JP2708422B2 - 折り兼搬送装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、折り兼搬送装置であって、枚葉紙または枚
葉紙セットを折るための機構と、該機構に続いて、枚葉
紙または枚葉紙セットを貯えステーションまたは後続加
工ステーションに搬送するための機構とが設けられてい
る形式のものに関する。 従来の技術 欧州特許出願第0169490号明細書によれば、例えば、
開口付き胴によって折られた枚葉紙または枚葉紙セット
の、先行の折り背を前グリッパによって掴むことが公知
である。次いで後グリッパによってそれぞれ余剰折り部
が掴まれ、遠心力作用下で折り丁が開かれる。さらに、
西ドイツ特許第3427555号明細書に基づき、折り丁を折
りフラップ胴から連行体によって受容することが公知で
ある。これらの連行体は、循環する搬送装置に、互いに
所定の間隔を置いて配置されており、集合胴または折り
ナイフ胴から折りフラップ胴への折り製品の引き渡し個
所の後方のほぼ楔状の領域に進入して折り背に下側から
係合する。折り丁を開くための前者の装置の場合、例え
ば、付録を差し込むためにいわゆる余剰折り部が必要と
なる。このような折り部は必然的に紙消費量を高めてし
まうのに対し、後者の公知の装置は、折り丁を再び開く
かもしくは拡開することができるような、循環する複数
の連行体を必要とする。これらの連行体は僅かな時間の
間隔で側方から導入されなければならない。さらに西ド
イツ特許出願公告第1443585号明細書によれば、新聞や
雑誌やカタログ等のような折られた製品を開くために、
突き込み機構を使用することが公知である。このような
突き込み機構は、対応部材と弾性的なフィンガとの間で
プレスされた折り丁内に突き込まれる。しかしながら正
確に予め規定された個所における目標通りの突き込み
は、このような装置によっては実現することはできな
い。 発明の課題 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の折り兼搬送装置
を改良して、折られた枚葉紙または枚葉紙セットの各半
部相互間に挿入体をその都度正確に挿入することがで
き、しかもこの場合、余剰折り部や循環する突き込み舌
片が必要とならないような折り兼搬送装置を提供するこ
とである。 課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の構成では、枚葉
紙または枚葉紙セットの、挿入体が導入可能な側にルー
プが形成されて部分折りが行われるように、折りのため
の機構が、折ろうとする枚葉紙または枚葉紙セットの幅
または長さよりも短く形成されているか、または、枚葉
紙または枚葉紙セットが折り方向にずらされて供給され
るようになっており、部分折りされた枚葉紙または枚葉
紙セットを搬送するための機構が、これらの枚葉紙また
は枚葉紙セットを、ループ領域以外で案内するようにな
っており、枚葉紙または枚葉紙セットを搬送するための
機構の引き渡し領域の側方に、ループ内に制御進入可能
な舌片が配置されていて、枚葉紙または枚葉紙セットが
開かれるようにした。 実施例 以下に本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 第１図に示したように、この実施例においては、折り
兼搬送装置は集合胴１と折りフラップ胴２とを有してい
る。この折りフラップ胴からは折られた枚葉紙または枚
葉紙セット（折り丁）４が、ガイドベルト9,10の貯え兼
搬送機構６にさらに案内されるため領域５で引き渡され
る。このようなガイドベルト9,10は、集合胴１の周速よ
りも低い速度で運転されると有利である。折りフラップ
胴２は折りフラップ３を備えている。これらの折りフラ
ップ内には、折ろうとする枚葉紙４を引き渡すために、
集合胴１の折りナイフ７が従来の形式で突き込まれる。 しかしながら本発明によれば、折り畳みは枚葉紙の全
