JPH08503441A - マルチ・パネル再折り畳み転送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 積み重ね式折り畳み機から所定枚数の折り畳み紙製品（１８，２０，２２）で形成されたクリップ（２４）を転送し複数のルーズエンド・エンド・パネル（２０ｃ，２０ｄ）を再折り畳みする装置及び方法であって、スタック作成テーブル（２６）及び第１計数フィンガー部品（２８）を有し、最初にクリップ（２４）を保持しそしてクリップ（２４）のコントロールを転送クランプ（４０）へと移して最初のルーズエンド・エンド・パネル（２０ｃ）を再折り畳みし、さらに、クリップ（２４）を受け入れる対抗したエンド・プレート（６４，６６）を有するクリップ到着ステーション（６９）を有して、最終的に最後のルーズエンド・エンド・パネル（２０ｄ）を再折り畳みする装置及び方法。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチ・パネル再折り畳み転送システム 発明の背景 この発明は、ペーパー・タオル、ペーパー・ティッシュ等のような多量の薄片 状製品を折り畳む自動折り畳み機の分野に関する。そのような機械において、隣 接した製品を、折り畳まれた複数パネルの隣接製品やシートに折り畳むことが知 られている。それに加えて、また、連続的に作成された折り畳みスタックから所 定枚数のその様な製品のクリップ又はログを分離することが知られている。自動 分離機の例が米国特許第4,770,402号公報に示されている。米国特許第4,770,402 号公報に示された分離機は、１つのパネルだけが隣り合う製品の間に折り畳まれ た製品を分離する。しかしながら、この装置が、また、複数パネルが折り畳まれ た製品の分離が可能なことが解る。このような製品は、業界において「二重」折 りとして知られている。折り畳まれた製品がそのような設備によって生み出され た場合、スタックからのクリップの分離の後にフリーに残されたシートが存在す る。そして、最高品質の製品を供給するためには、バラのシート又はパネル（ル ーズ・シート又はルーズ・パネル）を再折り畳みするのが好ましい。連続的に作 成されたスタックの一番下のルーズ・シートの再折り畳みは、米特許第4,874,15 8号公報に示された発明によって達成できるかもしれない。しかしながら、複数 パネルが折り畳まれた折り畳み製品は、更に、分離されたクリップに多数のルー ズ・パネルを持つであろう。そして、それらのルーズ・パネルを、連続的に作成 されたスタックに関連したルーズ・パネルとともに再び折り畳むことが好ましい 。本発明は、分離されたクリップまたはログにおけるルーズ・パネルの再折り畳 みに関するものである。 図面の簡単な説明 図１は、製品を「二重」折りスタックに連続して折り畳む機械の模式的な側面 図である。 図２は、折り畳み製品のスタックからクリップを分離する直前の、連続的に作 成された「二重」折り製品のスタックを、製品の折り目を広げて示す模式図であ る。 図３は、折り畳み製品のスタックからクリップを分離した直後の、製品の折り 目を広げて示す図２と同様の模式図である。 図４は、転送及び再折り畳みサイクル中の種々の位置における転送クランプを 示した、本発明の一実施例の装置の模式図である。 図５は、本発明の一態様を示す、クリップの拡大斜視図である。 図６は、ルーズ・パネルの再折り畳みサイクルの初期状態における本発明の装 置を示す、図１と同様の部分図である。 図７は、図４と同様の、ルーズ・パネルの再折り畳みプロセス中の各位置にお ける転送クランプの側面を示す、本発明の装置の図６と同様の部分図である。 図８は、新しいルーズ・パネルの再折り畳みサイクルを開始する準備位置へ復 帰した転送クランプ手段を示す図７と同様の部分図である。 詳細な説明 図面を参照すると、最も詳細には図１において、「二重」折り機械１０が示さ れるであろう。機械１０は、破線で示される一対の折り込みロール１２、１４を 有しており、該折り込みロールは「二重」折り製品のスタック１６を連続的に作 り上げるものである。