JPH09504744A - 封筒詰め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 連続封筒詰め装置（１０）は、封筒（１４）の背面（５１）の下側を通る一対の並行送りベルト（５０ａ、５０ｂ）と、その側方に並設され封筒の前面（５４）の上側を通る内側送りベルト（５２）とから成る封筒送り器を具備する。内側送りベルトは下流側で並行送りベルトの面より低い位置に至る。ベルトにより長手方向に送られた封筒は撓曲され、封筒の折り返し片（５３）が部分的に開く。このことにより折り返し片案内（５３）が挿入され、封筒が完全に開く。封筒送り器は封筒を順番に封筒コンベア（１５）に分配する。無端トレイコンベヤ（７２、７４）が封筒コンベヤに並行する。各トレイ（７０）は挿入物の束（１２）を支持し、その束の上にトレイの備える腕（８４ａ、８４ｂ）が載る。，トレイが封筒コンベヤ上の封筒と同調して下流側に移動する間、各トレイは封筒を噛合し、腕が封筒開口部に入る。その後トレイ上の押出し器（７６）が挿入物を封筒に向かって押し出し、その封筒が腕に噛合すると、腕は封筒の側縁に向かって移動し持ち上げられて封筒を開け、挿入物の挿入を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】 封筒詰め装置関連出願についての説明 本発明は１９９２年９月１８日に出願された米国出願Ｎｏ．０７／９４６，９ ０３に記載の発明を一部改良したものである。発明の背景 １．発明の分野 本発明は連続封筒詰め装置に関する。 ２．関連する先行技術の説明 Ｎｏ１１の米国特許４，５２５，９８６は連続封筒詰め装置に関する。封筒が 通路を介して搬送され、一連の挿入物支持トレイが並行する通路を介して搬送さ れる。挿入ステーションにおいて上側コンベヤのばねフィンガが封筒を開位置に 保持し、その間にトレイと関連するフィンガが挿入物を封筒に押入する。発明の開示 本発明により、折り返し片を備える背面と、前記背面と側縁および下縁におい て相接する前面と、前記折り返し片の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対し て使用され、以下のものから成る連続封筒詰め装置において、封筒を連続して第 一通路の下流側に搬送する手段と、封筒の背面を支持し、その間に折り返し片に 近接する封筒の前面がその封筒の背面から離れるようにする手段と、挿入物の束 を支持するトレイと、前記第一通路に合流する前記トレイと、前記挿入物の束を 前記トレイから挿入ステーションにおいて押し出す押出し器とから成る、前記挿 入ステーションにおいて前記第一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物の束 を連続して搬送する手段とを備え、前記トレイに取り付けられた一対の腕と、自 由端を備える前記腕対のうちの各腕と、案内位置の側に可動で、かつ前記トレイ 上の挿入物の束の頂部に各自由端が隣接しさらに前記第一通路に向かって前記腕 対が充分に突出しその結果前記挿入ステーションにおいて前記封筒の前記開口部 に前記各自由端が合流できるようにした前記腕対と、前記案内位置において可動 でその結果前記腕の各自由端同士が互いに離れるようにした前記腕対と、前記腕 対が前記挿入ステーションの前記案内位置において可動でその結果前記腕の各自 由端同士が互いに離れてこれと隣接した封筒の側縁に向かって移動するようにし た手段とから成る、前記挿入ステーションにおいて前記トレイから封筒へ前記挿 入物の束を送るための通路を形成する手段を備える。 別の態様として、折り返し片を備える背面と、前記背面と側縁および下縁にお いて相接する前面と、前記折り返し片の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対 して使用される連続封筒詰め装置であって、前記封筒の背面を支持する一対の並 行送りベルト、及び前記並行送りベルト対の側方に配設され、かつ前記送りベル トの少なくとも下流側の端において前記送りベルトの面より低い位置にある内側 送りベルト、及び前記下流方向に封筒を送りその間前記内側送りベルトが前記封 筒の前面に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲させ前記折り返し片を部分的に開 くようにした前記送りベルトとから成る、封筒の折り返し片を開く手段と、前記 封筒を開く手段から第一通路の下流側に封筒を連続して搬送する手段と、挿入ス テーションにおいて前記第一通路と合流する第二通路の下流側に挿入物の束を連 続して搬送する手段と、前記挿入ステーションにおいて前記トレイから封筒へ挿 入物を送るための通路を形成するための手段とからなる連続封筒詰め装置がある 。 