JP2714458B2 - X―yプロツタ - Google Patents

X―yプロツタ

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JP2714458B2
JP2714458B2 JP29505289A JP29505289A JP2714458B2 JP 2714458 B2 JP2714458 B2 JP 2714458B2 JP 29505289 A JP29505289 A JP 29505289A JP 29505289 A JP29505289 A JP 29505289A JP 2714458 B2 JP2714458 B2 JP 2714458B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は外部機器から与えられたコマンドにより、紙
やポリエステルフイルム等のメデイア上にペンやペンシ
ル等で作図を行なうX−Yプロツタに関する。
〔従来の技術〕
X−Yプロツタは、計算機やフロツピーデイスク等の
外部機器から特定のコード化されたコマンドをRS-232−
CやGP-IB等の通信インタフエイスを介して与えられ、
このコマンドを実行することにより、紙やポリエステル
フイルム等のメデイア上にペンやペンシルで作図を行な
う機器である。コマンドは通常アルフアベツト1文字も
しくは2文字で構成され、これに変数を表わすパラメー
タやコマンドの区切りを示すターミネータが付加され
る。たとえば、PA5000,1000;はペンを絶対座標X軸500
0,Y軸1000へ移動させることを意味する。数値の単位は
X−Yプロツタの形式により異なり、数値の1が0.025m
m、0.05mm又は0.1mmを表わすものなど各種有る。X−Y
プロツタで特定の図形を作図する場合には、これらのコ
マンドを組合せて順次X−Yプロツタに与え、X−Yプ
ロツタのペンの動き及び用紙の動きを制御する。これら
のコマンドの組合せは、一般に計算機上でプログラムと
して作成され、通信インタフエイスを介してプロツタに
与えられる。プログラムは作図する図形の形状の複雑さ
に応じて大きくなり、当然プログラムに誤りがあると所
定の作図結果が得られない。とくに、プログラムが大き
ければ大きいほど、誤りの発生する確率は高くまた誤り
を見つけ出し訂正するために必要な労力も大きくなる。
プロツタを用いて作図を行なうプログラムを確認する場
合、作成したプログラムを計算機上で実行しプロツタに
一連のコマンドを与え、作図した結果を見てプログラム
の良否を判定する場合が多い。
作図結果に誤りや異常がある場合には、この異常箇所
や、異常状態を参考にしてプログラムリストと照合しな
がらプログラムの誤りを見付け出すが、プログラムの作
成者とチエツク者が異なる場合には、チエツク者はプロ
グラムの詳細を熟知していないためプログラムの誤り箇
所の検出には大きな労力を要する。
また、プログラムの誤り箇所の検出のための他の方法
として、計算機上でプログラムの途中に何箇所かブレー
クポイントを設け、プログラムの実行状況と作図の状態
を段階的にチエツクする方法もある。しかし、この方法
も下記のような欠点を有する。
(1) ブレークポイントの設定,解除が煩雑である。
とくに、プログラムの構造上1コマンド毎にブレークポ
イントを設定することは不可能な場合が多い。
(2) 計算機上でチエツクできるコマンドは計算機が
送信しているはずのコマンドであり、プロツタが受信
し、実行したコマンドであるとは限らない。計算機とプ
ロツタ間の通信インタフエイスのパラメータ設定の誤り
や誤動作により、送信したコマンドと受信したコマンド
が一致しない場合もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように従来のX−Yプロツタは単に計算機から
のコマンドを受け取つて作図する機能を有しているのみ
で、作成したプログラムの誤りや異常をチエツクする機
能は有していないため、プログラム作成時の労力が非常
に大きいという問題があつた。
本発明は、X−Yプロツタにプログラムチエツクのた
めの機能を追加し、作図プログラムの作成を省力化でき
るX−Yプロツタを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、スイツチを1回
押すごとにコマンドを順次1つ表示しかつ実行する機能
を設け、コマンドとプロツタの作図動作の対応を容易に
確認できるようにしたものである。
さらに、この確認作業の迅速化を可能にするため、上
記スイツチを一定時間以上押し続けた場合にはコマンド
の実行を連続して行なうようにしたものである。
さらに、この確認作業を確実にするため、以前に実行
したコマンドにさかのぼつてコマンドの表示をできるよ
うにしたものである。
〔作用〕
コマンドの実行はプロツタ上のステツプキースイツチ
を押すことにより開始する。ステツプキースイツチを1
度押すとプロツタに与えられたコマンドの最初の1つを
実行し、さらにこの実行したコマンドをプロツタ上の表
示部に表示する。作図プログラムをチエツクする場合、
