JP2716098B2 - パチンコ機の遊技内容説明装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は初めて遊技する遊技者が遊技内容あるいは遊
技方法を容易に理解しうるパチンコ機の遊技内容説明装
置に関するものである。 （従来の技術） 従来、各種パチンコ機においてはその機種の遊技内容
あるいは遊技方法を記載したラベルを貼付することによ
ってそれを遊技者に知らしめることが行なわれている。 （発明が解決しようとする問題点） ところが、上記遊技内容あるいは遊技方法を記載した
ラベルによる説明方法では近年の複雑な遊技機能を備え
たパチンコ機の遊技内容あるいは遊技方法を全て正確に
記すことは難しく、又、遊技者にとってもその記載を逐
一読むことは面倒であるため、前記ラベルはあまり役に
立っていないといった問題がある。 この発明の目的は初めて遊技する遊技者においても遊
技内容あるいは遊技方法を容易に理解しうるパチンコ機
の遊技内容説明装置を提供することにある。 発明の構成 （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明では、パチンコ機の
遊技盤に設けられた多数個の入賞口の内特別の位置に設
けられた入賞口へのパチンコ球の入賞に基づいて、遊技
盤上の当該入賞口とは別の位置に配設された可変入賞装
置の可動翼片を開放駆動し、その可変入賞装置内の特定
の領域にパチンコ球が入賞したことに基づいて前記可動
翼片の開放動作を継続するパチンコ機において、前記多
数個の入賞口の内特別の位置に設けられた入賞口に対応
して設けられた起動入賞表示手段と、前記可動翼片に対
応して設けられた可動翼片作動表示手段と、前記可変入
賞装置内の特定の領域に対応して設けられた特定入賞表
示手段と、遊技盤の周辺に設けられ、起動入賞と可動翼
片の作動と特定入賞とを異なる音声に切換え音声回路に
より駆動されて音声報知を行う報知手段と、パチンコ機
が遊技者による遊技中であるか否かを検知する遊技検知
手段と、前記起動入賞表示手段、可動翼片作動表示手
段、特定入賞表示手段及び音声回路に接続され、少なく
とも前記遊技検知手段により遊技中でないことの検知を
含む所定の条件を満たしたとき、起動入賞表示手段を表
示制御すると共に該起動入賞表示手段の表示制御に連動
して可動翼片作動表示手段を表示制御し、同時に報知手
段にて多数個の入賞口の内特別の位置に設けられた入賞
口への入賞に基づいて可変入賞装置の可動翼片が開放動
作する旨を順次音声報知させるべく音声回路を駆動制御
し、その後、特定入賞表示手段を表示制御すると共に該
特定入賞表示手段の表示制御に連動して可動翼片作動表
示手段を表示制御し、同時に報知手段にて可変入賞装置
の特定の領域への入賞に基づいて可動翼片の開放動作が
継続される旨を音声報知させるべく音声回路を駆動制御
する制御装置とを設けている。 （作用） 従って、パチンコ機が少なくとも遊技検知手段により
遊技中でないことの検知を含む所定の条件を満たしたと
き、制御装置は、起動入賞表示手段を表示制御すると共
に該起動入賞表示手段の表示制御に連動して可動翼片作
動表示手段を表示制御し、同時に報知手段にて多数個の
入賞口の内特別の位置に設けられた入賞口への入賞に基
づいて可変入賞装置の可動翼片が開放動作する旨を順次
音声報知させるべく音声回路を駆動制御し、その後、特
定入賞表示手段を表示制御すると共に該特定入賞表示手
段の表示制御に連動して可動翼片作動表示手段を表示制
御し、同時に報知手段にて可変入賞装置の特定の領域へ
の入賞に基づいて可動翼片の開放動作が継続される旨を
音声報知させるべく音声回路を駆動制御する。 その結果、遊技盤に多数個設けられた入賞口の内特別
の位置に設けられた入賞口に入賞が生じたことをきっか
けとして可変入賞装置の可動翼片が開放動作され、その
可変入賞装置内の特定の領域にパチンコ球が入賞した事
に基づいてこの可変入賞装置の可動翼片が継続して開放
動作される旨が、起動入賞表示手段、可動翼片入賞表示