また図２を参照すると、「二重」折り製品スタックの拡大 図が示されるであろう。連続的に作成 されるスタック１６において、第１の製品１８が第２の製品２０に折り込まれ、 エンド・パネル１８ａ，ｂ及び２０ａ，ｂが重複又は組重なるように配置される 。同様に、第３の製品２２は、製品２０のエンドパネル２０ｃ，ｄに折り込まれ た、あるいは重ねられた一対のパネル２２ａ，ｂを有している。図２において、 パネルは間隔をおいて離れて示されているけれども、スタック及びスタックから 形成され生じたクリップは、好ましくは図１と５に示されるように、お互いに相 対的に接近して配置された隣接パネルを持つと理解されるべきである。図１は、 スタック作成テーブル２６によって支持された製品の完成したクリップ２４を示 している。スタック１６及びクリップ２４は、連続的に折り畳まれた製品１８以 下のスタック１６を作成する折り込みロール１２，１４に沿ったスタック作成通 路２７を明示すると理解されるべきである。図１は、スタック１６からのクリッ プ２４の分離が生じることになる、第一計数フィンガー部品２８と第二計数フィ ンガー部品３０の挿入直後の状態を示している。 図２は、第一計数フィンガー２８と第二計数フィンガー３０が、スタック作成 プロセス中のそれぞれのパネルの間の適当な折り目の中に挿入されて、「二重」 折り製品１８以下のクリップが分離される直前のスタック１６の模式図である。 この時点で、スタック１６は第二計数フィンガー３０によって支持され（図１参 照）、紙製品の所定枚数のクリップは第一計数フィンガー２８の下に捕捉される 。当該クリップは、図１及び図３に示されるようなスタックから続いて分離され たものである。 図３は、図１に示されるクリップ分離サイクルの部分におけるスタック１６及 びクリップ２４の位置を示す拡大図である。製品２２のルーズエンド・パネルは 、前後折り込み部品３２，３４及びパッケージ作成フ ィンガー部品３６によってスタック１６の底部に再折り畳みされるであろう。こ の方法は米国特許第4,874,158号公報中に開示されたものと本質的に同じ方法な のでこれ以上検討しない。図１と３において最も明らかに示されるように、分離 を達成するために、第一計数フィンガー２８が、フィンガー２８とテーブル２６ の間でクリップ２４を捕捉する。しかし、基部側のエンドパネル２０ｃと先端部 側のエンドパネル２０ｄはクリップ２４から放れて残っており、それらは「二重 」折り製品のクリップ２４の製品品質を維持するために再折り畳みされるのが望 ましい。 図４を参照すると、ルーズ・エンドパネル２０ｃ，２０ｄの再折り畳みの達成 に有用な転送クランプ装置４０の作動図が示されるであろう。 図４において、クリップ２４は最初、テーブル２６と第一計数フィンガー部品 ２８の間に保持される。この時、一対のルーズ・エンドパネル２０ｃ，２０ｄは 、クリップ２４の末端で製品から延出している。また図６において、クリップ転 送とパネル再折り畳み転送サイクルを開始するために、転送クランプ４０が仮想 線で示された位置から実線で示された位置まで移動する。クランプ４０は、一群 の第二クランプ・フィンガー４４から縦に間隔をあけた一群の第一クランプ・フ ィンガー４２を有している。クランプ４０は、矢印４６の方向にクリップ２４の 方へ横に移動し、第二クランプ・フィンガー４４がクリップ２４の下のテーブル ２６の各凹部４８に受け入れられる。各凹部４８は、テーブル２６の上にクリッ プ２４を支持するために複数のランド（台地状部）５０と互いに組み合っている 。クランプ４０が横方向にクリップ２４の方へ寄せられるので、空気圧源５２（ 図６参照）がルーズ・エンドパネル２０ｃの方へ向き、第一クランプ・フィンガ ーの下にパネル２０ｄを捕捉すること（トラップ）を防ぐため及び製品２０の引 き裂けを防ぐために第一計数 フィンガー部品２８の外面にパネル２０ｃを押しつける。 