ステツプキースイツチを繰返し押しながら作図結果をチ
エツクする。作図結果に異常が生じたときにはステツプ
キースイツチの操作を中断し、このときプロツタの表示
部に表示されているコマンドをチエツクすることができ
る。このように、プログラムの確認時には作図結果を監
視し、異常発生時には実行したコマンドを表示部で直接
確認することができるため確認操作が非常に容易になり
かつ効率化される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は本発明のプロツタの設定,表示パネルを示す。本
設定,表示パネルを用いてプロツタの作図速度,座標の
原点,インタフエイスの条件等を設定あるいは表示でき
る。
図において1は表示部であり、アルフアベツト,数字
や記号を表示可能なLED,LCD等を表示素子を用いる。2
及び3はカーソル移動キースイツチであり、本カーーソ
ル移動キースイツチを用いて表示部1上に表示されてい
るカーソルの位置を移動させることができる。カーソル
移動キースイツチ2はカーソルを左方向へ,カーソル移
動キースイツチ3はカーソルを右方向へ順次移動させ
る。パラメータキースイツチ4及び5はカーソルの指示
するパラメータの内容を変更することができる。シフト
キースイツチ6はキースイツチ2〜5の機能を切替える
スイツチであり、このキースイツチを1度押すと緑色の
LEDランプ7が点灯しシフト状態になる。シフト状態に
おいては前記カーソル移動キースイツチ2,3及びパラメ
ータキースイツチ4,5は各々のキースイツチ上に破線で
示す矢印の方向にペンを移動させる働きをする。9はエ
ンタキースイツチであり、このスイツチを押すことによ
り、LCDパネルに表示されている機能の選択,実行を行
なう。エスケープキースイツチ10はエンタキースイツチ
9を押す前にこのキースイツチを押すとパラメータキー
スイツチ4及び5で変更した内容を変更させずに次の操
作に移ることができる。シフト状態にしてエスケープキ
ースイツチ10を押すペンをアツプ又はダウンさせる。ス
テツプキースイツチ8は本発明の機能を達成するために
新たに追加したスイツチであり、このキースイツチを1
度押すたびにプロツタに与えられたコマンドを1つずつ
実行する。詳細は後述する。
係る構成よりなる設定,表示パネルを用いたプロツタ
の操作及び動作を説明する。
第2図は表示部1の表示内容及びキースイツチの操作
を示す。
図において〔1〕は表示部のメニュー選択状態であ
り、プロツタの電源を投入するとイニシヤライズ後表示
部はこのメニユー選択状態を表示する。このメニユー選
択状態においてオペレータは使用する用紙のサイズ,ペ
ンの種類,インタフエイス等の項目を選択し必要な値を
設定する。たとえば、使用する用紙のサイズがISOのA2
サイズである場合の設定は次のとおりである。
(1) LEDランプ7が点灯していないことを確認す
る。点灯していればシフトキースイツチ6を1回押しLE
Dランプ7を消灯させる。
(2) カーソル移動キースイツチ2又は3を押し、カ
ーソルをSIZEのイニシヤル即ちSに移動する。(カーソ
ルは各々の項目のイニシヤルのみ選択できるようになつ
ている) (3) エンタキースイツチ9を押する。
表示が第2図〔2〕にように変わる。
(4) 〔2〕の表示から現在はISOのA1サイズが設定
されていることが分る。もし、用紙サイズがISOのA1サ
イズで良い場合には、この状態でエンタキースイツチ9
又はエスケープキースイツチ10を押す。用紙サイズはIS
OのA1サイズのまま変更されない。
(5) 本例では使用する用紙サイズはISOのA2サイズ
であるから、パラメータキースイツチ4又は5を押す。
このキースイツチを繰返し押すことにより設定可能な用
紙サイズが順次表示される。第2図〔3〕のようにISO
A2が表示された時点でパラメータキースイツチ4又は5
の操作を中止する。この状態でエンタキースイツチ9を
押すと用紙サイズは、ISOのA2サイズに設定され表示部
1の表示は第2図〔1〕に示すメニユー選択状態へ戻
る。他の項目の設定も同様に行なう。
次に、本発明の特徴であるステツプキースイツチの操
作方法及びプロツタの動作について説明する。第3図は
実施例のプロツタに於いてステツプ動作をさせる手順を
示したものである。第3図の〔1〕はメニユー選択状態
の表示部を示す。この表示部上でカーソル移動キースイ
ツチ2又は3を押してカーソルをMODEへ移動する。ここ
でエンタキースイツチ9を押すと第3図の〔2〕に示す
モード選択状態となる。パラメータキースイツチ4又は
5を押し第3図の〔3〕に示すようにステツプモードを
表示させ、エンタキーを押す。これでプロツタはステツ
プモードとなる。このとき表示部には第3図の4に示す
文字“PUSH STEP KEY"が表示される。
この状態でステツプキースイツチ8が1回押されると
プロツタは1つのコマンドを実行し、第3図の〔5〕の
ように実行したコマンドを表示する。表示中STEP*はプ
ロツタが現在スイツプモード中であることを示し、次の
IN;はプロツタが直前にイニシヤライズのコマンドINを
実行したことを示している。この後、同様にステツプキ