手段、及び特定入賞表示手段による表示と、起動入賞に
対応した音声、可動翼片の作動に対応した音声、及び特
定入賞に対応した音声とでもって順次切換表示と報知が
実行されることとなり、起動入賞と、可動翼片の開放動
作と、特定入賞とのパチンコ遊技の進行に伴って遊技者
に与えられる利益状態が増力されていくことを速やかに
かつ正確に認識させることが可能となると共に、パチン
コ遊技者に起動入賞、可動翼片の開放動作、特定入賞に
伴って順次気体感を高めさせる趣向をパチンコ機に付与
することが可能となる。 （実施例） 以下、本発明を具体化した一実施例について第１図及
び第２図に従って説明する。 第２図において、遊技台１下部にはパチンコ球２を受
ける球受皿３が水平方向に延設され、同球受皿３が水平
方向に延設され、同球受皿３上のパチンコ球２はその右
端部から発射レール４下端部に導かれる構成になってい
る。そして、前記発射レール４下端部に導入されたパチ
ンコ球２は遊技台１の右下に設けられた球発射装置５に
よって発射され、前記発射レール４にガイドされて遊技
台１の上部に設けた遊技盤６内へ逐次送り込まれる構成
になっている。 なお、前記球発射装置５の動作は円柱状の操作ハンド
ル７の回動によって開始及び停止されるべく操作される
構成になっている。 前記遊技盤６内へ送り込まれたパチンコ球２が遊技盤
６の左側に設けた入賞口11に入ると、賞品球出口９から
所定数（本実施例では13個）の賞品球が前記球受皿３に
供給されるとともに、その下方に設けたチューリップ形
入賞口12の一対の花弁部材12aが想像線で示す閉成状態
から拡開状態となる構成になっている。又、同様にパチ
ンコ球２が遊技盤６の右側に設けた入賞口13に入ると、
その下方に設けたチューリップ形入賞口14の一対の花弁
部材14aが想像線で示す閉成状態から拡開状態となる構
成になっている。 なお、遊技盤６の下部中央に設けたチューリップ形入
賞口15にパチンコ球２が入ると、前記球受皿３に対し賞
品球出口９から13個の賞品球が供給されるとともに、そ
の一対の花弁部材15aが想像線で示す閉成状態から拡開
状態となる構成になっている。 そして、前記各拡開状態のチューリップ形入賞口12,1
4,15に再びパチンコ球２が入ると、前記球受皿３に対し
賞品球出口９から13個の賞品球が供給されるとともに、
前記拡開状態の花弁部材12a,14a,15aは再び閉成状態と
なる構成になっている。 前記遊技盤６内へ送り込まれたパチンコ球２が前記チ
ューリップ形入賞口15の両側方に設けた入賞口16,17の
いずれかに入ると、前記球受皿３に対し賞品球出口９か
ら13個の賞品球が供給されるとともに、遊技盤６中央部
に設けた中央部入賞口18の両側部に設けた特別な遊技機
能を備えた機構部としての一対の可動翼片18a,18bが、
その中央に設けた軸19を中心に３回往復回動して前記中
央部入賞口18が閉成及び拡開動作させる構成になってい
る。 前記可動翼片18a,18bの先端部にあたる遊技盤６表面
には可動翼片18a,18bの動作態様を表示すべくその回動
方向を向く矢印形のLEDランプL18a,L18bが設けられてい
る。 前記中央部入賞口18が拡開動作中に同中央部入賞口18
内下部両側に設けた入賞口20,21にパチンコ球２が入る
と、前記球受皿３に対し賞品球出口９から13個の賞品球
が供給される。又、同じく同中央部入賞口18内下部中央
に設けた入賞口22にパチンコ球２が入ると、球受皿３に
対し賞品球出口９から13個の賞品球が供給されるととも
に、その度毎にその時点から新たに可動翼片18a,18bが1
8回往復回動して前記中央部入賞口18が開閉される動作
が繰返される構成になっている。 なお、その可動翼片18a,18bの18回往復回動の繰返し
は８回までとなっている。前記可動翼片18a,18bの18回
の回動中に入賞口16,17にパチンコ球２が入っても、前
記可動翼片18a,18bの往復回動数は変らず、球受皿３に
対し賞品球出口９から13個の賞品球が供給される。 又、前記中央部入賞口18が拡開動作中に前記入賞口22