また図５，５ａ及び５ｂを参照すると、クリップ２４がスタック１６から分離 されるとき、図５ａに示されるように、クリップ２４のコントロールを維持する ために第一計数フィンガー部品２８とテーブル２６がクリップ２４を圧縮して把 持すると理解されるべきである。一旦転送クランプ４０が、図６に実線で示され た位置へ横方向に移動すると、テーブル２６と第一計数フィンガー部品２８とが 離れるように移動し、図５ｂに示す如くクリップ２４のコントロールを転送クラ ンプ４０へと移す。この動作は、図７に矢印５４によって示される。クリップ２ ４を搬送するクランプ４０は、矢印５６の方向に横に移動され（図４参照）、そ の後矢印５８の方向に回転してクリップ２４を反転させ、図４及び７において位 置６０で示されるようにルーズ・エンドパネル２０ｄがクリップ２４の底になる 。クランプ４０は、その後矢印６２の方向に伸ばされ（図４参照）、エンド・プ レート６４，６６の間にクリップ２４を挿入する。好ましくは、エンド・プレー ト６４，６６は、第一及び第二クランプ・フィンガー４２，４４にまたがる距離 ８２よりもわずかに大きい距離８０だけ離れて置かれると理解されるべきである 。クリップ２４は、その後第一及び第二クランプ・フィンガー部品４２，４４が エンド・プレート６４，６６の間から引っ込むので、推進プレート６８によって プレート６４，６６の間に保持され、それ故、当該クリップ２４は続いて示され るコンベア７０のエンド・プレート６４，６６の間に残ることになる。該コンベ アはクリップ２４を運び去り、次のクリップを受け入れるための新しい一対の空 のエンド・プレート（図示せず）を位置させる。 図８において、転送クランプ４０は、解放ステーションまたは解放場 所６９でクリップ２４をコンベア７０に降ろした後で、矢印７２の方向に格納さ れる。その後クランプ４０は、別の転送と再折り畳みサイクルにクランプ４０を 備えるために、（図８に示されるように）矢印７４の方向に回転させられる。代 わりの設備、例えばカートン搬送手段（図示せず）がコンベヤ７０に置換可能で あると理解されるべきである。 さらに装置１０は、クランプ４０を回転させる回転モーター７６やサーボモー ター／チェイン駆動部品７８などのクランプ置換手段を備えると理解されるべき であり、該サーボモーター／チェイン駆動部品７８は、転送クランプのスタック 作成通路への挿入と退避を可能にし、解放ステーション６９を横切り、そして、 解放ステーションの中でエンドプレート６４，６６の間にクランプ４０を出入り させるように移動させる。組立部品７８は、好ましくは、エンドレス・チェイン ８６とこれに取り付けられ駆動されるキャリッジ８８により構成され、それらは 共にスプロケット９２を介してサーボモーター９０により駆動される。キャリッ ジ８８は、チェイン８６が担持される一対のアイドラ・スプロケット９４，９６ の間の任意の位置に配置することができる。空気圧シリンダー８４は、好ましく は、推進プレート６８とクランプ・フィンガー４２，４４の間の相対的な動きを 与えるために使用される。 それ故、本発明の実施例においては、二つのルーズエンド・パネルがクリップ に再折り畳みされることが示されるであろう。スタック１６からのクリップ２４ の分離によって生じる基部側のルーズエンド・パネル２０ｃは、クリップを第一 計数フィンガー２８と昇降テーブル２６の間から転送クランプ４０へと転送する ことによって再折り畳みされる。先端部側のルーズエンド・パネル２０ｄは、対 向するエンドプレート６４，６６を有する後続の機械へのクリップ２４の挿入に よって、引き続いて クリップの中に再折り畳みされる。それでエンド・パネル２０ｄは、第１クラン プ・フィンガー４２がクリップ２４とエンド・プレート６６の間から引っ込めら れるときに、クリップの中に再折り畳みされる。 再び図５ａ及び５ｂをより詳細に参照すると、本発明における再折り畳みの一 態様が示されるであろう。図５ａにおいて、クリップ２４は第一計数フィンガー 部品２８によってコントロールされ又保持される。スタック作成通路においてク リップ２４を越えて突出するように横向きに第一クランプ・フィンガー４２が移 動した後、ルーズ・パネル２０ｃはフィンガー２８と４２の間で捉えられる。