また、本発明は、封筒の折り返し片を部分的に開くために下流方向に移動する 封筒を撓曲させることと、封筒の折り返し片を完全に開くことと、前記封筒を開 く手段から第一通路の下流側に前記封筒を搬送することと、挿入ステーションに おいて前記第一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物の束を搬送することと 、前記挿入ステーションにおいて前記挿入物の束を前記トレイから封筒へ送るた めの通路を形成し、かつそれにより挿入物が前記封筒の中へ送られるようにする 工程から成る連続封筒詰め方法を含む。 さらに別の態様として、本発明は、次のものから成る連続封筒詰め方法におい て、前記封筒を封筒を開く手段から第一通路の下流側に搬送すること、封筒の背 面をその封筒の側縁に近接して支持しその間に折り返し片に近接する封筒の前面 がその封筒の背面から離れるようにすること、挿入ステーションにおいて前記第 一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物の束を搬送し、かつ挿入ステーショ ンにおいて前記挿入物の束をそれを支持するトレイから挿入物の束を押し出すこ と、前記挿入物の束の頂部に一対の腕の自由端が静止するように配置し腕を封筒 の開口部の中へ移動させ、かつ腕の自由端を分離してその結果各自由端を前記封 筒の前記側縁のうちの一方に近接して配置させることにより挿入物が前記封筒の 中へ送られるようにしたことから成る、前記挿入ステーションにおいて前記トレ イから封筒へ前記挿入物の束を送るための通路を形成することとを含む。図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例を開示するものであり、 第１図は本発明による連続封筒詰め装置の斜視図、 第２図は第１図の封筒詰め装置の部分を示す斜視図、 第３図は第２図の部分の断面（左側）図、 第４図は第１図の封筒詰め装置の部分を示す側面図、 第５図は第１図の封筒詰め装置の部分を示す平面図、 第６ａ図と第６ｂ図は第１図の部分の平面図で、第１図の封筒詰め装置の部分 の作用を示し、および 第７ａ図と第７ｂ図は第１図の封筒詰め装置の部分の斜視図で、装置のこの部 分の作用を示す。実施例の説明 第１図について説明する。挿入物の束１２（第１図に幽霊線で示す部分）を連 続して封筒１４に詰める装置１０は、第一通路２０の下流方向１９へ連続移動を 行う無端チェーン１８に取り付けられた支持組立体１６を具備する封筒コンベヤ １５を含む。封筒は通常の形状で、封筒の背面５１（第６ｂ図）は折り返し片５ ３を備え、封筒の前面５４は側縁５６ａ、５６ｂ、下縁５８、および折り返し片 の底辺の開口部６０と相接している。第２図によれば、支持組立体１６は封筒の 下流側の側縁５６ｂを保持するジョー２４ａおよび封筒の上流側の側縁５６ａを 保持する第２ジョーすなわちジョー２４ｂが冠着されたブロック２２を含む。カ ムローラ２５ａ、２５ｂはそれぞれジョー２４ａ、２４ｂに突設されている。封 筒支持棚２６はブロック２２に突設され、ブロック２２の側方に位置している。 支持棚２６はそれぞれ封筒の上流側の側縁を受け止める切欠き３０のあるフィン ガ２８を具備する。上流側案内３２および下流側案内３４もまたブロック２２に 突設されている。第３図の概略を見れば、ばね３６ａ、３６ｂがそれぞれジョー ２４ａ、２４ｂを偏向し、その位置においてジョーがブロック２２に相接して締 めつけられている。 第１図および第２図に戻って説明する。バキュームバー４０は挿入ステーショ ン４２においてブロック２２と支持架台２６の中間点で支持組立体１６上に側方 から架設されている。 第１図および第４図について説明する。ジョーに突設されたカムローラ２５ａ 、２５ｂは噛合して回転するカムホイール４４に係合され、その結果カムホイー ルの周縁は封筒コンベヤ１５の具備する支持組立体と同調して移動する。第１図 のみについて説明すれば、カムホイールは封筒装填ステーション４６に配置され ている。封筒ディスペンサ兼折り返し片オープナー４８もまた装填ステーション に配置されている。封筒ディスペンサ兼折り返し片オープナーは、封筒コンベヤ １５側の下流方向へ下降する並行送りベルト対５０ａ、５０ｂおよび内側送りベ ルト５２を含む。内側送りベルト５２はベルト５０ａ、５０ｂに比べてわずかに 大きな角度で下降するので、内側ベルトの下段部分のほうが外側ベルトの上段部 分よりも、少なくともベルトの下流側の端に近づくほど低い位置に来る（第６ｂ 図参照）。折り返し片案内５３は下流方向１９に送りベルトの下流側の端から伸 長している。 第１図および第５図について説明する。チェーン７４と結合されたレールセッ トコンベヤ７２は封筒コンベヤ１５と平行な位置にあり、封筒コンベヤ１５と噛 合し、その結果レールが下流方向１９に封筒コンベヤと同調して移動する。トレ イ７０はレールセット７２のそれぞれに滑合され通路２０を横切って移動する。 トレイは挿入物の束１２を支持する。挿入物押出し器７６は各トレイのスロット ７８に滑合され通路２０を横切って移動する。