ースイツチを1回押す毎にプロツタにはコマンドを1つ
ずつ実行し表示部に実行したコマンドを表示する。
係るステツプモード機能を有するプロツタにおいては
以下のように作図プログラムのチエツクを容易に行なう
ことができる。
(1) プロツタをステツプモードに設定し、計算機よ
り作図コマンドを送る。
(2) ステツプキースイツチ8を押す。もし作図プロ
グラムで設定した通信条件がプロツタの通信条件と一致
していない等の理由でコマンドが正しくプロツタに送ら
れていない場合は、プロツタの表示部1が正しいコマン
ドを表示しないためこの時点で判定できる。
(3) (2)までが正常であればステツプキースイツ
チ8を実際の作図結果を見ながら押し続ける。作図結果
に異常,誤りが発生した時点でステツプキースイツチ8
の操作を中断しこのとき表示しているコマンドをチエツ
クすることにより、プログラムの誤りを検出することが
できる。
以上のようにステツプモード機能を有するプロツタで
は作図プログラムの全体をチエツクする必要がなく、決
められた操作でプログラムの誤りを検出することができ
る。
しかし、前述のステツプモード機能の欠点は、予め作
図の異常箇所が分つている場合でも、異常箇所に致るま
でステツプキースイツチ8を繰返し押し続ける必要があ
ることである。この問題の解決手段としてはステツプモ
ード機能に以下の機能を追加すれば良い。即ちステツプ
キースイツチ8は短時間、たとえば1秒以上の間押され
た場合には1つのコマンドのみ実行し、1秒以上押され
ている場合には更に連続的にコマンドを実行する。ただ
し、ステツプキースイツチ8が解放された場合は直ちに
コマンドの実行を停止し、直前に実行したコマンドを表
示する。本機能の追加により逐一ステツプキースイツチ
8を押す必要がなくなり操作性が大幅に向上する。
更に、本機能の欠点として、作図の異常の原因が直前
に実行したコマンドではなく、より以前に実行したコマ
ンドである場合が考えられる。この例は、ある線分が緑
色で作図されるべきところを青色で作図された場合であ
る。この場合は、線分を作図するコマンドに誤りがある
のではなく、以前に実行したペンを選択するコマンドに
誤りがある。この問題を解決する手段として、直前に実
行したコマンドからさかのぼつて順次以前に実行したコ
マンドを表示部1に表示する。このコマンドをチエツク
することにより誤りを検出できる。本機能は実行したコ
マンドを更新しながら一定ステツプ数メモリに記憶し、
必要時に表示することにより容易に実限できる。以前に
実行したコマンドを呼出すにはステツプモードに於てカ
ーソル移動キースイツチ2を押す。直前のコマンドから
順に以前にさかのぼつて表示する。本機能を追加するこ
とにより、作図の異常の原因が現在表示しているコマン
ドではない場合にも以前にさかのぼつて原因を調査する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば作図プログラムをステツプモードによ
り1つずつ順次チエツクできるので作図プログラム作成
が省力化できる。
また、ステツプキースイツチを押し続けるとステツプ
モードであつても連続的にコマンドを実行するので、予
め作図異常の箇所が分つている場合には逐一ステツプキ
ースイツチを押す必要がなく操作性が向上する。
また、以前に実行したコマンドも表示させることがで
きるので、作図異常の原因が以前に実行したコマンドに
ある場合にも容易に原因を調査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX−Yプロツタの設定,表示パネルの
一実施例の正面図、第2図は設定,表示パネルを用いた
条件設定の場合の表示,操作方法の説明図、第3図は設
定,表示パネルを用いたステツプモード時の設定,操作
方法の説明図である。 1……表示部、2,3……カーソル移動キースイツチ、8
……ステツプキースイツチ、9……エンタキースイツ
チ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器から与えられたコマンドにより作
    図を行なうX−Yプロツタにおいて、プロツタに設けら
    れたスイツチを1回押すごとに、コマンドを順次1つ表
    示しかつ実行した後停止する機能を有することを特徴と
    するX−Yプロツタ。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項において、スイツチが、
    ある一定時間以上押され続けた場合にはコマンドの実行
    を連続して行ない、スイツチが戻された時点でコマンド
    の実行を停止し直前に実行したコマンドを表示すること
    を特徴とするX−Yプロツタ。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項または第2項において、
    現在表示しているコマンドよりも以前に実行したコマン
    ドを順次さかのぼって表示することを特徴としたX−Y
    プロツタ。
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