テ ーブル２６と第一計数フィンガー２８がスタック作成通路の方向に互いに離れる ように移動し、それで、クリップ２４を構成している製品は、図５ｂに示される ように、第一クランプ・フィンガー４２に対して広がることができる。この時パ ネル２０ｃは、図５ｂに最も明確に示されるように、フィンガー２８と４２の間 にわずかに波形状態に並べられる。続いてクリップ２４は、スタック作成通路２ ７に対して横に引っ込められ、それでパネル２０ａ及び２０ｃの間からフィンガ ー２８が離れる。 最も詳細には図５，５ａ及び５ｂを参照すると、最初は、第一クランプ・フィ ンガー４２が、第一計数フィンガー２８より上に位置することが示されるであろ う。そして、転送クランプ４０がスタック作成通路２７にあるときに、少なくと も１本の第一計数フィンガーが一対（２本）の第一クランプ・フィンガーの中間 に置かれ、それで、基部側のルーズエンド・パネル２０ｃは第一クランプ・フィ ンガー４２と第一計数フィンガー２８の間に捉えられる。空気圧力源５２は、一 般に第一計数フィンガー２８を横切って空気を向けるための空気援助手段を提供 し、それで、複数のルーズエンド・パネル２０ｃ，２０ｄは、転送クランプ４０ から離れる方向に進ませられる。 図５ａ及び５ｂに示された動作は以下のようである。すなわちスタック作成テ ーブル２６と第一計数フィンガー２８がクリップ２４から離れるように移動する とき、第一計数フィンガー２８が、クリップ２４のコントロールを一対の第一ク ランプ・フィンガーへ移すのに充分大きく、そして基部側のルーズエンド・パネ ル２０ｃの永久変形を避けるために充分小さい距離だけ第一クランプ・フィンガ ー４２の方へ移動される。図５ｂに示されるように、パネル２０ｃが第一計数フ ィンガー２８と第一クランプ・フィンガー４２の間に捉えられるときに、第一計 数フィンガー２８は、パネル２０ｃの永久変形なしに転送クランプ４０によるク リップ２４の保持に充分な横方向の距離だけ、それぞれ隣接した第一クランプ・ フィンガー４２から離れて横方向に間隔を置かれるのが好ましい。 この発明は本実施例に限定されるものではなく、発明の精神または範囲から外 れることなく変形実施例とバリエーションが構成される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．積み重ね式折り畳み機から所定枚数の折り畳み紙製品で形成されたクリッ プを転送するとともにクリップの複数のルーズ・エンド・パネルを再折り畳みす る装置が、 ａ）隣接する製品が重複するように折り畳まれた複数のルーズ・エンド・パネル を有する場合に、縦方向のスタック作成通路において連続的に作成され折り畳ま れた紙製品のスタックを受けるように位置したスタック作成テーブル、 ｂ）第一計数フィンガー部品にして、複数のルーズ・エンド・パネルをクリップ の一端から当該部品の外面に広げる間に、スタックから所定枚数の紙製品のクリ ップを分離するためにスタック作成通路中に選択的に位置することが可能な第一 計数フィンガー部品、 ｃ）スタック作成通路に隣接して配置された転送クランプにして、縦に間隔を開 けた第１及び第２クランプ・フィンガーを有し、これらクランプ・フィンガーは 横方向にスタック作成通路へ向けて突出して当該通路に相互に横方向で出入り可 能であり、その結果、転送クランプがスタック作成通路の中へ横方向に移動し、 スタック作成テーブルが第１計数フィンガーから退避する場合に第１及び第２ク ランプ・フィンガーによってクリップが保持されるようになった転送クランプ、 ｄ）スタック作成通路の外へ転送クランプを移動させ且つ転送クランプを回転さ せてクランプ・フィンガーがスタック作成通路から突き出すように位置したクラ ンプ置換手段、 及び ｅ）スタック作成通路から離れて位置したクリップ到着ステーションにして、転 送クランプからクリップを受け取るため及び転送クランプが クリップ到着ステーションから離れる際にクリップを保持するために、第１及び 第２クランプ・フィンガー間の距離よりもわずかに大きい距離だけ離れて対向位 置した第１及び第２エンド・プレートを有するクリップ到着ステーション、 を有しており、 第一クランプ・フィンガーが、 ｉ）転送クランプの回転に先立って第一計数フィンガー、 ii）転送クランプの回転の後に第一エンド・プレート の近くを横方向に通り過ぎて移動することによってルーズ・エンド・パネルがク リップの中に再折り畳みされることを特徴とする装置。 ２．スタック作成テーブルが、複数の横方向に延在するランドと凹所を有する ことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ３．転送クランプがスタック作成通路の中へ移動したときに、第二クランプ・ フィンガーがスタック作成テーブルのランドと凹所の間に延在することを特徴と する請求項２に記載の装置。 ４．転送クランプがスタック作成通路内にあるとき、第一クランプ・フィンガ ーが第一計数フィンガーの上に置かれ、かつ、少なくとも１本の第一計数フィン ガーが一対の第一クランプ・フィンガーの中間に位置し、これにより、基部側の ルーズ・エンド・パネルが第一クランプ・フィンガーと第一計数フィンガーの間 に捕捉されることを特徴とする請求項３に記載の装置。 ５．さらに、 ｆ）一般に、第一計数フィンガーを横切るように空気を送る空気補助手段を有 し、複数のルーズ・エンド・パネルが転送クランプから離れる方向に推進される ことを特徴とする請求項４に記載の装置。 ６．スタック作成テーブル及び第一計数フィンガーがクリップから離間した場 合に、一組の第一クランプ・フィンガーと第二クランプ・フィンガーの間にクリ ップが保持されることを特徴とする請求項４に記載の装置。 ７．第一計数フィンガーが一組の第一クランプ・フィンガーの方へ、 ｉ）クリップのコントロールを一組の第一クランプ・フィンガーへ移すに充分 大きく、且つ、 ii）スタック作成テーブル及び第一計数フィンガーがクリップから離間した場 合に、基部側のルーズ・エンド・パネルの永久変形を避けるに充分小さい 距離だけ移動することを特徴とする請求項６に記載の装置。 ８．少なくとも１本の第一計数フィンガーが、第一計数フィンガーと第一クラ ンプ・フィンガーの間に捕捉された基部側のルーズ・エンド・パネルを永久変形 させることなしに転送クランプによるクリップの保持を可能とするに充分な距離 だけ、一組の第一計数フィンガー間で横方向に離れて配置されることを特徴とす る請求項６に記載の装置。 ９．転送クランプがさらに、第一及び第二クランプ・フィンガーの縦方向中央 にあり、スタック作成通路からクリップ到着ステーションへとクリップを移動さ せるためにクランプ・フィンガーと共に位置することが可能な押圧プレートを有 することを特徴とする請求項１に記載の装置。 １０．第一及び第二クランプ・フィンガーが押圧ブレートとは独立して移動可 能であり、その結果、押圧プレートがクリップ到着ステーションに留まり、クラ ンプ・フィンガーはクリップを第一及び第二エンド・プレートの間に残すように 引き込まれることを特徴とする請求項６に記 載の装置。 １１．連続的に作成されたスタックから分離された所定枚数の折り畳み紙製品 により形成されたクリップを転送し、当該クリップの一対のルーズ・エンド・パ ネルを再折り畳みする方法にして、 ａ）折り畳み紙製品のスタックを、スタック作成テーブル上のスタック作成通路 内において縦方向に連続的に作成し、隣接する製品が重ねられ折り畳まれた一対 のエンド・パネルを有するようにすること、 ｂ）スタックから所定枚数の折り畳み紙製品のクリップを分離するために、第一 計数フィンガー部品をスタック作成通路内で選択的に位置決めし、基部側のエン ド・パネルと先端部側のエンド・パネルがクリップの一端から離れて第一計数フ ィンガーの外部に伸びるようにすること、 ｃ）転送クランプをスタック作成通路に隣接して配置し、当該転送クランプが、 縦方向に間隔をおき、スタック作成通路の方に横方向に突出する第一及び第二ク ランプ・フィンガーを有するようにすること、 