各トレイはカムトラック８０（第 ５図）に載るカムピン（図示しない）を具備し、各押出し器７６はカムトラック ８２（第５図）に載るカムピン（図示しない）を具備する。 第７ａ図について説明する。各トレイは軸８６の一方の端においてトレイに枢 着されている腕対８４ａ、８４ｂを具備し、その結果腕はそれぞれ自由端８８ａ 、８８ｂを具備する。第７ａ図に示された位置において、腕は挿入物の束１２の 頂部に静止する。各腕は傾斜楔９０を具備し、各トレイは各傾斜棚に隣接する傾 斜棚９２を具備する。各腕は肘部９４ａ、９４ｂにより分節され、低い側の腕９ ６ａ、９６ｂはばね（図示しない）により偏向し、互いに相手腕側に傾斜する。 トレイは進行側の縁７１を具備するが、押出し器７６が切込み９８を具備するこ とが了解されよう。挿入物押出し器の切込み９８は、トレイ上の挿入物の束の後 方側の縁に対する上限となり、これが助けとなって挿入物はトレイ上に保持され る。 装置の作動について説明する。封筒１４は封筒ディスペンサ兼折り返し片オー プナー４８の具備する送りベルト５０ａ、５０ｂ、５２により送られる。第６ａ 図と第６ｂ図により、封筒は長手方向に下段のベルト５０ａ、５０ｂと上段のベ ルト５２の間を、かつその背面がベルト５０ａ、５０ｂに沿って送られることが 了解されよう。しかしながら、封筒が下流へ進む間にベルト５２はベルト５０ａ 、５０ｂに比べてわずかに大きな角度で下降するので、封筒はベルトに挟まれて わずかに撓曲する。このことにより、第６図に示すように、封筒の折り返し片５ ３が部分的に開く。 第１図に戻って説明する。折り返し片案内５３はベルトの下流側の縁に配置さ れ、その結果部分的に開いた封筒の折り返し片と封筒の残りの部分との間に置か れる。 コンベヤ１５は下流方向１９に送りベルトと同調して移動するように設定され ている。第１図から第４図までを通して見れば、カムホイール４４がジョー２４ ａの具備するカムローラ２５ａを釈放する直前に、ブロック２２とそのブロック の具備するジョー２４ａの下側にある支持組立体の側方に隣接する封筒棚２６の 上に、送りベルトが封筒の下流側の縁５６ｂを載せて、封筒を分配する。したが って、ジョー２４ａは釈放されるとき封筒の下縁５８に向かって封筒の下流側の 側縁５６ｂを保持する。ジョー２４ａにより保持された封筒は通路２０の下流方 向に支持架台とともに移動する。カムホイール４４は、開放状態のジョー２４ｂ の下方にある次の上流方向の支持組立体１６の具備するブロック２２の上に封筒 の上流側の側縁５６ａを載置させる時点で、この支持組立体の具備するジョー２ ４ｂを釈放するために４分の１回転するように寸度が決められている。それゆえ このジョー２４ｂは封筒の下縁５８に向かって封筒の上流側を保持する。作動の 結果は第２図に封筒１４を幽霊線として示す。隣接する支持組立体の棚２６は、 折り返し片５３に近接する封筒の背面を支持し、その間に封筒の前面がその背面 から離れるようにする。封筒がジョー２４ａ、２４ｂおよび棚２６以外によって は支持されないことが了解されるであろう。 支持組立体の案内板３２は、開放状態のジョー２４ａに封筒が分配される間、 封筒の下流側の側縁に対する案内面として作動する。案内板３４は、上流側の支 持組立体１６の具備するブロック２２上に封筒の上流側の側縁５６ａが落下する 間、封筒の上流側の側縁が適切な位置に確実に来るように補助する。棚２６から 懸吊するフィンガ２８の切欠きもまた封筒の位置合わせを補助する。 封筒が送りベルト５０ａ、５０ｂおよび５２から下流方向に移動する間、折り 返し片案内５３は、縦軸方向に１８０度向きを変え、封筒の折り返し片を完全に 開くように作動する。 第１図および第５図について説明する。挿入物の束１２の入ったトレイ７０が レール７２に支えられて位置１００から下流方向に位置１０２まで移動する間、 トレイのカムピン（図示しない）がカムトラック８０に噛合し、トレイを通路２ ０の方向に移動させる。この間、トレイの進行側の縁７１は、レール７２と同調 して下流方向に移動中である封筒の折り返し片を越えて移動する。トレイが位置 １０４に向かって移動する間、トレイに並行する封筒は、折り返し片５３に隣接 する封筒の背面からその封筒の前面５４を引き寄せるように作動するバキューム バー３２の下をくぐって移動する。これと同時に、トレイは移動しうる最も前方 の位置１０４まで進み、その位置においてトレイの前縁および腕の自由端８８ａ 、８８ｂが封筒の開口部６０を介して封筒の前面と背面の間に移動する。いった んこの移動が起こるとバキュームバー３２はもはや不要となるため、封筒が位置 １０４から位置１０６まで移動する間にバキュームバーを通過することが了解さ れるであろう。トレイが位置１０４を通過するとき、挿入物押出し器のカムピン （図示しない）がカムトラック８２に噛合し、その結果押出し器７６はトレイ上 の挿入物の束を封筒に向かって押し出しながら通路２０に向かって移動する。