にパチンコ球２が入ることなく、しかも、中央部入賞口
18内にパチンコ球２が10個以上入ると、その時点で可動
翼片18a,18bの往復回動は終了する構成になっている。
なお、前記可動翼片18a,18bの18回の往復回動中に一度
もパチンコ球２が入賞口22に入らなかった場合も、前記
可動翼片18a,18bの往復回動は終了する構成になってい
る。 前記各入賞口11,12,13,14,15,16,17,20,21,22の全面
にはそれぞれ表示灯としてのLEDランプL11,L12,L13,L1
4,L15,L16,L17,L20,L21,L22が設けられている。なお、L
EDランプL16,L17により本発明の起動入賞表示手段が構
成され、LEDランプL18a,L18により本発明の可動翼片作
動表示手段が構成され、LEDランプL22により本発明の特
定入賞表示手段が構成されている。 なお、前記いずれの入賞口11,12,13等にもパチンコ球
２が入らなかった場合には、そのパチンコ球２は遊技盤
６の底部に設けた回収口23より遊技盤６外へ排出される
構成になっている。 次に、このパチンコ機の電気的構成について第１図に
従って説明すると、操作手段を構成する説明開始スイッ
チとしての説明スイッチ25は遊技台１の左側部に設けら
れるとともに、制御装置26に接続され、押圧操作される
と同制御装置26に対し説明開始信号を出力する構成にな
っている。前記制御装置26は前記各LEDランプL11,L12,L
13,L14,L15,L16,L17,L18a,L18b,L20,L21,L22及び音声装
置としての音声回路27に接続され、同音声回路27は球受
皿３の左端部に設けた報知手段としてのスピーカ28に接
続されている。 そして、前記制御装置26は音声回路27に対し遊技内容
及び遊技方法の説明をスピーカ28を介して行なわせると
ともに、その説明に合せて前記所定のランプL11,L12,L1
3等を点灯させるよう電気的に接続されている。 さて、上記のように構成されたパチンコ機の遊技内容
説明装置の作用について説明する。 まず、遊技者がパチンコ機の説明を受けるべく説明ス
イッチ25を押圧操作すると、同説明スイッチ25から制御
装置26に対し説明開始信号が出力される。すると、前記
制御装置26は音声回路27にスピーカ28を介して『どの入
賞口にパチンコ球が入っても、賞品球がその都度13個で
ます。』と報知させるとともに、入賞口11,12,13,14,1
5,16,17,20,21,22に対応するLEDランプL11,L12,L13,L1
4,L15,L16,L17,L20,L21,L22を点灯させる。 次に、制御装置26は『左上の入賞口にパチンコ球が入
りますと、…』と報知させるとともに、その入賞口11に
対応するLEDランプL11を点灯させ、次に、『その下方の
チューリップ形入賞口が拡開状態となります。』と報知
させるとともに、そのチューリップ形入賞口12に対応す
るランプL12を点灯させる。 次に、制御装置26は入賞口13に対応するLEDランプL13
を点灯させ、音声回路27にスピーカ28を介して『右上の
入賞口にパチンコ球が入りますと、…』と報知させた
後、『その下方のチューリップ形入賞口が拡開状態とな
ります。』と報知させるとともに、そのチューリップ形
入賞口14に対応するランプL14を点灯させる。 続いて、制御装置26は入賞口16,17に対応するLEDラン
プL16,L17を点灯させ、『下部両側にある入賞口のいず
れかにパチンコ球が入りますと、…』と報知させた後、
『中央部入賞口の可動翼片が３回開きます。』と報知さ
せるとともに、その可動翼片18a,18bに対応して設けたL
EDランプL18a,L18bを点滅させる。 続いて、制御装置26は入賞口22に対応するLEDランプL
22を点灯させて、『可動翼片が開いたときに、中央部入
賞口の中央にある入賞口にパチンコ球が入りますと、
…』と報知させた後、『可動翼片が18回開きます。』と
