
た。
に関しては、分散相またはそれの少なくとも80%が最大
サイズ40μmを有する時にさえ依然として満足な性質を
有する最終組成物を得ることができることが見出され
た。
有用な結晶性ポリオレフィン樹脂は、ポリエチレン
(高、中または低密度)およびチーグラー−ナッタ立体
特異性触媒を使用することによって調製された式 CH2
=CHR(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である)
のαオレフィンの重合体からなる。
(高、中または低密度)およびチーグラー−ナッタ立体
特異性触媒を使用することによって調製された式 CH2
=CHR(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である)
のαオレフィンの重合体からなる。
高イソタクチック指数ポリプロピレンは、好ましくい
重合体である。更に他の有用なαポリオレフィンは、ポ
リブデン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリヘキ
センである。
重合体である。更に他の有用なαポリオレフィンは、ポ
リブデン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリヘキ
センである。
本発明の組成物においては、オレフィン重合体は、出
発重合体と比較して変性された形態で存在できる。これ
は、硬化剤系、スチレン重合体およびEPDMゴムとの相互
作用のためである。このことによって、結晶融点のかな
りの減少ももたらすことことがある(D.S.C.によって測
定)。
発重合体と比較して変性された形態で存在できる。これ
は、硬化剤系、スチレン重合体およびEPDMゴムとの相互
作用のためである。このことによって、結晶融点のかな
りの減少ももたらすことことがある(D.S.C.によって測
定)。
EPDMゴムは、プロピレンとエチレンおよび/または式
CH2=CHR(式中、Rは炭素数2〜10のアルキル基であ
る)を有する別のαオレフィンおよびジエン単量体(好
ましくは共重合体全重量で計算して1〜10重量%の量で
存在する)との共重合体である。好ましくは、ジエン
は、非共役型を有する。
CH2=CHR(式中、Rは炭素数2〜10のアルキル基であ
る)を有する別のαオレフィンおよびジエン単量体(好
ましくは共重合体全重量で計算して1〜10重量%の量で
存在する)との共重合体である。好ましくは、ジエン
は、非共役型を有する。
好適なジエン単量体は、例えば、1,4−ヘキサジエ
ン、2−メチル−1,4−ペンタジエン、1,4,9−デカトリ
エン、1,5−シクロオクタジエン、1−メチル−1,5−シ
クロオクタジエン、1,4−シクロペンタジエン、ジシク
ロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、4−メチル
−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエ
ン、このような単量体の置換誘導体である。
ン、2−メチル−1,4−ペンタジエン、1,4,9−デカトリ
エン、1,5−シクロオクタジエン、1−メチル−1,5−シ
クロオクタジエン、1,4−シクロペンタジエン、ジシク
ロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、4−メチル
−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエ
ン、このような単量体の置換誘導体である。
式 CH2=CHRのオレフィン単量体の例は、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、3,3
−ジメチル−1−ブテン、3−メチル−1−ヘキセン、
2,4,4−トリメチル−1−ペンテンである。
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、3,3
−ジメチル−1−ブテン、3−メチル−1−ヘキセン、
2,4,4−トリメチル−1−ペンテンである。
共重合プロピレン単位25〜50重量%を含有するエチレ
ン−プロピレン−ジエン三元共重合体が、好ましい。
ン−プロピレン−ジエン三元共重合体が、好ましい。
組成物中、オレフィン重合体/EPDMゴム比は、約10/90
から約75/25、例えば、約10/90から約60/40、好ましく
は15/85から50/50の範囲内であり;スチレン重合体/ポ