第 ７ｂ図に示すように、押出し器が前方に移動するとき、腕８４ａ、８４ｂの下側 の腕９６ａ、９６ｂに抗して作動し、これにより（互いに相手腕側に傾斜してい た）下側の腕が互いに離れるようにする。下側の腕が互いに離れると、次に下側 の腕の具備する楔９０が棚９２まで傾斜し、その結果腕の前縁が起こされる。こ れにより封筒の前面がその封筒の背面からさらに離れるように移動し、封筒がさ らに開く。押出し器が第７ｂ図に示したこれの移動しうる最も前方の位置１０４ まで移動したとき、挿入物が封筒の中に完全に押入される。第７ｂ図に示したト レイおよび押出し器の位置は第１図に示した位置１０４と１０６の中間点にある 。トレイと腕の間に挿入物の束が挟まれているので、腕が封筒の前面の下側に位 置することにより、挿入物の束を封筒に送る通路が形成されることが明白になる であろう。 位置１０６においてトレイの回収が開始される。位置１０８までトレイが移動 したとき、トレイは完全に回収され、押出し器が格納される過程に入る。位置１ １０に至るまでに、押出し器は完全に格納される。 前述の説明から、（各トレイを封筒に向かって移動させる）往復運動溝８０と （各トレイの具備する挿入物押出し器を封筒に向かって移動させる）往復運動溝 ８２が協働して、挿入物が搬送される第一通路に合流する第二通路へ挿入物の各 束を移動させるということが明白になるであろう。封筒の下縁に近接してジョー が封筒を保持することにより、バキュームバーおよび腕が封筒を開けるとき、ジ ョーが封筒を引き裂くことのないようにしている。 続いて、挿入物が入った封筒は下流方向に移動し、さらに次の過程に移る。ト レイは無端コンベヤ上にあり、トレイが帰還する間に、腕対８６ａ、８６ｂは関 連していたトレイからカムにより移動して離れ、トレイ上に新たな挿入物の束が 分配されるようにする。その後、各腕対はカムにより移動して新たな挿入物の束 の上に載り、その結果腕は再び束を案内する位置にあることになり、挿入物が載 ったトレイには再び挿入物の束を分配する準備が整ったことになる。 変更態様は当業者にとって明白であろう。したがって、本発明はクレームによ って特定される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年６月１３日 【補正内容】 条約第３４条に基づく補正の内容 〔明細書〕 英文明細書の第１頁乃至第３頁（翻訳文の第１頁第１行目乃至第３頁第１２行 目）を差し替えて補正しています。 〔請求の範囲〕 請求の範囲を全て補正し（１）乃至（１４）に補正しています。 明細書 封筒詰め装置関連出願についての説明 本発明は１９９２年９月１８日に出願された米国出願Ｎｏ．０７／９４６，９ ０３に記載の発明を一部改良したものである。発明の背景 １．発明の分野 本発明は連続封筒詰め装置に関する。 ２．関連する先行技術の説明 Ｎｏ１１の米国特許４，５２５，９８６は連続封筒詰め装置に関する。封筒が 通路を介して搬送され、一連の挿入物支持トレイが並行する通路を介して搬送さ れる。挿入ステーションにおいて上側コンベヤのばねフィンガが封筒を開位置に 保持し、その間にトレイと関連するフィンガが挿入物を封筒に押入する。 欧州特許ＥＰ−Ａ−３９２ ８６７ は、封筒の折り返し片を開く回転フィン ガを越えて挿入ステーションまで封筒を搬送する回転バキュームドラムと、挿入 ステーションにおいて封筒の中に封筒を押入する押出し器とを具備する封筒詰め 装置に関する。挿入物の挿入に先立ち挿入物を送る通路を用意するために、挿入 ステーションに取り付けられた２個のフィンガが回転し、その結果フィンガの自 由端が互いに離れ、封筒の中に移動する。 Ｈａａｓに与えられた米国特許４，７９８，０４０は、封筒の中に入り挿入物 の束に重なる自由端を備えるフィンガを具備する封筒詰め装置に関する。 Ｓｅｔｔｅに与えられた米国特許３，９３５，８００は、前進する封筒により 初期においては反った状態になっているバーから成る、封筒の折り返し片の分離 器を開示している。バーは反った後にバーにかかる釣り合いおもりにより静止位 置に戻り、この間バーが封筒の背を折り、これにより折り返し片を部分的に開く 。発明の開示 本発明により、折り返し片を備える背面と、前記背面と側縁および下縁におい て相接する前面と、前記折り返し片の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対し て使用され、以下のものから成る連続封筒詰め装置において、封筒を連続して第 一通路の下流側に搬送する手段、封筒の背面を支持しその間に折り返し片に近接 する封筒の前面がその封筒の背面から離れるようにする手段、挿入物の束を支持 する挿入物支持体と、前記挿入物の束を前記挿入物支持体から前記挿入ステーシ ョンにおいて押し出す押出し器とから成る、前記挿入ステーションにおいて前記 第一通路に合流する第二通路の下流側に１個以上の挿入物の束を連続して搬送す る手段、一対の腕と、自由端をもつ前記腕対のうちの各腕と、案内位置の側に可 動であり、かつその位置、すなわち前記挿入ステーションにおいて、前記第一通 路に向かい充分に突出し前記封筒の前記開口部に前記各自由端が合流する前記腕 対から成る、前記挿入物の束を前記挿入物支持体から封筒へ前記挿入ステーショ ンにおいて送るための通路を形成する手段とを備え、さらにこの装置は、前記挿 入物支持体に配設され互いに相手側に傾斜するように偏向している前記腕と、前 記腕の間を進むように配設されその結果前記腕の各自由端同士が互いに離れてこ れと隣接した封筒の側縁に向かって移動するようにした押出し器とを備える。 