幅にわたって行われるのではなく、位置３′において一
部の領域にわたってのみ行われる。第２図は第１図の矢
印IIの方向で示した部分的な拡大図である。折りフラッ
プ３は従来の構成とは異なり、折ろうとする枚葉紙に比
べて、有利には折りナイフ７に比べても短く形成されて
いる。これにより、折り動作時には枚葉紙の片側でルー
プ８が形成される。それというのは枚葉紙がこのような
領域では折られない、すなわちシャープには折り曲げら
れないからである。第３図は第２図の矢印IIIの方向で
示す折り動作の側面図である。本発明による折りによ
り、ループ８は折られた枚葉紙４の片側に生ぜしめられ
る。勿論所望の場合には、第２図に示した折りフラップ
３を左側においても適宜に短く形成すると、ループ８を
枚葉紙４の他方の側にも形成することができる。同様
に、本発明による折りは、第２図に短く形成された状態
で示された折りフラップ３が通常の長さもしくは幅を有
していても可能である。この場合、供給された折ろうと
する枚葉紙または枚葉紙セット４は側方にずらされた状
態で折りフラップ３に達するので、これらの枚葉紙また
は枚葉紙セットは片側で折りフラップと所属の折りナイ
フとを超えて突出する。この場合にも突出する部分は折
られないので、片側にループが生じる。 第１図から判るように、折られた枚葉紙４は折り動作
の終了後、公知の形式で領域５において、有利には遅め
の速度で循環するガイドベルト9,10に搬送ローラ11によ
って引き渡される。第４図には、本発明に基づき折られ
た枚葉紙４が両ガイドベルト9,10の間で案内される様子
が拡大されて示されている。この場合、ループ８はガイ
ドベルト9,10の間にはクランプもしくは圧縮されていな
い。これにより、ループ８はガイドベルト9,10から側方
に突出している。つまり本発明において重要なことは、
ループ８を有する完全に一貫しては折られていない枚葉
紙４が、案内時にループ８を圧縮しない状態で引き取ら
れ、もしくはさらに案内されることである。 勿論、本発明による折り形成が折りローラ対によって
行われてもよい。これらの折りローラ相互間で、折ろう
とする枚葉紙または枚葉紙セットが折りナイフによって
突き通される。このような折り装置は、シリンダ折りと
呼ばれ、通常の場合、縦折りを形成するために働く。こ
の場合にも、折りローラ対を適宜に短く形成することに
より、または、折ろうとする枚葉紙または枚葉紙セット
を側方にずらした状態で供給することにより部分的な折
りが行われるので、片側または場合によっては両側にル
ープが生じる。同じことが、やはり使用可能ないわゆる
折り機にも当てはまる。第１図および第４図に示した、
本発明に基づき折られた枚葉紙４を取り出しかつさらに
案内するためのベルトの代わりに、他の搬送手段、例え
ば循環するチェーンまたはベルトにおいて案内されるグ
リッパを使用することも可能である。この場合にも、前
に述べた通り、グリッパもしくは保持手段が、本発明に
基づき折られた枚葉紙をループ領域以外で掴んで案内し
なければならない。 第５図は第１図の矢印方向Ｖで見た図である。この実
施例においては、有利な形式で、制御された舌片13の尖
端部が、ガイドベルト9,10の端部領域でループ８内に進
入している。このような領域では、貯え兼搬送機構６へ
の枚葉紙４の引き渡しが行われる。この貯え兼搬送機構
が、折られた枚葉紙４を収容するための、周期的に循環
する歯付きベルトと搬送用スクリュ（詳しくは説明しな
い）とによって引き出される。詳しく述べるならば、こ
のような機構はジグザグ状に互いに結合された弾性的な
薄板から成っている。これらの薄板相互間には、Ｖ字形
の支持アームが配置されている。これらの支持アーム
は、ジグザグ状またはアコーディオン状の構造の引き出
し時にやはり拡開される。これにより、拡開された状態
で折り丁の収容が可能である。このあとで挿入過程また