リオレフィン比は、一般に約10/90から約60/40、好まし
くは30/70から50/50の範囲内である。
から約75/25、例えば、約10/90から約60/40、好ましく
は15/85から50/50の範囲内であり;スチレン重合体/ポ
リオレフィン比は、一般に約10/90から約60/40、好まし
くは30/70から50/50の範囲内である。
ポリオレフィンとスチレン重合体との合計重量とEPDM
ゴムの重量との間の比率は、一般に、20/80から70/30、
好ましくは25/75から60/40である。
ゴムの重量との間の比率は、一般に、20/80から70/30、
好ましくは25/75から60/40である。
鉱物充填剤、カーボンブラック、着色顔料、可塑剤、
安定剤、エキステンダー油、および一般にEPDMゴムを含
む弾性プラスチック組成物のすべての通常の成分は、本
発明の組成物で存在できる。
安定剤、エキステンダー油、および一般にEPDMゴムを含
む弾性プラスチック組成物のすべての通常の成分は、本
発明の組成物で存在できる。
組成物は、成分の均質なブレンドをEPDMゴム動的硬化
条件下で混練することによって調製する。
条件下で混練することによって調製する。
米国特許第4,130,535号明細書および第4,311,628号明
細書に記載の動的硬化法に従ってこれらの特許に記載の
硬化剤系を利用して操作することか可能である。
細書に記載の動的硬化法に従ってこれらの特許に記載の
硬化剤系を利用して操作することか可能である。
しかしながら、本発明の組成物を調製するためには、
フェノール樹脂および活性剤を含む硬化剤系などの腐食
性状の硬化剤系を使用することは必要ではないことが見
出された。このことは、本発明の追加の特徴である。
フェノール樹脂および活性剤を含む硬化剤系などの腐食
性状の硬化剤系を使用することは必要ではないことが見
出された。このことは、本発明の追加の特徴である。
全く予想外の結果は、活性剤、例えば、水和スズ塩お
よびシュウ酸、サリチル酸、マロン酸、コハク酸などの
有機酸を使用せずに非ハロゲン化フェノール樹脂を使用
すれば十分であることに存する。
よびシュウ酸、サリチル酸、マロン酸、コハク酸などの
有機酸を使用せずに非ハロゲン化フェノール樹脂を使用
すれば十分であることに存する。
非ハロゲン化フェノール樹脂は、米国特許第3,287,44
0号明細書、第3,709,840号明細書および第4,311,628号
明細書に記載されている。
0号明細書、第3,709,840号明細書および第4,311,628号
明細書に記載されている。
また、有用な非ハロゲン化樹脂は、市販されている。
例えば、このような樹脂は、シェネクタディー・ケミカ
ルズ・インコーポレーテッドから商品名FXRA−148で購
入できる。
例えば、このような樹脂は、シェネクタディー・ケミカ
ルズ・インコーポレーテッドから商品名FXRA−148で購
入できる。
混練を実施する温度条件(150〜280℃)および使用す
る剪断速度(300〜400s-1)は、従来利用されているも
のよりもかなり低い。
る剪断速度(300〜400s-1)は、従来利用されているも
のよりもかなり低い。
好ましい方法によれは、オレフィン重合体とスチレン
重合体とEPDMゴムと場合によって配合する充填剤との均
質なブレンドは、オレフィン重合体を溶融するのに十分
な温度で均質なブレンドを得るに十分な時間操作するこ
とによって調製する。次いで、フェノール樹脂は加え、
混練はゴム硬化が生ずる温度で続ける。
重合体とEPDMゴムと場合によって配合する充填剤との均
質なブレンドは、オレフィン重合体を溶融するのに十分
な温度で均質なブレンドを得るに十分な時間操作するこ
とによって調製する。次いで、フェノール樹脂は加え、
混練はゴム硬化が生ずる温度で続ける。
好ましくは、EPDMゴムは、完全に硬化する。ゴムの完
全硬化は、ゴムが室温でシクロヘキサンで2%未満抽出
できるか沸騰キシレンで4%未満抽出できる硬化を意味
する(シクロヘキサンおよびキシレン中での抽出性の測
定法に関しては、米国特許第4,806,558号明細書参
照)。
全硬化は、ゴムが室温でシクロヘキサンで2%未満抽出
できるか沸騰キシレンで4%未満抽出できる硬化を意味
する(シクロヘキサンおよびキシレン中での抽出性の測
定法に関しては、米国特許第4,806,558号明細書参
照)。
ブレンドおよび/または混練プロセスは、密閉式ミキ
サー中、または押出機中、または密閉式ミキサーと造粒
機とからなるシステム中で実施できる。
サー中、または押出機中、または密閉式ミキサーと造粒