別の態様として、折り返し片を備える背面と、前記背面と側縁および下縁にお いて相接する前面と、前記折り返し片の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対 して使用される連続封筒詰め装置が提供される。この装置は、封筒を開く手段か ら第一通路の下流側に前記封筒を連続して搬送する手段と、挿入物支持体を含む 第二通路の下流側に１個以上の挿入物の束を連続して搬送し、かつ前記第一通路 と前記第二通路が挿入ステーションにおいて合流するようにした手段と、前記挿 入ステーションにおいて前記挿入物支持体から封筒へ前記挿入物の束を送る通路 を形成する手段とから成り、前記封筒の背面を支持する一対の並行送りベルトと 、前記並行送りベルト対の側方に配設され、かつ前記並行送りベルト対の少なく とも下流側の端において前記並行送りベルト対の面より低い位置にある内側送り ベルトと、前記下流方向に封筒を送りその間前記内側送りベルトが前記封筒の前 面に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲させ前記折り返し片を部分的に開くよう にした前記送りベルトと、前記下流方向に封筒を送りその間前記内側送りベルト が前記封筒の前面に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲させ前記折り返し片を部 分的に開くようにした前記送りベルトとから成る、封筒の折り返し片を開く手段 を含む。 さらに別の態様として、本発明は、折り返し片を具備する型の封筒を第一通路 の下流側に連続して搬送し、かつ前記封筒の折り返し片を開くことと、１個以上 の挿入物の束を第二通路の下流側に搬送することと、前記第一通路と前記第二通 路が挿入ステーションにおいて合流することと、前記挿入物の束を挿入物支持体 から封筒へ前記挿入ステーションにおいて送る通路を形成し、かつそれにより挿 入物が前記封筒の中に送られるようにする工程から成り、（ｉ）搬送された前記 封筒を撓曲させ、かつ曲がり目が前記封筒の全長にわたるように前記封筒の下流 側の端から始めて長手方向に徐々に撓曲させこの封筒の折り返し片が部分的に開 くようにすることと、（ii）この封筒の折り返し片を完全に開くこととから成る 前記封筒の折り返し片を開く工程から成る方法にある。図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例を開示するものであり、 第１図は本発明による連続封筒詰め装置の斜視図、 第２図は第１図の封筒詰め装置の部分を示す斜視図、 請求の範囲 １．封筒（１４）を連続して第一通路（２０）の下流側に搬送する手段（１５） と、 封筒の背面（５１）を支持しその間に折り返し片（５３）に近接する封筒の前 面（５４）がその背面から離れるようにする手段（１６）と、 １個以上の挿入物の束（１２）を第二通路の下流側へ連続して搬送し、前記第 一通路（２０）と前記第二通路とが挿入ステーションにおいて合流するようにし 、挿入物の束（１２）を支持する挿入物支持体（７０）と、前記挿入ステーショ ンにおいて前記挿入物支持体（７０）から前記挿入物の束（１２）を押し出す押 出し器（７６）とから成る、前記挿入ステーションにおいて前記第一通路に合流 する第二通路の下流側に挿入物の束を連続して搬送する手段（７０、７２、７４ ）と、 一対の腕（８４ａ）８４ｂ）と、自由端（８８ａ、８８ｂ）をもつ前記腕対の うちの各腕と、案内位置の側に可動で、かつその位置、すなわち前記挿入ステー ションにおいて、前記第一通路に向かい充分に突出しその結果前記挿入ステーシ ョンにおいて封筒（１４）の前記開口部（６０）に前記各自由端が合流できるよ うにした前記腕対とから成る、前記挿入ステーションにおいて前記挿入物支持体 （７０）から前記封筒（１４）へ前記挿入物の束（１２）を送るための通路を形 成する手段（８４ａ、８４ｂ）とから成り、 前記挿入物支持体（７０）に配設され互いに相手側に傾斜するように偏向して いる前記腕（８４ａ）８４ｂ）と、 前記腕（８４ａ、８４ｂ）の間を進むように配設されその結果前記腕の各自由 端（８８ａ）８８ｂ）同士が互いに離れてこれと隣接した封筒（１４）の側縁（ ５６ａ、５６ｂ）に向かって移動するようにした押出し器（７６）とから成る、 折り返し片（５３）を備える背面（５１）と、前記背面と側縁（５６ａ、５６ ｂ）および下縁（５８）において相接する前面（５４）と、前記折り返し片の底 辺に開口部（６０）とを具備する型の封筒（１４）に対して使用される連続封筒 詰め装置。 ２．封筒へ挿入物の束を送るための通路を形成する前記手段（８４ａ、８４ｂ） が、前記挿入ステーションにおいて前記腕の自由端（８８ａ、８８ｂ）を前記腕 の自由端が前記開口部（６０）の内側にあるときに起こす手段（９０、９２）か ら成る、クレーム１記載の封筒詰め装置。 ３．前記腕の自由端を起こす前記手段（９０、９２）が、前記自由端（８８ａ、 ８８ｂ）が互いに離れるとき前記挿入物支持体（７０）の傾斜面（９２）に上向 きに載る各自由端（８８ａ、８８ｂ）のそれぞれに近接して配設された楔（９０ ）から成る、クレーム２記載の封筒詰め装置。 ４．前記封筒（１４）の背面（５１）を支持する一対（５０ａ、５０ｂ）の並行 送りベルトと、前記並行送りベルト対の側方に並設され、かつ前記送りベルトの 少なくとも下流側の端において前記送りベルト対の面より低い位置にある内側送 りベルト（５２）と、前記下流方向に封筒（１４）を送りその間前記内側送りベ ルト（５２）が前記封筒の前面（５４）に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲さ せ前記折り返し片（５３）を部分的に開くようにした前記送りベルト（５０ａ、 ５０ｂ、５２）とから成る封筒の折り返し片を開く手段を前記封筒の上流側に搬 送するための手段（５０ａ、５０ｂ、５２、５３）を含む、クレーム１記載の封 筒詰め装置。 ５．前記封筒の折り返し片を開く前記手段（５０ａ、５０ｂ、５２、５３）が、 前記送りベルトの下流側の端から延伸し、かつ前記封筒の前記折り返し片と前記 前面の間に伸長し前記折り返し片が部分的に開いているときそれを完全に開くよ うにした折り返し片案内（５３）を含む、クレーム４記載の封筒詰め装置。 ６．前記挿入ステーションにおいて封筒の前面を封筒の開口部に近接した箇所で 封筒の背面から離れるように移動させる手段（３２）がバキュームバー（３２） から成る、クレーム５記載の封筒詰め装置。 ７．前記腕（８４ａ、８４ｂ）が前記挿入物支持体（７０）に枢着され回動して 前記腕の前記自由端（８８ａ、８８ｂ）を前記挿入物支持体に向かって移動させ さらに前記挿入物支持体から離れていくように移動させ、その結果前記腕が挿入 物支持体（７０）上の挿入物の束（１２）の頂部に静止する位置まて回動するよ うにした、クレーム３記載の封筒詰め装置。 ８．前記封筒支持手段（１６）が２個の棚（２６）から成り、その棚の一方が前 記折り返し片（５３）に近接した封筒の各側縁において封筒（１４）の背面（５ １）の下側に位置し、かつ前記搬送手段（１５）が一対の封筒グリッパ（２４ａ 、２４ｂ）から成り、棚のもう一方が前記封筒の下縁に近接した前記封筒の各側 縁を保持するようにした、クレーム７記載の封筒詰め装置。 ９．前記グリッパ（２４ａ）２４ｂ）が保持位置においてばね（３６ａ、３６ｂ ）により偏向し、かつこのグリッパ対の具備するカムピン（２５ａ、２５ｂ）が その位置に固設され、さらに前記搬送手段（１５）が前記グリッパを支持する無 端コンベヤ（１８）から成り、さらに前記連続封筒詰め装置が、所定のグリッパ の具備するカムピン（２５ａ、２５ｂ）に抗して作動することにより所定のグリ ッパをカムにより封筒装填部位の上流側にある開位置へ移動させ、かつ前記の封 筒装填部位の閉位置へ所定のグリッパを帰還させるカムホイール（４４）から成 る、クレーム８記載の封筒詰め装置。 １０．折り返し片（５３）を備える背面（５１）と、前記背面と側縁（５６ａ、 ５６ｂ）および下縁（５８）において相接する前面（５４）と、前記折り返し片 の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対して使用され、 封筒の折り返し片を開く手段（５０ａ、５０ｂ、５２、５３）から第一通路（ ２０）の下流側に前記封筒（１４）を連続して搬送する手段（１５）と、 挿入物支持体（７０）を含む第二通路の下流側に１個以上の挿入物の束（１２ ）を連続して搬送し、かつ前記第一通路と前記第二通路が挿入ステーションにお いて合流するようにした手段（７０、７２、７４）と、 前記挿入ステーションにおいて前記挿入物支持体（７０）から封筒（１４）へ 前記挿入物の束を送る通路を形成する手段とから成り、 前記封筒の背面（５１）を支持する一対（５０ａ、５０ｂ）の並行送りベルト と、前記並行送りベルト対（５０ａ、５０ｂ）の側方に並設され、かつ前記並行 送りベルト対（５０ａ、５０ｂ）の少なくとも下流側の端において前記並行送り ベルト対の面より低い位置にある内側送りベルト（５２）と、前記下流方向に封 筒（１４）を送りその間前記内側送りベルト（５２）が前記封筒の前面（５４） に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲させ前記折り返し片を部分的に開くように した前記送りベルト（５０ａ、５０ｂ、５２）とから成る、封筒の折り返し片を 開く手段（５０ａ、５０ｂ、５２、５３）を備えた、連続封筒詰め装置。 １１．折り返し片（５３）を具備する型の封筒（１４）を第一通路（２０）の下 流側に連続して搬送することと、 前記封筒の折り返し片（５３）を開くことと、 第二通路の下流側に１個以上の挿入物の束（１２）を搬送することと、 挿入ステーションにおいて前記第一通路（２０）と前記第二通路を合流させる ことと、 前記挿入ステーションにおいて前記挿入物の束（１２）を挿入物支持体（７０ ）から封筒（１４）へ送るための通路を形成し、かつそれにより挿入物が前記封 筒（１４）の中へ送られるようにする工程から成り、 （ｉ）搬送された前記封筒（１４）を撓曲させ、かつ曲かり目が前記封筒の全長 にわたるように前記封筒の下流側の端から始めて長手方向に徐々に撓曲させこの 封筒の折り返し片（５３）が部分的に開くようにすることと、 （ii）この封筒の折り返し片（５３）を完全に開くこととから成る、 前記封筒の折り返し片（５３）を開く工程から成る連続封筒詰め方法。 １２．前記封筒の折り返し片（５３）を開いたあと、その封筒の背面（５１）を その封筒の側縁（５６ａ、５６ｂ）に近接して支持し、その間に折り返し片（５ ３）に近接する封筒の前面（５４）がその封筒の背面（５１）から離れるように する工程を含む、クレーム１１記載の方法。 １３．前記第一通路（２０）と前記第二通路を合流させる工程が、前記挿入物の 束（１２）を前記挿入物支持体（７０）から押し出すことを含む、クレーム１２ 記載の方法。 １４．前記挿入物の束（１２）を前記挿入物支持体（７０）から前記封筒（１４ ）へ送るための通路を形成する段階が、一対の腕（８４ａ、８４ｂ）の自由端（ ８８ａ、８８ｂ）が前記挿入物の束（１２）の頂部に近接して静止する関係をも つように配置することと、腕を前記封筒の開口部（６０）の中へ移動させること と、腕の自由端を分離して前記封筒の前記側縁（５６ａ、５６ｂ）のうちの一方 に各自由端が近接して配置されるようにすることを含む、クレーム１３記載の方 法。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．折り返し片を備える背面と、この背面の側面及び下縁で連続する前面と、前 記折り返し片の底辺に開口部とを備えるタイプの封筒用の連続封筒詰め装置であ って、 封筒を連続して第一通路の下流側へ搬送する手段と、 封筒の背面を支持すると共に折り返し片に近接する封筒の前面を前記背面から 離れるようにする手段と、 挿入物の束を支持して前記第一通路に合流するトレイ、及びこのトレイから前 記挿入物の束を挿入ステーションで押し出す押出器からなり、この挿入ステーシ ョンで前記第一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物の束を連続して搬送す る手段と、 前記挿入ステーションで前記トレイから封筒の前記挿入物の束を送るための通 路を形成する手段とからなり、 この通路を形成する手段が、 前記トレイに取り付けられてそれぞれ自由端を備え、このトレイ上の挿入物の 束の頂部に各自由端が隣接する案内装置に向かって可動で、前記第一通路に向か って充分に突出して前記挿入ステーションで前記封筒の開口部に前記各自由端が 合流できるようにし、かつ前記案内位置で可動で各自由端同士が互いに離れるよ うにした一対の腕と、 この腕対の前記自由端が互いに離れて前記封筒の両側縁に近接するように、前 記腕対を前記挿入ステーションの案内位置で可動にする手段とを具備してなる、 連続封筒詰め装置。 ２．前記腕を互いに相手腕の側に傾斜するように偏向させ、この偏向させた位置 で、前記腕対の自由端を互いに離れるように移動させる手段が前記腕の間に前記 挿入ステーションで封筒を押し出す前記押出し器を含むようにした、クレーム１ 記載の封筒詰め装置。 ３．封筒へ挿入物の束を送るための通路を形成する前記手段が、前記開口部の内 側に前記腕の自由端があるとき前記挿入ステーションにおいて前記腕の自由端を 起こす手段から成る、クレーム２記載の封筒詰め装置。 ４．前記腕の自由端を起こす前記手段が、前記自由端が互いに離れるとき前記ト レイの傾斜面に上向きに載る各自由縁のそれぞれに近接して配設された楔から成 る、クレーム３記載の封筒詰め装置。 ５．前記封筒の背面を支持する一対の並行送りベルトと、前記並行送りベルト対 の側方に並設され、かつ前記送りベルトの少なくとも下流側の端において前記送 りベルトの面より低い位置にある内側送りベルトと、前記下流方向に封筒を送り その間前記内側送りベルトが前記封筒の前面に抗して作動し前記封筒を徐々に撓 曲させ前記折り返し片を部分的に開くようにした前記送りベルトとから成る封筒 の折り返し片を開く手段を前記封筒の上流側に搬送するための手段を含む、クレ ーム１記載の封筒詰め装置。 ６．