は混合過程が行われてよいし、または、コンパクトな形
で貯えられてもよい。このような機構は詳細には、本発
明の西ドイツ国出願と同年に出願の西ドイツ国特許出願
PB3382号明細書に詳細に記載されている。本発明に関連
して重要な点は、本発明により折られた枚葉紙４のルー
プ８が、拡開状態で貯え兼搬送機構６に引き渡されるこ
とである。このために、楔状に形成された舌片13（例え
ば図10〜13参照）が上側および下側のカム板14を介して
制御される。カム板14には、それぞれ１つのカムローラ
15が当て付けられている。これらのカムローラは押しロ
ッド16を介して舌片13の上側または下側の領域に作用す
るので、この舌片はカム板14によって傾動することがで
きる。圧縮ばね17がカムローラ15をカム板14に圧着させ
る。スリーブ18,19はガイドとして役立つ。 第６図〜第13図は、本発明により折られた枚葉紙また
は枚葉紙セット４の、舌片13による開き過程を詳細に示
している。第６図およびその側面図である第10図から判
るように、ガイドベルト9,10によって供給された枚葉紙
４の枚葉紙半部4a,4bに舌片尖端部が進入したあと、こ
の枚葉紙は矢印方向に回転する、両側に配置されたカム
20相互間に案内される。これらのカム20によって、ルー
プ８はプレスされて折られる。第７図および第11図は、
両枚葉紙半部4a,4bの間に舌片13がさらに進入した様子
を示している。カム20はその間、さらに回転させられて
いる。これにより、さらに進入するための空隙が得られ
る。第８図および第12図によれば、舌片13の上側部分は
既に再び枚葉紙領域を出ているのに対し、舌片13の下側
の幅広のもしくは厚い部分が枚葉紙４を開いて、貯え兼
搬送機構６のＶ字形の保持・拡開舌片21,22が引き渡し
時に枚葉紙半部4a,4bの間に進入できるようにする。 第９図および第13図によれば、舌片13の尖端部は既に
新たに次の枚葉紙４に進入するための準備をしている。
これに対して下側の部分はまだ枚葉紙４の領域に残って
いる。 勿論、ループ８が圧縮されない場合、つまり折りが全
幅にわたって完全に行われなければならない場合には、
回転するカム20は省かれる。多くの場合、ループ８の領
域における折りの完全化を割愛することもできる。 第14図〜第17図は、先に説明した舌片13の別の構成お
よび制御形式を示している。この場合、舌片は２つの半
部23,24から成っている。これらの半部は互いに無関係
に、しかしそれ以外の点では第６図〜第13図につき説明
したのと同じ手段によって制御される。舌片の両半部2
3,24の形状は一緒にして見ると、舌片13も有しているよ
うな楔形状に相当する。第14図〜第17図は、時間的な経
過に基づく舌片の各半部の制御形式を示している。これ
らの半部の作用形式は舌片13の制御に相応する。 別の舌片の実施例を第18図〜第22図が示している。こ
のような舌片により、折られた枚葉紙４の開きが可能に
なる。この実施例においては、これらの舌片は周期的に
矢印方向に回転する２つの円板25,26から成っている。
これらの円板は周方向で見てやはり徐々に厚く成ってい
る。つまりこの方法で見てやはり楔状に形成されてい
る。これらの円板の形状は第18図〜第21図および側面か
ら示した第22図から判る。図示したように、これらの円
板は、枚葉紙両半部相互間にもしくはループ８内に良好
に進入するために、尖端部27を有している。枚葉紙両半
部を互いに押し分けるために、これらの円板の徐々に増
大する厚さによって枚葉紙半部4a,4bが互いに押し分け
られるように、これらの円板25,26が回転する。つまり
これらの枚葉紙半部4a,4bの押し分けは、先に舌片13も
しくは舌片の半部23,24に関して説明したのと同じよう
な原理で行われる。舌片もしくは円板25,26に設けられ
た切欠きによって、折りを完全に形成するために、すな
わち規定の周方向位置においてループ８を圧縮するため