機とからなるシステム中で実施できる。
また、直列で配置された複数の装置中で操作すること
が可能である。第一装置中で、組成物の緊密なブレンド
および均質化が生ずる一方、硬化は他の装置中で生ず
る。
が可能である。第一装置中で、組成物の緊密なブレンド
および均質化が生ずる一方、硬化は他の装置中で生ず
る。
硬化が生ずる混練温度は、一般に、150〜280℃、好ま
しくは180〜220℃の範囲内である。
しくは180〜220℃の範囲内である。
下記例は、本発明を例示するためにのみ与えるもので
あって、本発明の範囲の限定とは解釈すべきではない。
あって、本発明の範囲の限定とは解釈すべきではない。
例1 表1は、本発明の弾性プラスチック組成物を調製する
のに有用なポリプロピレン−ポリスチレンアロイの調製
に利用する反応性混合物の組成を示す。
のに有用なポリプロピレン−ポリスチレンアロイの調製
に利用する反応性混合物の組成を示す。
アロイは、窒素雰囲気中で操作するターボミキサーを
使用することによって乾燥条件下で調製した。
使用することによって乾燥条件下で調製した。
フレーク状のポリプロピレンおよびペレット状のHIPS
(もしあったら)に過酸化物を加えた後、加熱下で小さ
いバッチでスチレンを加えた。
(もしあったら)に過酸化物を加えた後、加熱下で小さ
いバッチでスチレンを加えた。
スチレンを1時間で完全に加えた後、撹拌をわずかの
冷却下で追加の2時間続けて、温度が130℃を超えるの
を防止して重合体の軟化およびその結果としての増粘を
回避した。
冷却下で追加の2時間続けて、温度が130℃を超えるの
を防止して重合体の軟化およびその結果としての増粘を
回避した。
生成物を徐々に冷却し、次いで、イルガノックス(Ir
ganoxR)1010(0.2%)およびSHT0.1%で安定化した
後、210℃で押出した。
ganoxR)1010(0.2%)およびSHT0.1%で安定化した
後、210℃で押出した。
メチルエチルケトンおよびクロロホルムでの選択的抽
出および各種の画分について実施された爾後の赤外線分
析は、両方の生成物においてポリスチレン−g−ポリプ
ロピレングラフト共重合体約10%の存在を示した。分散
スチレン重合体相の最大サイズは、少なくとも80%が2
μm未満であった。
出および各種の画分について実施された爾後の赤外線分
析は、両方の生成物においてポリスチレン−g−ポリプ
ロピレングラフト共重合体約10%の存在を示した。分散
スチレン重合体相の最大サイズは、少なくとも80%が2
μm未満であった。
表2は、表1に示す高分子アロイから調製された弾性
プラスチック組成物の組成および主要特性を示す。
プラスチック組成物の組成および主要特性を示す。
下記例のすべての組成物と同様にここに報告の組成物
は、高分子成分をブラベンダー密閉式ミキサーに導入
し、短い混合時間後、硬化系を加えた後に酸化亜鉛およ
びエキステンダー油を加えることによって調製した。
は、高分子成分をブラベンダー密閉式ミキサーに導入
し、短い混合時間後、硬化系を加えた後に酸化亜鉛およ
びエキステンダー油を加えることによって調製した。
その後、混合を200℃の温度で3分間実施した。
次いで、組成物を密閉式ミキサーから排出し、下記測
定に付した: (a)押出機中での押出試験時にヘッド圧力を測定する
ことによる加工性。このような試験においては、押出機
は型TR15(一軸スクリュー、直径15mm)を有し且つ押出
機を230℃の温度で操作した〔内径2.5mmのダイ、L/D比2
0、引取速度9.5cc/分〕。
定に付した: (a)押出機中での押出試験時にヘッド圧力を測定する
ことによる加工性。このような試験においては、押出機
は型TR15(一軸スクリュー、直径15mm)を有し且つ押出
機を230℃の温度で操作した〔内径2.5mmのダイ、L/D比2
0、引取速度9.5cc/分〕。
(b)ASTM D−412に準拠して23℃で測定する200%で
の残留伸び。
の残留伸び。
(c)ASTM D−395に準拠した100℃、200時間後の圧
縮永久歪。
縮永久歪。
非晶質スチレン相を含むアロイの使用に由来する利点
は、より高い結晶性オレフィン樹脂/エラストマ−三元
共重合体比率を有するより硬質な弾性プラスチック組成
物の場合にも明らかである(表3参照)。
は、より高い結晶性オレフィン樹脂/エラストマ−三元
共重合体比率を有するより硬質な弾性プラスチック組成
物の場合にも明らかである(表3参照)。
デュトラール(DutralR)TER537E2はデュトラールS.