報知させるとともに、その可動翼片18a,18bに対応して
設けたLEDランプL18a,L18bを点滅させる。 次に、制御装置26は入賞口16,17に対応するLEランプL
16,L17を点灯させて、『ただし、その18回開くうちに中
央部入賞口にパチンコ球が10個入ると、可動翼片は開か
なくなります。又、可動翼片が18回開くうちに下部両側
にある入賞口にパチンコ球が入っても…』と報知させた
後、入賞口22に対応するLEDランプL22を点灯させ、『13
個の賞品球が出るだけです。又、可動翼片が18回開くう
ちに、中央部入賞口の中央にある入賞口にパチンコ球が
入りますと、…』と報知させる。 さらに、制御装置26は可動翼片18a,18bに対応して設
けたLEDランプL18a,L18bを点滅させて、『可動翼片がさ
らに18回開きますが、その18回開く繰返しは８回までで
終わります。』と報知させる。そして、制御装置26は最
後に『それでは遊技にチャレンジしましょう。』と報知
させるとともに、すべてのLEDランプL11,L12,L13,L14,L
15,L16,L17,L18a,L18b,L20,L21,L22を点滅させて遊技説
明動作を終了させる。 なお、遊技者が一回の説明動作のみでは当該パチンコ
機の遊技内容を理解しえない場合には、再度説明スイッ
チ25を操作すれば、再び上述した説明動作が開始され、
遊技内容が遊技者に説明される。 従って、初めてこのパチンコ機で遊技しようとする遊
技者であっても、LEDランプL11,L12,L13等の点灯若しく
は点滅を目で見ながら、その対応するスピーカ28からの
音声による説明を開いて確認すれば、このパチンコ機の
遊技内容及び遊技方法を容易に知ることができる。 又、パチンコ遊技が開始された途中において、遊技者
が自分の理解した遊技内容とは異なった動作をパチンコ
機がしたと感じた場合には、その時点で説明スイッチ25
を操作し、遊技説明の内容と実際のパチンコ機の動作態
様とを比較対照すれば、当該パチンコ機における不良故
障の発生を迅速かつ正確に理解することができる。 なお、前記実施例のように遊技者による説明スイッチ
25の操作を待って制御装置26に説明を開始させる代り
に、以下に示すように制御装置26に対し遊技者が遊技中
であるかどうかを検知する遊技検知手段を設け、パチン
コ機が遊技中でない場合にのみ自動的に制御装置26に説
明を行なわせるようにして実施してもよい。 即ち、第３図に示すように、操作ハンドル７の回動操
作を検出する例えば、操作ハンドル７の回動軸7aに設け
られた図示しないカムの回動によってオン−オフされる
図示しないリミットスイッチからなる遊技操作検出部31
を設け、前記制御装置26に接続し、遊技者が遊技中にお
いては遊技信号を同制御装置26に対し出力するように設
ける。 さらに、球受皿３上のパチンコ球２を検出する遊技球
検出装置33と、発射レール４下端部上のパチンコ球２を
検出する遊技球検出装置34と、前記発射レール４から最
後に射ち出したパチンコ球２が回収口23より完全に排出
されてしまうまでの時間を計るタイマ35とから遊技球検
出部36を構成し、前記制御装置26に接続する。そして、
遊技台１内に遊技中のパチンコ球２が存在しているとき
には遊技信号を同制御装置26に対し出力するように設け
る。 そして、前記遊技操作検出部31と遊技球検出部36とか
ら遊技検知手段を構成し、その遊技検知手段から遊技信
号が制御装置26に対し出力されていないときのみ自動的
に制御装置26に説明を行なわせる。 従って、この場合遊技者は説明を受けるためにわざわ
ざ説明スイッチを操作する必要がなく、遊技者が遊技を
開始すれば、自動的に説明は終了し、遊技者が遊技を終
えれば、自動的に説明が開始されることとなる。 なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、他の特別な遊技機能若しくは特別な遊技方法を備え
たパチンコ機の遊技内容説明装置に具体化して実施した
り、制御装置に説明を行なわせるときを適宜変更して実
