JP4673126B2 - 封入物挿入補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、封筒に封入物を挿入するとき、挿入の容易さを確保する封入物挿入補助具に関するものである。
封筒に挿入する封入物のボリュームが大きいと、封入物すべてを同時には入れ難い。特に、封筒が大形で、封入物のサイズや厚みが異なったものが多数あるとき、これを同時に入れるには非常に難渋する。ダイレクトメールの作成等で、この挿入作業を連続してしなければならないときには、効率が低下するとともに、疲労もたまる。この挿入に際してもっとも大きな問題は、封筒の口を開くことであり、下記特許文献1には、可動シュートと呼ばれる口開き具を封筒に挿入し、ソレノイドで引き上げて口を開かせるものが示されている。
しかし、これは自動封緘機と称されるもので、封筒の引上げや内容物の移送及び可動シュートの引上げや封筒内への空気の吹込みを自動で行うものである。したがって、当然に動力を要して装置も大掛かりなものになる。一方で、封筒や封入物が変わると、その都度、段取り替えをしなければならないし、サイズ等によっては対応できないこともある。特に、封入物は、上下のローラで挟んで送るため、サイズ、厚みが揃っていないと、送りミスが生ずることもある。
特開平03−009897号公報
本発明は、人手によって封筒に封入物を挿入する際に使用して便利な器具であり、これを使用することによって封入物を封筒に容易に挿入できるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、先端に、基礎面より僅かに浮いていて基礎面上を接近して来る封筒の中に挿入可能な舌部が形成されて封筒に挿入される封入物を載せることができる挿入台と、先端が舌部の先端かやや後方に設定されて挿入台上に回動可能に設けられ、舌部が封筒内に挿入するときにその先端の挿入部分が挿入され、上面が後方ほど漸高に形成された板状の挿入ガイドとからなる封入物挿入補助具を提供したものである。
以上の挿入補助具において、本発明は、請求項2に記載した、挿入台が後ろ上りに形成されている手段、請求項3に記載した、挿入ガイドがスプリングによって舌部の中央側に弾性付勢されており、かつ、中央辺りでストッパによって回動が規制されている手段、請求項3に記載した、挿入ガイドの頂部に舌部の中央側に突出する庇が設けられている手段を提供する。
請求項1の手段によると、基礎面上に置いた封筒を挿入台に接近させると、封筒の中に挿入台の舌部が挿入される。同時に、封筒の中には舌部に載っている挿入ガイドの先端も挿入される。この状態で封入物を挿入台上で挿入ガイド側に押しやると、挿入ガイドは封筒に挿入されたままで端側に寄せられ、引き続き封入物を封筒側に押すことで、封入物は、挿入ガイドをガイドとしてスムーズに封筒内に挿入される。したがって、封入が速やかで疲労も少ない。
そして、請求項2の手段によると、封入物の封筒への押込みが容易であるし、請求項3の手段によると、挿入ガイドの所定位置への回動が確実で容易になるし、請求項4の手段によると、封入物が所定より背の高いものであっても容易に封入できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2は封筒挿入補助具(以下、補助具)の使用状態を示す平面図、図3は同じく側面図、図4は図3のAーA断面図、図5は図4のBーB断面図であるが、この補助具は、封入物1を載せて滑らす封入台2と、挿入台2上に回動可能に設けられて封筒3を開いた状態に保持する挿入ガイド4とからなる。
挿入台2は、一般には、後ろ上りの傾斜板であって基礎面5の上に置かれる。したがって、その裏面には、前脚6aと後脚6bとが設けられており、このうち、後脚6bは上下調節が可能になっ傾斜角度が変えられるようになっている。挿入台2の先端には、前端が円形をして途中から漸拡する舌部7が形成されている。この舌部7は、封筒3内に挿入されるものであって、その幅は、使用される封筒3の開口部の大きさに合わせて(挿入可能にして)ある。なお、舌部7は、基礎面から僅かに浮かせて設けてある。
挿入ガイド4は、挿入台2上に回動可能に設けられるのであるが、その構成は、挿入台2に支軸8を起立させ、この支軸8廻りに回動できるようになっている。この場合の挿入ガイド4は、可撓性のある薄い樹脂板等で構成され、先端の位置が舌部7の先端と同じかやや後ろになる程度に設定されている。挿入ガイド4の上面は、先端から始まって後方に行くほど漸高している。挿入ガイド4の回動範囲は、封筒3の真ん中辺りからその向う端までであり、手前側への回動は、上記した位置になるようにストップピン(ストッパ)9で止められるようになっている。また、挿入ガイド4は、スプリング10で手前側に回動するように弾性付勢されている。
以上の構成において、舌部7へ封筒3を挿入するには、封筒3を基礎面5上を滑らせて舌部7に接近させる。ところで、封筒3は、糊代3aaが付いた表紙3aと裏紙3bとからなるが、この滑らせは、表紙3aを下にして行うのが適する。そこで、接近して来た封筒3は、その表紙3aが基礎面5上の隙間を通って更に前進し、舌部7は封筒3内に挿入される。同時に、挿入ガイド4の先端部分(挿入部分4a)も封筒3内に挿入される。このとき、舌部7の先端が円形になっていることで、少々の幅方向のずれを吸収できて確実に挿入さる。また、挿入ガイド4の挿入部分4aも、その先端は、舌部7の上に載って舌部7の先端と同じかやや後方にあってその高さは零であるから、これも確実に挿入されることになる。