ｄ）第一計数フィンガーがクリップと第一クランプ・フィンガーの間になる位置 へと、転送クランプをスタック作成通路の中へ横方向に移動させ、第一クランプ ・フィンガーを、第一計数フィンガーを横方向に過ぎて移動させることによって 基部側のルーズ・エンド・パネルをクリップの方へ再折り畳みすること、 ｅ）スタック作成テーブルと第一計数フィンガーを離すように移動させ、これに より、クリップが第一及び第二クランプ・フィンガーによって保持されるように すること、 ｆ）転送クランプをスタック作成通路の外へ移動し、転送クランプを回転させ、 これにより、クランプ・フィンガーがスタック作成通路に背 面すること、 ｇ）クリップをクリップ到着ステーションへと転送し、第一クランプ・フィンガ ーをクリップ到着ステーションの第一エンド・プレート近傍を通って横方向に移 動させることによって、クリップの方へ先端部側のルーズ・エンド・パネルを再 折り畳みすること、 の各ステップを有する方法。 １２．さらにスタック作成テーブルが横方向に延在するランドと凹所を有し、 前記ステップｄ）が、さらに、第二クランプ・フィンガーがスタック作成テーブ ルの凹所内に延在することを含むことを特徴とする請求項１１に記載の方法。 １３．さらに前記ステップｅ）が、クリップに対する締めつけ圧を第一計数フ ィンガーから第一クランプ・フィンガーへ移すに充分な距離で、基部側のエンド ・パネルを永久変形させるには充分な距離よりも少ない距離だけ、第一計数フィ ンガーを第一クランプ・フィンガーの方へ移動させることを含むことを特徴とす る請求項１１に記載の方法。 １４．第一計数フィンガー及び第一クランプ・フィンガーが相対的に広く横方 向に間隔をあけていることを特徴とする請求項１３に記載の方法。 １５．さらに追加のステップｈ）として、第一及び第二クランプ・フィンガー を、クリップ到着ステーションから離れるように横方向に引き込むことを特徴と する請求項１１に記載の方法。 １６．さらに転送クランプが第一及び第二クランプ・フィンガーの縦方向中央 にある押圧プレートを有し、さらにステップｇ）が、押圧プレートをクランプ・ フィンガーと共にクリップ到着ステーションの方へ移動させ、クリップをクリッ プ到着ステーションへ転送することを特徴と する請求項１５に記載の方法。 １７．さらにステップｈ）が、クリップに隣接した押圧プレートをクリップ到 着位置に保持し、第一及び第二クランプ・フィンガーを引き込ませることを含む ことを特徴とする請求項１６に記載の方法。 １８．さらにステップｄ）が、第一計数フィンガーを横断して空気を吹き付け 、これにより基部側のルーズ・エンド・パネルが転送クランプから離れるように 推進させられることを含むことを特徴とする請求項１１に記載の方法。 １９．複数の平行面に折り畳まれ、一対の第一対向表面の間に最初に保持され た紙製品のクリップから延出する、接合された基部側と先端部側のルーズ・エン ド・パネルを再折り畳みする方法であって、 ａ）折り畳まれた製品面に平行な面の方へ、クリップ基部側のルーズ・エンド・ パネルを押し進めること、 ｂ）基部側のルーズ・エンド・パネルとクリップ外面に近接してクランプ・フィ ンガーを移動することにより、基部側のルーズ・エンド・パネルを捕捉すること 。 ｃ）対の第一対向表面から離れるようにクリップを移動すること、 ｄ）一対の第二対向表面の一つを通り過ぎてクリップとクランプ・フィンガーと を移動することにより、先端部側のルーズ・エンド・パネルを捕捉すること、及 び ｅ）先端部側のルーズ・エンド・パネルとクリップの間からクランプ・フィンガ ーを引き込ませ、これにより基部側及び先端部側のルーズ・エンド・パネルがク リップの中に再折り畳みされ、当該クリップが対の第二対向表面の間に引き続き 保持されること、 の各ステップを有する方法。 ２０．さらに前記ステップａ）が、折り畳まれた製品面に平行な面の方へ押進 させるために、基部側のルーズ・エンド・パネルに対して空気を吹き付けること を含むことを特徴とする請求項１９に記載の方法。