施する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で任意に
変更してもよい。 発明の効果 以上詳述したように、本発明においては遊技盤に多数
個設けられた入賞口の内特別の位置に設けられた入賞口
に入賞が生じたことをきっかけとして可変入賞装置の可
動翼片が開放入賞装置内の特定の領域にパチンコ球が入
賞した事に基づいてこの可変入賞装置の可動翼片が継続
して開放動作される旨が、起動入賞表示手段、可動翼片
入賞表示手段、及び特定入賞表示手段による表示と、起
動入賞に対応した音声、可動翼片の作動に対応した音
声、及び特定入賞に対応した音声とでもって順次切換表
示と報知が実行させることとなり、起動入賞と、可動翼
片の開放動作と、特定入賞とのパチンコ遊技の進行に伴
って遊技者に与えられる利益状態が増力させていくこと
を速やかにかつ正確に認識させることが可能となると共
に、パチンコ遊技者に起動入賞、可動翼片の開放動作、
特定入賞に伴って順次期待感を高めさせる趣向をパチン
コ機に付与することが可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は本発明を具体化した一実施例を示
し、第１図は電気回路を示すブロック回路図、第２図は
パチンコ機の正面図、第３図は別例の電気回路を示すブ
ロック回路図である。 遊技台１、パチンコ球２、球受皿３、遊技盤６、入賞口
11,12,13,14,15,16,17,20,21,22、可動翼片18a,18b、制
御装置26、音声回路27、報知手段としてのスピーカ28、
表示手段としてのLEDランプL11,L12,L13,L14,L15,L16,L
17,L18a,L18b,L20,L21,L22、操作手段としての説明スイ
ッチ25、遊技検知手段としての遊技操作検出部31及び遊
技球検出部36。

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 １．パチンコ機の遊技盤に設けられた多数個の入賞口の
   内特別の位置に設けられた入賞口へのパチンコ球の入賞
   に基づいて、遊技盤上の当該入賞口とは別の位置に配設
   された可変入賞装置の可動翼片を開放駆動し、その可変
   入賞装置内の特定の領域にパチンコ球が入賞したことに
   基づいて前記可動翼片の開放動作を継続するパチンコ機
   において、 前記多数個の入賞口の内特別の位置に設けられた入賞口
   に対応して設けられた起動入賞表示手段と、 前記可動翼片に対応して設けられた可動翼片作動表示手
   段と、 前記可変入賞装置内の特定の領域に対応して設けられた
   特定入賞表示手段と、 遊技盤の周辺に設けられ、起動入賞と可動翼片の作動と
   特定入賞とを異なる音声に切換え音声回路により駆動さ
   れて音声報知を行う報知手段と、 パチンコ機が遊技者による遊技中であるか否かを検知す
   る遊技検知手段と、 前記起動入賞表示手段、可動翼片作動表示手段、特定入
   賞表示手段及び音声回路に接続され、少なくとも前記遊
   技検知手段により遊技中でないことの検知を含む所定の
   条件を満たしたとき、起動入賞表示手段を表示制御する
   と共に該起動入賞表示手段の表示制御に連動して可動翼
   片作動表示手段を表示制御し、同時に報知手段にて多数
   個の入賞口の内特別の位置に設けられた入賞口への入賞
   に基づいて可変入賞装置の可動翼片が開放動作する旨を
   順次音声報知させるべく音声回路を駆動制御し、その
   後、特定入賞表示手段を表示制御すると共に該特定入賞
   表示手段の表示制御に連動して可動翼片作動表示手段を
   表示制御し、同時に報知手段にて可変入賞装置の特定の
   領域への入賞に基づいて可動翼片の開放動作が継続され
   る旨を音声報知させるべく音声回路を駆動制御する制御
   装置と を備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技内容説明装
   置。