に、回転するカム20を作動させることができる。 先に説明した実施例においては、枚葉紙もしくは枚葉
紙セットの両半部を互いに押し分けるために、折られた
枚葉紙または枚葉紙セットの相互間には舌片が導入され
ている。しかしながら本発明の範囲内で、舌片（13,22,
23;25,26）をループ８に導入する代わりに、側方から付
録、例えば枚葉紙または折り製品を導入することができ
る。このような枚葉紙または折り製品の導入は、片側か
ら行うこともできるし、両側にループが形成されている
場合には左右両側から行うこともできる。次に、枚葉紙
または折り丁の形の物品のこのような導入形式について
詳しく説明する。 図23は、部分的に折られた２枚の枚葉紙28,29の周期
的な引き渡しを示している。これらの枚葉紙はそれぞれ
ループ30;31を有している。図示のように、両枚葉紙
は、それぞれ薄板33もしくは薄板34の間に保持されてい
て、枚葉紙29の角隅32が枚葉紙28のループ30内に向くよ
うに位置決めされている。これらの薄板33,34は切欠き3
5,36を有しているので、ループが維持される。さらに、
別の図示していない経過において、枚葉紙29は完全に枚
葉紙28の各半部の間に押しずらされる。このためには、
例えばグリッパが適している。これらのグリッパは枚葉
紙29をその都度上側で掴み、横方向運動により枚葉紙28
内に導入する。このために必要な、このようなグリッパ
の運動は例えば簡単な形式で、適宜に成形されたガイド
レールによって規定することができる。これらの枚葉紙
が貯えらえる場合にはループ30,31が維持されるので、
前記プロセスを何度も繰り返すことができる。 以上の説明より明らかなように、本発明によるループ
8,30;31は、折り製品を後で開くための舌片または他の
セグメントを導入するために役立ち、または、枚葉紙ま
たは折り製品を挿入するためにも役立つ。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明の複数の実施例を示すものであって、第１
図は本発明による折り兼搬送装置の第１実施例の全体
図、第２図、第３図および第４図は第１図による実施例
の各部分拡大図、第５図は第１図の矢印Ｖの方向で見て
突き込み舌片と共に一部を破断して示す拡大平面図、第
６図、第７図、第８図および第９図は第５図に示された
実施例における、開き状態での折り製品の引き渡しを段
階的に示す側面図、第10図、第11図、第12図および第13
図は前記の開き・引き渡しプロセスを示す概略的な端面
図、第14図、第15図、第16図および第17図は第２実施例
による突き込み舌片を引き渡しプロセスの種々異なる時
点において示す図、第18図、第19図、第20図および第21
図は第３実施例による円形に形成された突き込み舌片を
引き渡しプロセスの種々異なる時点において示す図、第
22図は第18図の実施例の側面図、第23図は折られた枚葉
紙の相互的な引き渡し装置を示す図である。 １……集合胴、２……折りフラップ胴、３……折りフラ
ップ、３′……位置、4,28,29……枚葉紙（枚葉紙セッ
ト）、4a,4b……枚葉紙半部、５……領域、６……貯え
兼搬送機構、７……折りナイフ、8,30,31……ループ、
9,10……ガイドベルト、11……搬送ローラ、13……舌
片、14……カム板、15……カムローラ、16……押しロッ
ド、17……圧縮ばね、18,19……スリーブ、20……カ
ム、21,22……保持・拡開舌片、23,24……半部、25,26
……円板、27……尖端部、32……角隅、33,34……薄
板、35,36……切欠き

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 １．折り兼搬送装置であって、枚葉紙または枚葉紙セッ
   トを折るための機構と、該機構に続いて、枚葉紙または
   枚葉紙セットを貯えステーションまたは後続加工ステー
   ションに搬送するための機構とが設けられている形式の