前記封筒の折り返し片を開く前記手段が、前記送りベルトの下流側の端から 延伸し、かつ前記封筒の前記折り返し片と前記前面の間に伸長し前記折り返し片 が部分的に開いているときそれを完全に開くようにした折り返し片案内を含む、 クレーム５記載の封筒詰め装置。 ７．前記挿入ステーションにおいて封筒の前面を封筒の開口部に近接した箇所で 封筒の背面から離れるように移動させる手段を含む、クレーム１記載の封筒詰め 装置。 ８．前記腕が前記トレイに枢着され回動して前記腕の前記自由端を前記トレイに 向かって移動させさらに前記トレイから離れていくように移動させ、その結果前 記案内位置において、前記腕がトレイ上の挿入物の束の頂部に静止するようにし た、クレーム４記載の封筒詰め装置。 ９．前記支持手段が２個の棚から成り、その棚の一方が前記折り返し片に近接し た封筒の各側縁において封筒の背面の下側に位置し、かつ前記搬送手段が一対の 封筒グリッパから成り、棚のもう一方が封筒の下縁に近接した前記封筒の各側縁 を保持するようにした、クレーム８記載の封筒詰め装置。 １０．前記グリッパ対が保持位置においてばねにより偏向し、かつこのグリッパ 対の具備するカムピンがその位置に固設され、さらに前記搬送手段が前記グリッ パを支持する無端コンベヤから成り、さらに前記連続封筒詰め装置が、所定のグ リッパの具備するカムピンに抗して作動することにより所定のグリッパをカムに より封筒装填ステーションの上流側にある開位置へ移動させ、かつ前記の封筒装 填ステーションの閉位置へ所定のグリッパを帰還させるカムホイールから成る、 クレーム９記載の封筒詰め装置。 １１．封筒の前記前面を移動させる前記手段がバキュームバーである、クレーム ７記載の封筒詰め装置。 １２．折り返し片を備える背面と、前記背面と側縁および下縁において相接する 前面と、前記折り返し片の底辺に開口部とを具備する型の封筒に対して使用され る連続封筒詰め装置において、 前記封筒の背面を支持する一対の並行送りベルトと、前記並行送りベルト対の 側方に並設され、かつ前記送りベルトの少なくとも下流側の端において前記送り ベルトの面より低い位置にある内側送りベルトと、前記下流方向に封筒を送りそ の間前記内側送りベルトが前記封筒の前面に抗して作動し前記封筒を徐々に撓曲 させ前記折り返し片を部分的に開くようにした前記送りベルトとから成る、封筒 の折り返し片を開く手段と、 前記封筒を開く手段から第一通路の下流側に前記封筒を連続して搬送する手段 と、 挿入ステーションにおいて前記第一通路と合流する第二通路の下流側に挿入物 の束を連続して搬送する手段と、 前記挿入ステーションにおいて前記トレイから封筒へ前記挿入物を送るための 通路を形成する手段から成る連続封筒詰め装置。 １３．封筒の折り返し片を部分的に開くために下流方向に移動する封筒を撓曲さ せることと、 封筒の折り返し片を完全に開くことと、 前記封筒を開く手段から第一通路の下流側に前記封筒を搬送することと、 挿入ステーションにおいて前記第一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物 の束を搬送することと、 前記挿入ステーションにおいて前記挿入物の束を前記トレイから封筒へ送るた めの通路を形成し、かつそれにより挿入物が前記封筒の中へ送られるようにする 工程から成る連続封筒詰め方法。 １４．封筒の背面をその封筒の側縁に近接して支持し、その間に折り返し片に近 接する封筒の前面がその封筒の背面から離れるようにする工程を含む、クレーム １３記載の方法。 １５．前記第一通路に合流する通路により挿入物の束を搬送する工程が、前記挿 入物の束を支持するトレイから前記挿入物の束を押し出すことを含む、クレーム １４記載の方法。 １６．前記挿入物の束を送るための通路を形成する工程が、一対の腕の自由端が 前記挿入物の束の頂部に静止するように配置することと、前記挿入ステーション において前記トレイから封筒へ前記挿入物の束を送るための通路を形成すること と、腕を封筒の開口部の中へ移動させることと、腕の自由端を分離して前記封筒 の前記側縁のうちの一方に各自由端が近接して配置されるようにすることを含む 、クレーム１５記載の方法。 １７．封筒を開く手段から第一通路の下流側に前記封筒を搬送することと、 封筒の背面をその封筒の側縁に近接して支持し、その間に折り返し片に近接す る封筒の前面がその封筒の背面から離れるようにすることと、 挿入ステーションにおいて前記第一通路に合流する第二通路の下流側に挿入物 の束を搬送し、かつ挿入ステーションにおいて前記挿入物の束をそれを支持する トレイから挿入物の束を押し出すことと、 前記挿入物の束の頂部に一対の腕の自由端が静止するように配置し腕を封筒の 開口部の中へ移動させ、かつ腕の自由端を分離してその結果各自由端が前記封筒 の前記側縁のうちの一方に近接して配置されることにより挿入物が前記封筒の中 へ送られるようにすることから成る、前記挿入ステーションにおいて前記トレイ から封筒へ前記挿入物の束を送るための通路を形成する工程から成る連続封筒詰 め方法。