p.A.製EPDMゴムであり;モプレン(MoplenR)Q30Pはハ
イモント・イタリアS.p.A.によって販売されている。
p.A.製EPDMゴムであり;モプレン(MoplenR)Q30Pはハ
イモント・イタリアS.p.A.によって販売されている。
表2(試料2および3)および表3(試料2および
4)の弾性プラスチック組成物においては、分散相の粒
子の90%よりも多い量は、最大サイズ2μm未満を有す
る。
4)の弾性プラスチック組成物においては、分散相の粒
子の90%よりも多い量は、最大サイズ2μm未満を有す
る。
例2 表4は、弾性プラスチック組成物を調製するのに利用
する各種のアロイの組成を示す。
する各種のアロイの組成を示す。
表5は、前記アロイから調製された組成物の組成およ
び主要特性を示す。アロイ1においては、アロイ1に存
在する分散相の80%よりも多い量の最大サイズは、40μ
mであった。
び主要特性を示す。アロイ1においては、アロイ1に存
在する分散相の80%よりも多い量の最大サイズは、40μ
mであった。
例3 表6は、弾性プラスチック組成物を調製するのに利用
した若干のアロイの組成を示す。
した若干のアロイの組成を示す。
表7は、このようなアロイを使用して調製された組成
物の組成および特性を示す。
物の組成および特性を示す。
アロイ1〜4においては、分散(ポリスチレン)相の
粒子の90%よりも多い量は、最大サイズ1〜2μm未満
を有する。
粒子の90%よりも多い量は、最大サイズ1〜2μm未満
を有する。
また、これらの組成物は、高温で優秀は弾性特性も示
し並びに良好な加工性を示すので、非常に興味深いこと
を証明する。
し並びに良好な加工性を示すので、非常に興味深いこと
を証明する。
例4 例4は、非ハロゲン化フェノール樹脂単独を硬化剤と
して使用する組成物に関する。
して使用する組成物に関する。
表8は、このような組成物の組成および特性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53/00 C08L 53/00 // C08L 23:02 (56)参考文献 特開 昭58−17137(JP,A)
Claims (12)
- 【請求項1】連続結晶性ポリオレフィン相およびこのポ
リオレフィン相に分散された少なくとも2つの高分子相
を含み、それらの一方は動的に硬化されたゴムからなり
且つ他方は非晶質熱可塑性スチレン重合体からなり、前
記ゴムがプロピレンとエチレンおよび/または式CH2=C
HR(式中、Rは炭素数2〜10のアルキル基である)のα
オレフィンおよび共重合性ジエンとの共重合体であり、
連続結晶性ポリオレフィン相と前記ゴムとの間の重量比
は約10/90から約75/25であり且つ非晶質熱可塑性スチレ
ン重合体と連続結晶性ポリオレフィン相との間の重量比
は約10/90から約60/40であることを特徴とする弾性プラ
スチック組成物。 - 【請求項2】前記動的に硬化されたゴムと非晶質熱可塑
性スチレン重合体の粒子の少なくとも80%が、最大サイ
ズ5μm未満である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】前記ゴムが、完全に硬化されている、請求
項1に記載の組成物。 - 【請求項4】連続結晶性ポリオレフィン相が高イソタク
チックポリプロピレンであり且つ非晶質熱可塑性スチレ
ン重合体がポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレンおよび
アクリロニトリル30重量%までを含有するスチレンとア
クリロニトリルとの共重合体から選ばれる、請求項1ま
たは2に記載の組成物。 - 【請求項5】非晶質熱可塑性スチレン重合体が、スチレ
ン−エチレン−ブテン−スチレンブロック共重合体であ
る、請求項1または2に記載の組成物。 - 【請求項6】非晶質熱可塑性スチレン重合体が、連続結
晶性ポリオレフィン相上のスチレンのグラフト共重合体
を使用することによって連続結晶性ポリオレフィン相と
相溶化されている、請求項1ないし3のいずれか1項に
記載の組成物。 - 【請求項7】ポリスチレン上にグラフトされた前記ゴム
の共重合体、またはスチレンとアクリロニトリルとの共
重合体上にグラフトされた前記ゴムの共重合体、から選
択される相溶化剤を更に含んでなる、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項8】組成物が、エキステンダー油および鉱物充
填剤を含む、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
組成物。 - 【請求項9】互いに均質に混合された連続結晶性ポリオ
レフィン相および非晶質熱可塑性スチレン重合体に前記
ゴムを加え、混合し、硬化剤系を得られた均質なブレン
ドに加え、ブレンドの混練を約150〜280℃の温度でゴム
硬化が生ずる時間続けることを特徴とする、請求項1な
いし8のいずれか1項に記載の組成物の製法。 - 【請求項10】前記ゴムが、ゴム100部に対して1〜10
重量部の量で利用する非ハロゲン化フェノール樹脂から
なる硬化剤系の存在下で動的硬化を受ける、請求項9に
記載の方法。 - 【請求項11】前記ゴムを完全に硬化する、請求項9ま
たは10に記載の方法。 - 【請求項12】請求項9ないし11のいずれか1項に記載
の方法に従って調製された請求項1ないし7のいずれか
1項に記載の組成物から得られた成形品。
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