   ものにおいて、 枚葉紙または枚葉紙セット（４）の、挿入体（13）が導
   入可能な側にループ（８）が形成されて部分折りが行わ
   れるように、前記折りのための機構（2,3）が、折ろう
   とする枚葉紙または枚葉紙セット（４）の幅または長さ
   よりも短く形成されているか、または、枚葉紙または枚
   葉紙セットが折り方向にずらされて供給されるようにな
   っており、部分折りされた枚葉紙または枚葉紙セット
   （４）を搬送するための機構（9,10）が、これらの枚葉
   紙または枚葉紙セットを、ループ領域以外で案内するよ
   うになっており、枚葉紙または枚葉紙セット（４）を搬
   送するための機構（9,10）の引き渡し領域の側方に、ル
   ープ（８）内に制御進入可能な舌片（13,23,24,25,26）
   が配置されていて、枚葉紙または枚葉紙セットが開かれ
   るようになっていることを特徴とする、折り兼搬送装
   置。 ２．折りのための機構が折りフラップ胴（２）を有して
   おり、該折りフラップ胴の折りフラップ（３）が、折ろ
   うとする枚葉紙（４）の幅よりも短く形成されて、該枚
   葉紙がループ（８）形成下で部分的にのみ折られるよう
   になっている、特許請求の範囲第１項記載の折り兼搬送
   装置。 ３．折られた枚葉紙（４）が、折りフラップ胴（２）か
   らガイドベルト（9,10）によって引き取られるようにな
   っており、引き取り時にループが側方に突出している、
   特許請求の範囲第２項の折り兼搬送装置。 ４．舌片（13,23,24,25,26）の突き込み領域の後方で、
   ガイドベルト（9,10）の両側に、回転するカム（20）が
   配置されており、該カムが、舌片の突き込み後、枚葉紙
   （４）の更なる搬送時に、折りを完全にするためにルー
   プを圧縮するようになっている、特許請求の範囲第３項
   の折り兼搬送装置。 ５．突き込み尖端部を備えた舌片（13）の上側領域と下
   側領域とが、カム制御された差し込み機構（14,15,16,1
   7,18,19）によってそれぞれ交互に傾動可能であり、先
   ず舌片（13）の上側領域がループ（８）内に制御進入さ
   せられ、次いで、カム（20）によって折りが完全に形成
   されたあと、舌片の別の領域が両半部（4a,4b）の間に
   旋回進入するようになっている、特許請求の範囲第３項
   または第４項記載の折り兼搬送装置。 ６．舌片（23,24）が２つの部分から形成されており、
   各部分がそれぞれの差し込み機構（14,15,16,17,18,1
   9）に結合されており、この場合先ず、舌片の、尖端部
   を備えた上側の部分（23）がループ（８）内に係合し、
   折りが完全に形成されたあと、枚葉紙（４）の両半部
   （4a,4b）の間に、上側部分（23）および下側部分（2
   4）がさらに差し込まれるようになっている、特許請求
   の範囲第３項または第４項記載の折り兼搬送装置。 ７．舌片（25,26）が回転板から成っており、該回転板
   が切欠きを有している、特許請求の範囲第５項記載の折
   り兼搬送装置。 ８．舌片（13,23,24,25,26）が楔状に形成されている、
   特許請求の範囲第５項記載の折り兼搬送装置。 ９．枚葉紙（４）が搬送機構（9,10）から、該搬送機構
   の下方に配置された、ジグザグ状もしくはアコーディオ
   ン状の構造体（６）内に投入されるようになっており、
   該構造体が、押し開かれ、かつ押し合わされるようにな
   っている、特許請求の範囲第１項から第８項までのいず
   れか１項記載の折り兼搬送装置。 １０．折り製品（28）のループ（30）に、側方から、折
   り畳み製品または枚葉紙（29）が差し込まれるようにな
   っている、特許請求の範囲第１項記載の折り兼搬送装
   置。