舌部7と挿入ガイド4の挿入部分4aを挿入した封筒3は、挿入ガイド4の上面が後方ほど漸高になっていることによってある深さでその移動が停止される。なお、これを確実にするため、挿入台2の前脚6aをストッパの代わりとしてもよい。以上の状態になった後、封入物1(挿入台2上で予めまとめてある)を挿入ガイド4側に向けて押すと、封入物1は、挿入ガイド4に当たり、これを向う側に回動させる。このとき、封入物1の前方手間側の角aが最初に封筒3の中に入るような形にして押す。手前側の角aが封筒3の中に入ると、角aが手前側に来るように回しながら封入物1を向う側へ押す。すると、挿入ガイド4は、その挿入部分4aが封筒3内に入った状態のままで端側に移動するから、引き続いて封入物1を封筒3側に押し続けると、封入物1全体は、挿入ガイド2をガイドして封筒3内に挿入される。
これにおいて、挿入ガイド4の挿入部分4aは、封筒3の真ん中かやや手前寄りまで入っておれば十分であり、あまり奥まで挿入する必要はない。また、支軸8の位置は、封入物1を挿入ガイド4側に向けて押したとき、余裕をもってその前方部分に当たるように、ある程度、後方に引いた位置に設けておくのが適する。
この挿入を可能にするには、封筒3の口の開き量、すなわち、挿入ガイド4の挿入部分4aが封筒3の端にあるときのその上面の高さHが封入物1の高さhよりも大きいことが必要なる。したがって、これが確保できるように、封筒3の挿入位置を決めることは意義がある(前脚6a等のストッパが有効になる)。
以上の操作は、原則としてすべて手作業によって行われる。したがって、作業者は、挿入台2の手前側に立ち、左手で封筒3を引き寄せて舌部7に挿入し、右手で封入物1を押す操作をすることになる。そして、封入が済めば、当該封筒3を除けて次の封入を行うことになる。この点で、単に挿入操作のみを行うものであってもよいが、封筒3の供給、封入物1の供給及び封入後の封筒3の排出等を各々をコンベア等で搬送する連続作業に組み入れてもよい。すなわち、連続封入ラインにおいて、封入作業のみを人力で行うもの(手動封緘機)にしてもよい。
以上は、本発明の基本的な形態であるが、この他に種々改変された形態をとることもある。例えば、挿入ガイド4の上面に手前側へ張り出す庇11を設けてもよい。封入物1の内部に背の高いものがあり、そのために上部がせり上がっているような場合、この庇11によって押さえ付けられ、挿入がスムーズに行われるといった効果がある。また、挿入ガイド4を上下に分割してもよい。封入物1が薄い場合、下のもののみが回動して挿入がよりスムーズになるからである。
さらに、支軸8に挿入される挿入ガイド4のボス4bは、その背面(向う側)に設けられるのが、封入物1の摺動を妨げないで好ましい。同様に、ストッパ9も、その背後に設けられるのが好ましい。もちろん、スプリング10も、封入物1の摺動に邪魔にならないように組み込まれている必要がある。この他、挿入台2は、平坦に形成されているものであってもよいし。ストッパも前脚6aで代用されるものでなくてもよい。
挿入補助具の使用状態を示す平面図である。 挿入補助具の使用状態を示す平面図である。 挿入補助具の使用状態を示す一部断面側面図である。 図3のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。
符号の説明
1 封入物
2 挿入台
3 封筒
3a 封筒の表紙
3aa 封筒の糊代
3b 封筒の裏紙
4 挿入ガイド
4a 挿入ガイドの挿入部分
4b 挿入ガイドのボス
5 基礎面
6a 前脚
6b 後脚
7 舌部
8 支軸
9 ストッパ
10 スプリング

Claims (4)

  1. 先端に、基礎面より僅かに浮いていて基礎面上を接近して来る封筒の中に挿入可能な舌部が形成されて封筒に挿入される封入物を載せることができる挿入台と、先端が舌部の先端かやや後方に設定されて挿入台上に回動可能に設けられ、舌部が封筒内に挿入するときにその先端の挿入部分が挿入され、上面が後方ほど漸高に形成された板状の挿入ガイドとからなる封入物挿入補助具。
  2. 挿入台が後ろ上りに形成されている請求項1の封入物挿入補助具。
  3. 挿入ガイドがスプリングによって舌部の中央側に弾性付勢されており、かつ、中央辺りでストッパによって回動が規制されている請求項1又は2の封入物挿入補助具。
  4. 挿入ガイドの頂部に舌部の中央側に突出する庇が設けられている請求項1〜3いずれかの封入物挿入補助具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06122417A (ja) * 1991-03-12 1994-05-06 Kern Ag 封入れ装置
JPH07187126A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Juki Corp 封入封緘装置の封筒開口装置および同封物封入方法
JPH09504744A (ja) * 1993-05-21 1997-05-13 ロングフォード イクィップメント インターナショナル リミテッド 封筒詰め装置

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